JP4384218B2 - 折畳み式携帯電話 - Google Patents

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Description

本発明は、折畳み式携帯電話に関し、特に表示部を縦長状態又は横長状態に切換操作可能に支持するものに関する。
近年、携帯電話は、通話機能だけでなく、電子メールの送受信機能、デジタルカメラ機能、録音再生機能、テレビ受信機能、スケジュール管理機能など多数の機能を備えるようになっている。
一方、携帯電話の主な機能は依然として通話機能であり、また、その携帯性のために小型化、軽量化が商品性の面で重要となっている。このため、使い勝手の面を重視して、携帯電話は、横幅を抑えた縦長形状となっている。
上記携帯電話の液晶表示部が縦長状態で固定されていると、横長の画像を表示する場合には、縦長の画面に入るように縮小表示するか又は横スクロール操作により画像全体を見るようにしなければならなかった。
また、縦長状態の液晶表示部に横長の画像を90度回転させて、その画像を見ることも考えられるが、液晶表示部と操作部とが、第1の筐体と第2の筐体とが開いた状態で現出する折畳み式携帯電話では、操作部も90度回転してしまうので、操作キーに表された表示も90度回転した状態で見ることになり、また、普段とは異なる操作キーの配置であるため、入力操作が極めて困難になるという問題があった。
そこで、この問題を解決するために、例えば、特許文献1の折畳み式携帯電話では、携帯電話自体は縦長に持ったままの状態で、液晶表示部を縦長状態から横長状態に切換操作可能に第1の筐体に支持している。この折畳み式携帯電話では、液晶表示部の中心部に液晶表示部に対して垂直に支持軸を設け、この支持軸を中心として液晶表示部を90度回転させるようにしている。
しかしながら、携帯電話の大きさ及び厚みを抑えながら、液晶表示部を、第1の筐体と第2の筐体とを折畳み開閉自在連結するヒンジ部や、液晶表示部が設けられた第1の筐体の下端に設けた膨出部に接触させずに回転させるためには、液晶表示部の下端を支持軸を中心とした半径に沿って丸めるなどの措置をとらなければならず、液晶表示部を大きくすることができないという問題がある。
そこで、例えば、特許文献2に示すように、液晶表示部を第1の筐体にスライド可能かつ回転可能に支持する支持機構を有する折畳み式携帯電話が知られている。この折畳み式携帯電話では、液晶表示部を上下にスライド移動させてから、液晶表示部の中央部に設けた支持軸を中心に回転させているため、その分、ヒンジ部や第1の筐体の下端に設けた膨出部との干渉が避けられ、液晶表示部を大きくすることができる。
なお、例えば、特許文献3に示すように、液晶ディスプレイの分野においても、液晶表示部を縦長状態又は横長状態に切換操作可能な支持機構を有するものが知られている。
特開2001−156893号公報 特開2003−319043号公報 特開2004−78073号公報
ところで、近い将来、地上デジタルテレビ放送が本格的に開始されようとしている。この地上デジタルテレビ放送は、従来のアナログテレビ放送と異なり、テレビからクイズ番組に参加したり、テレビショッピングや銀行振り込みなどをテレビを通じて利用したりする、いわゆる双方向サービスを受けることができるものである。
この地上デジタルテレビ放送を携帯電話で視聴可能にした場合、液晶表示部で画像を見ながら、操作部でキー操作をする必要がさらに高まる。通常、テレビ画像は、横長となっているため、小さい液晶表示部によってできるだけ大きくテレビ画像を見るには、液晶表示部を横長状態にする必要がある。
しかしながら、上記特許文献2の折畳み式携帯電話では、スライド移動と回転移動との2つの操作が必要となり、片手では操作できず、操作が煩雑であるという問題がある。
また、上記特許文献3の液晶ディスプレイは、携帯電話のように小型化、軽量化の必要性はあまりなく、かつその液晶表示部の縦長状態又は横長状態の切換操作も頻繁ではない。したがって、その切換機構は複雑で操作も煩雑であるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表示部の支持機構の構成に工夫を加えることで、全体の大きさを抑えながら表示部を大きくし、かつ表示部を簡単に縦長状態又は横長状態に切り換えて、横長状態でも表示部を見ながら操作部を容易に操作できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、表示部の下端側コーナー部がヒンジ部に沿って移動するように表示部の縦長状態と横長状態との切換を案内するようにした。
