JP4387930B2 - 電子写真感光体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真感光体の製造方法に関し、特には、浸漬塗布法において不可避である塗布端部の膜厚のタレを改善し、塗布域全域にわたって均一な膜厚を有し、画像均一性に優れた電子写真感光体を製造する方法に関する。
電子写真感光体は、その像形成プロセスにおいて、帯電、露光、現像、転写、クリーニング及び除電の繰り返しの行程を採る。また、近年の電子写真装置の小型化の動向により、電子写真感光体のサイズもより小型化を求められている。
このような中にあって、電子写真感光体は画像の均一性を達成するため、塗布により形成された感光層の全域にわたって均一で、かつ、塗布域の端部においても膜厚均一性を保つことが求められる。
特に、電子写真感光体の製造方法として一般的な浸漬塗布法においては、塗布上端部の膜厚の変動(塗布開始直後の上端部から下方にかけて膜厚が徐々に厚くなる現象で、膜厚タレ又は膜厚ダレと表現される)をなるべく小さくするために種々の方法が採られてきた。
具体的には、塗布開始直後の塗布速度を制御して予めタレる分の塗布液を余計に付着させる方法や、塗布液の溶媒に低沸点成分を添加して乾燥速度を速める方法が一般的である。更には、塗布する基体を加温して乾燥速度を速める方法(例えば、特許文献1参照)や塗布する基体の雰囲気を加温して乾燥速度を速める方法(例えば、特許文献2参照)、更には、基体の表面及び塗布液の少なくとも一方を加温する方法(例えば、特許文献3参照)等が開示されている。
しかし、前記の予めタレる分の塗布液を余計に付着させるための塗布速度の制御、すなわち中心的な塗布速度に対して初期速度を速める制御方法や、低沸点溶媒を添加する方法だけでは、膜厚タレに対して有効ではあるものの、その効果は限定的である。
これについて、更なる効果を実現する方法として、先に挙げた基体の表面及び塗布液の少なくとも一方を加温して塗布を行う方法は、その塗布液に含まれる希釈溶媒の基本的な揮発速度を上昇させることによって非常に効果的に塗布を行うことができる。しかしながら、近年は電子写真感光体に求められる更なる高画質化によって塗膜の均一性が従来にも増して要求されており、同時に、耐刷性等を向上させる目的から積層型電子写真感光体においては電荷輸送層の強度を向上させるため構成樹脂の高分子化に加えて更なる厚膜化が求められている。そして、このような厚膜の塗膜を浸漬塗布法により形成する場合、薄膜に比べて膜厚タレの程度が悪化し易い傾向にある。
ここで、塗膜において重要な品質要素である膜厚の均一性を構成する要因について言及すれば、塗布液の粘度は、この膜厚の均一性において非常に大きく影響するものであり、塗布液の粘度は塗布引き上げ中の全てのタイミングにおいて変化しないことが理想的である。
一方、前記基体の表面及び塗布液の少なくとも一方を加温して塗布する方法のうち、浸漬及び引き上げ中の基体の温度が塗布液よりも高い場合は、塗布上昇速度が一定であれば、形成される塗膜の厚みは、塗布開始後に少なくとも発生するタレによるピークを過ぎた後に連続的に低下するという現象を生じる。
この膜厚減少が進行する度合、すなわち塗膜の膜厚変化の強さは、基体と塗布液の間で熱交換がなされる時間の長さ、基体と塗布液の温度差、塗布液の粘度、等々の複数の要因によって変化するが、もっとも変化が強くなるのは、当然基体と塗布液の温度差が大きいときである。そこで、この基体と塗布液を加温させる塗布方法の効果を最大限に得ると同時に、連続した熱交換による膜厚の変化を抑えるためには、基体と塗布液の双方の温度をより高くかつ同一にすることが一つの方法として考えられるが、塗布液の管理において、例えば送液系統中の温度ムラによる気泡発生や塗布液構成材料の高温環境での耐久性等の問題が懸念され、塗布液の温度は基体に比べてそれほど高く保つことはできない。
