JP4388780B2 - 押釦スイッチ用カバー部材 - Google Patents

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Description

この発明は携帯電話、自動車電話等の移動体通信機器、家庭用電話、計測機器類、車載用スイッチ、リモコン、或いは電子手帳、パーソナルコンピュータのデータ入力装置等の各種電気・電子機器のスイッチ装置に用いられる押釦スイッチ用カバー部材に関する。
この種の押釦スイッチ用カバー部材には、スイッチ回路が配設された回路基板を覆うカバー部材と入力部となる押釦とを一体にした押釦一体型と、カバー部材と押釦とを別部材で構成するようにした押釦分離型とがある。
いずれの場合であっても、押釦の天面部には文字や数字、記号、図柄等の表示部が設けられていて、夜間或いは薄暗い場所等で押釦の操作を行う場合には、押釦スイッチの視認性を良好にするために、押釦スイッチが照明されることで表示部が明るく浮き上がって見えるようになっている。
例えば、図7に示したように、押釦スイッチ70の照明を行うための光源71は、押釦スイッチ用カバー部材72の下面に配設されている回路基板73上に設けられている。光源71としては、LED(発光ダイオード)が一般的である。
しかし、押釦スイッチ70の数が多い場合には押釦スイッチ70の数だけLED71を設ける必要があり、1つの押釦スイッチ70の大きさが大きい場合には複数のLED71で大きな押釦スイッチの全体を照明するようにしていた。そのため、いずれの場合も照明には多くの電力が消費されることになっていた。また、LED71は高密度の回路基板73上のスペース的制約を受けて、必ずしも最適な位置に配置できず、結果として他の押釦スイッチ70との輝度の差や押釦スイッチ70表面の部分的な輝度ムラが発生する等の問題を抱えていた。
さらに、LED71は押釦スイッチ用カバー部材72の下面に配置されるため、LED71からの光は、一般的には半透明の成形体である押釦スイッチ用カバー部材72を通過するため、減衰は避けられず充分な光量を得ることが難しかった(例えば、特許文献1参照)。
また、EL(電界発光)を光源とする場合には、高電圧を必要とするためインバーターを設置する必要が有り、回路基板の構造を複雑にし、コストアップになる等の問題を抱えていた。
さらに、図8に示したような、押釦スイッチ80を照光するために光源にLED81を使用した導光板82を、LED81から照射された光りが埋設孔83を介して導光板82内に導入され、この光りが全反射或いは乱反射を繰り返して導光板82内で均一に広がり、各キートップ貫通孔84を介して各キートップ85,85,85,・・・にその下側から照射されるいわゆる面発光技術が知られているが、キートップ面は全体的に薄暗く、又、ある部分を意図的に明るくしたい場合等のスポット的な照光はできなかった(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−30098号公報(第6頁、図3)。 特開平6−61913号公報(第7頁、図7)。
この発明は、以上のような従来の問題点に鑑み、各押釦スイッチ間の輝度ムラ、及び1つの押釦スイッチ内の部分的な輝度ムラをなくし、必要に応じて、目的とする押釦スイッチを他の押釦スイッチより明るく照光できる押釦スイッチ用カバー部材を提供することを課題としている。
また、構造の単純化を図り、薄型化や小型化が可能な押釦スイッチ用カバー部材を提供することを課題としている。
さらに、少ない光源で光源の数以上の押釦スイッチを効率良く照光できるようにして、消費電力が少なくて済む押釦スイッチ用カバー部材を提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、単数又は複数の押釦スイッチと該押釦スイッチに対応するスイッチ回路が配設された回路基板との間に介装される照光式押釦スイッチ用カバー部材であって、前記回路基板に対向させた平面部を有するカバー部材本体と、前記平面部に沿って配設される長尺導光体とを有し、該長尺導光体の一端には光源からの光を取り込む光導入部を設け、前記長尺導光体の他端には前記光導入部より取り込まれた光で前記押釦スイッチを照光するスポット発光部を設けており、前記長尺導光体には、前記カバー部材本体から前記押釦スイッチに向かう屈曲部を有しており、該屈曲部には前記光導入部から取り入れた光を前記スポット発光部に向かって反射させる反射面を有しており、前記カバー部材本体