JP4924622B2 - テーパスロットアンテナ及びこれを用いたテーパスロットアレイアンテナ装置 - Google Patents
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一端が前記第1テーパスロット部の給電点に対向する第1ストリップ導体と、この第1ストリップ導体と前記第1テーパスロット部の給電点との間に設けられた第1基板と、一端が前記第2テーパスロット部の給電点に対向する第2ストリップ導体と、この第2ストリップ導体と前記第2テーパスロット部の給電点との間に設けられた第2基板と、前記第1基板を挟んで前記第1テーパスロット部と交差した前記第1ストリップ導体の他端に接続され、外部から信号が給電される第1同軸コネクタと、前記第2基板を挟んで前記第2テーパスロット部と交差した前記第2ストリップ導体に接続され、前記第1同軸コネクタに給電される信号と同相の信号を外部から給電される第2同軸コネクタとを備え、
前記第1基板の誘電率及び前記第2基板の誘電率、前記第1基板の厚み及び前記第2基板の厚み、前記第1テーパスロット部に設けたスロット線路の一端から他端の方向の長さ及び前記第2テーパスロット部に設けたスロット線路の一端から他端の方向の長さ、前記第1テーパスロット部に設けたスロット線路の幅及び前記第2テーパスロット部に設けたスロット線路の幅のうち、少なくとも一つを前記第1基板と前記第2基板とで異なるものとし、前記第1テーパスロット部によるアンテナと前記第2テーパスロット部によるアンテナとの位相差を90°に調整したことを特徴とするものである。
一端が前記第1テーパスロット部の給電点に対向する第1ストリップ導体と、この第1ストリップ導体と前記第1テーパスロット部の給電点との間に設けられた第1基板と、一端が前記第2テーパスロット部の給電点に対向する第2ストリップ導体と、この第2ストリップ導体と前記第2テーパスロット部の給電点との間に設けられた第2基板と、前記第1基板を挟んで前記第1テーパスロット部と交差した前記第1ストリップ導体の他端に接続され、外部から信号が給電される第1同軸コネクタと、前記第2基板を挟んで前記第2テーパスロット部と交差した前記第2ストリップ導体に接続され、前記第1同軸コネクタに給電される信号と同相の信号を外部から給電される第2同軸コネクタとを備え、
前記第1基板の誘電率が、前記第2基板の誘電率よりも低いことにより、前記第1テーパスロット部によるアンテナと前記第2テーパスロット部によるアンテナとの位相差が90°であることを特徴とするものである。
一端が前記第1テーパスロット部の給電点に対向する第1ストリップ導体と、この第1ストリップ導体と前記第1テーパスロット部の給電点との間に設けられた第1基板と、一端が前記第2テーパスロット部の給電点に対向する第2ストリップ導体と、この第2ストリップ導体と前記第2テーパスロット部の給電点との間に設けられた第2基板と、前記第1基板を挟んで前記第1テーパスロット部と交差した前記第1ストリップ導体の他端に接続され、外部から信号が給電される第1同軸コネクタと、前記第2基板を挟んで前記第2テーパスロット部と交差した前記第2ストリップ導体に接続され、前記第1同軸コネクタに給電される信号と同相の信号を外部から給電される第2同軸コネクタとを備え、
前記第1テーパスロット部に設けたスロット線路の一端から他端の方向の長さが、前記第2テーパスロット部に設けたスロット線路の一端から他端の方向の長さよりも短いことにより、前記第1テーパスロット部によるアンテナと前記第2テーパスロット部によるアンテナとの位相差が90°であることを特徴とするものである。
一端が前記第1テーパスロット部の給電点に対向する第1ストリップ導体と、この第1ストリップ導体と前記第1テーパスロット部の給電点との間に設けられた第1基板と、一端が前記第2テーパスロット部の給電点に対向する第2ストリップ導体と、この第2ストリップ導体と前記第2テーパスロット部の給電点との間に設けられた第2基板と、前記第1基板を挟んで前記第1テーパスロット部と交差した前記第1ストリップ導体の他端に接続され、外部から信号が給電される第1同軸コネクタと、前記第2基板を挟んで前記第2テーパスロット部と交差した前記第2ストリップ導体に接続され、前記第1同軸コネクタに給電される信号と同相の信号を外部から給電される第2同軸コネクタとを備え、
