JP4382296B2 - 土質改良機のエンジン回転速度制御装置 - Google Patents

土質改良機のエンジン回転速度制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、土質改良機のエンジン回転速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、建設発生土の再利用のために現場で土質を改良する土質改良機が使用されることが多い。図6に例として自走式の土質改良機1を示す。油圧ショベル(図示せず)等の積込機で原料土ホッパ16に投入された土は、供給ベルトコンベア30上で搬送されながら掻き出しロータ49により所定の厚さにされて、固化材ホッパ2の下方を通過する。供給ベルトコンベア30上に土があるときには、固化材フィーダ48が開き固化材ホッパ2から固化材が土に降り注ぐ。土及び固化材は、供給ベルトコンベア30の搬送出口近傍に設けてあるソイルカッタ47で切削され混ぜ合わされながら排出ベルトコンベア50上に落下する。落下するときにロータリーハンマ27,28,29の衝撃により固化材が被覆された土の粒径はさらに細かくなる。そして、固化材と混合された土は排出ベルトコンベア50で機体外に搬送される。クレーン31は固化材の固化材ホッパ2への補充時に使用される。また、土質改良機1は、走行装置3により現場間を移動する。
ソイルカッタ47、ロータリーハンマ27,28,29を併せて混合機と呼び、供給ベルトコンベア30、クレーン31、固化材フィーダ48、掻き出しロータ49、排出ベルトコンベア50を併せて標準作業機と呼ぶ。オプション作業機として、清掃時に使用するエアコンプレッサ53、混合された土を土質改良機1から所定の距離の場所に搬送する2,3次ベルトコンベア51,52、混合された土からさらに細かい土を選択する振動篩32を備えている。混合機、標準作業機、オプション作業機、走行装置3は全てエンジン4により駆動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような土質改良機1には下記のような問題がある。
オペレータは、土質毎にまた作業内容毎に、混合機、標準作業機、オプション作業機の内、使用する作業機を選択し、また使用する作業機のアクチュエータの作動速度を細かく操作する。このときオペレータは、エンジンスロットルを作業させる作業機の種類、作動速度に応じて頻繁に操作することは煩雑であるため、エンジン4を常にフルスロットルに設定したままで作業する。しかし、作動させる作業機数が少なくて、かつ作動速度が小さいときのように必要動力が小さい場合でもエンジン回転速度が大きいので、騒音、振動が大きいという問題がある。また、燃費も悪いという問題もある。
【0004】
本発明は、上記従来技術の問題点に着目し、エンジンの騒音・振動を小さくし、優れた燃費を有する土質改良機のエンジン回転速度制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、第1発明は、被改良土を混合する混合機と、この混合のための混合機周辺の1台以上の作業機とを備えた土質改良機のエンジン回転速度制御装置において、エンジンと、混合機及びそれぞれの周辺作業機を起動・停止させる操作信号を出力する操作手段と、混合機及び周辺作業機をそれぞれ駆動する複数の油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータを複数のグループに分け、前記複数のグループのそれぞれに圧油を供給し前記エンジンにより駆動される複数の油圧ポンプと、入力される指令値に基づきエンジン回転速度を制御するガバナ制御手段と、前記油圧ポンプの最大吐出流量を前記エンジンの回転速度に応じた値とし、操作手段から出力される操作信号に基づいて、この操作信号により作動する油圧アクチュエータに必要な圧油流量を前記複数のグループ別に積算し、この必要な圧油流量の積算値の大きい方を選択し、前記必要な圧油流量の積算値の大きい方に基づきエンジン回転速度を演算し、ガバナ制御手段に出力するコントローラ)とを備えた構成としている。
【0006】
第1発明によると、土質改良機の作業機を起動・停止させる操作手段から出力される操作信号に基づいてガバナ制御手段を制御する。これにより、例えば土質改良機の混合機が停止中のときにはエンジン回転速度を小さく設定するので、騒音、振動が低減し、かつ燃費のよい土質改良機のエンジン回転速度制御装置が得られる。
