JP4387980B2 - 指紋読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、指紋をスイープセンサで読取るために指を案内部材に沿って移動させて指紋画像を容易に的確に取得する指紋読取装置に関するものである。
指紋読取りのためスイープセンサを使用する指紋読取装置では、指をスイープセンサ上面でスイープセンサの長さ方向に対して垂直方向に滑走させている。この滑走によりスイープセンサから得られた短冊画像を元の指紋画像に再構成する。その滑走の際、所定の方向に対し指を斜めに移動させた場合、再構成には、読取り画像を処理するために、縦方向だけでなく横方向の移動をも考慮する必要がある。このような事態を避けるため、指を直線移動させるようにスイープセンサに対する指移動のための案内部材が設けられている。
従来の指紋読取装置には、例えば、特開2004−206417号公報(特許文献1)に開示された指紋読取装置がある。
この装置では図8に示されるように、スイープセンサ111で撮像された一次元画像の模様が自然な状態の指の模様になるようにすることを目的として、基台の平坦面上に固定された二つのガイド部材112A,112Bの間に配されていると共にガイド部材112A,112Bによって案内されて基台の平坦面に対して前後方向に摺動自在とされた平面視矩形状の板状部材113が備えられる。
スイープセンサ111は、板状部材113のすぐ前方に固定され指先を前方に指向させた状態で、指1の末節を板状部材113から前方に延出するようにして指1の中節を板状部材113上に載置し、その状態で指1とともに板状部材113をストッパ部材114に突き当たるまで前方に移動させている。
この構成によれば、板状部材113がガイド部材112A,112Bによってほぼ直線に移動するので、指1を板状部材113に固定することにより、安定した指紋画像の取得ができる。しかしながら、このような構成でも、基台の平坦面に対して前後方向に摺動自在とされた板状部材113とその移動のための弾性バネおよびその付属部材とを必要とするので、構造の複雑さを避けることはできない。
一方、構造の簡単な指紋読取装置が、例えば、特開2004−240924号公報(特許文献2)に開示されている。
すなわち、指紋読取装置は、例えば図9に示されるように、指1が接触するセンサ121を有し、指1がセンサ121に接触した状態でセンサ121上を前後方向に移動したときに指1の指紋を読み取るようになっている。そして、指1が接触するセンサ121に対して指1を所定方向に案内して正確な指紋画像を取得することを目的として、指1の移動方向(前後方向)でセンサ121より前側及び後側には、指1の移動を案内する突条形状のガイド部122A〜122Dが配設されている。指1を案内するガイド部122は、一列の突条、溝、または複数の点状の突起でよい。
このような構成では、構造が簡素化されているので、その移動の際、不注意という事態も含め、ガイド部方向に対し指を斜めに移動することを阻止することはできない。
特開2004−206417号公報 特開2004−240924号公報
解決しようとする課題は、指の所定方向への案内を十分とすれば、その構造の複雑さが避けられず、構造を簡単にすれば指を斜めに移動することを避けることができない点である。特に、小型薄型の携帯端末で指紋によるユーザ認証を得ようとする場合、指紋の読取には狭い範囲でのスイープセンサの使用が望ましく、上述した構造では不適切といえる。
本発明は、指紋をスイープセンサで読取るために指を案内部材に沿って移動させて指紋画像を簡単な構造で容易に的確に取得するため、スイープセンサの両側位置で指の移動方向に沿って指幅より広い間隔の対峙壁面と、両側位置の前記対峙壁面それぞれに弾性体を有し、前記対峙壁面間の間隔が前記指幅より狭くかつ指が移動するだけの大きさを確保できる案内部材とを備えている
そして、その対峙壁面により形成され中央部を指が移動する空間は溝構造であってもよい。また、スイープセンサを底面に配設し、天井面を有する貫通孔状構造でもよい。更に、天井にも前記案内部材が備えられた構造でもよい。この結果、指の移動空間はスイープセンサ面を除く三方の全面を弾性体が囲む四角筒状、または半円筒状などの筒状にすることもできる。