具体的には、第1の発明では、表面に表示部が設けられた第1の筐体と、表面に操作部を有する第2の筐体と、上記第1の筐体と第2の筐体とを折畳み開閉自在に連結するヒンジ部とテレビ受信機能とを備える構成とする。
そして、上記表示部は、上記第1の筐体に支持機構を介して、縦長状態と横長状態とに切換操作可能に支持されており、上記支持機構は、上記表示部の切換操作時に該表示部の下端側コーナー部が上記ヒンジ部に沿って移動するように上記表示部の縦長状態と横長状態との切換を案内支持するように構成されている。
上記の構成によると、通話時やメール送受信時などメインの機能使用時には、通常、表示部を縦長状態として使用する。一方、地上デジタルテレビ放送の視聴時や英文でメールを送受信するときなどには、表示部を横長状態として表示部に横長画像が大きく表示されるようにして、使い慣れた縦長状態と同じ操作キーの配列状態にある操作部でキー入力しながら使用する。このように表示部を縦長状態又は横長状態に切り換えるときには、ユーザが第1の筐体に支持された表示部を切換操作する必要がある。この切換操作の際には、表示部は、支持機構により、その下端側コーナー部がヒンジ部に沿って移動するように案内支持されながら切り換えられる。このため、表示部がヒンジ部との間に隙間を保ちながら移動するので、従来のように表示部の下端を支持軸を中心とした半径に沿って丸くしなくても、表示部がヒンジ部や第1の筐体部の下端の膨出部などに干渉しない。
第2の発明では、上記表示部の縦長状態と横長状態とにおける左右方向中央部が、それぞれ第2の筐体の略左右方向中央に位置している。
すなわち、従来のように、表示部の中央部に該表示部を第1の筐体に支持する支持軸を設けた場合、表示部が横長状態のときに左右方向中央部を第2の筐体の略左右方向中央に位置させようとすると、縦長状態における表示部の上端側も第1の筐体との干渉を避けるための形状とする必要があり、表示部全体の大きさは小さくなる。しかし、本発明では、支持機構により、表示部は、縦長状態又は横長状態に切り換える際の下端側コーナー部がヒンジ部に沿って移動するように案内されるので、従来のように支持軸を中央部に設ける必要はない。このため、縦長状態における表示部の上端側を低くすることなく、縦長状態だけでなく横長状態においても、表示部が第1の筐体に対して左右方向中央に位置することになり、結果として操作部に対して左右方向中央に位置することになる。
第3の発明では、上記支持機構は、カム機構によって構成されている。
上記の構成によると、簡単な構成のカム機構によって、表示部は、確実に下端側コーナー部がヒンジ部に沿って移動するように案内される。
第4の発明では、上記カム機構は、表示部の下端側コーナー部が直線状の軌跡でもってヒンジ部に沿って移動するように上記表示部の縦長状態と横長状態との切換を案内支持するものであり、上記表示部は、縦長状態における下端部が直線状に形成されている。
上記の構成によると、表示部は、カム機能によって、その下端側コーナー部が直線状の軌跡でもってヒンジ部に沿って移動するように案内支持されながら切り換えられるので、表示部の下端部の形状を直線状に形成しても、ヒンジ部などに干渉することはない。
第5の発明では、上記カム機構は、第1の筐体に設けられ左右方向に延びかつ中凸状に湾曲した曲線状の左右方向ガイド溝と、第1の筐体に設けられ上下方向に延びる上下方向ガイド溝と、表示部の背面に設けられ上記左右方向ガイド溝にスライド自在に係合する第1ガイドピンと、表示部の背面に設けられ上記上下方向ガイド溝にスライド自在に係合する第2ガイドピンとを備える構成とする。
上記の構成によると、カム機構により、表示部の第1ガイドピンが左右方向ガイド溝に係合した状態でスライド移動するのと同時に、表示部の第2ガイドピンが上下方向ガイド溝に係合した状態でスライド移動する。このカム機構による移動規制により、表示部は、その下端側コーナー部がヒンジ部に沿って移動するように、縦長状態又は横長状態に切り換えられる。上下方向ガイド溝は、直線状のものでも曲線状のものでもよい。
第6の発明では、上記カム機構には、少なくとも表示部が縦長状態又は横長状態となるように付勢する弾性部材が設けられている。
上記の構成によると、表示部に対する弾性部材の付勢力のかかり方を調整することで、表示部を縦長状態から横長状態へ若しくは横長状態から縦長状態への切換、又はその両方の切換が弾性部材によってアシストされる。
