JP4384679B2 - 運転模擬装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸気機関車の運転を被験者に疑似体験させる運転模擬装置関する。
従来より、被験者に様々な状況を疑似体験をさせる模擬装置として、例えば電車などの運転を疑似体験させる運転模擬装置が知られている。このような運転模擬装置は、例えば次のように構成されている。
すなわち、下記特許文献1に開示されている運転模擬装置は、電車を仮想的に運転するようなシミュレーションゲームにおいて、ゲーム画面上に第1の画像領域(運転席前方の窓越しに見える動画風景)と、それ以外の第2の画像領域である運転操作盤とを表示する。そして、第1の画像領域内の所定領域の輝度平均値(すなわち、運転席の窓越しに見える部分の明るさ)に応じて、運転操作盤上の明るさやメータの照明の点灯/消灯を制御することで、リアリティがあり、かつ臨場感溢れたゲームなどを実現できる構成とされている。
また、下記特許文献2に開示されている運転模擬装置は、車掌などの被験者が訓練を行うためのものであり、プラットフォーム上の表示装置が停止位置目標を表示し、模擬車両が運転手の操作状態に応じた速度を出力し、この情報に基づき車掌室の窓から前方を見た風景がプラットフォーム前方に表示される。これとともに、プラットフォーム前方から車掌室付近まで設けた表示装置に、停止位置目標の表示位置を順次変化させて模擬車両の速度に応じて表示することで、プラットフォームの停止位置目標の形状、色などの設定を自由に行い、車掌の訓練生の訓練に供することができる構成とされている。
特開2002−273030号公報 特開2003−216018号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている運転模擬装置では、表示装置のゲーム画面上に動画風景や運転操作盤などの画像を表示して擬似的に運転を行うものであるため、実際に実物と同様に造られた計器類や操作レバーを有する運転席にて擬似的に運転操作を行い、より現実に近い形で運転を被験者に模擬体験させることができないという問題があった。
また、上述した特許文献2に開示されている運転模擬装置では、プラットフォームの停止位置目標に電車を停止させることを主目的とした模擬装置であり、車掌の訓練生が乗務員室から停止位置が正しいか否かを判断してドアの開閉を操作するものであるため、同様に運転席にて擬似的に運転操作を行って現実に近い形で被験者に運転を模擬体験をさせることができないという問題がある。
特に、これら特許文献1および特許文献2に開示されている運転模擬装置は、電車に関した模擬体験を実施するように設計されたものであるため、例えば蒸気機関車のような操作系統が複雑な車両に対しての模擬体験を想定したものではなかった。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、蒸気機関車の運転に関して、現実に近い形で被験者に模擬体験させることができる運転模擬装置提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る運転模擬装置は、蒸気機関車の運転を被験者に疑似体験させる運転模擬装置であって、前記蒸気機関車の車体部における運転室を模倣した模擬運転室に設置される模擬ボイラー部の火室内に投入された疑似石炭の投入量および投入位置を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された検出結果と、前記模擬ボイラー部に供給された疑似水分の供給量とに応じて、該模擬ボイラー部の模擬蒸気圧を算出する模擬蒸気圧算出手段と、前記模擬蒸気圧算出手段によって算出された模擬蒸気圧と、前記運転室に設けられた前記蒸気機関車の動作に関する操作部の操作状況とに基づいて、前記蒸気機関車の模擬牽引力を算出する模擬牽引力算出手段と、前記模擬牽引力算出手段によって算出された模擬牽引力と、前記蒸気機関車の走行に関して影響を及ぼす各種の影響情報とに基づいて、前記蒸気機関車の走行速度を算出する速度算出手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る運転模擬装置は、このように構成されることにより、蒸気機関車の運転に関して、現実に近い形で被験者に模擬体験させることができる。特に、模擬ボイラー部の火室における疑似石炭の燃焼管理(すなわち、燃焼を調節する作業)を、操作部の操作と並行して行わせることができ、より現実に近い形で模擬体験をさせることができる。
