JP4382490B2 - 肥満の治療のためのガストリックリング - Google Patents

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Description

本発明は、肥満の治療のためのガストリックリングに関するものである。そのようなリングは、現在では、『ガストリックリング』としても、公知である。
病的な肥満患者に対しての処置方法は、公知であって、この方法においては、患者の胃の周囲にリングを装着し、これにより、胃の上方部のところに、小さな寸法の小袋と、同様に小さな寸法とされるとともに食物を通すための開口と、を形成する。
このようなリングの原理は、周知であって、現存のガストリックリングを例示する文献としては、国際公開第86/04498号パンフレットと、欧州特許出願公開第0611561号明細書と、を引用することができる。
ある種の現存のリングは、胃壁に炎症を起こしたりあるいは極端な場合には穴を開けてしまったりといった点において、比較的攻撃的であるという欠点を有している。この攻撃性は、リングが頑丈で硬い性質に起因するものであり、特に、リングの内面のところに膨張可能な小袋が存在していることに起因するものである。膨張可能な小袋は、径方向内向きの圧力を胃壁にもたらすことによって、リングにより規定された開口の表面積を調節することができる。
これら小袋を経皮的に膨張および収縮させ得る埋設可能な複数のチャンバと、これらチャンバと複数の小袋とを連結するチューブとは、漏れや位置ズレや感染といったようなリスクをもたらすという欠点を有している。
また、現存のリングは、『スリップ』と称される傾斜やスライドを起こすというリスクをもたらすという欠点や、所定の治療期間後にリングの交換やリングの取外しが要求された際に、さらなる手術が必要であるという欠点を、有している。
国際公開第86/04498号パンフレット 欧州特許出願公開第0611561号明細書
本発明の目的は、現存のデバイスにおけるすべての欠点を解決することである。
本発明が関連するガストリックリングは、それ自体は公知であるように、
−胃壁を取り囲み得る中央部と、互いに連結可能とされていてこれにより胃の周囲にバンドを保持し得る2つの側部と、を備えているバンドと;
−両側部を互いに連結するための連結手段であるとともに、両側部をその連結状態に維持するための連結手段と;
を具備している。
本発明においては、バンドは、生体吸収性材料または生分解性材料から形成された繊維からなる組織化されたあるいは組織化されていないアセンブリとして構成されている。
そのようなアセンブリは、剛直な合成材料から形成されていてフレキシブルさが制限されているような従来技術によるガストリックリングの変形性よりも著しく大きな変形性を、バンドに対して付与し得るとともに、胃壁にわたって負荷を一様に分散させることができる。これにより、本発明によるリングのバンドは、患者の胃壁に対しての攻撃性が格段に少ない。
さらに加えて、単繊維からなるこのアセンブリは、胃壁をなす細胞を侵入させこれにより最終的にはバンドの周囲に線維構造が形成されることを可能とし得るよう、多孔性構造になっている。この線維構造は、瘢痕拘縮を形成する。このことは、リングの開口断面積を調節するための膨張可能小袋を使用する必要がないことを意味している。
バンドの漸次的な組織一体化は、胃壁に対してリングを固定するとともに、リングの位置ズレ(スリップ)を完全に防止し、さらに、組織とバンドとの間の接触表面積を広いものとしこれによりバンドの吸収を促進させることができる。
バンドを構成している単繊維のゆっくりとした吸収は、バンドを徐々に消失させることができる。これにより、リングを取り外す必要はなく、その結果、患者からリングをはずすための再手術をする必要がない。
単繊維または繊維は、糸を構成することができる。これら糸は、例えば織込や編込といった手法によって、組織化することができる。また、これら繊維は、織り込まれることなく、特に相互混合によっておよび/またはバインダを使用することによって、フラットに無秩序な例えば塊状物とすることもできる。
単繊維は、乳酸ポリマーから、または、ポリグリコール酸ポリマーから、または、乳酸またはポリグリコール酸のコポリマーから、形成することができる。
これら繊維材料は、数ヶ月間というあるいは数年間とさえいったような期間で、ゆっくりと吸収される。これにより、肥満度指数を大幅に減らし得るような十分な期間にわたって、バンドの効果を維持することができる。
好ましくは、バンドのうちの、胃壁に対して接触することを意図した少なくとも1つの面は、この面と胃壁とを少なくとも一時的に分離させるための滑らかなコーティングを有している。
