JP4382329B2 - トランスミッションの線材の溶接方法 - Google Patents

トランスミッションの線材の溶接方法 Download PDF

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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/0003Arrangement or mounting of elements of the control apparatus, e.g. valve assemblies or snapfittings of valves; Arrangements of the control unit on or in the transmission gearbox

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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、線材を折り曲げ形成した線材配索回路体を有するトランスミッションにあって、線材配索回路体の線材を導電材に溶接する際の溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のトランスミッションは、入力軸の一端側と、出力軸の一端側と、入力軸の回転を所望の回転数に変更して出力軸側に伝達する変速用ギア機構と、この変速用ギア機構を制御するために必要なセンサなどの電子部品と、これら電子部品の一部を保持するための基板と、電子部品間の信号伝達や外部との信号伝達を行うためのワイヤーハーネスと、これら部品を内部に収容し、前記変速用ギア機構に供給する潤滑油が内部スペースの下方に貯められたミッションケースとから構成されている。
【0003】
前記従来のトランスミッションの組み付け作業は、各種電子部品や基板やワイヤーハーネスを個々にミッションケース内の所定位置に収容し、且つ、収容した電子部品に対しワイヤーハーネスのコネクタを接続することによって電気的接続を行う必要がある。従って、ミッションケースへの部品収容作業が面倒であり、且つ、ワイヤーハーネスによる電気的接続作業が面倒であるという問題がある。
【0004】
そこで、本出願人は、このような問題を解決するべく、剛性を有する線材を所定の配索パターン状に折り曲げ加工して形成された線材配索回路体と、この線材配索回路体が一面に配置され、且つ、電子部品が搭載されるベース部材と、このベース部材に配置された前記線材配索回路体を被う状態で前記ベース部材に固定されるカバーとによってユニット化された本体ユニットを構成し、この本体ユニットをミッションケース内に配置するトランスミッションを開発した。
【0005】
このトランスミッションでは、線材配索回路体をベース部材の所定位置に配置すると共に電子部品をベース部材の所定位置に搭載し、このベース部材にカバーを固定することによって本体ユニットが構成され、このようにユニット化された本体ユニットをミッションケースに収容することから部品収容作業が軽減され、又、電子部品への配線経路や分岐回路等を線材配索回路体によって形成することからミッションケース内に配置するワイヤーハーネスの本数が軽減される。以上より、ミッションケース内への部品収容作業、及び、電気的接続作業を容易にできるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記線材配索回路体の線材と電子部品のリード線とは、溶接によって電気的に接続するが、この溶接作業はベース部材上に線材配索回路体と電子部品とをセットした状態で行うことが組み付け作業性の観点から好ましい。そして、ベース部材上の線材と電子部品のリード線に対しては、上下方向から線材とリード線とを溶接具で挟持し、上下方向から熱を加えて行うことが一般的である。しかし、このような上下方向からの溶接ではベース部材に溶接具を進入させるための孔を開口しなければならない。ベース部材に孔を開けると強度が弱くなり、又、ミッションケース内を飛散する潤滑油が孔より進入し、潤滑油内のコンタミ(鉄粉)に起因する線材配索回路体等のショート事故の可能性が高くなるという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、ベース部材に孔を開口することなく線材と導電材との溶接ができるトランスミッションの線材の溶接方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、剛性を有する線材を所定の配索パターン状に折り曲げ加工して形成された線材配索回路体と、この線材配索回路体が一面に配置され、且つ、電子部品が搭載されるベース部材と、このベース部材に配置された前記線材配索回路体を被う状態で前記ベース部材に固定されるカバーとによってユニット化された本体ユニットが構成され、この本体ユニットをミッションケース内に配置するトランスミッションであって、前記ベース部材には、両側に隔壁部を有し前記線材配索回路体が収容される線材収容溝が設けられ、前記ベース部材上に配置された前記線材と導電材とが隔壁部が設けられていない位置で、横方向より挟持して溶接されることを特徴とする。
【0009】
このトランスミッションの線材の溶接方法では、ベース部材上に配置された線材と導電材の溶接箇所で、且つ、その両側に溶接具の進入スペースを設ければ溶接作業ができる。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載のトランスミッションの線材の溶接方法であって、前記導電材は、前記電子部品のリード線の導電線であることを特徴とする。
