JP4380449B2 - 車両用シート構造 - Google Patents

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本発明は、ヘッドレストを備えた車両用シート構造に関するものである。
一般的な車両用シートは、シートクッション、シートバックおよびヘッドレストを備えており、該ヘッドレストは、着座した乗員の頭部を支持すべくシートバックの上部に取付けられている。また、車両用シートの中には、車両後方から所定値以上の衝撃力が作用するような後突時に、ヘッドレストが車両前方へ向かって移動して乗員の頭部を受けるように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−181402号公報
しかしながら、上述した従来の車両用シート構造においては、外部からの荷重を受ける受圧部が着座した乗員の肩部に対応する高さ位置に設定されているので、シートバックの内部構造のレイアウトおよび寸法などの制約によって、受圧部の設置スペースを十分に確保するのが難しかった。また、従来の車両用シート構造では、着座した乗員の体格差によって受圧部に対する押し具合に差が生じることになるので、せっかくの機能が発揮されずに、通常の固定式のヘッドレストと同様となる可能性があった。
一方、図9に示す如く、フレーム補強用のロアプレート51がシートバックフレーム52の下部に設けられている場合、通常のロアプレート51のレイアウトでは、受圧部52aがシートバックのロアプレート51に当たってしまい、ストロークを確保することができなかった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、着座する乗員の体格差による影響が少なく、後突時に乗員の頭部をヘッドレストで効果的に支持することが可能な車両用シート構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、シートバックフレームが内蔵されたシートバックと、該シートバックの上部に取付けられるヘッドレストとを備えた車両用シート構造において、前記シートバックフレームには、サブフレームが回動軸を介して回動可能に取付けられ、前記サブフレームは、上部に設けられ、前記ヘッドレストが取付けられるヘッドレスト取付部と、下部に設けられ、乗員の腰部を受ける受圧部と、前記ヘッドレスト取付部および前記受圧部の上下間に設けられる回動軸部とを有し、前記サブフレームの受圧部は、上下方向で乗員の腰部の高さ位置に配置されており、乗員の腰部と前記シートバックとの相対位置の移動を利用して、前記ヘッドレストが動くように構成され、前記シートバックフレームの下部には、フレーム補強用のロアプレートが設けられ、該ロアプレートには、前記サブフレームの受圧部を貫通させることが可能な貫通穴が設けられ、前記サブフレームの受圧部は、前記ロアプレートの貫通穴から乗員側に突出して配置され、前記ロアプレートの基本面に対して前記受圧部が車両前方側に配置されている。
さらに、本発明において、前記サブフレームは正面視で四角形状に形成され、前記サブフレームの上部と下部とを連結する連結部は前記シートバックフレームの左右両側部近傍に配置されており、前記シートバックフレームの左右両側部には、車両後方側に延び、かつ前記回動軸を取付けるブラケットが設けられ、前記回動軸は、側面視で前記シートバックフレームに対して車両前後方向後方側に配置されている。
また、本発明において、前記サブフレームはパイプを用いて形成され、前記サブフレームの受圧部の乗員側には受圧プレートが設けられている。
上述の如く、本発明に係る車両用シート構造は、シートバックフレームが内蔵されたシートバックと、該シートバックの上部に取付けられるヘッドレストとを備えたものであって、前記シートバックフレームには、サブフレームが回動軸を介して回動可能に取付けられ、前記サブフレームは、上部に設けられ、前記ヘッドレストが取付けられるヘッドレスト取付部と、下部に設けられ、乗員の腰部を受ける受圧部と、前記ヘッドレスト取付部および前記受圧部の上下間に設けられる回動軸部とを有し、前記サブフレームの受圧部は、上下方向で乗員の腰部の高さ位置に配置されており、乗員の腰部と前記シートバックとの相対位置の移動を利用して、前記ヘッドレストが動くように構成され、前記シートバックフレームの下部には、フレーム補強用のロアプレートが設けられ、該ロアプレートには、前記サブフレームの受圧部を貫通させることが可能な貫通穴が設けられ、前記サブフレームの受圧部は、前記ロアプレートの貫通穴から乗員側に突出して配置され、前記ロアプレートの基本面に対して前記受圧部が車両前方側に配置されているので、着座する乗員の体格差による影響を少なくすることが可能となり、かつ後突時に乗員の頭部をヘッドレストで効果的に支持することができる一方、サブフレームの受圧部とロアプレートとの干渉を回避できると共に、十分なストロークを確保することができる特に、サブフレームの受圧部がシートバックフレームの下方に配置され、レバー比の影響がヘッドレストの動きに大きく関係することになるので、ストークを稼ぐことは重要である。しかも、サブフレームの受圧部は、乗員の体の重心の近くに位置するので、確実な押圧力を安定して受けることが可能となり、ヘッドレストを確実にかつ安定して作動させることができる。また、サブフレームの受圧部は、比較的スペースを有するシートバックの下部に設けられているので、レイアウトが容易となる。それに加えて、サブフレームの受圧部は、着座した乗員の腰部と対応する高さ位置で、乗員への異物感が少ないので、当該受圧部と乗員との間のクッションを薄く形成でき、これによって受圧部が比較的ダイレクトに乗員の動きを受けることができる。
