JP4379635B1 - 底パット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベースパットと、ベースパットの上面に当接すると共に被収納物の下部周囲に当接してこの被収納物を支持する開口部付きスペースパットとからなる底パットを、組立てるための段ボール製の底パットブランク10aであって、スペースパットは、環状の破断予定線を複数形成した単パット本体32aから、任意の破断予定線36−1〜3を破断して単パット本体32aに前記開口部を設けることによって形成されている。
【選択図】図2
Description
例えば、特許文献1は、下部に突起部を有するカートリッジ用箱体に使用される段ボール製底パットを開示する。この既知の底パットは、3枚の段ボールを積層した状態で被収納物の下部に当接し、これら3枚の段ボールのうち-1つはスリットを有しない段ボール(ベースパット)である一方、残り2枚はスリットが形成されている段ボール(スペースパット)であって、2枚のスペースパットはスリット幅が相違する。カートリッジの収納に際し-1枚のベースパットを箱体の底部に配置した後、このベースパット上に2枚のスペースパットを各スリットが連通するように配置して、カートリッジの突起部をスリット内に嵌入している。
しかしながら、このような既知の底パットは、単に、単一の被収納物であるカートリッジの下部形態に適応させた形態であるため、被収納物ごとに固有の底パットを準備しなければならない問題があった。
すなわち、本発明は、組立てた状態において箱体および被収納物の双方の底部に当接するベースパットと、このベースパットの上面に当接すると共に前記被収納物の下部周囲に当接してこの被収納物を支持する開口部付きスペースパットとからなる底パットを、組立てるための段ボール製の底パットブランクであって、
前記スペースパットは、環状の破断予定線を複数形成した単パット本体から、任意の前記破断予定線を破断して前記単パット本体に前記開口部を設けることによって形成されていることを特徴とする底パットブランクを提供する。
なお、本発明の底パットブランクには、2つの形態が包含され、第1の形態の底パットブランク(請求項2)は、ベースパットとして機能する部分と、スペースパットとして機能する部分とが独立して形成されている一方、第2の形態の底パットブランク(請求項4)は、これらブランク部分が連結体として形成されている。第1の形態は、前記した技術的効果に加え、ストッパ片と抜き孔との組合せを発明特定事項とすることにより、組立てた底パットの上下方向の一体性を向上させ、これにより多数のスペースパットを積層でき、その結果、被収納物の水平方向の保持をより確実に達成できる技術的効果を奏することができる。
また、第2の形態は、破断予定線の大きさの組合せが異なる、複数の単パット本体の使用を発明特定事項とすることにより、破断すべき単パットを選択することができる。
すなわち、例えば、3本の破断予定線を有する単パット本体を、2枚使用した場合、開口部を形成した一方の単パット本体を、スペースパットとして機能させる一方、開口部を形成しない他方の単パット本体をベースパットとして機能させることにより、6(=3×2)通りの被収納物・下部寸法に対応させることができる。したがって、第2の形態によれば、開口部を形成する単パット本体をリバーシブルに選択でき、これにより、前記した請求項1の技術的効果(被収納物の水平方向の保持を容易かつ迅速に達成できる技術的効果)をなお一層強化させたものである。
好適には、前記ベースパットは、前記箱体・底部の内寸と略同じ外寸を有する一方、前記スペースパットは、前記ベースパットよりも小さい外寸を有することを特徴とする〔請求項3〕
複数の前記単パット本体のうち、少なくとも1つの単パット本体は、他の単パット本体とは異なる前記破断予定線の大きさの組み合わせを有し、
少なくとも1つの単パット本体は、その破断予定線を破断せずに、組立てた状態で前記ベースパットとして機能する一方、他の単パット本体は、その破断予定線を破断して前記開口部を形成し、組立てた状態で前記スペースパットとして機能することを特徴とする〔請求項4〕。
好適には、前記単パット本体は、ともに、前記箱体・底部の内寸と略同じ外寸を有することを特徴とする〔請求項5〕。