特に、本発明は、ユーザ毎の指の太さに対応するため、両側位置の上記対峙壁面それぞれに固定され、それぞれが同一又は異なる複数種類の厚さを有すると共に指の移動面に前記弾性体を固着する対峙壁を更に備え、両側位置の上記案内部材それぞれが、弾性体と対峙壁とを対にして構成されると共に同じ厚さまたは異なる厚さを有する前記対峙壁をの組として選択されることを主要な特徴とする
また、上記対峙壁に螺合によりねじ込みして前記装置筐体面に先端を当接することにより対峙壁間の距離を調節し固定する調整ネジを備えて、調整ネジのねじ込みで指の幅に適合させることもできる。
本発明の指紋読取装置は、指の移動空間を限定するスイープセンサの両側位置でスイープセンサ面以外の対峙壁面に指の太さより小さくかつ指の移動が円滑な空間を形成する弾性体を指の案内部材として備えている。このため、この弾性部材がスイープセンサの長さ方向、すなわち指の前後移動する方向に対して横方向で指を押さえることができるので、簡単な構造であるうえ、スイープセンサ上での安定した指の直線移動が可能になり、容易に的確な指紋が取得できるという効果が得られる。
特に、スイープセンサの両側位置で指を押さえる構造なので、指の傾きがあってもスイープセンサにより検出される「ずれ」は小さく、案内部材の指移動方向の長さを短くすることができるという効果も生じる。また、上述した構造は、装置筐体の厚さ部分にスイープセンサを設けることができるので、図1に示されるような薄型小型の例えば携帯型PC(パーソナルコンピュータ)、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、携帯電話機などに代表される携帯端末10に装着される指紋読取装置100への採用に適切である。
簡単な構造でスイープセンサの長さ方向に対して指を押さえ安定した指の直線移動を可能にするという目的を、スイープセンサの両側位置で指の移動方向に沿って指幅より広い間隔の対峙壁面を備えると共に、この対峙壁面に固着され、対峙壁面間で中央部の間隔が前記指幅より狭くかつ中央部を指が移動するだけの大きさを確保できる弾性体を案内部材として備えることにより、実現した。
以下に、本発明による実施例について図面を参照して説明する。図面は、模式図であり、その相対寸法は実際に求められるものと相違している。また、本発明に係る部分を示し、機能に必須の構成であっても省略されている部分がある。
本発明の実施例1について図2Aおよび図2Bを併せ参照して説明する。
図2Aは、本発明による指紋読取装置の関連部分における実施の一形態を斜視により示す説明図である。図2Bは指1の移動により指紋を読み取る構造部分を断面で示す説明図である。
図2Aでは、一対の対峙壁面11を有する装置筐体10に、スイープセンサ12、制御部13、および一対の案内部材14が示されている。
装置筐体10の一辺には、対峙壁面11を側面としスイープセンサ12を底面として形成される溝部が設けられる。対峙壁面11は、指1の移動方向に沿って設けられ、指幅より広い間隔を有している
スイープセンサ12は、指紋を読取りするセンサであり、表面に接触する指紋を短冊画像により一定時間ごとに検出し制御部13へ出力する。図2Bに示される指1は指紋部分をスイープセンサ12に接触させて案内部材14の間を前後に移動する。上述した画像データの短冊形状はスイープセンサ12の形状であり、指1は短冊形状の長さ方向に垂直に移動することとなる。
例えば、図2Bに示されるように、指1は、スイープセンサ12上で矢印Pi方向に差し込み、矢印Pd方向でスイープセンサ12面に接触して矢印Po方向に引き抜かれる。
制御部13は、スイープセンサ12の出力を受けて指紋画像を生成する制御を行う。詳細は後述する。
案内部材14は、スイープセンサ12の両側位置で指の移動方向に沿って指幅より広い間隔を有する対峙壁面11それぞれに固着される弾性体である。その形成する空間の間隔は、指幅より狭くかつその中央部を指1が移動するだけの大きさを確保している。従って、案内部材14は、指1に対して適切な弾性をもつ、シリコン樹脂、ポリウレタン、スチレン系熱可逆性エストラマ等の材質を有している。
ここで、指紋採取の実行に際しての制御部13の動作について説明する。
制御部13は指紋採取の開始をスイープセンサ12に命令する。開始命令を受けたスイープセンサ12は一定時間ごとに短冊画像を制御部13に送り続ける。図2Bに示されるように、ユーザが装置筐体10の溝部で指1を方向Piに移動し、方向Pdでスイープセンサ12に指1の指紋部分を押し付けながら指1を方向Poに引き抜く。
