JP4384341B2 - 食器用パレットのための洗浄篭 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食器用パレットのための洗浄篭に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
学校給食、社員食堂、隊員食堂、病院等において多数の人に食事を提供する場合においては、各種の料理を盛りつけた皿、椀、グラス等の食器を載せてまとめて持ち運びできるようにするために、薄い盆状の食器用パレットが使用されている。そして、使用により汚れた食器用パレットの洗浄には、多数の食器用パレットをまとめて洗浄できるようにするために、洗浄篭が使用されている。
【0003】
この種の従来の食器用パレットのための洗浄篭は、多数の食器用パレットを整列させて収納しうるようにするため、篭の両側に整列部を備えている。この整列部の構造は、例えば、添付図面の図5に部分的に示すように、篭の側面の中段辺りに張り渡した横方向線状部材1と、篭の側面近くの底部に張り渡した横方向線状部材2との間に、多数の縦方向線状部材3を所定の間隔を置いて張り渡したような構成をとるものがほとんどであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述したような従来の食器用パレットのための洗浄篭を使用して使用済みの汚れた食器用パレットをまとめて洗浄するには、作業者は、洗浄すべき食器用パレットを一つずつ、パレットの両端側縁を、各対応する篭の整列部の隣接した縦方向線状部材3の間の仕切り空間4へと上方から挿入するようにして、篭内へと収納していく。この場合において、篭の両側の整列部における互いに対向した仕切り空間へと正しくパレットの両端側縁が挿入されていくのであれば問題はない。
【0005】
しかし、篭の両側の整列部の間隔寸法および仕切り空間の寸法は、食器用パレットの挿入を容易とするため、食器用パレットの両端縁間の寸法および食器用パレットの厚み寸法に対して若干大きく設定しているのが普通である。したがって、食器用パレットの両端側縁が篭の整列部の互いに対向した仕切り空間でなく、例えば、互いに1つの仕切り空間だけずれた仕切り空間へと誤って挿入されてしまう場合がありうるものであった。作業者がこのことに気付かずに、食器用パレットが若干斜めになった状態のまま篭内へとさらに押し込もうとすると、食器用パレットに無理な力が掛かり、破損してしまうようなことがあった。すなわち、食器用パレットが比較的に弱いプラスチック材料で形成されているような場合には、パレットが割れてしまうことが起きるし、食器用パレットが弱い金属製のものであるような場合には、パレットが曲がる等変形してしまうことが起きる。逆に、食器用パレットが洗浄篭の整列部の線状部材等より強い材料で形成されているような場合には、洗浄篭の整列部が変形してしまうというような不都合が起きてしまう。
【0006】
特に、学校給食においては、児童がこのような作業を行うことも多く、このような差し間違いの頻度も高く、食器用パレットや洗浄篭の破損を生ずる頻度も高くなっていた。
【0007】
本発明の目的は、前述したような従来の技術の問題点を解消しうるような食器用パレットのための洗浄篭を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、食器用パレットのための洗浄篭において、互いに対向する篭内面の近傍に整列部を備えており、該整列部は、第1の縦方向部材と第2の縦方向部材とを交互に所定の間隔を置いて複数個並べることにより、食器用パレットの両端側縁を差込収納しうるようにする複数の整列空間を与えており、前記第1の縦方向部材は、隣接する前記第2の縦方向部材の上端よりも高い位置まで延びていることを特徴とする洗浄篭が提供される。
【0009】
本発明の一つの実施の形態によれば、前記第1の縦方向部材は、篭側面の第1の高さ位置にある第1の横方向線状部材との接続位置から下方へと延びる線状部材からなり、前記第2の縦方向部材は、篭側面の前記第1の高さ位置よりも低い第2の高さ位置にある第2の横方向線状部材との接続位置から下方へと延びる線状部材からなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面の図1から図4を参照して、本発明の実施の形態および実施例について本発明をより詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施例としての食器用パレットのための洗浄篭の正面図であり、図2は、その洗浄篭の平面図である。これら図1および図2に示されるように、この実施例の洗浄篭は、腐食し難い金属材料、例えば、ステンレス等の線状材の切断加工や折り曲げ加工や溶接加工等を経て形成されている。勿論、本発明の洗浄篭は、プラスチック材料等にて一体成形されてもよいものである。
【0012】
この実施例の洗浄篭は、頂部縁枠線状部材11と、中間部縁枠線状部材12と、底部縁枠線状部材13と、前面側において頂部縁枠線状部材11、中間部縁枠線状部材12および底部縁枠線状部材13に対して張り渡して溶接固定された4本の前面縦枠線状部材14と、背面側において頂部縁枠線状部材11、中間部縁枠線状部材12および底部縁枠線状部材13に対して張り渡して溶接固定された4本の背面縦枠線状部材15と、右側面において頂部縁枠線状部材11、中間部縁枠線状部材12および底部縁枠線状部材13に対して張り渡して溶接固定された4本の右側面縦枠線状部材16と、左側面において頂部縁枠線状部材11、中間部縁枠線状部材12および底部縁枠線状部材13に対して張り渡して溶接固定された4本の左側面縦枠線状部材17と、底部中央において底部縁枠線状部材13に対して十文字状に張り渡して溶接固定された底部枠線状部材18と、で全体の外形状が作り出されている。
