JP4581901B2 - 合成画像形成装置 - Google Patents
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Description
背景画像の色域内の色である同一のサンプル色を複数分散させて印刷することにより、あるサンプル色の上に手書き要素やゴミが存在していたり、あるサンプル色が印刷されている領域にカーボン屑が存在している場合であっても(以下、このような手書き要素、ゴミ、カーボン屑を攪乱要因という。)、そのサンプル色と同じ色のサンプル色にはそのような攪乱要因がない可能性が高くなる。したがって、同一のサンプル色を複数分散させて印刷することにより、スキャンユニットで読み取ったサンプル色のうち、攪乱要因がないサンプル色だけを用いて手書き要素を正確に分割することができるようになる。
あらかじめ決められている色域(特定色域)内の色をサンプル色として印刷する場合、印刷されたサンプル色を読み取ると、読み取ったサンプル色の色域は、攪乱要因がなければあらかじめ決められている色域(特定色域)と強い相関性を持ち、攪乱要因があればあらかじめ決められている色域(特定色域)との相関性が低くなる。したがって、あらかじめ決められている色域(特定色域)から所定距離以上離れた特異色域をサンプリング対象領域の画像の色域から除外することにより、攪乱要因がないサンプル色の色域を特定することができる。
背景画像の色域内の全色をサンプル色として印刷することにより、背景画像の色域を特定するための補間処理が不要になるため、背景画像の色域を正確に特定することができる。
尚、本発明に備わる複数のユニットの各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数のユニットの各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。また、本発明は装置の発明として特定できるだけでなく、プログラムの発明としても、そのプログラムを記録した記録媒体の発明としても、方法の発明としても特定することができる。
1.合成画像形成システムの構成
図1は、本発明による合成画像形成システムの一実施例としてのマルチファンクションプリンタ(MFP)1の機械的構造を示す模式図である。図2は、MFP1の電気的構成を示すブロック図である。図3はMFP1の外観を示す平面図である。MFP1は、リムーバブルメモリ96から画像を入力して印刷する機能、画像を読み取って印刷する機能などを備えている。尚、合成画像形成システムは、画像の読み取り機能を有するスキャナと、印刷機能を有するプリンタとの制御機能を有するPCで構成してもよい。
通信部93は、制御部72がPC等の外部のシステムと通信するための通信インタフェースである。通信部93は、LAN、インターネット、USB等を通じて外部のシステムと通信し、ハードディスク、コンパクトディスク等に格納されているデータを取得する。
制御部72及びディジタル画像処理部80は、制御プログラムの特定のモジュールを実行することにより、オーダフォーム印刷制御ユニット、合成印刷制御ユニット、スキャン制御ユニット、マーク検出ユニット、サンプリング領域算出ユニット、合成対象領域算出ユニット、減色ユニット及び合成ユニットとして機能する。
以上、MFP1のハードウェア構成について説明した。
図4、図5はプリントユニット70によって印刷されたオーダフォームの一例を示している。オーダフォームは手書き要素を記入するための台紙であって、A4サイズ等の定型用紙にオーダフォーム画像、背景画像300及び補助画像302が合成印刷されたものである。
はじめに制御部72は合成対象のユーザ画像と合成レイアウトを設定する(ステップS100)。具体的には例えば、制御部72は、リムーバブルメモリ96に格納されたユーザ画像をFPD88に表示し、ボタン群82の操作によるユーザ画像の選択指示を受け付けると、選択指示に応じたユーザ画像を合成対象として設定する。また例えば制御部72は、合成レイアウトのメニューをFPD88に表示し、ボタン群82の操作による合成レイアウトの選択指示を受け付けると、選択指示に応じた合成レイアウトを設定する。合成レイアウトに応じてオーダフォームテンプレート及び合成テンプレートが設定される。
サンプルパターン91、93、95、97は、それぞれ背景画像と色域が一致し、白(透明)から背景画像の最大濃度まで一様に濃度が変化するチャートである。サンプルパターン91、93、95、97は、手書き領域100よりも載置基準マーク98側にあり、用紙の左辺と平行な方向に長く細い領域(バンド領域)に割り付けられている。用紙の左辺は読み取り開始ラインに対応しているため、サンプルパターン91、93、95、97は、手書き領域100よりも先に読み取られる。サンプルパターン91、93、95、97は、印刷濃度のばらつきを補償するために適度に大きな面積が必要であるところ、読み取りラインと平行な方向に長く細い領域に割り付けられているため、面積に対して短時間で読み取られる。