この間、制御部13は受け取った画像から指紋採取前・指紋採取中・指紋採取後を判断して指紋採取中の画像のみを保存する。指紋採取前の状態は短冊画像に何もない状態が続くことから判断できる。例えば、指紋採取中は、指紋採取前の状態から短冊画像に何かしらの変化が現れたことを指紋採取の開始と判断でき、この明確な短冊画像を収集して所定の処理を行う。指紋採取後は指紋採取中の状態で、何もない短冊画像が特定枚数続いた場合、指紋採取が終了したと判断することができる。
制御部13は、指紋採取後と判断した際に、スイープセンサ12に指紋採取の終了を通知する。終了命令を受けたスイープセンサ12は、短冊画像の送信を止め、指紋採取を終了する。
上述した溝部は装置筐体の上端辺中央に位置して図示されているが、上下左右の何れの端辺近辺に位置させてもよい。また、その端辺は、長方形筐体の場合、長辺側でも短辺側でもよい。すなわち、図1に示されるような携帯端末の場合、ユーザは装置筐体10を回転させて使用できるからである。
このような構成を採用したので、指を案内部材の弾力で押さえられながら移動できるため、スイープセンサ上で指がその移動方向に対して横ぶれすることがなく、指紋採集できる。従って、制御部は、横方向の移動が少ない短冊画像をスイープセンサから得られるので、元の指紋画像への再構成を容易に行うことができる。
本発明の実施例2について図3Aおよび図3Bを併せ参照して説明する。
実施例2の上記実施例1との相違は、指1を移動させる実施例1の溝部が貫通孔23を成す形状である点にある。
すなわち、図3Aでは、貫通孔23を有する装置筐体20に、スイープセンサ21および案内部材22S,22Uが示されている。制御部は実施例1と同様であるので図示及びその説明を省略する。
装置筐体20の中央部には、指1の移動断面が長方形をなす貫通孔23が設けられている。貫通孔23は指1の移動方向に沿って設けられる。その底面には、指1の移動方向に垂直に長さ方向が位置するように、スイープセンサ21が設けられる。他の三方には弾性体により、両側面に案内部材22S、天井面に案内部材22Uそれぞれが固着されている。
スイープセンサ21は、上記実施例1のスイープセンサと同様であり、その説明を省略する。
しかし、図3Bに示されるように、指1は、案内部材22S,22Uの弾性により方向Pdでスイープセンサ21上に押し付けられ、矢印Pi,Po方向に差し込みかつ引き抜かれる。
案内部材22Sはスイープセンサ21の両側位置、また案内部材22Uは貫通孔23の天井それぞれで、貫通孔23の内壁面に固着されており、指の移動方向に沿って指幅より広い間隔を有する弾性体により備えられる。案内部材22S,22Uはスイープセンサ21との空間間隔を指幅より狭くしている。すなわち、その空間は、中央部を指1が案内部材22S,22Uにより押さえられながら移動するだけの大きさを確保している。従って、案内部材22S,22Uは、指1に対して適切な弾性をもつ、シリコン樹脂、ポリウレタン、スチレン系熱可逆性エストラマ等の材質を有している。
上述した貫通孔は装置筐体のほぼ中央に位置して図示されているが、上下左右を含む周囲で何れの端辺近辺に位置させてもよいことは明らかである。
このような構成を採用したので、指の三方を案内部材の弾力で押さえられながら移動するため、ユーザはスイープセンサ上への押圧を意識しなくても、指がスイープセンサ上でほぼ同一の押圧力により接触する上、その移動方向に対して横ぶれすることなく、指紋採集ができる。すなわち、制御部は、縦横方向の移動がすくない鮮明な短冊画像をスイープセンサから得られるので、元の指紋画像への再構成を容易に行うことができる。
従って、指先だけの滑走が行われなくなり指の腹で滑走させるようになる。指の腹で滑走する結果、指先だけの滑走と比べて指紋画像の広い面積が得られ、より多くのデータを採取することができるので、再構成での照合が行い易い。
なお、貫通孔のスイープセンサとその天井との間隔を大きくすることが可能である。この状態での機能は上記実施例1と全く同一となる。従って、この場合、図3Aにおける案内部材22Uを削除することができる。
本発明の実施例3について図4を参照して説明する。
実施例3では、上記実施例2で貫通孔断面を長方形筒型で示したが、これを半円筒形筒型に変形している。
すなわち、図4では、貫通孔33を有する装置筐体30に、スイープセンサ31および案内部材32が示されている。ここで、指は、案内部材32により周囲からスイープセンサ31にほぼ同一の圧力で押さえつけられて、差込みかつ引抜きされるので、上述の実施例1,2と比較して一層安定した指紋画像を得ることができる。
本発明の実施例4について図5を参照して説明する。
図5には、装置筐体40、スイープセンサ41、および案内部材42,42Aが示されている。また、案内部材42は対峙壁42Fに弾性体42Eを固着したものであり、案内部材42Aは対峙壁42AFに弾性体42Eを固着したものである。弾性体42Eは同一形状であるが、対峙壁42Fと対峙壁42AFとはその厚さが異なり、対峙壁42Fは対峙壁42AFより薄い厚さを有する。
図示される装置筐体40には、指紋読取装置のための溝部が上記実施例1と同様に形成され、底部にスイープセンサ41が備えられる。
実施例4では、上記実施例1で装置筐体に固定されている対峙壁面を、それぞれ厚さを有する平板形状の一対の対峙壁42Fまたは42AFとし、その対峙面それぞれに弾性体42Eを接着固定している。対峙壁42Fまたは42AFは、図示されていないが、装置筐体40と共に嵌合する溝を、図面上の上下方向、すなわち、スイープセンサ41の長さ方向に垂直な方向に設けられており、例えば案内部材42が二つの対峙壁42Fを対として装置筐体40と溝など(図示されていない)に嵌合させられ、留め具(図示されない)で固定される。
この結果、二つの対峙壁42Fそれぞれに固着された弾性体42Eが対峙して空間を形成する。この空間は差し込む指の太さより小さめである。
差し込んだ指が細くて両側の弾性体42Eに届かないユーザの場合、案内部材42Aが使用される。すなわち、二つの対峙壁42Fに替わり、対峙壁42FAを対として装置筐体40と嵌合させて固定する。対峙壁42Fと対峙壁42FAとはその厚さが異なり、案内部材42Aの使用により空間幅が縮小される。
上記例では同一厚さの対峙壁を対としたが、一方を対峙壁42F、他方を対峙壁42FAとすれば上記例の中間寸法の空間幅を形成できる。
このように、厚さが異なる複数の案内部材を用意し、その中から適切に選択できる構成を採用したので、セットされた案内部材の弾性で対処できない指の太さに対しても対応が可能になる。すなわち、子供のように細く小さな指と、レスラーのように太く大きな指の両者に適用可能である。
本発明の実施例5について図6を参照して説明する。
図6では、装置筐体50、スイープセンサ51、案内部材を構成する弾性体52Eおよび内壁52F、並びに、貫通孔53が示されている。
実施例5の案内部材では、上記実施例2で図3Aにおける装置筐体20の案内部材22S,22Uの両側面および天井面の三方を形成する内壁面を、それぞれ厚さを有する板形状の内壁52Fとし、その内面に弾性体52Eを接着固定している。また、実施例5の案内部材は、弾性体52Eを固着の内壁52Fを、上記実施例4と同様、厚さの異なる複数種用意し、ユーザの指の大きさに対応させて選択され、装置筐体50と内壁52Fとは、例えば紙面に垂直方向に溝(図示されない)などを形成し嵌合のうえ、留め具(図示されていない)で固定される。
このような構成を採用したので、上述した実施例4と同様、内壁により案内部材の弾性で対処できない指の太さに対しても対応が可能になる。すなわち、子供のように細く小さな指と、レスラーのように太く大きな指の両者に適用可能である。
本発明の実施例6について図7を参照して説明する。
図7では、装置筐体60、スイープセンサ61、並びに、案内部材として対峙壁62F、弾性体62Eおよび調整ネジ63が示されている。案内部材の対峙壁62Fには弾性体62Eが固着されている。
実施例6では、上記実施例4で対峙壁の厚さを変化させているのに対し、対峙壁62Fの相対位置を調整し調整ネジ63で固定している。
すなわち、装置筐体60の溝部底面には幅方向であるスイープセンサ61の長さ方向に対峙壁62Fに対する嵌合溝64が設けられる。嵌合溝64は、例えば対峙壁62Fを挿入する中央部を除き図示されるように上部開口部分に突起部分を有して、対峙壁62Fの突起部分と嵌合する。従って、対峙壁62Fは、嵌合溝64に嵌め込まれた際には嵌合溝64に沿って指の幅方向に移動できる。このため、対峙壁62Fの位置がユーザの指の幅に適切に調節できる。また、スイープセンサ61は、例えば、対峙壁62Fが嵌合溝64に嵌め込まれた後に取り付けられる。