前記速度算出手段によって算出された走行速度に応じて、前記運転室の車窓風景の映像を表す画像情報を表示装置の表示画面上に表示する画像表示手段をさらに備えた構成とされていてもよい。
前記検出手段によって検出された検出結果と、前記模擬蒸気圧算出手段によって算出された模擬蒸気圧と、前記運転室に設けられた前記操作部の操作状況と、前記模擬牽引力算出手段によって算出された模擬牽引力と、前記蒸気機関車の走行に関して影響を及ぼす各種の影響情報と、前記速度算出手段によって算出された走行速度とに基づいて、前記蒸気機関車の動作状況を判断する動作状況判断手段と、前記動作状況判断手段によって判断された動作状況に応じて音声を出力する音声出力手段とをさらに備えた構成とされていてもよい。
前記動作状況判断手段によって判断された動作状況に応じて、少なくとも前記運転室に振動を与える揺動手段をさらに備えた構成とされていてもよい。
前記検出手段によって検出された検出結果に応じて、前記火室内における前記疑似石炭の燃焼状況を照明により演出する照明演出手段をさらに備えた構成とされていてもよい。
前記検出手段は、前記火室内に投入された疑似石炭の通過個数および通過位置を検出可能なマトリクス状の検知領域を有する物体通過センサを有する構成とされていてもよい。
前記照明演出手段は、前記物体通過センサの前記マトリクス状の検知領域にそれぞれ対応する光源を有し、各光源から前記火室内の床面部に向けて照射される光の色および照度を変えて前記燃焼状況を演出する構成とされていてもよい。
前記音声出力手段は、前記動作状況判断手段によって動作状況に異常が生じたと判断された場合に、所定の警報音を出力する構成とされていてもよい。
前記影響情報は、例えば、前記蒸気機関車の制動力、走行抵抗および車両重量のうちの少なくとも一つに関する情報である。
本発明に係る運転模擬装置よれば、蒸気機関車の運転に関して、現実に近い形で被験者に模擬体験させることができるという効果を奏する。
以下、添付の図面を参照して、本発明に係る運転模擬装置および運転模擬方法の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る運転模擬装置の全体構成の例を一部を省略して示す構成図、図2は同運転模擬装置の車体部の例を示す正面図、図3は同運転模擬装置の車体部の例を一部を透過状態にて示す外観斜視図、図4は同運転模擬装置の車体部の一部を拡大して透過状態にて示す斜視図である。
また、図5は、同運転模擬装置のハードウェア構成の例を示す構成図、図6は同運転模擬装置のソフトウェア構成の例を示す構成図、図7は同運転模擬装置の車体部における照明演出を説明するための説明図、図8は同運転模擬装置にて実行される運転模擬方法の運転模擬動作処理手順を説明するためのフローチャートである。
図1〜図3に示すように、運転模擬装置100は、例えば、蒸気機関車の実際の車体部を模倣した車体部10と、この車体部10における運転室10Aに設けられた前方窓72A,72Bおよび側方窓73A,73B(73Aは図に表れていない)から見える実際の車窓風景の映像が表示される表示画面70A,70Bとを備える。
また、運転模擬装置100は、この表示画面70A,70Bに車窓風景の映像を表示する表示装置71A,71Bと、蒸気機関車の運転模擬に関するガイダンスを表示するガイダンスディスプレイ80と、運転模擬装置100の全体を制御する制御装置90とを備えている。
車体部10は、蒸気機関車の模擬運転操作などを行うための運転室10Aと、この運転室10Aの前方側に一体的に形成された模擬ボイラー部50と、この模擬ボイラー部50に設けられた疑似石炭が模擬的に燃焼する火室51とを備える。なお、疑似石炭は、実物の石炭を模した硬質樹脂部材からなる運転模擬装置100における疑似燃料である。
また、車体部10は、この火室51に投入された疑似石炭が降下して収められる回収カート60と、運転室10Aの後方側に疑似石炭の供給口42が臨むように設けられた回収カート60を昇降させる回収カート昇降機41と、この回収カート昇降機41を駆動する駆動装置40とを備えている。
