JP4387867B2 - 乾燥機能付洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、排気タイプの簡易な構成からなる乾燥手段を備え、特には乾燥効率の向上を図った乾燥機能付洗濯機に関する。
従来、内部に回転槽を有する有底筒状の水槽を備え、乾燥時には該水槽内に給気して回転槽内の洗濯物と接触させて乾燥作用をなした後、本体外に排気する所謂排気タイプの乾燥機能付洗濯機が提供されている。その一般的な構成としては、本体内部にヒータや送風機からなる温風生成ユニットを設け、乾燥時にはこの温風を上記水槽の上面開口から供給し、回転する回転槽内の洗濯物に吹き当て、その湿気を含んだ温風(排気)を水槽の上面開口から排出し、そして本体外へ排出するようにした構成(例えば、特許文献1参照)、或いは排気手段として水槽底部の排水ホースを利用して排気する構成が考えられている(例えば、特許文献2参照)。
上記排気タイプの乾燥手段によれば、温風を循環利用する循環タイプの乾燥手段に比し、次のような利点を有する。すなわち、循環タイプでは水槽を介した温風循環経路を設け、その循環路途中には除湿用の熱交換器、さらにはヒータや送風機からなる温風生成ユニット等を接続するため、構成が複雑化するとともに大掛かりな乾燥手段となり、本体内の多くのスペースを占有したり、洗濯機全体の重量も増し且つ組立作業も煩雑となりコストも高騰するなどの難点がある。これに対し、上記排気タイプの乾燥手段によれば、コンパクトで簡易な構成とすることができるなど上記いずれの点に対しても有利であり、特に洗濯物の完全乾燥でなく干し時間を短縮するなどのため軽めの乾燥効果を得る場合に好適する。
特開2003−305293号公報 特開平11−216293号公報
しかしながら、上記構成のうち特許文献1に記載の如く水槽および回転槽の上面から温風を供給し、乾燥に寄与した後の湿気を含んだ温風(排気)も、やはり水槽等の上面開口から排出する構成では、温風が下方の洗濯物まで十分に行き渡らないおそれがあり、上部と下部とでは乾燥むらを生じ易く、また回転槽内における所謂給排気が混合状態となり易く、中には新たに供給された温風が乾燥に十分に寄与することなく排出されたり、或いは槽内に一部排気が滞るなどの憂いを有し、また乾燥時間も長くなるなど必ずしも乾燥効率は良いとは言えない。
一方、後者の特許文献2に記載の如く排水ホースを利用した排気手段では、途中に排水弁を経由するなど通気抵抗が大きく、或いは排水ホース内の残水による排気性能の悪化も考えられる。このため、例えば温風を供給する送風力を大きくするなどしても、やはり長期使用により弁詰り現象に伴ない空気流の流れが悪くなることも予測され、この排気性能の低下に伴ない乾燥性能の低下も免れない。しかも、温風は比重も軽くて上昇し易い傾向にあるため、やはり下部の洗濯物の乾燥作用は低下し上部の洗濯物との乾燥むらを生じるなど、上記構成とほぼ同様の問題も抱えている。
本発明は、上記問題点を解決するために、乾燥時の給排気の流れを確保するとともに、洗濯物全体に均等な乾燥作用を促し乾燥効率の向上を図り得る乾燥機能付洗濯機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の乾燥機能付洗濯機は、外郭を形成する本体内に設けられ上面を開口し貯水可能な有底筒状の水槽と、この水槽内に回転可能に設けられ多孔状の周壁を有し上面を開口した有底筒状の回転槽と、前記水槽の外側に設けられ、該水槽の下部に連通口を介して連通し上方に延出されて開口した通気路とを備え、
前記連通口は、その開口部位の横断面が乾燥運転時の回転槽の回転方向に沿って滑らかに外方に膨出する形状とし、
乾燥運転時には、回転槽を回転しながら水槽上面の開口から給気し水槽下部の連通口を経て通気路内を上方に導き、該通気路の上端開口を経て本体外に排気するようにしたことを主たる特徴とするものである(請求項1の発明)。