には、前記屈曲部を保持する屈曲固定部を有しており、該屈曲固定部の内面には、前記反射面と符合する斜面部を形成していることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の構成に加えて、前記屈曲固定部の斜面部には、前記長尺導光体の屈折率より小さな屈折率を有する塗料を塗布していることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加えて、前記長尺導光体の光導入部とスポット発光部を除いた部分の一部又は全部が、前記長尺導光体の屈折率より小さな屈折率を有する遮光部材で覆われていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1つに記載の構成に加えて、前記長尺導光体は、1つの光導入部と2以上のスポット発光部とを有することを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1つに記載の構成に加えて、前記長尺導光体の長手方向に沿った横断面の全部又は一部には、少なくとも1つの平坦部が形成されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1つに記載の構成に加えて、前記カバー部材本体の平面部には、前記長尺導光体の少なくとも一部が嵌入する固定部を有していることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1つに記載の構成に加えて、前記長尺導光体の光導入部は、前記長尺導光体の軸心に対する垂直横断面の断面積より広い断面積を有する斜面で形成されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1つに記載の構成に加えて、前記長尺導光体のスポット発光部は、前記長尺導光体の軸心に対する垂直横断面の断面積より広い断面積を有する斜面で形成されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1つに記載の構成に加えて、前記複数の押釦スイッチの天面部には高低差があり、前記長尺導光体のスポット発光部を前記天面部に接近させて配置したことを特徴としている。
請求項に記載された発明によれば、回路基板に対向させた平面部を有するカバー部材本体と、平面部に沿って配設される長尺導光体とを有し、該長尺導光体の一端には光源からの光を取り込む光導入部を設け、長尺導光体の他端には光導入部より取り込まれた光で押釦スイッチを照光するスポット発光部を設けているので、同じ光量の光が個々の押釦スイッチ供給されることになるから、それぞれの押釦スイッチ間での輝度ムラ、及び1つの押釦スイッチの部分的な輝度ムラを防止する事ができると共に、スイッチ回路を制御することにより、所望の押釦スイッチの輝度を他の押釦スイッチよりも高くすることもできる。
また、カバー部材本体を長尺導光体の配設に利用することで、カバー部材本体の平面部に長尺導光体がスッキリと配設され、光源は押釦スイッチから離れた位置でも配置できるから、構造が簡単になり、押釦スイッチ用カバー部材全体を薄型で小型にすることができる。
また、長尺導光体は、カバー部材本体から押釦スイッチに向かう屈曲部を有しており、屈曲部には光導入部から取り入れた光をスポット発光部に向かって反射させる反射面を有しており、カバー部材本体には、屈曲部を保持する屈曲固定部を有しており、屈曲固定部の内面には、反射面と符合する斜面部を形成しているので、長尺導光体の取り付け位置を間違えないようにすることができる。
また、請求項に記載の発明によれば、請求項の効果に加えて、屈曲固定部の斜面部には、長尺導光体の屈折率より小さな屈折率を有する塗料を塗布しているので、長尺導光体の屈曲部の反射面に反射部材を貼着したり反射効果を促進する塗料を塗布したりしなくとも、屈曲部における光の進行を推進し、光の減衰を防止して光源からの光をスポット発光部に効率よく送ることができ、このため、消費電力の減少につながる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、長尺導光体の光導入部とスポット発光部を除いた部分の一部又は全部が、長尺導光体の屈折率より小さな屈折率を有する遮光部材で覆われているので、長尺導光体の遠方の光源からの光の漏洩を最小限に押さえて、効率的に光源からの光を押釦スイッチ部に到達させることができるので消費電力を少なくすることができ、長尺導光体に外傷を生じさせないことにもなる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれか1つの効果に加えて、長尺導光体は、1つの光導入部と2以上のスポット発光部とを有するので、押釦スイッチ用カバー部材の構造が単純化されるため、長尺導光体の配設作業が容易となり、少ない光源で光源の数以上の押釦スイッチを効率良く照光できるため、消費電力が少なくて済む。
