JP4384472B2 - 構造体の位置ずれ測定方法、連結方法、この測定方法に使用される測定補助具および連結方法によって製造されたユニット建物 - Google Patents

構造体の位置ずれ測定方法、連結方法、この測定方法に使用される測定補助具および連結方法によって製造されたユニット建物 Download PDF

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Description

本発明は、例えば2階建て住宅のための1階ユニット構造体上に2階ユニット構造体を
整合させて連結するときに用いられる位置ずれ測定方法、この測定方法を利用して両構造
体を整合させて連結する連結方法、この測定方法に使用される測定補助具および連結方法
によって製造されたユニット建物に関する。
多層階よりなる住宅構造体では、例えば下側構造体の柱と上側構造体の柱とを前記両柱
の両側面を揃えるように整合させて結合することにより、前記下側構造体と前記上側構造
体とを整合させて強固に連結する。このため、前記下側構造体の前記柱の上面に締結用軸
を設け、前記下側構造体上に前記上側構造体を設置したときに前記締結用軸を通すための
孔が前記上側構造体の前記柱の底面に形成され、前記孔を挿通した前記締結用軸に前記上
側構造体側から締結用のナットを螺合することで、前記下側構造体と前記上側構造体とを
連結している。
しかし、前記上面に形成された前記孔が予め設定された位置からずれて形成されていた
場合には、両柱を整合させると前記締結用軸が前記孔に挿通しなくなるので、前記孔を前
記締結用軸の外径よりも大きく形成し位置ずれを吸収することが考えられる。ところが、
前記孔を大きく形成すると前記孔と前記締結用軸との間に隙間ができ両構造体を強固に連
結することができなくなってしまう。
そこで、前記孔と前記締結用軸との隙間をなくすように前記締結用軸の外径よりも大き
く形成された前記孔に嵌合し且つ前記締結用軸を受け入れるフィラーが提案されている。
前記フィラーは、二つの偏心した筒体を入れ子式に設け、二つの前記筒体が相対的に回転
することで内側に配置された前記筒体の内孔の位置をずらすことができる。前記内孔に前
記締結用軸を挿通させると前記孔と前記締結用軸とが位置ずれして形成されていても、前
記フィラーは前記孔に嵌合し且つ前記締結用軸を受け入れることができるので前記孔と前
記締結用軸との隙間をなくすことができる。(例えば、特許文献1参照。)
また、本出願人は、前記両構造体を強固に連結するために予め設定された位置からのず
れを測定し、この位置ずれに応じた一つの部材からなる偏心プレートを選択して連結する
ことを既に出願した発明で提案した。(特願2003-129258)
すなわち、三角錐台状に形成された偏心検出保護キャップを前記締結用軸に挿着し、前
記上側構造体を前記下側構造体上に降下させる。前記嵌合孔と前記偏心検出保護キャップ
の3つの斜辺のうちいずれか1つとが最初に接し、さらに前記上側構造体を降下させると
前記上側構造体の荷重を受けた前記偏心検出保護キャップは、荷重を逃がすように前記締
結用軸回りに回転する。さらに前記上側構造体の降下が進むと、前記嵌合孔は前記偏心検
出保護キャップの2つの斜辺に接し、前記偏心検出保護キャップはいずれの方向にも回転
しなくなり、前記上側構造体を下方に降下させることができなくなる。このときの前記上
側構造体の底面と前記下側構造体の上面との間の間隔に応じて偏心量を求めることができ
る。また、前記偏心検出保護キャップの当接していない斜辺の向きにより偏心方向を求め
ることができる。
そこで、前記偏心量に応じた前記偏心プレートを選択し、前記偏心方向に一致するよう
に前記偏心プレートを配置することで、両柱を整合させたときに前記孔と前記締結用軸と
が位置ずれしている場合であっても、前記下側構造体に前記上側構造体を整合させて強固
に連結することができる。
特開平10−213123号公報(第2−7頁、第1図)
しかしながら、三角錐台状に形成された前記偏心検出保護キャップを用いて前記孔と前
記締結用軸との偏心量および偏心方向を求めるには、前記上側構造体が前記偏心検出保護
キャップの斜辺に引っ掛かって前記下側構造体上に配置された状態で、互いに対向する両
構造体の間を覗き込むようにして前記偏心検出保護キャップを観察する必要がある。この
ような状態で、前記偏心検出保護キャップを観察することは容易な作業とは言えず、正確
