JP4379837B2 - 仮想試匂システム及び方法 - Google Patents

仮想試匂システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4379837B2
JP4379837B2 JP25081199A JP25081199A JP4379837B2 JP 4379837 B2 JP4379837 B2 JP 4379837B2 JP 25081199 A JP25081199 A JP 25081199A JP 25081199 A JP25081199 A JP 25081199A JP 4379837 B2 JP4379837 B2 JP 4379837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
product
odor
preference
shop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25081199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000285137A (ja
JP2000285137A5 (ja
Inventor
雅信 鯨田
Original Assignee
雅信 鯨田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 雅信 鯨田 filed Critical 雅信 鯨田
Priority to JP25081199A priority Critical patent/JP4379837B2/ja
Publication of JP2000285137A publication Critical patent/JP2000285137A/ja
Publication of JP2000285137A5 publication Critical patent/JP2000285137A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4379837B2 publication Critical patent/JP4379837B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ユーザーが、インターネットなどのネットワーク上に開設されたバーチャルショップなどの店舗との間で、ネットワークを介して、商品の買い物をするときに、又は、CATV、地上波、又は通信衛星によるテレビ放送(特に双方向型のテレビ放送)のテレビショッピングサービスなどを利用してユーザーが商品の買い物をするときに、又はカタログ通販を利用するときなどに、その商品(特に、化粧品や石鹸などの匂い・香りのウェートが比較的高いような商品)がユーザーの好みに合う匂いかどうかを、商品の購入の注文する前にユーザー側が確認することができる仮想試匂システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インターネット上に開設されたバーチャルショップで、ユーザーが商品の画像を自宅のパソコンで視認しながら、購入の注文をして買い物をすることが行われている。また、放送によるテレビショッピングでも、ユーザーがテレビ画面で商品を見ながら電話やFAXなどを使ってその商品の購入の注文をすることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、香水などの化粧品、ケーキやワインなどの食品や飲料、石鹸やシャンプーなどの匂い・香りのある商品は、その外観を画像で視認するだけでは実際の匂いが分からないので、購入した後に「このような匂いの商品とは知らなかった、予想していなかった(こんなことなら購入しなければ良かった)」と後悔することがしばしばである。また、そのことが、インターネットなどのバーチャルショップやテレビショッピングなどでの商品の販売がまだ大きくは普及していない原因の一つともなっている。
そこで、本発明は、インターネットや電話網などのネットワークを介してオンラインで匂い・香りのある商品(特に、化粧品、石鹸、食品などのように、匂い・香りが比較的大きなウェートを占める商品)を購入しようとするとき、テレビ放送によるテレビショッピングサービスにより商品を購入しようとするとき、又はカタログ通販を利用しようとするときなどのように、その商品がユーザーの手元又は近くにはなく遠隔地に存在しているためにユーザーがその商品の匂いを手にとって確認できないときに、その商品の外観だけでなく「その商品の匂いが自分の好み又は好みの傾向に合っているかどうか(特に、その商品の匂い・香りが自分の匂い・香りの好みと相性が良いかどうか)」をユーザーが確認した上で購入の注文を検討又は決定することができる、仮想試匂システム及び方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(用語説明)本発明の適用対象は、ユーザーがインターネットなどのネットワーク上のバーチャルショップにアクセスしてネットワークを介してオンラインで商品を購入する場合が典型であるが、テレビ放送(特に、双方向型テレビ放送)により提供されるテレビショッピングサービスを利用するユーザーが公衆電話網やインターネットなどのネットワークを介して商品を購入する場合や、郵便などで送られてきた商品カタログの中の商品を注文する場合などのように、「その商品がユーザーの近く又は手元になく、遠隔にある場合(ユーザーがその商品を自分の手にとってその匂いを確認することができない場合)」に、適用することができる。すなわち、本発明は、インターネットなどのネットワークによるオンラインショッピングだけでなく、テレビショッピングや、郵送される商品カタログを利用するカタログ通信販売などにも適用が可能である。
【0005】
1. ユーザーが、「遠隔のショップ側(遠隔のショップのために所定の情報処理などを行うセンター側を含む)が、ユーザーへの販売対象を示すものとして、ディスプレイ・テレビ・カタログなどの媒体を介して、ユーザー側に提示する複数の商品」の中から或る商品を選択し、その選択した商品の購入もしくはその注文又はそれらの検討を行うための仮想試匂方法であって、「前記のショップ側から提示された複数の商品」の中からユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討のために選択した「個別の商品」を示す情報を、ユーザー側から受信、入力、又は前記ショップ側へ送信する選択商品受信等ステップと、前記受信等された「ユーザーが選択した個別の商品」について、前記ショップ側が提供する複数の商品のそれぞれの匂いに関するデータを予め記録している商品匂いデータ記録手段からの「前記選択された個別の商品」の匂いに関するデータと、前記ユーザーの好みに関するデータと、に基づいて、「前記選択された個別の商品」の匂いがユーザーの好みもしくは好みの傾向と合うかどうか又はその適合度合いを判定する判定ステップと、前記判定により得られた結果を、ユーザー側に送信、ユーザーに向けて出力、又はショップ側から受信する判定結果送信等ステップと、を含むことを特徴とする仮想試匂方法。