このコーティングは、胃壁への瘢痕形成に際し最も炎症を受けやすい期間が終了する時点まで、バンドと胃壁とが直接的に接触すること防止したり遅延させたりすることができる。これにより、上記組織一体化は、時間経過と共に、リングの装着に基づく初期的傷跡の瘢痕から分離される。したがって、胃壁を侵食するというリスクを制限する。
バンドの多孔性構造は、バンドに対してのコーティングの連結を促進する。
このコーティングが、特にクロスリンクされたコラーゲン材料といったような、生体吸収性材料から形成することができる。
本発明によるガストリックリングにおける連結手段は、好ましくは、リングが患者の胃に配置された時にバンドの中央部によって形成された円に対する実質的な径方向にバンドの両側部を配置し得るよう構成され、両側部は、円から外向きに突出している。
したがって、本発明によるガストリックリングにおいては、一方の側部を、他方の側部に対してオーバーラップさせることがない。いくつかの従来技術によるデバイスにおいては、そのようなオーバーラップのために、円の径方向内面に過剰な厚さが形成されてしまい、それが胃壁を攻撃することとなっていた。
本発明の好ましい実施例においては、連結手段は、バンドの両側部に対して係合し得る可動部分を有した少なくとも1つのファスナーを備えている。
バンドがなすの織込構造(あるいは、ニット構造)は、そのようなファスナーを使用することによって、両側部を固定することができる。
有利には、この場合、可動部分は、ファスナーが両側部に沿ってスライド可能とされたスライド可能位置と、両側部に対してのファスナーのすべてのスライド可能性が禁止された、両側部に関してのロック位置と、の間にわたって移行可能とされている。
両側部においてのファスナーのスライドは、胃に周囲におけるバンドの引き締めを調整することができる。
その場合、バンドの両側部は、これら両側部に対してファスナーが係合するのに必要な長さよりも長い長さを有することができ、この長さは、ファスナーが両側部に沿ってスライド可能とされ、リングによって規定された開口に関し、所望の断面積が得られるようになっており、その後、両側部を、これら両側部に関してのロック位置とし得るようになっている。
ファスナーは、前述のスライド可能位置とロック位置とのそれぞれの位置において、可動部分を固定する固定手段を有することができる。ファスナーは、好ましくは、不可逆的なスナップ係合タイプのものとされる。
ファスナーは、生体吸収性材料または生分解性材料から形成することができる。ファスナーは、天然の放射線不透過性材料から形成されない場合には、バリウム硫酸塩タイプの放射線不透過性物質から形成することができる。
1つの可能性によると、ファスナーは、2つの可動部分を備え、これら可動部分は、バンドの両側部を取り囲み得るような寸法とされているとともに、互いにクランプされた状態で保持され得るような寸法とされ、可動部分は、フィルムヒンジにより、長手方向端部において互いに連結されている。
フィルムヒンジは、バンドの両側部におけるファスナーの係合を容易にするため、常態においては、一方の可動部分と他方の可動部分とを離間させた状態としてこれら可動部分を保持し得るような形状とすることができる。
一方の可動部分は、他方の可動部分を向いた面から突出した少なくとも1つのリブを備えることができ、その場合には、他方の可動部分は、リブと係合するためのスロットを備えている。
他の可能性としては、ファスナーは、例えば金属といったような非弾性変形性材料から形成されるとともに、変形可能なタブを備えており、これらタブは、ある変形状態においては、バンドの両側部をなす織物の中へと侵入することができ、それにより、両側部どうしの固定を確実なものとすることができる。
このような金属製ファスナーは、それほど場所をとらないという利点を有している。
本発明によるガストリックリングにおけるバンドの1つの実施例においては、バンドは単繊維糸からなる層と、多繊維糸からなる3つの層と、を備え、バンドは、ラッセル織機上で4本のガイドバーを使用して編まれたものとされる。
各層における糸の数は、所望のバンド幅と、各層の結束と、に依存する。
これにより、前述の実施例においては、織機は、25.4mm(1インチ)長さの24個のニードルを有し、15mmというバンド幅に関し、バンドは、
−9本の多繊維糸により形成された第4層と;
−9本の単繊維糸により形成された第3層と;
−11本の多繊維糸により形成された第2層と;
−10本の多繊維糸により形成された第1層と;
を有し、各層は、
−第4層に関しては、55/00;
−第3層に関しては、00/55;
−第2層に関しては、10/01;
−第1層に関しては、23/10;