したがって、この運転模擬装置100では、火室51に投入された疑似石炭が回収カート60内に貯留され、例えば、図3中白抜き矢印Xで示す方向に手動あるいは自動により引き出されて回収カート昇降機41に図3中白抜き矢印Yで示す方向に収められるように運搬された回収カート60が、回収カート昇降機41にて駆動装置40により図3中白抜き矢印Zで示す方向に上昇される。そして、運転模擬装置100は、この回収カート60内の疑似石炭が供給口42を介して運転室10A内に排出されることにより、再び疑似石炭が火室51内に投入可能に供給される構造を実現する。
なお、この車体部10には、運転室10Aが載置される基台95に設けられ、蒸気機関車の動作状況に応じて、少なくとも運転室10Aに振動を与える揺動装置11が接続されている。そして、この運転室10Aの床面には、後方側に延びる延長デッキ12と、手摺13とが設けられ、運転室10Aの左右側所定位置には、運転席14A,14Bがそれぞれ設けられている。
車体部10の運転室10Aの正面側のレイアウトは、例えば次のように構成される。すなわち、運転室10Aの正面には、この運転模擬装置100においては、中央に模擬ボイラー部50が配置されている。また、運転室10Aには、左側の運転席14Aの近傍に、蒸気機関車の前進あるいは後退を切り替える逆転機のギアの位置を表示する逆転機位置表示器20と、蒸気機関車の走行速度を表示する速度計21とが設けられている。
さらに、運転室10Aには、左側の運転席14Aの近傍に、逆転機を操作するための逆転機ハンドル22と、砂まき弁を操作するための砂まき弁作用コック23と、シリンダ排水弁を操作するためのシリンダ排水弁作用コック24と、バイパス弁を操作するためのバイパス弁作用コック25とが設けられている。
また、運転室10Aの左側の運転席14Aの近傍における模擬ボイラー部50には、蒸気機関車の走行速度を加速させるアクセル弁を操作するためのアクセル加減弁テコ31と、汽笛を鳴らすために操作される汽笛作用棒32と、ブレーキの圧力を表示するブレーキ圧力計26とが設けられている。
さらに、運転席14Aの近傍における模擬ボイラー部50には、単独ブレーキ弁を操作するための単独ブレーキ弁作用コック27と、自動ブレーキ弁を操作するための自動ブレーキ弁作用コック28と、模擬ボイラー部50に供給される疑似水分の水面位置を表示するための水面計30とが設けられている。
そして、この模擬ボイラー部50の中央下方には、火室51の投炭口52と連通する焚口34と、この焚口34を開閉する開閉扉35を操作するための焚口取っ手33とが設けられている。なお、この開閉扉35は、運転模擬装置100にて運転模擬動作が開始された場合に、被験者が手や指を挟まないように全閉状態にはならないように設置されている。
この模擬ボイラー部50の上方側の運転室10Aには、シリンダ内の圧力を表示するためのシリンダ圧力計15と、ボイラー内の圧力を表示するためのボイラー圧力計16と、その他のボイラーの状態(例えば、ボイラー内の温度など)を表示する表示計17とが設けられている。
また、模擬ボイラー部50の中央上方には、疑似水分としての冷水を模擬ボイラー部50に供給するための給水ポンプ18と、ブロアを止めるために操作されるブロア止弁19とが設けられている。さらに、運転室10Aの右側の運転席14Bの近傍における模擬ボイラー部50には、疑似水分としての温水を模擬ボイラー部50に供給するための注水器29が設けられている。
模擬ボイラー部50の火室51内には、上述した焚口34と連通する投炭口52およびこの投炭口52を介して投入された疑似石炭が回収カート60に排出される排出口52Aが形成された火室ダクト56と、この火室ダクト56の内部に設けられ、投炭口52から投入された疑似石炭の投入量および投入位置を検出するセンサ部59とが設けられている。
このセンサ部59は、具体的には、例えば、投炭口52から投入された疑似石炭の通過個数および通過位置を検出可能なマトリクス状の検知領域を有する物体通過センサにより構成される。物体通過センサとしては、超音波式、赤外線式、レーザ式など、いずれの方式を採用してもよい。
また、火室51内の火室ダクト56の上方には、投炭口52から投入された疑似石炭の燃焼状況を照明により演出するための照明装置57が設けられている。この照明装置57は、例えば、センサ部59によって検出された疑似石炭の投入位置に対応する火室ダクト56の床面部56Aに向けて光を照射する複数の光源58を有する。そして、照明装置57は、疑似石炭の投入量や投入位置に応じて床面部56Aに照射する光の色および照度を変えることにより、火室51内における疑似石炭の燃焼状況を演出する。