【0008】
また、発明によると、操作手段から出力される操作信号に基づき、各グループの必要流量を積算し、複数の積算値の最大値に応じて各グループを駆動する複数の油圧ポンプを駆動するエンジンの回転速度を制御する。これにより、各油圧ポンプはそれぞれのグループで必要とされる流量を確保できるので、作動させようとする混合機及び周辺作業機は確実に作動することができる。また、作動させる混合機及び作業機の種類に応じてエンジン回転速度が制御されるので騒音、振動が低減し、かつ燃費のよい土質改良機のエンジン回転速度制御装置が得られる。
【0009】
発明は、第発明に基づき、被改良土の種類を設定する作業モード信号を出力する作業モード設定手段を付設し、前記コントローラは、この作業モード信号と前記操作手段の操作信号とに応じて前記ガバナ制御手段への指令値を演算する構成としている。
【0010】
発明によると、オペレータの設定した作業モード信号及び操作信号により、混合機及び作業機の作動速度が設定される。これにより、作動させる混合機及び作業機の、被改良土の種類に応じた作動速度が得られるので改良後の土は常に所定の一定の諸元が得られる。
【0011】
第3発明は、第2発明に基づき、前記コントローラは、予め全油圧ポンプの吐出量とエンジン回転速度との関係を表わすエンジン制御カーブを記憶し、前記作業モード設定手段により設定した作業モードと前記操作手段の操作信号とに応じて混合機及び前記周辺作業機の油圧アクチュエータに必要な圧油流量を求め、この求めた必要な圧油流量に基づき前記エンジン制御カーブにより求めたエンジン回転速度に応じた指令値を前記ガバナ制御手段に出力する構成としている。
【0012】
発明によると、予め記憶したエンジン制御カーブにより、作業モード信号と操作信号とに応じて求めた必要流量から設定すべきエンジン回転速度を求める。エンジン制御カーブは、実車テストで性能が確認されたカーブであるので、必要流量を確保するエンジン回転速度が確実に得られる。
【0013】
第4発明は、第2又は3発明に基づき、前記作業モード設定手段は、被改良土の種類を設定する複数の選択スイッチを有し、前記コントローラは、予め各選択スイッチ毎に対応して混合機及び前記周辺作業機の油圧アクチュエータ別にそれぞれ必要な圧油流量を記憶し、設定された選択スイッチに応じて前記記憶しているそれぞれの油圧アクチュエータ別の必要な圧油流量を積算して全必要流量を求め、この求めた全必要流量に基づき前記ガバナ制御手段への指令値を演算する構成としている。
【0014】
発明によると、作業モード設定手段は、複数の選択スイッチを有しているので、被改良土の種類をきめ細かに設定できる。したがって必要流量もきめ細かに設定でき、エンジンは必要な回転速度だけを出力するので騒音、振動が低減し、かつ燃費のよい土質改良機のエンジン回転速度制御装置が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る実施形態を図を参照して説明する。なお、図6で説明した要素と同一の要素には同一番号を付して説明する。
図1に本発明に係るエンジン回転速度制御装置19の実施形態の構成図を示す。エンジン回転速度制御装置19は、操作盤5及びコントローラ6を有している。操作盤5には、混合機釦7s、供給ベルトコンベア釦30s、掻き出しロータ釦49s、排出ベルトコンベア釦50s、振動篩釦32s、2次ベルトコンベア釦51s、3次ベルトコンベア釦52s、エアコンプレッサ釦53sを有している。各釦は、オン釦とオフ釦とを有していて対応する作業機の起動・停止を指令する操作信号Sm,Sg,Sk,Sh,Sv,S2,S3,Saをコントローラ6に出力する。
【0016】
また、操作盤5には、作業モード設定手段8、燃料調整ダイヤル9、自動制御釦10が配列されている。作業モード設定手段8は、改良土の所望の粒径に対応して操作されるスイッチであり、所望の粒径が小さいときに選択されるハイモードH、所望の粒径が大きくなるにしたがってミドルモードM、ローモードL、また原料土が砂のように粘性の少ない土質のときに選択されるサンドモードSのそれぞれの選択スイッチ8a,8b,8c,8dを有している。各モードの順で作業モード信号H,M,L,Sがコントローラ6に入力される。燃料調整ダイヤル9は、ダイヤル位置に応じたスロットル指令値Thmを燃料量を調整するガバナ制御手段11に出力する。自動制御釦10をオン操作すると作動する作業機の種類及び作業モード信号H,M,L,Sに応じてエンジン回転速度は自動的に制御され、オフ操作するとエンジン回転速度はスロットル指令値Thmに応じた回転速度になる。