第7の発明では、上記弾性部材は、一端が上記第1ガイドピンに回転可能に嵌められ、他端が第1の筐体に回転可能に嵌められたねじりコイルバネとする。
上記の構成によると、簡単かつ壊れにくい構成により、弾性部材が実現される。
第8の発明では、上記ねじりコイルバネは、上記第1ガイドピンが上記左右方向ガイド溝の中央近傍に移動したときに最大たわみ角となる。
上記の構成によると、ねじりコイルバネは、最大たわみ角の状態から第1ガイドピンが左右いずれかの方向にずれることで、表示部が縦長状態又は横長状態となるように表示部を付勢する。
第9の発明では、上記左右方向ガイド溝と上下方向ガイド溝とは、上記第1の筐体に装着されるガイドプレートに形成されている。
第10の発明では、上記第1ガイドピンと第2ガイドピンとは、上記表示部の背面に装着されるリンク部材に形成されている。
第11の発明では、上記左右方向ガイド溝と上下方向ガイド溝と第1ガイドピンと第2ガイドピンとは、ユニット組立されている。
上記の構成によると、カム機構をユニット組立することで、第1ガイドピンと第2ガイドピンとをガイド溝内に精度よく配置できるとともに、カム機構が第1の筐体に容易に組み付けられる。
以上説明したように、上記第1の発明の折畳み式携帯電話によれば、表示部を第1の筐体に支持機構を介して縦長状態と横長状態とに切換操作可能に支持し、表示部の切換操作時に該表示部の下端側コーナー部がヒンジ部に沿って移動するように案内支持している。このため、全体の大きさを抑えながら表示部を大きくし、かつ表示部を簡単に縦長状態又は横長状態に切り換えて、横長状態でも表示部を見ながら使い慣れた縦長状態と同じ操作キーの配列で操作部を容易に操作することができる。
上記第2の発明によれば、支持機構により、干渉を防止しながら表示部の切換を行って、縦長状態と横長状態とにおける表示部の左右方向中央部をそれぞれ第2の筐体の略左右方向中央に位置させている。このため、画面をできるだけ大きくしながらも、縦長状態だけでなく横長状態においても、表示部を全体の左右方向中央部に位置付けることができるので、見映えがよく、かつ画面が見やすくて操作性のよい折畳み式携帯電話が得られる。
上記第3の発明では、支持機構をカム機構によって構成しているため、表示部を確実に、下端側コーナー部がヒンジ部に沿って移動するように案内して、干渉を防止しながら表示部の切換を行うことができる。
上記第4の発明によれば、表示部を、縦長状態における下端部が直線状になるように形成し、カム機構によって、その下端側コーナー部が直線状の軌跡でもってヒンジ部に沿って移動するように表示部の縦長状態と横長状態との切換を案内支持している。このため、画面を表示部の下端部近傍まで拡大することができるので、さらに画面の大きく操作性のよい折畳み式携帯電話が得られる。
上記第5の発明によれば、表示部の第1ガイドピンを左右方向ガイド溝に係合した状態でスライド移動させるのと同時に、表示部の第2ガイドピンを上下方向ガイド溝に係合した状態でスライド移動させ、表示部を、その下端側コーナー部がヒンジ部に沿って移動するように、縦長状態又は横長状態に切り換えている。このため、簡易な構成で干渉を防止しながら容易かつ確実に表示部を縦長状態又は横長状態に切り換えることができる。
上記第6の発明によれば、カム機構に少なくとも表示部が縦長状態又は横長状態となるように付勢する弾性部材を設け、弾性部材によって切換操作をアシストさせている。このため、ユーザは片手のみでワンタッチで縦長状態又は横長状態に切り換えることも可能となるので、さらに操作性のよい折畳み式携帯電話が得られる。
上記第7の発明によれば、弾性部材を簡単かつ壊れにくい、一端が第1ガイドピンに固定され、他端が第1の筐体に固定されたねじりコイルバネとしている。このため、安価で操作性のよいカム機構が実現できる。
上記第8の発明によれば、第1ガイドピンが上記左右方向ガイド溝の中央近傍に移動したときにねじりコイルバネを最も縮めるようにしたことにより、第1ガイドピンが左右いずれかの方向にずれることで、表示部を縦長状態又は横長状態のいずれの方向にも付勢することができる。
上記第11の発明によれば、カム機構をユニット組立して精度よく第1ガイドピンと第2ガイドピンとをガイド溝内に配置できるようにしている。このため、カム機構の組み付けが容易となると共に、その動きがスムーズとなり、かつその剛性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、折畳み状態にある本発明の実施形態にかかる折畳み式携帯電話を示す斜視図である。図2は、開いた状態で液晶表示部が縦長状態における折畳み式携帯電話を示す斜視図である。図3は、液晶表示部を縦長状態又は横長状態に切り換える途中の折畳み式携帯電話を示す斜視図である。図4は、開いた状態で液晶表示部が横長状態のとき折畳み式携帯電話を示す斜視図である。