好適には、前記破断予定線は、同心状に形成されており、折り曲げにより積層状態で前記同心状の中心が平面視において略一致する〔請求項6〕
前記スペースパットは、環状の破断予定線(36,136)を複数形成した単パット本体(32a)から、任意の前記破断予定線を破断して前記単パット本体に前記開口部を設けることによって形成されていることを特徴とする底パットブランクを提供する〔番号は、添付の図面を参照〕。
本明細書に関し、「底部」、「上面」などの用語は、特に断らない限り、箱体内に収納する状態を基準とする。
本明細書に関し、「環状の破断予定線」とは、被収納物・下部の水平断面形と略同じ形態をいい、「環状」とは平面視において角部を有しないような滑らかに湾曲した形態をいい、例えば、楕円形状や円形状であってよく、製造容易な観点から同心円〔以下の第1/第2実施形態〕が好適である。したがって、角部を有する、被収納物・下部の水平断面形態は、本発明には包含されない。なぜなら、このような角部は、使用/輸送の間に亀裂が入り、底パットが機能不全となるからである。また、「破断予定線」は、破断が容易な繋ぎ目罫線であって、以下の実施形態では4点の繋ぎ目を有する繋ぎ目罫線である。
「単パット本体」とは、単パットを組立てるためのブランクをいい、前記第1の形態では1枚であってもよいが、前記第2の形態では、2枚以上必要である。
「段ボール」には、紙製の段ボールに加え、プラスチック段ボールも包含される。
展開図は、段ボールの表を示し、また段ボールの段を模式的に示す。また展開図に関し、段が反復して形成される方向を流れ方向と呼び、この流れ方向に垂直な方向を反流れ方向と呼び、また「切り罫線」は実線(太線)で示し、「繋ぎ目罫線」は一点鎖線で示し、「折り罫線」は破線で示し、「半切り罫線」は二点鎖線で示す。
−第1実施形態−
この第1実施形態は、前記した第1の形態の具体例である。
図1は、本発明の底パットに関し、その第1実施形態を用いて被収納物を収納する過程を示す分解斜視図である。
図1に示すように、底パット10は、箱体50の底部52上に配置され、この箱体・底部52を補強する機能を示すと共に、被収納物40の下部43の水平方向スペーサとして機能する。すなわち、底パット10は、箱体・底部52および被収納物・底部44の双方の底部に当接するベースパット20と、このベースパット20の上面に当接すると共に被収納物・下部43の周囲に当接してこの被収納物40を支持する開口部H付きスペースパット30とを備える。ベースパット20は4カ所にストッパ片22を備える一方、スペースパット30は各ストッパ片22に対応して抜き孔34が形成されており、各ストッパ片22を対応する各抜き孔34に挿通することにより、ベースパット20とスペースパット30とを、積層状態で、底パット20を、それ自体上下方向に強固に固定することができる。
なお、被収納物40の上下方向の固定にスリーブパット(図示せず、本件出願人による特願平2008-306344)を用いることができ、これを用いる場合、この実施形態のようにスペースパット30が僅かに小さい場合ベースパット20上に載置してもよいし、スペースパット30とベースパット20との外寸が同じ場合にはスペースパット30上に載置してもよい。
図2は、本発明の底バットブランクを示す、図1に示した底パットの第1実施形態の展開図である。
各要素に関し、組立てた状態の要素を基準とし命名し、同じ要素でも組立て前の状態は、各要素の名称の後ろに、「本体」または「ブランク」を付して呼ぶ。例えば、底パット10、ベースパット20およびスペースパット30は、各々、組み立て前の状態では、底パットブランク10a、ベースパットブランク20aおよびスペースパットブランク30aと呼び、また、例えば、ストッパ片22は、組立て前の状態でストッパ片本体22aと呼ぶ。
図2の底パットブランク10aは、ベースパットブランク20aと、スペースパットブランク30aとからなる。
<ベースパットブランク20a>
ベースパットブランク20aは、平面視正方形の箱体・底部52の内寸と略同じ外寸を有する平面視正方形であって、その中心線を基準に対称的に、切込みによって形成した4枚のストッパ片本体22aを備える〔図2、参照〕。ストッパ片本体22aは、破線で示す基部24aと、この基部24aから自由先端部分に向けて逆テーパ状に形成した先端部25aとを備えており、基部24aを起点に先端部25aを起立させて、ベースパット・ストッパ片22を形成することができる〔図1、参照〕。