【0013】
この実施例の洗浄篭は、頂部縁枠線状部材11の右側面部および左側面部には、把手部19が取り付けられている。これら把手部19は、頂部縁枠線状部材11の周りに回動自在なものとしておくとよい。このように回動自在なものとしておくと、洗浄篭を持ち運ぶときには、そこを把持し易い位置に持ってくることができ、それ以外の時には、作業に邪魔にならない図1に示されるような位置にしまい込んでおくことができるからである。
【0014】
この実施例の洗浄篭には、本発明によって、篭の左右内面側に整列部20が設けられている。これら左右の整列部20の構造は、左右対称となっている以外は、実質的に同一であるので、片方の整列部20の構造についてのみ詳述する。図3は、左側の整列部20の構造部分を斜視図にて示している。図3に示されるように、この左側の整列部20は、4本の左側面縦枠線状部材17に対して張り渡して溶接固定された第1の横方向線状部材21と、4本の左側面縦枠線状部材17に対して張り渡して溶接固定された第2の横方向線状部材22と、4本の左側面縦枠線状部材17に対して張り渡して溶接固定された第3の横方向線状部材23と、底部縁枠線状部材13および底部枠線状部材18に対して張り渡して溶接固定された第4の横方向線状部材24と、第1の横方向線状部材21と第4の横方向線状部材24との間に張り渡して溶接固定された第1の縦方向線状部材25と、第2の横方向線状部材22と第3の横方向線状部材23との間に張り渡して溶接固定された第2の縦方向線状部材26とで形成されている。第1の縦方向線状部材25および第2の縦方向線状部材26は、交互に所定の間隔(収納される食器用パレットの両端側縁の厚みより若干大きい)を置いて複数本が並べて設けられている。こうして、第1の縦方向線状部材25と第2の縦方向線状部材26との間には、食器用パレットの両端側縁を差し込むに適した空間27が形成されている。これら空間27は、左右の整列部20において互いに対向するように整列した位置に形成されている。
【0015】
このような構造の洗浄篭に洗浄すべき食器用パレットを収納していくには、図4の部分拡大平面図に示すように、洗浄篭の左右の整列部20の互いに対向した整列空間27へ、一つずつ、食器用パレット30の両端側縁を差し込んでいけばよい。この差し込み作業においては、隣接する差込空間27は、第2の縦方向線状部材26の上端よりも高い位置まで延びている第1の縦方向線状部材25によって仕切られているので、食器用パレットの両端側縁が篭の整列部の互いに対向した仕切り空間でなく、例えば、互いに1つの仕切り空間だけずれた仕切り空間へと誤って挿入されてしまうようなことはない。したがって、作業者は、特別に注意しなくとも、食器用パレットを次々と正しい位置へとすみやかに差し込み収納していくことができる。
【0016】
【発明の効果】
食器用パレットを常に正しい位置に差し込むことができるので、無理に押し込むことなどによって、食器用パレットが破損してしまったり、洗浄篭自体が破損してしまう等の不都合を生ずることがない。
【0017】
特別な注意を払わなくとも、食器用パレットを正しい位置へと差し込んで収納していくことができるので、収納作業を迅速に行うことができ、ひいては洗浄のための作業をより簡単且つ安全なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての食器用パレットのための洗浄篭の正面図である。
【図2】図1の洗浄篭の平面図である。
【図3】図1の洗浄篭状の右側の整列部の詳細を示す部分斜視図である。
【図4】図1の洗浄篭に食器用パレットを収納した状態を示す部分拡大平面図である。
【図5】従来の食器用パレットの整列部の構造を説明するための部分斜視図である。
【符号の説明】
11 頂部縁枠線状部材
12 中間部縁枠線状部材
13 底部縁枠線状部材
14 前面縦枠線状部材
15 背面縦枠線状部材
16 右側面縦枠線状部材
17 左側面縦枠線状部材
18 底部枠線状部材
19 把手部
20 整列部
21 第1の横方向線状部材
22 第2の横方向線状部材
23 第3の横方向線状部材
24 第4の横方向線状部材
25 第1の縦方向線状部材
26 第2の縦方向線状部材
27 整列空間
30 食器用パレット

Claims (3)

  1. 食器用パレットのための洗浄篭において、互いに対向する篭内面の近傍に整列部を備えており、該整列部は、第1の縦方向部材と第2の縦方向部材とを交互に所定の間隔を置いて複数個並べることにより、食器用パレットの両端側縁を差込収納しうるようにする複数の整列空間を与えており、前記第1の縦方向部材は、隣接する前記第2の縦方向部材の上端よりも高い位置まで延びており、
    前記第1の縦方向部材は、前記隣接する第2の縦方向部材の位置よりも内側に突出する部分を有する、ことを特徴とする洗浄篭。
  2. 前記第1の縦方向部材は、篭側面の第1の高さ位置にある第1の横方向線状部材との接続位置から下方へと延びる線状部材からなり、前記第2の縦方向部材は、篭側面の前記第1の高さ位置よりも低い第2の高さ位置にある第2の横方向線状部材との接続位置から下方へと延びる線状部材からなる請求項1に記載の洗浄篭。
  3. 前記第1の縦方向部材は、前記隣接する前記第2の縦方向部材の下端よりも低い位置まで延びている、請求項1に記載の洗浄篭。
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