本実施形態の折畳み式携帯電話1は、表面に表示部としての液晶表示部2が設けられた第1の筐体3と、表面に操作部4を有する第2の筐体5と、これら第1の筐体3と第2の筐体5とを折畳み開閉自在に連結するヒンジ部6とを備えている。第1の筐体3と第2の筐体5とは、図示しない接続手段により、このヒンジ部6において電気的に接続されている。このことで、折畳み式携帯電話1は、図1に示す折畳み状態又は図2に示す開き状態の2通りの状態に折畳み可能となっている。
上記第2の筐体5の操作部4には、複数の操作キー7が設けられている。この操作キー7は、折畳み式携帯電話1全体を縦長に持ったときにキー入力できるように配置され、かつその表面に表示が付されている。この操作キー7を操作することで、折畳み式携帯電話1の多数の機能が利用されるようになっている。また、第2の筐体5には、図示しない会話用のマイク部が設けられている。
図5〜図10に示すように、上記第1の筐体3には、略矩形板状の液晶表示部2を縦長状態又は横長状態とに切換操作可能に支持する支持機構としてのカム機構10が設けられている。第1の筐体3は、下端部両側に上記ヒンジ部6の軸部(図示せず)が挿通されるボス部3aが形成された第1の筐体本体3bと、この第1の筐体本体3bを覆う矩形皿状の背面カバー3c(図2〜図7では説明のため省略)とを備えている。
上記液晶表示部2は、縦長状態における下端部が直線状に形成され、液晶表示部2の表面の大部分を占めるように、矩形状の液晶ディスプレイ2aが設けられている。液晶表示部2が縦長状態における上端側に会話用のスピーカ部8が設けられている。なお、液晶表示部2の各角部は下端側コーナー部2bを含め、デザイン上又は安全上の観点から丸面取りされている。
図8〜図10に示すように、上記第1の筐体3の表面側(液晶表示部2側)の左上側には、カム用開口3dが開口されている。なお、このカム用開口3dの下側には、時間などが表示される背面液晶11が設けられ、折畳み状態において時間などが見られるようになっている。
上記液晶表示部2及び操作部4は、第1の筐体3を第2の筐体5に対して折畳み状態から開いたときに現出するように構成されている。したがって、この折畳み式携帯電話1では、液晶表示部2が縦長状態と横長状態とのいずれにおいても、ユーザは液晶表示部2の液晶ディスプレイ2aを見ながら同じ配置の操作部4の操作キー7を操作できるようになっている。
図11及び図12に示すように、上記カム機構10は、第1の筐体3に設けられ左右方向に延びかつ中凸状に湾曲した曲線状の左右方向ガイド溝12と、第1の筐体3に設けられ上下方向に延びる直線状の上下方向ガイド溝14と、液晶表示部2の背面に設けられ上記左右方向ガイド溝12にスライド自在に係合する第1ガイドピン13と、液晶表示部2の背面に設けられ上記上下方向ガイド溝14にスライド自在に係合する第2ガイドピン15とを備えている。
すなわち、上記左右方向ガイド溝12と上下方向ガイド溝14とは、第1の筐体3に装着される金属製のガイドプレート16に形成されている。左右方向ガイド溝12は、中凸状に湾曲した曲線状開口の周縁部で構成され、折畳み式携帯電話1を背面から見たときに、その中心部が第1の筐体3の右側にオフセットして配置されている。上下方向ガイド溝14は、左右方向ガイド溝12の中凸形状の最上部の上側に垂直に設けられた直線状開口の周縁部よりなる。両ガイド溝12,14の液晶表示部2と反対側の面の開口周縁には、その他の部分よりも低くなった段差部12a,14aが形成されている。このガイドプレート16は、図14及び図15に示すように、第1の筐体3の厚さ方向中間部に位置するように、その貫通孔16aにビス(図示せず)を挿通して締結するなどにより、第1の筐体本体3bに固定されている。このように、従来の液晶表示部に対して垂直に設けた支持軸に相当する第2ガイドピン15は、折畳み式携帯電話1の背面から見て第1の筐体3右上側に位置するようにオフセットして設けられている。