<スペースパットブランク30a>
スペースパットブランク30aは、略同じ形態である平面視正方形の単パット本体32aを、流れ方向に沿って2枚連結した形態を有する。各単パット本体32aは、ベースパットブランク20aよりも僅かに小さい寸法を有する。単パット本体32aは、ベースパット・ストッパ片22に対応する位置に抜き孔34を有すると共に、同心円状に3本の破断予定線36-1〜36-3を備える〔図2、参照〕。破断予定線36-1〜36-3は、それらのいずれかを押圧して中心部を抜き取ることで、所望の寸法の開口部を形成することができる。なお、流れ方向に沿った前記連結は、反流れ方向に沿った連結よりも、折り罫線L1,L2の折畳みがより容易である点で有利である。
2枚の単パット本体32aは、各正方形の一辺が当接すると共に、当接部分において折り罫線L1,L2を有する連結部39を2つ対称の位置に設ける。これら折り罫線L1,L2に沿って山折りして1つの単パット本体32aを他の単パット本体32aに積層し、これにより、単パット32の積層体であるスペースパット30を形成することができる。
なお、これらブランク20a,30aは、箱体50内への設置を容易にすべく、その外縁に平面視半円状の指部31を備える。
図3は、図1に示した底パット(第1実施形態)を、被収納物を保持した状態で示す垂直断面図である。
底パット10を組立てるには、次のように行う。
まず、スペースパットブランク30aに関し、各単パット本体32aにおいて破断予定線36-2を選択して破断し、これにより開口部Hを形成する〔図1〜図3、参照〕。次いで、各単パット本体32aを積層して、開口済みのスペースパットブランク30aを形成する。なお、積層したスペースパットブランク30aは、同心状の中心が平面視において略一致する。
次に、ベースパットブランク20aに関し、4つのストッパ片本体22aを引き上げ、引き上げたストッパ片22を、開口済みのスペースパットブランク30aの抜き孔34に挿通して、ベースパット20の組立てを完了する。組立てたベースパット20は、箱体・底部52上に載置して、被収納物を収納する〔図3、参照〕。なお、ベースパット20とスペースパット30との間には、必要に応じて接着剤層を介在させてもよい。
図3に示すように、収納した被収納物40は、その円筒状の下部43(図3、破線)が、開口部Hに嵌合して保持される。
この第1実施形態では、スペースパットブランク30aにおいて3本の破談予定線36を採用していることから、被収納物・下部43の寸法に関し、3通り選択することができる。
以上、第1実施形態を含め、第1の形態では、底パットブランク10aは、スペースパットブランク30aの単パット本体32aが複数の破断予定線36-1〜3を備えることにより、被収納物40の底部形状に合致した破断予定線(図3では破断予定線36-2)を選択して開口部Hの大きさを選択できるので、被収納物40・下部43の寸法変化に対応させることができ、これにより、被収納物40の水平方向の保持を容易かつ迅速に達成できる技術的効果を奏することができた。また、ストッパ片22と抜き孔34との組合せによって、組立てた状態で底パット10の上下方向の一体性を向上させることができるため、スペースパット30を多段に積層でき、これにより水平方向への保持を向上させることができた。
<変形例>
この第1の形態では、スペースパットブランク30aにおいて、単パット本体32aを流れ方向沿って2枚並置したブランクを一組用いた第1実施形態を説明したが、以下の変形例も好適である。
第1変形例として、二組以上採用したブランクを例示でき、これにより、水平方向への保持を向上させることができ、現時点で、七組を採用したブランクが実際に有効であることがわかっている。
第2変形例として、単パット本体32aを1枚または3枚以上採用したブランクを例示でき、1枚であれば、製造が容易となり、3枚以上であれば、水平方向への保持を向上させることができる。なお、3枚以上の場合、流れ方向に並置する他に、反流れ方向への並置も第2変形例に包含される。
この第2実施形態は、前記した第2の形態の具体例である。