2. ユーザーが、「遠隔のショップ側(遠隔のショップのために所定の情報処理などを行うセンター側を含む)が、ユーザーへの販売対象を示すものとして、ディスプレイ・テレビ・カタログなどの媒体を介して、ユーザー側に提示する複数の商品」の中から或る商品を選択し、その選択した商品の購入もしくはその注文又はそれらの検討を行うための仮想試匂方法であって、ユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討を希望する「商品の種類」を示す情報を、ユーザー側から受信、入力、又は遠隔のショップ側へ送信する商品種類受信等ステップと、前記受信等された種類に対応して「前記ショップ側から提示された前記種類に属する複数の商品」の中からユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討のために選択した「個別の商品」を示す情報を、ユーザー側から受信、入力、又は遠隔のショップ側へ送信する選択商品受信等ステップと、前記受信等された「ユーザーが選択した個別の商品」について、前記遠隔のショップ側が提供する複数の商品のそれぞれの匂いに関するデータを予め記録している商品匂いデータ記録手段からの「前記選択された個別の商品」に関する匂いデータと、前記ユーザーの好みに関するデータと、に基づいて、「前記選択された個別の商品」の匂いがユーザーの好みもしくは好みの傾向と合うかどうか又はその適合度合いを判定する判定ステップと、前記判定により得られた結果を、ユーザー側に送信、ユーザーに向けて出力、又は遠隔のショップ側から受信する判定結果送信等ステップと、を含むことを特徴とする仮想試匂方法。
3. 「遠隔のショップ側(遠隔のショップのために所定の情報処理などを行うセンター側を含む)から、ユーザーへの販売対象を示すものとして、ディスプレイ・テレビ・カタログなどの媒体を介して、ユーザー側に提示された複数の商品」のそれぞれの匂いに関するデータを予め記録しておくための商品匂いデータ記録手段と、「前記のショップ側から提示された複数の商品」の中からユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討のために選択した「個別の商品」を示す情報を、ユーザー側から受信、入力、又は前記ショップ側へ送信するための選択商品受信等手段と、前記受信等された「ユーザーが選択した個別の商品」について、前記商品匂いデータ記録手段からの前記個別の商品に関する匂いデータと前記ユーザーの好みに関するデータとに基づいて、「前記選択された個別の商品」の匂いがユーザーの好みもしくは好みの傾向と合うかどうか又はその適合度合いを判定するための判定手段と、前記判定により得られた結果を、ユーザー側に送信、ユーザーに向けて出力、又は前記ショップ側から受信するための判定結果送信等手段と、を備えたことを特徴とする仮想試匂システム。
4. 「遠隔のショップ側(遠隔のショップのために所定の情報処理などを行うセンター側を含む)から、ユーザーへの販売対象を示すものとして、ディスプレイ・テレビ・カタログなどの媒体を介して、ユーザー側に提示された複数の商品」のそれぞれの匂いに関するデータを予め記録しておくための商品匂いデータ記録手段と、ユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討をしたい「商品の種類」を示す情報を、ユーザー側から受信、入力、又は遠隔のショップ側へ送信するための、商品種類受信等手段と、
前記受信等された種類に対応して「前記ショップ側から提示された前記種類に属する複数の商品」の中からユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討のために選択した「個別の商品」を示す情報を、ユーザー側から受信、入力、又は前記ショップ側へ送信するための、選択商品受信等手段と、前記受信等された「ユーザーが選択した個別の商品」について、前記商品匂いデータ記録手段からの前記個別の商品に関する匂いデータと前記ユーザーの好みに関するデータとに基づいて、前記「ユーザーにより選択された個別の商品」の匂いがユーザーの好みもしくは好みの傾向と合うかどうか又はその適合度合いを判定するための判定手段と、前記判定手段による判定結果を、ユーザー側に送信、ユーザーに向けて出力、又は前記ショップ側から受信するための、判定結果送信等手段と、を備えたことを特徴とする仮想試匂システム。
5. 「ユーザーが購入又はその注文が可能な複数の商品」の画像を、ネットワークを介して、ユーザー側に提供するための商品画像提供手段と、前記商品画像提供手段により画像が提供される複数の商品のそれぞれの匂いに関するデータを記録しておくための商品匂いデータ記録手段と、前記商品画像提供手段により画像が提供された「複数の商品」の中からユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討のために選択した「個別の商品」を示す情報を、ユーザー側から受信するための、選択商品受信手段と、前記受信された「ユーザーが選択した個別の商品」について、前記商品匂いデータ記録手段からの匂いデータと前記ユーザーの好みに関するデータとに基づいて、「前記選択された個別の商品」の匂いがユーザーの好みもしくは好みの傾向と合うかどうか又はその適合度合いを判定するための判定手段と、前記判定手段による判定結果をユーザーのために出力又は送信するための判定結果送信手段と、を備えたことを特徴とする仮想試匂システム。
6. ユーザーが購入又はその注文が可能な複数の商品の画像を、ネットワークを介して、ユーザー側に提供するための商品画像提供手段と、前記商品画像提供手段により画像が提供される複数の商品のそれぞれの匂いに関するデータを記録しておくための商品匂いデータ記録手段と、ユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討を希望する「商品の種類」を、ユーザー側から受信するための、商品種類受信手段と、「前記受信等された種類に対応して前記ショップ側から提示された前記種類に属する複数の商品」の中からユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討のために選択した「個別の商品」を示す情報を、ユーザー側から受信するための、選択商品受信手段と、前記受信された「ユーザーが選択した個別の商品」について、前記商品匂いデータ記録手段からの匂いデータと前記ユーザーの好みに関するデータとに基づいて、「前記選択された個別の商品」の匂いがユーザーの好みもしくは好みの傾向と合うかどうか又はその適合度合いを判定するための判定手段と、前記判定手段による判定結果をユーザーのために出力又は送信するための判定結果送信手段と、を備えたことを特徴とする仮想試匂システム。
【0006】
【発明の実施の形態】
実施形態1.