一方、上記液晶表示部2の背面には、金属製のリンク部材18が装着されている。このリンク部材18は、液晶表示部2の背面に締結又は位置決めするための貫通孔18aが設けられた板状の取付部18bと、この取付部18bから側面視L字状に連続する先端部18cとを有している。上記第1ガイドピン13は、リンク部材18の一端側、すなわち、取付部18bの先端に第1の筐体3側へ垂直に延びるように設けられている。上記第2ガイドピン15は、上記リンク部材18の他端側、すなわち、先端部18cの端部に第1の筐体3側へ垂直に延びるように設けられている。これらのガイドピン13,15は、先端がガイド溝12,14の幅よりも細くなるように成形され、その状態でガイド溝12,14に挿通後、先端をかしめることで、その先端に環状部13a,15aが形成されている。この環状部13a,15aが上記段差部12a,14a上をそれぞれ摺動するようになっている。このことで、ガイドピン13,15がガイド溝12,14から抜け止めされ、液晶表示部2が第1の筐体3から外れないようにスライド自在に係合するようになっている。
上記ガイドプレート16の下側には、バネ固定ピン19が液晶表示部2側へ垂直に延びるように設けられている。このバネ固定ピン19には、弾性部材としてのねじりコイルバネ20が固定されている。このねじりコイルバネ20の両端部20a,20bはリング状に形成され、その一端20aが上記第1ガイドピン13の外周に回転可能に嵌められ、他端20bがバネ固定ピン19外周に回転可能に嵌められている。このことで、ねじりコイルバネ20は、バネ固定ピン19を中心に左右に揺動可能に支持され、その弾性力により、液晶表示部2が縦長状態から横長状態となるのを付勢し、かつ横長状態から縦長状態となるのを付勢するように配置されている。具体的には、図3のように第1ガイドピン13がバネ固定ピン19に最も近付いたとき(第2ガイドピン15が上下方向ガイド溝14の上端に位置したとき)に最大たわみ角となり、そこから第1ガイドピン13が左右いずれかの方向にずれることで、液晶表示部2が縦長状態又は横長状態となるように付勢するようになっている。
上記左右方向ガイド溝12と上下方向ガイド溝14と第1ガイドピン13と第2ガイドピン15とねじりコイルバネ20とは、ユニット組立可能に構成され、このユニット組立されたカム機構10を第1の筐体3に取り付けるようになっている。このカム機構10の可動部であるガイドピン13,15及びねじりコイルバネ20は、上記第1の筐体のカム用開口3d内を移動するようになっている。
図13〜図16に示すように、上記液晶表示部2の背面には、電気ケーブル21が通過するケーブル収容部22が形成されている。電気ケーブル21は、一端21aが液晶ディスプレイ2aの背面に接続され、他端が上記ヒンジ部6の接続手段に接続されることで、液晶表示部2と第1の筐体3(第2の筐体5)とを電気的に接続している。なお、各図において、簡略化のために電気ケーブル21の一部のみを表している。上記ケーブル収容部22は、液晶表示部2背面から見て長細い矩形状に形成され、側面視で液晶表示部2背面に対して寝かせた底壁22aを有している。ケーブル収容部22における底壁22aの先端側側壁は開口されている。この開口を通過するように電気ケーブル21が液晶表示部2の背面に対して寝かせた状態で配置されている。すなわち、図15及び図16に示すように、この電気ケーブル21は、液晶表示部2と第1の筐体3との間で折り返し部を有さないように設けられている。また、ケーブル収容部22は、第1の筐体3のカム用開口3d内を移動するように構成されている。そして、図5〜図7に示すように、電気ケーブル21は、液晶表示部2が縦長状態又は横長状態に切り換えられる際にも、カム機構10の動きを阻害しないように背面から見て略逆U字形となるように配置されている。
−作用−
次に、本実施形態にかかる折畳み式携帯電話1の作動について説明する。
まず、図1に示すように、折畳み式携帯電話1を使用しないとき、又は待機状態のときなどは、第1の筐体3と第2の筐体5とは折畳み状態にある。
そして、図2に示すように、第1の筐体3と第2の筐体5とを開くと、液晶表示部2と操作部4とが現出する。通常の通話時やメール送受信時などには、液晶表示部2を縦長状態とし、操作部4でキー入力しながら使用する。
一方、地上デジタルテレビ放送の視聴や英文でメールを送受信するときなど横長画像を見たいときには、ユーザが液晶表示部2を回転させ縦長状態から横長状態に切り換える。
まず、ユーザは液晶表示部2の下端側コーナー部2bをねじりコイルバネ20の付勢力に抗して表面から見て時計回りに回転させて、図3に示す位置まで移動させる。このとき、図5及び図6に示すように、折畳み式携帯電話1の背面から見て上下方向ガイド溝14の下端にあった第2ガイドピン15が上端に移動し、左右方向ガイド溝12の左端にあった第1ガイドピン13が中央に移動する。
次いで、ねじりコイルバネ20の最大たわみ角を超えると、その付勢力によって液晶表示部2がアシストされながら、横長状態に切り換えられる。このとき、図6及び図7に示すように、折畳み式携帯電話1の背面から見て上下方向ガイド溝14の上端にあった第2ガイドピン15が下端に移動し、左右方向ガイド溝12の中央にあった第1ガイドピン13が右端に移動する。
このように、カム機構10により、液晶表示部2の第1ガイドピン13が左右方向ガイド溝12内をスライド移動するのと同時に、液晶表示部2の第2ガイドピン15が上下方向ガイド溝14内をスライド移動する。
図17に、下端側コーナー部2bの頂点C1と第2ガイドピン15とを結ぶ線上の点C2がカム機構10による移動規制により、描いた軌跡を示す。このとき、下端側コーナー部2bは頂点C1がヒンジ部6の領域に侵入する軌跡L1を描いているが、実際には、下端側コーナー部2bは丸面取りされているので、その丸面取りした部分の切換時の最下端部は、ヒンジ部6との間に一定の隙間Sを保った直線状の軌跡L2でもって移動するように案内支持される。このため、液晶表示部2がこの軌跡L2よりも下側へ移動することはないので、従来のように液晶表示部2の下端をその支持軸を中心とした半径に沿って丸めなくても、液晶表示部2がヒンジ部6に干渉することはない。
また、電気ケーブル21は、ケーブル収容部22に囲まれた状態で第1の筐体3のカム用開口3d内を移動するので、他の部材に絡まらない。
図4に示す横長状態でも、上記液晶表示部2の左右方向中央部は、第1の筐体3(第2の筐体5)の略左右方向中央に位置している。そして、液晶表示部2に横長画像が大きく表示されるように設定して、操作部4でキー入力しながら、テレビからクイズ番組に参加したり、テレビショッピングや銀行振り込みなどをテレビを通じて利用したりする。
また、使用後は、上記とは反対に、液晶表示部2の右側の下端側コーナー部2bをねじりコイルバネ20の付勢力に抗するように、表面から見て反時計回りに回動させ、ねじりコイルバネ20の最大たわみ角を超えると、その付勢力によって液晶表示部2がアシストされながら、縦長状態に戻る。
そして、第1の筐体3と第2の筐体5とを折り畳んで待機状態とする。
−実施形態の効果−
したがって、本実施形態にかかる折畳み式携帯電話1によると、液晶表示部2を第1の筐体3にカム機構10を介して縦長状態と横長状態とに切換操作可能に支持し、カム機構10によって、液晶表示部2の切換操作時に該液晶表示部2の下端側コーナー部2bがヒンジ部6に沿って移動するように案内支持している。このため、全体の大きさを抑えながら液晶表示部2を大きくし、かつ液晶表示部2を簡単に縦長状態又は横長状態に切り換えて、横長状態でも液晶表示部2を見ながら使い慣れた縦長状態と同じ操作キーの配列で操作部4を容易に操作することができる。
また、上記実施形態では、支持機構をカム機構10によって構成しているため、液晶表示部2を確実に、下端側コーナー部2bがヒンジ部6に沿って移動するように案内して、干渉を防止しながら液晶表示部2の切換を行うことができる。
また、上記実施形態では、カム機構10により、干渉を防止しながら液晶表示部2の切換操作を行って、縦長状態と横長状態とにおける液晶表示部2の左右方向中央部をそれぞれ第1の筐体3(第2の筐体5)の略左右方向中央に位置させている。このため、液晶画面をできるだけ大きくしながらも、縦長状態だけでなく横長状態においても、液晶表示部2を全体の左右方向中央部に位置付けることができるので、見映えがよく、かつ液晶画面が見やすくて操作性のよい折畳み式携帯電話1が得られる。
また、上記実施形態では、液晶表示部2を、縦長状態における下端部が直線状になるように形成し、カム機構10によって、その下端側コーナー部2bが直線状の軌跡L2でもってヒンジ部6に沿って移動するように液晶表示部2の縦長状態と横長状態との切換を案内支持している。このため、液晶画面を液晶表示部2の下端部近傍まで拡大することができるので、さらに画面の大きく操作性のよい折畳み式携帯電話1が得られる。
また、上記実施形態では、液晶表示部2の第1ガイドピン13を左右方向ガイド溝12に係合した状態でスライド移動させるのと同時に、液晶表示部2の第2ガイドピン15を上下方向ガイド溝14に係合した状態でスライド移動させ、液晶表示部2を、その下端側コーナー部2bがヒンジ部6に沿って移動するように、縦長状態又は横長状態に切り換えている。このため、簡易な構成で干渉を防止しながら容易かつ確実に液晶表示部2を縦長状態又は横長状態に切り換えることができる。