請求項に記載の発明よれば、請求項1乃至のいずれか1つの効果に加えて、長尺導光体の長手方向に沿った横断面の全部又は一部には、少なくとも1つの平坦部が形成されているので、長尺導光体をカバー部材本体の平面部に安定した状態で配設することができ、平坦部をカバー部材本体に形成されている凸部や凹部に宛うことで配設作業の位置決めも容易となるから、熟練者でなくとも設計通りの組立が実施できる。
請求項に記載の発明よれば、請求項1乃至のいずれか1つの効果に加えて、カバー部材本体の平面部には、長尺導光体の少なくとも一部が嵌入する固定部を有しているので、長尺導光体を固定部にセットするだけの簡単な操作でカバー部材本体の目的の位置に取り付けることができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれか1つの効果に加えて、長尺導光体の光導入部は、長尺導光体の軸心に対する垂直横断面の断面積より広い断面積を有する斜面で形成されているので、長尺導光体の本体の配設状況に関係なく、光導入部の導入面を光源に対して最も効率よい向きにすることができ、ひいては光導入部に供給する光源からの光量を効率よく供給させることができるから、消費電力の減少につながる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれか1つの効果に加えて、長尺導光体のスポット発光部は、長尺導光体の軸心に対する垂直横断面の断面積より広い断面積を有する斜面で形成されているので、長尺導光体の本体の配設状況に関係なく、スポット発光部の発光面を光源に対して最も効率よい向きにすることができると共に、発光面積の大きさを調整することで発光領域の大きさを調整することもできるため、消費電力の減少につながる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれか1つの効果に加えて、前記複数の押釦スイッチの天面部には高低差があり、前記長尺導光体のスポット発光部を前記天面部に接近させて配置したので、光源の位置に左右されることなく各押釦スイッチの天面部をほぼ同一の光量で照光することができるから、複数の押釦スイッチが同一平面上にない複雑なデザインからなる電気・電子機器等のスイッチ装置に最適な照光手段となる。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
[発明の実施の形態1]
以下、この発明の実施の形態1について、図1乃至図6によって説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に係る押釦スイッチ用カバー部材を表した斜視図である。
押釦スイッチ用カバー部材1には、複数の長尺導光体2がカバー部材本体3の平面部4に沿って配置されている。
カバー部材本体3は、回路基板に対向する略長方形の板状をした平面部4と、押釦スイッチ(図示せず)に対応した位置の平面部4上に配置されるスイッチ用凸部5と、長尺導光体2を平面部4上に配置して固定できるように長尺導光体2の屈曲部12を保持する平面形状が略馬蹄型の屈曲固定部6と、長尺導光体2の外周が嵌入する凸状や凹状をした固定部7と、各種電気・電子部品等が挿入或いは通過する貫通孔8等が形成されている。
長尺導光体2は、その一端にLED等の光源9からの光を取り込む光導入部10を有し、他端に光導入部10から取り込まれた光を押釦スイッチを照光するスポット発光部11が形成されている。長尺導光体2は、カバー部材本体1の平面部4に沿って配置され、屈曲固定部6や固定部7にてカバー部材本体1に固定されている。
光導入部10から取り込まれた光は、長尺導光体2内を全反射又は乱反射を繰り返して通過し、屈曲部12を経由して押釦スイッチを照光する。長尺導光体2による導光性能を高めるには、光の反射を促進するために長尺導光体2の外周面を光沢面とすることが望ましい。
長尺導光体2は、常温で屈曲自在な棒状の弾性体とすることで、カバー部材本体3の平面部4上を自在に配設でき、かつカバー部材本体3の平面部4から押釦スイッチに向けて略直角に立ち上げることができる。
このように、長尺導光体2が、屈曲自在な弾性体であると、カバー部材本体3に長尺導光体2を配設する場合に障害物が有ってもこの障害物を回避しながら配設することができるから、長尺導光体2の配設作業が容易となる。
このような長尺導光体2の性質を利用して、長尺導光体2のスポット発光部11を押釦スイッチの天面部に接近させて配置することで、複数の押釦スイッチの天面部に高低差がある場合でも、光源の位置に左右されることなく各押釦スイッチの天面部をほぼ同一の光量で照光することができる。
図示していないが、長尺導光体2は、そのまま使用することもできるが、透光性を有する弾性樹脂材料を芯材として、この芯材の外周を芯材より屈折率が小さな被覆部材で被覆した2層構造にすることにより、長尺導光体2の周囲から光が漏れて減衰することを防ぐことができる。最も光を有効に使用する場合には、光導入部10とスポット発光部11を除いた長尺導光体2の全部(長手方向の全外周)を芯材より屈折率が小さな被覆部材で覆うとよい。なお、被覆部材は塗料で形成してもよい。
図2は、長尺導光体をカバー体で覆った状態を表す斜視図である。長尺導光体2より屈折率が小さい合成樹脂材料で長尺導光体2が配設される形状に形成した被覆部材としてのカバー体13を長尺導光体2の上から被せて、カバー部材本体3の平面部4に配設された長尺導光体2の長手方向の外周から光が押釦スイッチ側に漏れないようにしている。この場合、カバー体13は、長尺導光体2をカバー部材本体3へ固定するための固定手段としても機能する。
長尺導光体2は、一端に少なくとも1つの光導入部10を備え、他端に2つ以上のスポット発光部11を備えることで、1つの光源9で複数の押釦スイッチを照光することができるようにしている。勿論、1つの光導入部10と1つのスポット発光部11とからなる長尺導光体2自体を複数使用し、それぞれの光導入部10を一箇所に集中させて、1つの光源9で複数の押釦スイッチを照光するようにしてもよい。
図3は、長尺導光体の部分拡大図である。
長尺導光体2の横断面の一部に長手方向に連続した平坦部14が形成されている。この平坦部14を有する長尺導光体2の場合には、平坦部14をカバー部材本体3の平面部2に宛うことにより、長尺導光体2の据わりがよくなり配設作業が容易になる。なお、長尺導光体2の横断面形状は半円形の形状に限らず、正方形や長方形のように複数の平坦部14が形成されたものでもよい。また、平坦部14は長尺導光体2の全長に渡って形成しなければならないわけでなく、必要な箇所に必要な長さだけ形成するようにしてもよい。
図4は、長尺導光体のカバー部材本体への固定状態を示したカバー部材本体の要部断面図である。
図中(a)は、カバー部材本体3の平面部4の表面に凸部7aを形成して固定部としたものであり、カバー部材本体3の平面部4の肉厚が薄い場合に好適な方法である。凸部7aは長尺導光体2の全長に渡って設ける必要はなく、方向を変える箇所の近傍に設ける程度でよい。この場合は、カバー部材本体3と長尺導光体2とは接着剤で固定する。
図中(b)は、長尺導光体2の横断面の高さの半分以下の凹状溝7bを連続して設けることにより固定部としたものであり、カバー部材本体3の平面部4の肉厚が長尺導光体2の横断面の高さとほぼ等しい場合に好適である。この場合は、カバー部材本体3と長尺導光体2とは接着剤で固定する。
図中(c)は、長尺導光体2の横断面の高さの半分以上の凹状溝7cを連続して設けることにより固定部としたものであり、カバー部材本体3の平面部4の肉厚が長尺導光体2の横断面の高さよりやや大きい場合に好適である。この場合は、長尺導光体2の横断面の大部分がカバー部材本体3の平面部4に埋没するので、カバー部材本体3の材料の弾性を利用することで接着剤を使用しなくとも長尺導光体2を固定できる利点がある。
図中(d)は、カバー部材本体3の平面部4に完全に埋設する貫通路7dを設けることで固定部としたものであり、カバー部材本体3の平面部4の肉厚が厚い場合に好適である。この場合には、長尺導光体2を固定する接着剤が不要となり、カバー部材本体3の平面部4に突出する部分がなく、周辺の各種電気・電子部品との干渉を生じることがないので、押釦スイッチの組立作業が容易となる。
図5(a)は、長尺導光体の光導入部を示した拡大斜視図である。