という結束態様とされている(これら各層は、DIN ISO 10223に基づいて番号付けされたものである)。
本発明によるガストリックリングにおけるバンドの他の実施例においては、バンドは、単繊維糸からなる層と、多繊維糸からなる層と、を備え、ラッセル織機上で2本のニードルバーと少なくとも2本のガイドバーとを使用することによって編まれたものとされ、一方のガイドバーは、多繊維糸を使用しているとともに、前方のニードルと後方のニードルとに対して交互的に縫い目を作り、他方のガイドバーは、単繊維糸を使用しているとともに、バンドの所望の硬さに応じて、3本または5本のニードルの下方を部分的に通過している。
この実施例においては、糸の数と、各ガイドバー上における結束態様とは、好ましくは、以下の通りである。
−フロントバー:26本の多繊維糸を有し、結束様態は、1012/0121とされ、
−リアバー:22本の単繊維糸を有し、結束様態は、5500/0055とされている。
上記双方の実施例におけるバンドは、以下の複数の特徴点のすべてまたはいくつかを有している。
a)チェイン結束の場合には縫い目間の結束が厳密な最小限にまで低減されていることにより、長手方向に関する大きな伸びがないという特徴点、すなわち、伸びがかなり制限されているという特徴点(5daNにおいて10%未満)。
b)このチェイン結束に起因して、特に、単繊維糸を使用して3本または5本のニードルの下方に部分的に横糸が存在することに起因して、カールしないという特徴点。
c)特に、単繊維糸と一緒に横糸が存在しており、そのため、結束のために使用されるものよりも剛直であることに起因して、得られたバンドがフラットであるという特徴点。
d)所望幅へとバンドが織り込まれていることに起因して、長手方向エッジが非攻撃性かつ非外傷性とされているという特徴点。所望幅よりも大きな幅の織物を切断することによって得られたバンドの場合には、実際、高温切断によって切断が行われた場合であってさえも横糸の存在のために、長手方向エッジが胃壁に対して攻撃性かつ外傷性のものとなってしまう。
e)単繊維糸および多繊維糸の適切な配置と、寸法精度と、使用している糸の直径と、に起因して、バンドの主面が非攻撃性であるという特徴点。
f)各層の結束態様の選択に起因して、カットした際のほつれが制限緩和されるという特徴点。
g)多繊維糸と単繊維糸との比率が最適化されていることに起因して、バンドの深部(内部)のところでの組織復元のための、バンドの多孔性と、炎症を最小化しつつ吸収を行うのに必要な、糸の低密度化と、バンドの伸び耐性と、バンドの非外傷特性と、のかんにおいて最適な妥協が得られるという特徴点。
明瞭な理解を確実なものにするために、本発明について、以下、添付図面を参照しつつ、本発明を何ら限定するものではなく単なる例示としての本発明に関連するガストリックリングについての可能な2つの実施例によって、再度説明する。
図1は、病的な肥満患者の治療のためのガストリックリング1を示しており、このガストリックリング1は、患者の胃2に配置されている。
このリング1は、バンド3と、ファスナー4とを、具備している。ファスナー4は、胃2の周囲においてバンド3を保持することができる。これにより、胃の上部において、小さい寸法の小袋2aと、食物を通過させるためのものであるとともに同様に小さな寸法とされた先端側開口とを、形成することができる。
図2に示すように、バンド3は、円形の軌道にしたがって胃2の壁を取り囲み得る中央部3aと、ファスナー4を使用することによって互いに連結することができこれにより胃2の周囲においてバンド3を保持し得る2つの側部3bとを、規定している。
これら側部3bは、ファスナ−4が両側部3bと係合するのに必要な長さよりもずっと長い長さとされている。これにより、両側部3bは、バンドの簡単な操作を可能としている。特に、胃の背面側へとバンドを通過させることに関して、バンドの簡単な操作を可能としている。
バンド3は、生体吸収性糸から構成された織物から形成されている。バンド3は、例えば、単繊維糸からなる層と、複数繊維糸からなる層と、を組み合わせることによって、形成されている。
このバンド3は、例えば2つのニードルバーと少なくとも2つのガイドバーとを使用しつつラッセル織機上において、編まれている。ここで、一方のガイドバーは、多繊維糸を通り抜け、そして、前方の針と後方の針との上において交互に縫い目が作られる。そして、他方のガイドバーは、単繊維糸を通り抜け、そして、所望のバンド3の硬さに応じて、3つや5つのニードルの下方を部分的に通過する。
前方のバーは、26本の糸を有しており、その結束態様は、1012/0121であり、後方のバーは、22本の糸を有しており、その結束態様は、5500/0055である。
