JP4379460B2 - 画像形成システム、画像形成プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成システム、画像形成プログラム及び記録媒体に関する。
従来、写真などの自然画の原稿やイラスト原稿などの画像から輪郭部を抽出し、一定の色への減色及び平滑化処理などを施して自然画像をイラスト風の画像として出力する技術手法や装置の開示がある。例えば、以下の特許文献1に記載されている手法では、カラー画像から輪郭線を抽出し、その輪郭線をモノクロで印刷する際に色名を引き出し線で付加して、印刷した用紙を塗り絵用に利用できるようにしている。また、以下の特許文献2に記載されている手法では、色彩値に応じて入力画像の各々の画素を明度と彩度の属性値のいずれかで分類し、ルックアップテーブルを用いて減色を行うことで、カラー画像からリアルさを除去しつつ元の画像の風合いを残したイラスト風画像を作成している。また、以下の特許文献3に記載されている手法では、原画像を表示し、ユーザがブラシツール等の描画ツールを利用して原画像の各部形状の輪郭や色彩の変化部分をなぞることにより線画の画像を作成している。
特開2002−185766号公報 特開平10−74248号公報 特開2002−222429号公報
しかしながら、上記した特許文献1及び2に記載されているような自動処理にて輪郭線を抽出する手法では、特に原画像が絵画や写真のような自然画である場合、得られる輪郭線が曖昧であったり、ユーザが所望しない不要な輪郭線までが得られてしまったりすることがあり、ユーザが所望する箇所の輪郭線のみを含んで更に適度にディテールを省略したエッジ線として抽出するのは困難であった。これらの問題を解決するには、自動エッジ抽出のアルゴリズムの向上はもちろん、エッジ抽出のレベルの設定や、矩形だけではない複雑な形状のエリア指定などの細かな設定が必要になったりする。また、上記した特許文献3に記載されている手法では、ユーザが実施するためには描画ツール類の操作テクニックの習熟が必要であり、誰もが容易に行えるものではなかった。
本発明は、複雑な画像処理やユーザの操作テクニック等を必要としないで、絵画や写真のような自然画などから、ユーザが所望する例えば輪郭線等の線画の画像を得ることができる画像形成システム、画像形成プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。

本発明に係る画像形成システムは、画像を取得する画像取得部と、前記取得した画像の色域を減縮して第1の画像を生成する第1の画像生成部と、前記第1の画像を記録媒体に画像形成する第1の画像形成部と、前記第1の画像を画像形成した記録媒体に対してユーザが記録した対象物を含む画像を第2の画像として読み取るスキャン部と、前記読み取った第2の画像に基づいて前記ユーザが記録した対象物を抽出した第3の画像を生成する第3の画像生成部と、前記第3の画像を記録媒体に画像形成する第3の画像形成部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成システムによれば、画像取得部によって画像を取得し、第1の画像生成部によって、取得した画像の色域を減縮して第1の画像を生成し、第1の画像形成部によって、生成した第1の画像を記録媒体に画像形成する。そして、スキャン部によって、第1の画像に対してユーザが記録した対象物を含む第2の画像を読み取り、第3の画像生成部によって、読み取った第2の画像に基づいて、ユーザが記録した対象物を抽出した第3の画像を生成し、第3の画像形成部によって、生成した第3の画像を記録媒体に画像形成する。
ユーザは、記録媒体に画像形成された第1の画像に対して記録することから、第1の画像の内容を参照しながら例えば画像の輪郭線等の所望の対象物を記録することができる。また、第1の画像は、色域を減縮した画像であることから、ユーザが減縮した色域外の色で対象物を記録した場合に、スキャン部によって読み取った当該対象物を含む第2の画像から、容易に且つ正確に当該対象物を抽出することができる。ここで抽出した対象物は、ユーザが所望する対象物であり、例えば必要な輪郭線等が不足していたり、不要な輪郭線等が含まれていたりすることはない。これにより、複雑な画像処理やユーザの操作テクニック等を必要としないで、絵画や写真のような自然画などから、ユーザが所望する例えば輪郭線等の線画の画像を得ることができる。
上記した本発明に係る画像形成システムでは、前記第1の画像生成部は、一の色相を主体とした前記第1の画像を生成することを特徴とする。
上記した本発明に係る画像形成システムでは、前記第1の画像生成部は、淡色化された前記第1の画像を生成することを特徴とする。
上記した本発明に係る画像形成システムでは、前記生成した第3の画像を表す画像データを記憶する画像記憶部を更に備えることを特徴とする。
上記した本発明に係る画像形成システムでは、前記画像記憶部は、前記生成した第3の画像を表す画像データをベクトル化したベクトルデータを記憶することを特徴とする。
上記した本発明に係る画像形成システムでは、前記取得した画像から輪郭線を抽出して輪郭画像を生成する輪郭画像生成部を更に備え、前記第1の画像生成部は、前記取得した画像の色域を減縮した画像に前記生成した輪郭画像を重畳した前記第1の画像を生成することを特徴とする。
上記した本発明に係る画像形成システムでは、前記輪郭画像生成部は、前記取得した画像の色域を減縮した画像が有する色相の平均と略同一の色相及び当該色域を減縮した画像が有する彩度の平均と略同一の彩度を有する前記輪郭画像を生成することを特徴とする。
上記した本発明に係る画像形成システムでは、前記輪郭画像生成部は、前記取得した画像の色域を減縮した画像が有する明度の平均より低い明度を有する前記輪郭画像を生成することを特徴とする。
上記した本発明に係る画像形成システムでは、ユーザからの操作を受け付ける操作部を更に備え、前記操作部は、前記生成した輪郭画像と、前記取得した画像の色域を減縮した画像と、当該色域を減縮した画像に前記生成した輪郭画像を重畳した画像とのうちいずれかの画像を前記記録媒体に画像形成するのかを受け付けることを特徴とする。
上記した本発明に係る画像形成システムでは、前記生成した輪郭画像を表示する表示部を更に備え、前記表示部に前記輪郭画像を表示した状態で、前記操作部は、当該輪郭画像を前記記録媒体に画像形成するか否かの選択を受け付けることを特徴とする。
上記した本発明に係る画像形成システムでは、前記取得した画像の色域を減縮した画像、又は当該色域を減縮した画像に前記生成した輪郭画像を重畳した画像を前記記録媒体に画像形成した後に続けて、前記操作部は、前記第2の画像の読み取りを開始する指示を受け付けることを特徴とする。
