JP4386985B2 - 路面の延長方向形状の車載測定装置 - Google Patents

路面の延長方向形状の車載測定装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、路面の延長方向形状を車両の姿勢と車高センサの測定データから比較的簡単な演算式に基づききめ細かに算出することにより高精度の測定結果が得られる車載測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来も路面性状を把握すべく車両に搭載した測定装置により路面の横断面プロフィール、縦断面プロフィール及びひび割れを計測している。例えば、特開平10―168810号公報によれば、車両に路面までの距離を測定する測距手段と、鉛直方向の加速度を測定する鉛直加速度測定手段と、その鉛直加速度測定手段で測定された加速度を積分して鉛直方向の変位を求める積分手段と、上記車両の姿勢角を測定する姿勢測定手段と、その姿勢測定手段で測定された姿勢角と上記測距手段で測定された距離とから上記路面までの鉛直距離を算出し、その算出した鉛直距離と上記積分手段で求めた変位との差を用いて上記縦断プロファイルを求める手段とを備えた測定装置を車両に搭載し、同測定装置により走行する道路の道路縦断プロフィールを測定している。
【0003】
前記測距手段としては、例えばレーザ光や超音波が使われ、その反射を検出して車両と路面間の距離を測定する。また、前記姿勢測定手段としては、3軸ジャイロの他に、3軸加速度計やGPS、或いはGPSに代えて速度センサが用いられている。前記3軸加速度計から出力されるX,Y,Z加速度は座標変換手段により慣性座標であるN(北方向),E(東方向),D(地球中心方向)の各座標の加速度に変換され、これらのN,E,D加速度を積分して各速度を求めると共に、N,E,D速度を更に積分して鉛直方向の変位HとN,E位置(移動距離)を算出している。前記N,E速度を積分して得られるN,E位置の積分による誤差の増加は、例えばGPSのN,E位置と比較されて修正される。
【0004】
この公報に開示された道路の縦断面プロフィール測定装置によれば、路面に対して車体が上下動するような路面の凹凸の測定に加え、車体が路面に沿い、傾斜して走行するような路面の縦断起伏をも正確に測定することができるため正確な道路縦断プロファイルを得ることができるというにある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
つまり、道路の前記縦断面プロフィール測定方法は、3軸加速度計及び3軸ジャイロから得られる鉛直上下変位から、ロール角、ピッチ角、ジャイロ取付高さ、路車間の測距手段により得られる各データから演算して求められる鉛直方向の高さを引算した値を路面縦断プロフィールとしている。このため、得られるデータは3軸ジャイロによる鉛直上下変位の精度に依存することになるが、この鉛直上下変位は3軸加速度計により得られる加速度に、刻々と変わる3軸ジャイロのX、Y、Z角加速度のデータを使用して、そのマトリクス変化分を更新して座標変換手段に入力している。そして、前記座標変換手段から出力される鉛直加速度を2重積分(速度に変換したのち、変位に変換する。)することにより上記鉛直上下変位を算出することから、以下に挙げるような諸々の課題が生じる。
【0006】
(1) 積分することにより生じる3軸ジャイロのデータの発散を少なくするために、上記公報にも記載されているようにハイパスフィルターを使用する必要がある。この場合、採用される周波数の範囲により得られる縦断プロフィールの正確な路面のうねり周期が限定されてしまい、緩やかな坂道の計測は不可能となる。例えば、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を0.4Hz以下とすると、時速100kmで走行する車両からは69m以上の路面うねり周期の計測は不可能となる。
【0007】
(2) 鉛直方向加速度を2重積分して変位を求めようとする場合には、車両の鉛直方向加速度の変化が0.4Hzを越える周波数の交流正弦波運動に限られ、一定の加速度の場合や加速度が0.4Hz以下の周波数で変化する場合には、変位出力が時間とともに零に収束してしまう。
【0008】
(3) 一方、GPSからのデータに基づいて3軸ジャイロの出力(ロール角、ピッチ角、鉛直上下変位)データを補正しようとすると、一般にGPSからのデータは1sec間隔ごとにしか得られないため、これらのデータを用いて高精度のデータを得ようとすると、1sec間隔で補正された3軸ジャイロからの出力データしか採用できない。従って、例えば車速が36km/hの車両上から信頼性の高い縦断プロフィールに使われるデータを得ようとすると、10m間隔のデータしか採用できないことになる。このことは、実際の路面を走行する計測車両にあっては、限られた条件下における計測のみが有効になることを意味している。