織物を構成している、基本的単繊維または糸のファイバは、1つまたは複数の生分解性物質または生体吸収性物質から作られている。
『生分解性』または『生体吸収性』という用語は、その性質が、細胞や酵素や細菌のメカニズムによって(例えば、酵素によるコラーゲンの劣化)、または、物理化学的メカニズム(例えば、乳酸ポリマーの加水分解)によって、生体内で劣化するような特性を意味している。
そのような生体吸収性物質は、好ましくは、p−ダイオクサノンからなるポリマーと、ポリグリコライドと、ポリオーソエステルと、トリメチレンカーボネイトからなるポリマーと、LおよびDの乳酸の立体的コポリマーと、L乳酸からなるホモポリマーと、乳酸のコポリマーと、例えばアルファハイドロキシ酸誘導体といったような互換性のあるコモノマーと、からなるグループの中から選択される。さらに好ましくは、生体吸収性物質は、2以下の多分散性を有している。
好ましい例示を行うならば、生分解性物質または生体吸収性物質は、乳酸ポリマー(PLA)、または、ポリグリコール酸ポリマー(PGA)、または、乳酸やポリグリコール酸からなるコポリマー(PLA−PGA)、とされる。
図3から8を参照すれば、ファスナー4が、2つの可動部分10,11を有していることがわかる。これら可動部分10,11は、バンド3の側部3bを取り囲み得るような寸法とされているとともに、図2に示すように、中央部分3aが形成している円に対しての実質的な径方向において両側部3bが互いにクランプされ得るようにして保持され得るような寸法とされている。また、両側部3bは、円より外側へと突出している。
可動部分10,11は、フィルムヒンジ12を使用することによって、長手方向の一端部どうしにおいて互いに連結されている。このフィルムヒンジ12は、非変形状態においては、図3および図4で示されているような状態において、可動部材10,11を保持している。この状態においては、可動部材10は、可動部材11から離間している。この離間により、両側部3bに対してのファスナー4の係合が容易とされている。特に、このファスナー4が、例えば腹腔鏡検査といったような低侵襲性技術を使用して所定位置に配置される場合には、両側部3bに対してのファスナー4の係合が容易とされている。フィルムヒンジ12が変形することにより、可動部分10が、図5および図6に示すようなファスナー4の部分的閉塞状態へと移動すること、および、図7および図8に示すようなファスナー4の完全閉塞状態へと移動することを可能としている。
可動部分10は、可動部分11を向く面から突出しているリブ15と、フィルムヒンジ12とは反対側の端部のところに側方エッジに形成された中央ノッチ16と、を備えている。ノッチ16の下端部分において、リブ15は、スナップ係合キャッチすなわち突起17を形成している。キャッチ17は、可動部分11を向く面に形成された傾斜壁と、可動部分11とは反対側の面に形成された平らなロッキング壁と、を有している。
可動部分11は、中央スロット20を有している。図7および図8に示すように、リブ15をスロット20内に係合することが意図されている。ヒンジ12とは反対側の端部においては、可動部分11は、中央歯21を有している。中央歯21は、ノッチ16と係合し得るとともに、階段状をなす2つのスナップ係合型キャッチ22を有している。これら2つのキャッチ22は、図6および図8のそれぞれに示すように、キャッチ17と協働することができる。
図3〜図8から理解されるように、キャッチ17,22は、不可逆的なスナップ係合手段を形成する。このような手段を使用することにより、特に以下に示すような2つの状態において、可動部分10,11を互いにロックすることができる。
−図5および図6に示すような、両側部3bがクランプされていない状態。この状態においては、これら2つの側部3bは、リブ15と、スロット20を長手方向に形成している可動部分11と、に対して、摩擦しつつスライドすることができる。
−両側部3bがロックされている状態。この状態においては、これら両側部3bがスライドし得るすべての可能性は、リブ15と、スロット20を長手方向に形成している可動部分11と、がクランプされていることにより、禁止されている。
このようにして、ファスナー4は、このファスナー4が開放状態として両側部3b上に配置することができ、そして、可動部分10を可動部分11に向けて単に押圧することによって非クランプ状態として、キャッチ17と上側のキャッチ22とを係合させることができ、そして、胃2内への食物の受領開口が所望の断面積となるまで、両側部3bに沿ってスライドさせることができ、そして、可動部分10を可動部分11に向けて単に押圧することによって、キャッチ17と下側のキャッチ22とを係合させたようなロック状態とすることができる。両側部3bの余剰部分は、切り取ることができる。
