JP4381100B2 - 厨芥処理具 - Google Patents
厨芥処理具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4381100B2 JP4381100B2 JP2003376145A JP2003376145A JP4381100B2 JP 4381100 B2 JP4381100 B2 JP 4381100B2 JP 2003376145 A JP2003376145 A JP 2003376145A JP 2003376145 A JP2003376145 A JP 2003376145A JP 4381100 B2 JP4381100 B2 JP 4381100B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- trunk
- annular plate
- body portion
- tooth profile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Refuse Receptacles (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
本実施例1に係る厨芥処理具1は、図1乃至図3に示すように、内部が空間で上下を開口した(すなわち無底の)例えば円筒状等の立体状の例えば金属製又は樹脂製の胴部2と、胴部2の内周壁にこの胴部2の長さ方向に沿って120度間隔で設けた例えば3個の丸棒状の移動用ガイド4と、3個の移動用ガイド4に対応して周囲部分に120度間隔で3個のガイド孔5aを有し、当該3個の移動用ガイド4に3個の各ガイド孔5aを夫々嵌合させることで、当該移動用ガイド4から外脱しないように外周部をガイドされつつ胴部2内をその長さ方向の双方向に移動可能であるとともに、水切り用の複数又は多数の穴6を設けた例えば金属製又は樹脂製で円板状の移動底板5と、前記胴部2の外周でこの胴部2の長さ方向の双方向に移動可能に構成した例えば金属製又は樹脂製で胴部2の外径より若干大きい内径を有する円環状の環状板7と、この環状板7の外周部に添設した半円弧状の把手8と、前記胴部2の上下両端の外周部に各々設けた前記環状板7の胴部2からの脱落防止用の各ストッパー部2bとを有している。
このようにして、厨芥処理具1の上下反転という簡略な操作だけで、厨芥処理具1から生ゴミ10等を極めて容易に外部に廃棄することができ、更に、廃棄処理後においては、胴部2内の移動底板5が図5に示すように下端位置に治まっているので、このまま厨芥処理具1として直ちに再利用の状態に供することができる。生ゴミ10等の廃棄状態を示す図5の状態において、把手8付きの環状板7は、操作者が手を離すと、図1に示すような下端位置となる。
この移動底板15は、前記移動底板5と基本的には同様な形状であるが、外周部15aを歯車状歯形又は鋸歯状歯形としたことが特徴である。
このような移動底板15を用いて厨芥処理具1を構成すれば、歯車状歯形又は鋸歯状歯形の外周部15aが、移動底板15による生ゴミ10等の押し出し動作の際に前記胴部2の内周壁に付着している生ゴミ10等の残滓を掻き落とすようになるため、一層効果的に胴部2の内周壁をきれいにすることができる。
この環状板17は、前記環状板7のと基本的には同様な形状であるが、内周部17aを歯車状歯形又は鋸歯状歯形としたことが特徴である。
このような環状板17を用いて厨芥処理具1を構成すれば、歯車状歯形又は鋸歯状歯形の内周部17aが、この環状板17の胴部2の外周に沿っての移動の際に前記胴部2の外周壁に付着している生ゴミ10等の残滓を掻き落とすようになるため、一層効果的に胴部2の外周壁をきれいにすることができる。
更に、前記移動底板15、環状板17の双方を用いて厨芥処理具1を構成すれば、前記胴部2の内周壁、外周壁双方に付着している生ゴミ10等の残滓を掻き落とすことができ、一層効果的に胴部2の内外周壁をきれいにすることができる。
図8、図9は、本発明の実施例2に係る厨芥処理具1Aを示すものであり、前記実施例1に係る厨芥処理具1の変形例である。以下、前記実施例1に係る厨芥処理具1と同じ構成部については同じ符号を付して説明する。
実施例2に係る厨芥処理具1Aは、移動底板25に改良を加えたことが特徴である。
前記移動底板25は、内部が空間で上下を開口(すなわち無底)し、且つ、前記胴部2の内周と相似形状で比較的背を低く形成した外周部26内に、水切り用の複数又は多数の穴6を設けた板材27を固設した構成となっている。なお、図8中の符号28は、胴部2の上下端の内周面に例えば3ケ所設けられた移動底板25のストッパー部である。各ストッパー部28により、移動底板25の胴部2の両端から外方への脱落を防止するようになっている。
前記ストッパー部2bは、図8に示すように、胴部2の両端外周部に各々円形の鍔部を形成することにより構成している。この両端に各々設けたストッパー部2bにより、前記円環状の環状板7の胴部2の両端から外方への脱落を防止するようになっている。
環状板7の外周部に添設した半円弧状の把手8は、その両端の折曲係合部8a、8bを、環状板7に設けた受部7a、7bに嵌合させることで、折曲係合部8a、8bを支点として図3に示すように水平位置と垂直位置とに亙って回動可能となっている。
厨芥処理具1Aは、流し台等の排水口或いは排水トラップが一体となった排水口等に用いられるストレーナーである。
すなわち、厨芥処理具1Aは初期状態(厨芥処理具1Aが流し台等の排水口等に入った状態)では、図8に示すように、移動底板25が胴部2の一端(下端)近傍に位置し、この状態で野菜屑等の生ゴミ10等が胴部2内の移動底板25上に入れられていっぱいになったとする。この状態では、生ゴミ10等に含まれる水分は前記移動底板25の穴6から下方に漏出し水切りが行われる。