な位置ずれを求めることは難しく、施工時間が長くなってしまう。
このため、引っ掛っている前記上側構造体を上昇させてから前記偏心検出保護キャップ
を観察することが考えられるが、前記上側構造体を上昇させてしまうと前記上側構造体が
引っ掛った位置を認識できなくなり、引っ掛った位置での前記上側構造体の底面と前記下
側構造体の上面との間の間隔に応じて前記偏心量を求めることができなくなる。
そこで、本発明の目的は、前記孔と前記締結用軸との偏心量および偏心方向を容易且つ
正確に求めることができる構造体の位置ずれ測定方法、連結方法、この測定方法に使用さ
れる測定補助具および連結方法によって製造されたユニット建物を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の構造体の位置ずれ測定方法は、締結用
軸が上方に突設された上面を有する下側構造体と、前記締結用軸の貫通を許すべく該締結
用軸の外径よりも大きい内径を有する嵌合孔が形成された底面を有する中空構造の柱を備
える上側構造体とを前記下側構造体に前記上側構造体を整合させた状態で結合するために
、結合時の前記締結用軸の中心と前記嵌合孔の中心との位置ずれに因る偏心量および偏心
方向を測定する測定方法であって、前記締結用軸に嵌合される軸孔を有し、外周面の少な
くとも一部は上方から下方に向けて外径を増大させる円錐状を有し、接触による前記外周
面への痕跡を保持する層を有し、最大外径となる底部が前記嵌合孔と等しく形成された偏
心測定補助具を前記締結用軸に挿着し、前記上側構造体を前記下側構造体上で該下側構造
体と整合するように降下させ、前記偏心測定補助具の円錐状の斜辺が前記嵌合孔と当接す
ることにより前記層に形成され且つ保持された前記痕跡の周方向に対する位置から前記偏
心方向を求め、前記痕跡の下端と前記偏心測定補助具の前記底部との間の間隔に基づいて
前記締結用軸の中心と前記嵌合孔の中心との前記偏心量を求めることを特徴とする。
請求項2に記載の構造体の位置ずれ測定方法は、請求項1に記載の構造体の位置ずれ測
定方法において、前記痕跡を観察する前に前記上側構造体を前記下側構造体上から上方へ
引き上げ、前記痕跡は上方から下方へ向けて伸長する線状痕であり、前記嵌合孔からみた
前記締結用軸の前記偏心方向は、前記偏心測定補助具の中心軸から該偏心測定補助具の前
記層に保持された前記痕跡への方向とし、前記偏心量は、前記偏心測定補助具の円錘状の
外周面の傾斜と、前記痕跡の下端と前記偏心測定補助具の前記底部との間の間隔との比よ
り算出することを特徴とする。
請求項3に記載の構造体の位置ずれ測定方法は、請求項1または請求項2に記載の構造
体の位置ずれ測定方法において、前記偏心測定補助具の最大外径である前記底部が前記上
側構造体の前記底面の前記嵌合孔に内接して、前記底面が前記下側構造体の前記上面に突
き合わされるまで降下するときは、前記締結用軸の中心と前記嵌合孔の中心との位置ずれ
が略ゼロであることを特徴とする。
請求項4に記載の構造体の連結方法は、前記上側構造体の前記底面の前記嵌合孔に嵌合
される外径を有し、前記下側構造体の前記上面における前記締結用軸の中心と前記嵌合孔
の中心との偏心量に対応して前記外径の中心から偏心した位置に前記締結用軸を挿通させ
る挿通孔が形成された選択部材を請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の測定方
法により求められた偏心量に基づいて選択し、選択された前記選択部材を前記締結用軸に
挿通された状態で前記測定方法により求められた偏心方向に一致するように配置し、前記
選択部材が前記嵌合孔に嵌合するように前記底面と前記上面とを突き合わせ、螺合部材を
前記嵌合孔の周縁と前記選択部材とを上方から前記上面に押圧するように、前記締結用軸
に螺合させることを特徴とする。
請求項5に記載の構造体の連結方法は、請求項4に記載の連結方法において、前記螺合
部材は、前記選択部材よりも外形が大きい環状部材と前記締結用軸に螺合するナットとを
有し、前記環状部材は前記締結用軸に嵌合され、前記ナットは、前記環状部材が前記嵌合
孔の周縁と前記選択部材とを上方から前記上面に押圧するように前記締結用軸に螺合され
ることを特徴とする。
請求項6に記載の測定補助具は、請求項1に記載の位置ずれを測定する測定方法の実施
に使用する偏心測定補助具は、全体に截頭円錐形状を呈し、該偏心測定補助具の内部には