図9〜図13は、第2実施例によるファスナー40を示している。このファスナー40は、金属製バンドをC字形状へと折り曲げることにより形成されており、これにより、両側部3bを係合させ得るコンジットが形成されている。
このファスナー40は、一端において、金属製バンドの両端に形成された湾曲した2つのタブ41と、反対側の端部において、この同じ金属製バンドに適切な切欠43を形成することによって特徴づけられた湾曲した2つのタブ42と、を備えている。タブ41は、両側部3bのうちの一方内に侵入し得るものとされており、タブ42は、両側部3bのうちの他方内に侵入し得るものとされている。
図12に示すように、ファスナー40は、ファスナー40内において両側部3bを摩擦を伴いつつスライドさせ得るような状態へと、タブ41,42を変形させることができる。
図13は、これらタブ41,42がファスナー40内での両側部3bのすべてのスライド可能性を禁止し得るような状態へと、タブ41,42を変形させることができる。
上記説明から明らかなように、本発明は、胃壁に対してさほど攻撃的ではないとともに患者の胃に対して容易に配置することができさらに治療後の除去を必要としないようなガストリックリングを提供することによって、従来技術に対しての決定的改良点をもたらすことができる。
このリングの格別の利点は、リングが規定する開口の断面積を埋設後に調節する必要がないことである。これにより、埋設可能なチャンバを使用する必要がない。
さらに、織物が多孔性構造であることのために、組織に対してのバンドの一体化が、線維収縮を引き起こす。これにより、リングが胃に対して適合することを、保証することができる。
リングの吸収が遅いことにより、患者に対して、減量する時間と、食習慣の変化をもたらす時間と、をもたらすことができ、なおかつ、長期にわたって、合併症が発生するというリスクを最小限にすることができる。
加えて、ファスナーによって可能とされたバンド装着は、このバンドを胃壁に対して接触させた時の攻撃性を最大限に低減することができる。
ガストリックリングを、患者の胃の所定位置に配置した状態で示す斜視図である。 図1のII−II線に沿ってガストリックリングを示す断面図である。 第1実施例において、ガストリックリングに設けられたファスナーを示す拡大図であって、図4のIII−III線に沿った断面を示しているとともに、このファスナーの開放状態を示している。 ファスナーを、図3のIV−IV線に沿って示す断面図である。 ファスナーの部分的閉塞状態において図3と同様のファスナーを示す図であって、この部分的閉塞状態においては、リングに設けられたバンドの側部に対してのファスナーのスライドが可能とされている。 図4と同様のファスナーを示す図であって、図5と同じ部分的閉塞状態を示している。 ファスナーの完全閉塞状態において図3と同様のファスナーを示す図であって、この完全閉塞状態においては、バンドの側部に対してのファスナーのいかなるスライド可能性をもが禁止されている。 図4と同様のファスナーを示す図であって、図7と同じ完全閉塞状態を示している。 第2実施例によるファスナーを示す側面図である。 図9のファスナーに関して、反対側の側面を示す側面図である。 図9のXI-XI線に沿ってファスナーを示す断面図であって、ファスナーは、開放状態とされている。 図11と同様のファスナーを示す図であって、ファスナーは、部分的閉塞状態とされている。 図11と同様のファスナーを示す図であって、ファスナーは、完全閉塞状態とされている。
符号の説明
1 ガストリックリング
2 胃
3 バンド
3a 中央部
3b 側部
4 ファスナー(連結手段)
10 可動部分
11 可動部分
12 フィルムヒンジ
15 リブ
17 突起、キャッチ(固定手段)
20 スロット
40 ファスナー(連結手段)
41 可動部分、タブ
42 可動部分、タブ

Claims (23)

  1. 肥満の治療のためのガストリックリング(1)であって、
    −胃壁を取り囲み得る中央部(3a)と、互いに連結可能とされていてこれにより胃(2)の周囲にバンド(3)を保持し得る2つの側部(3b)と、を備えているバンド(3)と;
    −前記両側部(3b)を互いに連結するための連結手段(4,40)であるとともに、前記両側部(3b)をその連結状態に維持するための連結手段(4,40)と;
    を具備してなり、
    前記バンド(3)が、生体吸収性材料または生分解性材料から形成された繊維からなるアセンブリとして構成され、