【0017】
供給ベルトコンベア30が土を搬送しているか否かを検出する原料土有無スイッチ17は、掻き出しロータ49の直後に取り付けてあり、土が所定の厚さ以上有るときにオン、無いときにオフの有無信号Suをコントローラ6に入力する。また、クレーン31の起動・停止を指令するクレーン釦31から起動時にオン、停止時にオフの操作信号Scがコントローラ6に入力されている。
【0018】
混合機釦7s、供給ベルトコンベア釦30s、掻き出しロータ釦49s、排出ベルトコンベア釦50s、振動篩釦32s、2次ベルトコンベア釦51s、3次ベルトコンベア釦52s、エアコンプレッサ釦53s、クレーン釦31を併せて操作手段18と呼ぶ。
【0019】
混合機27,28,29,47及び全ての作業機30,31,32,48,49,50,51,52,53はそれぞれの油圧アクチュエータにより駆動されている。図2により、エンジン4で駆動され、油圧アクチュエータを制御する油圧回路の構成を説明する。
エンジン4の駆動するタンデムポンプ61は、油圧ポンプの第1ポンプ21及び第2ポンプ41を有している。第1ポンプ21の圧油が流入する第1回路20は、第1,2,3ロータリーハンマ弁27v,28v,29v、供給コンベア弁30v、クレーン弁31v、振動篩弁32vを主要素とする回路である。また、第2ポンプ41の圧油が流入する第2回路40は、ソイルカッタ弁47v、固化材フィーダ弁48v、掻き出しロータ弁49v、排出ベルトコンベア弁50v、2次ベルトコンベア弁51v、3次ベルトコンベア弁52v、エアコンプレッサ弁53vを主要素とする回路である。なお、第1ポンプ21、第2ポンプ41は、タンデムでなくエンジン4により個別に駆動されてもよい。
【0020】
第1ポンプ21及び第2ポンプ41は、斜板の角度に応じて吐出流量が変化する可変容量型ポンプで、各斜板角は第1サーボ弁22及び第2サーボ弁42によりそれぞれ制御される。また、第1サーボ弁22及び第2サーボ弁42は、入力される電気信号に応じたパイロット油圧を発生する第1圧力弁23及び第2圧力弁43からそれぞれ出力される第1パイロット油圧P1及び第2パイロット油圧P2で制御される。
【0021】
まず、第1回路20の構成を説明する。
第1,2,3ロータリーハンマ弁27v,28v,29v、供給コンベア弁30v、クレーン弁31v、振動篩弁32vは、説明を容易にするために各弁がそれぞれ弁開度を有し、各弁27v,28v,29v,30v,31v,32vに対応するそれぞれのアクチュエータ27b,28b,29b,30b,31b,32bがある方向に動いているときの状態を示す。
第1ロータリーハンマ弁27vを例として説明すると、図示しない操作レバー等から指令される第1ロータリーハンマ弁油圧信号C27は第1ロータリーハンマ弁受圧部27pに入力され、第1ロータリーハンマ弁27vは第1ロータリーハンマ弁油圧信号C27の大きさに応じた開度位置に移動する。第1ポンプ21からの配管は、第1ロータリーハンマ弁27vのポートA2に接続され、ポートA2は、絞り27eを介してポートA5に連通している。絞り27eの面積は、第1ロータリーハンマ弁油圧信号C27の大きさに応じて変化する。そして、第1ロータリーハンマ弁油圧信号C27の大きさがゼロのときには絞り27eの面積もゼロになり、第1ポンプ21の吐出油は第1ロータリーハンマ弁27vを通過できない。
【0022】
次に、ポートA5は、入力される油圧に基づいて絞りの大きさが変化する圧力補償弁27cを介して第1ロータリーハンマモータ27bの一方のポートに連通している。第1ロータリーハンマモータ27bの負荷圧P27は、第1ロータリーハンマ弁27vのポートA4、A1を介して第1圧力選択弁26に入力されている。第1圧力選択弁26には、他の第2,3ロータリーハンマ弁28v,29v、供給コンベア弁30v、クレーン弁31v、振動篩弁32vの出力側の負荷圧P28、P29,P30,P31,P32もそれぞれ入力されている。そして、第1圧力選択弁26は、入力される複数の油圧の内、最も大きい油圧の第1負荷圧P20mを選択し、選択した第1負荷圧P20mを圧力補償弁27c、28c、29c、30c、31c、32cに出力する。
第1ロータリーハンマモータ27bの他方のポートは、第1ロータリーハンマ弁27vのポートA6,A3を介してタンク60に連通している。
【0023】
次に、第2回路40の構成を説明する。