上記手段によれば、水槽下部を経由したU字状通路の給排気の流れを確保でき、下部の洗濯物への乾燥作用も促進されて乾燥むらがなく、以って全体均等に効率良く乾燥できる乾燥機能付洗濯機を提供できる。また、排気のとり込み口である連通口は、その開口部位の横断面が回転槽の回転方向に沿って滑らかに外方に膨出する形状としたので、同回転方向に指向した排気流に乱流を生じることなく効率良くとり込むことができ、排気性能としても大いに良好となり、延いては乾燥性能の向上が期待できる。
以下、本発明の一実施例を示す乾燥機能付洗濯機につき、図1〜図4を参照して説明する。まず、図1は全体構成を示す縦断面図で、外郭を形成する本体1は、後述する水槽4等を内包する矩形箱状の外箱2と、この上面に被着され投入口3aを開閉する外蓋15等を有するトップカバー3とから構成されている。そのうち、前記外箱2は上下面とも開口した形態にて、内部に上面を開口した有底円筒状の前記水槽4が弾性支持機構5を介して設けられている。この水槽4は、底部の排水口6には排水弁7を有する排水ホース8が接続され、実質的に無孔状の貯水可能な槽体をなしている。
この水槽4の上面には、その開口を閉塞するように円板状の槽カバー9が気密的に被着されている。この槽カバー9は、水槽4を極力密閉構成にするとともに、そのほぼ中央部には開閉可能な内蓋9aを設け、洗濯物の出し入れを可能としている。なお、水槽4の外側には該水槽4内部と下部にて連通し、上部に延出された通気路10を形成しているが、その詳細については後述する。
このような水槽4の内部には、回転槽11が縦軸回転可能に設けられている。この回転槽11も、前記水槽4と同様に上面を開口した有底円筒状をなしているが、底部を含む周壁には通水孔および通気孔として機能する多数の透孔11aを有し、また上面開口にはバランスリング12が装着され、且つ内底部には回転可能に撹拌体13を備えた構成としている。なお、本実施例では撹拌体13には、上下方向に貫通した複数の透孔13aが形成されている。
また、前記水槽4の外底部には前記回転槽11および撹拌体13を回転駆動する駆動機構14が設けられている。この駆動機構14は、例えばアウタロータ形モータと該モータの回転を回転槽11および撹拌体13に選択的に伝達するクラッチとから構成されている。従って、この駆動機構14を介して本実施例では、洗いやすすぎ行程では撹拌体13のみを回転し、脱水や乾燥行程では撹拌体13と共に回転槽11を回転するよう運転制御される。
一方、前記トップカバー3の構成につき述べると、そのほぼ中央部に洗濯物を出し入れする投入口3aが形成され、これを開閉すべく前記した外蓋15が回動自在に取付けられている。この外蓋15は、例えば二つ折り構成とするとともに、周側部に複数の切欠部15aを有していて、所謂本体1内外の通気性を確保している。そして、トップカバー3の後部はやや後方に突き出しており、その内部には温風生成ユニット16や図示しない給水装置等を配設している。
前記温風生成ユニット16は、送風機17およびヒータ18を具備してなり、該送風機17は、後面に吸気口19を有するケーシング20と、このケーシング20内に収容されたファン17aと、ケーシング20の前部外面に設けられた前記ファン17aを回転駆動するファンモータ17bとから構成されている。また、前記ヒータ18は、例えばPTCヒータからなり前記ケーシング20内の前端部で前記送風機17の下流側に位置して設けられている。
そして、前記ケーシング20の前端部には蛇腹状の送風ダクト21が接続され、その他端部を前記槽カバー9の後部の図示しない通気口に連通接続され、温風生成ユニット16からの温風を水槽4および回転槽11内に供給可能としている。
さらには、前記トップカバー3の前部上面には操作パネル22が設けられ、周知のように図示しないスタートスイッチや各種の運転コース等を設定する操作キー等を備え、また該パネル22の背面側には運転制御用の制御装置23を配設している。
ここで、前記した水槽4の外側に設けた通気路10の具体構成につき、図2〜図4も参照して説明する。この通気路10は、前記し特には図1からも明らかなように水槽4の下部にて連通し、本実施例では水槽4と一体に成型された中空の形状としている。しかして、通気路10が隣接する側の水槽4の周壁は仕切部材として、謂わば隔離するための仕切壁25として機能し、該通気路10は水槽4の周壁より外方に膨出した形態をなしている。なお、水槽4の下部における連通口24は、作用説明にて後述するが極力下方に位置して連通することが好ましいが、特に図1に示すように少なくとも水槽4底部の排水口6よりは上位に設けられている。
そして、図4の水槽4の外観斜視図から明らかなように、通気路10の外側の周壁のうち内部の回転槽11(二点鎖線で示す)の各右,左の回転方向R1,R2に対向する側の各側壁部10a,10bを、それぞれ下部から拡開する傾斜状(図中、傾斜角度αで示す)に形成している。因みに、本実施例では回転方向R1は、乾燥運転時における回転槽11の回転方向とし、その逆回転である回転方向R2は脱水運転時における回転槽11の回転方向に設定している。従って、乾燥時の回転方向R1に沿って一方の側壁部10aが傾斜上昇し、脱水時の回転方向R2に沿って他方の側壁部10bが傾斜上昇する形態となしている。
このような構成の通気路10の前記連通口24の具体構成につき、図2および図2のA−A線に沿って切断して示す断面図である図3に基づき説明すると、該連通口24は矩形の開口形状をなすとともに、この開口端部の一端から前記した乾燥時における回転槽11の回転方向R1に沿って滑らかに外方に膨出し、前記した側壁部10bが形成されている。このように、回転方向R1の基部側の開口端部(図示右側)を滑らかな形状とするのに対し、同回転方向R1の対向する側の奥部は広く形成され、すなわち前記した側壁部10aが形成され、その開口端部(図示左側)は前記仕切壁25の下端延出部からなるリブ25aを突設して一部断面袋状(図3参照)となすようにしている。
斯くして、末広がり形状の通気路10の上端開口は、図1に示すように水槽4の上端部とほぼ同等高さ位置まで延出され、その開口端部に通気ガイド26を接続している。この通気ガイド26は、通気路10の直上に指向した開口部から前記槽カバー9の後部上面側に方向変換して、その先端開口を本体1内の中央側に且つやや上方に指向させるとともに、該開口部にはフィルター27が装着されている。なお、該通気ガイド26の下面側を槽カバー9の一部と兼用した構成としているが、これは槽カバー9と一体に成型可能な構成とすることも可能であり、或いは別部材で製作し取付固定する構成としても良いことは勿論である。
その他、図1,2において、通気路10の上端部、具体的には仕切壁25の上端部には一部切欠した切欠部25bを形成しており、前記槽カバー9等との組立により水槽4の上端部に通気路10と連通した経路となる。これは、洗い行程などにおいて洗剤による発泡が盛んとなり、通気路10内に下部から侵入した泡が上昇し、やがて通気ガイド26を経て槽外に漏れるおそれを確実に解消するため、泡が水槽4内上部に還流する経路を形成したものである。
次に、上記構成の作用について説明する。まず、標準的な運転コースが選択された例に基づき説明すると、運転が開始され制御装置23は洗い行程、中間脱水行程、複数回のすすぎ行程、最終脱水行程および乾燥行程等の運転を制御し自動的に運転が実行される。周知のように、洗い行程は、洗濯物を収容した水槽4内に洗剤および洗濯水を供給した後、駆動機構14によって撹拌体13を回転させることにより、洗濯物を洗濯水と共に撹拌する。また、すすぎ行程は、洗濯水(清水)により上記洗い行程と同様に複数回(例えば、3回)行なう。
