JP4387876B2 - 汚水浄化槽 - Google Patents

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Description

本発明は、生活雑排水を処理する汚水浄化槽に関する。
従来、汚水浄化槽は、処理室と、この処理室の後段にある処理室との間に、処理水を移流させる移流室が設けられており、処理水がこの移流室を通過して移流されている。
図5は、従来使用されている汚水浄化槽の概略断面図であり、流入口32から流入した被処理水は、嫌気濾床第1室33に入り、移流室である昇流通路37を通過して嫌気濾床第2室34に流入する。また、嫌気濾床第2室34と生物濾過室35との間には、移流室として昇流通路42とポンプ室38が設けられている。嫌気濾床第2室34から流出した被処理水は、昇流通路42を通過し、ポンプ室38に流入後、移送用エアリフト管39によって生物濾過室35に移送される。生物濾過室35では、好気処理及びこの好気処理により発生する固形物の濾過が行われ、その後、好気処理及び濾過を行われた処理水が、処理水室36へ移流される。処理水は、処理水室36にて固液分離が行われ、上澄み液が消毒室43にて塩素消毒され、放流口41より汚水浄化槽外へ放流される(特許文献1参照)。
特許第3301999号公報
しかしながら、従来の汚水浄化槽は、汚水浄化槽の据付時、保守点検時等に、マンホール蓋を取り外してあることから、昇流通路(移流室箇所)37、42に石等の異物が落下する可能性がある。昇流通路37、42に異物が落下すると、槽内の堆積汚泥に異物が混入し、汚泥をポンプで引き抜く際に、ポンプ故障の原因となり、汚泥処理施設において処理に弊害を及ぼす可能性もある。
また、ポンプ室38のように、移送用エアリフト管39の吸込口が設けられている場合には、移送用エアリフト管39が異物を吸込むと、エアリフトポンプの移送量が不安定になり、場合によっては、吸込口又は配管内が閉塞して揚水されなくなるとの問題があった。
本発明は、上記問題点を解消しようとするものであり、異物が汚水浄化槽の底部に堆積した汚泥等に混入することのない汚水浄化槽を提供することを目的とする。
(1)本発明は、開口部を有した外槽と、この外槽の内部を区画し複数の室を設ける隔壁と、上記開口部を閉塞するマンホール蓋とを備え、上記複数の室のうち任意の室に濾材又は接触材を配置し、上記複数の室のうち他の室を濾材又は接触材を配置しない室として設け、濾材又は接触材を配置しない室を1つ設けた場合は、その室の上部に、濾材又は接触材を配置しない室を複数設けた場合は、これら複数の室のうちの少なくとも1つの室の上部に複数の開口部が設けられた板状又は格子状の異物落下防止部材を配置した汚水浄化槽。である。
(2)項(1)において、異物落下防止部材が、蓋、ネット、又は、すのこである汚水
浄化槽である。
(3)項(1)又は(2)において、異物落下防止部材が、隔壁上端に配置される汚水
浄化槽である。
(4)項(1)乃至(3)のいずれかにおいて、濾材又は接触材が配置される室が、嫌
気処理室及び/又は好気処理室であり、上記異物落下防止部材を配置される室が、上記嫌気処理室から嫌気処理室へ処理水を移流させる移流室、嫌気処理室から好気処理室へ処理水を移流させる移流室、又は、好気処理室からこの好気処理室より下流の室へ処理水を移流させる移流室である汚水浄化槽。
本発明によれば、濾材又は接触材を配置しておらず、汚水浄化槽の底部に堆積する汚泥まで障害物のない室に、異物落下防止部材を配置することにより、石等の異物が落下して汚泥内に混入することがなく、汚泥を引き抜く際に、ポンプを破損させることがなく、汚水浄化槽内にて一方の室から他方の室にエアリフトポンプ等により処理水を移流させる際に、エアリフトポンプの配管内部を閉塞させることもなく、安定した汚水処理を行うことができる。
また、異物落下防止部材が、隔壁上端に配置されれば、異物落下防止部材を設置・固定するための専用部材を別途設ける必要がなく、組立時間・組立費用を低減することができる。
本発明に用いる開口部を有した外槽は、内部に処理すべき汚水を貯留することができるものであれば、特に限定されるものでなく、防錆処理を施した金属製のもの、合成樹脂製のもの、コンクリート製のもの等を使用することができ、中でも合成樹脂製のものが成形を行いやすく、防水性、耐久性に優れ好ましく用いられる。また、外装は、複数の部材を組み合わせて形成されてもよく、具体的には、上槽と下槽とをパッキン等の止水部材を介して接続固定したもの、単位体パネルを複数組み合わせて1つの槽としたもの等を用いることができる。
外槽には、1つ又は複数の開口が設けられており、通常使用状態ではこの開口にマンホール蓋が配されて閉塞されている。開口は、汚水浄化槽製造時において、汚水浄化槽の内部設置機器の搬入等に使用され、汚水浄化槽製造終了後において、点検・補修等に使用される。
本発明にて述べる隔壁は、外槽の内部を複数の室に区画することに用いられ、その材質、大きさ等は特に限定されるものではないが、合成樹脂製の板状のものを好適に用いることができる。
本発明にて述べる室は、隔壁にて区画されたものであるが、完全に他の室と連通していないものを意味するものではない。汚水浄化槽の内部は、汚水が各室を順次移流する過程で浄化されていくものであり、各室が、移流開口、移流堰、又は、エアリフトポンプ・水中ポンプの流入開口等を有している。即ち、本発明にて述べる室は、その室にて主に行われる機能により区分されており、この主な機能を区画するのに隔壁を用いている。ここで述べる主な機能とは、具体的に述べると、嫌気処理機能、好気処理機能、沈殿分離機能、消毒機能、移流機能等である。
本発明にて述べる濾材、接触材は、固形物の濾過、嫌気又は好気性微生物の付着物となるものであり、形状、個数等、限定されるものではない。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の1実施例を示す汚水浄化槽用処理装置の概略断面図である。処理室1は隔壁となる仕切板6、7によって前段および後段の処理室と隔てられており、更に隔壁となる仕切板10により、移流室2と嫌気濾床室11とに隔てられている。また、嫌気濾床室11には、濾材充填部5が設けられ、この濾材充填部5内に、濾材が充填されている。濾材充填部5に充填されている濾材の形状としては、特に限定するものではなく、ヘチマ様、波板状、多孔質状等の板状部材、又は、蜂の巣状(ハニカムコア)部材等が好ましく用いられ、骨格球状、網様円筒状部材等も用いることができる。
水の流れを説明すると、前段の処理室から流入口3を介して移流室2に移流した処理水は、移流室2を下降流で流れ、仕切板10の下部より嫌気濾床室11へと流入する。嫌気濾床室11内では、上向流となって濾材充填部5を通過し、流出口4より後段の処理室へと移流する。また、処理水は、濾材充填部5を通過する際に、固形物が濾過されると共に、嫌気処理も行われる。
移流室2の水面より上となる部分には、異物落下防止部材8として蓋が設置されており、石等の異物が、汚泥12に混入することを防いでいる。異物は、移流室2以外の嫌気濾床室11へと落下することもあるが、この場合、異物は濾材充填部5にて受け止められ、後に引き抜きを行う汚泥12に混入することはない。
異物落下防止部材8は、本実施例において水面より上となる部分に取り付けてあるが、水面と同等高さ、水面下に取り付けても良い。但し、取扱を考えると、水面よりも上となる部分に取り付けることが好ましい。また、異物落下防止装置8は、その一部を仕切板10の上端に載置してあり、仕切板6と接する部分には、仕切板6に設けた水平方向の突出片上に載置してある。更に、異物落下防止部材8は、容易に着脱でき、且つ、脱落しないように、下面に2本の突起部分を有しており、この2本の突起の間に仕切板10を嵌め込むようにしてある。尚、異物落下防止部材8の材質は、金属、合成樹脂等を用いることができるが、耐食性、コストの観点から塩化ビニルなどの合成樹脂製とするのが好ましい。
異物落下防止部材8の形状は、特に特定するものではないが、例えば板状、板状の部材に複数の開口部を設けた形状、棒状または紐状の材料を格子状に編んだ形状などとすることができる。保守点検時の移流部の視認性を考慮すると、板状の部材に複数の開口部を設けた形状、棒状または紐状の部材を格子状に編んだ形状とするのが好ましい。前記開口部の形状は、特に限定されるものではなく丸型、正方形型、長方形型等の多角形型、不定形状等、種々の形状を用いることが出来る。また、前記開口部の径は、移流部の目視ができ、且つ異物の落下を防止できる大きさとするのが好ましく、例えば5〜20mm程度とするのが好ましい。
図2は、本発明の他の実施例である汚水浄化槽用処理装置の概略断面図であり、図1に示したものとは異なり、上流に嫌気濾床室11を配し、下流に移流室2を配している。また、移流室2には、エアリフトポンプ9が設置してあり、このエアリフトポンプ9を用いて移流室2よりも下流となる室へと処理水を移流させている。
異物落下防止部材8は、エアリフトポンプ9に対して空気を供給する空気供給管を通す孔が設けられており、異物落下防止部材8を取りはず際には、空気供給管に沿って上方に持ち上げることができ、空気供給管を取り除いて異物落下防止部材を取り外すこともできる。
図3は、本発明の更に別の実施例を示す汚水浄化槽の概略断面図である。
本実施例では、処理室1の底部にエアリフトポンプ9を接続しており、前段の処理室から流入口3を介して移流室2に流入した処理水は、嫌気濾床室11へと移流し、濾材充填部5を通過して流出口4より、後段の処理室へと流れ出る。エアリフトポンプ9は、嫌気濾床室11の底部より汚泥と共に処理水を引き抜き、移流室2よりも上流となる室に移流させている。
異物落下防止部材8は、移流室2の上部に設置されており、ゴム製ネットを使用している。ゴム製ネットは、仕切板10及び仕切板6に各々設けた引掛突起に引っ掛けられており、容易に着脱可能にしてある。
図4は、本発明の更に他の実施例を示す汚水浄化槽全体の概略断面図である。汚水浄化槽51は、上流より嫌気処理槽第1室53、移流室55、嫌気処理槽第2室56、移流室58、好気処理室60、移流室61、濾過室62、移流室65、消毒室66を備えており、流入口52から流入した被処理水が、順次処理されて放流口68から汚水浄化槽51の外へ放流される。
嫌気濾床槽第1室53と、嫌気処理槽第2室56とには、嫌気濾材54が設けられており、この嫌気濾材54として多孔質状等の板状部材を使用している。嫌気処理室では、散気管等により酸素の供給を行わないことから嫌気状態に保たれ、嫌気性微生物による嫌気処理が行われる。嫌気濾材54は、処理水の固形物を濾過すると共に、嫌気性微生物の付着体としても使用される。
好気処理室60には、濾材70が設置され、この濾材70の底面より下の部分に散気部材67が設けられている。好気処理室は、散気部材67から空気供給が行われることから好気状態に保たれ、好気性微生物による好気処理が行われる。濾材70は、好気性微生物が付着増殖する担体としても用いられる。濾材70は、その形状として、板状、網板状、ヘチマ状、多孔質状、筒状、棒状、骨格球状、紐状、更には粒状、不定形な塊状、立方体状、繊維塊状等の種々の形状に加工したものを用いることができ、本実施例では、筒状のものを用いている。また、その基材としては、例えばポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルフォルマール、ポリウレタン、メラミン樹脂等の合成樹脂製加工物、セラミックス、珪砂等の無機製加工物、アンスラサイト等の化石加工物、活性炭等で、比重約1又は1以上のもの、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン等の比重約1又は1以下のもののいずれも用いることができ、本実施例では、ポリウレタン製のものを使用している。
濾過室62には、濾過用濾材63が設置され、この濾過用濾材63の底面よりも下の部分に洗浄用散気部材64が設けられている。濾過室62は、好気処理室内にて好気処理を行った際に発生するSSの捕捉除去し、濾過用濾材63が徐々に閉塞することから、定期的に洗浄用散気部材64から空気を吐出させ濾材を撹拌してSSの除去を行う。充填する濾材としては、液中で浮上するものを用いることができるが、好ましくは沈降性濾材である。沈降性濾材には、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルフォルマール、ポリウレタン、メラミン樹脂等の合成樹脂製加工物、セラミックス、珪砂等の無機製加工物、アンスラサイト等の化石加工物、活性炭等の、比重約1又は1以上のもの、又はポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン等に充填剤を添加して比重約1又は1以上に調整したものがあり、これを粒状、塊状、筒状、網状、棒状、繊維塊状等、更には多孔質状等に成形、加工したものでもよい。
消毒室66は、塩素による滅菌を行う室であり、最終的に放流する前に処理水中の主に大腸菌を滅菌する。
移流室55、58、61、65は、前段の処理室から後段の処理室へと処理水を移流させる際に通過する室であり、移流室58には、嫌気処理槽第2室から好気処理室60へと、処理水を定量的に移送する移送用エアリフトポンプ59が設けてある。また、移流室61には、好気処理室内の処理水の一部を嫌気濾床槽第1室53へと返送する移送用エアリフトポンプ72と、濾過室62内の濾過用濾材63を洗浄する際に発生するSSの移送を行う洗浄排水移送用エアリフトポンプ69とを設置してある。
移流室55、58、61、65の上部には、異物落下防止部材8として、蓋を設けてある。また、移流室58、61には、移送用エアリフトポンプ59、洗浄排水返送用エアリフトポンプ69、移送用エアリフトポンプ72が設けられているため、この部分に配置される異物落下防止部材8には、エアリフトポンプの空気館を通す孔を設けてある。
図4に記載される汚水浄化槽51について、処理水の流れを説明すると、流入口52より嫌気処理槽第1室53に流入した処理水は、嫌気濾材54を通過することで固形分が濾過され、嫌気処理を行われる。処理水は、その後嫌気処理槽第2室56へと移流し、再度嫌気濾材54にて固形分を濾過されると共に、嫌気処理を行われる。嫌気処理槽第2室56での処理を終えると、処理水は、移送用エアリフトポンプ59により定量的に好気処理
室60へと移流され、濾材70を通過する際に、散気部材67から散気される空気によって好気状態に保たれた環境下にて好気性微生物による好気処理を行われる。好気処理を行った処理水は、その一部が、移送用エアリフトポンプ72によって嫌気濾床槽第1室54へと返送され、残りが濾過室62へと移流する。
濾過室62に流入した処理水は、濾過用濾材63により好気処理の際に発生した固形分を濾過され、消毒室66にて滅菌消毒を行った後に、放流口68から汚水浄化槽51外へと放流される。濾過用濾材63は、濾過を継続して行っていると、徐々に閉塞するので、洗浄用散気部材64から空気を散気することで、濾材を撹拌洗浄し、この洗浄水を洗浄排水返送用エアリフトポンプ69にて嫌気濾床槽第1室53へと移流させる。洗浄用散気部材64及び洗浄排水返送用エアリフトポンプ69へと空気を供給する空気配管は、同一配管から分岐させたものを用いることで、洗浄及び返送が同時に行え、効率的に作業を進めることができる。また、移流室55、58、61、65には、異物落下防止部材8が設けてあるので、石等の異物が、汚水浄化槽51の底部汚泥と混合されることはなく、使用しているエアリフトポンプの配管詰まり、汚泥引き抜きに使用するポンプ故障を引き起こすことがない。
本発明の実施例である汚水浄化槽用の一部概略断面図である。 本発明の他の実施例である汚水浄化槽の一部概略断面図である。 本発明の更に他の実施例である汚水浄化槽の一部概略断面図である。 本発明の実施例である汚水浄化槽の概略断面図である。 従来例である汚水浄化槽を示す概略断面図である。
符号の説明
1…処理室、2…移流室、3…流入口、4…流出口、5…濾材充填部、6…仕切板、7…仕切板、8…異物落下防止部材、9…エアリフトポンプ、10…仕切板、11…嫌気濾床室、12…汚泥、31…汚水処理装置、32…流入口、33…嫌気濾床第1室、34…嫌気濾床第2室、35…生物濾過室、36…処理水室、37…昇流通路、38…ポンプ室、39…移送用エアリフト管、40…循環用エアリフト管、41…放流口、42…昇流通路、43…消毒室、51…汚水浄化槽、52…流入口、53…嫌気処理槽第1室、54…嫌気濾材、55…移流室、56…嫌気処理槽第2室、58…移流室、59…移送用エアリフトポンプ、60…好気処理室、61…移流室、62…濾過室、63…濾過用濾材、64…洗浄用散気部材、65…移流室、66…消毒室、67…散気部材、68…放流口、69…洗浄排水返送用エアリフトポンプ、70…濾材、72…移送用エアリフトポンプ

Claims (4)

  1. 開口部を有した外槽と、この外槽の内部を区画し複数の室を設ける隔壁と、上記開口部を閉塞するマンホール蓋とを備え、上記複数の室のうち任意の室に濾材又は接触材を配置し、上記複数の室のうち他の室を濾材又は接触材を配置しない室として設け、濾材又は接触材を配置しない室を1つ設けた場合は、その室の上部に、濾材又は接触材を配置しない室を複数設けた場合は、これら複数の室のうちの少なくとも1つの室の上部に複数の開口部が設けられた板状又は格子状の異物落下防止部材を配置した汚水浄化槽。
  2. 請求項1において、異物落下防止部材が、蓋、ネット、又は、すのこである汚水浄化槽。
  3. 請求項1又は2において、異物落下防止部材が、隔壁上端に配置される汚水浄化槽。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、濾材又は接触材が配置される室が、嫌気処理室及び/又は好気処理室であり、上記異物落下防止部材を配置される室が、上記嫌気処理室から嫌気処理室へ処理水を移流させる移流室、嫌気処理室から好気処理室へ処理水を移流させる移流室、又は、好気処理室からこの好気処理室より下流の室へ処理水を移流させる移流室である汚水浄化槽。
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