また、調整ネジ63が対峙壁62Fと螺合している。このため、嵌合溝64の突起部分と対峙壁62Fの突起部分とが嵌合し、調整ネジ63が対峙壁62Fにねじ込まれ、A−A断面で示されるように、嵌合溝64の底面に調整ネジ63の先端を押接することにより、対峙壁62Fの位置を固定することができる。従って、対峙壁62Fの対峙面に固着される弾性体62Eにより形成されるスイープセンサ上の空間間隔が適切に選択できる。
図7に、固定壁62Fの形状、嵌合溝65の形状、およびその嵌合形状が示されているが、その形状は図示されたものに限定されるものではない。また、図7では、上記実施例4の装置筐体端辺溝部分で案内部材とその装置筐体への取付け部分とが変更された状態が示されているが、例えば、装置筐体の端面に備えられたスイープセンサ上に同様な構造の案内部材が設けられてもよい。すなわち、本実施例6では案内部材を調整ネジで装置筐体に固定するので、上記実施例1〜5とは異なり、案内部材を装置筐体の外側に配備することができる。
このような構成を採用したので、案内部材の弾性で対処できない指の太さに対しても対応が可能になる。すなわち、子供のように細く小さな指と、レスラーのように太く大きな指の両者に適用可能である。
移動体を検出するセンサ位置の両側に弾性体または弾性部材を用いた案内部材を備えることによって、移動体の太さの変化を吸収し移動方向に対しての横ブレを容易に抑えることが必要かつ不可欠な用途に適用できる。
本発明の指紋読取装置を搭載する装置筐体の実施の一形態を斜視図で示した説明図である。 本発明による指紋読取装置部分における実施の一形態を斜視図で示した説明図である。(実施例1) 図2Aの指紋読取部分を断面で示した説明図である。(実施例1) 本発明による指紋読取装置の実施の一形態を正面図で示した説明図である。(実施例2) 図3Aの指紋読取部分を断面で示した説明図である。(実施例2) 本発明の指紋読取装置部分における実施の一形態を正面図で示した説明図である。(実施例3) 本発明の指紋読取装置部分における実施の一形態を正面図で示した説明図である。(実施例4) 本発明の指紋読取装置部分における実施の一形態を正面図で示した説明図である。(実施例5) 本発明の指紋読取装置部分における実施の一形態を断面図で示した説明図である。(実施例6) 従来の指紋読取装置における対象部分の一例を平面で示した説明図である。 従来の指紋読取装置における対象部分の図7とは別の一例を平面で示した説明図である。
符号の説明
1 指
10、20、30、40、50、60 装置筐体
11 対峙壁面
12、21、31、41、51、61 スイープセンサ
13 制御部
14、22S、22U、32、42、42A 案内部材
23、33、53 貫通孔
42E、52E、62E 弾性部材
42F、42AF、62F 対峙壁
52F 内壁
63 調整ネジ
64 嵌合溝

Claims (3)

  1. 指紋をスイープセンサで読取るために指を移動させ指紋画像を取得する指紋読取装置であって、スイープセンサの両側位置で指の移動方向に沿って装置筐体に設けられ指幅より広い間隔を有する対峙壁面と、両側位置の前記対峙壁面それぞれに弾性体を有し、前記対峙壁面間の間隔が前記指幅より狭くかつ指が移動するだけの大きさを確保できる案内部材とを備える指紋読取装置において、
    両側位置の前記対峙壁面それぞれに固定され、それぞれが同一又は異なる複数種類の厚さを有すると共に指の移動面に前記弾性体を固着する対峙壁を更に備え、
    両側位置の前記案内部材それぞれが、前記弾性体と前記対峙壁とを対にして構成されると共に、ユーザの指の太さに適合できるように、同じ厚さまたは異なる厚さを有する前記対峙壁を対の組として選択されることを特徴とする指紋読取装置。
  2. 請求項1に記載の指紋読取装置において、前記対峙壁面により形成され中央部を指が移動する空間は天井部が開口されている溝構造であることを特徴とする指紋読取装置。
  3. 請求項1に記載の指紋読取装置において、前記弾性体を固着された一対の前記対峙壁のうち少なくとも一方が前記装置筐体に嵌合する構造をなし、当該対峙壁に螺合によりねじ込みしてユーザの指の太さに適合する位置に対峙壁間の距離を調節して固定する調整ネジを更に備え、前記案内部材が、前記弾性体と前記対峙壁と前記調整ネジとで構成されることを特徴とする指紋読取装置。
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