図1は本発明の実施形態1による仮想試匂システムを示すブロック図である。図1において、1はユーザー側に備えられたディスプレー、2はスピーカ、3は電子マネー及びユーザーの匂いの好みに関する情報を記録したICカード、4はこのICカード3に記録されたデータを読み取るためのカードリーダ、5はキーボードなどの入力部、6は通信機能を有するパーソナルコンピュータ(パソコン)である。以上の1から6は、ユーザー(顧客)の自宅やユーザーが利用する移動体通信端末(携帯型や車載型などの通信端末)に備えられた装置である。また、7は公衆ネットワークの一つのインターネットである。
なお、前記のICカード3には、ユーザーの匂いの好み又は好みの傾向のデータを記録した匂い嗜好データ保存部3aと、貨幣価値をデジタルデータ化した電子マネーを記録する電子マネー保存部3bとが形成されている(具体的には、ICカード3の記録装置の中に、ユーザーの匂いの好みに関するデータを示すファイルを保存する領域と、電子マネーのデータを示すファイルを保存する領域とが形成されている)。
【0007】
前記のICカード3の中の匂い嗜好データ保存部3aには、例えば、商品の種類(例えば、化粧品、食品、石鹸、衣服など)毎に、好きな匂い(例えば、ラベンダーの香り、ジャスミンの香り、桧の香りなど)と、好きな匂いのある商品の具体的な名称やメーカー名やブランド名など(例えば、化粧品ならシャネルの香水、石鹸なら花王株式会社の石鹸、ハンバーガーなどマクドルド、ケーキなら広島県のモーツァルト、チョコレートなら森永製菓、ビールならアサヒビール株式会社のドライ)が記録されている。また、前記の匂い嗜好データ保存部3aは、ユーザーが、化粧品メーカーなどが提供する所定の「匂い嗜好データ記入リスト」(例えば、化粧品メーカーが新商品のモニターに記入してもらう「アンケート用紙」のようなもの)に自分の匂いの嗜好を回答・記入した記入内容なども保存されている。また、前記匂い嗜好データ保存部3aには、ユーザーが好きな匂いの成分とユーザーが嫌いな匂いの成分も、合わせて記録しておく。
【0008】
次に、図1において、8はインターネット7上のホームページにバーチャルショップを開設するためのネットワーク管理用コンピュータ(サーバー)である。また、9はこのバーチャルショップが提供する商品を記録する商品データベース、10はこの商品データベース9からの商品画像及び商品詳細情報(商品名、商品番号などの商品識別データ、商品の価格、内容物の重量、原材料名など)をユーザーに閲覧させるために画像データ及び商品詳細情報を提供する商品画像提供部、11は前記商品データベース9に記録された各商品の匂いに関するデータを保存する商品匂いデータベース、12は販売対象である商品(ユーザーから購入の注文があった商品)の匂いがユーザーの匂いの好みに合うかどうかを判定するための判定部、13はユーザーからの購入の注文を受け付けると共にユーザーからの代金支払用の電子マネーを受け付けて商品販売代金の決済をするための注文受付及び決済サーバー(コンピュータ)である。以上の8から13までの部分は、バーチャルショップ側の装置を示している。
【0009】
なお、前記の商品匂いデータベース11には、商品の匂いに関する様々なデータを記録しておく。例えば、「シャネルの香水の香りが好きな人は、当社(当該のバーチャルショップ)の提供する香水やトワレの匂いが好きなことが多い」、「資生堂株式会社の化粧品の匂いが好きな人は、当社の提供する石鹸の匂いが好きな人が多い」などのデータ(経験則)を記録しておく。さらに、より専門的に、「シャネルの香水が好きな人は、一般に、これこれの嗜好特性を有している」などの経験則(推論用のルール)をも記録しておく。
また、前記の匂いデータベース11の中には、各商品の匂いの成分(原材料名とその配合割合など)も記録しておくようにする。そうすれば、前記のICカード3の匂い嗜好データ保存部3aに記録された「ユーザーが好きな匂いの成分とユーザーが嫌いな匂いの成分」と、前記の各商品の匂い成分とに基づいて、その商品の匂いがユーザーの匂いの嗜好に合っているかどうかを判断することができる。例えば、ユーザーが好きな匂いの成分が、ある商品の中にも入っているときは、その商品は、ユーザーの匂いの嗜好に合っている可能性が高いと判断できる。他方、ユーザーが嫌いな匂いの成分が、ある商品の中にも入っているときは、その商品は、ユーザーの匂いの嗜好に合っていない可能性が高いと判断できる。
【0010】
次に本実施形態の動作を説明する。まず、ユーザーがパソコン6を使用して、インターネット7からバーチャルショップ側にアクセスして、そこが販売対象として画像を提供している商品(例えば、化粧品など)の画像を取り込んで、自分のパソコン6に接続したディスプレー1に表示させる。複数の商品を表示させた後に、それらの複数の商品の中のある一つの商品について購入を検討しようとしたとする。このとき、ユーザーは、この商品の匂いが「自分の匂いの好み又は好みの傾向に合っているかどうか」を知るために、まず、ICカード3をカードリーダ4に差し込んで、ICカード3の中の匂い嗜好データ保存部3aのデータをパソコン6に読み込ませる。そして、この読み込んだ自分の匂い嗜好データと前記の購入を検討している商品の商品データ(商品番号などの商品識別データ)とを一緒に、パソコン6から、バーチャルショップ側に送信する。以上のパソコン6の操作は、キーボードなどの入力部5を使用して行う。
【0011】