第2回路40のソイルカッタ弁47v、固化材フィーダ弁48v、掻き出しロータ弁49v、排出ベルトコンベア弁50v、2次ベルトコンベア弁51v、3次ベルトコンベア弁52v、エアコンプレッサ弁53vの内部の回路及び各アクチュエータ47b,48b,49b,50b,51b,52b,53bとの接続回路は、第1ロータリーハンマ弁27vと同一であるので、ここでは説明を省略する。
各アクチュエータの負荷圧P47,P48,P49,P50,P51,P52,P53は、第2圧力選択弁46に入力されている。第2圧力選択弁46は、入力される複数の油圧の内、最も大きい油圧の第2負荷圧P40mを選択し、選択した第2負荷圧P40mを、各弁の各圧力補償弁(図示せず)に出力する。
【0024】
次に、タンデムポンプ61の吐出流量を制御するポンプコントローラ62の入出力信号を説明する。
第1ポンプ21の吐出口に取着されている第1吐出圧検出器24により検出された第1吐出圧P20p、及び第1負荷圧検出器25で検出された第1負荷圧P20mは、ポンプコントローラ62にそれぞれ入力されている。また、第2ポンプ41の吐出口に取着されている第2吐出圧検出器44により検出された第2吐出圧P40p、及び第2負荷圧検出器45で検出された第2負荷圧P40mも、ポンプコントローラ62にそれぞれ入力されている。
また、図示しない検出器で検出されたエンジン回転速度Ne及びスロットル指令値Thが入力されている。そして、ポンプコントローラ62から第1信号S1及び第2信号S2が、第1圧力弁23及び第2圧力弁43に出力されている。
【0025】
ここで、ポンプコントローラ62の演算処理内容を説明する。
第1吐出圧P20p及び第1負荷圧P20mからそれらの差圧を演算する。そして、演算した差圧が予め設定された所定の値になるような第1信号S1が第1圧力弁23に出力される。これを、ポンプコントローラ62内の差圧制御手段と呼ぶ。差圧制御手段により、各アクチュエータの負荷圧P27,P28,P29,P30,P31,P32の内の最大値と第1吐出圧P20pとの差圧が所定値に略一定になるように第1ポンプ21の斜板角度が制御される。
また、第2吐出圧P40p及び第2負荷圧P40mからそれらの差圧を演算して、演算した差圧が略一定になるように第2信号S2が第2圧力弁43に出力される。そして、第2ポンプ41の斜板角度が、第1ポンプ21と同様に制御される。
【0026】
なお、図3に示すように、縦軸に油圧ポンプ吐出流量Qp、横軸に油圧ポンプへの負荷圧Ppをとった場合に、負荷圧Ppが所定圧Pcより大きいときにはポンプ出力馬力が一定となるようにポンプコントローラ62により斜板角が制御される。また、負荷圧Ppが所定圧Pc以下のときには油圧ポンプの斜板角の最大値は一定値に規制されていて油圧ポンプ吐出流量Qpの最大値はエンジン回転速度Neに応じた一定値となっている。第1回路20及び第2回路40の負荷圧は常に所定圧Pc以下になるように各回路のリリーフ圧が設定してあるので、第1,2ポンプ21,41のそれぞれの吐出流量の最大値は、常にエンジン回転速度Neに応じた値となっている。
【0027】
ここで、第1回路20を代表させてその作動を説明する。
クレーン31及び振動篩32は作動停止中で、第1,2,3ロータリーハンマ27,28,29及び供給ベルトコンベア30を作動させる場合を説明する。なお、第1,2,3ロータリーハンマ27,28,29には全て同一負荷がかかっているとし、第1ロータリーハンマ27を代表させて説明する。第1ポンプ21の吐出油は、第1ロータリーハンマ弁27v及び供給ベルトコンベア弁30vに流入し、第1ロータリーハンマモータ27bおよび供給ベルトコンベアモータ30bを回転させる。絞り27e及び絞り30eの面積が同じで、第1ロータリーハンマ負荷圧P27と供給ベルトコンベア負荷圧P30とが等しいときには、第1ロータリーハンマ弁27v及び供給ベルトコンベア弁30vには同量ずつの流量が流れている。このとき、第1負荷圧P20mは第1ロータリーハンマ負荷圧P27又は供給ベルトコンベア負荷圧P30であり、第1吐出圧P20pは、第1負荷圧P20mよりも所定の値だけ大きい値になるように斜板角度が制御されている。
【0028】
第1ロータリーハンマ27の負荷が大きくなって第1ロータリーハンマ負荷圧P27が供給ベルトコンベア負荷圧P30よりも大きくなると、第1吐出圧P20pが大きくなって供給ベルトコンベア弁30の絞り30eを通過する流量は増加しようとする。このとき、第1圧力選択弁26は第1ロータリーハンマ負荷圧P27を第1負荷圧P20mとして選択し、圧力補償弁30cに供給する。すると、圧力補償弁30cの開口面積は小さくなり絞られるので絞り30eを通過する流量は増加せず、絞り27eを通過する流量と同じ流量を保持する。