前記第1テーパスロット部に設けたスロット線路の幅が、前記第2テーパスロット部に設けたスロット線路の幅よりも広いことにより、前記第1テーパスロット部によるアンテナと前記第2テーパスロット部によるアンテナとの位相差が90°であることを特徴とするものである。
一端が前記第1テーパスロット部の給電点に対向する第1ストリップ導体と、この第1ストリップ導体と前記第1テーパスロット部の給電点との間に設けられた第1基板と、一端が前記第2テーパスロット部の給電点に対向する第2ストリップ導体と、この第2ストリップ導体と前記第2テーパスロット部の給電点との間に設けられた第2基板と、前記第1基板を挟んで前記第1テーパスロット部と交差した前記第1ストリップ導体の他端に接続され、外部から信号が給電される第1同軸コネクタと、前記第2基板を挟んで前記第2テーパスロット部と交差した前記第2ストリップ導体に接続され、前記第1同軸コネクタに給電される信号と同相の信号を外部から給電される第2同軸コネクタとを備え、
前記第1基板の厚みが、前記第2基板の厚みよりも薄いことにより、前記第1テーパスロット部によるアンテナと前記第2テーパスロット部によるアンテナとの位相差が90°であることを特徴とするものである。
一端が前記第1テーパスロット部の給電点に対向する第1ストリップ導体と、この第1ストリップ導体と前記第1テーパスロット部の給電点との間に設けられた第1基板と、一端が前記第2テーパスロット部の給電点に対向する第2ストリップ導体と、この第2ストリップ導体と前記第2テーパスロット部の給電点との間に設けられた第2基板と、前記第1基板を挟んで前記第1テーパスロット部と交差した前記第1ストリップ導体の他端に接続され、外部から信号が給電される第1同軸コネクタと、前記第2基板を挟んで前記第2テーパスロット部と交差した前記第2ストリップ導体に接続され、前記第1同軸コネクタに給電される信号と同相の信号を外部から給電される第2同軸コネクタとを備え、
前記第1基板の誘電率が、前記第2基板の誘電率よりも低いこと、前記第1基板の厚みが、前記第2基板の厚みよりも薄いこと、前記第1テーパスロット部に設けたスロット線路の一端から他端の方向の長さが、前記第2テーパスロット部に設けたスロット線路の一端から他端の方向の長さよりも短いこと、及び、前記第1テーパスロット部に設けたスロット線路の幅が、前記第2テーパスロット部に設けたスロット線路の幅よりも広いことにより、前記第1テーパスロット部によるアンテナと前記第2テーパスロット部によるアンテナとの位相差が90°であることを特徴とするものである。
以下、この発明の実施の形態1について図1〜11を用いて説明する。図3(a)は第1テーパスロットアンテナの表面(一主面)図であり、他の主面に形成された第1ストリップ導体が透視されている。図3(b)は第1テーパスロットアンテナの側面図、図3(c)は第1テーパスロットアンテナの裏面(他の主面)図、図5(a)は第2テーパスロットアンテナの表面(一主面)図であり、他の主面に形成された第2ストリップ導体が透視されている。図5(b)は第2テーパスロットアンテナの側面図、図5(c)は第2テーパスロットアンテナの裏面(他の主面)図、図6(a)は第1テーパスロットアンテナと第2テーパスロットアンテナとの嵌合前の模式図、図10(a)はスロット線路、図10(b)はテーパスロットアンテナの調整方法説明図(物理長)、図10(c)はテーパスロットアンテナの調整方法説明図(スロット線路幅)、図11(a)(b)はテーパスロットアンテナの調整方法説明図(物理長)である。
実施の形態1では、第1テーパスロット部2と第2テーパスロット部9とが基板上に形成されたものを説明したが、実施の形態2では、その変形例を説明する。実施の形態1と共通の部分は、その説明を省略する。この発明の実施の形態2について図12〜20を用いて説明する。図14(a)は第1テーパスロットアンテナの表面(一主面)図であり、他の主面に形成された第1ストリップ導体が透視されている。図14(b)は第1テーパスロットアンテナの側面図、図14(c)は第1テーパスロットアンテナの裏面(他の主面)図、図16(a)は第2テーパスロットアンテナの表面(一主面)図であり、他の主面に形成された第2ストリップ導体が透視されている。図16(b)は第2テーパスロットアンテナの側面図、図16(c)は第2テーパスロットアンテナの裏面(他の主面)図、図20(a)は第1テーパスロットアンテナの表面(一主面)図であり、一主面に形成された第1テーパスロット部と他の主面に形成された第1ストリップ導体が透視されている。図20(b)は第1テーパスロットアンテナの側面図、図20(c)は第1テーパスロットアンテナの裏面(他の主面)図である。
実施の形態1及び2では、円偏波を放射するテーパスロットアンテナの最小単位を説明したが、実施の形態3では、実施の形態1及び2で説明したテーパスロットアンテナを格子状に複数配列し、第1テーパスロット部同士及び第2テーパスロット部同士を隣り合わせにしたテーパスロットアレイアンテナ装置について説明する。なお、実施の形態1に係るテーパスロットアンテナのうち、図1〜7で説明したものを用いて実施の形態3を説明するが、他の実施の形態1及び2に係るテーパスロットアンテナも適用可能であることはいうまでもない。また、テーパスロットアレイアンテナ装置の構成・動作や調整方法も同様に、実施の形態1及び2に記載のものと同様であるので、実施の形態3に係るテーパスロットアレイアンテナ装置の構成を中心に記載する。この発明の実施の形態3について図21〜24を用いて説明する。図21〜24において、23は第1の誘電率を有する第1基板、24は第1テーパスロット部2同士が隣り合わせになった状態の第1テーパスロット部であり、第1テーパスロット部2同士が背中合わせになって導体パターンが連続している。第1テーパスロット部24がアレイ状に複数並んでいるものを第1テーパスロット部群と称する。なお、第1テーパスロット部群の両端部は、第1テーパスロット部2であるが、以下、便宜上、第1テーパスロット部群は、第1テーパスロット部24が横に並んでいるものとして説明する。25は第2の誘電率を有する第2基板、26は第2テーパスロット部8が隣り合わせになった第2テーパスロット部あり、第2テーパスロット部8同士が背中合わせになって導体パターンが連続している。第2テーパスロット部26がアレイ状に複数並んでいるものを第2テーパスロット部群と称する。なお、第2テーパスロット部群の両端部は、第2テーパスロット部8であるが、以下、便宜上、第2テーパスロット部群は、第2テーパスロット部26が横に並んでいるものとして説明する。
Claims (10)
- 導体で形成され、一端から他端に向かってテーパ状に導体形状が縮小する第1テーパスロット部と導体で形成され、一端から他端に向かってテーパ状に導体形状が縮小する第2テーパスロット部とを交差させ、前記第2テーパスロット部の給電点を前記第1テーパスロット部の給電点よりも前記第1テーパスロット部及び前記第2テーパスロット部のスロットが拡幅している方向側に配置したテーパスロットアンテナであって、
一端が前記第1テーパスロット部の給電点に対向する第1ストリップ導体と、この第1ストリップ導体と前記第1テーパスロット部の給電点との間に設けられた第1基板と、一端が前記第2テーパスロット部の給電点に対向する第2ストリップ導体と、この第2ストリップ導体と前記第2テーパスロット部の給電点との間に設けられた第2基板と、前記第1基板を挟んで前記第1テーパスロット部と交差した前記第1ストリップ導体の他端に接続され、外部から信号が給電される第1同軸コネクタと、前記第2基板を挟んで前記第2テーパスロット部と交差した前記第2ストリップ導体に接続され、前記第1同軸コネクタに給電される信号と同相の信号を外部から給電される第2同軸コネクタとを備え、
前記第1基板の誘電率及び前記第2基板の誘電率、前記第1基板の厚み及び前記第2基板の厚み、前記第1テーパスロット部に設けたスロット線路の一端から他端の方向の長さ及び前記第2テーパスロット部に設けたスロット線路の一端から他端の方向の長さ、前記第1テーパスロット部に設けたスロット線路の幅及び前記第2テーパスロット部に設けたスロット線路の幅のうち、少なくとも一つを前記第1基板と前記第2基板とで異なるものとし、前記第1テーパスロット部によるアンテナと前記第2テーパスロット部によるアンテナとの位相差を90°に調整したテーパスロットアンテナ。 - 導体で形成され、一端から他端に向かってテーパ状に導体形状が縮小する第1テーパスロット部と導体で形成され、一端から他端に向かってテーパ状に導体形状が縮小する第2テーパスロット部とを交差させ、前記第2テーパスロット部の給電点を前記第1テーパスロット部の給電点よりも前記第1テーパスロット部及び前記第2テーパスロット部のスロットが拡幅している方向側に配置したテーパスロットアンテナであって、