、外形と同心状に形成され、前記締結用軸と嵌合して該締結用軸全体を覆う軸穴を有する
ことを特徴とする測定補助具。
請求項7に記載のユニット建物は、請求項4または請求項5に記載の構造体の連結方法
によって上側構造体と下側構造体とが連結された構造を有することを特徴とする。
請求項1ないし請求項3に記載の構造体の位置ずれ測定方法によれば、前記偏心測定補
助具を前記締結用軸に挿着し、前記上側構造体を前記下側構造体上に降下させた時に、前
記上側構造体が前記偏心測定補助具に接触したことにより形成され保持された痕跡から前
記嵌合孔の中心と前記締結用軸の中心との位置ずれを求めることができる。すなわち、前
記偏心測定補助具の周方向での前記痕跡の位置と、前記痕跡の下端から前記偏心測定補助
具の前記底部への間の間隔とを把握するだけで、前記嵌合孔からみた前記締結用軸の前記
偏心方向と、前記締結用軸の中心と前記嵌合孔の中心との前記偏心量とを正確に求めるこ
とができる。これにより、前記嵌合孔の中心と前記締結用軸の中心との位置ずれを容易且
つ正確に求めることができる。特に、請求項2に記載の測定方法によれば、前記上側構造
体を上昇させ退けてから前記痕跡を観察するので、より容易且つ正確に前記嵌合孔の中心
と前記締結用軸の中心との位置ずれを求めることができる。
請求項4および請求項5に記載の構造体の連結方法によれば、前記下側構造体に前記上
側構造体を整合させたときの前記締結用軸の中心と前記嵌合孔の中心との前記偏心量に応
じた前記選択部材を選択し、前記締結用軸を挿通させた状態で前記偏心方向に一致させて
前記選択部材を配置することで、前記選択部材を前記嵌合孔に嵌合させている。これによ
り、前記締結用軸の中心と前記嵌合孔の中心とが位置ずれしている場合でも、前記上側構
造体が前記下側構造体に整合した状態で両構造体を強固に連結することができる。
請求項6に記載の測定補助具によれば、前記締結用軸の中心と前記嵌合孔の中心との位
置ずれを測定するために前記上側構造体を前記下側構造体上に降下させても、前記締結用
軸全体を覆っているので前記上側構造体が接触することで前記締結用軸のねじ山が損傷す
ることを防ぐことができる。
請求項7に記載のユニット建物によれば、前記下側構造体に前記上側構造体を強固に連
結する作業現場において、両構造体が整合した状態での前記締結用軸の中心と前記嵌合孔
の中心との位置ずれを容易且つ正確に測定することができ、この測定結果を基に適切な前
記選択部材を選択し、配置することで、強固に連結することができる。
本発明に係る位置ずれ測定方法によれば、上側構造体を下側構造体上に降下させ、締結
用軸に挿着された偏心測定補助具の外周面に前記上側構造体が接触した痕跡が保持され、
該痕跡から前記下側構造体上に前記上側構造体を整合させたときの前記締結用軸の中心と
前記嵌合孔の中心との位置ずれが求められる。前記位置ずれは、前記痕跡の前記偏心測定
補助具の周方向での位置により前記嵌合孔からみた前記締結用軸の前記偏心方向が求めら
れ、前記痕跡の下端と前記偏心測定補助具の前記底部との間の間隔から前記締結用軸の中
心と前記嵌合孔の中心との前記偏心量が求められる。したがって、前記嵌合孔の中心と前
記締結用軸の中心との位置ずれを容易且つ正確に求めることができる。
本発明を図1ないし図9に示した実施例に沿って詳細に説明する。
図1は、本発明に係る連結方法により結合されるユニット建物10を示している。ユニ
ット建物10は、基礎11の上に下側ユニット構造体20が連結され、下側ユニット構造
体20の上に上側ユニット構造体30が連結され、この連結により構築される。
下側ユニット構造体20は、軽量鉄骨によって略直方体に形成され、その四隅の鉛直部
分には柱21がそれぞれ配置されている。柱21は、断面が中空矩形の閉断面である矩形
筒状に形成されている。柱21の上端には、柱21の上面開口を塞ぐ上面部22(図2を
参照)が取り付けられている。上面部22には中央に円形の孔23が形成され、上面部2
2の下面側すなわち柱21の内部側の面には孔23と略同径のウェルドナット24が溶着
される。ウェルドナット24には表面にねじ山が形成された締結用軸25が螺合され、上
方に向けて突出した状態で取り付けられる。
図1に示すように、上側ユニット構造体30は、下側ユニット構造体20と同様に、軽
量鉄骨によって略直方体に形成され、その四隅の鉛直部分には柱31がそれぞれ配置され