また、第1負荷圧P20mが大きくなるために、第1吐出圧P20pと第1負荷圧P20mとの間で保持していた所定の差圧が小さくなる。ポンプコントローラ62は、再度、所定の差圧になるような第1信号S1を演算して第1圧力弁23に出力し第1サーボ弁22を介して第1ポンプ21の吐出流量を増加させる。このように、1個の油圧ポンプが複数の弁を介して複数のアクチュエータを駆動するときに、個々の油圧アクチュエータの負荷が異なる場合でも、他の弁の操作に影響されず、常に個々の弁開度に応じた制御流量を確保する。
【0029】
ここで、図1に示すエンジン回転速度制御装置19の構成の説明に戻る。
必要流量演算部12には、図4に示す必要流量演算テーブルが予め記憶されている。図4(a)又は(b)は、第1回路20又は第2回路40の各アクチュエータの必要流量を作業モード設定手段8からの作業モード信号H,M,L,S別に示している。また、各アクチュエータの釦31s,7s,30s,49s,50s,32s,51s,52s,53sからの操作信号Sc,Sm,Sg,Sk,Sh,Sv,S2,S3,Saがオン信号のときの必要流量を示している。また、第1,2,3ロータリーハンマ27,28,29、ソイルカッタ47、固定材フィーダ48の必要流量は、原料土有無スイッチ17からの有無信号Suがオンのとき原料土有の欄の値を、オフのとき原料土無の欄の値をそれぞれとる。第1,2,3ロータリハンマ27,28,29及びソイルカッタ47の必要流量は作業モード信号Hのときが最大値で、M,L,Sの順で小さくなっている。なお、操作信号Sc,Sm,Sg,Sk,Sh,Sv,S2,S3,Saがオフ信号のときには各アクチュエータの必要流量はゼロ値であるが、図4には表示していない。
【0030】
必要流量演算部12で図4のテーブルに基づいて第1回路20及び第2回路40に必要な第1流量Q1及び第2流量Q2を演算し、大流量演算部13で第1,2流量Q1,Q2の大きい方を大流量Qとして選択する。エンジン回転演算部14では、流量Qを十分吐出できるエンジン回転速度Neを図5に示すエンジン制御カーブCeに基づいて演算する。
図5に示すように、エンジン回転速度Neが所定の第1速度N1のとき油圧ポンプ吐出流量Qpはゼロ値からQ1まで、エンジン回転速度Neが所定の第2速度N2のとき油圧ポンプ吐出流量QpはQ2からQ3までそれぞれ変化する。また、エンジン回転速度Neが第1,2速度の間の回転速度のときには油圧ポンプ吐出流量QpはQ1とQ2との間の値をとる。なお、第1速度N1及び第2速度として、例えば1400rpm及びハイアイドル回転速度とする。
スロットル指令値演算部15では、エンジン制御カーブCeで求められたエンジン回転速度Neに応じたスロットル指令値Thpを演算し、演算したスロットル指令値Thpは、ガバナ制御手段11に入力される。
【0031】
以上の構成を備えたエンジン回転速度制御装置19の作動及び効果を説明する。
自動制御釦10がオン操作され、クレーン31に取り付けてあるクレーン釦31s、操作盤5上の振動篩釦32s、2,3次ベルトコンベア釦51s,52s、エアコンプレッサ釦53sがオフ操作されていて、かつ作業モード設定手段8で作業モード信号Mが選択されているとする。また、供給ベルトコンベア30上には土が流れていて、原料土有無スイッチ17の有無信号Suはオン信号を出力しているとする。必要流量演算部12では、図4(a)に示す第1回路20グループのMの欄の第1,2,3ロータリーハンマ27,28,29の原料土有のときの必要流量b1、b3、b5と、供給ベルトコンベア30の必要流量b7とを合わせて第1流量Q1は例えば150リットル/分と積算される。また、図4(b)に示す第1回路40グループのMの欄のソイルカッタ47、固化材フィーダ48の原料土有のときの必要流量f1,f3と、掻き出しロータ49の必要流量f5と、排出ベルトコンベア50の必要流量f6とを合わせて第2流量Q2は例えば91リットル/分と積算される。