また、塗膜の強度を向上させる方法の一つとして用いられる結着樹脂に関して、これを溶解する溶媒としては前記結着樹脂との相溶性に優れ、かつ比較的低い沸点を有する溶媒を用いるのが、塗膜のタレを最小限に抑えることにおいて理想的である。しかしながら、溶媒の選定において結着樹脂との相溶性が良好な溶媒群において低沸点の溶媒が期待できない場合、すなわち高沸点の溶媒のみを用いらざるを得なくなった場合は、揮発の遅延による塗膜のタレを抑えるために、粘度を高く設定した塗布液を使用しなくてはならない。
このとき、形成すべき塗膜の膜厚が薄いときは、基本的な基体と塗布液の加温量は少なくてすむことに加えて、塗布液の粘度が低くて比較的温度による粘度変動が膜厚に及ぼす影響が小さいか、あるいは塗布引き上げ速度が遅くて熱交換が発生する時間が長く、塗布領域の中で部位による熱交換の度合いの差が現われ難いことから基体の軸方向位置による粘度の違いを生じ難い。しかしながら形成すべき塗膜の膜厚を厚くしなければならないときは、逆に、少なくとも基体の温度をできるだけ高く設定する必要があり、塗布液の粘度が高くて温度による粘度変動が膜厚に及ぼす影響が大きいか、あるいは塗布引き上げ速度が早くて熱交換が発生する時間が短く、塗布領域の中で部位による熱交換の度合いの差が現われ易いことから基体の軸方向位置による温度差すなわち粘度の違いとこれに起因する膜厚差を生じ易い。
ここで、先に述べたように、近年の積層型電子写真感光体における電荷輸送層の強度を向上させることを目的に塗膜の厚膜化が求められ、非常に高粘度化した塗布液を膜厚タレ無く塗りこなす必要が生じている状況において、こうした温度差による膜厚差は大きな課題と言わざるを得ない。
特開平3−181949号公報 特開平6−47327号公報 特開2000−194147号公報
本発明の目的は、浸漬塗布法により感光層を形成する際、膜厚タレがなく、感光層の全域にわたって膜厚が均一な、従って画像品位に優れた電子写真感光体を製造する方法を提供することにある。
本発明に従って、電子写真感光体用の塗布液中に被塗布基体を浸漬した後に該被塗布基体を引き上げる浸漬塗布法によって塗膜を形成する電子写真感光体の製造方法であって、浸漬塗布を行う際の該被塗布基体を、加温手段を有するチャッキング装置にて保持して、該被塗布基体の温度Td(℃)を、該塗布液の温度Tp(℃)よりも高く、かつ、該塗布液に含まれる希釈溶媒の沸点Tbs(℃)に対して20℃以上低くし、
塗布開始後のタレによる塗膜の膜厚のピークを過ぎてから、該被塗布基体を引き上げる速度を少なくとも1回あるいは連続的に増加させる
ことを特徴とする電子写真感光体の製造方法が提供される。
浸漬塗布法により電子写真感光体用基体に対して感光層を形成する際、膜厚タレがなく、感光層の全域にわたって膜厚が均一な、従って画像品位に優れた電子写真感光体を製造する方法を提供することができる。
浸漬塗布法においては、一旦被塗布部を塗布液中に埋没させ、一定のタイミングで引き上げることにより塗膜が形成され、この引き上げ速度を制御することや塗布液の粘度や固形分及び溶媒の沸点の選定により塗布開始直後の膜厚タレの度合が決まる。そして、このタレの度合いを最小限にするためには塗布液に含まれる希釈溶媒の揮発をより促進するために、基体又は塗布液の少なくとも一方を加温する手段が有効であるが、一定以上の厚い塗膜を形成するにあたっては、これまで述べてきたような基体と塗布液の温度差の必然性から、この温度差に端を発する膜厚差が生じざるを得ない。
この課題に関し本発明者らは鋭意検討した結果、上記の本発明を用いることによって、膜厚タレを最小限とした電子写真感光体の製造方法を提供できることを見い出した。
ここで、本発明に関して更に詳しく述べれば、基体又は塗布液を加温して、基体の温度が塗布液のそれよりも高い場合には、基体が塗布液中に浸漬しているときにこの両者の間に熱交換が発生し、基体に接するか又はその近傍に存在する塗布液は加熱されると同時に粘度低下を生じる。この状態を前提に引き上げ塗布を行うと、塗膜の厚みの変化としては、塗布開始直後すなわち基体上の塗布上端部では、先ずその塗布環境に従って塗布液がタレながらいったんピークを迎え、その後塗布が進行するに従って基体に付着する塗布液がより長い時間にわたって基体からの熱交換を受けて粘度低下したのであることから、連続的に減少することになる。