図4は、本発明の底パットブランクを示し、その底パットの第2実施形態の展開図である。
図5は、図4に示した第2実施形態に関し、その底パットブランクから形成した底パットを、被収納物を保持した第1状態で示す垂直断面図、および
図6は、図4に示した第2実施形態に関し、その底パットブランクから形成した底パットを、被収納物を保持した第2状態で示す垂直断面図である。
前記したように、第2の形態では、ベースパットおよびスペースパットブランクは、組立て前の状態で、複数の単パット本体を折畳み自在に連結することにより連結体に形成される。すなわち底パットブランクの第2実施形態は、単一の形態を有し、この点で、独立した2つの形態(ベースパットブランク+スペースパットブランク)を有する前記第1実施形態とは、異なっている。なお、前記第1実施形態関する説明は、技術的に相互に矛盾しない限り、この第2実施形態に適用することができる。
図4に示すように、第2実施形態は、同じ寸法の平面視正方形の単パット本体132aを4枚用い、一部連結して、全体としても略平面視正方形の形態を形成する。4枚のうち、反流れ方向に沿って並置した2枚は、大環状ブランクAと呼び〔図4中、上側〕、同様に反流れ方向に沿って並置した他の2枚は、小環状ブランクBと呼ぶ〔図4中、下側〕。これらブランクは、ベースパット130またはスペースパット120のいずれかの形成に使用される〔図5/図6、参照〕。
図4中上側の大環状ブランクAは、2枚の単パット本体132aを、半切り罫線L3を介して連結され、各単パット本体132aは、4本の破断予定線136-1〜136-4が略同心円状に形成される。小環状ブランクBも、同様に、2枚の単パット本体132aを半切り罫線L4を介して連結され、各単パット本体132aは、4本の破断予定線136-5〜136-8が同心円状に形成される。
大環状ブランクAに関し、破断予定線136-1〜136-4の大きさの組み合わせは、小環状ブランクBに関する破断予定線136-5〜8の大きさの組み合わせと異なっており、この実施形態では、大環状ブランクAについての最小径の破断予定線136-4は、小環状ブランクBについての最大径の破断予定線136-5よりも大きくなるように設定される。ただし、破断予定線136の数や大きさの組み合わせは任意であり、例えば、破断予定線が大きいものから順に、2枚のブランクA,B間で交互に形成されるように構成してもよい。
2枚のブランクAおよびBは、図4中の右側の単パット本体132aを、連結部39を介して連結される。また、各単パット本体132aの中央に配置した逃し孔Nは、被収納物・底部44に設けられた突起物(図示せず)を、輸送の間の振動によって逃すための空間であって、前記した第1の形態でも、底パット20に設けてもよい。
<図5の底パット110の組立て>
図5の底パット110を組立てるには、次のように行う。
まず、被収納物・下部43の形態に応じて、破断予定線136のうち、大環状ブランクAの破断予定線136-2を選択して破断し、開口部Hを形成する。他方、小環状ブランクBは、破断せずにそのままとする。
次いで、2枚のブランクA,Bを連結部39の折り罫線L1,L2に沿って「山折り」して、単パット本体132aを積層した後、各ブランクA,Bを構成する2枚の単パット本体132aを、各々、半切り罫線L3およびL4に沿って「谷折り」することにより、4枚の単パット132を積層した図5の底パット110を組み立て、小環状ブランクBをベースパット120として用いて被収納物・下部43を大環状ブランクAの開口部Hに収納する〔図5、参照〕。なお、この実施形態では「山折り」および「谷折り」の順序で行ったが、この逆の順序でもよい。
同様に、図6の底パット110を組立てるには、次のように行う。
まず、被収納物・下部43の形態に応じて、破断予定線136のうち、小環状ブランクBの破断予定線136-6を選択して破断し、開口部Hを形成する。他方、大環状ブランクAは、破断せずにそのままとする。
次いで、同様に、2枚のブランクA,Bを連結部39の折り罫線L1,L2に沿って山折りして、単パット本体132aを積層した後、各ブランクA,Bを構成する2枚の単パット本体132aを、各々、半切り罫線L3およびL4に沿って谷折りすることにより、4枚の単パット132を積層した図6の底パット110を組み立て、大環状ブランクAをベースパット120として用いて被収納物・下部43を小環状ブランクBの開口部Hに収納する〔図6、参照〕。「山折り」/「谷折り」の順序も前記と同様である。