手書き領域100は、手書き領域100の長辺がオーダフォームの長辺と平行になるように設計されている。
補助画像領域102は、向かい合う頂点の座標がROM62に記憶されており、ユーザ画像がそのままの階調特性で割り付けられる。補助画像領域102に割り付けられるユーザ画像は高解像度の主画像であるが、低解像度のサムネイル画像でもよい。
尚、十字マークは図8(A)に示すように、矩形の手書き領域100の頂点近傍に配置された4点であってもよい。また、領域検出基準マークは図8(B)に示すように載置基準マーク98と2つの十字マーク108、112とで構成してもよい。
以上、オーダフォームテンプレートについて説明した。
ステップS104では、制御部72はオーダフォーム画像をRAM74に展開する。
背景画像の元になるユーザ画像は、手書き文字等の対象物と合成される最高解像度の画像でもよいし、サムネイル画像でもよい。サムネイル画像に基づいて背景画像を形成することにより、処理時間を短縮することができる。
はじめに制御部72はユーザ画像をグレートーン画像に変換する(ステップS200)。図12(A)に示す階調特性を有するユーザ画像がグレートーン画像に変換されると、グレートーン画像の階調特性は図12(B)に示すようにRGBの各チャネルのヒストグラムが一致するようになる。制御部72は、RGBから明度を求め、明度と線形な関係を有する値にRGBの階調値を変換してグレートーン画像を生成してもよいし、Gチャネルの階調値にR及びBチャネルの階調値を変換してグレートーン画像を生成してもよい。
ステップS109では、制御部72は、選択された合成レイアウトに対応する背景画像領域89に背景画像を割り付ける。
処理対象バンドに補助画像割り付け領域が含まれる場合、制御部72はリムーバブルメモリ96から処理対象バンドに含まれるユーザ画像の領域をRAM74に読み出し、補助画像領域に割り付ける(ステップS112)。具体的には、制御部72は、RAM74に読み出されたユーザ画像を補助画像領域102のサイズに合わせて解像度を変換し、階調特性はそのままで補助画像領域102に割り付ける。
ステップS114では、制御部72はプリントユニット70を制御してオーダフォームの印刷を実行させる。
ステップS300では、制御部72は、分版処理を実行する。具体的には例えば制御部72は、処理対象バンドの階調値をRGB色空間の値からCMY色空間(K(黒)等の補助的なチャネルをもたせてもよい。)の値に変換する。この結果、原理的には、G及びBチャネルが固定値でRチャネルだけが階調を有するシアンのモノトーン画像である背景画像300及びサンプルパターン91、93、95、97はC(シアン)チャネルだけに階調を有する階調特性になる。ただし実際には、RGB値からCMY値への変換に用いる3D−LUTのグリッド値の誤差や3D−LUTのグリッド間の補間処理での誤差により、背景画像300及びサンプルパターン91、93、95、97のM及びYチャネルにもハイライトバンドで狭い幅の階調が表れることが一般的である。
ステップS306では、制御部72は噴射順に噴射データを印刷制御部66に出力し、印刷制御部66は順次バッファメモリに格納される噴射データに基づいて印字ヘッド34を駆動する。
ステップS116では、制御部72は全バンドの処理が終了したか判定する。制御部72は、ステップS102からステップS114までの処理を順に全バンド分実行して、オーダフォーム印刷処理を終了する。
図14は上述の処理によって印刷されたオーダフォームに手書き要素として文字「Hi!」が記入されたオーダシートの一例を示す平面図である。図14に示す例では、手書き領域100の全体に背景画像が印刷されているため、手書き領域100の外縁は背景画像300の外縁によって明示されている。手書き領域100には雑誌の切り抜きやシールなどを貼付してユーザ画像と合成される対象物を記録してもよい。またユーザは任意のリクエストマーク枠94を塗りつぶすことによって所望の印刷条件を設定することができる。
図15はMFP1がオーダシートを読み取り、オーダシートに記入された手書き要素とユーザ画像とを合成して印刷する処理の流れを示すフローチャートである。図15に示す処理は、オーダシートをMFP1のプラテンガラス12に載置した状態でボタン群82の操作によりオーダシートを使って手書き合成画像を印刷するモードにおける開始要求がMFP1に入力されると開始される。