大流量選択部13では、第1,2流量Q1,Q2の大きい方の流量150リットル/分を大流量Qとして選択する。次に、エンジン回転速度演算部14では、図5に示すエンジン制御カーブCeにより、大流量Qの150リットル/分に対応するエンジン回転速度NeをXrpmと演算する。スロットル指令値演算部15ではXrpmに応じたスロットル指令値Thpを演算してガバナ制御手段11に出力してエンジン回転速度NeをXrpmに保持し、第1,2ポンプ21,41のそれぞれの吐出流量を150リットル/分に保持する。
【0032】
供給ベルトコンベア30上には土が流れていなくて、原料土有無スイッチ17の有無信号Suがオフのときには、必要流量演算部12では、図4(a)に示す第1回路20グループのMの欄の第1,2,3ロータリーハンマ27,28,29の原料土無のときの必要流量b2,b4,b6と、供給ベルトコンベア30の必要流量b7とを合わせて第1流量Q1は例えば105リットル/分と積算される。また、図4(b)に示す第1回路40グループのMの欄のソイルカッタ47、固化材フィーダ48の原料土無のときの必要流量f2,f4と、掻き出しロータ49の必要流量f5と、排出ベルトコンベア50の必要流量f6とを合わせて第2流量Q2は例えば51リットル/分と積算される。
大流量選択部13では、第1,2流量Q1,Q2の大きい方の流量105リットル/分を大流量Qとして選択する。次に、エンジン回転速度演算部14では、図5に示すエンジン制御カーブCeにより、大流量Qの105リットル/分に対応するエンジン回転速度をN1rpmと演算する。スロットル指令値演算部15ではN1rpmに応じたスロットル指令値Thpを演算してガバナ制御手段11に出力してエンジン回転速度NeをN1rpmに保持し、第1,2ポンプ21,41のそれぞれの吐出流量を105リットル/分に保持する
【0033】
自動制御釦10はオン操作され、操作盤5上の振動篩釦32s、エアコンプレッサ釦53s、クレーン釦31sがオフ操作されているが、2,3次ベルトコンベア釦51s,52sはオン操作されていて、作業モード設定手段8で作業モード信号Sが選択されているとする。また、供給ベルトコンベア30上には土が流れていて、原料土有無スイッチ17の有無信号Suはオン信号を出力しているとする。必要流量演算部12では、図4(a)より第1回路20グループの必要流量は例えば105.5リットル/分、図4(b)より第2回路40グループの必要流量は例えば120.5リットル/分とそれぞれ積算される。大流量選択部13では、第1,2流量Q1,Q2の大きい方の流量120.5リットル/分を大流量Qとして選択し、図5に示すエンジン制御カーブCeにより流量120.5リットル/分に対応するエンジン回転速度をYrpmと演算する。そして、スロットル指令値演算部15は、Yrpmに応じたスロットル指令値Thpを演算してガバナ制御手段11に出力してエンジン回転速度NeをYrpmに保持し、第1,2ポンプ21,41のそれぞれの吐出流量を120.5リットル/分に保持する。
【0034】
供給ベルトコンベア30上に土が流れていなくて、原料土有無スイッチ17の有無信号Suがオフ信号のときには、必要流量演算部12では、図4(a)より第1回路20グループの必要流量は例えば77リットル/分、図4(b)より第2回路40グループの必要流量は例えば95.5リットル/分とそれぞれ積算される。大流量選択部13では、第1,2流量Q1,Q2の大きい方の流量95.5リットル/分を大流量Qとして選択し、図5に示すエンジン制御カーブCeにより流量95.5リットル/分に対応するエンジン回転速度NeをN1rpmと演算する。そして、スロットル指令値演算部15は、N1rpmに応じたスロットル指令値Thpを演算してガバナ制御手段11に出力してエンジン回転速度NeをN1rpmに保持し、第1,2ポンプ21,41のそれぞれの吐出流量を95.5リットル/分に保持する。
【0035】
自動制御釦10がオン操作され、全ての作業機の釦31s、7s、30s、49s、50s、32s、51s、52s、53sがオフ操作されているときには、エンジン回転速度Neはデセル回転速度(例えば600rpmのローアイドル回転速度)に制御される。
【0036】
このように、各アクチュエータの起動・停止を指令する各釦31s、7s、30s、49s、50s、32s、51s、52,53sからの操作信号Sc,Sm,Sg,Sk,Sh,Sv,S2,S3,Saと、作業モード設定手段8からの作業モード信号H,M,L,Sと、原料土有無スイッチ17からの有無信号Suとに基づいて、ポンプ必要流量を演算する。そして、エンジン回転速度Neをポンプ必要流量に応じた回転速度に制御する。これにより、ポンプ必要流量が小さいときにはエンジン回転速度Neを小さくなるように自動的にきめ細かに制御するので、エンジンの騒音・振動を小さくし、優れた燃費を有する土質改良機のエンジン回転速度制御装置19が得られる。
