JP4384613B2 - まな板 - Google Patents

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Description

この発明は、調理等において食材を切るために使用するまな板に関する。
従来、まな板は、樹脂製の板体等で形成され、台所のシンク近傍の調理台に直接置いて使用される。まな板の使用時には、まな板の上で包丁等により食材を切断し、食材を他の容器に移した後は、まな板に残る水をシンクに落としたり、シンクに置いた三角コーナーに廃棄物を入れたりして整頓して使用する。
また、調理台に直接まな板を置かず衛生的に使用するものとして、特許文献1に開示されているホルダー付きまな板及びまな板ホルダーが開示されている。これは、その両面を調理面として使用可能なまな板と、前記まな板を着脱可能に支持する略皿状のホルダーとからなるホルダー付きまな板である。前記ホルダーの内周縁には前記まな板の周縁部を部分的に支持する支持手段が間隔を配して設けられ、前記まな板は前記支持手段上に支持される周縁部のみで前記ホルダーと接している。前記ホルダーの内部には、前記まな板の下方において水を溜めることのできる内部空間が形成され、隣接する前記支持手段の間の溝部分を介して前記まな板の周りと前記ホルダーの内部空間とが連通される。
また、特許文献2、3に開示されている各まな板も、まな板と、このまな板が着脱自在に載置される食品受容器が設けられている。そしてまな板には、このまな板上で切断した食材を前記食品受納器に落下させるための開口部を有し、前記開口部には下ろし金や千切り器具などの調理器具が取付可能である。このため、食材を細く切ったり、刻んだり、下ろしたりする作業がし易く、かつ安全性が高い。
特許第3361015号公報 実用新案登録第3000951号公報 実用新案登録第3002879号公報
上記従来の技術の場合、食品受容器の開口部にまな板を載せただけであり、まな板の取り外しをしやすく工夫されていなかった。まな板の取り外しや汚れの付着を防ぐ工夫も特になかった。
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、使いやすく、まな板を衛生的に両面を使用することができ、調理台以外の場所でも清潔に使用することができるまな板を提供することを目的とする。
本発明は、上面が開口部として形成され適当な深さを有する容器と、前記容器の前記開口部を閉鎖して着脱自在に取り付けられているまな板本体と、を備え、前記容器は、略矩形の底部と、前記底部の三辺に連続する三つの側面部と、前記底部の他の一辺に設けられた、底部に近づくにつれ前記容器の中心に向かう傾斜面と、を有し、前記側面部の内壁面には、前記まな板本体の周縁部下側に当接し前記まな板本体を保持する段部が三つの側面部を回ってコの字形に形成され、前記段部の端部が前記傾斜面の途中に連続しており、前記傾斜面が、前記段部の端部が連続する箇所から上方へ向けて開口部まで続いているまな板である。
記底部と前記側面及び前記傾斜面の境界に位置する各角部は、丸く面取りされている。
前記容器の前記開口部の周縁部には、側方に突出するフランジ部が設けられ、前記容器の前記開口部は、前記まな板本体周縁部よりも大きく形成され、前記まな板本体周縁部と前記開口部の周縁部との間に隙間を生じ、この隙間は前記容器内に連通する水切り用の溝部となるものである。また、前記フランジ部には目盛りが設けられているものである。
本発明のまな板は、調理台以外のいろいろな場所で使用可能であり、切断した食材や切断時に発生したくずや水等を収容して清潔に使用することができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1、図2はこの発明の一実施形態を示すもので、この実施形態のまな板10は、板状のまな板本体12と、まな板本体12が嵌合される容器14を備えている。
容器14は、上部が開口部15として形成され適当な深さを有する皿形の収容部16と、収容部16の開口部15の周縁部に設けられ側方に突出して一周したフランジ部18が設けられている。収容部16は一方向に長い略矩形の底部16aと、底部16aの長手方向の一端縁部を除いて連続する3個の側面部16bが設けられている。底部16aの、側面部16bが設けられていない長手方向の一端縁部には、平滑な傾斜面20が設けられている。傾斜面20は、開口部15から底部16aに近づくほど底部16aの中心に近づくように形成されている。底部16aと3つの側面部16b、傾斜面20の境界に位置する各角部は、丸く面取りされ、水分や汚れが溜まりにくくなっている。