この減少を克服し、熱交換による粘度変化を前提に、塗布引き上げ速度を少なくとも1回、あるいは連続的に増加させることによって塗膜を塗布終了に至るまでフラットに形成することができる。
次に、塗布引き上げ速度の制御について述べれば、本発明では塗布引き上げ中に順次基体に付着する塗布液が、塗布が進むに従ってより長時間熱交換されて低粘度化することから、引き上げ速度を増加させることを基本とする。その増加すなわち加速は、塗布引き上げ開始後に少なくとも1回、段階的に加速させる、又は、任意の時間連続加速させる方法であることを特徴とする。更に、基体が引き上げられ塗布液面から離間するときに形成される塗膜の膜厚は、塗布上昇速度が一定であれば、塗布開始後にいったんタレによるピークを迎えることから、加速の影響がこのピークに及ばないことが好ましい。その理由は、塗布開始位置から後に発生する膜厚ピークの距離は、その塗布環境と引き上げ初速における最小限のタレによるものであり、この膜厚の立ち上がりに影響を及ぼす位置からの加速を行えば、ピーク位置をより後方に移動させ、不十分な膜厚領域、すなわち電子写真感光体として十分な機能を果たさない領域を増やすことにもつながるからである。
更に、加速の方法のうち、連続加速する方法について言及すれば、任意の速度に対して定数又は変数を時間の進行に従って乗算する方法や、任意の速度に対して定数又は変数を時間の進行に従って加算する方法等が好ましい。そして、この乗算又は加算するべき定数又は変数は、使用する塗布液や目標とする膜厚、その他のパラメータによって変化させるべきである。
本発明においては、浸漬塗布を行う際に基体、塗布液、又は基体及び塗布液の両方を、塗布液の気泡の発生しない沸点未満の温度に加温する。基体の温度Td(℃)は、塗布液に使用している希釈溶媒の沸点Tbs(℃)に対して20℃以上低く保たれることによって、先述の送液系統中の温度ムラ等に起因する気泡を生じることい。また、塗布液の温度Tp(℃)は、前記基体の温度Td(℃)よりも5℃以上低く保たれる場合に希釈溶媒の揮発をより促進させることができ、本発明の効果をより得易い。
また、塗布液の粘度は液温20℃において、500mPa・s以上3000mPa・s以下であるとき、すなわち粘度が高くて塗布上昇速度を高く保ち難く、かつ先述の熱交換の時間差によって生じる粘度変化が、最終的に形成される塗膜の厚みに与える影響の大きな塗布液を用いて塗布を行う際には、本発明の効果をより得易い。
対象とする塗布液は、積層型電子写真感光体を構成するいかなる層の塗布液に対しても効果的であるが、タレを克服する必要性が最も強く求められるのは、電荷輸送層である。
塗布液に含まれる結着樹脂としては、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリウレタン、ポリサルフォン、ポリアリレート、ポリビニルブチラール、ポリアミド、フェノキシ樹脂、アクリル樹脂、アクリロニトリル樹脂、メタクリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂及びアルキド樹脂等が挙げられる。
また、溶媒としてはこれら電荷輸送材料と、結着樹脂の双方を可溶で、かつ適当な沸点を持つものから選ばれる。例としては、モノクロロベンゼン及びジクロロメタン等のハロゲン系溶媒、シクロヘキサノン及びメチルエチルケトン等のケトン系溶媒、ジオキサン及びテトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒が挙げられるが、乾燥速度や表面張力の調整の目的でその他の溶媒が用いられる場合もある。しかしながら、基体及び塗布液を加温した状態で塗布を行う環境においては、モノクロロベンゼンに代表されるような比較的高沸点の溶媒を選択し、かつ単体で使用することが非常に好ましい。そうすることによって揮発速度の過剰な上昇による不測の膜表面乱れや気泡の発生を防ぐことができるし、また、単一溶媒で塗布液を希釈することによって基本的な液状態において高い安定性を期待することができる。
