JP4388415B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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この発明は、レーダなどに用いられるアンテナ装置に関し、特にアレーアンテナ用の素子アンテナに適用され得るアンテナ装置に関するものである。
従来のアンテナ装置は、テーパスロットアンテナ(Tapered Slot Antenna)に平行平板を装荷した構造を持つ(例えば、非特許文献1参照)。
山口聡他、"超広帯域平行平板装荷テーパスロットアンテナ"、信学技報、A・P,Vol.102,No.232,July,2002、pp.67
従来のアンテナ装置は、テーパスロットアンテナに同軸線路を直付けしているため、アンテナの反射特性がテーパスロットアンテナの形状のみで決まるという制限があった。また、同軸線路の芯線とテーパスロットアンテナの導体板を短絡するためには、手作業で半田付けを行う必要があるため、高い工作精度が要求されるとともに、加工によるばらつきが生じるという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、アンテナの広帯域化を図ることができるとともに、テーパスロットアンテナの給電点の加工のばらつきを抑えことができるアンテナ装置を得るものである。
この発明に係るアンテナ装置は、誘電体基板の一面に形成された第1及び第2の導体板から構成されるテーパスロットアンテナに、2枚の導体平板と、前記テーパスロットアンテナに接触しない位置で前記2枚の導体平板を短絡するように前記2枚の導体平板に挿入した、円筒形くりぬき穴を複数有する導体ブロックとから構成される平行平板を装荷した構造を有するアンテナ装置であって、前記誘電体基板の他面に形成された線状導体と、前記誘電体基板の一面に前記第2の導体板を伸張して形成された地導体とから構成されるマイクロストリップ線路を備え、前記誘電体基板の一面に形成された前記第1の導体板と前記誘電体基板の他面に形成された前記線状導体がスルーホールにより短絡されているものである。
この発明に係るアンテナ装置は、アンテナの広帯域化を図ることができるとともに、テーパスロットアンテナの給電点の加工のばらつきを抑えことができるという効果を奏する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置について図1から図3までを参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図である。また、図2は、この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置のテーパスロットアンテナを示す正面図である。さらに、図3は、図1のA−B線におけるアンテナ装置後方側の断面図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1〜図3において、この実施の形態1に係るアンテナ装置は、誘電体基板2c上に形成されたテーパスロットアンテナ2に、第1及び第2の導体平板1a、1bと複数の導体短絡板5から構成される平行平板1を装荷した構造を有するアンテナ装置において、テーパスロットアンテナ2を構成する第2の導体板2bを伸張し、これを地導体6bとし、且つ誘電体基板2cに対し地導体6bの裏側に線状導体6aを備え、地導体6bと線状導体6aがマイクロストリップ線路6を形成し、線状導体6aはスルーホール7を介してテーパスロットアンテナ2を構成する第1の導体板2aと短絡され、テーパスロットアンテナ2はマイクロストリップ線路6によって互いに逆相で給電されるように配置されている。
平行平板1は、金属等の第1の導体平板1aと、金属等の第2の導体平板1bから構成されている。
テーパスロットアンテナ2は、誘電体基板2c上に形成された金属等の第1の導体板2aと、同じく誘電体基板2c上に形成された金属等の第2の導体板2bによって構成されている。各導体板2a、2bは、給電点側から前方(図1中の右側)に向けてテーパ上に開口されており、先端部がアンテナ開口部となっている。なお、誘電体基板2cの長さは、平行平板1の幅(図1の左右方向)と同じである。
コネクタ4は、同軸線路(図示せず)が接続されており、マイクロストリップ線路6の線状導体6aが芯線に電気的接続され、地導体6bが外被に電気的接続されている。
金属等の導体短絡板5は、平行平板1を構成する第1及び第2の導体平板1a、1bを短絡するためのものであり、テーパスロットアンテナ2の給電点側方向で、且つテーパスロットアンテナ2に接触しない位置で、テーパスロットアンテナ2を構成する平面に対して平行に複数枚配列されている。各導体短絡板5を使用周波数の半波長よりも短い間隔となるように配列すれば、帯域内の電波は平行平板1と各導体短絡板5から成る矩形導波管開口でカットオフとなる。その結果、テーパスロットアンテナ2の後方側へ放射された電波は、各導体短絡板5の開口で反射され、アンテナ正面方向へ再放射される。
マイクロストリップ線路6は、誘電体基板2cの一方の面上に形成された金属等の線状導体6aと、誘電体基板2cの他方の面上に形成された金属等の地導体6bによって構成されている。誘電体基板2cに形成されたスルーホール7は、第1の導体板2aと線状導体6aを短絡する。
つぎに、この実施の形態1に係るアンテナ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
図2において、マイクロストリップ線路6によって、テーパスロットアンテナ2を構成する各導体板2a、2bが互いに逆相で励振されることにより、テーパスロットアンテナ2はアンテナ開口部方向へ電波を伝搬する。
マイクロストリップ線路6の幅と長さを調節することにより、マイクロストリップ線路6をインピーダンス整合器として動作させることができる。その結果、アンテナ装置の反射特性を改善し、アンテナ装置の広帯域化が図れる。
さらに、マイクロストリップ線路6と、スルーホール7は、エッチングなどの機械加工によって製作されるため、加工によるばらつきを抑えることができる。
以上説明したように、本実施の形態1により、アンテナ装置の広帯域化が図れ、また、テーパスロットアンテナ2の給電点部分の加工のばらつきを抑えたアンテナ装置が得られるという効果がある。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置について図4から図6までを参照しながら説明する。図4は、この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図である。また、図5は、この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置のテーパスロットアンテナを示す正面図である。さらに、図6は、図4のA−B線におけるアンテナ装置後方側の断面図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図4〜図6において、上記の実施の形態1と同様のものについては、同一符号を付して説明を省略する。地導体6bが平行平板1を短絡するように配置されている。
つぎに、この実施の形態2に係るアンテナ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
上記の実施の形態1で示した図3において、地導体6bが導体短絡板5の間でリッジを形成することにより、平行平板1と導体短絡板5が作る矩形導波管のカットオフ周波数が下がり、そのため、アンテナ装置後方側への不要放射の増大、アンテナ装置利得の低下などの問題が生じてしまう。
図4〜図6に示すように、地導体6bを拡張して平行平板1と短絡させることにより、地導体6bが平行平板1と矩形導波管を構成し、且つ図3よりも幅の狭い矩形導波管を構成することになり、矩形導波管のカットオフ周波数を上げることができる。したがって、帯域内の電波は矩形導波管開口で反射され、アンテナ装置後方への不要放射を抑制することができる。
以上説明したように、本実施の形態2により、アンテナ装置後方への不要放射を低減できるといった効果が得られる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係るアンテナ装置について図7を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施の形態3に係るアンテナ装置の構成を示す断面図である。この図7は、図3及び図6と同じ位置におけるアンテナ装置後方側の断面図である。
図3及び図6と同様のものについては、同一符号を付して説明を省略する。
図7において、金属等の直方体の導体ブロック8は、円筒形くりぬき穴を複数備え、平行平板1の間であって、且つテーパスロットアンテナ2に接触しない位置で給電点側の位置に、平行平板1を短絡するように挿入されている。
この導体ブロック8は、複数の導体短絡板5に代るもので、幅が導体短絡板5の幅(図1で左右方向)と同じで、円筒形くりぬき穴が平行平板1と各導体短絡板5から成る矩形導波管と同数である。また、中央の円筒形くりぬき穴の内側の上下に、テーパスロットアンテナ2が挿入できる溝が設けられている。
つぎに、この実施の形態3に係るアンテナ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
上記の実施の形態1及び2では、複数の導体短絡板5を配列し、平行平板1と矩形導波管構造を構成したが、この実施の形態3では、平行平板1の間に円筒形くりぬき穴を複数備えた導体ブロック8を挿入し、テーパスロットアンテナ2の後方に円筒形くりぬき穴により円形導波管を構成したものである。円筒形くりぬき穴は、ドリル加工により容易に製作されるので、導体短絡板5を複数配列するよりも手間が省け、コストを低減できる。
以上説明したように、本実施の形態3により、アンテナ装置後方への不要放射を防ぐ構造を容易に、且つ低コストで実現できるといった効果が得られる。
この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置のテーパスロットアンテナを示す正面図である。 図1のA−B線におけるアンテナ装置後方側の断面図である。 この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置のテーパスロットアンテナを示す正面図である。 図4のA−B線におけるアンテナ装置後方側の断面図である。 この発明の実施の形態3に係るアンテナ装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 平行平板、1a 第1の導体平板、1b 第2の導体平板、2 テーパスロットアンテナ、2a 第1の導体板、2b 第2の導体板、2c 誘電体基板、4 コネクタ、5 導体短絡板、6 マイクロストリップ線路、6a 線状導体、6b 地導体、7 スルーホール、8 円筒形くりぬき付き導体ブロック。

Claims (1)

  1. 誘電体基板の一面に形成された第1及び第2の導体板から構成されるテーパスロットアンテナに、2枚の導体平板と、前記テーパスロットアンテナに接触しない位置で前記2枚の導体平板を短絡するように前記2枚の導体平板に挿入した、円筒形くりぬき穴を複数有する導体ブロックとから構成される平行平板を装荷した構造を有するアンテナ装置であって、
    前記誘電体基板の他面に形成された線状導体と、前記誘電体基板の一面に前記第2の導体板を伸張して形成された地導体とから構成されるマイクロストリップ線路を備え、
    前記誘電体基板の一面に形成された前記第1の導体板と前記誘電体基板の他面に形成された前記線状導体がスルーホールにより短絡されている
    ことを特徴とするアンテナ装置。
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