【0011】
このトランスミッションの線材の溶接方法では、線材と電子部品のリード線の導電線とをベース部材に孔を開口することなく溶接できる。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載のトランスミッションの線材の溶接方法であって、前記導電材は、絶縁外皮で被われた電線の導電線であり、電線の中間箇所を皮むきして導電線を露出し、この導電線が露出された前記電線の中間箇所を前記線材に溶接することを特徴とする。
【0013】
このトランスミッションの線材の溶接方法では、請求項1の発明の作用に加え、電線の導電線がほつれにくく、ほつれによる導電線の滓が潤滑油内に混入することを防止できる。ため、導電線の滓によるショートを防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1〜図9は本発明の一実施形態を示し、図1はトランスミッション1の側面図、図2は本体ユニット3の分解斜視図、図3は本体ユニット3の組み付け状態の斜視図、図4(a)は線材配索回路体4の側面図、図4(b)の線材10のコネクタ端子10bとして形成された部分の要部拡大図、図5はコネクタ17の接続状態を示す拡大斜視図、図6はカバー6の内面図、図7は線材配索回路体4の配置状態を示す断面図、図8(a)は回転センサ23のリード線26の溶着状態を示す平面図、図8(b)は回転センサ23のリード線26の溶着状態を示す側面図、図9(a)は油圧センサ24のリード線27の溶着状態を示す平面図、図9(b)は油圧センサ24のリード線27の溶着状態を示す側面図である。
【0016】
図1に示すように、トランスミッション1は、内部を密閉状態に保持し、内部の下方に潤滑油(図示せず)が収容されたミッションケース2を有し、このミッションケース2内に入力軸(図示せず)の一端側と、出力軸(図示せず)の一端側と、入力軸の回転を所望の回転数に変更して出力軸側に伝達する変速用ギア機構(図示せず)と、この変速用ギア機構(図示せず)を制御するために必要なセンサなどの電子部品や回路を搭載する本体ユニット3と、この本体ユニット3を外部の回路に電気的に接続するためのワイヤーハーネスWH(図5に示す)とが収容されている。
【0017】
図2及び図3に示すように、本体ユニット3は、所定の配索パターンによって所望の回路が形成されている線材配索回路体4と、この線材配索回路体4が上面に配置されるベース部材5と、このベース部材5に配置された線材配索回路体4を被う状態でベース部材5に固定されるカバー6と、ベース部材5の下面に固定されたコントロールバルブアッパー7とを備えている。
【0018】
線材配索回路体4は、導電性で、且つ、剛性を有する複数の線材10を所定の配索パターン状に折り曲げ加工して形成されている。具体的には、電子部品への配線経路や分岐回路等を形成している。この実施形態の線材10は、断面正方形状の角線材であり、角線材を自動線材折り曲げ装置によって高密度配索に加工されている。そして、線材配索回路体4の一部の線材10の端部は、上方に折曲され、この各上方折曲部分に各ソレノイドバルブ用端子11がそれぞれ溶着されている。線材配索回路体4は、1本のメインアース用線材10aを有し、このメインアース用線材10aの適所にソレノイドバルブ用アース端子12がそれぞれ溶着されている。又、線材配索回路体4の一部の線材10の端部は、図4(a)、(b)に詳しく示すように、下方に折曲され、且つ、その先端がテーパ状とされることによってオスのコネクタ端子10bとして形成されている。
【0019】
ベース部材5は、絶縁体で偏平フラット形状を有し、その上面に短手方向の両側に隔壁部14を有する線材収容溝15が設けられている。線材収容溝15は、線材配索回路体4の線材配索パターンにほぼ対応するパターン形状を有し、図7に詳しく示すように、この線材収容溝15内に線材配索回路体4が収容されている。線材収容溝15は、一部高さが異なるよう立体的に形成され、線材配索回路体4の線材10であって、交差するもの同士が接触しないようになっている。
【0020】
図2及び図3に戻り、ベース部材5には、2箇所にコネクタフード部16が一体成形により設けられている。各コネクタフード部16は、ベース部材5の下方に向かって延設されており、このコネクタフード部16内に線材配索回路体4の各コネクタ端子10bが配置されている。つまり、コネクタフード部16と線材配索回路体4のコネクタ端子10bとによって本体ユニット3側のコネクタ17が構成されている。このコネクタ17は、線材10の端部を利用してコネクタ端子10bが形成されているためオス端子内蔵のものであり、図5に示すように、このコネクタ17にはワイヤーハーネスWHのコネクタ18が中継コネクタ19を介して接続されている。つまり、ワイヤーハーネスWHのコネクタ18はオス端子内蔵のものであるため、メス端子−メス端子内蔵の中継コネクタ19を介在して双方のコネクタ17,18間が接続されている。
【0021】