ている。柱31は、柱21と同径の矩形筒状を呈している。柱31の下端には、柱31の
下面開口を塞ぐ底面部32が取り付けられており、底面部32の中央には、円形で孔23
よりも大きな径の嵌合孔33が形成されている。
嵌合孔33の中心軸33aは、柱21の上面部22と柱31の底面部32とを両柱21
,31の両側面が揃うように整合して付き合わせたときに上面部22の孔23の中心軸2
3aと同位置になるように形成されている。
図2に示すように、嵌合孔33に締結用軸25が挿通したときの隙間をうめる選択部材
40は、外径が嵌合孔33と嵌合する円形を呈している。選択部材40には、締結用軸2
5の挿通を許す挿通孔40aが形成されている。選択部材40は、選択部材40の中心軸
40bと挿通孔40aの中心軸40cとが一致する偏心量がゼロのものを含めて、選択部
材40の中心軸40bと挿通孔40aの中心軸40cとが様々な偏心量をもつ多数のもの
が形成される。選択部材40には、それぞれの偏心方向を表す指標40dが設けられてい
る。
図2(d)、図2(e)に示すように、連結時に締結用軸25には、選択部材40より
も大きな径を有する環状部材41が嵌合され、その上方からナット42が螺合される。連
結時に環状部材41は、上側ユニット構造体30の柱31に形成された嵌合孔33の周縁
部および選択部材40の上面に当接する。
位置ずれ測定時には偏心測定補助具43(図3を参照)が用いられる。偏心測定補助具4
3は全体に上方から下方に向けて外径を増大させる截頭円錐形状を呈し、最も径が大きく
なる底部43aには締結用軸25と嵌合する軸穴43bが形成されている。底部43aは
、上側ユニット構造体30の柱31に形成された嵌合孔33に嵌合するように嵌合孔33
の内縁部33bと略等しい外径に形成されている。軸穴43bは、その中心軸が偏心測定
補助具43の中心軸43cと一致して形成され、締結用軸25全体を覆うように上方へ伸
長している。偏心測定補助具43の外周面43dは截頭円錐形状の斜辺で規定され、軸線
方向の長さに対する径方向の長さの比、すなわち勾配が例えば1/10に形成されている
。外周面43dには物理的な接触により剥がれるように塗装が施され、該塗装は外周面4
3dへの痕跡を保持する層43eとなる。
次に、偏心測定補助具43を用いた位置ずれ測定方法について説明する。
図2に示すように、下側ユニット構造体20の柱21を塞いでいる上面部22に形成さ
れた孔23の下面側に孔23と略同径のウェルドナット24を溶着する。ウェルドナット
24に締結用軸25を螺合して、上方に向けて突出した状態で取り付ける。嵌合孔33と
締結用軸25との位置ずれの有無に拘わらず、一旦締結用軸25に、偏心量がゼロの選択
部材40(選択部材40の中心軸40bと挿通孔40aの中心軸40cとが一致)を上方か
ら締結用軸25を挿通させて装着する。(図4を参照)偏心量が略ゼロの選択部材40を
予め装着しておくのは、後述するように、偏心量が略ゼロ(位置ずれ無し)であることが多
い構造体の連結において、偏心量が略ゼロである場合には、上側ユニット構造体30を一
旦上方に引き上げることなく直ちに連結工程に移ることができるからである。
選択部材40が装着された締結用軸25に偏心測定補助具43を被せる。このとき、偏
心測定補助具43は、軸孔43bの内周面に締結用軸25のねじ山が当接しており、上面
部22の孔23の中心軸23a(締結用軸25の中心軸)と偏心測定補助具43の中心軸4
3cとは一致している。
図1に示すように、偏心測定補助具43が装着された上面部22上に底面部32を突き
合わせるように、下側ユニット構造体20上に上側ユニット構造体30が降ろされる。こ
のとき、上側ユニット構造体30と下側ユニット構造体20とは、位置決めピン(図示せ
ず)によって水平面内の位置関係が規制されているため、上側ユニット構造体30は、前
記位置決めピンによって下側ユニット構造体20に対して両柱21,31の両側面が揃っ
た整合する位置で降下する。
図4には、上側ユニット構造体30の嵌合孔33の中心軸33aと偏心測定補助具43
の中心軸43c(すなわち、上面部22の孔23の中心軸23a)とが一致している場合を
示す。図4(a)は、上側ユニット構造体30の降下直後の状態、図4(c)は降下完了
の状態をそれぞれ示す側面図であるが、上側ユニット構造体30の底面部32は、嵌合孔
33の中心でみた鉛直断面図として示している。また、図4(b)は、図4(a)におけ