続いて、電子写真感光体の製造方法に用いられる機器の構成を示す。図1に示すチャッキング装置は、チャック円筒4とゴム製Oリング5及びOリング押さえ6からなり、チャック円筒4の内部には円筒ヒーター2aを有する。被塗布基体1は、ゴム製Oリング5がOリング押さえ6によって押し広げられることによって保持される。本発明ではチャッキングの加温に際して円筒ヒーターを用いてもよい、図3に示すように温水あるいは温風等の蓄熱流体を使用しても効果的である。加えて、チャック円筒4の素材としては、アルミニウム、ステンレスその他の金属類に代表される、熱伝導性の優れた材料を使用することが好ましく、基体が塗布液と接することによって失われる熱量を短時間に補うことができる。また、基体に対する加温効果をより大きく得るためには、Oリング5を中心とした保持機構部を小型化して、円筒ヒーター2aがより基体の上端部まで到達できることが好ましい。更に、形成すべき塗膜の乱れを防止するために、チャッキング装置から基体に対する熱伝導を均一化することが非常に重要で、被塗布基体1とチャック円筒4、及びチャック円筒4と円筒ヒーター2aの隙間は、全ての位置において0.5mm以下であることが好ましい。
また、このチャッキング装置に内蔵されている円筒ヒーター2aを含む一連の加温手段は、図2に示されるように、塗布槽7に取り付けた塗布槽ヒーター2b、塗布液タンク8に取り付けた塗布液タンクヒーター2cからなり、それぞれが3a〜3cの各ケーブルを通してヒーターアンプ3dと接続される。
図8に本発明の製造方法により得られた電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の概略構成を示す。
図8において、21はドラム状の本発明の製造方法により得られた電子写真感光体であり、軸22を中心に矢印方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。電子写真感光体21は、回転過程において、一次帯電手段23によりその周面に正又は負の所定電位の均一帯電を受け、次いで、原稿からの反射光であるスリット露光やレーザービーム走査露光等の露光手段(不図示)から出力される目的の画像情報の時系列電気デジタル画像信号に対応して強度変調された露光光24を受ける。こうして電子写真感光体21の周面に対し、目的の画像情報に対応した静電潜像が順次形成されていく。
形成された静電潜像は、次いで現像手段25内の荷電粒子(トナー)で正規現像又は反転現像により可転写粒子像(トナー像)として顕画化され、不図示の給紙部から電子写真感光体21と転写手段26との間に電子写真感光体21の回転と同期して取り出されて給送された転写材27に、電子写真感光体21の表面に形成担持されているトナー像が転写手段26により順次転写されていく。この時、転写手段にはバイアス電源(不図示)からトナーの保有電荷とは逆極性のバイアス電圧が印加される。
トナー画像の転写を受けた転写材27(最終転写材(紙やフィルム等)の場合)は、電子写真感光体面から分離されて像定着手段28へ搬送されてトナー像の定着処理を受けることにより画像形成物(プリント、コピー)として装置外へプリントアウトされる。転写材27が一次転写材(中間転写材等)の場合は、複数次の転写工程の後に定着処理を受けてプリントアウトされる。
トナー像転写後の電子写真感光体21の表面は、クリーニング手段29によって転写残りトナー等の付着物の除去を受けて清浄面化される。近年、クリーナレスシステムも研究され、転写残りトナーを直接、現像器等で回収することもできる。更に、前露光手段(不図示)からの前露光光30により除電処理された後、繰り返し画像形成に使用される。なお、一次帯電手段23が帯電ローラー等を用いた接触帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではない。