本発明に係る画像形成方法は、画像を取得する画像取得工程と、前記取得した画像の色域を減縮して第1の画像を生成する第1の画像生成工程と、前記第1の画像を記録媒体に画像形成する第1の画像形成工程と、前記第1の画像を画像形成した記録媒体に対してユーザが記録した対象物を含む画像を第2の画像として読み取るスキャン工程と、前記読み取った第2の画像に基づいて前記ユーザが記録した対象物を抽出した第3の画像を生成する第3の画像生成工程と、前記第3の画像を記録媒体に画像形成する第3の画像形成工程とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成プログラムは、画像を取得する画像取得機能と、前記取得した画像の色域を減縮して第1の画像を生成する第1の画像生成機能と、前記第1の画像を記録媒体に画像形成する第1の画像形成機能と、前記第1の画像を画像形成した記録媒体に対してユーザが記録した対象物を含む画像を第2の画像として読み取るスキャン機能と、前記読み取った第2の画像に基づいて前記ユーザが記録した対象物を抽出した第3の画像を生成する第3の画像生成機能と、前記第3の画像を記録媒体に画像形成する第3の画像形成機能とを備えることを特徴とする。
本発明に係る記録媒体は、前記画像形成プログラムをコンピュータが読み取り可能に記録した記録媒体であることを特徴とする。
以下、本発明に係る画像形成システムの実施形態について図面を参照して説明する。
<画像形成システムの構成>
まず、本発明による画像形成システムとしての複合機1のハードウェア構成について説明する。
図1は、複合機の外観を示す図である。図2は、複合機の構成を示すブロック図である。複合機1は、メモリカードなどのリムーバブルメモリ20や図示しないPC(Personal Computer)から入力される画像を印刷する機能と、複写機能とを有する。なお、本発明による画像形成システムは、画像の読み取り機能を有するスキャナと、印刷機能を有するプリンタと、スキャナ及びプリンタの制御機能を有するPCとで構成しても良い。
図2に示すように、複合機1は、スキャンユニット50、制御部58及びプリントユニット86等により構成される。
スキャンユニット50は、図1に示す上部ケース14に収容され、照明部52、イメージセンサ54、AFE(Analog Front End)部56、センサ駆動部74及びセンサキャリッジ駆動部76等を備える。照明部52は、主走査方向に長い蛍光管ランプ等で構成される。イメージセンサ54は、RGBの3チャネルの光電素子群を備えるカラーCCDリニアイメージセンサ等のリニアイメージセンサであり、センサ駆動部74により駆動される。また、イメージセンサ54は、図1に示す透明な原稿台12と平行に移動する図示しないセンサキャリッジに搭載されており、図示しないレンズ及びミラーにより、受光面に結像される原稿の光学像の濃淡に相関する電気信号を出力する。センサキャリッジ駆動部76は、図示しないモータ、駆動ベルト及び駆動回路等を備え、主走査方向に垂直に架設された図示しないガイドロッドに沿ってセンサキャリッジを往復移動させる。これにより、イメージセンサ54は、主走査方向と垂直な方向に移動して二次元画像の読み取りが可能となる。AFE部56は、増幅、ノイズ除去等のアナログ信号処理回路及びA/D変換器等を備える。
プリントユニット86は、図1に示す下部ケース16に収容され、インクジェット方式で用紙に画像を形成するための印字ヘッド84、ヘッドキャリッジ駆動部78、送紙部80及びこれらを制御する印刷制御部82等を備える。なお、プリントユニット86は、レーザ方式等の他の印刷方式に対応する構成でも良い。印字ヘッド84は、インクカートリッジが搭載される図示しないヘッドキャリッジに設けられ、ノズル、ピエゾ素子、及びピエゾ素子に印加する駆動信号を出力するピエゾ駆動回路等を備える。ピエゾ駆動回路は、ピエゾ素子に印加する駆動信号の波形によって、ノズルから噴射されるインク滴を大中小の3段階に制御することができる。ピエゾ駆動回路は、印刷制御部82から出力される制御信号に応じて所定の波形の駆動信号をピエゾ素子に印加する。ヘッドキャリッジ駆動部78は、図示しないモータ、駆動ベルト及びモータ駆動回路等を備え、用紙の搬送方向と垂直に印字ヘッド84を往復移動させる。送紙部80は、図示しない用紙搬送ローラ、モータ及びモータ駆動回路等を備え、用紙搬送ローラを回転させることにより、用紙を印字ヘッド84の移動方向軸線と垂直な方向に搬送する。印刷制御部82は、後述するRAM60から順次印字データが転送されるバッファメモリと、バッファメモリに格納された印字データを印字ヘッド84に出力するタイミングをヘッドキャリッジの位置に応じて制御する機能と、ヘッドキャリッジ駆動部78を制御する機能と、送紙部80を制御する機能とを備えるASICである。
外部メモリコントローラ70は、図1に示すカードスロット18から挿入されたリムーバブルメモリ20に接続されてアクセスユニットとして機能する。リムーバブルメモリ20に格納されたデータは、外部メモリコントローラ70によって読み出され、RAM60に転送される。
操作部68は、図1に示すように、メニューや画像を表示するための表示部としてのLCD24、メニューを操作するための戻るボタン21、十字ボタン22、DISPボタン23、+−ボタン25、テンキー26、OKボタン28及び印刷開始ボタン30等の各種の押しボタンを備える。なお、操作部68をタッチパネルやポインティングデバイス等で構成しても良い。
通信部69は、制御部58がPC等の外部のシステムと通信するための通信インタフェースであり、アクセスユニットとして機能する。また、通信部69は、LAN、インターネット及びUSB等を通じて外部のシステムと通信する。
制御部58は、RAM60、画像記憶部としてのメモリ61、ROM62及びCPU64等を備える。CPU64は、ROM62に格納されている制御プログラムを実行して複合機1の各部を制御する。ROM62は、制御プログラム等を格納している不揮発性メモリである。RAM60は、リムーバブルメモリ20等から取得した画像やスキャンユニット50によって読み取られた画像、背景画像や輪郭画像の生成処理における各種の画像データ等が一時的に格納される揮発性メモリである。メモリ61は、塗り絵シートに印刷する輪郭画像等を表す画像データ等を保存するための不揮発性メモリである。制御プログラムは、遠隔地のサーバからネットワークを経由してROM62に格納しても良いし、リムーバブルメモリ20等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を経由し、ROM62に格納しても良い。ディジタル画像処理部66は、JEPG画像のデコード、解像度変換、アンシャープ処理、階調補正、2階調化及び分版処理等の画像処理を、CPU64と協働して実行するDSP等の専用回路である。