この第2実施形態では、2枚のブランクA,Bを用い、各ブランクにおいて4本の破談予定線を採用していることから、被収納物・下部43の寸法に関し、8通り(=2×4)選択することができる。
以上、第2実施形態を含め、第2の形態では、破断予定線136の大きさの組み合わせを、2枚のブランクAおよびBにおいて相互に相違させることによって、開口部H内に収納しうる被収納物・下部43の寸法のバリエーションを拡大させることができ、これにより、被収納物の水平方向への保持を容易かつ迅速に達成することができた。
<変形例>
この第2の形態では、ブランクAまたはBの2通りを採用し、いずれのブランクおいても、単パット本体32aを流れ方向に沿って2枚並置し、これらブランクA,Bを連結して連結体を形成した第2実施形態を用いて説明したが、以下の変形例も好適である。
第1変形例として、かかる第2実施形態に対し反流れ方向にブランクを加えて、三通り以上(好適には、三通りまたは四通り)採用したブランクを例示でき、例えば三通りの場合、順に、ブランクαと、ブランクβと、ブランクγとすれば、底バット120は、ブランクαまたはブランクγのいずれかから形成され、スペースパット130は、ブランクα,βまたはブランクβ,γのいずれかから形成される。
第2変形例として、いずれかまたはすべてのブランクにおいて、単パット本体32aを1枚または3枚以上採用したブランクを例示でき、1枚であれば、製造が容易となり、3枚以上であれば、水平方向への保持を向上させることができる。なお、3枚以上の場合、反流れ方向に沿って並置する他に、反流れ方向への並置も第2変形例に包含される。
30,130:スペースパット 32:単パット 32a:単パット本体 40:被収納物
43:被収納物の下部 44:被収納物の底部 50:箱体 52:箱体の底部
36,136:破断予定線 H:開口部
Claims (7)
- 組立てた状態において箱体および被収納物の双方の底部に当接するベースパットと、このベースパットの上面に当接すると共に前記被収納物の下部周囲に当接してこの被収納物を支持する開口部付きスペースパットとからなる底パットを、組立てるための段ボール製の底パットブランクであって、
前記スペースパットは、環状の破断予定線を複数形成した単パット本体から、任意の前記破断予定線を破断して前記単パット本体に前記開口部を設けることによって形成されていることを特徴とする底パットブランク。 - 前記ベースパットおよび前記スペースパットは、組立て前の状態で各々別個に形成されている一方、組立てた状態では、前者のベースパットに設けた抜き孔内に、後者のスペースパットに設けたストッパ片を挿入することによって、一体的に形成されていることを特徴とする請求項1記載の底パットブランク。
- 前記ベースパットは、前記箱体・底部の内寸と略同じ外寸を有する一方、前記スペースパットは、前記ベースパットよりも小さい外寸を有することを特徴とする請求項2記載の底パットブランク。
- 前記ベースパットおよび前記スペースパットは、組立て前の状態で前記単パット本体の複数を折畳み自在に連結することにより連結体として形成されており、
複数の前記単パット本体のうち、少なくとも1つの単パット本体は、他の単パット本体とは異なる前記破断予定線の大きさの組み合わせを有し、
少なくとも1つの単パット本体は、その破断予定線を破断せずに、組立てた状態で前記ベースパットとして機能する一方、他の単パット本体は、その破断予定線を破断して前記開口部を形成し、組立てた状態で前記スペースパットとして機能することを特徴とする請求項1記載の底パットブランク。 - 前記単パット本体は、ともに、前記箱体・底部の内寸と略同じ外寸を有することを特徴とする請求項4記載のスペースパットブランク。
- 前記破断予定線は、同心状に形成されており、折り曲げにより積層状態で前記同心状の中心が平面視において略一致することを特徴とする請求項1記載の底パットブランク。
- 請求項1記載の底パットブランクを組み立ててなることを特徴とする底パット。
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