ステップS410では、制御部72は3つの十字マーク106、108、112の位置に基づいてサンプリング対象領域120、122(図20参照)を算出する。
ステップS500では、制御部72は中央の2つの十字マーク108、112の中心を結ぶ直線の傾斜角θを算出する。
ステップS502では、制御部72は2つのサンプリング対象領域の中心が左の十字マーク106の中心になり、中央の2つの十字マーク108、112の中心を結ぶ直線の傾斜角θだけサンプリング対象領域が傾斜するように、各サンプリング対象領域の初期値を変換する。変換では、例えばアフィン変換が用いられ、領域の平行移動及び回転が施される。サンプリング対象領域の初期値は、サンプルパターン91、93の割り付け領域に対応する矩形の読み取り領域と、サンプルパターン95、97の割り付け領域に対応する矩形の読み取り領域とに設定されている。すなわち、サンプリング対象領域は左の十字マーク106の割り付け領域に対応する読み取り領域を避けて設定されている。
図18は合成対象領域の算出処理を説明するための模式図である。
具体的には例えば、検出した十字マーク112、110、108、106の中心位置をそれぞれ順に点A、B、C、Dとすると、制御部72は線分ACを1:9に内分する点136の位置(ベクトルA×0.9+ベクトルC×0.1)と、線分ACを9:1に内分する点138の位置(ベクトルA×0.1+ベクトルC×0.9)とを算出する。次に制御部72は、線分BDを1:9に内分する点146の位置(ベクトルB×0.9+ベクトルD×0.1)と、線分BDを9:1に内分する点148の位置(ベクトルB×0.1+ベクトルD×0.9)とを算出する。点138の列から点136の列までの、点148の行から点146の行までの領域が合成対象領域として設定される。尚、オーダシートの左辺が読み取り開始ラインに対応する状態でオーダシートから読み取った画像(縦長)の垂直方向の画素の並びを列、水平方向の画素の並びを行としている。このように合成対象領域を設定すると、合成対象領域の一辺は読み取りラインと常に平行になるため、オーダシートが傾いてプラテンガラス12に載置されている場合には、手書き領域100に対応する正確な領域が合成対象領域として設定されないことになる。しかしながら、オーダシートから読み取られた画像の手書き領域100に対応する領域が読み取りラインに対して傾く要因が複合的(例えば読み取りラインと読み取り列が直交していないなど)であるため、4つの十字マーク106、108、110、112を基準として、読み取りラインに対して傾いた合成対象領域を設定したとしても、手書き領域100に正確に対応する合成対象領域を設定できる保障はない。もちろん、手書き領域100に対応する領域が読み取りラインに対して傾く要因のうち、どのような要因を考慮し、無視するかは、設計的な事項であるため、線分BDと平行で点136を通る直線と、線分BDと平行で点138を通る直線と、線分ACと平行で点146を通る直線と、線分ACと平行で点148を通る直線とで囲まれた領域を合成対象領域として設定してもよい。
尚、図19(B)に示すように、向かい合う十字マークの座標の一方の成分と予め決められた係数によって、合成対象領域を算出してもよい。具体的には、点B及び点DのX成分(XbとXd)からXb−Xdを算出し、十字マークを結ぶ線分と手書き領域の外縁とが交わる点を内分点とする、十字マークを結ぶ線分の内分比に対応する予め決められた係数を乗じてX1及びX2を算出する。また、点A及び点CのX成分(XaとXc)からXa−Xcを算出し、内分比に対応する予め決められた係数を乗じてY1及びY2を算出する。このようにして算出された(X1,Y1)、(X2,Y1)、(X1,Y2)、(X2,Y2)を頂点とする領域を合成対象領域としてもよい。このように、それぞれの十字マークの位置ベクトルの一方の成分と係数とだけを用いて合成対象領域を設定する場合にも、X成分同士、Y成分同士の演算をするわけであるから、「少なくとも3つの位置ベクトルと予め決められた係数と」を用いて合成対象領域を設定していることになり、手書き領域100に対応する領域の傾きを補正しない限り、結局、前述したベクトル演算と同様の結果が得られる。
ステップS416では、スキャンユニット50は2つサンプリング対象領域120、122(図20参照)を含む矩形領域をフルカラー高解像度で読み取る。具体的には読み取りラインと長辺が平行な細長い矩形領域がフルカラー高解像度で読み取られる。読み取られた2つのサンプリング対象領域120、122の画像はRAM74に格納される。
ステップS418では、制御部72はサンプリング対象領域120、122の画像に基づいて背景色域を表すテーブル(背景色域テーブル)を生成する。背景色域テーブルは、背景画像の色域と一致するサンプルパターン91、93、95、97を読み取った画素の色域が格納されるルックアップテーブルである。