    前記連結手段が、前記バンド(3)の前記両側部(3b)に対して係合し得る可動部分(10,11;41,42)を有した少なくとも1つのファスナー(4,40)を備え、
    前記可動部分(10,11;41,42) が、前記ファスナー(4,40 が前記両側部(3b)に沿ってスライド可能とされたスライド可能位置と、前記両側部(3b)に対しての前記ファスナー(4,40)のすべてのスライド可能性が禁止された、前記両側部(3b)に関してのロック位置と、の間にわたって移行可能とされていることを特徴とするガストリックリング。
  2. 請求項1記載のガストリックリングにおいて、
    前記繊維が、糸を形成し、
    これら糸が、織り込まれたものであることを特徴とするガストリックリング。
  3. 請求項1記載のガストリックリングにおいて、
    前記繊維が、織り込まれることなく、フラットに塊状とされていることを特徴とするガストリックリング。
  4. 請求項3記載のガストリックリングにおいて、
    前記繊維が、相互混合によっておよび/またはバインダを使用することによって、フラットに塊状とされていることを特徴とするガストリックリング。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のガストリックリングにおいて、
    前記繊維が、乳酸ポリマーから、または、ポリグリコール酸ポリマーから、または、乳酸またはポリグリコール酸のコポリマーから、形成されていることを特徴とするガストリックリング。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のガストリックリングにおいて、
    前記バンド(3)のうちの、胃(2)の壁に対して接触することとなる少なくとも1つの表面が、この表面と胃壁とを少なくとも一時的に分離させるための滑らかなコーティングを有していることを特徴とするガストリックリング。
  7. 請求項6記載のガストリックリングにおいて、
    前記コーティングが、生体吸収性材料から形成されていることを特徴とするガストリックリング。
  8. 請求項7記載のガストリックリングにおいて、
    前記コーティングが、クロスリンクされたコラーゲン材料から形成されていることを特徴とするガストリックリング。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のガストリックリングにおいて、
    前記ファスナー(4,40)が、前記リング(1)が患者の胃(2)に配置された時に前記バンド(3)の前記中央部(3a)によって形成された円に対する実質的な径方向に前記バンド(3)の前記両側部(3b)を配置し得るよう構成され、
    前記両側部(3b)が、前記円から外向きに突出していることを特徴とするガストリックリング。
  10. 請求項9記載のガストリックリングにおいて、
    前記バンド(3)の前記両側部(3b)が、これら両側部(3b)に対して前記ファスナー(4,40)が係合するのに必要な長さよりも長い長さを有していて、
    この長さは、前記ファスナー(4,40)が前記両側部(3b)に沿ってスライド可能とされ、これにより、前記リングによって規定された開口に関し、所望の断面積が得られるようになっており、その後、前記両側部(3b)を、これら両側部(3b)に関しての前記ロック位置とし得るようになっていることを特徴とするガストリックリング。
  11. 請求項8または9記載のガストリックリングにおいて、
    前記ファスナー(4,40)が、前記スライド可能位置と前記ロック位置とのそれぞれの位置において、前記可動部分(10,11;41,42)を固定する固定手段(17,22)を有していることを特徴とするガストリックリング。
  12. 請求項11記載のガストリックリングにおいて、
    前記固定手段(17,22)が、不可逆性スナップ係合タイプのものとされていることを特徴とするガストリックリング。
  13. 請求項8〜12のいずれか1項に記載のガストリックリングにおいて、
    前記ファスナー(4)が、生体吸収性材料または生分解性材料から形成されていることを特徴とするガストリックリング。
  14. 請求項8〜12のいずれか1項に記載のガストリックリングにおいて、
    前記ファスナー(4,40)が、非生体吸収性材料から形成されていることを特徴とするガストリックリング。
  15. 請求項8〜14のいずれか1項に記載のガストリックリングにおいて、
    前記ファスナー(4)が、2つの可動部分(10,11)を備え、