又、ベース部材5には電子部品であるROM20、8個のソレノイドバルブ21、6個の油圧スイッチ22(図1に示す)、回転センサ23、油温センサ24などが搭載されている。ROM(リード・オンリ・メモリー)20は、ねじ止めによってベース部材5に固定されていると共に、そのリード端子20aが所定の線材10の端部に溶着されている。各ソレノイドバルブ21は、その下面側に端子挿入孔(図示せず)を有し、この端子挿入孔にソレノイドバルブ用端子11及びソレノイドバルブ用アース端子12を挿入することによってベース部材5に装着されている。各油圧スイッチ22は、ベース部材5の下面側にプレート25(図1に示す)等を介して装着されている。回転センサ23は、ボルト(図示せず)とナット(図示せず)によってベース部材5に固定されていると共に、そのリード線26は線材配索回路体4の線材10の溶着部10cに溶接によって接続されている。この詳しい溶着構造は、下記する。油温センサ24は、ベース部材5以外の部材に固定されていると共に、そのリード線27は線材配索回路体4の線材10の溶着部10cに溶接によって接続されている。この詳しい溶着構造は、下記する。
【0022】
カバー6は、図2及び図3に示すように、絶縁体でほぼベース部材5の上面全体を被う形状を有している。カバー6の内面(下面)には、図6に示すように、線材配索回路体4の線材配索パターンにほぼ対応するパターン形状の溝閉塞突起28が設けられている。この溝閉塞突起28は、図7に詳しく示すように、ベース部材4の線材収容溝15内に入り込んで線材収容溝15内の入口部分を塞ぎ、且つ、その下面が線材収容溝15に収容された線材配索回路体4の各線材10の上面にほぼ当接されている。
【0023】
次に、線材10の溶着部10cと回転センサ23及び油温センサ24のリード線26,27の導電線(導電材)26a,27aとの溶着構造を説明する。図8(a),(b)に示すように、回転センサ23の各リード線(電線)26は、導電線26aの外周が絶縁外皮26bで被われている。この各リード線26は、その先端ではなく中間箇所で絶縁外皮26bの皮むきがなされており、この中間箇所で内部の導電線26aが露出されている。又、各リード線26が配置されたベース部材5の位置には、両側に隔壁部14を有する線材収容溝15が設けられているが、各リード線26の導電線26aの露出部分には隔壁部14を有する線材収容溝15が設けられていない。このような構造により、線材10と導電線26aの溶接箇所で、且つ、その両側に溶接具(図示せず)の進入スペースが設けられている。そして、各リード線26の導電線26aが露出された中間箇所と線材配索回路体4の線材10の溶着部10cとが溶接により接続されている。
【0024】
図9(a),(b)に示すように、油温センサ24の各リード線(電線)27は、導電線27aの外周が絶縁外皮27bで被われている。この各リード線27は、その先端ではなく中間箇所で絶縁外皮27bの皮むきがなされており、内部の導電線27aが露出されている。又、ベース部材5には、各リード線27の配置位置には上面がフラット面の支持台30のみが設けられており、この支持台30上にリード線27が載置された状態で配置されている。このような構造により、線材10と導電線27aの溶接箇所で、且つ、その両側には溶接具(図示せず)の進入スペースが設けられている。そして、この導電線27aが露出された中間箇所と線材配索回路体4の所定の線材10の溶着部10cとが溶接により接続されている。
【0025】
次に、このように構成された本体ユニット3の組み付け作用、及び、組み付け完了した本体ユニット3のミッションケース3内への収容作業を説明する。先ず、線材配索回路体4をベース部材5の上方より線材収容溝15内に収容し、これにより線材配索回路体4がベース部材5の所定位置にセットされる。このセットに際して線材配索回路体4のコネクタ端子10bがベース部材5のコネクタフード部16内に挿入され、これでコネクタ17が構成される。
【0026】
次に、線材配索回路体4の所定の線材10の端部にソレノイドバルブ用端子11及びソレノイドバルブ用アース端子12を溶接により接続し、又、ROM20、油圧スイッチ22(図1に示す)、回転センサ23、油温センサ24等をベース部材5の所定位置に搭載する。ここで、ROM20等の電子部品を線材配索回路体4に電気的に接続するため、所定の線材10との間で溶着を行う。そして、回転センサ23及び油温センサ24のリード線26,27の導電線26a,27aと所定の線材10の溶着部10cとの間を横方向より溶接具(図示せず)で挟持して溶接する。
【0027】
次に、ベース部材5の上面にカバー6を被せ、ベース部材5とカバー6とを固定する。カバー6を被せたベース部材5には8組のソレノイドバルブ用端子11及びソレノイドバルブ用アース端子12がカバー6上より突出し、この突出した各組のソレノイドバルブ用端子11及びソレノイドバルブ用アース端子12にソレノイドバルブ21をそれぞれ装着する。本体ユニット3の組み付けが完了し、このようにユニット化された本体ユニット3をミッションケース2内の所定位置に収容する(図1参照)。
【0028】
以上、このトランスミッション1では、ベース部材5上に配置された線材10とリード線26,27の導電線26a,27aとを横方向より溶接具(図示せず)で挟持して溶接するので、ベース部材5上の線材10と導電線26a,27aの溶接箇所で、且つ、その両側に溶接具(図示せず)の進入スペースを設ければ溶接作業ができるため、ベース部材5に孔を開口することなく線材10と導電線26a,27aとの溶接ができる。
【0029】
この実施形態では、線材10と溶接される相手側の導電材は、回転センサ23のリード線26の導電線26aと油温センサ24のリード線27の導電線27aであるので、線材10と回転センサ23及び油温センサ24のリード線26,27の導電線26a,27aとをベース部材5に孔を開口することなく溶接できる。
【0030】