バーチャルショップ側の管理サーバー8は、ユーザーから送信された「ユーザーの匂い嗜好データ」及び「ユーザーが注文を検討している商品の商品データ」を受け取ると、その匂い嗜好データと商品データとを、判定部12に送信する。すると、判定部12は、この送られた商品データで特定される商品に関する匂いデータを、前記商品匂いデータベース11から取り込む。そして、前記判定部12は、前記のユーザーの匂い嗜好データと、前記の商品匂いデータベース11からの前記商品に関する匂いデータとを比較して、前記商品の匂いが「ユーザーの匂いの好み又は匂いの好みの傾向に合うかどうか」を判定する。判定部12は、この判定結果を、前記サーバー8及びインターネット7を介して、ユーザー側に送信する。なお、前記判定部12は、前記管理サーバー(コンピュータ)8により構成されるか又は前記サーバー8に接続されたサーバー8とは別個のコンピュータにより構成される。
ユーザー側では、この送信された判定結果を、ディスプレー1に表示させる。この表示される判定結果は、例えば、「本件の商品の匂いがユーザーの匂いの好みに合う可能性は80%、匂いの相性度は80点」などのように、ポイント(点数、%)で表示したり、「この商品の匂いがユーザーの匂いの好みに合うレベル・ランクは、B(中の上)」などのようにA,B,Cや上・中・下などの評価項目の形で、画面の商品画像の下に、評価結果が示される。また、本実施形態では、前記判定結果を、ユーザー側のスピーカ2から、所定の音声又は音響として出力させる(例えば、「匂いの好みが合う」と判定されたときは、所定の楽曲やメロディが流れるなど)ようにしてもよい。
【0012】
次に、前記の判定結果が「その商品の匂いは、ユーザーの匂いの好みに合う可能性が高い」という内容のものであったときは、ユーザーは、その商品の購入を決定する。そして、ユーザーは、その商品の注文データを入力部5を使用してパソコン6に入力し、パソコン6を使用して、この注文データをインターネット7を介してバーチャルショップ側に送信する。バーチャルショップ側からは、「商品注文を確認する(商品購入の申し込みを承諾する)旨のメッセージ」がユーザー側に返信される。すると、ユーザーは、その商品の代金に相当する電子マネーを前記ICカード3からカードリーダ4を介して前記パソコン6に入力する。そして、購入の注文をした商品データ及び電子マネーを、パソコン6(通信機能を有する)によりバーチャルショップ側に送信する。バーチャルショップ側では、この購入注文及び電子マネーを受け付けると、決済サーバー13がその商品の代金データを前記商品データベース9から受け取って前記のユーザー側から送信された電子マネーの金額と比較する。そして、その商品の代金が前記電子マネーと一致していれば、決済を完了させ、その商品をユーザー側に発送・宅配するための手続を採る。なお、本実施形態では、前記ユーザーの匂いデータと電子マネーをICカード3に記録するようにしているが、前記パソコン6に接続された外部記録装置(ハードディスク)6aやユーザーが携帯する携帯型情報通信端末の記録媒体などに記録するようにしてもよい。
【0013】
以上のように、本実施形態では、ユーザーは、ある商品(化粧品や食品など)をバーチャルショップから購入するかどうかを検討するときに、画面上でその商品の外観を視認しながら、「その商品の匂いが自分の匂いの好みに合致しているかどうか」をも確認した上で、購入の決断をすることができるので、従来のように購入した後に実際に使用したとき(食べたときなど)「期待外れの匂い」で購入したことを後悔することがなくなり、購入をするときも「安心」して決断することができる。一般に、商品については、デパートやスーパーマーケットの商品売り場などでは様々な商品については実物を自分の手にとってその匂い(香り)を嗅いでみたりして、自分の匂いの好みに合致していると判断した上で、購入するかどうかを決断できるようにしているが、従来のインターネット上のバーチャルショップではこのような「試匂」は物理的に不可能であった。本実施形態は、このような従来のバーチャルショップでの商品のショッピングでも「仮想的に試匂」することを可能にすることにより、前述のようなバーチャルショップでのショッピングの欠点を是正し、オンランイショッピングを普及させる契機となりうる技術である。また、本実施形態は、インターネットによるオンラインショッピングだけでなく、テレビショッピングや、郵送される商品カタログを利用するカタログ通信販売などにも適用が可能である。
【0014】
実施形態2.
次に、本発明の実施形態2を図2に基づいて説明する。図2において、図1と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、前記の「ユーザーの匂いの好みに関する匂い嗜好データ」は、ユーザー側の装置の中でなく、バーチャルショップ側の装置の中に、具体的には、判定部12に接続された「ユーザーの匂い嗜好データベース(データベースを記録した記録媒体)」21の中に、保存されている。これは、バーチャルショップ側(例えば、商品メーカーや商品小売店)が、リピーター客(お得意様)のユーザーのために、顧客サービスの一つとして、ユーザーの匂いの嗜好を記録するデータベースを構築するようにしているものである。このユーザーの匂い嗜好データベース21は、例えば、前記ネットワーク管理用のサーバー8又はこのサーバー8に接続された判定部12を構成するためのコンピュータに接続されており、ユーザーとのデータのやり取りに基づいて随時内容を更新する。また、バーチャルショップ側は、ユーザーに、「匂いに関するアンケート」に答えてもらって、そのデータを前記のユーザーの匂い嗜好データベース21に入力(更新入力)する。
この実施形態2によっても、実施形態1とほぼ同様に、ユーザーは、購入を検討している商品の匂いが自分の好みと合っているかどうか(自分の嗜好と相性が良いかどうか)を、購入の注文の前に、確認することができる。なお、この実施形態2では、ユーザーの匂いの好みのデータベース化を、バーチャルショップ側が、いわば「顧客サービス」の一環として行うようにしているので、ユーザー側は、自分で自分の匂いの好みのデータベースを構築しなくて済むのでユーザーにとって便利である。
【0015】
実施形態3.