さらに、本発明において、前記サブフレームは正面視で四角形状に形成され、前記サブフレームの上部と下部とを連結する連結部は前記シートバックフレームの左右両側部近傍に配置されており、前記シートバックフレームの左右両側部には、車両後方側に延び、かつ前記回動軸を取付けるブラケットが設けられ、前記回動軸は、側面視で前記シートバックフレームに対して車両前後方向後方側に配置されているので、着座した乗員の背中に当接する範囲で、回動軸を含みサブフレームがシートバックフレームの後方に位置することになり、サブフレームや回動軸のブラケットが乗員に異物感を与えることがなく、乗り心地に悪影響を与えずに済む。なお、サブフレームの上部のヘッドレスト取付部近傍は、着座した乗員の背中に当接しない構造であるので、シートバックフレームの前方に配置されており、通常使用におけるヘッドレストの後方への移動は、シートバックフレームに当接することで規制されるようになっている。
また、本発明において、前記サブフレームはパイプを用いて形成され、前記サブフレームの受圧部の乗員側には受圧プレートが設けられているので、サブフレームのパイプ化によってサブフレームの剛性向上と軽量化が可能となる上、受圧プレートによって乗員の動きをより一層確実に受けることができる。しかも、乗員に対する受圧面積を大きくすることが可能となるので、面圧を低下させることができると共に、通常使用時の乗員の異物感やヘッドレスト作動時における乗員の腰部への負担を軽減させることができる。それに加えて、受圧プレートをサブフレームに対して着脱自在に構成することにより、ロアプレートの貫通穴よりも大きな寸法の受圧プレートを設けることが可能となり、その結果、ロアプレートの貫通穴を小さく形成でき、穴を明けたことによるロアプレートの剛性低下を抑えることもできる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は本発明に係る車両用シート構造の第1実施形態を示している。本実施形態のシート構造が適用される車両用シートは、図1〜図3に示す如く、着座した乗員の背部を受けるシートバック1と、着座した乗員の頭部を支えるヘッドレスト2とをそれぞれ備え、シートバック1は、図示しないシートクッションに対して角度調整が可能となるようにリクライニング装置(図示せず)を介して支持されている。そして、これらシートバック1とヘッドレスト2とは別体に形成されており、ヘッドレスト2は、シートバック1の上部に取付けられるように構成されている。なお、シートバック1は、後述のシートバックフレームなどを覆うウレタンパッド1aおよびシート表皮1b(図5および図6参照)が設けられた構造となっている。
また、シートバック1には、芯材となるシートバックフレーム3が内蔵されている。このシートバックフレーム3は、図1および図2に示す如く、上部に位置し、かつ逆U字形状のパイプからなるアッパフレーム4と、左右両側部に位置し、かつ鋼板からなるサイドブラケット5とを備えており、サイドブラケット5の内側には、乗員の体を支え乗り心地を向上させるための複数本のSバネ6や補強部材7が上下方向に間隔を開けながら掛け渡されて、取付けられている。しかも、シートバックフレーム3の下部には、フレーム補強用のロアプレート8が設けられている。このロアプレート8は、最下位のSバネ6と補強部材7との上下間に配置されており、その左右両端部は、シートバックフレーム3のサイドブラケット5にそれぞれ取付けられている。また、ロアプレート8の中央部には、従来のフレーム構造を確保しながら、本発明の特徴部分であるサブフレームの受圧部(後述する)を貫通させることが可能な貫通穴9が設けられている。このため、貫通穴9は、車両幅方向(左右方向)へ延びる長穴形状に形成されている。
一方、本発明の第1実施形態に係るシートバックフレーム3には、図1に示す如く、サブフレーム10が支持点の回動軸11を介して回動可能に取付けられている。このサブフレーム10は、パイプを用いて正面視で四角形状に形成されており、上部10aに設けられ、かつヘッドレスト2が取付けられる左右一対のヘッドレスト取付部12と、下部10bに設けられ、かつ乗員の腰部K(図3参照)を受ける受圧部13と、ヘッドレスト取付部12および受圧部13の上下間に設けられ、かつ左右両端で上下部10a,10bを連結する連結部になる左右両側の回動軸部10cとを有している。そして、サブフレーム10の回動軸部10cは、シートバックフレーム3の左右両側部に位置するアッパフレーム4およびサイドブラケット5の近傍に配置されている。