この実施形態では、線材10と溶接される相手側の導電材は、絶縁外皮26b,27bで被われた電線26,27の導電線26a,27aであり、電線26,27の中間箇所を皮むきして導電線26a,27aを露出し、この導電線26a,27aが露出された電線26,27の中間箇所を線材10に溶接するので、電線26,27の導電線26a,27aがほつれにくく、ほつれによる導電線26a,27aの滓が潤滑油内に混入することを防止できるため、導電線26a,27aの滓によるショートを防止できる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、剛性を有する線材を所定の配索パターン状に折り曲げ加工して形成された線材配索回路体と、この線材配索回路体が一面に配置されたベース部材と、このベース部材に配置された線材配索回路体を被う状態でベース部材に固定されるカバーとによってユニット化された本体ユニットが構成され、この本体ユニットをミッションケース内に配置するトランスミッションであって、ベース部材上に配置された線材と導電材とを横方向より挟持して溶接するので、ベース部材上の線材と導電材の溶接箇所で、且つ、その両側には溶接具の進入スペースを設ければ溶接作業ができるため、ベース部材に孔を開口することなく線材と導電材との溶接ができる。
【0032】
請求項2の発明によれば、請求項1記載のトランスミッションの線材の溶接方法であって、導電材は、電子部品のリード線の導電線であるので、線材と電子部品のリード線の導電線とをベース部材に孔を開口することなく溶接できる。
【0033】
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2記載のトランスミッションの線材の溶接方法であって、導電材は、絶縁外皮で被われた電線の導電線であり、電線の中間箇所を皮むきして導電線を露出し、この導電線が露出された電線の中間箇所を線材に溶接するので、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、電線の導電線がほつれにくく、ほつれによる導電線の滓が潤滑油内に混入することを防止できるため、導電線の滓によるショートを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、トランスミッションの側面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、本体ユニットの分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、本体ユニットの組み付け状態の斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、(a)は線材配索回路体の側面図、(b)は線材のコネクタ端子として形成された部分の要部拡大図である。
【図5】本発明の一実施形態を示し、コネクタの接続状態を示す拡大斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態を示し、カバーの内面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示し、線材配索回路体の配置状態を示す断面図である。
【図8】本発明の一実施形態を示し、(a)は回転センサのリード線の溶着状態を示す平面図、(b)は回転センサのリード線の溶着状態を示す側面図である。
【図9】本発明の一実施形態を示し、(a)は油圧センサのリード線の溶着状態を示す平面図、図9(b)は油圧センサのリード線の溶着状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 トランスミッション
2 ミッションケース
3 本体ユニット
4 線材配索回路体
5 ベース部材
6 カバー
10 線材
20 ROM(電子部品)
21 ソレノイドバルブ(電子部品)
22 油圧スイッチ(電子部品)
23 回転センサ(電子部品)
24 油温センサ(電子部品)
26,27 リード線(電線)
26a,27a 導電線(導電材)

Claims (3)

  1. 剛性を有する線材を所定の配索パターン状に折り曲げ加工して形成された線材配索回路体と、この線材配索回路体が一面に配置され、且つ、電子部品が搭載されるベース部材と、このベース部材に配置された前記線材配索回路体を被う状態で前記ベース部材に固定されるカバーとによってユニット化された本体ユニットが構成され、この本体ユニットをミッションケース内に配置するトランスミッションであって、
    前記ベース部材には、両側に隔壁部を有し前記線材配索回路体が収容される線材収容溝が設けられ、
    前記ベース部材上に配置された前記線材と導電材とが隔壁部が設けられていない位置で、横方向より挟持して溶接されることを特徴とするトランスミッションの線材の溶接方法。
  2. 請求項1記載のトランスミッションの線材の溶接方法であって、
    前記導電材は、前記電子部品のリード線の導電線であることを特徴とするトランスミッションの線材の溶接方法。
  3. 請求項1又は請求項2記載のトランスミッションの線材の溶接方法であって、
    前記導電材は、絶縁外皮で被われた電線の導電線であり、電線の中間箇所を皮むきして導電線を露出し、この導電線が露出された前記電線の中間箇所を前記線材に溶接することを特徴とするトランスミッションの線材の溶接方法。
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