厨芥処理具1Aは初期状態、すなわち、厨芥処理具1Aが流し台等の排水口等に入った状態においては、図8に示すように、前記環状板7が胴部2の上端に位置して溝状である排水口の周辺に当接、載置されるような状態になっている。
このようにして、厨芥処理具1Aの上下反転という簡略な操作だけで、厨芥処理具1Aから生ゴミ10等を極めて容易に外部に廃棄することができ、更に廃棄処理後においては、胴部2内の移動底板25が下端位置に治まっているので、このまま厨芥処理具1Aとして直ちに再利用の状態に供することができる。生ゴミ10等の廃棄状態において、把手8付きの環状板7は、操作者が手を離すと、前記実施例1の図1に示すような下端位置となる。
図10は、本発明の実施例3に係る厨芥処理具1Bを示すものであり、前記実施例1又は2に係る厨芥処理具1又は1Aの変形例である。
以下、前記実施例1又は2に係る厨芥処理具1又は1Aと同じ構成部については同じ符号を付して説明する。
実施例3に係る厨芥処理具1Bは、胴部2に改良を加え、胴部2を、内部が空間で上下を開口した(すなわち無底の)例えば円筒状等の立体状で、壁面に水切り用の複数又は多数の穴(例えばパンチング加工)3を設けた例えば金属製又は樹脂製としたことが特徴である。これ以外の部分については、前記実施例1又は2に係る厨芥処理具1又は1Aと同じ構成であるので省略する。
このような構成の厨芥処理具1Bによれば、前記実施例1又は2に係る厨芥処理具1又は1Aと同様の作用を発揮し、加えて、生ゴミ10等に含まれる水分が胴部2の穴3からも下方に漏出して水切りが行なわれる。
1A 厨芥処理具
1B 厨芥処理具
2 胴部
2b 環状板のストッパー部
3 穴
4 移動用ガイド
4a、4b 移動用ガイドの上下の両端
5 移動底板
5a ガイド孔
6 穴
7 環状板
7a、7b 受部
8 把手
8a、8b 折曲係合部
10 生ゴミ
15 移動底板
15a 外周部
17 環状板
17a 内周部
25 移動底板
26 外周部
27 板材
28 移動底板25のストッパー部
Claims (8)
- 内部が空間で上下を開口した立体状の胴部と、
前記胴部両端から外脱しないように胴部内に配置され、且つ、胴部の内周壁にガイドされて胴部内を長さ方向の双方向に移動可能で複数又は多数の穴を設けた移動底板と、
前記胴部外周でこの胴部の長さ方向の双方向に移動可能な環状板と、
前記胴部の上下両端の外周部に各々設けた前記環状板の脱落防止用のストッパー部と、
を有することを特徴とする厨芥処理具。 - 内部が空間で上下を開口した立体状の胴部と、
前記胴部両端から外脱しないように胴部内に配置され、且つ、胴部の内周壁にガイドされて胴部内を長さ方向の双方向に移動可能で複数又は多数の穴を設けた移動底板と、
前記胴部外周でこの胴部の長さ方向の双方向に移動可能な把手付き環状板と、
前記胴部の上下両端の外周部に各々設けた前記環状板の脱落防止用のストッパー部と、
を有することを特徴とする厨芥処理具。 - 前記移動底板は、内部が空間で上下を開口した低い立体状で前記胴部の内周と相似形状の外周部と、この外周部内に固設されて水切り用の複数又は多数の穴を設けた板材とからなるものであることを特徴とする請求項1又は2記載の厨芥処理具。
- 内部が空間で上下を開口した立体状の胴部と、
前記胴部の内周壁に胴部の長さ方向に沿って設けた複数の移動用ガイドと、
前記移動用ガイドから外脱しないように該移動用ガイドにガイドされて胴部内を長さ方向の双方向に移動可能で複数又は多数の穴を設けた移動底板と、
前記胴部外周でこの胴部の長さ方向の双方向に移動可能な環状板と、
前記胴部の上下両端の外周部に各々設けた前記環状板の脱落防止用のストッパー部と、
を有することを特徴とする厨芥処理具。 - 内部が空間で上下を開口した立体状の胴部と、
前記胴部の内周壁に胴部の長さ方向に沿って設けた複数の移動用ガイドと、
前記移動用ガイドから外脱しないように該移動用ガイドにガイドされて胴部内を長さ方向の双方向に移動可能で複数又は多数の穴を設けた移動底板と、
前記胴部外周でこの胴部の長さ方向の双方向に移動可能な把手付き環状板と、
前記胴部の上下両端の外周部に各々設けた前記把手付き環状板の脱落防止用のストッパー部と、
を有することを特徴とする厨芥処理具。 - 内部が空間で上下を開口した立体状の胴部と、
前記胴部の内周壁に胴部の長さ方向に沿って設けた複数の移動用ガイドと、
外周部に歯車状歯形又は鋸歯状歯形が形成されるともに、前記移動用ガイドから外脱しないように該移動用ガイドにガイドされて胴部内を前記歯車状歯形又は鋸歯状歯形部分を胴部に接触させつつ胴部内を長さ方向の双方向に移動可能で複数又は多数の穴を設けた移動底板と、
前記胴部外周でこの胴部の長さ方向の双方向に移動可能な把手付き環状板と、
前記胴部の上下両端の外周部に各々設けた前記把手付き環状板の脱落防止用のストッパー部と、
を有することを特徴とする厨芥処理具。 - 内部が空間で上下を開口した立体状の胴部と、
前記胴部の内周壁に胴部の長さ方向に沿って設けた複数の移動用ガイドと、
外周部に歯車状歯形又は鋸歯状歯形が形成されるともに、前記移動用ガイドから外脱しないように該移動用ガイドにガイドされて胴部内を前記歯車状歯形又は鋸歯状歯形部分を胴部に接触させつつ胴部内を長さ方向の双方向に移動可能で複数又は多数の穴を設けた移動底板と、
内周部に歯車状歯形又は鋸歯状歯形が形成されるともに、胴部外周で前記歯車状歯形又は鋸歯状歯形部分を胴部外周に接触させつつ胴部内を長さ方向の双方向に移動可能な把手付き環状板と、
前記胴部の上下両端の外周部に各々設けた前記把手付き環状板の脱落防止用のストッパー部と、