次に、本実施形態の運転模擬装置100のハードウェア構成について説明する。運転模擬装置100は、図5に示すように、全体の制御を司る制御装置90を備える。この制御装置90は、例えば、制御計算部91と、ハブ(HUB)92と、映像/音声生成装置93と、音声増幅器94と、説明者用ディスプレイ95と、説明者用ディスプレイ95と、説明者用入力装置96と、ナレーション用音声出力部97と、電源制御装置98と、無停電電源装置(UPS)99とを備えている。
また、車体部10の運転室10Aは、運転操作機器10Bと、音声出力部10Cと、揺動台10Dと、ハードウェア制御部91Aとを備え、この揺動台10Dは、上述した揺動装置11と接続されている。運転操作機器10Bは、例えば、各種コック類、レバー類、スイッチ類、ペダル類、NFB、計器類、表示灯などからなり、これらは実際に使用されるものを模した構造を備えて構成されている。
なお、制御装置90の制御計算部91と運転室10Aのハードウェア制御部91Aとの間では、デジタルによる信号の入出力処理が行われるとともに、制御計算部91からハードウェア制御部91Aに対して、デジタル信号によるサーボ出力処理が行われる。また、運転室10Aの運転操作機器10Bとハードウェア制御部91Aとの間では、アナログ信号およびデジタル信号による入出力処理が行われる。
ガイダンス装置81は、例えば、DVDプレーヤ82と、上述したガイダンスディスプレイ80とを備え、運転模擬装置100の動作や操作方法などを説明するガイダンスに関する画像情報や音声情報を出力する。このガイダンス装置81は、具体的には、DVDプレーヤ82によって再生されたガイダンスに関する画像や音声をガイダンスディスプレイ80によって被験者に対して視聴させる。
制御計算部91は、運転模擬装置100を動作させるための各種のプログラムを実行し、制御に関する計算処理を行って蒸気機関車の運転模擬動作を実施する。この制御計算部91は、ハブ92によって接続されたLAN回線などを通じて映像/音声生成装置93と電気的に接続されている。
ハブ92は、制御装置90の各構成部を接続する集線装置であり、映像/音声生成装置93は、制御計算部91からの制御信号に応じて、内蔵するハードディスク(HD)93aに記憶した各種情報に基づき、運転模擬動作に伴い使用される画像情報や音声情報を生成する。
この映像/音声生成装置93によって生成された画像情報を表す映像信号は、プロジェクタなどからなる表示装置71A,71Bに出力され、これら表示装置71A,71Bによって、左スクリーンである表示画面70Aや右スクリーンである表示画面70Bに入力した映像信号により表される車窓風景などの映像が運転模擬動作に関連して表示される。
また、映像/音声生成装置93によって生成された音声情報を表すAUDIO信号は、運転室10Aの音声出力部10Cに直接出力されたり、制御装置90の音声増幅器94を介して音声出力部10Cに出力されたりする。運転室10Aの音声出力部10Cは、映像/音声生成装置93から入力されたAUDIO信号や、音声増幅器94によって増幅されたAUDIO信号に基づき、運転模擬動作に関連して使用される音声を出力する。
さらに、制御計算部91は、LAN回線などを通じて揺動装置11に対して運転室10Aの揺動台10Dを運転模擬動作に関連して振動させる制御信号を出力する。そして、運転模擬装置100の説明者に対しては、制御計算部91は、運転模擬装置100の運用に関する映像信号を出力してこれに基づく映像を説明者用ディスプレイ95に表示したり、同様に運用に関するAUDIO信号を出力してこれに基づく音声をナレーション用音声出力部97から出力したりすることによって、これらの映像や音声を説明者に視認させる。また、説明者からの入力操作に伴う入力信号は、例えば、キーボードやマウスなどのデバイスからなる説明者用入力装置96によって受け付けられ、制御計算部91に出力される。
なお、制御装置90は、AC100VやAC200Vの電源から電源制御装置98に入力され整流された電流によって稼働し、この電源制御装置98は、無停電電源装置99にAC100Vの電流を供給する。無停電電源装置99は、電源制御装置98等に不具合が生じて電源からの制御装置90への電力供給が断たれた場合などに、制御装置90への電力供給を所定時間継続するバックアップ電源装置である。