【0009】
(4) 更に、車上に設置されたジャイロの上下鉛直変位成分は、路面の形状、車両のタイヤ、バネ系を含む各鉛直上下変位成分の上重された高調波成分からなり、0.4Hz以上の交流正弦波運動とはなり得ないため、正確な測定は望めない。
【0010】
本発明は、従来のこの種の測定装置における前述の課題を解決すべくなされたものであり、具体的には極めて短い距離から比較的長い距離に到るまでの路面のうねり等を、簡単な演算式を用いて正確に測定し得る路面の延長方向形状の車載測定装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
本発明者等は、前述の目的を達成するために上記公報に開示された測定装置の上記課題が如何なる要因により発生するかを検討した。同公報による測定装置では、上述のように刻々と変化する鉛直上下変位を3軸加速度計から得られるZ加速度に3軸ジャイロのZ軸の角加速度データを利用してマトリックス変化分をを計算し、その値からら鉛直加速度を得て、これを2重積分することにより算出している。このときの2重積分による誤差発散分を回避するため、上述のようにハイパスフィルタを介在させている。このハイパスフィルタの介在により、測定条件などに制限を受けることとなる。
【0012】
本件請求項1に係る発明は、車両のローリング角度(α)、ピッチング角度(β)を測定する傾斜角検出手段と、車両の巾方向同一直線上の両端に設置され、各路面までの距離(Am,Bm)を測定する車高検出手段と、車両の進行方向距離を測定する走行距離検出手段と、予め設定された所定の距離(L)ごとに前記各検出手段により検出される各種の計測データをサンプリングするサンプリング手段と、路面上にレーザビームを走査させるスキャナとを有し、上記計測データの入力により、
Rθi =tan-1(bi /l)
=tan-1〔{HiL−(HiR−ai )}/l〕
i+1 =Lsinβi
但し、Rθi :測定点ごとの路面の横断勾配角度
l :左右車高検出手段間の距離
i :l・tanαi (車幅方向一端の相対車高)
i :HiL−(HiR−ai )(車幅方向他端の相対車高)
i+1 :測定点Pi+1 における前回の測定点Pi との路面高低差
i :0〜n(サンプリング回)
上記演算式に基づく路面延長方向の横断勾配演算及び縦断勾配演算を行う延長方向形状演算手段とを有してなることを特徴とする路面延長方向形状の車載測定装置にある。
【0013】
常に前回(i回目)の測定点Pi を基準点として、車両が所定の距離Lだけ進んだときの次回(i+1回目)の測定点Pi+1 における路面の横断勾配Rθi 及び測定点Pi+1 における前回の測定点Pi との高低差Hi+1 を、測定点Pi+1 における測定データを車両に搭載した演算装置に入力して上記演算式を使ってそれぞれの値を算出し、前回の測定点Pi を基準点とする次回の測定点Pi+1 までの道路の縦断プロフィールを求める。次の演算は、測定点Pi+1 を新たな基準点として路面の延長上にある所定の距離Lを隔てた次回の測定点Pi+2 における路面の横断勾配Rθi+2 及び同測定点Pi+2 における前回の測定点Pi+1 との高低差Hi+2 を上記演算式に従って求める。この操作が繰り返されることにより、距離Lごとの路面の縦断面プロフィールが測定される。
【0014】
本発明によれば、予め設定されるサンプリングのための上記距離Lを任意に決定できるため、外乱による影響の少ない距離を選定することにより実用上は十分な精度の計測が可能であり、しかも上記演算式が測定回ごとに逐次更新される2測定点間の純幾何学的な演算式に過ぎず、積分等の格別の操作が不用であるため、従来のごとく積分による誤差の発散も避けられ、設定距離Lごとの前回の測定との相対的で正確な縦断面プロフィールが計測できる。また、通常の計測であればGPSデータによる補正等は不用であるが、もし路面の絶対標高が必要な場合には、上記測定データに対してGPSの標高データを使って絶対的な標高に基づく横断面勾配と縦断面勾配を演算することもできる。
【0015】
請求項2に係る発明は、サンプリング間隔である前記所定の距離(L)を20〜30cmの範囲に設定するものである。路面の多様なラフネス測定装置から得られる平坦性指数を互いに関連付けて、統一的な路面のラフネスを把握するための指数として国際ラフネス指数(IRI)がある。このIRIは、縦断プロフィールのサンプリング間隔ごとの車体と車輪の相互変位の変化量(路面の修正勾配)の縦断プロフィール全長に対する平均値であり、縦断プロフィールの延長ごとにその値が求められ、そのサンプリング間隔はタイヤのエンベロープ特性を考慮して25cmと決められており、車速を80km/hを標準としている。かかる観点から、本発明にあっては計測車両の車速60〜100km/hに応じてサンプリング間隔(L)を20〜30cmの間に設定している。
【0016】
【発明の実施形態】
以下、本発明の好適な実施の態様を添付図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に係る計測装置類の車両に搭載するときの配置を模式的に示している。測定車両1の右左の前輪2R,2Lと後輪3R,3Lの各前後方向の接地点間を結ぶ右左の直線の直上に所定の上下間隔をあけて右左の車高センサ4R,4Lを固設している。また図示例では、前記右左の車高センサ4R,4Lを結ぶ直線上中央に傾斜計5が固設され、右側後輪3Rには走行距離センサ6が接触回転するように取り付けられている。前記車高センサ4R,4Lとしては、公知の光センサ或いは超音波センサなどが用いられ、前記傾斜計5には各種ジャイロが使われている。
【0017】
更に本実施例にあっては、測定車両1にはレーザヘッド7と、同ヘッド7から出射されるレーザビームを車両1の前方の路面上の車両1の走行中心線に直交する直線上にレーザビームを走査させるスキャナ8とが搭載され、車両1の前面にはレーザビームの走査線上の路面の反射光を受光して路面表面のわだち掘れとひび割れ状態を検出するわだち掘れセンサ9R,9L及びひび割れセンサ10R,10Lが取り付けられている。前記わだち掘れセンサ9R,9L及びひび割れセンサ10R,10Lは路面の左右半部の検出を分担すべく、それぞれ左右に設けられている。
【0018】
図2は本発明に係る測定装置による路面の延長方向形状の測定法の一例をフローチャートで示し、図3は路面の横断勾配の測定方法の説明図、図4は同縦断勾配の測定方法の説明図である。ただし、同図ではわだち掘れセンサ9及びひび割れセンサ10による路面の横断方向のうねり等の検出手順は省略している。
なお、測定車両1の左右に配される各センサ類によるデータの演算は、右左のそれぞれについてなされるが、その演算手順は右左で相違しないため、以下の説明ではその一方の演算手順について説明することにする。
【0019】
図2によれば、先ず最初の測定点P0 において車高センサ4R,4Lにより路面から各センサ4R,4Lまでの距離(車高)H0R,H0Lを計測すると共に、傾斜計5により車両のローリング角α0 及びピッチング角β0 を検出する。これらのデータのうち、左右の路面から車高センサ4R,4Lまでの車高H0R,H0Lのそれぞれのデータと車両のローリング角α0 及びピッチング角β0 とが車両に装備する演算装置11に入力され、
i =l・tanαi (車幅方向一端の相対車高)
i =HiL−(HiR−ai )(車幅方向他端の相対車高)
Rθi =tan-1(bi /l)
=tan-1〔{HiR−(HiL−ai )}/l〕
i+1 =Lsinβi
但し、Rθ:路面の横断勾配角度
l :左右車高検出手段間の距離
i :l・tanαi (車幅方向一端の相対車高)
i :Bi−(Ai−ai )(車幅方向他端の相対車高)
i+1 :測定点Pi+1 における前回の測定点Pi との路面高低差
i :0〜n(サンプリング回)
上記演算式を使って車高を補正して、車両1の左右両端におけるそれぞれの路面に対する相対高さa0 ,b0 (ただし、Lは0である。)を求める。
【0020】
次に、車高センサ4R,4L間の距離をlとして、前記演算装置11により前記相対高さa0 ,b0 から下記の演算式を使って路面の横断勾配角度Rθ0 を算出して路面の横断勾配形状を求め、記憶部12に格納する。
【0021】
続いて、測定車両1を予め設定された距離Lを走行させて、最初の測定点P0 の上記相対高さa0 ,b0 を基準として、第2の測定点P1 における車両1の左右両端の路面に対する相対高さa1 ,b1 を前述の演算式を使って算出すると共に、車両1の左右両端部における前回の測定点P0 と第2の測定点P1 との路面高低差h1 を、
演算式 h1 =Lsinβ0
を使って算出する。
【0022】
本実施例では、前記距離Lは25cmに設定されており、同距離が極めて短いため、最初の縦断勾配角度は傾斜計5により検出される最初の測定点P0 におけるピッチング角β0 に等しいとして取り扱う。こうして得られた第2測定点P1 における車両1の左右両端の路面に対する相対高さa1 ,b1 と、車両1の右左両端部における前回の測定点P0 と第2の測定点P1 との路面高低差h1 とから、第2測定点P1 の横断面形状及び縦断面形状が求められて、路面の延長方向形状が確定する。以上のサンプリング及び演算操作を繰り返すことにより、第3〜第n回の測定が順次なされて、図5に示すように延長方向の路面形状が測定される。
【0023】
図6(a)及び(b)は、水準測量により得られた実測値をプロットして書かれた路面延長方向の変化の状態と、本発明装置による演算結果に基づく路面延長方向の変化の状態とを対比して示した線図である。これらの図から、本発明装置による演算結果が実測値に近似していることが理解できる。
【0024】
以上の説明からも理解できるように、本発明の路面の延長方向形状の測定装置によれば、路面の延長方向における横断面プロフィール及び縦断面プロフィールを演算するにあたり、積分演算が不用であるため各データの誤差の発散がなく、しかも測定のサンプリング間隔(L)を任意に設定し得るため測定誤差も少なくでき、路面の延長方向における短いうねりから長い周期のうねりまで高精度の測定が可能となる。また、鉛直上下変位が不正確な場合や、衛星からの電波が建物や立橋などにより受信できずGPSデータが得られないようなときにも、延長方向の形状の測定が可能になる。
【0025】
また、本実施例によればレーザビームを車両の進行方向と直交する路面上を走査させることにより、路面の幅方向のうねりを逐次測定するようにしているため、更に正確な路面性状を測定し得る。その結果、路面の3次元形状が得られ、本発明の路面性状の測定車両のわだち掘りデータを横断勾配の算出結果で補正し、縦断勾配の算出結果(延長方向形状)上に結ぶことにより正確な路面の3次元形状が得られ、道路補修時の工事量算出や車両の乗り心地評価のため路面データ等の利用が可能である。なお、こうした路面の幅方向のうねり(わだち掘れ形態やひび割れ形態)の測定は、例えば特開昭61−112918号公報により提案された測定装置により実施が可能である。
【0026】
更に本発明にあっては、鉛直上下変位やGPSデータを使って高さ補正をすることが可能である。具体的には、上述のようにして算出された相対的な路面高低差H1 をGPSの標高データにより標高補正して、図7(a)及び(b)に示すように絶対的な標高高低差を得ることもでき、例えば立体地図等をの作成するにあたって有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の延長方向形状測定装置類を搭載した車両の各種センサ類の配置図である。
【図2】本発明装置による演算手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明装置により路面の横断勾配角度を算出する方法例を示す説明図である。
【図4】本発明装置による延長方向形状を求めるための説明図である。
【図5】本発明装置により得られる各測定点の高低差を結んで得られる路面の延長方向形状を示す説明図である。
【図6】水準測量による実測値と本発明装置による演算値とをプロットして得られる対比線図である。
【図7】本発明装置による相対的な高低差データをGPSデータを使って補正して得られる路面延長方向の標高差を対比して示す線図である。
【符号の説明】
1 測定車両
2L,2R 左右の前輪
3L,3R 左右の後輪
4L,4R 左右の車高センサ
5 傾斜計
6 走行距離センサ
7 レーザヘッド
8 スキャナ
9L,9R 左右のわだち掘れセンサ
10L,10R 左右のひび割れセンサ
11 演算装置

Claims (2)

  1. 車両のローリング角度(αi )、ピッチング角度(βi )を測定する傾斜角検出手段(5) と、
    車両の巾方向同一直線上の両端に設置され、各路面までの距離(HiL,HiR)を測定する左右一対の車高検出手段(4L,4R) と、
    車両の進行方向距離を測定する走行距離検出手段(6) と、
    予め設定された所定の距離(L)ごとに前記各検出手段により検出される各種の計測データをサンプリングするサンプリング手段と、
    上記計測データの入力により、以下の演算式に基づく路面延長方向の横断勾配演算及び縦断勾配演算を行う延長方向形状演算手段(11)と、
    路面上にレーザビームを走査させるスキャナ(8) と、
    を有してなることを特徴とする路面延長方向形状の車載測定装置。
    Rθi =tan-1(bi /l)
    =tan-1〔{HiL−(HiR−ai )}/l〕
    i+1 =Lsinβi
    但し、Rθi :測定点ごとの路面の横断勾配角度
    l :右左車高検出手段間の距離
    i :l・tanαi (車幅方向一端の相対車高)
    i :HiL−(HiR−ai )(車幅方向他端の相対車高)
    i+1 :測定点Pi+1 における前回の測定点Pi との路面高低差
    i :0〜n(サンプリング回)
  2. 前記所定の距離(L)が20〜30cmの範囲にある請求項1記載の車載測定装置。
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