ステップS608では、制御部72は同様にしてBレベル合計を更新する。
ステップS610では、制御部72は注目画素のRレベルの頻度を更新する。具体的には、注目画素のRレベルに対応する頻度に1を加算する。
ステップS612では、制御部72は全RレベルについてGレベル合計をRレベルの頻度で除し、Gレベル平均:GAV(R)を算出する。
ステップS614、616では、制御部72は全RレベルについてGレベル平均を中央値とするGレベルの分布範囲を算出する。具体的には制御部72はGレベル平均に所定値Cを加算したレベルをG最大レベル:GMAX(R)とし、Gレベル平均から所定値Cを減算したレベルをG最小レベル:GMIN(R)とする。
ステップS618、620では、制御部72は同様にして全RレベルについてBレベル平均:BAV(R)を中央値とするBレベルの分布範囲を算出する。
ステップS424では、制御部72は手書き要素画像を合成テンプレート213に割り付ける。
ステップS428では、制御部72は処理対象バンドにユーザ画像割り付け領域が含まれるかを判定する。
ステップS436では、制御部72は全バンドの処理が終了したか判定する。制御部72は、ステップS426からステップS434までの処理を順に全バンド分実行して、用紙に合成画像を形成する。
以上説明した一連の処理が終了すると、オーダフォームに書き込まれた手書き文字等が、ディジタルカメラ等で生成されリムーバブルメモリ96に格納されていたユーザ画像に合成された印刷物がMFP1によって作成される。
既に説明したようにオーダフォーム印刷及び合成画像印刷は、バンド単位に処理される。処理対象バンドに背景画像や合成画像の割り付け領域が含まれる場合、制御部72は、割り付け領域に含まれているユーザ画像の領域をリムーバブルメモリ96からRAM74に読み出し、デコード、背景画像生成、合成、印刷等の処理を行う。
図28(A)に示すレイアウトでは、オーダフォーム印刷時には背景画像が左辺から右辺に向かって印刷されるため縦長のユーザ画像は左辺から右辺に向かって処理されるが、合成印刷時には合成画像が上辺から下辺に向かって印刷されるため縦長のユーザ画像は上辺から右辺に向かって処理される。図28(C)に示すレイアウトでは、オーダフォーム印刷時には背景画像が下辺から上辺に向かう方向に印刷されるためユーザ画像も下辺から上辺に向かって処理されるが、合成印刷時には合成画像が左辺から右辺に向かって印刷されるためユーザ画像も左辺から右辺に向かって処理される。このように、図28(A)と図28(C)のレイアウトの組み合わせでは、オーダフォーム印刷と合成印刷とで、ユーザ画像は異なる方向に処理され、なおかつ処理方向は左辺から右辺、上辺から下辺、下辺から上辺という3パターンである。ユーザ画像が縦長の場合、図28(A)と図28(D)のレイアウトの組み合わせでも、図28(B)と図28(C)のレイアウトの組み合わせでも、図28(B)と図28(D)のレイアウトの組み合わせでも、オーダフォーム印刷と合成印刷とで、ユーザ画像は異なる方向に処理され、なおかつ処理方向は左辺から右辺、右辺から左辺、上辺から下辺、下辺から上辺のうちのいずれか3パターンである。
図28(F)に示すレイアウトでは、オーダフォーム印刷時には背景画像が上辺から下辺に向かって印刷されるため横長のユーザ画像は上辺から下辺に向かって処理されるが、合成印刷時には合成画像が右辺から左辺に向かって印刷されるため横長のユーザ画像は右辺から左辺に向かって処理される。図28(G)に示すレイアウトでは、オーダフォーム印刷時には背景画像が左辺から右辺に向かう方向に印刷されるためユーザ画像も左辺から右辺に向かって処理されるが、合成印刷時には合成画像が上辺から下辺に向かって印刷されるためユーザ画像も上辺から下辺に向かって処理される。このように、図28(F)と図28(G)のレイアウトの組み合わせでは、オーダフォーム印刷と合成印刷とで、ユーザ画像は異なる方向に処理され、なおかつ処理方向は上辺から下辺、右辺から左辺、左辺から右辺という3パターンである。ユーザ画像が横長の場合、図28(E)と図28(G)のレイアウトの組み合わせでも、図28(E)と図28(H)のレイアウトの組み合わせでも、図28(F)と図28(H)のレイアウトの組み合わせでも、オーダフォーム印刷と合成印刷とで、ユーザ画像は異なる方向に処理され、なおかつ処理方向は左辺から右辺、右辺から左辺、上辺から下辺、下辺から上辺のうちのいずれか3パターンである。