<塗り絵印刷の全体の処理>
次に、ユーザ画像を取得してから塗り絵シートを印刷するまでの一連の処理について説明する。
図3は、塗り絵印刷の全体の処理を示すフローチャートである。同図に示す各ステップは、制御部58により実行される。ここで、同図における塗り絵シートとは、ユーザが塗り絵を行うための線画等が印刷された用紙である。また、下絵シートとは、塗り絵シートを作成するための用紙であって、塗り絵の基になる背景画像が下絵として印刷されている。ユーザは、この背景画像に基づいて、塗り絵を行うための線画となる輪郭線等を下絵シートに直接手書きする。
まず、ステップS100では、制御部58は、原画像となるユーザ画像の入力方法の選択画面を表示し、操作部68を介してユーザから入力方法の選択を受け付ける。図16は、操作画面の例を示す図であり、(a)は、入力方法の選択画面である。ここでは、入力方法として、「原稿を使う」、「メモリカードの写真を使う」及び「下絵シートを使う」の3種類の入力方法を表示して選択を受け付ける。ユーザが入力方法を選択して図1に示すOKボタン28を押すと、ステップS102へ進み選択された入力方法を判定する。一方、戻るボタン21を押した場合は、塗り絵印刷の処理を終了する。なお、図3に示すフローチャートでは、戻るボタン21を押した場合の分岐線は省略している。
ステップS102では、制御部58は、ステップS100において選択された入力方法を判定する。入力方法が「原稿を使う」の場合はステップS120へ、「メモリカードの写真を使う」の場合はステップS110へ、「下絵シートを使う」の場合はステップS170へ進む。
ステップS110では、制御部58は、メモリカードに保存されている画像を表示し、操作部68を介してユーザから、これから処理する画像の選択を受け付ける。図16(b)は、画像選択の受付画面である。ここでは、ユーザは、十字ボタン22を操作することにより画像を選択し、OKボタン28を押すと、ステップS124の各種選択を受け付ける処理へ進む。一方、戻るボタン21を押した場合は、ステップS100における図16(a)の入力方法の選択画面に戻る。
ステップS120では、制御部58は、ユーザがユーザ画像となる原稿を原稿台12にセットするように指示画面を表示する。図16(c)は、原稿セットの指示画面である。ユーザが原稿をセットしてOKボタン28を押すと、ステップS122へ進み、スキャンユニット50により原稿のスキャン動作を開始する。スキャン動作の終了後は、ステップS124へ進む。一方、戻るボタン21を押した場合は、ステップS100における図16(a)の入力方法の選択画面に戻る。
ステップS124,S126,S128,S130,S132では、制御部58は、ステップS110又はステップS122において取得したユーザ画像の表示、ユーザ画像に対してのトリミングの受付実行、及びユーザ画像から自動生成した輪郭画像の表示等を行う。また、操作部68を介してユーザから、それぞれの画面への移行及び各種選択を受け付けつける。
図17は、操作画面の例を示す図であり、(a)は、ユーザ画像を表示後の各種選択の受付画面であり、ステップS124において表示される。この画面においてユーザは、十字ボタン22を操作することにより印刷方法を選択し、DISPボタン23を押すことによりトリミングの受付画面又は輪郭画像の表示画面へ移行する。また、印刷開始ボタン30を押すことにより、選択された印刷方法で印刷を開始する。一方、戻るボタン21を押した場合は、ステップS110における図16(b)又はステップS120における図16(c)のユーザ画像を取得する画面に戻る。ここで、ユーザによって選択される印刷方法の種類は、「塗り絵印刷」、「下絵シート印刷」及び「下絵(輪郭付き)シート印刷」の3種類がある。
図17(b)は、トリミングの受付画面であり、ステップS126において表示される。この画面においてユーザは、十字ボタン22、+−ボタン25及び印刷開始ボタン30等を操作することにより、ユーザ画像の拡大、縮小、枠移動及び回転等の処理を受け付ける。また、DISPボタン23を押すことにより、輪郭画像の表示画面へ移行する。また、印刷開始ボタン30を押すことにより、選択された印刷方法で印刷を開始する。一方、戻るボタン21を押した場合は、ステップS110における図16(b)又はステップS120における図16(c)のユーザ画像を取得する画面に戻る。
図17(c)は、輪郭画像を表示後の各種選択の受付画面であり、ステップS128において表示される。この画面においてユーザは、十字ボタン22を操作することにより印刷方法を選択し、DISPボタン23を押すことにより、ユーザ画像の表示画面又はトリミングの受付画面へ移行する。また、印刷開始ボタン30を押すことにより、選択された印刷方法で印刷を開始する。一方、戻るボタン21を押した場合は、ステップS110における図16(b)又はステップS120における図16(c)のユーザ画像を取得する画面に戻る。
上記のステップS124において表示したユーザ画像又はステップS126においてトリミングしたユーザ画像に基づいて、ステップS130では、下絵シートに印刷する下絵となる背景画像を生成する。また、ステップS132では、この背景画像に基づいてステップS128において表示する輪郭画像を生成する。なお、背景画像の生成処理及び輪郭画像の生成処理の詳細については後述する。
ステップS134では、制御部58は、ステップS124,S126,S128において印刷開始を指定する印刷開始ボタン30が押されるまで待機する。印刷開始ボタン30が押された場合は、次のステップS136に進む。
ステップS136では、制御部58は、ステップS124及びS128においてユーザにより選択された印刷方法を判定する。印刷方法が「塗り絵印刷」の場合はステップS140へ、「下絵シート印刷」の場合はステップS150へ、「下絵(輪郭付き)シート印刷」の場合はステップS160へ進む。
ステップS140では、制御部58は、ステップS128において表示した輪郭画像(自動生成)を塗り絵シート画像に割り付けて印刷する。ユーザは、この塗り絵シートに印刷された輪郭画像を線画として塗り絵を行うことができる。
ステップS142では、制御部58は、ステップS140において印刷した塗り絵シートの画像を複合機1に保存するか否かの選択を、操作部68を介してユーザから受け付ける。図17(d)は、塗り絵シート画像の保存の受付画面である。
ステップS144において保存するか否かを判定し、ユーザがOKボタン28を押した場合は、塗り絵シートに印刷された輪郭画像を表す画像データを、メモリ61に記憶して保存する。その後、最初のステップS100に戻り、図16(a)の入力方法の選択画面を表示する。一方、戻るボタン21を押した場合は、画像データを保存しないで、ステップS100に戻る。