一端が前記第1テーパスロット部の給電点に対向する第1ストリップ導体と、この第1ストリップ導体と前記第1テーパスロット部の給電点との間に設けられた第1基板と、一端が前記第2テーパスロット部の給電点に対向する第2ストリップ導体と、この第2ストリップ導体と前記第2テーパスロット部の給電点との間に設けられた第2基板と、前記第1基板を挟んで前記第1テーパスロット部と交差した前記第1ストリップ導体の他端に接続され、外部から信号が給電される第1同軸コネクタと、前記第2基板を挟んで前記第2テーパスロット部と交差した前記第2ストリップ導体に接続され、前記第1同軸コネクタに給電される信号と同相の信号を外部から給電される第2同軸コネクタとを備え、
前記第1基板の誘電率が、前記第2基板の誘電率よりも低いことにより、前記第1テーパスロット部によるアンテナと前記第2テーパスロット部によるアンテナとの位相差が90°であるテーパスロットアンテナ。 - 導体で形成され、一端から他端に向かってテーパ状に導体形状が縮小する第1テーパスロット部と導体で形成され、一端から他端に向かってテーパ状に導体形状が縮小する第2テーパスロット部とを交差させ、前記第2テーパスロット部の給電点を前記第1テーパスロット部の給電点よりも前記第1テーパスロット部及び前記第2テーパスロット部のスロットが拡幅している方向側に配置したテーパスロットアンテナであって、
一端が前記第1テーパスロット部の給電点に対向する第1ストリップ導体と、この第1ストリップ導体と前記第1テーパスロット部の給電点との間に設けられた第1基板と、一端が前記第2テーパスロット部の給電点に対向する第2ストリップ導体と、この第2ストリップ導体と前記第2テーパスロット部の給電点との間に設けられた第2基板と、前記第1基板を挟んで前記第1テーパスロット部と交差した前記第1ストリップ導体の他端に接続され、外部から信号が給電される第1同軸コネクタと、前記第2基板を挟んで前記第2テーパスロット部と交差した前記第2ストリップ導体に接続され、前記第1同軸コネクタに給電される信号と同相の信号を外部から給電される第2同軸コネクタとを備え、
前記第1テーパスロット部に設けたスロット線路の一端から他端の方向の長さが、前記第2テーパスロット部に設けたスロット線路の一端から他端の方向の長さよりも短いことにより、前記第1テーパスロット部によるアンテナと前記第2テーパスロット部によるアンテナとの位相差が90°であるテーパスロットアンテナ。 - 導体で形成され、一端から他端に向かってテーパ状に導体形状が縮小する第1テーパスロット部と導体で形成され、一端から他端に向かってテーパ状に導体形状が縮小する第2テーパスロット部とを交差させ、前記第2テーパスロット部の給電点を前記第1テーパスロット部の給電点よりも前記第1テーパスロット部及び前記第2テーパスロット部のスロットが拡幅している方向側に配置したテーパスロットアンテナであって、
一端が前記第1テーパスロット部の給電点に対向する第1ストリップ導体と、この第1ストリップ導体と前記第1テーパスロット部の給電点との間に設けられた第1基板と、一端が前記第2テーパスロット部の給電点に対向する第2ストリップ導体と、この第2ストリップ導体と前記第2テーパスロット部の給電点との間に設けられた第2基板と、前記第1基板を挟んで前記第1テーパスロット部と交差した前記第1ストリップ導体の他端に接続され、外部から信号が給電される第1同軸コネクタと、前記第2基板を挟んで前記第2テーパスロット部と交差した前記第2ストリップ導体に接続され、前記第1同軸コネクタに給電される信号と同相の信号を外部から給電される第2同軸コネクタとを備え、
前記第1テーパスロット部に設けたスロット線路の幅が、前記第2テーパスロット部に設けたスロット線路の幅よりも広いことにより、前記第1テーパスロット部によるアンテナと前記第2テーパスロット部によるアンテナとの位相差が90°であるテーパスロットアンテナ。 - 導体で形成され、一端から他端に向かってテーパ状に導体形状が縮小する第1テーパスロット部と導体で形成され、一端から他端に向かってテーパ状に導体形状が縮小する第2テーパスロット部とを交差させ、前記第2テーパスロット部の給電点を前記第1テーパスロット部の給電点よりも前記第1テーパスロット部及び前記第2テーパスロット部のスロットが拡幅している方向側に配置したテーパスロットアンテナであって、
一端が前記第1テーパスロット部の給電点に対向する第1ストリップ導体と、この第1ストリップ導体と前記第1テーパスロット部の給電点との間に設けられた第1基板と、一端が前記第2テーパスロット部の給電点に対向する第2ストリップ導体と、この第2ストリップ導体と前記第2テーパスロット部の給電点との間に設けられた第2基板と、前記第1基板を挟んで前記第1テーパスロット部と交差した前記第1ストリップ導体の他端に接続され、外部から信号が給電される第1同軸コネクタと、前記第2基板を挟んで前記第2テーパスロット部と交差した前記第2ストリップ導体に接続され、前記第1同軸コネクタに給電される信号と同相の信号を外部から給電される第2同軸コネクタとを備え、
前記第1基板の厚みが、前記第2基板の厚みよりも薄いことにより、前記第1テーパスロット部によるアンテナと前記第2テーパスロット部によるアンテナとの位相差が90°であるテーパスロットアンテナ。 - 導体で形成され、一端から他端に向かってテーパ状に導体形状が縮小する第1テーパスロット部と導体で形成され、一端から他端に向かってテーパ状に導体形状が縮小する第2テーパスロット部とを交差させ、前記第2テーパスロット部の給電点を前記第1テーパスロット部の給電点よりも前記第1テーパスロット部及び前記第2テーパスロット部のスロットが拡幅している方向側に配置したテーパスロットアンテナであって、
一端が前記第1テーパスロット部の給電点に対向する第1ストリップ導体と、この第1ストリップ導体と前記第1テーパスロット部の給電点との間に設けられた第1基板と、一端が前記第2テーパスロット部の給電点に対向する第2ストリップ導体と、この第2ストリップ導体と前記第2テーパスロット部の給電点との間に設けられた第2基板と、前記第1基板を挟んで前記第1テーパスロット部と交差した前記第1ストリップ導体の他端に接続され、外部から信号が給電される第1同軸コネクタと、前記第2基板を挟んで前記第2テーパスロット部と交差した前記第2ストリップ導体に接続され、前記第1同軸コネクタに給電される信号と同相の信号を外部から給電される第2同軸コネクタとを備え、
前記第1基板の誘電率が、前記第2基板の誘電率よりも低いこと、前記第1基板の厚みが、前記第2基板の厚みよりも薄いこと、前記第1テーパスロット部に設けたスロット線路の一端から他端の方向の長さが、前記第2テーパスロット部に設けたスロット線路の一端から他端の方向の長さよりも短いこと、及び、前記第1テーパスロット部に設けたスロット線路の幅が、前記第2テーパスロット部に設けたスロット線路の幅よりも広いことにより、前記第1テーパスロット部によるアンテナと前記第2テーパスロット部によるアンテナとの位相差が90°であるテーパスロットアンテナ。 - 前記第1テーパスロット部は、前記第1基板に形成された導体パターンである請求項1〜6のいずれかに記載のテーパスロットアンテナ。
- 前記第2テーパスロット部は、前記第2基板に形成された導体パターンである請求項1〜7のいずれかに記載のテーパスロットアンテナ。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のテーパスロットアンテナを格子状に複数配列し、前記第1テーパスロット部同士及び前記第2テーパスロット部同士を隣り合わせにしたテーパスロットアレイアンテナ装置。
- 請求項9に記載のテーパスロットアレイアンテナ装置において、隣り合う前記第1テーパスロット部同士が電気的に接続され、隣り合う前記第2テーパスロット部同士が電気的に接続されているテーパスロットアレイアンテナ装置。
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