本発明においては、上述の電子写真感光体21、一次帯電手段23、現像手段25及びクリーニング手段29等の構成要素のうち、複数のものを容器に納めてプロセスカートリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写真装置本体に対して着脱自在に構成してもよい。例えば、一次帯電手段23、現像手段25及びクリーニング手段29の少なくとも1つを電子写真感光体21と共に一体に支持してカートリッジ化して、装置本体のレール等の案内手段32を用いて装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジ31とすることができる。
また、露光光24は、電子写真装置が複写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、LEDアレイの駆動又は液晶シャッターアレイの駆動等により照射される光である。
本発明の製造方法により得られた電子写真感光体は、電子写真複写機に利用するのみならず、レーザービームプリンター、CRTプリンター、LEDプリンター、FAX、液晶プリンター及びレーザー製版等の電子写真応用分野にも幅広く適用し得るものである。
次に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
(実施例1)
被塗布基体として、アルミニウム円筒基体(φ30mm、長さ254mm)を用意した。
次に、酸化アンチモンを含有する酸化スズを被覆層として有する導電性酸化チタン粒子粉体(商品名:ECT62、チタン工業(株)製)100質量部、導電性を持たない白色酸化チタン粉体(商品名:SR−1T、堺工業(株)製)100質量部、フェノール樹脂(商品名:プライオーフェンJ325、大日本インキ化学(株)製)130質量部、シリコーン系界面活性剤0.02質量部をメタノール50質量部、メチルセルソルブ50質量部溶剤に混合し、これをサンドミルにより6時間の間分散処理を行って分散液を得た。この分散液を円筒状基体の外表面に浸漬法により塗布し、150℃の雰囲気で30分間乾燥硬化を行い、膜厚が20μmの中間層を形成した。
次に、ポリアミド樹脂(商品名:アミランCM8000、東レ製)10質量部、メトキシメチル化6ナイロン樹脂(商品名:トレジンEF−30T、帝国化学(株)社製)30質量部をメタノール400質量部/n−ブタノール200質量部の混合溶媒中に溶解した塗布液を浸漬塗布し、90℃で10分間熱風乾燥させ、膜厚が0.68μmの下引き層を形成した。
次に、CuKαの特性X線回折におけるブラッグ角2θの7.4°±0.2°及び28.2°±0.2°に強いピークを有するヒドロキシガリウムフタロシアニン(HOGaPc)結晶9質量部とポリビニルブチラール(商品名:エスレックBX−1、積水化学(株)製)3質量部をテトラヒドロフラン100部に溶解した液を、1mmφのガラスビーズを用いたサンドミル装置で3時間分散した。これに200質量部の酢酸ブチルを加えて、希釈した後回収して、これを下引き層上に浸漬塗布し、100℃で10分間乾燥して、140mg/m相当の電荷発生層を形成した。
次に、下記式で示されるアミン化合物9質量部、

下記式で示されるアミン化合物1質量部、

結着樹脂として下記式で示される繰り返し構成単位をm:n=7:3の割合で共重合したポリアリレート(重量平均分子量(Mw)が130,000)樹脂10質量部、

をモノクロロベンゼン(沸点132℃)に溶解して塗布液を作製した。この塗布液の20℃における粘度は、前記モノクロロベンゼンの含有量を調整することで500mPa・sとした。続いて、この塗布液を前記アルミニウム円筒基体に浸漬塗布法で塗布した。このとき、塗布液の温度は、図2にて示すように温水循環機構を使用して31℃に保ち、また基体の内部には図2及び図3にて示すような加温機構を挿入し、基体表面の温度を35℃に保って塗布を行った。
このときの塗布引き上げ速度は、初期速度として200mm/minで塗布を開始し、その後引き上げ距離が30mmに達する時点まで一定速度で塗布した後に引き上げ速度を206mm/minに変更した。その後、引き上げ距離が60mm位置に達した時点で引き上げ速度を224mm/minとし、続けて引き上げ距離が100mm位置に達した時点で引き上げ速度を244mm/minとし、以降同様に、140mm位置で262mm/min、180mm位置で280mm/min、220mm位置で296mm/min、と速度を変化させて塗布した。なお、引き上げ距離が60mm以降における速度変更は、加速に要する距離設定を全て20mmとした。このようにして、4層からなる電子写真感光体を作製した。
その後、塗布済み電子写真感光体を130℃で1時間乾燥し、形成された膜厚を、渦電流式膜厚測定器(フィッシャー社製 商品名:フィッシャースコープ Type:MMS)にて測定した。このとき、塗布引き上げ距離が40mm位置での膜厚は、25.0μmであった。それ以外の測定結果は図4に示す。
このようにして作製した電子写真感光体を、キヤノン(株)製複写機GP−40に装着して、ハーフトーン画像を出力して画像評価を行った。なお、評価は、○:濃淡ムラなし、△:軽微な濃淡ムラあり、×:明確な濃淡ムラあり、××:非常に明確な濃淡ムラあり、とした。また、耐久能力の評価を目的に、50000枚を上限としてハーフトーン画像を出力させ、画像に欠陥を生じることなく終了するか、あるいは画像に欠陥を生じた時点での枚数を記録した。評価結果は表1に示す。
(実施例2)
電荷輸送層の塗布引き上げ速度について以下に記す方法を使用した以外は、全て実施例1と同様にして塗布を行い、膜厚を測定し、画像と耐久能力を評価した。塗布引き上げ速度は、初期速度として200mm/minで塗布を開始し、その後引き上げ距離が30mmに達する時点まで一定速度で塗布した。その後は塗布進行時間が1秒進むごとに塗布速度を2mm/minづつ加速して塗布した。測定結果は図5に、評価結果は表1にそれぞれ示す。
(実施例3)
電荷輸送層の塗布液において、構成される唯一の結着樹脂として、下記式で示される繰り返し構成単位を有するポリアリレート樹脂(重量平均分子量(Mw)が130,000)10質量部を使用して塗布液を作製し、塗布引き上げ距離が30mm位置での膜厚が25.0μmになるように初期速度を調整した以外は、全て実施例2と同様にして塗布を行い、膜厚を測定し、画像を評価した。測定結果は図5に、評価結果は表1にそれぞれ示す。
(実施例4)
電荷輸送層の塗布液において、構成される唯一の結着樹脂として、下記式で示される繰り返し構成単位を有するポリカーボネート樹脂(商品名:ユーピロンZ800、三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製)10質量部を使用して塗布液を作製した以外は、全て実施例3と同様にして塗布を行い、膜厚を測定し、画像を評価した。測定結果は図5に、評価結果は表1にそれぞれ示す。
(実施例5)
電荷輸送層の塗布液において、構成される唯一の結着樹脂として、下記式で示される繰り返し構成単位を有するポリアリレート樹脂(重量平均分子量(Mw)が130,000)10質量部を使用して塗布液を作製した以外は、全て実施例3と同様にして塗布を行い、膜厚を測定し、画像を評価した。測定結果は図5に、評価結果は表1にそれぞれ示す。
(実施例6)
電荷輸送層の塗布において、塗布液の温度を36℃とし、基体の温度を40℃に保ち、更に塗布引き上げ距離が30mm位置での膜厚が25.0μmになるように初期速度を調整し、その後引き上げ距離が30mmに達する時点まで一定速度で塗布した。その後は塗布進行時間が1秒進むごとに塗布速度を2.1mm/minづつ加速して塗布した。それ以外は、全て実施例1と同様にして塗布を行い、膜厚を測定し、画像を評価した。測定結果は図6に、評価結果は表1にそれぞれ示す。
(実施例7)