次に、本実施形態の運転模擬装置100のソフトウェア構成について説明する。運転模擬装置100の制御装置90では、図6に示すように、運転模擬動作時に制御計算部91によって、模擬演算プログラム110と、シナリオプログラム120と、映像制御プログラム130と、模擬実行プログラム110Aと、制御装置90の全体を制御させるための全体制御プログラム140とが読み込まれて実行される。なお、ガイダンス装置81では、運転模擬動作に関する映像などが収められたDVD映像ソフト83が読み込まれて実行される。
また、表示装置71A,71Bに備えられた映像発生装置93A,93Bでは、それぞれ、映像表示プログラム151,161と、制御計算部との通信プログラム152,162と、映像発生装置制御プログラム153,163とが読み込まれて実行される。そして、各映像表示プログラム151,161が実行されることにより、左画面用映像データ150と、右画面用映像データ160とが、映像発生装置93A,93Bにて生成される。
模擬演算プログラム110は、シナリオプログラム120が実行されることによる運転模擬動作時のシナリオに沿って、運転模擬動作に関する演算処理を制御計算部91に行わせる。この模擬演算プログラム110は、火室51の特性を模擬するための火室特性模擬プログラム111と、蒸気機関車の車両の論理的な模擬を行わせるための車両論理模擬プログラム112とを含む。
また、模擬演算プログラム110は、蒸気機関車の車両の運動に関する模擬を行わせるための車両運動模擬プログラム113と、蒸気機関車の車両の走行に関する模擬を行わせる走行模擬プログラム114とを含む。そして、模擬演算プログラム110は、蒸気機関車が走行する路線に関する情報を示す路線データ121、蒸気機関車が動作する際の音声に関する擬音データ122および運転室10Aの揺動台10Dを揺動装置11によって振動させるための揺動データ123に基づいて、運転模擬動作に関する演算処理を制御計算部91に行わせる。
映像制御プログラム130は、映像/音声生成装置93に対して、運転模擬動作が実行された際の映像を表す画像情報を生成させる。模擬実行プログラム110Aは、制御計算部91に対して、模擬演算プログラム110が実行されたことによる演算結果に応じた運転模擬動作を行わせる。
この模擬実行プログラム110Aは、運転室10Aの運転操作機器10Bに対して動作状況を表示させるための状況表示プログラム131と、制御計算部91への情報の入出力を制御させるための入出力制御プログラム132と、擬音データ122に基づく音声を示す音声情報の生成などを行わせる擬音制御プログラム133と、揺動データ123に基づく揺動装置11の制御を行わせる揺動制御プログラムと134と、運転模擬動作における運転操作機器10Bの操作などに関する評価を行わせる評価プログラム135とを含む。
なお、このように構成されたハードウェアとソフトウェアを有する運転模擬装置100の運転模擬動作において、運転室10Aにおける模擬ボイラー部50の火室51への疑似石炭の投入に関する照明演出は、例えば次のように行われる。すなわち、図7に示すように、運転模擬の被験者89は、スコップ88などで供給口42から運転室10Aに供給された疑似石炭87を掬い、焚口34に向けて掬った疑似石炭87を投入する。
焚口34に投入された疑似石炭87は、投炭口52から火室51の火室ダクト56の内部に撒かれ、センサ部59のマトリクス状の検知領域を通過して排出口52Aから回収カート60内に排出される。このような行為は、通常の蒸気機関車であればボイラー部の火室に石炭をくべることになり、燃焼により火室内の炎の色などが激しく変化することとなる。
このため、運転模擬装置100では、炎の代わりに火室51内の疑似石炭87の燃焼状況を照明装置57による照明で演出するように構成している。すなわち、センサ部59のマトリクス状の検知領域によって、火室51の火室ダクト56のどの位置にどの程度の疑似石炭87が投入されたかを、例えば疑似石炭87の通過個数や通過位置を検出することにより制御装置90の制御計算部91が認識する。
そして、模擬演算プログラム110の火室特性模擬プログラム111や模擬実行プログラム110Aの状況表示プログラム131が実行されることで、照明装置57の光源58のうち、例えば、検知領域にて疑似石炭87を検出した位置と対応する位置に設けられた光源58aにより、疑似石炭87の通過個数により表される投入量に合わせた色や照度の光からなるスポット85および光束86を床面部56Aに向けて照射する。