    これら可動部分(10,11)が、前記バンド(3)の前記両側部(3b)を取り囲み得るような寸法とされているとともに、互いにクランプされた状態で保持され得るような寸法とされ、
    前記可動部分(10,11)が、フィルムヒンジ(12)により、長手方向端部において互いに連結されていることを特徴とするガストリックリング。
  16. 請求項15記載のガストリックリングにおいて、
    前記フィルムヒンジ(12)が、常態においては、一方の可動部分(10)と他方の可動部分(11)とを離間させた状態としてこれら可動部分(10,11)を保持し得るような形状とされていることを特徴とするガストリックリング。
  17. 請求項15または16記載のガストリックリングにおいて、
    一方の可動部分(10)が、他方の可動部分(11)を向いた面から突出した少なくとも1つのリブ(15)を備え、
    他方の可動部分(11)が、前記リブ(15)と係合するためのスロット(20)を備えていることを特徴とするガストリックリング。
  18. 請求項8〜14のいずれか1項に記載のガストリックリングにおいて、
    前記ファスナー(40)が非弾性変形性材料から形成され、
    前記ファスナー(40)が、変形可能なタブ(41,42)を備え、
    これらタブ(41,42)は、ある変形状態においては、前記バンド(3)の前記両側部(3b)をなす織物の中へと侵入することができ、それにより、前記両側部(3b)どうしの固定を確実なものとすることができることを特徴とするガストリックリング。
  19. 請求項8〜12または14のいずれか1項に記載のガストリックリングにおいて、
    前記ファスナー(40)が非弾性変形性材料から形成され、
    前記ファスナー(40)が、変形可能なタブ(41,42)を備え、
    これらタブ(41,42)は、ある変形状態においては、前記バンド(3)の前記両側部(3b)をなす織物の中へと侵入することができ、それにより、前記両側部(3b)どうしの固定を確実なものとすることができ、
    前記ファスナー(40)が金属から形成されていることを特徴とするガストリックリング。
  20. 請求項1、2、5〜19のいずれか1項に記載のガストリックリングにおいて、
    前記バンド(3)が、単繊維糸からなる層と、多繊維糸からなる3つの層と、を備え、 前記バンド(3)が、ラッセル織機上で4本のガイドバーを使用して編まれたものであることを特徴とするガストリックリング。
  21. 請求項20記載のガストリックリングにおいて、
    前記バンド(3)が、単繊維糸からなる前記層と多繊維糸からなる前記3つの層との編込によって得られたものであり、
    前記バンド(3)が、15mmというバンド幅を有し、
    −9本の多繊維糸により形成された第4層と;
    −9本の単繊維糸により形成された第3層と;
    −11本の多繊維糸により形成された第2層と;
    −10本の多繊維糸により形成された第1層と;
    を有し、
    前記各層は、
    −前記第4層に関しては、55/00;
    −前記第3層に関しては、00/55;
    −前記第2層に関しては、10/01;
    −前記第1層に関しては、23/10;
    という結束態様とされ、
    これら各層が、DIN ISO 10223に基づいて番号付けされたものであることを特徴とするガストリックリング。
  22. 請求項1、2、5〜19のいずれか1項に記載のガストリックリングにおいて、
    前記バンド(3)が、単繊維糸からなる層と、多繊維糸からなる3つの層と、を備え、
    前記バンド(3)が、ラッセル織機上で2本のニードルバーと少なくとも2本のガイドバーとを使用することによって編まれたものであり、
    一方のガイドバーが、多繊維糸を使用しているとともに、前方のニードルと後方のニードルとに対して交互的に縫い目を作り、
    他方のガイドバーが、単繊維糸を使用しているとともに、前記バンド(3)の所望の硬さに応じて、3本または5本のニードルの下方を部分的に通過することを特徴とするガストリックリング。
  23. 請求項22記載のガストリックリングにおいて、
    前記多繊維糸からなる前記層の中の糸の数が、26本であり、
    これら26本の多繊維糸が、1012/0121という結束態様において、前記前方バー上に配置され、
    前記単繊維糸からなる前記層の中の糸の数が、22本であり、
    これら22本の単繊維糸が、5500/0055という結束態様において、前記後方バー上に係合していることを特徴とするガストリックリング。
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