【0037】
なお、本実施形態においては、移動式の土質改良機を例にして説明したが、移動式ではなく定置式の土質改良機であっても同様の効果を発揮することは明らかである。
また、本実施形態においては、全ての作業機の釦31s、7s、30s、49s、50s、32s、51s、52s、53sがオフ操作されているときにエンジン回転速度Neはデセル回転速度に制御されるとしているが、これに拘束されることなく、例えば混合機釦7sだけがオフ操作されているときにエンジン回転速度Neをデセル回転速度にするようにしてもよい。
【0038】
以上、本発明によれば、混合機及びそれぞれの周辺作業機を起動・停止させる操作信号を出力する操作手段と、混合機及び周辺作業機をそれぞれ駆動する複数の油圧アクチュエータを複数のグループに分け、複数のグループのそれぞれに圧油を供給する複数の油圧ポンプを有し、エンジンにより駆動されるタンデムポンプと、入力される指令値に基づきエンジン回転速度を制御するガバナ制御手段と、操作手段から出力される操作信号に基づいて、この操作信号により作動する油圧アクチュエータに必要な圧油流量を前記複数のグループ別に積算し、この積算値の大きい方の必要流量に応じたエンジン回転速度に対応する指令値を演算してガバナ制御手段に出力するコントローラとを備えている。これにより、各油圧ポンプはそれぞれのグループで必要とされる流量を確保できるので、作動させようとする混合機及び周辺作業機は確実に作動することができる。また、作動させる混合機及び作業機の種類に応じてエンジン回転速度が制御されるので騒音、振動が低減し、かつ燃費のよい土質改良機のエンジン回転速度制御装置が得られる。また、作動中の作業機数の大小によりエンジン回転速度を大きく又は小さく自動的に制御するので、オペレータの操作が容易となり優れた運転感覚を有する土質改良機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジン回転速度制御装置の構成図である。
【図2】混合機及び作業機の油圧回路図である。
【図3】油圧ポンプ吐出流量と油圧ポンプ負荷圧との関係の説明図である。
【図4】必要流量演算テーブルの説明図である。
【図5】エンジン制御カーブの説明図である。
【図6】土質改良機の説明図である。
【符号の説明】
1…土質改良機、2…固化材ホッパ、3…走行装置、4…エンジン、5…操作盤、6…コントローラ、8…作業モード設定手段、9…燃料調整ダイヤル、10…自動制御釦、11…ガバナ制御手段、12…必要流量演算部、13…大流量選択部、14…エンジン回転速度演算部、15…スロットル指令値演算部、16…原料土ホッパ、17…原料土有無スイッチ、18…操作手段、19…エンジン回転速度制御装置、20…第1回路、21…第1ポンプ、22…第1サーボ弁、23…第1圧力弁、24…第1吐出圧検出器、25…第1負荷圧検出器、26…第1圧力選択弁、27…第1ロータリーハンマ、28…第2ロータリーハンマ、29…第3ロータリーハンマ、30…供給ベルトコンベア、31…クレーン、32…振動篩、40…第2回路、41…第2ポンプ、42…第2サーボ弁、43…第2圧力弁、44…第2吐出圧検出器、45…第2負荷圧検出器、46…第2圧力選択弁、47…ソイルカッタ、48…固化材フィーダ、49…掻き出しロータ、50…排出ベルトコンベア、51…2次ベルトコンベア、52…3次ベルトコンベア、53…エアコンプレッサ、60…タンク、61…タンデムポンプ、62…ポンプコントローラ、7s…混合機釦、30s…供給コンベア釦、31s…クレーン釦、32s…振動篩釦、49s…掻き出しロータ釦、50s…排出ベルトコンベア釦、51s…2次ベルトコンベア釦、52s…3次ベルトコンベア釦、53s…エアコンプレッサ釦、C27…第1ロータリーハンマ弁油圧信号、27p…第1ロータリーハンマ弁受圧部、P27…負荷圧、27e…絞り、27c…圧力補償弁、S1…第1信号、S2…第2信号、P20m…第1負荷圧、P40m…第2負荷圧、P20p…第1吐出圧、P40p…第2吐出圧、P1…第1パイロット油圧、P2…第2パイロット油圧、Ne…エンジン回転速度、Th,Thm,Thp…スロットル指令値、Q1…第1流量、Q2…第2流量、Q…大流量、Sc,Sm,Sg,Sk,Sh,Sv,S2,S3,Sa…操作信号、H,M,L,S…作業モード信号、Su…有無信号、Ce…エンジン制御カーブ。