また、上記実施形態では、カム機構10に液晶表示部2が縦長状態又は横長状態となるように付勢するねじりコイルバネ20を設け、ねじりコイルバネ20によって切換操作をアシストさせている。このため、ユーザは片手のみでワンタッチで縦長状態又は横長状態に切り換えることも可能となる。
また、上記実施形態では、ねじりコイルバネ20を簡単かつ壊れにくい、一端が第1ガイドピン13に固定され、他端が第1の筐体3のバネ固定ピン19に固定されたねじりコイルバネとしている。このため、安価で操作性のよいカム機構10が実現できる。
また、上記実施形態では、液晶表示部2に第1の筐体3側へ膨出するように設けたケーブル収容部22内に電気ケーブル21を液晶表示部2の背面に対して寝かせた状態で通過させている。このため、第1の筐体3及び液晶表示部2の厚さを薄くすることができ、コンパクトで薄い折畳み式携帯電話1が得られる。
また、上記実施形態では、カム機構10をユニット組立して精度よく第1ガイドピン13と第2ガイドピン15とをガイド溝12,14内に配置できるようにしている。このため、カム機構10の組み付けが容易となると共に、カム機構10を金属部材で構成することで、その動きがスムーズとなり、かつその剛性を向上させることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、左右方向ガイド溝12及び上下方向ガイド溝14の形状は、上記実施形態にとらわれない。例えば、図18に示すような形状であってもよい。この場合でも、丸面取りされた下端側コーナー部2bの最下端部は、ヒンジ部6との間に一定の隙間Sを保った直線状の軌跡L2でもって移動するように案内支持される。
上記実施形態では、カム機構10によって、液晶表示部2を、その下端側コーナー部2bがヒンジ部6に沿った直線状の軌跡L2でもって移動するように案内支持しているが、曲線的な軌跡でもって移動するようにしてもよい。この場合には、左右方向ガイド溝12の形状で液晶表示部2の下端側コーナー部2bの軌跡L2を調整すればよい。このことで、第1の筐体3の下端部におけるヒンジ部6との間の膨出部にカメラなどを設けることも可能となり、この場合にも膨出部に液晶表示部2の下端側コーナー部2bが干渉するのを防ぐことができる。
上記実施形態では、左右方向ガイド溝12を1つのみ設けたが、2つ設けてもよい。この場合には、上下方向ガイド溝14の上方にさらに傾斜のきつい中凸状の第2の左右方向ガイド溝を設け、この第2の左右方向ガイド溝内にリンク部材18に設けた第2の第1ガイドピンを移動させればよい。例えば、図17に示した点C2が描いた軌跡上に第2の左右方向ガイド溝を設ければよい。このようにすることで、さらに、液晶表示部2を滑らかに切換操作可能かつ液晶表示部2を第1の筐体3から引き離そうとする力に対しても対抗しうるように堅固に支持することができる。
また、上記実施形態では、上記左右方向ガイド溝12と上下方向ガイド溝14と第1ガイドピン13と第2ガイドピン15とをユニット組立しているが、ユニット組立しなくても、左右方向ガイド溝12と上下方向ガイド溝14とを第1の筐体3の第1の筐体本体3bに一体に設け、第1ガイドピン13と第2ガイドピン15とを液晶表示部2背面に一体に設けてもよい。
上記実施形態では、電気ケーブル21をケーブル収容部22内を液晶表示部2の背面に対して寝かせて通過させているが、電気ケーブル21が第2ガイドピン15の貫通孔内を通過するようにしてもよい。このことで、縦長状態又は横長状態に切り換えるときに、最も動きの少ない第2ガイドピン15の貫通孔内を電気ケーブル21が通過するので、液晶表示部2の切換時の電気ケーブル21の動きを少なくすることができ、その配置が容易である。
上記実施形態では、ねじりコイルバネ20によって、液晶表示部2を縦長状態と横長状態とのいずれの状態に切り換えるときでも付勢するように配置しているが、縦長状態又は横長状態になるときのみを優先して付勢するようにしてもよい。
上記実施形態では、カム機構10は、液晶表示部2を表面から見て時計回りに縦長状態から横長状態に切り換えているが、反時計回りに切り換えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、液晶表示部2の縦長状態及び横長状態における左右方向中央部を第1の筐体3(第2の筐体5)の略左右方向中央に位置させているが、左右のいずれかにオフセットさせてもよい。