ステップS150では、制御部58は、ステップS130において生成した背景画像を下絵シート画像に割り付けて、ステップS164の下絵シートの印刷へ進む。
図11は、下絵シート画像の例を示す図であり、この下絵シート画像は、全体として1つの画像又は画像部品の描画命令の組み合わせとしてROM62に格納されている。同図に示す位置基準マーク90及び98は、原稿台12に載置された下絵シートの位置及び傾きを制御部58に認識させるためのマークである。ブロックコード92は、下絵シートの種類を制御部58に認識させるためのマークである。複数のチェックマーク94は、印刷部数を制御部58に認識させるためのマークである。複数の標本パッチ96は、背景画像と色域が一致し、一様に濃度が変換するチャートである。これらの標本パッチ96は、1つでも良いし、互いに色域が異なる複数の領域で構成しても良い。矩形の自由描画領域100は、向かい合う頂点の座標がROM62に記録されており、背景画像が割り付けられる領域である。補助画像領域102は、向かい合う頂点の座標がROM62に記憶されており、取得したユーザ画像がそのままの階調特性で割り付けられる。この補助画像領域102に割り付けられるユーザ画像は、最高解像度の画像でも良いし、サムネイル画像でも良い。
ステップS160では、制御部58は、ステップS130において生成した背景画像に対して、ステップS132において生成した輪郭画像を合成する。ここでは、制御部58は、背景画像の色値に対して輪郭画像の色値をRGBチャネル毎に加算することによって、背景画像に対して輪郭画像を重畳して合成する。
ステップS162では、制御部58は、ステップS160において輪郭画像を合成した背景画像(輪郭付き)を下絵シート画像に割り付ける。ここでは、図11に示す下絵シート画像の自由描画領域100に、この背景画像(輪郭付き)を割り付ける。
ステップS164では、制御部58は、ステップS150又はステップS162において背景画像又は背景画像(輪郭付き)を割り付けた下絵シート画像を印刷する。その後、ステップS170へ進みユーザが下絵シートをセットする指示画面を表示する。なお、下絵シートを印刷する処理の詳細については後述する。
下絵シートを印刷した後、ユーザは、この下絵シートに印刷された背景画像を下絵として、背景画像の上から塗り絵用の線画となる輪郭線等を手書きする。また、ユーザは、下絵シートの所望する枚数の位置のチェックマーク94に手書きチェックすることにより、複数部数の塗り絵シートを印刷することができる。
ステップS170では、制御部58は、ユーザが下絵シートを原稿台12にセットするように指示画面を表示する。図16(d)は、下絵シートセットの指示画面であり、ユーザが下絵シートをセットしてOKボタン28を押すと、ステップS172へ進み、スキャンユニット50によって下絵シートのスキャン動作を開始する。このスキャン動作により、ユーザが記録した対象物としての手書き輪郭画像を含む背景画像を取得する。一方、戻るボタン21を押した場合は、ステップS100における図16(a)の入力方法の選択画面に戻る。
ステップS174では、制御部58は、ステップS172において取得した手書き輪郭画像を含む背景画像から、塗り絵シートに線画として印刷する手書き輪郭画像を生成する。ここでは、下絵シートの自由描画領域100に印刷された背景画像の上からユーザが手書きした輪郭線等の画像を、背景画像から分離して抽出することによって手書き輪郭画像を生成する。なお、手書き輪郭画像を生成する処理の詳細については後述する。
ステップS176では、制御部58は、ステップS174において生成した手書き輪郭画像を塗り絵シート画像に割り付けて印刷する。ユーザは、この塗り絵シートに印刷された手書き輪郭画像を線画として塗り絵を行うことができる。印刷後は、ステップS142へ進み、塗り絵シートの輪郭画像を保存するか否かの選択を受け付ける。
図18及び図19は、塗り絵シートを印刷するまでの各処理における画像の例を示す図である。図18(a)は、取得したユーザ画像を示す図である。同図は、上記のステップS110又はS122において取得した画像となる。
図18(b)は、下絵シートに印刷した背景画像を示す図である。同図は、図18(a)に示すユーザ画像に基づいてステップS130において背景画像を生成し、ステップS164においてそのまま下絵シートに印刷した画像となる。
図18(c)は、手書き輪郭画像を含む背景画像をスキャンして取得した画像を示す図である。同図は、図18(b)に示す背景画像の上からユーザが輪郭線を手書きした下絵シートを、ステップS172においてスキャンして取得した画像となる。
図18(d)は、塗り絵シートに印刷した手書き輪郭画像を示す図である。同図は、図18(c)に示す手書き輪郭画像を含む背景画像から、ステップS174において手書き輪郭画像を抽出し、ステップS176において塗り絵用の線画として塗り絵シートに印刷した画像となる。
また、図19(a)は、自動生成した輪郭画像を示す図である。同図は、図18(b)に示す背景画像に基づいて、ステップS132において輪郭画像を生成し、ステップS140において塗り絵用の線画として塗り絵シートに印刷した画像となる。
図19(b)は、背景画像に輪郭画像を合成した画像を示す図である。同図は、ステップS160において図18(b)に示す背景画像に図19(a)に示す輪郭画像を合成し、ステップS164において下絵シートに印刷した画像となる。
なお、本発明の第1の画像は、上記ステップS150において下絵シート画像に割り付けた背景画像、及び上記ステップS162において下絵シート画像に割り付けた背景画像(輪郭付き)に相当する。また、本発明の第2の画像は、上記ステップS172において取得した手書き輪郭画像を含む背景画像に相当する。また、本発明の第3の画像は、上記ステップS174において生成した手書き輪郭画像に相当する。
更に、本発明の画像取得部、画像取得工程及び画像取得機能は、上記ステップS110及びS122に相当する。また、本発明の第1の画像生成部、第1の画像生成工程及び第1の画像生成機能は、上記ステップS130及びS160に相当する。また、本発明の第1の画像形成部、第1の画像形成工程及び第1の画像形成機能は、上記ステップS164に相当する。また、本発明のスキャン部、スキャン工程及びスキャン機能は、上記ステップS172に相当する。また、本発明の第3の画像生成部、第3の画像生成工程及び第3の画像生成機能は、上記ステップS174に相当する。また、本発明の第3の画像形成部、第3の画像形成工程及び第3の画像形成機能は、上記ステップS176に相当する。また、本発明の輪郭画像生成部は、上記ステップS132に相当する。
<背景画像を生成する処理>
次に、背景画像を生成する処理の詳細について説明する。
図4は、背景画像を生成する処理を示すフローチャートである。同図に示す各ステップにおいて、制御部58は、ディジタル画像処理部66と協働してユーザ画像に基づいて背景画像を生成する。ユーザ画像は、最高解像度の画像であってもサムネイル画像であっても良く、サムネイル画像に基づいて背景画像を形成する場合は、処理時間を短縮する利点がある。JPEGフォーマット等のユーザ画像は、デコードされるとRGBの3つのカラーチャネルを有し、ユーザ画像の色域は、各チャネルの階調値が1バイトで構成される場合、16777216(256×256×256)の色値から構成される。
ここで、ユーザ画像の色域が色空間の全体に拡がっている場合は、印刷されたユーザ画像の上にカラーペンなどで書き込まれた文字の領域を光学的に認識することは極めて困難である。逆に、ユーザ画像の色域と文字の領域の色域が重なっていない場合は、特定の色域内の画素を文字の領域として判定することができる。つまり、ユーザ画像の上に記入できる文字等の対象物の色域の範囲を広げるためには、即ち、ユーザが記入できる色を多くするためには、背景画像となるユーザ画像の色域を狭くしなければならない。
まず、ステップS200では、制御部58は、ユーザ画像をグレートーン画像に変換する。図5は、フルカラー画像の色域と背景画像の色域を示す模式図である。ユーザ画像が表す対象物は任意であることから、ユーザ画像の色域はフルカラー(例えば16777216色)画像の色域となる。ここでは、下絵シートに印刷される背景画像の色域を図5に示すように狭くするために、ユーザ画像をグレートーン画像に変換する。
また、図6は、背景画像が生成されるまでの過程における階調特性の変化の例を示す図であり、(a)は、ユーザ画像の階調特性を示すヒストグラムであり、(b)は、グレートーン画像に変換後の階調特性を示すヒストグラムである。(a)に示す階調特性を有するユーザ画像がグレートーン画像に変換されると、グレートーン画像の階調特性は、(b)に示すようにRGBの各チャネルのヒストグラムが一致するようになる。ここでは、制御部58は、以下のNTSC方式の輝度変換式を用いてユーザ画像をグレートーン画像に変換する。
R'=G'=B'=0.299×R+0.587×G+0.114×B
また、制御部58は、RGBから明度を求めて、明度と線形な関係を有する値にRGBの階調値を変換してグレートーン画像を生成しても良いし、Gチャネルの階調値にR及びBチャネルの階調値を変換してグレートーン画像を生成しても良い。
ステップS202では、制御部58は、ステップS200において生成したグレートーン画像を階調補正する。ここでの階調補正は、一般的な手法を用いて色調やコントラストを強調する補正を自動的に行う。図6(c)は、補正後の階調特性を示すヒストグラムである。同図に示すように、階調補正後は、画像中のグレートーン部分がどの程度分布しているかを表すヒストグラムのダイナミックレンジが拡張している。
ステップS204では、制御部58は、ステップS202において階調補正したグレートーン画像をシアン系のモノトーン画像に変換する。図7は、画像を変換するトーンカーブの例を示す図であり、(a)は、シアン系のモノトーン画像変換のトーンカーブである。階調補正したグレートーン画像を(a)に示すトーンカーブに従い変換し、シアン系のモノトーン画像を生成する。図6(d)は、シアン系のモノトーン画像の階調特性を示すヒストグラムである。同図に示すように、シアン系のモノトーン画像に変換後は、Rチャンネルの階調が主体となりG及びBチャネルにも階調が多少付加されたシアン系の階調特性になる。G及びBチャネルにも階調があることにより背景画像の視認性が上がり、ユーザは画像の輪郭部等を手書きでなぞることが容易となる。
なお、本実施形態では、Rチャネルの階調を主体としたシアン系のモノトーン画像に変換するケースについて説明するが、Rチャネル及びシアン系のモノトーン画像には限定されない。
ステップS206では、制御部58は、ステップS204において生成したシアン系のモノトーン画像の階調値をハイライトバンドに圧縮し、背景画像を生成する。図7(b)は、ハイライトバンド圧縮のトーンカーブである。シアン系のモノトーン画像の階調値を同図に示すトーンカーブに従い変換し、ハイライトバンドに圧縮する。図6(e)は、ハイライトバンドに圧縮後の階調特性を示すヒストグラムである。ハイライトバンドに圧縮して生成した背景画像は、同図に示すような階調特性になり、元のユーザ画像に比べて淡い画像となる。
ステップS208では、制御部58は、ステップS206において生成した背景画像について、RGB,YCbCr,HLSの変換を行う。ここでの変換は、装置内部で背景画像の色相(H)、明度(L)、彩度(S)の値を扱うためであり、更に、後述する輪郭画像生成の際に、背景画像のH,L,Sに基づいて輪郭画像のH、L、Sを設定するためである。ここで、RGBとYCbCrとの変換は、例えばJFIF規格やsYCC規格などの公知の変換式を用いる。また、YCbCrとHLSとの変換は、例えば以下の式により変換する。
Figure 0004379460
一方、HとSが与えられた場合は、例えば以下の式によりCbとCrが求まる。
Cr=SsinH
Cb=ScosH
なお、RGB,YCbCr,HLSの変換は、上記した変換式の方法以外に別の方法を用いて変換を行っても良い。
<輪郭画像を生成する処理>
次に、輪郭画像を生成する処理の詳細について説明する。
図8は、輪郭画像を生成する処理を示すフローチャートである。同図に示す各ステップにおいて、制御部58は、ディジタル画像処理部66と協働して輪郭画像を生成する。また、輪郭画像は、前述した図4に示すステップS206において生成された背景画像に基づいて生成する。
まず、ステップS220では、制御部58は、背景画像を再びグレートーン画像に変換する。この背景画像は、シアン系のモノトーン画像の階調値をハイライトバンドに圧縮した画像であり、Rチャネルの画像をG及びBチャネルにも適用することによりグレートーン画像に変換する。図9は、輪郭画像が生成されるまでの過程における階調特性の変化の例を示す図であり、(a)は、グレートーン画像変換後の階調特性を示すヒストグラムである。
ステップS222では、制御部58は、ステップS220において生成したグレートーン画像のハイライトの階調を補正する。この補正は、輪郭画像にとっては過度に詳細な階調が不要なことから、ハイライトの階調の一部を省略するために行う。図7(c)は、ハイライト階調補正のトーンカーブである。同図に示すトーンカーブに従い、グレートーン画像の階調値を変換する。図9(b)は、ハイライトの階調の一部を補正後のヒストグラムである。図9(b)では、図9(a)に示すヒストグラムのハイライトの階調の一部が省略されている。
ステップS224では、制御部58は、ステップS222においてハイライトの階調を補正したグレートーン画像から輪郭画像を抽出する。ここで、グレートーン画像から輪郭画像を抽出する方法は、例えばフィルタを用いてエッジを抽出する等の公知の方法により行う。
ステップS226では、制御部58は、ステップS224において抽出した輪郭画像をカラーデータの状態のままで2階調化する。ここで、2階調化する際の閾値は、RGB全チャネルに共通な任意値を用いる。なお、閾値をチューニングによって決定しても良いし、可変にして輪郭画像に最適な閾値を自動設定しても良い。輪郭画像を2階調化することにより、輪郭画像のデータ量を少なくする効果がある。
ステップS228では、制御部58は、ステップS226において2階調化した輪郭画像について、RGB,YCbCr,HLSの変換を行い、輪郭画像のHLSを補正する。ここでのRGB,YCbCr,HLSの変換は、図4に示すステップS208と同様の方法で行う。また、輪郭画像のH及びSは、輪郭画像を背景画像に同化させるために、背景画像のH及びSのそれぞれのヒストグラムの平均値を求めて、背景画像のHの平均値を輪郭画像のHに、背景画像のSの平均値を輪郭画像のSに設定する。輪郭画像のLは、輪郭部分を少しだけ強調するために背景画像のLよりいくらか低く設定する。
<下絵シートを印刷する処理>
次に、下絵シートを印刷する処理の詳細について説明する。
図10は、下絵シートの印刷処理を示すフローチャートである。図10に示す各処理は、制御部58が制御プログラムの所定のモジュールを実行することによって実行される。
まず、ステップS300では、制御部58は、ディジタル画像処理部66と協働して下絵シートの背景画像の解像度を、割り付けされる図11に示す自由描画領域100の大きさに応じて変換する。また、下絵シートの全体画像を印刷解像度に応じて変換する。
ステップS302では、制御部58は、補助画像領域102に割り付けられるユーザ画像の画質をディジタル画像処理部66と協働して補正する。ここでは、制御部58は、例えばアンシャープ処理等を実行する。
ステップS304では、制御部58は、分版処理を実行する。ここでは、制御部58は、例えば下絵シート画像の階調値をRGB色空間の値からCMY色空間(K(黒)等の補助的なチャネルをもたせても良い。)の値に変換する。
ステップS306では、制御部58は、ハーフトーン処理を実行する。ハーフトーン処理の基本は多階調の色値の配列をインク滴を噴射するかしないかの2値の配列に変換する処理である。大中小のインク滴を使い分ける場合には、「噴射しない」、「小インク滴を噴射する」、「中インク滴を噴射する」、「大インク滴を噴射する」の4値のいずれかの値に、多階調の色値をチャネル毎に変換する。この場合、インク滴で表現できる階調は4階調であるため、各画素の階調に誤差が発生する。この誤差を近傍画素に分散させることによって擬似的に多くの階調を表現することができる。このような誤差拡散処理を高速に実行するため、CMYの階調毎に注目画素に割り当てる4値と、その傍画素に振り分ける誤差を記述したルックアップテーブルとがROM62に格納されている。
ステップS308では、制御部58は、ハーフトーン処理によって形成された4値の噴射データを噴射順に並び替えるインタレース処理を実行する。
ステップS310では、制御部58は、噴射データを噴射順に印刷制御部82へ出力する。印刷制御部82は、順次バッファメモリに格納される噴射データに基づいて印字ヘッド84を駆動して、下絵シートを印刷する。
<手書き輪郭画像を生成する処理>
次に、手書き輪郭画像を含む背景画像に基づいて、手書き輪郭画像を生成する処理の詳細について説明する。
手書き輪郭画像は、スキャンユニット50により読み取った手書き輪郭画像を含む背景画像から、手書き輪郭画像を分離して抽出することによって生成する。図12は、手書き輪郭画像を生成する処理の詳細を示すフローチャートである。同図に示すように、手書き輪郭画像の生成は、最初に、ステップS320において背景画像の色域テーブルを生成する。次に、ステップS322において、この生成した色域テーブルに基づいて背景画像を除去して手書き輪郭画像を抽出する。
<背景画像の色域テーブルを生成する処理>
ステップS320において背景画像の色域テーブルを生成する処理について説明する。ステップS320では、制御部58は、読み取った下絵シートの画像に含まれる標本パッチ96の画像に基づいて、背景画像の色域テーブルを生成する。この背景画像の色域テーブルは、背景画像の色域と一致する標本パッチ96の色域が格納されるルックアップテーブルである。
図13は、背景画像の色域テーブルに格納されるデータの一例を示すグラフである。自由描画領域100内で背景画像の領域を正確に認識するためには、制御部58は、背景画像と色域が一致する標本パッチの色域を完全に記憶しなければならない。そこで、限られたRAM60の容量に標本パッチの色域を格納するためのモデル化が必要になる。標本パッチ及び背景画像は、シアン系の画像であるため、標本パッチの画像は、Rチャネルの階調を主体にした画像となる。また、B及びGチャネルの階調はRチャネルの階調と強い相関関係があり、ある狭い幅でのみ変化するという特徴がある。そこで、制御部58はRチャネルの階調に対して、B及びGチャネルの階調がどのように分布するかを記憶することにより、標本パッチ及び背景画像の色域を少ない容量で記憶することができる。具体的には、制御部58は標本パッチの画像のRGB3チャネルの値を画素毎に調べ、任意のRチャネルの値に対するG及びBチャネルの最大値及び最小値を検出することにより、標本パッチの色域を記憶することができる。以下、フローチャートに基づいて詳細に説明する。
図14は、背景画像の色域テーブルを生成する処理を示すフローチャートである。
ステップS340では、制御部58は、G及びBチャネルの最小値(Gmin,Bmin)及び最大値(Gmax,Bmax)をリセットする。ここでは、制御部58は、全てのRの値に対応する(Gmax,Gmin,Bmax,Bmin)の値を(0,255,0,255)に設定する。
ステップS342では、制御部58は、以下の処理が標本パッチの画像の全画素について終了したか否かを判定し、全画素について以下の処理を繰り返す。
ステップS344及びS346では、制御部58は、注目画素のGチャネルの値が、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているGチャネルの最大値(Gmax)より大きいか否かを判定し、大きければ注目画素のRチャネルの値に対応付けられているGチャネルの最大値(Gmax)を注目画素のGチャネルの値に更新する。
ステップS352及びS354では、制御部58は、注目画素のGチャネルの値が、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているGチャネルの最小値(Gmin)より小さいか否かを判定し、小さければ注目画素のRチャネルの値に対応付けられているGチャネルの最小値(Gmin)を注目画素のGチャネルの値に更新する。
ステップS348及びS350では、制御部58は、注目画素のBチャネルの値が、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているBチャネルの最大値(Bmax)より大きいか否かを判定し、大きければ注目画素のRチャネルの値に対応付けられているBチャネルの最大値(Bmax)を注目画素のBチャネルの値に更新する。
ステップS356及びS358では、制御部58は、注目画素のBチャネルの値が、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているBチャネルの最小値(Bmin)より小さいか否かを判定し、小さければ注目画素のRチャネルの値に対応付けられているBチャネルの最小値(Bmin)を注目画素のBチャネルの値に更新する。
以上の処理が全画素について終了すると、Rチャネルの全ての値についてB及びGチャネルの最大値と最小値が記憶され、標本パッチの色域が完全に記憶される。このようにRチャネルの値に関連付けてB及びGチャネルの最大値と最小値を記憶する色域テーブルのデータサイズは、各チャネルの階調値が1バイトの場合、わずか1Kバイト(256×2×2バイト)である。
<背景画像を除去する処理>
次に、図12に示すステップS322において背景画像を除去する処理について説明する。ステップS322では、制御部58は、下絵シートの手書き輪郭画像を含む背景画像から、手書き輪郭画像のみを分離する。ここでは、制御部58は、手書き輪郭画像を含む背景画像に透明度を示すチャネル(アルファチャネル)を追加し、背景画像のみの領域を透明に設定する。
図15は、背景画像を除去する処理を示すフローチャートである。
ステップS400では、制御部58は、以下の処理が下絵シートに含まれる自由描画領域100の画像の全画素について終了したか否かを判定し、全画素について以下の処理を繰り返す。
ステップS402では、制御部58は、注目画素のB及びGチャネルの値が背景画像の色域テーブルに注目画素のRチャネルの値と対応付けて記憶されているB及びGチャネルの値の範囲内であるか否かを判定する。即ち、制御部58は、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているGチャネルの最大値が注目画素のGチャネルの値以上で、且つ、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているGチャネルの最小値が注目画素のGチャネルの値以下で、且つ、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているBチャネルの最大値が注目画素のBチャネルの値以上で、且つ、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているBチャネルの最小値が注目画素のBチャネルの値以下であるか否かを判定する。
注目画素のB及びGチャネルの値が、背景画像の色域テーブルに注目画素のRチャネルの値と対応付けて記憶されているB及びGチャネルの値の範囲内である場合は、注目画素の色値は背景画像の色域内であるため、ステップS404において、制御部58は、注目画素を透明画素に設定する。即ち、注目画素のアルファチャネルは透明を示す値に設定される。
以上の処理が自由描画領域100の画像の全画素について終了すると、背景画像のみの領域は透明に設定されて、ユーザが手書きした輪郭線のみの画像が生成される。
上述したように、本実施形態に係る画像形成システムとしての複合機1では、ユーザは、下絵シートに印刷された背景画像又は背景画像(輪郭付き)を下絵として、この下絵の上から輪郭線等を手書きし、この輪郭線等を塗り絵用の線画として塗り絵シートに印刷することができる。ユーザは、描画ツール類の操作テクニック等を必要としないで、筆記具等を用いて下絵の上から画像の輪郭等を忠実になぞることにより、自分が所望する塗り絵用の線画を容易に創作することができる。
また、下絵シートに印刷される背景画像は、シアンを主体にして色域を減縮したモノトーン画像であることから、複合機1は、背景画像上にシアン系以外の色相で手書きされた輪郭線等の領域を背景画像の領域と判別することができる。これにより、ユーザは、シアン系以外の任意の色相の筆記具を用いて、下絵シートに印刷された背景画像の上から手書きすることができる。更に、背景画像は淡色化されているため、複合機1は、背景画像上に濃い色で手書きされた輪郭線等の領域を背景画像の領域と判別することができる。これにより、ユーザは、背景画像上に濃い色の筆記具を用いて手書きすることができる。
また、ユーザは、塗り絵シートに印刷された輪郭画像を表す画像データを、メモリ61に記憶して保存できることから、自作した塗り絵用の線画をメモリ61から呼び出して、必要に応じて何回も印刷することができる。ここで、複合機1が保存する画像データは、画像データをベクトル化したベクトルデータであっても良い。画像データをベクトル化することにより、いかなるサイズの記録媒体にレイアウトしても滑らかな線画を出力することが可能になる。また、ベクトルデータは、ビットマップデータに比してデータ容量が少なくて済み、データを扱う処理速度を速くすることができる。
また、複合機1は、背景画像に基づいて輪郭画像を生成し、この輪郭画像を背景画像に重畳した背景画像(輪郭付き)を下絵とした下絵シートを印刷する。ユーザは、下絵の上から輪郭線等を手書きする際に、背景画像に重畳された輪郭画像を目安に輪郭等をなぞることができ、輪郭線等の手書き作業をより容易に行うことができる。
また、背景画像に重畳する輪郭画像の色相及び彩度は、背景画像の色相及び彩度の平均と略同一であることから、輪郭画像は、背景画像の輪郭部を違和感なく自然に示すことができる。更に、輪郭画像の明度は、背景画像の明度の平均より低く設定することから、輪郭画像は、背景画像の輪郭部を強調して分かり易く示すことができる。
また、複合機1は、「塗り絵印刷」、「下絵シート印刷」及び「下絵(輪郭付き)シート印刷」の3種類の印刷方法の選択を受け付けて、「塗り絵印刷」が選択された場合は、生成した輪郭画像を画面に表示した状態で、当該輪郭画像の印刷への移行を受け付ける。ユーザは、塗り絵の線画となる輪郭画像を確認しながら印刷ができることから、間違った画像を印刷する等のミスを防止でき、操作性の面でも効率が良い。
更に、複合機1は、背景画像又は背景画像(輪郭付き)を下絵シートに印刷後、メニュー操作等の受付を介さずに、続けて下絵シートセットの指示画面を表示し、スキャン動作の開始を受け付ける。ユーザは、通常、下絵シートを印刷後は、印刷された下絵シートに輪郭線等を手書きし、そのままスキャン動作の開始を指定することから、操作上の無駄がなく、操作性の面でも効率が良い。
上述した実施形態では、下絵シートに印刷された背景画像の上からユーザが手書きした輪郭線等を抽出し、この手書きの輪郭線等を塗り絵用の線画として塗り絵シートに印刷している。しかし、本発明の用途は塗り絵シートに限定されず、他の用途にも適用することができる。例えば、下絵シートに印刷された背景画像の上から、ユーザが、塗り絵用の線画ではなくイラスト画やデッサン画等を手書きし、背景画像からこれらのイラスト画やデッサン画等を抽出して印刷しても良い。ユーザは、背景画像の上からイラスト画やデッサン画等を手書きすることから、元の画像をより正確に、且つ忠実に描写した絵画を容易に得ることができる。
複合機の外観を示す図。 複合機の構成を示すブロック図。 塗り絵印刷の全体の処理を示すフローチャート。 背景画像を生成する処理を示すフローチャート。 フルカラー画像の色域と背景画像の色域を示す模式図。 背景画像が生成されるまでの過程における階調特性の変化の例を示す図であり、(a)は、ユーザ画像の階調特性を示すヒストグラム、(b)は、グレートーン画像に変換後の階調特性を示すヒストグラム、(c)は、補正後の階調特性を示すヒストグラム、(d)は、シアン系のモノトーン画像の階調特性を示すヒストグラム、(e)は、ハイライトバンドに圧縮後の階調特性を示すヒストグラム。 画像を変換するトーンカーブの例を示す図であり、(a)は、シアン系のモノトーン画像変換のトーンカーブ、(b)は、ハイライトバンド圧縮のトーンカーブ、(c)は、ハイライト階調補正のトーンカーブ。 輪郭画像を生成する処理を示すフローチャート。 輪郭画像が生成されるまでの過程における階調特性の変化の例を示す図であり、(a)は、グレートーン画像変換後の階調特性を示すヒストグラム、(b)は、ハイライト階調の一部を補正後のヒストグラム。 下絵シートの印刷処理を示すフローチャート。 下絵シート画像の例を示す図。 手書き輪郭画像を生成する処理の詳細を示すフローチャート。 背景画像の色域テーブルに格納されるデータの一例を示すグラフ。 背景画像の色域テーブルを生成する処理を示すフローチャート。 背景画像を除去する処理を示すフローチャート。 操作画面の例を示す図であり、(a)は、入力方法の選択画面、(b)は、画像選択の受付画面、(c)は、原稿セットの指示画面、(d)は、下絵シートセットの指示画面。 操作画面の例を示す図であり、(a)は、ユーザ画像を表示後の各種選択の受付画面、(b)は、トリミングの受付画面、(c)は、輪郭画像を表示後の各種選択の受付画面、(d)は、塗り絵シート画像の保存の受付画面。 塗り絵シートを印刷するまでの各処理における画像の例を示す図であり、(a)は、取得したユーザ画像を示す図、(b)は、下絵シートに印刷した背景画像を示す図、(c)は、手書き輪郭画像を含む背景画像をスキャンして取得した画像を示す図、(d)は、塗り絵シートに印刷した手書き輪郭画像を示す図。 塗り絵シートを印刷するまでの各処理における画像の例を示す図であり、(a)は、自動生成した輪郭画像を示す図、(b)は、背景画像に輪郭画像を合成した画像を示す図。
符号の説明
1…複合機、12…原稿台、14…上部ケース、16…下部ケース、18…カードスロット、20…リムーバブルメモリ、50…スキャンユニット、52…照明部、54…イメージセンサ、56…AFE部、58…制御部、60…RAM、61…メモリ、62…ROM、64…CPU、66…ディジタル画像処理部、68…操作部、69…通信部、70…外部メモリコントローラ、74…センサ駆動部、76…センサキャリッジ駆動部、78…ヘッドキャリッジ駆動部、80…送紙部、82…印刷制御部、84…印字ヘッド、86…プリントユニット、90…位置基準マーク、92…ブロックコード、94…チェックマーク、96…標本パッチ、100…自由描画領域、102…補助画像領域。

Claims (6)

  1. 画像を取得する画像取得部と、
    前記取得した画像の色域を減縮して第1の画像を生成する第1の画像生成部と、
    前記取得した画像から輪郭線を抽出して輪郭画像を生成する輪郭画像生成部と、
    前記第1の画像を記録媒体に画像形成する第1の画像形成部と、
    前記第1の画像を画像形成した記録媒体に対してユーザが記録した対象物を含む画像を第2の画像として読み取るスキャン部と、
    前記読み取った第2の画像に基づいて前記ユーザが記録した対象物を抽出した第3の画像を生成する第3の画像生成部と、
    前記第3の画像を記録媒体に画像形成する第3の画像形成部と、
    を備え、
    前記第1の画像生成部は、前記取得した画像の色域を減縮した画像に前記生成した輪郭画像を重畳した前記第1の画像を生成し、
    前記輪郭画像生成部は、
    前記取得した画像の色域を減縮した画像が有する明度の平均より低い明度を有し、
    かつ、前記取得した画像の色域を減縮した画像が有する色相の平均と略同一の色相及び当該色域を減縮した画像が有する彩度の平均と略同一の彩度を有する前記輪郭画像を生成する画像形成システム。
  2. ユーザからの操作を受け付ける操作部を更に備え、
    前記操作部は、前記生成した輪郭画像と、前記取得した画像の色域を減縮した画像と、当該色域を減縮した画像に前記生成した輪郭画像を重畳した画像とのうちいずれかの画像を前記記録媒体に画像形成するのかを受け付けることを特徴とする請求項に記載の画像形成システム。
  3. 前記生成した輪郭画像を表示する表示部を更に備え、
    前記表示部に前記輪郭画像を表示した状態で、前記操作部は、当該輪郭画像を前記記録媒体に画像形成するか否かの選択を受け付けることを特徴とする請求項に記載の画像形成システム。
  4. 前記取得した画像の色域を減縮した画像、又は当該色域を減縮した画像に前記生成した輪郭画像を重畳した画像を前記記録媒体に画像形成した後に続けて、前記操作部は、前記第2の画像の読み取りを開始する指示を受け付けることを特徴とする請求項またはのいずれか一項に記載の画像形成システム。
  5. コンピュータを、請求項1乃至記載の画像形成システムの各手段として機能させるためのプログラム。
  6. コンピュータを、請求項1乃至記載の画像形成システムの各手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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