これにより、被験者89は、疑似石炭87の火室51への投入による燃焼状況を擬似的に把握することができ、火室51内で疑似石炭87を効率よく燃焼させるように投入動作を行うよう留意しつつ、蒸気機関車の運転模擬を体験することが可能となる。この被験者89による疑似石炭87の火室51への投入と同時に、他の被験者(図示せず)によって、運転操作機器10Bが操作され、制御計算部91は、この運転操作機器10Bから出力された信号も加味して、あたかも実際の蒸気機関車を操作するように演出された総合的な運転模擬動作を実行する。
この運転模擬動作の動作処理手順は、例えば、次のようなものとなる。図8に示すように、運転模擬装置100の電源などがON状態となり、運転模擬動作が実行されると、まず、制御計算部91は、火室51内の火室ダクト56のセンサ部59からの信号により、火室51内への疑似石炭87の投入を検出すると(ステップS101)、続いて火室51内に被験者89によって投入された疑似石炭87の投入状況を検出する(ステップS102)。すなわち、センサ部59のマトリクス状の検知領域のどの領域を疑似石炭87が通過したかによって、疑似石炭87の投入量や投入位置を投入状況として検出する。
次に、ステップS102にて検出された疑似石炭87の投入量や投入位置を示す検出結果と、模擬ボイラー部50に給水ポンプ18によって供給された冷水や注水器29によって供給された温水の供給量とに基づいて、模擬ボイラー部50の模擬蒸気圧を算出し、この模擬蒸気圧と、運転操作機器10Bの操作状況とに基づいて、蒸気機関車の模擬牽引力を算出する(ステップS103)。
模擬牽引力を算出したら、制御計算部91は、ステップS102にて検出された検出結果と、模擬ボイラー部50への酸素の供給状況とに基づいて、照明装置57による照明演出の内容(すなわち、演出をどのように行うか)を演算により決定し(ステップS104)、決定した内容に基づいて照明装置57の制御を実行する(ステップS105)。
そして、ステップS103にて算出した模擬牽引力と、蒸気機関車の走行に関して影響を及ぼす影響情報としての制動力、走行抵抗、車両重量などの情報とに基づいて、走行速度を算出する(ステップS106)。この走行速度は、例えば、走行速度=∫[{牽引力−(制動力+走行抵抗)}÷車両重量]dtという式を用いた演算を行うことによって算出することができる。
走行速度を算出したら、制御計算部91は、算出した走行速度に現在仮想出力中の走行速度を加味して、表示画面70A,70Bに表示する車窓風景などの映像を表す画像情報を生成し(ステップS107)、生成した画像情報を表示装置71A,71Bに出力して映像を表示させて(ステップS108)、上記ステップS101に移行し処理を繰り返す。なお、上記フローチャートによる動作処理の実行中は、例えば運転室10Aにおける臨場感を高めるために、音声出力部10Cからは蒸気機関車の動作に合わせた種々の音声が出力される。
以上述べたように、本実施形態の運転模擬装置100およびこの運転模擬装置100が実行する運転模擬方法によれば、このような動作処理が行われることで、蒸気機関車の運転に関して、現実に近い形で被験者89に運転を模擬体験させることができる。この模擬体験においては、特に、蒸気機関車を走行させる上で高度な技術が必要となる模擬ボイラー部50の火室51における疑似石炭87の燃焼を調節する作業を、運転操作機器10Bの操作と並行して行わせることができ、より現実に近い形で蒸気機関車の運転を模擬体験させることが可能となる。
なお、本実施形態で説明した運転模擬方法は、例えば、あらかじめ用意された運転模擬に関するプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができるように構成されてもよい。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行されるものでもよい。また、このプログラムは、例えば、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明に係る運転模擬装置、蒸気機関車の運転を模擬体験させる分野の技術に有用であり、特に、より実際の運転に近い形での模擬体験を実現することに適している。
本発明の一実施形態に係る運転模擬装置の全体構成の例を一部を省略して示す構成図である。 同運転模擬装置の車体部の例を示す正面図である。 同運転模擬装置の車体部の例を一部を透過状態にて示す外観斜視図である。 同運転模擬装置の車体部の一部を拡大して透過状態にて示す斜視図である。 同運転模擬装置のハードウェア構成の例を示す構成図である。 同運転模擬装置のソフトウェア構成の例を示す構成図である。 同運転模擬装置の車体部における照明演出を説明するための説明図である。 同運転模擬装置にて実行される運転模擬方法の運転模擬動作処理手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 車体部
10A 運転室
11 揺動装置
50 模擬ボイラー部
57 照明装置
58 光源
59 センサ部
60 回収カート
90 制御装置
91 制御計算部
100 運転模擬装置

Claims (9)

  1. 蒸気機関車の運転を被験者に疑似体験させる運転模擬装置であって、
    前記蒸気機関車の車体部における運転室を模倣した模擬運転室に設置される模擬ボイラー部の火室内に投入された疑似石炭の投入量および投入位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された検出結果と、前記模擬ボイラー部に供給された疑似水分の供給量とに応じて、該模擬ボイラー部の模擬蒸気圧を算出する模擬蒸気圧算出手段と、
    前記模擬蒸気圧算出手段によって算出された模擬蒸気圧と、前記運転室に設けられた前記蒸気機関車の動作に関する操作部の操作状況とに基づいて、前記蒸気機関車の模擬牽引力を算出する模擬牽引力算出手段と、
    前記模擬牽引力算出手段によって算出された模擬牽引力と、前記蒸気機関車の走行に関して影響を及ぼす各種の影響情報とに基づいて、前記蒸気機関車の走行速度を算出する速度算出手段とを備えた
    ことを特徴とする運転模擬装置。
  2. 前記速度算出手段によって算出された走行速度に応じて、前記運転室の車窓風景の映像を表す画像情報を表示装置の表示画面上に表示する画像表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の運転模擬装置。
  3. 前記検出手段によって検出された検出結果と、前記模擬蒸気圧算出手段によって算出された模擬蒸気圧と、前記運転室に設けられた前記操作部の操作状況と、前記模擬牽引力算出手段によって算出された模擬牽引力と、前記蒸気機関車の走行に関して影響を及ぼす各種の影響情報と、前記速度算出手段によって算出された走行速度とに基づいて、前記蒸気機関車の動作状況を判断する動作状況判断手段と、
    前記動作状況判断手段によって判断された動作状況に応じて音声を出力する音声出力手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1または2記載の運転模擬装置。
  4. 前記動作状況判断手段によって判断された動作状況に応じて、少なくとも前記運転室に振動を与える揺動手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3記載の運転模擬装置。
  5. 前記音声出力手段は、前記動作状況判断手段によって動作状況に異常が生じたと判断された場合に、所定の警報音を出力することを特徴とする請求項3または4記載の運転模擬装置。
  6. 前記検出手段によって検出された検出結果に応じて、前記火室内における前記疑似石炭の燃焼状況を照明により演出する照明演出手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の運転模擬装置。
  7. 前記検出手段は、前記火室内に投入された疑似石炭の通過個数および通過位置を検出可能なマトリクス状の検知領域を有する物体通過センサを有し、
    前記照明演出手段は、前記物体通過センサの前記マトリクス状の検知領域にそれぞれ対応する光源を有し、各光源から前記火室内の床面部に向けて照射される光の色および照度を変えて前記燃焼状況を演出することを特徴とする請求項6記載の運転模擬装置。
  8. 前記検出手段は、前記火室内に投入された疑似石炭の通過個数および通過位置を検出可能なマトリクス状の検知領域を有する物体通過センサを有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の運転模擬装置。
  9. 前記影響情報は、前記蒸気機関車の制動力、走行抵抗および車両重量のうちの少なくとも一つに関する情報であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の運転模擬装置。
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