長尺導光体2の一端を、その軸心に対して垂直な横断面の断面積より広い断面積になるように、長尺導光体2の軸心に対して傾斜した面とした光導入部10を形成している。これにより、長尺導光体2の本体の配設状況に関係なく、光導入部10の導入面を光源に対して最も効率よい向きにすることができる。
図5(b)は、長尺導光体のスポット発光部の拡大斜視図である。
長尺導光体2の他端を、その軸心に対して垂直な横断面の断面積より広い断面積になるように、長尺導光体2の軸心に対して傾斜した面としたスポット発光部11を形成している。これにより、長尺導光体2の本体の配設状況に関係なく、スポット発光部11の発光面を光源に対して最も効率よい向きにすることができると共に、発光面積の大きさを調整することで発光領域の大きさを調整することもできる。
なお、長尺導光体2に被覆部材を設けていない場合には、長尺導光体2が接触するカバー部材本体3の平面部4、凸部7a、凹状溝7b又は貫通路7dに被覆部材を設けることで、光の減衰を防ぐようにしてもよい。
図6は、長尺導光体の屈曲部固定部の説明図であり、(a)は屈曲部固定部の平面図、(b)は同平面図のA−A断面図を示している。
長尺導光体2は、カバー部材本体3から押釦スイッチに向かう屈曲部12を有しており、この屈曲部12には光導入部10から取り入れた光がスポット発光部11に向かって反射させる反射面15が形成されている。
反射面15はできるだけ鏡面状態に仕上ることが望ましい。単に、屈曲部からの光の減衰を防ぐには、長尺導光体2の屈曲部12に形成した反射面15の外側には長尺導光体2の屈折率より小さな屈折率を有する反射部材を貼着するか、或いは長尺導光体2の屈折率より小さな屈折率を有する、例えば白色の塗料を塗布することでもよい。これにより、屈曲部12での光の減衰を押さえ、光を効率よくスポット発光部11まで到達させることができる。
屈曲固定部6の内面には、反射面15と符合する斜面部16が形成しており、長尺導光体2の取り付け位置を間違えることがないようになっている。この場合には、長尺導光体2の屈曲部12の反射面15に反射部材や反射効果を促進する白色塗料等を塗布しなくとも、屈曲固定部6の斜面部16に反射効果を促進する白色塗料等を塗布するようにしてもよい。
以下、この発明の実施の形態1で示した長尺導光体の具体的な実施例について説明する。
[実施例1]
以下、長尺導光体の製造方法を実施例1として説明する。長尺導光体2は、棒状の凹部が形成された金型に透明なシリコーンゴム材料(信越化学工業(株)製、KE−106)を流し込んで、120℃で30分間加熱した後、金型から取り出すことで、常温で屈曲自在な棒状の弾性体に仕上げることができた。
[実施例2]
以下、長尺導光体のもう一つの製造方法を実施例2として説明する。2重構造の長尺導光体2を作る場合には、まず、所定の棒状の凹部が形成された金型に透明な高屈折率シリコーンゴム材料(GE東芝シリコーン(株)製、XE5844(屈折率1.51))を流し込んで、150℃で30分間加熱した後、金型から取り出すことで、常温で屈曲自在な棒状の芯材を製作することができた。
次に、この芯材より屈折率が小さい透明なシリコーンゴム材料(信越化学工業(株)製、KE−106)の溶液中に芯材を浸した後に溶液から取り出して、120℃で30分間加熱硬化させることで、2重構造の長尺導光体2が得られた。その後、2重構造の長尺導光体2の先端部と後端部を所望の形状に裁断して、光導入部とスポット発光部とを形成し、カバー部材本体に組み込む部品が完成する。
なお、裁断するツールによっては、裁断した表面にツールマークが残る場合があるから、裁断後の研磨作業が必要になることがある。
[発明の実施の形態2]
以下、この発明の実施の形態2について、図9及び図10によって説明する。
図9は、この発明の実施の形態2に係る押釦スイッチ用カバー部材を表した斜視図である。
押釦スイッチ用カバー部材1には、複数の長尺導光体2がカバー部材本体3の平面部4に沿って配置されている。カバー部材本体3は、回路基板に対向する略長方形の板状をした平面部4と、押釦21とカバー基材22からなる押釦スイッチ付き長尺導光体2とから構成されている。
図10は、押釦スイッチ付き長尺導光体の概念図である。
透明弾性材料にて作製された長尺導光体2は、スポット発光部側の端面2aに押釦21を配置し、長尺導光体2の軸心と異なる方向に作動するように押釦21が配置されている。
さらに、長尺導光体2の端面2aを押釦スイッチ用カバー部材1の押釦21に嵌合或いは後接着の方法をもって備えさせてある。長尺導光体2は、照光させたい部位により押釦スイッチの一部、表側、又は裏側等所望の位置にRTVや瞬間接着剤などの接着剤あるいは物理的な嵌合により固定してもよい。図に示すように、押釦21以外の部分は、カバーケース25にて保護されている。
押釦21は、上述したように、長尺導光体2の軸心と異なる方向に作動するように配置できるので、長尺導光体2の軸心に対して自在に配置することが可能である。さらに、長尺導光体2の軸心に対して傾斜した面とした端面2aを形成することにより、長尺導光体の軸心の方向に制限されることなく押釦スイッチの押圧方向を自由に設定できる。したがって、押釦スイッチ用カバー部材を組み込む各種電気・電子機器の形態に応じた任意の向きに押釦スイッチを配することが可能となり、また光量の減衰が少ない押釦スイッチ用カバー部材を提供できる。
他の構成及び作用は、この発明の実施の形態1と同様であるので、同一の構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
以下、この発明の実施の形態2で示した押釦スイッチ付き長尺導光体の具体的な実施例について説明する。
[実施例3]
以下、押釦スイッチ付き長尺導光体の作製方法を実施例3として説明する。東邦化学(株)製の透明なシリコーンゴム材料(商品名:PFAチューブ)に信越化学工業(株)製の弾性シリコーンゴム材料(商品名:KE−1935A/B)を注入して乾燥機にて130℃、30分間加熱して長尺導光体2を作製した。
次に、上部形状に型どって凹凸加工された金型に信越化学工業(株)製の透明なシリコーンゴム材料(商品名:KE−1935A/B)に所定の配合を施したものを充填し、加熱及び圧縮して充填部21dを作製した。
押釦21の照光部21aを除く全周に信越化学工業(株)製シリコーンゴム材料(商品名:X−34−1737A/X−34−1737B/Cat−PL−50T=110/110/2)を重量比で3倍のトルエンで希釈したもので、白塗装を施し加熱硬化させ白塗装部21bを形成後、更に押釦21の底面と照光部21a以外に信越化学工業(株)製シリコーンゴム材料(商品名:X−34−1738A/X−34−1738B/Cat−PL−50T=120/125/2)を重量比で4倍のトルエンで希釈したもので黒塗装を施し加熱硬化させて、黒塗装部21cを作製した。さらに、押釦21の所定の位置にレーザー加工機にて黒塗装部21cを焼き切り、照光部21aに符号を形成した。
次に押釦21の下部形状に型どって凹凸加工された金型に信越化学工業(株)製シリコーンゴム材料(商品名:KE−9611U)に所定の配合を施したものを充填し、加熱及び圧縮してカバー基材22を作製した。前述の押釦21とカバー基材22を接着させて、押釦スイッチ付き長尺導光体2を完成した。図9に示すように、押釦スイッチ付き長尺導光体2を所定の箇所に配置し押釦スイッチ用カバー部材1をLEDを用いて照光させたところ効率よく照光できた。
[実施例4]
以下、複数の押釦スイッチ付き長尺導光体の作製方法を実施例4として説明する。
実施例3と同様の手順で、押釦スイッチを作製した。
これに端面発光タイプのチューブ状で弾性のある(株)クラベ製長尺導光板2(商品名:エラストマーライトガイド)を所定の位置に嵌め込んで照光式押釦スイッチ付き長尺導光板2を作製した。
図11は、押釦スイッチ用カバー部材の平面図である。図に示すように、照光式押釦スイッチ付き長尺導光板2を複数枚並べて照光させたところ一カ所のLEDで効率よく複数の押釦スイッチ20を照光できた。
この発明の実施の形態1に係る押釦スイッチ用カバー部材を表す斜視図である。 同実施の形態1の長尺導光体をカバー体で覆った状態を表す斜視図である。 同実施の形態1の長尺導光体の部分拡大図である。 同実施の形態1の長尺導光体のカバー部材本体への固定状態を示したカバー部材本体の要部断面図であり、(a)はカバー部材本体の平面部の表面に凸部を形成したものを示している。 同実施の形態1の長尺導光体のカバー部材本体への固定状態を示したカバー部材本体の要部断面図であり、(b)は長尺導光体の横断面の高さの半分以下の凹状溝を連続して設けたものを示している。 同実施の形態1の長尺導光体のカバー部材本体への固定状態を示したカバー部材本体の要部断面図であり、(c)は長尺導光体の横断面の高さの半分以上の凹状溝を設けたものを示している。 同実施の形態1の長尺導光体のカバー部材本体への固定状態を示したカバー部材本体の要部断面図であり、(d)はカバー部材本体の平面部に貫通路を設けたものを示している。 同実施の形態1の長尺導光体の端面の説明図であり、(a)は光導入部を示している。 