図27(A)に示すレイアウトでは、オーダフォーム印刷時は、背景画像が上辺から下辺に向かって印刷されるため縦長のユーザ画像も上辺から下辺に向かって処理され、合成印刷時も合成画像は上辺から下辺に向かって印刷されるため縦長のユーザ画像も上辺から下辺に向かって処理される。図27(C)に示すレイアウトでは、オーダフォーム印刷時には背景画像が左辺から右辺に向かう方向に印刷されるためユーザ画像も左辺から右辺に向かって処理され、合成印刷時にも合成画像は左辺から右辺に向かって印刷されるためユーザ画像も左辺から右辺に向かって処理される。このように、図27(A)と図27(C)のレイアウトの組み合わせでは、オーダフォーム印刷と合成印刷とで、ユーザ画像は同じ方向に処理され、処理方向は上辺から下辺、左辺から右辺という2パターンである。ユーザ画像が縦長の場合、図27(A)と図27(D)のレイアウトの組み合わせでも、図27(B)と図27(C)のレイアウトの組み合わせでも、図27(B)と図27(D)のレイアウトの組み合わせでも、オーダフォーム印刷と合成印刷とで、ユーザ画像は同じ方向に処理され、処理方向は左辺から右辺、右辺から左辺のうちのいずれかと、上辺から下辺、下辺から上辺のうちのいずれかの2パターンである。
図27(E)に示すレイアウトでは、オーダフォーム印刷時には背景画像が左辺から右辺に向かって印刷されるため横長のユーザ画像も左辺から右辺に向かって処理され、合成印刷時にも合成画像は左辺から右辺に向かって印刷されるため横長のユーザ画像も左辺から右辺に向かって処理される。図27(G)に示すレイアウトでは、オーダフォーム印刷時には背景画像が上辺から下辺に向かって印刷されるためユーザ画像も上辺から下辺に向かって処理され、合成印刷時にも合成画像は上辺から下辺に向かって印刷されるためユーザ画像も上辺から下辺に向かって処理される。ユーザ画像が横長の場合、図27(E)と図27(H)のレイアウトの組み合わせでも、図27(F)と図27(G)のレイアウトの組み合わせでも、図27(F)と図27(H)のレイアウトの組み合わせでも、オーダフォーム印刷と合成印刷とで、ユーザ画像は同じ方向に処理され、処理方向は左辺から右辺、右辺から左辺のうちのいずれかと、上辺から下辺、下辺から上辺のうちのいずれかの2パターンである。
したがって、図27に示したレイアウトは、図28に示したレイアウトより、印刷方向のパターンを少なくすることができる。
Claims (4)
- オーダシートを印刷するプリントユニットと、前記オーダシートの画像を読み取るスキャンユニットと、前記プリントユニットと前記スキャンユニットとを制御する制御部と、を有し、ユーザ画像と前記オーダシートに手書きされた手書き画像とを合成する画像合成装置であって、
前記制御部は、
記録媒体に格納されているユーザ画像を特定色域内に減色することにより背景画像を形成する減色ユニットと、
手書き領域に割り付けられた前記背景画像と、前記手書き領域外のサンプル領域に前記特定色域内の色毎に分散させて割り付けられた複数のサンプル色とを含む前記オーダシートを前記プリントユニットに印刷させるオーダフォーム印刷制御ユニットと、
前記プリントユニットによって前記背景画像と前記サンプル色とが印刷されユーザによって手書き要素が前記手書き領域に手書きされた前記オーダシートから、前記手書き領域に対応する合成対象領域及び前記サンプル領域に対応するサンプリング対象領域の画像を、前記スキャンユニットに読み取らせるスキャン制御ユニットと、
前記スキャンユニットに読み取られた前記サンプリング対象領域の画像の色域を用いて前記合成対象領域から前記手書き要素に対応する手書き要素領域を分離し、前記ユーザ画像と前記手書き要素領域の画像とを合成することにより合成画像を形成する合成ユニットと、
を備える合成画像形成装置。 - 前記合成ユニットは、前記特定色域から所定距離以上離れた特異色域を前記サンプリング対象領域の画像の色域から除外したサンプル色域を特定し、前記サンプル色域を用いて前記合成対象領域から前記手書き要素領域を分離する、
請求項1に記載の合成画像形成装置。 - 前記オーダフォーム印刷制御ユニットは、前記サンプル領域に前記特定色域内の色毎に分散して割り付けられた前記特定色域内の全色に対応する複数の前記サンプル色を前記プリントユニットに印刷させ、
前記合成ユニットは、前記サンプル色域外の色の領域を前記手書き要素領域として分離する、
請求項2に記載の合成画像形成装置。 - 前記オーダフォーム印刷制御ユニットは、前記サンプル領域内の互いに離間した複数領域に1つずつ割り付けられた、複数の前記サンプル色の同一の組み合わせからなる、複数のサンプルパターンを前記プリントユニットに印刷させる、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の合成画像形成装置。
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