容器14の、3つの側面部16bの内壁面には、係止段部22が設けられている。係止段部22は、容器14の開口部15の周縁部に対して平行に設けられ、容器14の内側に向かって段が形成されている。そして、開口部15の周縁部から、まな板本体12の厚みよりもやや短い深さに設けられ、3つの側面部16bを回ってコの字形に形成され、係止段部22は、傾斜面20に連続している。
容器14の、長手方向に沿って形成されるフランジ部18の一方には、長手方向に沿ってメジャー26が印刷又は貼り付けられて設けられている。
次に、この実施形態のまな板10の使用方法について説明する。まず、容器14の開口部15にまな板本体12を合わせ、側面部16bに設けられた係止段部22にまな板本体12を載せ、開口部15を閉鎖する。このとき、まな板本体12は容器14のフランジ部18よりも僅かに高くなる。まな板本体12の周囲には、開口部15の周縁部との間に隙間が生じ、この隙間は、容器14の収容部16に連通する水きり用の溝部24となる。次に、まな板本体12の上に食材を置き、包丁やナイフで切断する。
まな板本体12の上に、食材に付いていた水分や食材を切断したときに出る水分が溜まると、まな板本体12の周囲の溝部24に流し、容器14の中に溜める。まな板本体12はフランジ部18よりも高く設けられるため、まな板本体12の水を脇へ押し出すだけで自然と溝部24に落下する。まな板本体12が汚れたときは、表裏を返してきれいな裏面を使用する。
まな板本体12を容器14から外すときは、まな板本体12を、係止段部22上を傾斜面20側に摺動させる。すると図2に示すように、まな板本体12の一端部は傾斜面20に沿って上方に押し上げられ、フランジ部18の外側へ突出し、取り易くなる。また、容器14の中に、切断した食材や、食材の切りくずを収容しても良い。
この実施形態のまな板10によれば、調理台以外の場所でも、周囲を汚すことなく食材を切断して調理することができる。水分や食材を容器14の中に収容可能であるため、周囲を散らかすことがなく、また持ち運びも簡単である。まな板本体12は、周縁部が容器14の係止段部22に係止されているため、裏面が他の部材に接触せず清潔であり、表面が汚れたときは裏面を返して使用することができる。まな板本体12は板体であるため、容器14から外すと普通のまな板として使用することができ、また市販のまな板を容器14に載せて使用することもできる。容器14にはフランジ部18があるため、まな板本体12から切断時に飛散する汚れを確実に受け、まな板10の周囲を清潔に保つことができる。フランジ部18は、持ち運びのときには持ち手として機能する。まな板本体12はフランジ部18よりも高い位置にあるため、切断作業が容易であり、また水を脇へ流してもフランジ部18が低い位置で受け、溝部24に流れるため、外にはねにくく、このことからも衛生的である。まな板本体12の水分は、溝部24から収容部16に流れるため、水切れが良好であり、清潔感がある。
さらに、まな板本体12は、傾斜面20を滑らせて簡単に取り外しが可能であるため、取り扱いが容易である。また、まな板本体12を容器14に入れるときも円滑に入れることができる。容器14の底部16aと側面部16b、傾斜面20の境界の各角部は、面取りされて丸く形成されているため、汚れや水が溜まりにくく、洗浄が容易で衛生的である。容器14を市販のまな板立てに立てかけたときも、水切り性が向上する。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、各部材の形状、素材等、変更可能である。また、容器の色を透明にすることにより、内容物が視認しやすくなる。フランジ部には、メジャーの他、食材の切り方の絵柄等を描いても良い。容器の傾斜面は、平面以外に外側に湾曲する湾曲面でも良い。
この発明の一実施形態のまな板の斜視図である。 この実施形態のまな板のまな板本体を外す状態を示す斜視図である。 この実施形態のまな板の右側面である。
符号の説明
10 まな板
12 まな板本体
14 容器
15 開口部
16 収容部
18 フランジ部
20 傾斜面
22 係止段部
24 溝部
26 メジャー

Claims (1)

  1. 上面が開口部として形成され適当な深さを有する容器と、前記容器の前記開口部を閉鎖して着脱自在に取り付けられているまな板本体と、を備え、前記容器は、略矩形の底部と、前記底部の三辺に連続する三つの側面部と、前記底部の他の一辺に設けられた、底部に近づくにつれ前記容器の中心に向かう傾斜面と、を有し、前記側面部の内壁面には、前記まな板本体の周縁部下側に当接し前記まな板本体を保持する段部が三つの側面部を回ってコの字形に形成され、前記段部の端部が前記傾斜面の途中に連続しており、前記傾斜面が、前記段部の端部が連続する箇所から上方へ向けて開口部まで続いていることを特徴とするまな板。
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