を有することを特徴とする厨芥処理具。 - 前記胴部は、筒状であることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の厨芥処理具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003376145A JP4381100B2 (ja) | 2003-04-10 | 2003-11-05 | 厨芥処理具 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003106926 | 2003-04-10 | ||
JP2003376145A JP4381100B2 (ja) | 2003-04-10 | 2003-11-05 | 厨芥処理具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004323237A JP2004323237A (ja) | 2004-11-18 |
JP4381100B2 true JP4381100B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=33513051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003376145A Expired - Fee Related JP4381100B2 (ja) | 2003-04-10 | 2003-11-05 | 厨芥処理具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4381100B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100960432B1 (ko) * | 2008-06-21 | 2010-05-28 | 전병채 | 씽크대 거름망 구조 |
CN106865060A (zh) * | 2017-04-07 | 2017-06-20 | 赵定东 | 灭菌型环保垃圾桶 |
KR200490961Y1 (ko) * | 2019-07-17 | 2020-01-30 | 강덕성 | 보강수단이 구비된 쓰레기봉투 거치용 쓰레기통 |
CN113060447A (zh) * | 2021-02-27 | 2021-07-02 | 陈益翠 | 一种可预防自燃的自闭式环保垃圾桶 |
JP7479101B1 (ja) | 2023-11-29 | 2024-05-08 | 晃 河野 | 脱水システム及び脱水方法 |
-
2003
- 2003-11-05 JP JP2003376145A patent/JP4381100B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004323237A (ja) | 2004-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7442296B2 (en) | Disposable sink drain strainer | |
US7736499B2 (en) | Disposable sink drain strainer | |
JP4381100B2 (ja) | 厨芥処理具 | |
KR100909343B1 (ko) | 싱크대용 음식물쓰레기 탈수장치 | |
KR101470259B1 (ko) | 싱크대 배수구용 거름망 | |
JP3196601U (ja) | 手動回転式水切排水装置 | |
KR101468721B1 (ko) | 음식물 쓰레기 거름망 | |
KR20170041008A (ko) | 음식물 쓰레기 거름망 | |
KR200410765Y1 (ko) | 음식물쓰레기 처리장치 | |
JP3097104U (ja) | 厨芥処理具 | |
KR200483495Y1 (ko) | 배수구용 거름구 | |
JP5293130B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP3224138U (ja) | 生ごみ水分除去器 | |
JP4861936B2 (ja) | アダプター | |
JP6622000B2 (ja) | 生ごみ脱水機 | |
KR200356293Y1 (ko) | 씽크대의 배수구용 필터 | |
RU121445U1 (ru) | Контейнер | |
JP2017089317A (ja) | 排水部の汚れ除去装置 | |
JP3091473U (ja) | シンクの排水口のヌメリの除去具 | |
JP3060147U (ja) | 生活排水用の濾過エレメント | |
JP2008264647A (ja) | 残渣除去装置 | |
KR200421833Y1 (ko) | 싱크대 수조의 배출관과 음식물처리장치의 연결구조 | |
JP3054192U (ja) | ゴミ容器に設ける水切り容器 | |
JP3206617U (ja) | 生ごみ脱水機の支持装置及び生ごみ脱水装置 | |
JP2011006187A (ja) | 水切り器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060407 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090421 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090817 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090915 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |