JP4385345B1 - 対称断面を持つ棒材の面取り作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
丸棒材やパイプの端部のバリ取りや面取りを定寸や簡便に切削加工できる面取り作業機を提供する。
【解決手段】
本体8の内部に駆動手段によって回転軸周りに回転駆動される駆動筒7が収容され、駆動筒7の内部に、本体8の内面に取り付けられた内歯車5とこの内歯車に噛み合って駆動されるピニオン4により回転駆動される回転式カッター6が、回転軸周りに所定の傾斜角度で公転するように配置され、駆動筒7の内部に、回転式カッター6によって面取りされる材料11の面取り位置を固定する材料先端止め部材10が、回転式カッター6との間に所定開度を保持して回転式カッター6と共に回転軸周りに所定の傾斜角度で公転するように配置され、材料先端止め部材10により面取り位置に固定された材料11の面取り部上を回転式カッター6が周方向に回りながら面取りする。
【選択図】図1

Description

本発明は、四角・六角・八角及び正円形の対称断面を持つ棒材の面取り作業が行える面取り作業機に関する。
パイプ材の内側の面取り作業はクリックボール等で簡便に施すことが可能であるが、棒材も含め、外側の面取り作業は手間がかかっている現状にある。
この改善策として、丸形チップを回転させ管材の管端バリ取り処理機械を行うものがある(特許文献1参照)。
特許公開平2008−68343号公報
本発明が解決しようとする課題は、対称断面棒材(以下、材料と称する)の端面外側のバリ取りのみならず、面取り作業を確実に高精度に行うことである。
本発明は、本体の内部に駆動手段によって回転軸周りに回転駆動される駆動筒を収容し、駆動筒の内部に、前記本体の内面に取り付けた内歯車とこの内歯車に噛み合って駆動されるピニオンにより回転駆動される回転式カッターを、前記回転軸周りに所定の傾斜角度で公転するように配置し、駆動筒の内部に、前記回転式カッターによって面取りする材料の面取り位置を固定する材料先端止め部材を、回転式カッターとの間に所定の開度を保持して回転式カッターと共に前記回転軸周りに所定の傾斜角度で公転するように配置し、前記材料先端止め部材により面取り位置に固定した材料の面取り部上を前記回転式カッターが周方向に回りながら面取りするようにしたことを第1の特徴とする。
本発明は、駆動筒内の回転式カッターに対し、材料先端止め部材の位置を前後に調整することによって、材料の面取りの切込量を調整することを第2の特徴とする。
本発明は、前記駆動手段を、モータ又は手動ハンドルとしたことを第3の特徴とする。
本発明によると、本体の内部に駆動手段によって回転軸周りに回転駆動される駆動筒を収容し、駆動筒の内部に、前記本体の内面に取り付けた内歯車とこの内歯車に噛み合って駆動されるピニオンにより回転駆動される回転式カッターを、前記回転軸周りに所定の傾斜角度で公転するように配置し、駆動筒の内部に、前記回転式カッターによって面取りする材料の面取り位置を固定する材料先端止め部材を、回転式カッターとの間に所定の開度を保持して回転式カッターと共に前記回転軸周りに所定の傾斜角度で公転するように配置し、前記材料先端止め部材により面取り位置に固定した材料の面取り部上を前記回転式カッターが周方向に回りながら面取りするようにしたから、材料端面外側の面取り加工を確実にかつ高精度に行えるという優れた効果を奏する。また、簡便的な加工もできるという優れた効果を奏する。
図1は、本発明に係る面取り作業機の第1実施形態を示すもので、符号1は本体8に搭載されたモータである。
図1に示すように、モータ1の出力軸には小歯車2が取り付けられている。小歯車2には駆動筒7の外周に取り付けられた大歯車3が噛み合っており、大歯車3の回転で駆動筒7が回転(3′)する。駆動筒7は本体8の内部に複数(図示では4箇所)の駆動筒支え9によって回転軸周りに回転自在に取り付けられている。駆動筒7の内部には筒側面の中央突起36と筒内周面との間に回転中心軸線Oに対し45度の傾斜角をもつロータリ形の回転カッター6が回転自在に支持されている。回転カッター6は材料11の面取り加工を行うようになっている。回転カッター6の回転軸の一端にはカッター駆動用ピニオン4が取り付けられている。カッター駆動用ピニオン4は本体8の内面に取り付けられたピニオン駆動用の内歯車5に噛み合っている。これによって、カッター駆動用ピニオン4とピニオン駆動用の内歯車5から構成される遊星歯車機構により、切削加工のための回転カッター6の自転を実現する。
前記駆動筒7の中央突起36と筒内周面との間には、回転中心軸線Oに対し45度の傾斜角をもつ筒状の材料先端止めロール10が支持軸11aによって支持されている。この材料先端止めロール10は、図2に示すように、中央突起15の周りに回転カッター6と120度の開度でもって1又は複数配置されている。これにより、安定した面取り加工を実現している。
材料11は、材料固定チャック(左側)12、材料固定チャック(右側)13によって固定されている。材料固定チャック12、13は、チャック駆動ハンドル16によって開閉できるようになっている。図3に示すように、チャック駆動ハンドル16を一方に回すと、左爪駆動用ねじ(左ねじ)14、右爪駆動用ねじ(右ねじ)15を介して材料固定チャック12、13が互いに接近して材料11を固定し、チャック駆動ハンドル16を反対に回すと、左爪駆動用ねじ(左ねじ)14、右爪駆動用ねじ(右ねじ)15を介して材料固定チャック12、13が互いに離間して材料11の固定を解除するようになっている。
なお、図1中、符号18は、本体8を加工定寸法まで移動するための本体支え軸ベアリング、符号19は駆動筒支え軸9用ベアリングと駆動筒7との摩擦を軽減するためのベアリング仕切りリング、符号22は駆動筒7から駆動を受けて定寸装置駆動Vプーリ23にVベルトを介して駆動伝導するための自動切込用Vプーリ、符号33は材料先端止めロール10の支持軸11aを支えるロール支持軸支え台、符号34は軸支え台固定ボルト、符号35は支持軸調整ばねである。軸支え台固定ボルト34とロール支持軸支え台33を位置調整することで回転カッター6と材料先端止めロール10の間に差が生じ、これにより回転カッター6の材料11への切込量の調整を実現することができる。
図4は材料11のセット要領を示している。本体8の前面にセットされた材料(パイプ)ストッパー29まで材料11が送られたのち、開いている材料固定チャック12、13をチャック駆動ハンドル16で締め、材料11を固定する。材料ストッパー29を外し(符号29′)、本体8を本体基礎に取り付けられた本体ストッパー30まで移動する(符号30′)。
図5は加工定寸装置を示している。本体8にブラケットを介して定寸装置駆動Vプーリ23が支持されている。定寸装置駆動Vプーリ23は、図1の自動切込用Vプーリ22からVベルトを介して駆動される。定寸装置駆動Vプーリ23に伝えられた駆動力は常時、定寸用ねじ24を回転させるようになっている。定寸用ねじ24の先端には一対の半割ナット25、25が開閉可能に環着されるようになっている。一対の半割ナット25、25は基礎31(便宜上、図5では基礎31を上方または側方に描いている)に対し開閉可能に軸支され、常時スプリングによって閉方向に付勢されている。半割ナット25、25は、基礎31に取り付けられて定寸調整後固定されている半割ナット開閉用プレート駆動ノッチ28の作動により傾斜姿勢の半割ナット開閉プレート26が水平姿勢に戻され、回転している定寸用ねじ24と半割ナット25が噛み合い、定寸用ねじ24の水平移動に従い、本体8が材料11方向に移動する。一定寸法に達したら、スプリングの付勢力により上下に閉じられている半割ナット25、25が、基礎31に定寸調整後固定されている開閉用プレート駆動ノッチ27の作動による半割ナット開閉プレート26の軸周りへの傾斜により、スプリングの付勢力に抗して開かれ、加工送りが停止されるようになっている。
図6は,本発明の面取り作業機の第2実施形態を示すもので、材料11における面取り加工の送りを簡便に行うために切削加工の送りを切込レバー17で送ることにより手動を実現したものである。なお、図1に示す部材と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。図中、符号20は切込レバー17を回動させる回転軸、符号21は切込レバー支え台である。図1に示すモータ1により駆動筒7を回転させて回転中心軸O周りに回転式カッター6を公転させながら、切込レバー17を操作して、手動による送りにより、材料11を面取り加工することができる。
図7は、本発明の面取り作業機の第3実施形態を示すもので、回転カッター6の回転を手動で行うようにしたものである。木材など比較的軟質材料を面取り加工する場合、モータ1及び小歯車2を取外し、駆動筒手動ハンドル32を駆動筒7の側面7aに取付け、駆動筒手動ハンドル32を用いて手動にて駆動筒7を回転させることにより回転カッター7による切削回転を実現することができる。
なお、図3に示す材料11の固定装置は、材料11の断面が正円形に限らず、四角・六角・八角及び正円の対称形の材料のいずれも固定できる。さらに、材料の中心が常に一致する固定を、内面が直角形の断面をなす材料固定チャック12、13を駆動用ねじ14、15に連結したチャック駆動ハンドル16で駆動することにより、実現した。
本発明の第1実施形態を示すもので、面取り作業機の縦断面図である。 図1に示す面取り作業機の一部を断面視した側面図である。 図1に示す面取り作業機の、材料固定チャックを示す図である。 図1に示す面取り作業機に、材料をセットする様子を示す図である。 図1に示す面取り作業機の、定寸装置を示す水平断面図である。 本発明の第2実施形態を示すもので、面取り作業機の縦断面図である。 本発明の第3実施形態を示すもので、手動式の面取り作業機の縦断面図である。
1 モータ
2 小歯車
3 大歯車
4 カッター駆動用ピニオン
5 ピニオン駆動用内歯車
6 回転カッター
7 駆動筒
8 本体
9 駆動筒支え軸
10 材料先端止めロール
11 材料(パイプ)
11a 支持軸
12 材料固定チャック(左側)
13 材料固定チャック(右側)
14 左爪駆動用ねじ(左ねじ)
15 右爪駆動用ねじ(右ねじ)
16 チャック駆動用ハンドル
17 切込レバー
18 本体支え軸ベアリング
19 ベアリング仕切りリング
20 切込レバー軸
21 切込レバー支え台
22 自動切込用Vプーリ
23 定寸装置駆動Vプーリ
24 定寸用ねじ
25 定寸用半割ナット
26 半割ナット用開閉用プレート
27 半割ナット開用プレート駆動ノッチ
28 半割ナット閉用プレート駆動ノッチ
29 材料ストッパー
30 本体ストッパー
31 基礎
32 駆動筒手動ハンドル
33 材料先端止めロール軸支え台
34 材料先端止めロール軸支え台調整ボルト
35 ロール軸調整ばね
36 中央突部
O 回転中心軸

Claims (3)

  1. 本体の内部に駆動手段によって回転軸周りに回転駆動される駆動筒が収容され、駆動筒の内部に、前記本体の内面に取り付けられた内歯車とこの内歯車に噛み合って駆動されるピニオンにより回転駆動される回転式カッターが、前記回転軸周りに所定の傾斜角度で公転するように配置され、駆動筒の内部に、前記回転式カッターによって面取りされる材料の面取り位置を固定する材料先端止め部材が、回転式カッターとの間に所定の開度を保持して回転式カッターと共に前記回転軸周りに所定の傾斜角度で公転するように配置され、前記材料先端止め部材により面取り位置に固定された材料の面取り部上を前記回転式カッターが周方向に回りながら面取りすることを特徴とする、面取り作業機。
  2. 駆動筒内の回転式カッターに対し、材料先端止め部材の位置を前後に調整することによって、材料の面取りの切込量を調整することを特徴とする、請求項記載の面取り作業機。
  3. 前記駆動手段は、モーター又は手動ハンドルであることを特徴とする、請求項1または請求項2記載の面取り作業機。
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