電荷輸送層の塗布において、塗布液の温度を106℃とし、基体の温度を110℃に保ち、更に塗布引き上げ距離が30mm位置での膜厚が25.0μmになるように初期速度を調整し、その後引き上げ距離が30mmに達する時点まで一定速度で塗布した。その後は塗布進行時間が1秒進むごとに塗布速度を4.8mm/minづつ加速して塗布した。それ以外は、全て実施例1と同様にして塗布を行い、乾燥終了後に塗膜上の気泡発生の有無を画像にて確認した。評価結果は表1に示す。
(実施例8)
電荷輸送層の塗布において、塗布液の温度を80℃とし、基体の温度を90℃に保ち、更に塗布引き上げ距離が30mm位置での膜厚が25.0μmになるように初期速度を調整し、その後引き上げ距離が30mmに達する時点まで一定速度で塗布した。その後は塗布進行時間が1秒進むごとに塗布速度を4.2mm/minづつ加速して塗布した。それ以外は、全て実施例2と同様にして塗布を行い、膜厚を測定し、画像を評価した。測定結果は図7に、評価結果は表1にそれぞれ示す。
(実施例9)
電荷輸送層の塗布において、塗布液の粘度が、20℃において1000mPa・sとなるようにモノクロロベンゼンを加えて塗布液を作製し、塗布液の温度を80℃とし、基体の温度を90℃とした。更に初期速度200mm/minとして塗布を開始し、引き上げ距離が30mmに達する時点まで一定速度で塗布した。その後は塗布進行時間が1秒進むごとに塗布速度を3.0mm/minづつ加速して塗布した。それ以外は、全て実施例2と同様にして塗布を行い、膜厚を測定し、画像と耐久能力を評価した。なお、この塗布液の固形分は、10.8質量%であった。測定結果は図4に、評価結果は表1にそれぞれ示す。
(実施例10)
電荷輸送層の塗布において、塗布液の粘度が、20℃において3000mPa・sとなるようにモノクロロベンゼンを加えて塗布液を作製し、塗布液の温度を80℃とし、基体の温度を90℃とした。更に初期速度100mm/minとして塗布を開始し、引き上げ距離が30mmに達する時点まで一定速度で塗布した。その後は塗布進行時間が1秒進むごとに塗布速度を3.0mm/minづつ加速して塗布した。それ以外は、全て実施例2と同様にして塗布を行い、膜厚を測定し、画像と耐久能力を評価した。なお、この塗布液の固形分は、24.3質量%であった。測定結果は図4に、評価結果は表1にそれぞれ示す。
(比較例1)
電荷輸送層の塗布において、塗布引き上げ速度を終始200mm/minに保って塗布を行った以外、全て実施例1と同様にして塗布を行い、膜厚を測定し、画像と耐久能力を評価した。測定結果は図4に、評価結果は表1にそれぞれ示す。
(比較例2)
電荷輸送層の塗布において、塗布引き上げ速度を終始初期速度に保って塗布を行った以外、全て実施例6と同様にして塗布を行い、膜厚を測定し、画像と耐久能力を評価した。測定結果は図6に、評価結果は表1にそれぞれ示す。
(比較例3)
電荷輸送層の塗布において、塗布液の温度を116℃とし、基体の温度を120℃に保った以外は、全て実施例7と同様にして塗布を行い、乾燥終了後に塗膜上の気泡発生の有無を画像にて確認した。評価結果は表1に示す。
(比較例4)
電荷輸送層の塗布において、塗布引き上げ速度を終始200mm/minに保って塗布を行った以外、全て実施例8と同様にして塗布を行い、膜厚を測定し、画像と耐久能力を評価した。測定結果は図7、評価結果は表1にそれぞれに示す。
(実施例1〜6)
図4〜図6に示されるように、それぞれ膜厚は、塗布開始後に最大値を示した後にも引き続き減少することなく形成されている。また、表1に示されるように、画像での濃淡ムラは発生せず、実施例1及び2については耐久枚数も終了まで欠陥を生じなかった。
(実施例7)
表1に示されるように、画像においても気泡に起因する黒点は発生せず、耐久枚数も終了まで欠陥を生じなかった。
(実施例8〜10)
図4及び図7に示されるように、それぞれ膜厚は、塗布開始後に最大値を示した後にも引き続き減少することなく形成されている。また、表1に示されるように、画像での濃淡ムラは発生せず、実施例9及び10については耐久枚数も終了まで欠陥を生じなかった。
(比較例1)
図4に示されるように、膜厚は、塗布開始後にいったん最大値を示し、その後減少した。塗布開始から220mm位置での実施例1との膜厚差は2.1μmであった。また、表1に示されるように、画像での濃淡ムラは、電子写真感光体塗布前半部から後半部にかけて軽微に濃度が増す現象が確認された。耐久枚数は46200枚付近にて電子写真感光体塗布後半部に画像カブリを生じた。
(比較例2)
図6に示されるように、膜厚は、塗布開始後にいったん最大値を示し、その後減少した。塗布開始から220mm位置での実施例6との膜厚差は2.6μmであった。また、表1にて示されるように、画像での濃淡ムラは、電子写真感光体塗布前半部から後半部にかけて明確に濃度が増す現象が確認された。耐久枚数は39500枚付近にて電子写真感光体塗布後半部に画像カブリを生じた。
(比較例3)
表1に示されるように、気泡発生に起因する黒点が、φ0.7mm以上が2点と、φ0.7mm未満が4点確認された。
(比較例4)
図7に示されるように、膜厚は、塗布開始後にいったん最大値を示し、その後減少した。塗布開始から220mm位置での実施例6との膜厚差は4.5μmであった。また、表1に示されるように、画像での濃淡ムラは、電子写真感光体塗布前半部から後半部にかけて非常に強く濃度が増す現象が確認された。耐久枚数は27700枚付近にて電子写真感光体塗布後半部に画像カブリを生じた。
本発明におけるヒーターを用いたチャッキング装置の概略構成図である。 本発明における加熱装置の概略構成図である。 本発明における蓄熱流体を用いたチャッキング装置の概略構成図である。 実施例1、実施例9、実施例10及び比較例1の塗布結果を示す図である。 実施例2〜5の塗布結果を示す図である。 実施例6及び比較例2の塗布結果を示す図である。 実施例8及び比較例4の塗布結果を示す図である。 本発明の製造方法により得られた電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の概略構成の例を示す図である。
符号の説明
1 被塗布基体
2a 円筒ヒーター
2b 塗布槽ヒーター
2c 塗布液タンクヒーター
3a〜c ヒーターケーブル
3d ヒーターアンプ
4チャック円筒
5 ゴム製Oリング
6 Oリング押さえ
7 塗布槽
8 塗布液タンク
9 フィルターユニット
10 送液ポンプ
11 蓄熱流体用循環経路

Claims (4)

  1. 電子写真感光体用の塗布液中に被塗布基体を浸漬した後に該被塗布基体を引き上げる浸漬塗布法によって塗膜を形成する電子写真感光体の製造方法であって、
    浸漬塗布を行う際の該被塗布基体を、加温手段を有するチャッキング装置にて保持して、該被塗布基体の温度Td(℃)を、該塗布液の温度Tp(℃)よりも高く、かつ、該塗布液に含まれる希釈溶媒の沸点Tbs(℃)に対して20℃以上低くし、
    塗布開始後のタレによる塗膜の膜厚のピークを過ぎてから、該被塗布基体を引き上げる速度を少なくとも1回あるいは連続的に増加させる
    ことを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
  2. 前記塗布液の温度Tp(℃)を、前記被塗布基体の温度Td(℃)に対して5℃以上低くする請求項1に記載の電子写真感光体の製造方法
  3. 前記塗布液温度が20℃のときにおける前記塗布液の粘度が、500mPa・s以上3000mPa・s以下である請求項1又は2に記載の電子写真感光体の製造方法。
  4. 前記塗布液中に浸漬される前記被塗布基体にはその表面に電荷発生層が形成されており、前記塗布液が電荷輸送層を形成するために用いられる塗布液であり、前記塗膜が電荷輸送層の塗膜である請求項1〜3のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法。
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