また、シートバックフレーム3の左右両側部に位置するアッパフレーム4には、図1および図2に示す如く、車両後方側に延び、かつ回動軸11を取付ける支持ブラケット14が設けられている。そのため、回動軸11は、図2に示すように、側面視でシートバックフレーム3に対して車両前後方向で後方側に配置されている。したがって、着座した乗員の背中に当接する範囲では、回動軸11および支持ブラケット14の付近を含み、サブフレーム10がシートバックフレーム3に対して後方側に配置されることになる。
そして、図示はされていないが、ヘッドレスト取付部12の近傍とシートバックフレーム3との間には、異音発生防止用の緩衝材等が配設されていることが好ましい。さらに、サブフレーム10は、その位置決めを確実に行うために、バネ等で付勢されていることが好ましい。
サブフレーム10の受圧部13は、上下方向で乗員の腰部Kと対応する高さ位置に配置されており、乗員の腰部Kとシートバック1との相対位置の移動を利用することにより、ヘッドレスト取付部12に取付けられたヘッドレスト2がサブフレーム10の回動に伴って動くように構成されている。このため、受圧部13は、サブフレーム10の下部10bのうち、車幅方向の中間部分を乗員側(車両前方側)へ向かって折り曲げることにより、車幅方向へ延びる直線部を有するような平面視でハット形状に形成されており、ロアプレート8の貫通穴9から挿入することによって乗員側に突出して設けられている。すなわち、サブフレーム10は、ロアプレート8の基本面8aに対して受圧部13が車両前方側に配置され、その他の部分が車両後方側に配置されている。
なお、本実施形態では、図示しないストッパを支持ブラケット14などに別途に設けることにより、ヘッドレスト2が必要な位置において停止し、車両前方への移動量が規制されるようになっている。
一方、ヘッドレスト2の下部には、左右一対の支持ポスト15がサブフレーム10のヘッドレスト取付部12と対応する間隔でそれぞれ設けられている。したがって、ヘッドレスト2は、図3に示す如く、左右一対の支持ポスト15を対応するヘッドレスト取付部12内に差込むなどして固定することにより、シートバック1の上面から所定の高さにわたり突出した状態で、サブフレーム10に取付けられるようになっている。
本発明の第1実施形態の車両用シート構造では、車両が後突されると、乗員は慣性力でその場に留まろうとするのに対し、図3(a)に示す通常状態のシートバック1は車両の移動に伴って、図3(b)に示すように、シートバック1に対する腰部Kの高さ位置は着座する乗員の体格差による違いが少ないことから、着座している乗員の腰部Kがシートバック1内のウレタンパッド1aを介してサブフレーム10の受圧部13を車両後方に押圧する。すると、サブフレーム10は、支持点の回動軸11を中心として反時計方向に回動することになる。そして、サブフレーム10のヘッドレスト取付部12に取付けられたヘッドレスト2が、図3(b)の鎖線から実線に示すように、車両前方へ移動する。この結果、車両前方に移動したヘッドレスト2は、乗員の頭部を安定させるべく車両後方から支持することになる。
また、本発明の第1実施形態の車両用シート構造では、着座している乗員の腰部Kの移動量が一定量を超えると、ロアプレート8で荷重を受けることになる。これによって、腰部Kの移動量も規制されることになるため、過大な力でサブフレーム10が押圧されることはない。
図4〜図7は本発明に係る車両用シート構造の第2実施形態を示しており、上記第1実施形態と同一部位には同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第2実施形態に係る車両用シート構造が第1実施形態のものと異なるのは、サブフレーム10の受圧部13の乗員側に受圧プレート16が追加して設けられている点である。この受圧プレート16は、乗員に対する受圧面積を大きくし、受圧部13を広く確保するために設けられている。したがって、本発明の第2実施形態における受圧プレート16は、図4および図5に示す如く、受圧部13の乗員側を覆うべく、上下幅が受圧部13の外径よりも大きく、かつ左右方向の長さが受圧部13の長さ寸法よりも大きく形成されており、受圧部13の前面側に接合されている。
本発明の第2実施形態の車両用シート構造では、車両が後突されると、図7(a)に示す通常状態のシートバック1が乗員に対して相対的に車両前方へ移動する。これに伴い、図7(b)に示すように、シートバック1に対する腰部Kの高さ位置は着座する乗員の体格差による違いが少ないことから、着座している乗員の腰部Kがシートバック1内のウレタンパッド1aを介して受圧プレート16およびサブフレーム10の受圧部13を車両後方に押圧する(図中矢印F方向)。すると、サブフレーム10は、支持点の回動軸11を中心として反時計方向に回動することになる。そして、サブフレーム10のヘッドレスト取付部12に取付けられたヘッドレスト2が、図7(b)の鎖線から実線に示すように、車両前方へ移動する。この結果、車両前方に移動したヘッドレスト2は、乗員の頭部を安定させるべく車両後方から支持することになる。
また、本発明の第2実施形態の車両用シート構造では、着座している乗員の腰部Kの移動量が一定量を超えると、受圧プレート16がロアプレート8に当たって、該ロアプレート8で荷重を受けることになる。これによって、腰部Kの移動量も規制されることになるため、過大な力でサブフレーム10が押圧されることはない。
