JP2005166535A - 押釦スイッチ用カバー部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 各押釦スイッチ間の輝度ムラ、及び1つの押釦スイッチ内の部分的な輝度ムラをなくし、少数の光源をもって効率よく押釦スイッチ用カバー部材の所望の部位を照光させることができる押釦スイッチ用カバー部材を提供する。
【解決手段】 単数又は複数の押釦スイッチを有する照光式押釦スイッチ用カバー部材1であって、カバー部材1の平面部4に沿って側面発光する長尺導光体2が配置されている押釦スイッチ用カバー部材1である。
【選択図】 図2
【解決手段】 単数又は複数の押釦スイッチを有する照光式押釦スイッチ用カバー部材1であって、カバー部材1の平面部4に沿って側面発光する長尺導光体2が配置されている押釦スイッチ用カバー部材1である。
【選択図】 図2
Description
この発明は携帯電話、自動車電話等の移動体通信機器、家庭用電話、計測機器類、車載用スイッチ、リモコン、或いは電子手帳、パーソナルコンピュータのデータ入力装置等の各種電気・電子機器のスイッチ装置に用いられる押釦スイッチ用カバー部材に関する。
この種の押釦スイッチ用カバー部材には、スイッチ回路が配設された回路基板を覆うカバー部材と入力部となる押釦とを一体にした押釦一体型と、カバー部材と押釦とを別部材で構成するようにした押釦分離型とがある。
いずれの場合であっても、押釦の天面部には文字や数字、記号、図柄等の表示部が設けられていて、夜間或いは薄暗い場所等で押釦の操作を行う場合には、押釦スイッチの視認性を良好にするために、押釦スイッチが照明されることで表示部が明るく浮き上がって見えるようになっている。
例えば、図7に示したように、押釦スイッチ70の照明を行うための光源71は、押釦スイッチ用カバー部材72の下面に配設されている回路基板73上に設けられている。光源71としては、LED(発光ダイオード)が一般的である
しかし、押釦スイッチ70の数が多い場合には押釦スイッチ70の数に応じて多くのLED71を設ける必要があり、また、1つの押釦スイッチ70の大きさが大きい場合には複数のLED71で大きな押釦スイッチの全体を照明するようにしていた。そのため、いずれの場合も照明には多くの電力が消費されることになっていた。また、LED71は高密度の回路基板73上のスペース的制約を受けて、必ずしも最適な位置に配置できず、結果として他の押釦スイッチ70との輝度の差や押釦スイッチ70表面の部分的な輝度ムラが発生する等の問題を抱えていた(例えば、特許文献1参照)。
また、EL(電界発光)を光源とする場合には、高電圧を必要とするためインバーターを設置する必要が有り、回路基板73の構造を複雑にし、コストアップになる等の問題を抱えていた。
この問題を解決するために、押釦スイッチ用カバー部材の押釦の直下に、長尺状の導光体を配置した構成が特許文献2で開示されているが、押釦の直下に長尺導光体を配するためには、その分厚みが必要となり、薄型化が困難であった。
特開平6−30098号公報(第6頁、図3)
特開2001−57122号公報
この発明は、以上のような従来の問題点に鑑み、各押釦スイッチ間の輝度ムラ、及び1つの押釦スイッチ内の部分的な輝度ムラをなくし、少数の光源をもって効率よく押釦スイッチを照光させることができる押釦スイッチ用カバー部材を提供することを課題としている。
また、構造の単純化を図り、薄型化が可能な押釦スイッチ用カバー部材を提供することを課題としている。
請求項1に記載の発明は、単数又は複数の押釦スイッチを有する照光式押釦スイッチ用カバー部材であって、該カバー部材の平面部に沿って側面発光する長尺導光体が配置されていることを特徴とする押釦スイッチ用カバー部材。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成に加えて、前記長尺導光体の両端面が入光部になっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成に加えて、前記両端面に発光色が異なる光源を配置していることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、単数又は複数の押釦スイッチを有する照光式押釦スイッチ用カバー部材であって、該カバー部材の平面部に沿って側面発光する長尺導光体が配置されているので、各押釦スイッチ間の輝度ムラ、及び1つの押釦スイッチ内の部分的な輝度ムラをなくした押釦スイッチ用カバー部材を提供できる。また、少数の光源をもって効率よく押釦スイッチを照光できる押釦スイッチ用カバー部材を提供できる。さらに、構造の単純化を図り、薄型化が可能な押釦スイッチ用カバー部材を提供できる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、前記長尺導光体の両端面が入光部になっているので、2カ所の光源をもって効率よく押釦スイッチを照光できる押釦スイッチ用カバー部材を提供できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、前記両端面に発光色が異なる光源を配置しているので、異なる発光色によるグラデーション効果により照光できる押釦スイッチ用カバー部材を提供できる。
以下、この発明の実施の形態を説明する。
[発明の実施の形態1]
[発明の実施の形態1]
以下、この発明の実施の形態1について、図1〜図3によって説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に係る押釦スイッチ用カバー部材の正面図である。図2は、この発明の実施の形態1に係る押釦スイッチ用カバー部材の平面図である。図3は、図2のA−A線分の断面図である。
まず、構成を説明する。押釦スイッチ用カバー部材1は、押釦3を保持するための平面部4と、押釦3に対応した位置の平面部4下に配置される押釦スイッチと、長尺導光体2を平面部4上に配置して固定できるように、長尺導光体2の外周が嵌入する一対の凸型形状をしたホールド部5で形成されている。
長尺導光体2は、透明弾性体で作製されており、光の減衰を避けるため導光体の断面は少なくとも心材(以下、コア部)とその外側を覆っている材料(以下、クラッド部)との2層構造となっており、そのコア部を覆っているクラッド部の屈折率はコア部のそれより小さくなるようにする。長尺導光体2から取り込まれた光によって、長尺導光体2の側面が発光し押釦スイッチが照光される。
ここで、長尺導光体2の側面から発光させ広範囲に光らせるには、コア部とクラッド部が接する界面の鏡面性を低下させ微細な凸凹を設ければ良い。或いはコア部とクラッド部の間に光拡散層を設けても良い。屈折率差や側面の鏡面性(微細な凸凹の程度)、光拡散層はその用途により適宜選択すれば良い。
図3に示すように、長尺導光体2は、押釦スイッチ用カバー部材1の平面部4の表面に一対の凸型のホールド部5の間に物理的嵌合により固定した構造としている。或いは、長尺導光体2は、ホールド部5と又はホールド部5を設けることなく平面部4に直にRTVや瞬間接着剤などの接着剤で固定しても良い。
[発明の実施の形態2]
[発明の実施の形態2]
以下、本発明の実施の形態2について図4〜図6を用いて説明する。
図4は、本発明の実施の形態2に係る押釦スイッチ用カバー部材の正面図である。図5は、本発明の実施の形態2に係る押釦スイッチ用カバー部材の平面図である。図4及び図5に示すように、押釦スイッチ用カバー部材1は、長尺導光体2の両端面が入光部になっており、長尺導光体2の側面が発光部となっている構成である。
図6は、本発明の実施の形態2に係る押釦スイッチ用カバー部材の平面図である。図6に示すように、押釦スイッチ用カバー部材1は、長尺導光体2の側面が発光部になっており、両端面にそれぞれの入光色が異なる光源を配する構成である。
図4〜図6に示すように、長尺導光体2は、平面部4の下側に沿って配置される構成であっても良い。
この長尺導光体2の両端面にLEDで入光させたところ効率よく押釦スイッチが照光される良好な押釦スイッチ用カバー部材1を提供できる。
又、この長尺導光体2の端面の一つには赤色LEDで赤色を入光させ、もう一端には青色LEDで青色を入光させたところ、赤から青のグラデーション効果により押釦スイッチが赤色と青色との濃淡のある照光がなされる押釦スイッチ用カバー部材1を提供できる。
他の構成及び作用は、本発明の実施の形態1と同様であるので、同一の構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
以下、本発明の実施の形態で示した押釦スイッチ用カバー部材の具体的な実施例について説明する。
[実施例1]
[実施例1]
本発明の実施の形態1で示した押釦スイッチ用カバー部材1の実施例について説明する。