さらに、上記実施形態では、支持機構をカム機構10によって構成したが、この構成にはとらわれない。すなわち、支持機構は、液晶表示部2の切換操作時に液晶表示部2の下端側コーナー部2bがヒンジ部6に沿って移動するように液晶表示部2の縦長状態と横長状態との切換を案内支持するように構成できるものであればよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、表示部を縦長状態又は横長状態に切換操作可能に支持する支持機構を有する折畳み式携帯電話について有用である。
折畳み状態にある本発明の実施形態にかかる折畳み式携帯電話を示す斜視図である。 開いた状態で液晶表示部が縦長状態における折畳み式携帯電話を示す斜視図である。 液晶表示部を縦長状態又は横長状態に切り換える途中の折畳み式携帯電話を示す斜視図である。 開いた状態で液晶表示部が横長状態のとき折畳み式携帯電話を示す斜視図である。 液晶表示部が縦長状態における折畳み式携帯電話の背面図である。 液晶表示部が切換過程における折畳み式携帯電話の背面図である。 液晶表示部が横長状態における折畳み式携帯電話の背面図である。 縦長状態状態のカム機構及びその周辺を示す正面図である。 切換過程のカム機構及びその周辺を示す正面図である。 横長状態状態のカム機構及びその周辺を示す正面図である。 カム機構を斜め後方から見た斜視図である。 カム機構を斜め前方から見た斜視図である。 切換過程にある液晶表示部を示す正面図である。 図13のXIV−XIV線断面図である。 図13のXV−XV線断面図である。 図5のXVI−XVI線断面を示す斜視図である。 第1の筐体の下端側コーナー部の軌跡を示す説明図である。 その他の実施形態にかかる図17相当図である。
符号の説明
1 折畳み式携帯電話
2 液晶表示部(表示部)
2b 下端側コーナー部
3 第1の筐体
4 操作部
5 第2の筐体
6 ヒンジ部
10 カム機構(支持機構)
12 左右方向ガイド溝
13 第1ガイドピン
14 上下方向ガイド溝
15 第2ガイドピン
20 ねじりコイルバネ(弾性部材)
21 電気ケーブル
22 ケーブル収容部

Claims (4)

  1. 表面に支持機構を介して表示部を縦長状態と横長状態とに切換操作可能に支持する第1の筐体と、
    表面に操作部を有する第2の筐体と、
    上記第1の筐体と第2の筐体とを折畳み開閉自在に連結するヒンジ部とを備え
    記支持機構は、上記表示部の切換操作時に該表示部の下端側コーナー部が上記ヒンジ部に沿って移動するように上記表示部の縦長状態と横長状態との切換を案内支持するように構成され、
    上記第1の筐体には、上記表示部の背面と平行に広がる空隙部が設けられ、該空隙部に、上記支持機構と連携して上記表示部が少なくとも縦長状態又は横長状態となるように付勢すると共に、該縦長状態又は横長状態を保持するように付勢するねじりコイルバネが、上記空隙部内で表示部背面に平行な方向に動作可能に配置されていることを特徴とする折畳み式携帯電話。
  2. 請求項1の折畳み式携帯電話において、
    上記支持機構は、
    上記ガイドプレートに設けられた第1方向ガイド溝及び第2方向ガイド溝と、
    上記表示部に設けられた第1ガイドピン及び第2ガイドピンとを備え、
    上記第2ガイドピンは、上記表示部の回転途中で最も高い位置に移動し、上記縦長状態又は横長状態において、最も低い位置に移動するように構成されていることを特徴とする折畳み式携帯電話。
  3. 請求項1の折畳み式携帯電話において、
    上記支持機構は、
    上記ガイドプレートに設けられ第1方向に延びかつ中凸状に湾曲した曲線状の第1方向ガイド溝と、
    該ガイドプレートに設けられ第2方向に延びる第2方向ガイド溝と、
    表示部の背面に装着されるリンク部材に設けられ上記第1方向ガイド溝にスライド自在に係合する第1ガイドピンと、
    上記リンク部材に設けられ上記第2方向ガイド溝にスライド自在に係合する第2ガイドピンと
    を備え、
    上記ガイドプレートとリンク部材とねじりコイルバネとをユニット組立した状態で、該リンク部材が上記表示部の背面に取り付けられていることを特徴とする折畳み式携帯電話。
  4. 請求項の折畳み式携帯電話において、
    上記ガイドプレートには、上記第1ガイドピンと同じ側に突出する固定ピンが突設され、
    上記ねじりコイルバネは、一端が上記第1ガイドピンに回転可能に嵌められ、他端が上記固定ピンに回転可能に嵌められていることを特徴とする折畳み式携帯電話。
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