したがって、本発明の第2実施形態の車両用シート構造によれば、受圧プレート16の存在で、面圧を低下させることが可能となり、通常使用時の乗員に対する異物感を減らし、ヘッドレスト2の作動時の乗員の腰部Kに対する負担を軽減させることができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、既述の実施の形態では、シートバックフレーム3の下部にロアプレート8を設けているが、適用する車両用シートのフレーム構造によってはロアプレート8を設けなくても良い。また、受圧プレート16は、図8に示す如く、サブフレーム10の受圧部13に対して着脱自在に構成することも可能である。このため、受圧プレート16の後面には、サブフレーム10の受圧部13に対応する断面C形状の取付部16aが一体的に形成されており、取付部16aをサブフレーム10の受圧部13に嵌合させたり、受圧部13から外したりして、受圧プレート16がサブフレーム10に対して着脱するように構成されている。これにより、ロアプレート8の貫通穴9よりも大きな寸法の受圧プレート16を設けることができる。したがって、ロアプレート8の貫通穴9を小さく形成することが可能となり、貫通穴9の存在から生じるロアプレート8の剛性低下を抑えることができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用シート構造が適用されたシートバックフレームおよびサブフレームを示す斜視図である。 図1におけるシートバックフレームおよびサブフレームを示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係るサブフレームとヘッドレストとの作動関係を概略的に説明するためのものであり、(a)は通常時の状態を示す側面図、(b)は作動時の状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用シート構造が適用されたシートバックフレームおよびサブフレームを示す側面図である。 図4におけるA−A線断面図である。 図4におけるB−B線断面図である。 本発明の第2実施形態に係るサブフレームとヘッドレストとの作動関係を概略的に説明するためのものであり、(a)は通常時の状態を示す側面図、(b)は作動時の状態を示す側面図である。 本発明の実施形態の変形例に係るサブフレームの受圧部および受圧プレートを示すもので、(a)はサブフレームの受圧部に受圧プレートを着脱自在に取付けた状態を示す断面図、(b)はサブフレームの受圧部から受圧プレートを取外した状態を示す断面図である。 ロアプレートが設けられている場合、従来の車両用シート構造のままで、サブフレームの受圧部を設ける際の問題点を説明する概略図である。
符号の説明
1 シートバック
2 ヘッドレスト
3 シートバックフレーム
8 ロアプレート
9 貫通穴
10 サブフレーム
10a 上部
10b 下部
10c 回動軸部
11 回動軸
12 ヘッドレスト取付部
13 受圧部
14 支持ブラケット
15 支持ポスト
16 受圧プレート
K 乗員の腰部

Claims (3)

  1. シートバックフレームが内蔵されたシートバックと、該シートバックの上部に取付けられるヘッドレストとを備えた車両用シート構造において、前記シートバックフレームには、サブフレームが回動軸を介して回動可能に取付けられ、前記サブフレームは、上部に設けられ、前記ヘッドレストが取付けられるヘッドレスト取付部と、下部に設けられ、乗員の腰部を受ける受圧部と、前記ヘッドレスト取付部および前記受圧部の上下間に設けられる回動軸部とを有し、前記サブフレームの受圧部は、上下方向で乗員の腰部の高さ位置に配置されており、乗員の腰部と前記シートバックとの相対位置の移動を利用して、前記ヘッドレストが動くように構成され、前記シートバックフレームの下部には、フレーム補強用のロアプレートが設けられ、該ロアプレートには、前記サブフレームの受圧部を貫通させることが可能な貫通穴が設けられ、前記サブフレームの受圧部は、前記ロアプレートの貫通穴から乗員側に突出して配置され、前記ロアプレートの基本面に対して前記受圧部が車両前方側に配置されていることを特徴とする車両用シート構造。
  2. 前記サブフレームは正面視で四角形状に形成され、前記サブフレームの上部と下部とを連結する連結部は前記シートバックフレームの左右両側部近傍に配置されており、前記シートバックフレームの左右両側部には、車両後方側に延び、かつ前記回動軸を取付けるブラケットが設けられ、前記回動軸は、側面視で前記シートバックフレームに対して車両前後方向後方側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート構造。
  3. 前記サブフレームはパイプを用いて形成され、前記サブフレームの受圧部の乗員側には受圧プレートが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車両用シート構造。
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