る底面部32の下面に沿った面による断面図、図4(d)は図4(c)における底面部3
2の下面に沿った面による断面図である。
例えば、底面部32の嵌合孔33の中心軸33aと偏心測定補助具43の中心軸43c
とが一致している状態では、図4(a),(b)に示す降下直後の状態から上側ユニット
構造体30をさらに降下させても、嵌合孔33の内縁部33bが偏心測定補助具43の断
面円形の外周面43dに接触しないので、内縁部33bが外周面43dに引っ掛り上側ユ
ニット構造体30の降下を妨げることはない。このため、図4(c)に示すように、上側
ユニット構造体30の底面部32と下側ユニット構造体20の上面部22とが突き合わさ
れるまで、上側ユニット構造体30は降下され、下側ユニット構造体20上に載置される
。上側ユニット構造体30が下側ユニット構造体20上に載置された状態では、図4(d
)に示すように、嵌合孔33の内縁部33bは、偏心測定補助具43の最も大きな径であ
る底部43aの外周と接している。
このように、上側ユニット構造体30が下側ユニット構造体20上に完全に載置された
ことによって、偏心測定補助具43の中心軸43cと一致している下側ユニット構造体2
0の孔23の中心軸23a(締結用軸25の中心軸)と、上側ユニット構造体30の嵌合孔
33の中心軸33aとの偏心量が略ゼロであることが判る。
他方、図5には、上側ユニット構造体30の嵌合孔33の中心軸33aと偏心測定補助
具43の中心軸43c(すなわち、下側ユニット構造体20の孔23の中心軸23a)とが
一致していない場合を示す。図5は、嵌合孔33の中心軸33aと偏心測定補助具43の
中心軸43c(すなわち、上面部22の孔23の中心軸23a)とが偏心している以外は図
4と同様である。
嵌合孔33の中心軸33aと偏心測定補助具43の中心軸43cとが一致していない場
合は、上側ユニット構造体30が降下される過程で、嵌合孔33の内縁部33bと偏心測
定補助具43の外周面43dとが接して、外周面43dの接触した部分の層43eを剥が
す。(図5(a)を参照)さらに上側ユニット構造体30が降下されると、偏心測定補助具
43は上方から下方へ向けて外径を増大させているので、嵌合孔33の内縁部33bが外
周面43dに引っ掛り上側ユニット構造体30は降下できなくなる。(図5(c)を参照)
上側ユニット構造体30が下降できなくなるまでの間、嵌合孔33の内縁部33bは偏心
測定補助具43の外周面43dに接したまま降下することになり、層43eの剥がされた
部分は最初に接した位置から下方向に伸長し、図5、図6に示すように線状の痕跡44を
形成する。
上側ユニット構造体30は降下できなくなったら偏心測定補助具43の外周面43dに
形成された痕跡44を観察するために下側ユニット構造体20上から上側ユニット構造体
30を上昇させる。このとき、安全性を高めるために上側ユニット構造体30を下側ユニ
ット構造体20の上方から退かすことが望ましい。図6に示すように、下側ユニット構造
体20上には、痕跡44が形成された偏心測定補助具43が柱21の上面部22から立ち
上がるように配置されている。
図6に示されたII−II線に沿って得られた図7に示すように、偏心測定補助具43の断
面で見た外径と嵌合孔33の内縁部33bとの双方は円であり、内縁部33bに偏心測定
補助具43の外径が内接しているので、この接点に形成された痕跡44と偏心測定補助具
43の中心軸43cと嵌合孔33の中心軸33aとは同一直線S上にある。このため、偏
心測定補助具43の中心軸43cから見た痕跡44の方向が、嵌合孔33の中心軸33a
から見た偏心測定補助具43の中心軸43cの偏心方向Pとなり、中心軸43cと一致し
ている上面部22の孔23の中心軸23aも同様である。
図8は、痕跡44に沿って斜辺を切断して得られた偏心測定補助具43の断面図である
また、痕跡44と偏心測定補助具43の中心軸43cと嵌合孔33の中心軸33aとは
同一直線S上にあるので、図7に示すように、位置ずれした偏心測定補助具43の中心軸
43cを中心とした嵌合孔33と同径の円(二点鎖線で示す)と直線Sとの接点Dと痕跡4
4との間隔が、偏心測定補助具43の中心軸43cと嵌合孔33の中心軸33aとの偏心
量Lとなる。位置ずれした偏心測定補助具43の中心軸43cを中心とした嵌合孔33と
同径の円は、偏心測定補助具43の底部43aの外径を示している。このため、図8に示
すように、痕跡44の下端から底部43aに鉛直方向に沿って下ろしたb点から底部43
aの外周面と直線Sとの交点となるa点(接点D)までの間隔が偏心測定補助具43の中
心軸43cと嵌合孔33の中心軸33aとの偏心量Lとなる。
痕跡44の下端から偏心測定補助具43の底部43aまでの間隔をHとすると、外周面
の勾配が本実施例では1/10であることから偏心量Lは、
L=H×(1/10)
となる。
これにより、偏心量Lと偏心方向Pとを得ることができる。
嵌合孔33と締結用軸25とが位置ずれしていない(偏心量Lが略ゼロ)場合には、下側
ユニット構造体20上に上側ユニット構造体30が載置されたままであるので、偏心測定
補助具43を締結用軸25から取り除く。締結用軸25には、偏心量がゼロの選択部材4
0が装着されているので、これを用いて下側ユニット構造体20上に上側ユニット構造体
30が連結される。
他方、嵌合孔33と締結用軸25とが位置ずれしている場合には、測定した偏心量Lに
対応する選択部材40が選択され、これを用いて下側ユニット構造体20上に上側ユニッ
ト構造体30が連結される。
次に、下側ユニット構造体20と上側ユニット構造体30との連結方法について説明す
る。
図4に示すように、偏心測定補助具43の中心軸43cと一致している上面部22の孔
23の中心軸23a(締結用軸25の中心軸)と、嵌合孔33の中心軸33aとの偏心量が
略ゼロであるときは、下側ユニット構造体20上に上側ユニット構造体30が載置された
ままである。この状態で偏心測定補助具43を締結用軸25から取り除く。締結用軸25
には、偏心量がゼロの選択部材40が装着されているので、これを用いて後述するように
、下側ユニット構造体20上に上側ユニット構造体30が連結される。
測定の結果、上面部22の孔23の中心軸23aと嵌合孔33の中心軸33aとが位置
ずれして配置されているときは、求められた偏心量Lに基づいて最も適合する偏心量を有
する選択部材40を選択する。図9に示すように、検出された偏心方向Pと、選択部材4
0の偏心方向を表す指標40dが一致するように、選択部材40の挿通孔40aに締結用
軸25を挿通させて選択部材40を配置する。上側ユニット構造体30を下側ユニット構
造体20上に再度載置すると、選択部材40は嵌合孔33の内縁部33bと嵌合し、上面
部22の孔23の中心軸23aと、嵌合孔33の中心軸33aとの位置ずれが適切に吸収
される。
上記したように、位置ずれの有無に拘わらず、嵌合孔33には、偏心量Lに基づいて最
も適合する偏心量を有する選択部材40がその挿通孔40aに締結用軸25を挿通させて
嵌合しているので、嵌合孔33と締結用軸25とは選択部材40を介して遊びなく嵌合さ
れている。
図2に示すように、締結用軸25に環状部材41を挿通させる。環状部材41は、選択
部材40の外径よりも大きな径を有するので、嵌合孔33の周縁と選択部材40とを覆う
ように配置される。環状部材41は柱31の嵌合孔33の周縁部と選択部材40の上面と
に当接する。締結用軸25には、環状部材41の上からナット42が螺合される。ナット
42は締結用軸25に螺合されることで環状部材41を押圧し、環状部材41は嵌合孔3
3の周縁と選択部材40とを下側ユニット構造体20の柱21の上面部22に向けて押圧
する。
これにより、下側ユニット構造体20の柱21の上面部22と上側ユニット構造体30
の柱31の底面部32とが整合して締結され、下側ユニット構造体20上に上側ユニット
構造体30が整合して強固に連結される。
本実施例に係る構造体の位置ずれ測定方法によれば、下側ユニット構造体20上に上側
ユニット構造体30を降下させて偏心測定補助具43の外周面43dに痕跡44を形成し
た後で、上側ユニット構造体30を上昇させ退けてから偏心測定補助具43を観察するこ
とができる。すなわち、偏心測定補助具43の外周面43dは、接触により剥がれること
で痕跡44を保持する層43eを有しているので、上側ユニット構造体30が降下できな
くなった状態での上側ユニット構造体30の嵌合孔33の内縁部33bが偏心測定補助具
43に引っ掛かった位置は痕跡44により観察することができる。
上記したように、上面部22の孔23の中心軸23aと嵌合孔33の中心軸33aとの
位置ずれは痕跡44から求めることができる。嵌合孔33の中心軸33aから見た偏心測
定補助具43の中心軸43cの偏心方向Pは、偏心測定補助具43の中心軸43cから見
た痕跡44の方向であり、偏心量Lは痕跡44の下端から偏心測定補助具43の底部43
aまでの間隔から算出することができる。
また、本実施例に係るユニット構造体の連結方法によれば、選択部材40は、下側のユ
ニット構造体20の上面部22に取り付けられた締結用軸25を挿通させて上側ユニット
構造体30の嵌合孔33に隙間なく嵌め合わされているので、上側ユニット構造体30と
下側のユニット構造体20とは、連結後に水平面内でがたつきが生じる虞はない。
選択部材40は、選択部材40の中心と挿通孔40aの中心とが一致する偏心量がゼロ
のものを含めて、選択部材40の中心と挿通孔40aの中心とが様々な偏心量をもつもの
が形成され用意されている。このため、測定結果に基づいた偏心量Lに適合する選択部材
40を選ぶことができ、測定結果に基づいて偏心方向Pと一致するように配置されるので
、上側ユニット構造体30と下側のユニット構造体20とを適切に連結することができる
したがって、本発明に係る構造体の位置ずれ測定方法によれば、上面部22の孔23の
中心軸23aと嵌合孔33の中心軸33aの位置ずれを容易且つ正確に求めることができ
るので、ユニット建物10を組み立てる現場での作業負担を軽減することができる。
なお、本実施例では、下側構造体が下側(階下)のユニット構造体20であり、上側構
造体が上側(階上)のユニット構造体30であるものとしていたが、本発明の構造体の位
置ずれ測定方法は、この形態にのみ用いられるものではなく、下側構造体として基礎11
を適用するとともに、上側構造体として階下のユニット構造体20を適用してもよいし、
下側構造体として階上のユニット構造体10を適用するとともに、上側構造体としてその
上に連結されるベランダ構造体(図示せず)を適用することもできる。
選択部材40の指標40dは、選択部材40の中心軸40bからみた挿通孔40aの中
心軸40cの偏心方向を示すように設けられていたが、逆方向に設けてもよく、なくすこ
ともできる。しかしながら、実施例のように選択部材40の中心軸40bからみた挿通孔
40aの中心軸40cの偏心方向を示していると、偏心測定補助具43に形成された痕跡
44と方向が一致するため選択部材40を容易に配置することができるので、実施例のよ
うに設けることが望ましい。
また、ウェルドナット24に代えてポップナット等を適用してもよいし、ウェルドナッ
ト24と締結用軸25との組合せに代えてウェルドボルト等を適用してもよい。
本実施例においては、偏心量Lが略ゼロの位置ずれ選択部材40を予め締結用軸25に
セットした上で、偏心測定補助具43を用いて偏心量と偏心方向とを検出しているが、本
発明に係る構造体の位置ずれ測定方法はこの態様に限定されるものではなく、選択部材4
0を予めセットすることなく、偏心測定補助具43を装着してもよい。しかし、偏心量L
が略ゼロの場合も、偏心測定補助具43を一旦上方に取り除いた後に偏心量が略ゼロの選
択部材40を柱の内部でセットし、あるいは上側ユニット構造体30を一旦上方に引き上
げてからセットする手間が掛るため、偏心量が略ゼロであることが多い構造体の連結にお
いては予めセットしておくことが特に好ましい。
なお、上述した実施例は本発明についての一例に過ぎず、本発明はこの実施例に限定さ
れるものではない。
本発明に係る位置ずれ測定方法および連結方法により構築されるユニット建物を示す一部分解斜視図である。 図1における連結部分を示す部分断面図である。 本発明に係る構造体の位置ずれ測定方法に用いられる偏心測定補助具の側面図である。 本発明に係る構造体の位置ずれ測定方法において偏心が略ゼロの場合の偏心測定補助具の作用を説明する図である。 本発明に係る構造体の位置ずれ測定方法において偏心が略ゼロでない場合の偏心測定補助具の作用を説明する図である。 本発明に係る構造体の位置ずれ測定方法において痕跡が形成された状態の側面図である。 図6に示したII−II線に沿って得られた断面図である。 図6において、痕跡に沿って斜辺を切断して得られた偏心測定補助具の縦断面図である。 偏心方向と選択部材の配置の対応付けを説明する図である。
符号の説明
20 下側ユニット構造体(下側構造体)
22 上面部(上面)
23 孔
23a 孔の中心軸(締結用軸の中心)
25 締結用軸
30 上側ユニット構造体(上側構造体)
31 柱
32 底面部(底面)
33 嵌合孔
33a 中心軸(嵌合孔の中心)
40 選択部材