透明弾性チューブ(商品名:PFAチューブ、東邦化成(株)製)に弾性高分子材料(商品名:KE−1935A/B、信越化学工業(株)製)を注入して乾燥機にて130℃の温度で30分間加熱して長尺状の弾性のある導光体を作製した。
次に、押釦3の形状に合わせた凹凸形状と、長尺導光体2を平面部4に固定するためのホールド部5の一対の凸型形状とが形成されるように加工された金型に、所定の配合を施したシリコーンゴム(商品名:KE−9611−U、信越化学工業(株)製)を薄い短冊状にして挿入し、加熱・圧縮して押釦スイッチ用カバー部材1を作製した。
これに前述の長尺導光体2を所定の位置に嵌め込んで長尺導光体2を備えた照光式押釦スイッチ用カバー部材1を作製した。これを照光させたところ、一カ所のLEDで効率よく押釦スイッチ用カバー部材1の押釦スイッチを照光できた。
[実施例2]
[実施例2]
本発明の実施の形態2で示した押釦スイッチ用カバー部材1の実施例について説明する。
押釦スイッチの形状に合わせた凹凸形状と、長尺導光体2を平面部4の下側に固定するためのホールド部5の一対の凸型形状とが形成されるように加工された金型に、所定の配合を施したシリコーンゴム(商品名:KE−9611−U、信越化学工業(株)製)を薄い短冊状にして挿入し、加熱・圧縮して押釦スイッチ用カバー部材1を作製した。
これに端面のみでなく側面からも発光するように作製された長尺状の弾性のある導光体(商品名:エラストマーライトガイドS、(株)クラベ製)を所定の位置に嵌め込んで長尺状の導光体を備えた押釦スイッチ用カバー部材1を作製した。
この長尺導光体2の両端面にLEDで入光させたところ効率よく押釦スイッチが照光される良好な押釦スイッチ用カバー部材1であった。
又、この長尺導光体2の端面の一つには赤色LEDで赤色を入光させ、もう一端には青色LEDで青色を入光させたところ、赤から青のグラデーション効果により押釦スイッチが赤色と青色との濃淡のある照光がなされる押釦スイッチ用カバー部材1が得られた。
1 押釦スイッチ用カバー部材
2 長尺導光体
3 押釦
4 平面部
5 ホールド部
2 長尺導光体
3 押釦
4 平面部
5 ホールド部
Claims (3)
- 単数又は複数の押釦スイッチを有する照光式押釦スイッチ用カバー部材であって、該カバー部材の平面部に沿って側面発光する長尺導光体が配置されていることを特徴とする押釦スイッチ用カバー部材。
- 前記長尺導光体の両端面が入光部になっていることを特徴とする請求項1に記載の押釦スイッチ用カバー部材。
- 前記両端面に発光色が異なる光源を配置していることを特徴とする請求項2に記載の押釦スイッチ用カバー部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003405835A JP2005166535A (ja) | 2003-12-04 | 2003-12-04 | 押釦スイッチ用カバー部材 |
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JP2003405835A Pending JP2005166535A (ja) | 2003-12-04 | 2003-12-04 | 押釦スイッチ用カバー部材 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007080227A1 (en) * | 2006-01-09 | 2007-07-19 | Perlos Oyj | Illumination arrangement, electronic device, and manufacturing method |
WO2007097117A1 (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Citizen Electronics Co., Ltd. | 側面発光ユニット及び照光パネル |
KR101142937B1 (ko) * | 2005-08-31 | 2012-05-10 | 서울반도체 주식회사 | 도광판을 이용한 휴대형 단말기용 키패드 조명 장치 |
-
2003
- 2003-12-04 JP JP2003405835A patent/JP2005166535A/ja active Pending
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