同実施の形態1の長尺導光体の端面の説明図であり、(b)はスポット発光部を示している。 同実施の形態1の長尺導光体の屈曲部固定部の説明図であり、(a)は屈曲部固定部の平面図である。 同実施の形態1の長尺導光体の屈曲部固定部の説明図であり、(b)は図6(a)の平面図のA−A断面図を示している。 押釦スイッチの照明を行うために多数の光源を使用している従来の押釦スイッチの断面図である。 押釦スイッチの照明に導光板を使用した従来の押釦スイッチの斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る押釦スイッチ用カバー部材を表した斜視図である。 同実施の形態2の押釦スイッチ付き長尺導光体の概念図である。 同実施の形態2の押釦スイッチ付き長尺導光体の平面図である。
符号の説明
1 押釦スイッチ用カバー部材
2 長尺導光体
2a 端面
3 カバー部材本体
4 平面部
6 屈曲固定部
7 固定部
7a 凸部(固定部)
7b,7c 凹状溝(固定部)
7d 貫通路(固定部)
8 貫通孔
9 光源
10 光導入部
11 スポット発光部
12 屈曲部
13 カバー体(被覆部材)
14 平坦部
15 反射面
16 斜面部
21 押釦
21a 照光部
21b 白塗装部
21c 黒塗装部
21d 充填部
22 カバー基材
25 カバーケース

Claims (9)

  1. 単数又は複数の押釦スイッチと該押釦スイッチに対応するスイッチ回路が配設された回路基板との間に介装される照光式押釦スイッチ用カバー部材であって、
    前記回路基板に対向させた平面部を有するカバー部材本体と、前記平面部に沿って配設される長尺導光体とを有し、該長尺導光体の一端には光源からの光を取り込む光導入部を設け、前記長尺導光体の他端には前記光導入部より取り込まれた光で前記押釦スイッチを照光するスポット発光部を設けており、
    前記長尺導光体は、前記カバー部材本体から前記押釦スイッチに向かう屈曲部を有しており、該屈曲部には前記光導入部から取り入れた光を前記スポット発光部に向かって反射させる反射面を有しており、
    前記カバー部材本体には、前記屈曲部を保持する屈曲固定部を有しており、該屈曲固定部の内面には、前記反射面と符合する斜面部を形成していることを特徴とする押釦スイッチ用カバー部材。
  2. 前記屈曲固定部の斜面部には、前記長尺導光体の屈折率より小さな屈折率を有する塗料を塗布していることを特徴とする請求項1に記載の押釦スイッチ用カバー部材。
  3. 前記長尺導光体の光導入部とスポット発光部を除いた部分の一部又は全部が、前記長尺導光体の屈折率より小さな屈折率を有する遮光部材で覆われていることを特徴とする請求項1又は2に記載の押釦スイッチ用カバー部材。
  4. 前記長尺導光体は、1つの光導入部と2以上のスポット発光部とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の押釦スイッチ用カバー部材。
  5. 前記長尺導光体の長手方向に沿った横断面の全部又は一部には、少なくとも1つの平坦部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の押釦スイッチ用カバー部材。
  6. 前記カバー部材本体の平面部には、前記長尺導光体の少なくとも一部が嵌入する固定部を有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の押釦スイッチ用カバー部材。
  7. 前記長尺導光体の光導入部は、前記長尺導光体の軸心に対する垂直横断面の断面積より広い断面積を有する斜面で形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の押釦スイッチ用カバー部材。
  8. 前記長尺導光体のスポット発光部は、前記長尺導光体の軸心に対する垂直横断面の断面積より広い断面積を有する斜面で形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の押釦スイッチ用カバー部材。
  9. 前記複数の押釦スイッチの天面部には高低差があり、前記長尺導光体のスポット発光部を前記天面部に接近させて配置したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の押釦スイッチ用カバー部材。
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