また、中間脱水や最終脱水行程では、回転槽11を高速回転させることにより、洗濯物の水分を遠心力で抽出し、周壁の多数の透孔11aから水槽4側に放出して、底部の排水口6、排水弁7および排水ホース8を通して本体1外に排出する。
このうち、最終脱水行程に続いて乾燥行程が実行される。この乾燥行程では、温風生成ユニット16を作動させ、且つ回転槽11を回転方向R1にて低速回転しながら例えば所定時間行なわれ全行程を終了する。
なお、温風は図1中に矢印で示すように、回転槽11内の洗濯物に接触して水分を奪いながら透孔11aから水槽4側に排出され、続いて通気路10を経て本体1内の上部に排出され、所謂給排気通路としてはU字状の形態を形成している。続いて排気は、本体1に形成された隙間である外蓋15の周側部における切欠部15aを主に、他に外箱2の下端開口部を迂回して本体1外に排出される。また、この乾燥行程において回転槽11内の洗濯物をほぐす撹拌を促進するため、回転槽11を一時的に停止させ、その間に撹拌体13を回転駆動する動作を盛り込み、これを適宜繰り返し実施するようにしても良い。
以下、さらに上記乾燥行程の要部につき詳細に述べる。温風生成ユニット16の作動は、送風機17のファン17aの回転と、ヒータ18の発熱により温風を生成するもので、矢印で示す如くトップカバー3の背部からケーシング20内に吸入した外気はヒータ18にて温風化され、送風ダクト21から槽カバー9を経て水槽4および回転槽11内に吹き出される。なお、上記矢印は、温風をはじめ温風化される以前の外気、および後述する乾燥後の排気を含む流れを示している。
この場合、水槽4の上面開口は、閉鎖状態の内蓋9aを有する槽カバー9にて気密的に閉塞されているので、温風は水槽4外に漏出することなく回転槽11の上面開口から内部に、直ちに且つ効果的に供給される。なお、図1には二点鎖線にて洗濯物Cの配置状態を概略的に示した。これは、洗濯物Cが回転槽11の周壁側に移動して中央部が空洞化したドーナツ状を呈しており、これは前段の最終脱水行程における遠心作用を受けて周壁側に移動した状態から、引き続いて乾燥運転が実行される本実施例の場合とか、或いは、この乾燥運転では回転槽11は低速回転ではあるが、洗濯物Cが周壁に張り付く程度の回転速度にて駆動されることによりドーナツ状を呈することになる。
そして、例えば回転槽11を間欠的に停止させ、その停止期間中に撹拌体13を適宜回転駆動し、洗濯物Cをほぐしながら上下入れ替わりを促進するなどして撹拌する。これによって、洗濯物Cに対する温風の当たりが全体に均一化され、むらのない乾燥作用が実行される。しかるに、温風は洗濯物Cと有効に接触し水分を奪いながら周壁の透孔11aから水槽4側に排出され、或いは撹拌体13の透孔13aから底部側の周壁の透孔11aから水槽4側に排出され、下部の連通口24から通気路10に送り込まれ、上端部の通気ガイド26の先端開口よりフィルター27を介して槽外に排出される。
このフィルター27により、排気中に含まれる糸屑等のリントは回収され、排気により本体1内をリント等で汚すことはない。なお、このフィルター27は、外蓋15を開放し投入口3aより手を挿入して着脱可能とし、清掃することで目詰り状態を回避することができる。そして、この本体1内における排気は、上部の外蓋15の切欠部15aや、外箱2の下端開口部から本体1外に排出される。斯くして、新鮮な外気を吸入し温風化して水槽4および回転槽11内に供給し、洗濯物Cを乾燥しつつ通気路10等を経て本体1外に排出される所謂排気タイプの乾燥作用が行なわれる。
このように、水槽4や回転槽11の上方から温風を供給する構成に対し、排気側の通気路10の連通口24が水槽4の下部にて連通する構成であるため、水槽4内の空気流としては下方に向かう流れ傾向を強めることができる。このため、回転槽11内に供給された温風も下方に導かれる傾向が強まり、周壁の下部領域の側壁部や底壁部の透孔11aから水槽4側に排出される。加えて、前記したように水槽4の上面開口は槽カバー9にて気密的に被着されているので、給気たる温風が槽外に漏出するのを抑え得て、温風全体を乾燥作用に利用することができる。
この結果、供給された温風が直ちに回転槽11外に排出されることなく、洗濯物Cの下位にも有効な温風が十分に行き渡り、乾燥むらを抑えた乾燥作用を発揮する。しかも、回転槽11は洗濯物Cが周壁に張り付く程度の回転速度で回転することで、その外側の水槽4側が負圧となり回転槽11内側に空気を吸引する作用を生じ(図1中の矢印方向と同じ)、温風生成ユニット16と併せて給気量を豊富にでき、一層乾燥性能を向上するに有効である。
その一方、排気のとり込み口である連通口24は、その開口部位の横断面形状を図3に開示したように、回転槽11の回転方向R1の基部側の開口端部(図示右側)を滑らかに徐々に外方に膨出した形状(側壁部10bの一部に相当)としたので、同回転方向R1に指向した排気流を乱流を生じることなく効率良くとり込むことができ、排気性能としても大いに良好となる。しかも、反対側である同回転方向R1の対向する側の側壁部10aは広い空洞形状とするとともに、その前方にリブ25aを突設して連通口24の内方左側の空間を断面袋状(図3参照)としたので、とり込んだ排気を簡単に逃がすことなく極力留める作用を得ることから、やはり排気性能を良好とすることができる。
さらには、上記回転方向R1の対向する側の側壁部10aは、回転方向R1に沿って傾斜上昇する構成としたので、通気路10内の気流は一層流れ易くなる。このように、多くの要因に基づき排気性能の向上が図り得、所謂給排気性能の向上となり、延いては乾燥性能の向上に大いに有効に作用する。なお、本実施例では他方の側壁部10bも反対方向に傾斜上昇する形態としたので、該通気路10の上方部位ほど断面積が大きくなり、排気流の流れが良くなるだけでなく、例えば洗い運転時の圧力変動に伴なう水面の上下動を沈静化するにも有効で、従って不用意に洗濯水が上方に飛び出すようなおそれはない。
一方、乾燥時の回転槽11の上記回転方向R1に対し、洗いやすすぎ行程直後に行なわれる中間脱水や最終脱水運転などの脱水時には、該回転槽11を上記とは逆回転となる回転方向R2に回転するので、この脱水時に遠心脱水された洗剤液は連通口24に対し、リブ25aが妨げとなり、或いは同回転方向R2に対向する側となる側壁部10bは、滑らかで浅い凹みであるため、回転方向R2への指向性を有する脱水や気流は浸入し難く、従って洗剤液やその成分を含む飛沫が浸入するのを抑えて、該通気路10内の汚れを極力抑え清潔に維持するに有効である。
また、本実施例では排気専用の通気路10を独立して設けたので、従来構成のように給排気が混同したり、或いは乾燥に十分寄与する以前に排出されたり、また排気が滞り速やかに排出できなかったりする憂いがなく乾燥作用は円滑に効率良く実施できる。しかも、該通気路10には洗い行程等において洗濯水が連通口24から浸入するが、洗濯水の流通はなく排水時には連通口24より速やかに排出され、そして下位の排水口6から本体1外に排出されるもので、通気路10内がリント等で詰まったりして通気不良となすおそれはない。
さらには、本体1外への主たる排気は、本実施例では通気ガイド26にて水槽4の上方に指向させた後、特に本実施例では外蓋15の切欠部15aから積極的に本体1外の上方に向けて排出するようにしたので、洗濯機の背面とか側面に隣接しがちな壁面を汚すことなく排気できる。また、斯かる構成によれば、水槽4の上部に通気ガイド26の先端開口にフィルター27を設け、且つこれを使用者が投入口3aを通して着脱可能とすることもできるので、クリーンな排気ができるとともに、清掃することで目詰りによる通気不良も回避できるなど、排気タイプの乾燥機能付洗濯機として何ら支障なく長期使用できる。
上記した実施例によれば、次のような効果を得ることができる。
乾燥時における温風の通路としては、水槽4や回転槽11の上方から給気し、水槽4の下部の連通口24から通気路10内にとり込み、上方に導き本体1外に排気するU字状の給排気通路の構成としたので、回転槽11内の下方の洗濯物に対しても温風を有効に吹き当てることができ、洗濯物C全体の乾燥効率が向上し、乾燥むらを抑えた均一な乾燥効果を得ることができる。勿論、撹拌体13の撹拌によるほぐし作用を施すことで、全体の乾燥性能を一層向上できることは謂うまでもない。
そして、本実施例では排気用として専用の通気路10を備えた構成なので、従来構成のように給排気が混同したり、乾燥に十分寄与することなく排出されたり、或いは排気が滞り速やかな排出ができなかったりする憂いがなく、この点でも乾燥効率を向上することができる。特に、温風による乾燥では、温かい排気は比重も軽く通気路10内を速やかに上昇して排気作用を促進できる。
加えて、給気側の水槽4の上面開口は、温風等の給気用の通気口を除き槽カバー9にて気密的に閉塞され、水槽4内をほぼ密閉状態に保持できる。このことは、通気路10も含めた給排気通路は密閉構成となり、その途中において外部に漏出することなく全て乾燥作用に寄与することができ、さらなる乾燥性能の向上が期待できる。
また、通気路10には洗濯水や糸屑等のリントが溜まるおそれもなく、洗い時等の洗濯水は下位の排水口6から本体1外に残水することなく排出でき、給排気作用が低下する憂いも生じない。
しかも、本実施例のように通気路10を水槽4と一体に成型すれば、組立による接続箇所からの水や気流の漏れを回避した密閉構成が容易に得られるとともに、このような独立した通気路10を設けた構成でありながら、組立工数は最小限に抑えることができ、且つ特に煩雑な作業も要しないので、製造コストも低廉にできるなどの点で有利である。
さらには、連通口24たる開口部位は、図3に開示したようにその横断面が、この回転方向R1の基部側から滑らかに膨出する形状としているので、回転方向に指向した排気流をとり込み易く、その上、同回転方向R1の対向する側の奥部である側壁部10aに行くほど広くし、加えてその前方にリブ25aを突設して断面袋状に形成したので、とり込んだ排気を極力逃がすことなく排出でき、以って給排気性能の向上が図り得、延いては乾燥性能の向上に有利に作用する。
これに対し、乾燥時の上記回転方向R1に対し、洗いやすすぎ行程直後に行なわれる脱水運転における回転方向R2は、逆回転となるように設定したので、上記脱水時に遠心脱水された洗剤液は連通口24に対し、リブ25aが妨げとなり且つ同回転方向R2に対抗する側の側壁部10bは、滑らかで浅い凹みとなるため、回転方向R2への指向性を有する水や排気流は浸入し難く、従って洗剤液やその成分を含む飛沫が浸入するのを抑えて、該通気路10内の汚れを極力抑えるのに有効である。
加えて、上記側壁部10aは回転方向R1に沿って傾斜上昇する構成としたので、同回転方向R1に指向性が残る排気流は抵抗なく流れ、しかも上方ほど断面積が大きくなるので排気性能は一層良好となる。この場合、上記排気効率の改善だけでなく洗い運転時の水面が波打つなどの現象を抑えるにも有効で、洗濯水が上方に飛び出るような作用を防止するにも有効となる。
また、このような通気路10は、水槽4と容易に一体に成型できるので、部品点数や組立工数の大幅な削減が可能となり、それだけ組立作業性が良くなり製造コストも安価に提供できる。
ただし、上記実施例のように通気路10を一体成型するに限らず、例えば図5,6に示すように変形して実施できる。その図5は、図2相当図であり、図6は図5のB−B線に沿って切断して示す断面図で、上記実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる点につき以下説明する。
このものは、水槽4とは通気路28の周壁を構成するうちの外壁部28aと一体に成型し、水槽4と隣接し且つ水槽4の本来の円筒状周壁の一部を兼ねた仕切部材としての仕切板29を別部材にて製作し、該仕切板29を装着することで中空の通気路28を構成するものである。具体的には、水槽4と一体に成型される当初の通気路28部分は、水槽4側に開口し外方に膨出する凹み部分として形成されるが、その開口する両端部に図6に示す如く対向して溝部30a,30bを上下方向に一体成型により設ける。
一方、前記仕切板29は、例えば水槽4の円筒状周壁に沿った円弧状にして、下部には連通口31を形成していて(或いは切欠部でも良い)、この連通口31の左側にはリブ29aを構成した形状としている。しかして、この仕切板29を前記溝部30a,30bに上方からスライド嵌合により装着することで、上下方向に延出された中空の通気路28が完成する。ただし、仕切板29の縦寸法は短くしてあり、すなわちその上端部は組み込まれた状態で水槽4の上端部より低位置にあって、該部位を通して水槽4と通気路28とが連通し、上記実施例で説明した発泡の還流経路としている。
このように、水槽4と隣接し周壁の一部を兼用した仕切板29を別部材として装着する構成としても、通気路28の外壁部28aとは一体に成型されるので槽外への水漏れや気流が漏出するおそれはなく、その他乾燥性能等に影響する排気性能など、上記実施例と実質的に同様の作用効果を奏する。しかるに、仕切板29を別部材としたので、当初成型時の通気路28構成部分(当初は凹み形状)は、成形型が簡略構成となり型成形が容易で設計的自由度が増すなどの利点を有する。
なお、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されることなく種々変更して実施できるもので、例えば上記実施例における温風生成ユニットは、より乾燥性能を高めるには必要であるが、ヒータを有しない冷風を給気して洗濯物の水分を蒸発させるなどして乾燥性能を得るようにしても良く、或いは送風機による強制送風手段に代わり回転槽が回転することによる外気の吸い込み作用を利用した給気手段を用いても良い。この場合、水槽を密閉するための槽カバーには外気をとり込む通気口を有する構成とすれば良い。
その他、通気路全体を水槽とは別部材にて製作することも可能であり、或いは水槽も含めた給排気通路など具体的に変形して実施可能であるなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できるものである。
本発明の乾燥機能付洗濯機の一実施例を示す全体構成の縦断面図 水槽のやや上方から見た外観斜視図 図2中のA−A線に沿って切断して示す横断面図 水槽の外側方向から見た外観斜視図 本発明の変形例を示す図2相当図 図5中のB−B線に沿って切断して示す横断面図
符号の説明
図面中、1は本体、2は外箱、3はトップカバー、4は水槽、6は排水口、9は槽カバー、10,28は通気路、10a,10bは側壁部(周壁)、11は回転槽、16は温風生成ユニット、24,31は連通口、25は仕切壁、25a,29aはリブ、および29は仕切板を示す。

Claims (10)

  1. 外郭を形成する本体内に設けられ上面を開口し貯水可能な有底筒状の水槽と、この水槽内に回転可能に設けられ多孔状の周壁を有し上面を開口した有底筒状の回転槽と、前記水槽の外側に設けられ、該水槽の下部に連通口を介して連通し上方に延出されて開口した通気路とを備え、
    前記連通口は、その開口部位の横断面が乾燥運転時の回転槽の回転方向に沿って滑らかに外方に膨出する形状とし、
    乾燥運転時には、回転槽を回転しながら水槽上面の開口から給気し水槽下部の連通口を経て通気路内を上方に導き、該通気路の上端開口を経て本体外に排気するようにしたことを特徴とする乾燥機能付洗濯機。
  2. 外郭を形成する本体内に設けられ上面を開口し貯水可能な有底筒状の水槽と、この水槽内に回転可能に設けられ多孔状の周壁を有し上面を開口した有底筒状の回転槽と、前記水槽の外側に設けられ、該水槽の下部に連通し上方に延出されて開口した通気路とを備え、
    前記通気路を構成する周壁のうち、乾燥運転時の回転槽の回転方向と対向する側の側壁部を、該回転方向に沿って傾斜上昇する構成とし、
    乾燥運転時には、回転槽を回転しながら水槽上面の開口から給気し水槽下部を経て通気路内を上方に導き、該通気路の上端開口を経て本体外に排気するようにしたことを特徴とする乾燥機能付洗濯機。
  3. 外郭を形成する本体内に設けられ上面を開口し貯水可能な有底筒状の水槽と、この水槽内に回転可能に設けられ多孔状の周壁を有し上面を開口した有底筒状の回転槽と、前記水槽の外側に設けられ、該水槽の下部に連通し上方に延出されて開口した通気路とを備え、
    乾燥運転時には、回転槽を回転しながら水槽上面の開口から給気し水槽下部を経て通気路内を上方に導き、該通気路の上端開口を経て本体外に排気するようにするとともに、該回転槽の回転方向は、洗いやすすぎ行程後に行なう脱水回転方向とは、逆方向に回転させるようにしたことを特徴とする乾燥機能付洗濯機。
  4. 水槽下部における通気路との連通口は、水槽底部に設けられた排水口より上位に設けたことを特徴とする請求項1記載の乾燥機能付洗濯機。
  5. 水槽上面の開口には、槽カバーが気密的に被着され、水槽内をほぼ密閉状態にしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の乾燥機能付洗濯機。
  6. 給気は、ヒータおよび送風機にて温風化することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の乾燥機能付洗濯機。
  7. 通気路は、水槽と一体に成型したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の乾燥機能付洗濯機。
  8. 通気路は、その外壁を水槽と一体に成型するとともに、該水槽内と仕切るための仕切板を装着する構成としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の乾燥機能付洗濯機。
  9. 外郭を形成する本体内に設けられ上面を開口し貯水可能な有底筒状の水槽と、この水槽内に回転可能に設けられ多孔状の周壁を有し上面を開口した有底筒状の回転槽と、前記水槽の外側に設けられ、該水槽の下部に連通口を介して連通し上方に延出されて開口した通気路とを備え
    前記連通口には、乾燥運転時の回転槽の回転方向と対向する側の前面にリブを設け、該連通口内方に断面袋状の空間を形成し、
    乾燥運転時には、回転槽を回転しながら水槽上面の開口から給気し水槽下部の連通口を経て通気路内を上方に導き、該通気路の上端開口を経て本体外に排気するようにしたことを特徴とする乾燥機能付洗濯機。
  10. 外郭を形成する本体内に設けられ上面を開口し貯水可能な有底筒状の水槽と、この水槽内に回転可能に設けられ多孔状の周壁を有し上面を開口した有底筒状の回転槽と、前記水
    槽の外側に仕切部材を介して形成され、該水槽の下部に連通し上方に延出されて開口した通気路とを備え、
    前記仕切部材の上端部に切欠部を形成し、水槽の上端部に通気路と連通した経路を構成し、
    乾燥運転時には、水槽上面の開口から給気し水槽下部を経て通気路内を上方に導き、該通気路の上端開口を経て本体外に排気するようにしたことを特徴とする乾燥機能付洗濯機。
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