40a 挿通孔
40c 中心軸(選択部材の外径の中心)
41 環状部材
42 ナット
43 偏心測定補助具
43a 底部
43b 軸孔
43d 外周面
43e 層
44 痕跡

Claims (7)

  1. 締結用軸が上方に突設された上面を有する下側構造体と、前記締結用軸の貫通を許すべ
    く該締結用軸の外径よりも大きい内径を有する嵌合孔が形成された底面を有する中空構造
    の柱を備える上側構造体とを前記下側構造体に前記上側構造体を整合させた状態で結合す
    るために、結合時の前記締結用軸の中心と前記嵌合孔の中心との位置ずれに因る偏心量お
    よび偏心方向を測定する測定方法であって、
    前記締結用軸に嵌合される軸孔を有し、外周面の少なくとも一部は上方から下方に向け
    て外径を増大させる円錐状を有し、接触による前記外周面への痕跡を保持する層を有し、
    最大外径となる底部が前記嵌合孔と等しく形成された偏心測定補助具を前記締結用軸に挿
    着し、
    前記上側構造体を前記下側構造体上で該下側構造体と整合するように降下させ、
    前記偏心測定補助具の円錐状の斜辺が前記嵌合孔と当接することにより前記層に形成さ
    れ且つ保持された前記痕跡の周方向に対する位置から前記偏心方向を求め、前記痕跡の下
    端と前記偏心測定補助具の前記底部との間の間隔に基づいて前記締結用軸の中心と前記嵌
    合孔の中心との前記偏心量を求めることを特徴とする構造体の位置ずれ測定方法。
  2. 前記痕跡を観察する前に、前記上側構造体を前記下側構造体上から上方へ引き上げ、
    前記痕跡は上方から下方へ向けて伸長する線状痕であり、前記嵌合孔からみた前記締結
    用軸の前記偏心方向は、前記偏心測定補助具の中心軸から該偏心測定補助具の前記層に保
    持された前記痕跡への方向とし、前記偏心量は、前記偏心測定補助具の円錘状の外周面の
    傾斜と、前記痕跡の下端と前記偏心測定補助具の前記底部との間の間隔との比より算出す
    ることを特徴とする請求項1に記載の構造体の位置ずれ測定方法。
  3. 前記偏心測定補助具の最大外径である前記底部が前記上側構造体の前記底面の前記嵌合
    孔に内接して、前記底面が前記下側構造体の前記上面に突き合わされるまで降下するとき
    は、前記締結用軸の中心と前記嵌合孔の中心との位置ずれが略ゼロであることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の構造体の位置ずれ測定方法。
  4. 前記上側構造体の前記底面の前記嵌合孔に嵌合される外径を有し、前記下側構造体の前
    記上面における前記締結用軸の中心と前記嵌合孔の中心との偏心量に対応して前記外径の
    中心から偏心した位置に前記締結用軸を挿通させる挿通孔が形成された選択部材を請求項
    1ないし請求項3のいずれか1項に記載の測定方法により求められた偏心量に基づいて選
    択し、
    選択された前記選択部材を前記締結用軸に挿通された状態で前記測定方法により求めら
    れた偏心方向に一致するように配置し、前記選択部材が前記嵌合孔に嵌合するように前記
    底面と前記上面とを突き合わせ、螺合部材を前記嵌合孔の周縁と前記選択部材とを上方か
    ら前記上面に押圧するように、前記締結用軸に螺合させることを特徴とする構造体の連結
    方法。
  5. 前記螺合部材は、前記選択部材よりも外形が大きい環状部材と前記締結用軸に螺合する
    ナットとを有し、前記環状部材は前記締結用軸に嵌合され、前記ナットは、前記環状部材
    が前記嵌合孔の周縁と前記選択部材とを上方から前記上面に押圧するように前記締結用軸
    に螺合されることを特徴とする請求項4に記載の構造体の連結方法。
  6. 請求項1に記載の位置ずれを測定する測定方法の実施に使用する偏心測定補助具は、全
    体に截頭円錐形状を呈し、該偏心測定補助具の内部には、外形と同心状に形成され、前記
    締結用軸と嵌合して該締結用軸全体を覆う軸穴を有することを特徴とする測定補助具。
  7. 請求項4または請求項5に記載の構造体の連結方法によって上側構造体と下側構造体と
    が連結された構造を有することを特徴とするユニット建物。




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