Claims (4)

  1. 被改良土を混合する混合機と、この混合のための混合機周辺の1台以上の作業機とを備えた土質改良機のエンジン回転速度制御装置において、
    エンジン(4)と、
    混合機及びそれぞれの周辺作業機を起動・停止させる操作信号(Sc,Sm,Sg,Sk,Sh,Sv,S2,S3,Sa)を出力する操作手段(18)と、
    混合機及び周辺作業機をそれぞれ駆動する複数の油圧アクチュエータ(27b,28b,29b,30b,31b,32b,47b,48b,49b,50b,51b,52b,53b)と、
    前記油圧アクチュエータ(27b,28b,29b,30b,31b,32b,47b,48b,49b,50b,51b,52b,53b)を複数のグループに分け、前記複数のグループのそれぞれに圧油を供給し前記エンジン(4)により駆動される複数の油圧ポンプ(21,41)と、
    入力される指令値に基づきエンジン回転速度を制御するガバナ制御手段(11)と、
    前記油圧ポンプ(21,41)の最大吐出流量を前記エンジンの回転速度に応じた値とし、操作手段(18)から出力される操作信号(Sc,Sm,Sg,Sk,Sh,Sv,S2,S3,Sa)に基づいて、この操作信号(Sc,Sm,Sg,Sk,Sh,Sv,S2,S3,Sa)により作動する油圧アクチュエータ(27b,28b,29b,30b,31b,32b,47b,48b,49b,50b,51b,52b,53b)に必要な圧油流量を前記複数のグループ別に積算し、この必要な圧油流量の積算値の大きい方を選択し、前記必要な圧油流量の積算値の大きい方に基づきエンジン回転速度を演算し、ガバナ制御手段(11)に出力するコントローラ(6,62)とを備えた
    ことを特徴とする土質改良機のエンジン回転速度制御装置。
  2. 請求項1記載の土質改良機のエンジン回転速度制御装置において、
    被改良土の種類を設定する作業モード信号(H,M,L,S)を出力する作業モード設定手段(8)を付設し、
    前記コントローラ(6)は、この作業モード信号(H,M,L,S)と前記操作手段(18)の操作信号(Sc,Sm,Sg,Sk,Sh,Sv,S2,S3,Sa)とに応じて前記ガバナ制御手段(11)への指令値を演算する
    ことを特徴とする土質改良機のエンジン回転速度制御装置。
  3. 請求項2記載の土質改良機のエンジン回転速度制御装置において、
    前記コントローラ(6)は、予め全油圧ポンプの吐出量とエンジン回転速度との関係を表わすエンジン制御カーブ(Ce)を記憶し、前記作業モード設定手段(8)により設定した作業モードと前記操作手段(18)の操作信号(Sc,Sm,Sg,Sk,Sh,Sv,S2,S3,Sa)とに応じて混合機(27,28,29,47)及び前記周辺作業機(30,31,32,48,49,50,51,52,53)の油圧アクチュエータ(27b,28b,29b,30b,31b,32b,47b,48b,49b,50b,51b,52b,53b)に必要な圧油流量を求め、この求めた必要な圧油流量に基づき前記エンジン制御カーブ(Ce)により求めたエンジン回転速度に応じた指令値を前記ガバナ制御手段(11)に出力する
    ことを特徴とする土質改良機のエンジン回転速度制御装置。
  4. 請求項2又は3記載の土質改良機のエンジン回転速度制御装置において、
    前記作業モード設定手段(8)は、被改良土の種類を設定する複数の選択スイッチ(8a,8b,8c,8d)を有し、
    前記コントローラ(6)は、予め各選択スイッチ(8a,8b,8c,8d)毎に対応して混合機(27,28,29,47)及び前記周辺作業機(30,31,32,48,49,50,51,52,53)の油圧アクチュエータ(27b,28b,29b,30b,31b,32b,47b,48b,49b,50b,51b,52b,53b)別にそれぞれ必要な圧油流量を記憶し、設定された選択スイッチ(8a,8b,8c,8d)に応じて前記記憶しているそれぞれの油圧アクチュエータ(27b,28b,29b,30b,31b,32b,47b,48b,49b,50b,51b,52b,53b)別の必要な圧油流量を積算して全必要流量を求め、この求めた全必要流量に基づき前記ガバナ制御手段(11)への指令値を演算する
    ことを特徴とする土質改良機のエンジン回転速度制御装置。
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