次に、本発明の実施形態3を図3に基づいて説明する。図3において、図1と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、前記の「ユーザーの匂いの好みに関する匂い嗜好データ」は、ユーザー側の装置でもバーチャルショップ側の装置でもなく、第三者的な中立機関(公的な機関で、厳格な守秘義務を負っている機関)である「バーチャルショッピング適正化センター」が運営するネットワーク管理コンピュータ(サーバー)23に接続された「ユーザーの匂い嗜好データベース(データベースを記録した記録媒体)」22に保存されている。本実施形態では、ユーザーの匂いの嗜好も「ユーザーのプライバシーの一つ」であるという考えに立って、そのようなプライバシー情報を一つの民間企業に過ぎないバーチャルショップ側が構築するのではなく、例えば、商品メーカーの業界団体などが運営する前記センターなどの中立的で公的なセンター(守秘義務を負う))が管理するのが妥当との考えから、ネットワーク上に独立のデータベースを構築している。
【0016】
本実施形態では、ユーザーが入力部5により「自分の匂い嗜好データを該当のバーチャルショップ側に送信してくれ」という依頼メッセージを作成し、これを前記パソコン6から、前記センターのサーバー23に送信する。センターのサーバー23は、この依頼を受けて、ユーザーの匂い嗜好データを、バーチャルショップ側に送信する。また、ユーザーは、ある商品が自分の匂いの嗜好と合っているかどうかの判定を依頼するメッセージを、購入検討対象の商品の商品番号データと共に、前記パソコン6から、前記バーチャルショップ側に送信する。バーチャルショップ側の判定部12は、前記ユーザーからの判定依頼メッセージと、判定対象商品の商品番号と、前記センターのサーバー23からのユーザーの匂い嗜好データとに基づいて、判定を行う。
この実施形態3によっても、実施形態1とほぼ同様に、ユーザーは、購入を検討している商品の匂いが自分の好みと合っているかどうかを、購入の注文の前に、確認することができる。また、この実施形態3では、ユーザーの匂いの好みのデータベース化を、第三者的なセンター側で行うようにしているので、ユーザーのプライバシーの一つである「ユーザーの匂いの好みのデータ」が漏洩する可能性を減らすことができる。
【0017】
実施形態4.
図4は、本発明の実施形態4を示す図である。この実施形態4では、販売対象である商品(化粧品など)の匂いデータとユーザーの匂い嗜好データとから、その商品がユーザーの匂いの嗜好に合っているかどうかを判定するための判定部を、実施形態3で説明した前記の第三者的(公的)な「センター」(ユーザーのプライバシー情報の守秘義務を負っている機関)側に備えるようにしている。すなわち、まず、ユーザーがある商品が自分の匂い嗜好に合っているかどうかの判定を希望するときは、ユーザー側のパソコン6から、「ある商品の匂いが自分の匂い嗜好に合っているかどうかの判定をして欲しい」とい依頼のメッセージを、判定を依頼する商品の商品番号と自分の匂い嗜好データ(前記ユーザーが保有するICカード3の中の匂い嗜好データ保存部3aに記録されているデータ)と共に、前記センター側のサーバー23に送信する。
【0018】
これらのメッセージ及びデータを前記サーバー23が受信すると、前記サーバー23は、そのサーバー23に接続された判定部(判定用コンピュータ)25に、それらのメッセージ及びデータを転送する。また、サーバー23は、バーチャルショップ側のサーバー8に対して、判定対象となる商品の匂いデータを送信してくれるように依頼する。すると、前記サーバー8は、この依頼に応えて、まず、商品匂いデータベース11から、前記の判定対象となる商品の匂いデータを受信する(なお図4においては、商品匂いデータベース11からサーバー8へ「商品匂いデータ」を送るための信号線は、図示省略されている)。そして、バーチャルショップ側のサーバー8から前記の商品匂いデータがセンターのサーバー23へ送信される。すると、サーバー23は、その商品匂いデータを判定部25に転送する。判定部25では、前記の転送されたユーザーの匂い嗜好データ及び商品の匂いデータに基づいて、その商品がユーザーの匂い嗜好に合っているかどうかの判定を行い、その判定結果を、ユーザー側のパソコン6に送信する。以上の点以外の構成及び動作は、実施形態1又は実施形態3とほぼ同様なので、説明を省略する。本実施形態4によれば、前記の判定をバーチャルショップ側ではなく、第三者的な中立的機関であるセンター側で行うようにしているので、ユーザーにとっては、「中立的な機関による信頼できる判定」が得られるようになると共に、自己のプライバシー情報の漏洩の危険を減らすことができる。
【0019】
実施形態5.
図5は、本発明の実施形態5を示す図である。この実施形態5では、販売対象である商品の匂いデータとユーザーの匂い嗜好データとから、その商品がユーザーの匂いの嗜好に合っているかどうかを判定するための判定部を、ユーザー側のパソコン6に接続したコンピュータにより構成する(又は、前記判定部26は、パソコン6により構成するようにしてもよい)。すなわち、まず、ユーザーがある商品が自分の匂い嗜好に合っているかどうかの判定を希望するときは、ユーザー側のパソコン6から、「ある商品の匂いデータを自分のパソコン6に送信して欲しい」という依頼メッセージを、バーチャルショップ側のサーバー8に送信する。このメッセージを前記サーバー23が受信すると、前記サーバー23は、前記商品匂いデータベース11から該当する商品の匂いデータを抽出して(なお図5においては、商品匂いデータベース11からサーバー8へ「商品匂いデータ」を送るための信号線は、図示省略されている)、ユーザー側パソコン6に送信する。パソコン6は、この送信されてきた匂いデータを、判定部26に転送する。また、判定部26は、ICカード3のユーザーの匂い嗜好データ保存部3aから、ユーザーの匂い嗜好データを転送してもらう。そして、判定部26では、前記の転送されたユーザーの匂い嗜好データ及び商品の匂いデータに基づいて、その商品がユーザーの匂い嗜好に合っているかどうかの判定を行い、その判定結果を、ユーザー側のパソコン6に送信する。以上の点以外の構成及び動作は、実施形態1とほぼ同様なので、説明を省略する。
【0020】
実施形態6.
次に、本発明の実施形態6を図6に基づいて説明する。図6において、図1と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、前記ユーザーの匂いの好みに関する匂い嗜好データは、実施形態1と同様に、ICカード3に記録されている。図1で説明した実施形態1では、ユーザーが自分で入力部5によりパソコン6を操作してバーチャルショップが開設されているホームページにアクセスして、販売対象となっている商品をディスプレー1に表示させて、その表示された複数の商品又は飲料の中から自分が購入を検討する商品を選択して、その商品について、「その商品の匂いが自分の匂いの好み(の傾向)に合っているかどうか」を判定してもらいたいという判定依頼メッセージをバーチャルショップ側に送信して、バーチャルショップ側で判定をしてもらい、その判定結果を返信してもらった上で、購入するかどうかを決定し、購入の手続を行うようにしていた。つまり、実施形態1では、以上のような面倒な手順・手続を、ユーザーがいちいち自分で行うようにしていた。
【0021】
これに対して、この実施形態4では、実施形態1においてユーザーが自分で行っていた以上の手順・手続や行為の一部を、「ショッピング・エージェント(代理人)」に行わせるようにしている。すなわち、本実施形態では、ユーザーは、エージェント27に対して、入力部5により、自分が購入したい商品の種類(例えば、チョコレート菓子、ビールなど)、購入の価格帯(例えば、1,000〜2,000円など)、商品又は飲料の匂いの判定(その商品の匂いがユーザーの匂いの好みに合うかどうかの判定)の結果が80点以上なら購入するなどの購入の条件を入力した上で、購入の検討と購入の手続を指示する。すると、エージェント27は、ユーザーに代わって、前記の実施形態1でユーザーが行っていた行為の「一部」をエージェント27が代行して行う(すなわち、エージェント27を使用して購入する場合は、商品の画像をディスプレー1に表示させて視認するという行為は省略する。また、エージェント27を使用する場合でも、安全のため、電子マネーを送信するという電子決済の最終段階の行為だけは、ユーザー自身が行うようにして、エージェント27には代行させないようにしている。もちろん、この電子決済のための電子マネーの送信行為(最終段階)も、エージェント27に代行させることも可能ではあるが)。
なお、以上に述べたような「ショッピング・エージェント」技術は、既に実用化されている。例えば、1998年12月11日付け日経産業新聞の記事「スーパーメジャー時代到来 インターネット ネットスケープが導火線 玄関巡る戦国時代に」によれば、次のような内容が掲載されている。「(地球最大の書店アマゾン・ドット・コムは、)今夏、買収した「ショッピング・エージェント(代理人)」のベンチャー企業、ジャングリーを活用し、アマゾンのホームページから衣料、コンピュータ、旅行などあらゆる電子商取引のサイトを検索できるサービスを始めた。」
【0021】
本実施形態では、前記エージェント27は、ユーザーからの指示に基づいて、バーチャルショップ側のサーバー8と交信して、販売対象の複数の商品の中から、ユーザーが指示した商品の種類や価格帯の条件に合うものをピックアップする。そして、そのピックアップした商品について、「その商品の匂いがユーザーの匂い嗜好に合致するかどうかを判定して欲しい」旨の判定依頼メッセージを、ユーザーの匂い嗜好データ(エーザェント27がICカード3から引き出したデータ)と共に、バーチャルショップ側のサーバー8に送信する。すると、サーバー8は、判定部12に判定を指示する。判定部12は、前記のエージェント27から送信されたユーザーの匂い嗜好データと、商品匂いデータベース11からの該当する商品の匂いデータとに基づいて、判定を行い、その結果をサーバー8に返す。サーバー8は、この判定結果をユーザー側のエージェント27に送信する。エージェント27は、この判定結果を参考にしながら、当該の商品を購入するかどうかを決定し、購入する場合はその注文をした上で、ユーザーに報告する。ユーザーは、この報告を受けて、商品の代金支払のための電子マネーの送信をエージェント27に許可する。エージェント27は、電子マネーの送信準備を実行し、最終段階でユーザーに報告し、ユーザーの許可をもらった上で、電子マネーをバーチャルショップに送信する。
【0022】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、ユーザーは、ネットワーク(例えばインターネット)上のバーチャルショッピング(オンラインショッピング)、テレビショッピング、カタログ通販を使用する場合などのように、「商品が遠隔地に在るためにユーザーが直接に自分の手にとってその匂いを確認できない商品(特に、化粧品や石鹸などのように匂い・香りが比較的大きなウェートを占めている商品)」の購入を検討するときに、その商品の匂い・香りが自分の匂い・香りの好み(の傾向)に合致しているかどうか(特に、その商品の匂い・香りが自分の匂い・香りの嗜好傾向と相性が良いかどうか)を確認した上で(すなわち、仮想的に「試匂」をした上で)、購入の申し込みを検討又は決定することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を説明するための図である。
【図2】本発明の実施形態2を説明するための図である。
【図3】本発明の実施形態3を説明するための図である。
【図4】本発明の実施形態4を説明するための図である。
【図5】本発明の実施形態5を説明するための図である。
【図6】本発明の実施形態6を説明するための図である。

Claims (6)

  1. 「遠隔のショップ側(遠隔のショップのために所定の情報処理などを行うセンター側を含む)から、ユーザーへの販売対象を示すものとして、ディスプレイ・テレビ・カタログなどの媒体を介して、ユーザー側に提示された複数の商品」の中から、ユーザーが、或る商品を選択し、その選択した商品の購入もしくはその注文又はそれらの検討を行うための仮想試匂方法であって、
    「前記のショップ側から提示された複数の商品」の中からユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討のために選択した「個別の商品」を示す情報を、ユーザー側から受信、入力、又は前記ショップ側へ送信する選択商品受信等ステップと、
    前記受信等された「ユーザーが選択した個別の商品」について、前記ショップ側が提供する複数の商品のそれぞれの匂いに関するデータを予め記録している商品匂いデータ記録手段からの「前記選択された個別の商品」の匂いに関するデータと、そのユーザーの好みに関するデータと、に基づいて、「前記選択された個別の商品」の匂いがそのユーザーの好みもしくは好みの傾向と合うかどうか又はその適合度合いを判定する判定ステップと、
    前記判定により得られた結果を、ユーザー側に送信、ユーザーに向けて出力、又は前記ショップ側から受信する判定結果送信等ステップと、
    を含むことを特徴とする仮想試匂方法。
  2. 「遠隔のショップ側(遠隔のショップのために所定の情報処理などを行うセンター側を含む)から、ユーザーへの販売対象を示すものとして、ディスプレイ・テレビ・カタログなどの媒体を介して、ユーザー側に提示された複数の商品」の中から、ユーザーが、或る商品を選択し、その選択した商品の購入もしくはその注文又はそれらの検討を行うための仮想試匂方法であって、
    ユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討を希望する「商品の種類」を示す情報を、ユーザー側から受信、入力、又は前記ショップ側へ送信する商品種類受信等ステップと、
    「前記受信等された種類に対応して、前記ショップ側からユーザー側に提示された、前記種類に属する複数の商品」の中からユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討のために選択した「個別の商品」を示す情報を、ユーザー側から受信、入力、又は前記ショップ側へ送信する選択商品受信等ステップと、
    前記受信等された「ユーザーが選択した個別の商品」について、前記ショップ側が提供する複数の商品のそれぞれの匂いに関するデータを予め記録している商品匂いデータ記録手段からの「前記選択された個別の商品」の匂いに関するデータと、そのユーザーの好みに関するデータと、に基づいて、「前記選択された個別の商品」の匂いがそのユーザーの好みもしくは好みの傾向と合うかどうか又はその適合度合いを判定する判定ステップと、
    前記判定により得られた結果を、ユーザー側に送信、ユーザーに向けて出力、又は前記ショップ側から受信する判定結果送信等ステップと、
    を含むことを特徴とする仮想試匂方法。
  3. 「遠隔のショップ側(遠隔のショップのために所定の情報処理などを行うセンター側を含む)から、ユーザーへの販売対象を示すものとして、ディスプレイ・テレビ・カタログなどの媒体を介して、ユーザー側に提示される複数の商品」のそれぞれの匂いに関するデータを予め記録しておくための商品匂いデータ記録手段と、
    「前記のショップ側から提示された複数の商品」の中からユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討のために選択した「個別の商品」を示す情報を、ユーザー側から受信、入力、又は前記ショップ側へ送信するための選択商品受信等手段と、
    前記受信等された「ユーザーが選択した個別の商品」について、前記商品匂いデータ記録手段からの「前記選択された個別の商品」の匂いに関するデータとそのユーザーの好みに関するデータとに基づいて、「前記選択された個別の商品」の匂いがそのユーザーの好みもしくは好みの傾向と合うかどうか又はその適合度合いを判定するための判定手段と、
    前記判定により得られた結果を、ユーザー側に送信、ユーザーに向けて出力、又は前記ショップ側から受信するための判定結果送信等手段と、
    を備えたことを特徴とする仮想試匂システム。
  4. 「遠隔のショップ側(遠隔のショップのために所定の情報処理などを行うセンター側を含む)から、ユーザーへの販売対象を示すものとして、ディスプレイ・テレビ・カタログなどの媒体を介して、ユーザー側に提示される複数の商品」のそれぞれの匂いに関するデータを予め記録しておくための商品匂いデータ記録手段と、
    ユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討をしたい「商品の種類」を示す情報を、ユーザー側から受信、入力、又は前記ショップ側へ送信するための、商品種類受信等手段と、
    「前記受信等された種類に対応して、前記ショップ側からユーザー側に提示された、前記種類に属する複数の商品」の中からユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討のために選択した「個別の商品」を示す情報を、ユーザー側から受信、入力、又は前記ショップ側へ送信するための、選択商品受信等手段と、
    前記受信等された「ユーザーが選択した個別の商品」について、前記商品匂いデータ記録手段からの「前記選択された個別の商品」の匂いに関するデータとそのユーザーの好みに関するデータとに基づいて、「前記選択された個別の商品」の匂いがそのユーザーの好みもしくは好みの傾向と合うかどうか又はその適合度合いを判定するための判定手段と、
    前記判定手段による判定結果を、ユーザー側に送信、ユーザーに向けて出力、又は前記ショップ側から受信するための、判定結果送信等手段と、
    を含むことを特徴とする仮想試匂方法。
  5. 「ユーザーによる購入又はその注文が可能な複数の商品」の画像を、ネットワークを介して、ユーザー側に提供するための商品画像提供手段と、
    前記商品画像提供手段により画像が提供される複数の商品のそれぞれの匂いに関するデータを記録しておくための商品匂いデータ記録手段と、
    前記商品画像提供手段により画像が提供された「複数の商品」の中からユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討のために選択した「個別の商品」を示す情報を、ユーザー側から受信するための、選択商品受信手段と、
    前記受信された「ユーザーが選択した個別の商品」について、前記商品匂いデータ記録手段からの匂いデータとそのユーザーの好みに関するデータとに基づいて、「前記選択された個別の商品」の匂いがそのユーザーの好みもしくは好みの傾向と合うかどうか又はその適合度合いを判定するための判定手段と、
    前記判定手段による判定結果をユーザーのために出力又は送信するための判定結果送信手段と、
    を備えたことを特徴とする仮想試匂システム。
  6. ユーザーによる購入又はその注文が可能な複数の商品の画像を、ネットワークを介して、ユーザー側に提供するための商品画像提供手段と、
    前記商品画像提供手段により画像が提供される複数の商品のそれぞれの匂いに関するデータを記録しておくための商品匂いデータ記録手段と、
    ユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討を希望する「商品の種類」を、ユーザー側から受信するための、商品種類受信手段と、
    「前記受信された種類に対応して、前記ショップ側からユーザー側に画像が提供された、前記種類に属する複数の商品」の中からユーザーが購入もしくはその注文またはそれらの検討のために選択した「個別の商品」を示す情報を、ユーザー側から受信するための、選択商品受信手段と、
    前記受信された「ユーザーが選択した個別の商品」について、前記商品匂いデータ記録手段からの匂いデータとそのユーザーの好みに関するデータとに基づいて、「前記選択された個別の商品」の匂いがそのユーザーの好みもしくは好みの傾向と合うかどうか又はその適合度合いを判定するための判定手段と、
    前記判定手段による判定結果をユーザーのために出力又は送信するための判定結果送信手段と、
    を備えたことを特徴とする仮想試匂システム。
JP25081199A 1998-12-15 1999-09-03 仮想試匂システム及び方法 Expired - Fee Related JP4379837B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25081199A JP4379837B2 (ja) 1998-12-15 1999-09-03 仮想試匂システム及び方法

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35669298 1998-12-15
JP1642299 1999-01-26
JP10-356692 1999-01-26
JP11-16422 1999-01-26
JP25081199A JP4379837B2 (ja) 1998-12-15 1999-09-03 仮想試匂システム及び方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000285137A JP2000285137A (ja) 2000-10-13
JP2000285137A5 JP2000285137A5 (ja) 2006-11-02
JP4379837B2 true JP4379837B2 (ja) 2009-12-09

Family

ID=27281400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25081199A Expired - Fee Related JP4379837B2 (ja) 1998-12-15 1999-09-03 仮想試匂システム及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4379837B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002163727A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Toppan Forms Co Ltd Icカード型の顧客カード

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000285137A (ja) 2000-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Swaminathan et al. Browsers or buyers in cyberspace? An investigation of factors influencing electronic exchange
Lightner et al. Shopping behaviour and preferences in e-commerce of Turkish and American university students: implications from cross-cultural design
JP2003085433A (ja) 情報評価システムおよびそのプログラム
JP7452610B2 (ja) 情報処理装置、及び制御方法
US20020013743A1 (en) Automated Purchasing system
JP2006059257A (ja) Ecシステムに組み込み可能なレコメンドシステム
JP4379837B2 (ja) 仮想試匂システム及び方法
JP4366769B2 (ja) 仮想試食又は試飲システム
JP2007213295A (ja) マーケティング支援装置
JP2002074166A (ja) オンラインショッピングモールシステム
Kibandi et al. Impact of online shopping on consumer buying behaviour: A case study of Jumia Kenya, Nairobi
JP6896249B2 (ja) アンケート管理サーバ及びアンケートの管理方法
Anjelita et al. How Does Personalization by Artificial Intelligence on TikTok Influence Purchase Intention?
Weathers III Purchase channel and product characteristic effects on consumer risk perceptions
JP5497710B2 (ja) 顧客別味判定機能を備えた料理もしくは食品の映像提供システム
Joyce et al. Consumer perception towards online shopping in Nigeria
JP4379838B2 (ja) 仮想試触システム及び方法
JP4890671B2 (ja) 個人別味判定機能を備えた料理もしくは食品の映像提供システム
WO2022249494A1 (ja) 取引仲介サーバと取引仲介プログラムと取引仲介方法
JP2002269459A (ja) ショッピング運営システム
KR20010000593A (ko) 상품 구매 만족도 조사 제공 시스템 및 그 시스템의인터넷 서비스 방법
JP4391669B2 (ja) オンラインショッピングシステム
JP2006018595A (ja) 新聞販売店を介した商品発注配送システム、装置、方法及びコンピュータプログラム
JP2001184431A (ja) 仮想対面販売システム
KR20010100612A (ko) 광고접근정도를 상품의 판매가에 직접 적용한전자상거래방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060830

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090825

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090911

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees