JP4289316B2 - 画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は画像形成システムに関し、特に手書き文字と記録媒体に格納されている画像との合成技術に関する。
従来、記録媒体に格納されている画像と手書き文字とを合成して印刷する機能を有する画像形成システムが知られている。このような画像形成システムは、手書き文字が書き込まれた原稿の読み取り機能と、読み取られた原稿から手書き文字領域を分割する領域分割機能と、記録媒体に格納されている画像に手書き文字領域を重畳して合成画像を形成する合成機能と、合成画像を印刷する印刷機能とを有する。
特開2003−8913号公報
本発明は、手書き文字に合成される画像と手書き文字との位置関係をユーザに正確に把握させ、ユーザが記録した対象物の領域を正確に分割でき、画像と対象物との合成画像を印刷できる画像形成システムを提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成する画像形成システムは、用紙に画像を形成するプリントユニットと、原稿を読み取るスキャンユニットと、記録媒体に格納されているユーザ画像にアクセスするアクセスユニットと、前記ユーザ画像の色域を減縮し多階調の背景画像を形成する減色処理ユニットと、自由描画領域に前記背景画像が形成されたオーダシートを前記プリントユニットに作成させるオーダシート印刷制御ユニットと、前記スキャンユニットに読み取られた前記自由描画領域の画像からユーザが前記自由描画領域に記録した対象物の領域を、前記背景画像の色域を基準に用いて分割し、前記ユーザ画像に前記対象物の領域を重畳して合成画像を形成する合成ユニットと、前記合成画像を前記プリントユニットに印刷させる合成印刷制御ユニットと、を備える。
画像形成システムがユーザに手書き文字などの対象物を記録させる自由描画領域にユーザ画像の色域を減縮して形成された多階調の背景画像を印刷すると、ユーザは手書き文字に合成される画像と手書き文字等の対象物との位置関係を正確に把握しながら手書き文字等の対象物を自由描画領域に記録することができる。また画像形成システムは、ユーザ画像の色域を減縮して形成した背景画像を自由描画領域に印刷すると、背景画像の色域外の色で自由描画領域に記録された対象物の領域を自由描画領域を読み取った画像から正確に分割することができる。また、背景画像の色域を基準として手書き文字などの対象物の領域を分割しようとする場合、画像形成システムは背景画像の色域を記憶しなければならない。フルカラーの背景画像の色域を記憶するためには大容量の記憶媒体を画像形成システムに設ける必要がある。画像形成システムはユーザ画像の色域を減縮して背景画像を形成することにより、背景画像の色域を記憶するために必要な記憶容量を低減することができる。
(2)前記減色処理ユニットは、前記ユーザ画像が淡色化された前記背景画像を形成してもよい。
画像形成システムがユーザ画像を淡色化して背景画像を形成することにより、背景画像の色域は狭くなり、その結果背景画像の色域を記憶するための記憶容量は小さくなる。また、背景画像が淡色化されていると、背景画像上に濃い色で記録された手書き文字などの対象物の領域を背景画像の領域と判別することができるため、ユーザは背景画像上に手書き文字などの対象物を濃い色で記録することができる。
(3)前記オーダシート印刷制御ユニットは、前記背景画像の色域に色域が一致する標本パッチを前記オーダシートに印刷してもよい。前記合成ユニットは、前記スキャンユニットに読み取られた前記標本パッチの画像の色域に色値が含まれない前記自由描画領域内の領域を前記対象物の領域と判定してもよい。
画像形成システムが同一の色域の背景画像を印刷しても、用紙の紙質が異なれば用紙に印刷された背景画像の色域も異なる。したがって、オーダシートを作成するために用いられる用紙の種類が特定されていない場合、背景画像の色域に応じて予め決めた色域の範囲を、自由描画領域から背景画像の領域として分割される領域の色域の範囲として領域分割を実行すると、対象物の領域が背景画像の領域と誤認識されたり、背景画像の領域が対象物の領域と誤認識される。そこで、背景画像の色域に色域が一致する標本パッチを背景画像とともにオーダシートに印刷することにより、実際に使用された用紙に印刷された標本パッチの色域を基準として背景画像の色域を認識することができるため、自由描画領域内の背景画像の領域の判定精度を向上させることができる。
尚、本発明に備わる複数のユニットの各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数のユニットの各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。また、本発明は装置の発明として特定できるだけでなく、プログラムの発明としても、そのプログラムを記録した記録媒体の発明としても、方法の発明としても特定することができる。
以下、実施例に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
1.画像形成システムの構成
図2は、本発明による画像形成システムの第一実施例としての複合機1の外観を示す図である。図3は、複合機1を示すブロック図である。複合機1は、リムーバブルメモリ20や図示しないPC(Personal Computer)から入力される画像を印刷する機能と、複写機能とを有する。尚、画像形成システムは、画像の読み取り機能を有するスキャナと、印刷機能を有するプリンタと、スキャナとプリンタの制御機能を有するPCとで構成してもよい。
スキャンユニット50は、主に上部ケース14に収容され、照明部52、イメージセンサ54、AFE(Analog Front End)部56、センサ駆動部74、センサキャリッジ駆動部76等を備える。照明部52は、主走査方向に長い蛍光管ランプ等で構成される。センサ駆動部74に駆動されるイメージセンサ54は、RGBの3チャネルの光電素子群を備えるカラーCCDリニアイメージセンサ等のリニアイメージセンサである。イメージセンサ54は、透明な原稿台12と平行に移動する図示しないセンサキャリッジに搭載されている。イメージセンサ54は、図示しないレンズ及びミラーにより受光面に結像される原稿の光学像の濃淡に相関する電気信号を出力する。センサキャリッジ駆動部76は、図示しないモータ、駆動ベルト、駆動回路等を備える。センサキャリッジ駆動部76は、主走査方向に垂直に架設された図示しないガイドロッドに沿ってセンサキャリッジを往復移動させる。イメージセンサ54が主走査方向と垂直な方向に移動することにより二次元画像を読み取り可能となる。AFE部56は、増幅、ノイズ除去等のアナログ信号処理回路、A/D変換器等を備える。
プリントユニット86は、主に下部ケース16に収容され、インクジェット方式で用紙に画像を形成するための印字ヘッド84、ヘッドキャリッジ駆動部78、送紙部80、これらを制御する印刷制御部82等を備える。尚、プリントユニット86はレーザ方式等の他の印刷方式に対応する構成でもよい。印字ヘッド84は、インクカートリッジが搭載される図示しないヘッドキャリッジに設けられ、ノズル、ピエゾ素子、ピエゾ素子に印加する駆動信号を出力するピエゾ駆動回路等を備える。ピエゾ駆動回路はピエゾ素子に印加する駆動信号の波形によって、ノズルから噴射されるインク滴を大中小の3段階に制御することができる。ピエゾ駆動回路は、印刷制御部82から出力される制御信号に応じて所定の波形の駆動信号をピエゾ素子に印加する。ヘッドキャリッジ駆動部78は、図示しないモータ、駆動ベルト、モータ駆動回路等を備える。ヘッドキャリッジ駆動部78は、用紙の搬送方向と垂直に印字ヘッド84を往復移動させる。送紙部80は、図示しない用紙搬送ローラ、モータ、モータ駆動回路等を備える。送紙部80は、用紙搬送ローラを回転させることにより用紙を印字ヘッド84の移動方向軸線と垂直な方向に搬送する。印刷制御部82は、RAM60から順次印字データが転送されるバッファメモリと、バッファメモリに格納された印字データを印字ヘッド84に出力するタイミングをヘッドキャリッジの位置に応じて制御する機能と、ヘッドキャリッジ駆動部78を制御する機能と、送紙部80を制御する機能とを備えるASICである。
アクセスユニットとして機能する外部メモリコントローラ70は、カードスロット18から挿入されたリムーバブルメモリ20に接続される。リムーバブルメモリ20に格納されたデータは外部メモリコントローラ70によって読み出され、RAM60に転送される。
操作部68は、メニューを表示するためのLCD24と、メニューを操作するための十字ボタン22、OKボタン28、キャンセルボタン21、印刷指示ボタン30、テンキー26等の各種の押しボタンを備える。尚、操作部68をタッチパネル、ポインティングデバイス等で構成してもよい。
アクセスユニットとして機能する通信部69は、制御部58がPC等の外部のシステムと通信するための通信インタフェースである。通信部69は、LAN、インターネット、USB等を通じて外部のシステムと通信する。
制御部58は、RAM60、ROM62及びCPU64を備える。CPU64はROM62に格納されている制御プログラムを実行して複合機1の各部を制御する。ROM62は、制御プログラムを格納している不揮発性メモリである。記録媒体としてのRAM60は、制御プログラムやスキャンユニット50に読み取られた画像、背景画像の色域テーブル等の各種のデータが一時的に格納される揮発性メモリである。制御プログラムは遠隔地のサーバからネットワークを経由してROM62に格納してもよいし、リムーバブルメモリ20等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を経由してROM62に格納してもよい。制御部58は制御プログラムを実行することにより、減色処理ユニット、オーダシート印刷制御ユニット、合成ユニット及び合成印刷制御ユニットとして機能する。
ディジタル画像処理部66は、JEPG画像のデコード、解像度変換、アンシャープ処理、階調補正、二値化、分版処理等の画像処理をCPU64と協働して実行するDSP等の専用回路である。
以上、複合機1のハードウェア構成について説明した。次にオーダシートの印刷処理について説明する。
2.オーダシートの印刷処理
図4はオーダシートの印刷処理の流れを示すフローチャートである。図4に示す処理は、モード選択メニューでオーダシート印刷モードが選択されると開始され、制御部58がROM62に格納された制御プログラムの所定のモジュールを実行することにより実行される。
はじめに制御部58は合成対象のユーザ画像を設定する(ステップS100)。具体的には例えば、制御部58は、リムーバブルメモリ20に格納されたユーザ画像をLCD24に表示し、十字ボタン22、OKボタン28等の操作によるユーザ画像の選択指示を受け付けると、選択指示に応じたユーザ画像を合成対象として設定する。
ステップS102、104、106、108、110では、制御部58はディジタル画像処理部66と協働してユーザ画像から背景画像を生成する。背景画像の元になるユーザ画像は、手書き文字等の対象物と合成される最高解像度の画像でもよいし、サムネイル画像でもよい。サムネイル画像に基づいて背景画像を形成することにより、処理時間を短縮することができる。JPEGフォーマット等のユーザ画像はデコードされるとRGBの3つのカラーチャネルを有する。ユーザ画像の色域は、各チャネルの階調値が1バイトで構成されると、16777216(256×256×256)の色値から構成される。ユーザ画像の色域が色空間の全体に拡がっている場合、印刷されたユーザ画像の上にカラーペンなどで書き込まれた文字の領域を光学的に認識することは極めて困難である。ユーザ画像の色域と文字の領域の色域が重なっていない場合、特定の色域内の画素を文字の領域と判定することができる。ユーザ画像の上に書き込むことのできる文字などの対象物の色域の範囲を広げるためには、すなわち、ユーザが利用可能な色を多くするためには、対象物の下に印刷されているユーザ画像の色域を狭くしなければならない。以下、ユーザ画像の色域を減縮するために複合機1が実行する様々な画像処理について説明する。
図5はユーザ画像の色域とオーダシートに印刷される背景画像の色域を示す模式図である。ユーザ画像が表す対象物は任意であるためユーザ画像の色域はフルカラー(例えば16777216色)の色域である。背景画像の色域を狭くするため、始めに制御部58はユーザ画像をグレートーン画像に変換する(ステップS100)。
図6はユーザ画像から背景画像が生成されるまでの過程における階調特性の変化を示す図である。図6(A)に示す階調特性を有するユーザ画像がグレートーン画像に変換されると、グレートーン画像の階調特性は図6(B)に示すようにRGBの各チャネルのヒストグラムが一致するようになる。制御部58は、RGBから明度を求め、明度と線形な関係を有する値にRGBの階調値を変換してグレートーン画像を生成してもよいし、Gチャネルの階調値にR及びBチャネルの階調値を変換してグレートーン画像を生成してもよい。
次に制御部58は、グレートーン画像をシアンのモノトーン画像に変換する(ステップS104)。具体的には例えば制御部58は、シアンの補色であるRのチャネルの階調値だけをそのままにしてG及びBのチャネルの階調値を全て1つの固定値(例えば256/256)に設定する。尚、モノトーン画像の色相は特にシアンに限定されるものではなく、単一の色相であればよいが、シアン、マゼンタ、イエロー等のプリントユニット86のインク色の色相が望ましい。図6(B)に示す階調特性を有するグレートーン画像を、G及びBチャネルの階調値を全て最大値に変換してシアンのモノトーン画像に変換すると、モノトーン画像は図6(C)に示す階調特性になる。
次に制御部58は、シアンのモノトーン画像のRチャネルのヒストグラムを平坦化する(ステップS106)。具体的には例えば制御部58は、Rチャネルの階調値の頻度を最小値から順に加算し、目標頻度に最も近い値になったら、それまでに頻度を加算した階調値[r1〜rp]の画素に平坦化後の最小階調値R1を設定する。次に制御部58はRチャネルの階調値rp+1から再び各階調値の頻度を順に加算していき、目標頻度に最も近い値になったら、それまでに頻度を加算した階調値[rp+1〜rq]の画素に平坦化後の階調値R2を設定する。階調値を変換する際、制御部58は周辺画素の平均階調値などに応じて新たな階調値を設定してもよいし、ランダムに新たな階調値を設定してもよい。シアンのモノトーン画像のRチャネルのヒストグラムを平坦化すると、モノトーン画像は図6(D)に示す階調特性になる。
Rチャネルの階調値の標準偏差を減少させる方法としては、上述したヒストグラム平坦化以外に、例えばパラメトリック変換や線形変換を採用することができる。また、ユーザ画像の階調特性を解析し、ユーザ画像の階調特性に応じてこれらの変換方法を切り換えてもよいし、ユーザ画像の階調特性がRチャネルの階調値の標準偏差を減少させなくても背景画像で十分なコントラストを得られる特性である場合には、Rチャネルの階調値の標準偏差を減少させるこれらの変換を実行しないようにしてもよい。
パラメトリック変換で目標とするヒストグラムgj(j=1,2,・・・M)は次式(1)で与えられる。
パラメータは例えばp=0.5〜0.7に設定する。このようなパラメータを設定することにより、ヒストグラム平坦化に比べて頻度の低い階調値のバンド(値域)のコントラストをそれほど低下させず、頻度の高い階調値のバンドのコントラストを改善することができる。尚、パラメトリック変換における変換後のRチャネルの階調値を求めるアルゴリズムは上述したヒストグラム平坦化のアルゴリズムに準ずる。
線形変換はユーザ画像のGチャネルの階調値が狭いバンドに分布している場合に有効である。Rチャネルの階調値のバンド[rA、rB]をより広いバンド[Rc、Rd]に線形に引き延ばす変換式は、次式(2)のとおりである。
次に制御部58は、シアンのモノトーン画像の階調値をハイライトバンドに圧縮して背景画像を形成する(ステップS108)。この結果形成される背景画像は、Rチャネルの階調値がハイライトバンドに集中しているため、元のユーザ画像に比べて淡い画像になる。具体的には例えば制御部58は、シアンのモノトーン画像のRチャネルのシャドーレベルが所定値(例えば200/255)まで上がるようにRチャネルの階調値を変換する。階調値の変換方法はヒストグラムの平坦化に準ずる。図6(D)に示すモノトーン画像のRチャネルの階調値をハイライトバンドに圧縮して形成された背景画像は図6(E)に示す階調特性になる。
階調値の分布を狭い幅に圧縮すると、元画像でコントラストが低いバンドでは階調が消滅する。すなわち、画像の空間構成に関する情報が消滅する。すると、ユーザは、オーダシートに印刷された背景画像の上に手書き文字等を書き込もうとするときに、手書き文字と背景画像に表されている対象物との位置関係を認識できなくなる。上述したように階調値を圧縮する前に階調値の標準偏差を減少させる、すなわち、階調値の分布をならすることにより、画像の空間構成に関する情報の減少を抑制することができる。もちろん、階調値の分布をならし階調値の分布を圧縮することにより、元のユーザ画像の階調特性は大きく変化する。しかし背景画像は、手書き文字をオーダシートに書き込む位置を決める目安でしかないため、階調特性が変化したとしてもユーザ画像のおおよその空間構成をユーザが把握できる画像であれば十分である。以上背景画像の形成処理について説明した。
制御部58は、背景画像を形成すると、オーダシート画像に背景画像を割り付ける(ステップS110)。図7はオーダシート画像の一例を示している。オーダシート画像は全体として1つの画像又は画像部品の描画命令の組み合わせとしてROM62に格納されている。位置基準マーク90、98は、原稿台12に載置されたオーダシートの位置及び傾きを制御部58に認識させるためのマークである。ブロックコード92は、オーダシートの種類を制御部58に認識させるためのマークである。複数のチェックマーク94は印刷部数、手書き文字とユーザ画像の境界処理条件等の合成印刷条件を制御部58に認識させるためのマークである。標本パッチ96は、背景画像と色域が一致し、一様に濃度が変換するチャートである。標本パッチ96は、1つでもよいし、互いに色域が異なる複数の領域で構成してもよい。背景画像は向かい合う頂点の座標がROM62に記録されている矩形の自由描画領域100に割り付けられる。補助画像領域102は、向かい合う頂点の座標がROM62に記憶されており、ユーザ画像がそのままの階調特性で割り付けられる。補助画像領域102に割り付けられるユーザ画像は最高解像度の画像でもよいし、サムネイル画像でもよい。図8は背景画像が割り付けられたオーダシート画像の一例を示している。
ステップS112では、制御部58は背景画像が割り付けられたオーダシート画像をプリントユニット86に印刷させる。尚、上述したオーダシートへの背景画像の割付処理と、オーダシートの印刷処理とは画像のバンド単位に実行される。具体的には制御部58は、割付前のオーダシート画像の印刷処理をバンド単位に実行しながら、バンド内に背景画像やユーザ画像が割り付けられている場合には、背景画像の解像度変換、ユーザ画像の画質補正、背景画像及びユーザ画像の割付等を行ってから印刷処理を実行する。
図9はオーダシートの印刷処理の流れを示すフローチャートである。図9に示す処理は制御部58が制御プログラムの所定のモジュールを実行することによって実行される。
ステップS120では、制御部58は、ディジタル画像処理部66と協働して背景画像又はユーザ画像の解像度を割付される領域の大きさに応じて変換する。またテンプレート画像全体を印刷解像度に変換する。
ステップS122では、制御部58は、補助画像領域102に割り付けられるユーザ画像の画質をディジタル画像処理部66と協働して調整する。具体的には例えば制御部58はアンシャープ処理等を実行する。
ステップS124では、制御部58は、分版処理を実行する。具体的には例えば制御部58は、オーダシート画像の階調値をRGB色空間の値からCMY色空間(K(黒)等の補助的なチャネルをもたせてもよい。)の値に変換する。この結果、原理的には、G及びBチャネルが固定値でRチャネルだけが階調を有するシアンのモノトーン画像である自由描画領域100はC(シアン)チャネルだけに階調を有する階調特性になる。ただし実際には、RGB値からCMY値への変換に用いる3D−LUTのグリッド値の誤差や3D−LUTのグリッド間の補間処理での誤差により、自由描画領域100のM及びKチャネルにも濃いバンドで狭い幅の階調が表れることが一般的である。
ステップS126では、制御部58はハーフトーン処理を実行する。ハーフトーン処理の基本は多階調の色値の配列をインク滴を噴射するかしないかの二値の配列に変換する処理である。大中小のインク滴を使い分ける場合には、噴射しない、小インク滴を噴射する、中インク滴を噴射する、大インク滴を噴射する、の4値のいずれかの値に多階調の色値をチャネル毎に変換する。この場合、インク滴で表現できる階調は4階調であるため、各画素の階調に誤差が発生する。この誤差を近傍画素に分散させることによって擬似的に多くの階調を表現することができる。このような誤差拡散処理を高速に実行するため、CMYの階調毎に注目画素に割り当てる4値とその傍画素に振り分ける誤差を記述したルックアップテーブルがROM62に格納されている。印字ヘッド84から噴射される単位面積当たりのインク滴群の噴射量は、図10に示すように濃度が低いほど小インク滴の構成比率が高くなり、濃度が高いほど大インク滴の構成比率が高くなる。
ハーフトーン処理後、制御部58はハーフトーン処理によって形成された4値の噴射データを噴射順に並び替えるインタレース処理を実行する(ステップS128)。
ステップS130では、制御部58は噴射順に噴射データを印刷制御部82に出力し、印刷制御部82は順次バッファメモリに格納される噴射データに基づいて印字ヘッド84を駆動する。
図11及び図12は、用紙上に一様に濃度が変化する画像を複数サイズのインク滴で形成した場合にその画像の濃度がどのように読み取られるかを説明するための模式図である。110、112、114、116、118、120はスキャンユニット50が読み取る1画素を示している。また110と112、114と116、118と120は、それぞれプリントユニット86の同一の色値(デバイスカラー)に対応する画素の組である。スキャンユニット50が読み取る1画素は極めて小さいため、同一の色値に対応する画素であっても、画素内のインク滴の構成は図11及び図12に示すように一様ではない。すなわち、同一の色値に対応する画素であっても画素内でインク滴が占める面積の割合は異なる。同一の色値に対応する画素内でインク滴が占める面積の割合のばらつきは、インク滴が大きくなるほど大きくなる。読み取った自由描画領域内で背景画像の領域を判定する場合、同一の色値に対応する画素内でインク滴が占める面積の割合のばらつきが小さいほど判定精度は高くなる。すなわち、背景画像の領域を判定する精度を向上させるためには、できるだけ小さなインク滴を使って背景画像及び標本パッチ96を印刷することが望ましい。
できるだけ小さなインク滴を使って背景画像を印刷する方法としては、例えば以下の方法がある。
(1)制御部58がハーフトーン処理前、大インク滴及び中インク滴が噴射されない程度に淡い背景画像を形成する。
(2)制御部58又は印刷制御部82がハーフトーン処理後、大インク滴及び中インク滴を噴射する値を噴射しない値に変換する。
(3)制御部58又は印刷制御部82がハーフトーン処理後、大インク滴及び中インク滴を噴射する値を小インク滴を噴射する値に変換する。
(4)印刷制御部82が大インク滴及び中インク滴を噴射する値に応じて小インク滴が噴射される波形の駆動信号をピエゾ駆動回路から出力させる。
(5)大インク滴及び中インク滴を噴射する値を持たないルックアップテーブルが通常モード用のルックアップテーブルとは別にROM62に格納され、背景画像を印刷するモードでは、制御部58が大インク滴及び中インク滴を噴射する値を持たないルックアップテーブルを用いてハーフトーン処理を実行する。
3.対象物のオーダシートへの記入
図1は上述の処理によって印刷された後に手書き文字126(Hello!)が記入されたオーダシートの一例を示す平面図である。自由描画領域100には背景画像が印刷されている。補助画像領域102にはユーザ画像がそのままの階調特性で印刷されている。ユーザは自由描画領域100に印刷された背景画像の上に手書き文字126等の対象物を記録することができる。自由描画領域100には雑誌の切り抜きやシールなどを貼付してユーザ画像と合成される対象物を記録してもよい。またユーザは任意のチェックマーク94を塗りつぶすことによって所望の印刷条件を設定することができる。
背景画像の元画像であるユーザ画像と手書き文字126等の対象物とは自由描画領域100を割り付け位置の基準にして合成されるため、ユーザは多階調で印刷された背景画像の空間構成に基づいてユーザ画像の空間構成を認識しながら手書き文字126等の対象物を自由描画領域100内に記録することができる。すなわち、ユーザはユーザ画像のどの領域に手書き文字126が割り付けられるのかを認識しながら自由描画領域100内に手書き文字126等の対象物を記録することができる。さらに、背景画像のRチャネルのヒストグラムがハイライトバンドで平均化されているため、ユーザ画像の階調特性に関わらず、ユーザは淡い背景画像からユーザ画像の空間構成を確実に認識することができる。さらに、補助画像領域102にユーザ画像がそのままの階調特性で印刷されているため、ユーザは自由描画領域100に印刷された背景画像と補助画像領域102に印刷されたユーザ画像とに基づいてユーザ画像と手書き文字126等の対象物との位置関係をより確実に認識することができる。
また背景画像は単一の色相(シアン)しか持たないため、ユーザはシアン以外の任意の色相で対象物を自由描画領域100に記録することができる。また背景画像は淡色化されているため、背景画像と同じ色相であっても背景画像と明度や彩度が異なる色であればその色を用いて対象物を自由描画領域100に記録することができる。すなわち、背景画像と異なる任意の色相で自由描画領域100に記録された対象物の領域を複合機1が光学的に認識でき、背景画像と同じ色相であっても明度や彩度が異なる色で記録された対象物であれば複合機1が光学的にその領域を認識できるということである。
4.ユーザ画像と手書き文字との合成
図13は複合機1がオーダシートを読み取り、オーダシートに記録された手書き文字等の対象物とユーザ画像とを合成して印刷する処理の流れを示すフローチャートである。図13に示す処理は、ユーザが手書き文字等を書き込んだオーダシートを複合機1の原稿台12に載置した状態で操作部68を用いた所定の操作によりオーダシートの読み取りを複合機1に指示することによって開始される。
ステップS200では、複合機1はオーダシートを二値で読み取る。具体的には、原稿台12に載置された原稿がスキャンユニット50によって読み取られ、読み取られた原稿の画像がRAM60に格納される。制御部58はRAM60に格納された原稿の画像を所定のしきい値(例えば128/256)で二値化する。
ステップS202では、制御部58は二値化された原稿の画像をOMR(Optical Mark Recognition)処理することにより、塗りつぶされたチェックマーク94に応じた印刷条件を設定する。このとき、位置基準マーク90、98の位置を基準にしてオーダシート上に印刷されている画像部品(背景画像、標本パッチ、チェックマーク等)の位置が特定される。
ステップS204では、複合機1は標本パッチ96をフルカラーで読み取る。具体的には、標本パッチ96の領域が位置基準マーク90、98の位置を基準にしてスキャンユニット50によって読み取られ、読み取られた標本パッチ96の画像がRAM60に格納される。
ステップS206では、制御部58は標本パッチ96の画像に基づいて背景画像の色域テーブルを生成する。背景画像の色域テーブルは、背景画像の色域と一致する標本パッチ96の色域が格納されるルックアップテーブルである。
図14は背景画像の色域テーブルに格納されるデータの一例を示すグラフである。自由描画領域100内で背景画像の領域を正確に認識するためには、制御部58は背景画像と色域が一致する標本パッチの色域を完全に記憶しなければならない。そこで、限られたRAM60の容量に標本パッチの色域を格納するためのモデル化が必要になる。標本パッチ及び背景画像はシアンの単一色相の画像であるため、標本パッチを読み取った画像は、理論的にはRチャネルのみが階調を有し、B及びGチャネルは固定値(例えば256/256)の階調特性になる。しかし、実際には分版精度、スキャンユニット50とプリントユニット86のデバイスカラーの違い等により、B及びGチャネルにも階調が表れる。ただし、B及びGチャネルの階調はRチャネルの階調と強い相関関係があり、ある狭い幅でのみ変化するという特徴がある。そこで、制御部58はRチャネルの階調に対してB及びGチャネルの階調がどのように分布するかを記憶することにより、標本パッチ及び背景画像の色域を少ない容量で記憶することができる。具体的には、制御部58は標本パッチの画像のRGB3チャネルの値を画素毎に調べ、任意のRチャネルの値に対するG及びBチャネルの最大値及び最小値を検出することにより、標本パッチの色域を記憶することができる。以下、フローチャートに基づいて詳細に説明する。
図15は背景画像の色域テーブルの生成処理の流れを示すフローチャートである。
制御部58はG及びBチャネルの最小値(Gmin,Bmin)及び最大値(Gmax,Bmax)をリセットした後(ステップS300)、以下の処理を標本パッチの画像の全画素について繰り返す(ステップS302)。具体的には、制御部58は全てのRの値に対応する(Gmax,Gmin,Bmax,Bmin)の値を(0,255,0,255)に設定する。
ステップS304及びステップS306では、制御部58は注目画素のGチャネルの値が、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているGチャネルの最大値(Gmax)より大きいか判定し、大きければ注目画素のRチャネルの値に対応付けられているGチャネルの最大値(Gmax)を注目画素のGチャネルの値に更新する。
ステップS312及びステップS314では、制御部58は注目画素のGチャネルの値が、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているGチャネルの最小値(Gmin)より小さいか判定し、小さければ注目画素のRチャネルの値に対応付けられているGチャネルの最小値(Gmin)を注目画素のGチャネルの値に更新する。
ステップS308及びステップS310では、制御部58は注目画素のBチャネルの値が、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているBチャネルの最大値(Bmax)より大きいか判定し、大きければ注目画素のRチャネルの値に対応付けられているBチャネルの最大値(Bmax)を注目画素のBチャネルの値に更新する。
ステップS316及びステップS318では、制御部58は注目画素のBチャネルの値が、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているBチャネルの最小値(Bmin)より小さいか判定し、小さければ注目画素のRチャネルの値に対応付けられているBチャネルの最小値(Bmin)を注目画素のBチャネルの値に更新する。
以上の処理が全画素について終了すると、Rチャネルの全ての値についてB及びGチャネルの最大値と最小値が記憶され、標本パッチの色域が完全に記憶される。このようにRチャネルの値に関連付けてB及びGチャネルの最大値と最小値を記憶する色域テーブルのデータサイズは、各チャネルの階調値が1バイトの場合、わずか1Kバイト(256×2×2バイト)である。以上、背景画像の色域テーブルの生成処理について説明した。
ステップS208では、複合機1は自由描画領域100を読み取る。具体的には、印刷された背景画像の上に手書き文字などが書き込まれた自由描画領域100が位置基準マーク90、98の位置を基準にしてスキャンユニット50によって読み取られ、読み取られた自由描画領域100の画像がRAM60に格納される。
ステップS210では、制御部58は自由描画領域100の画像から手書き文字等の対象物の領域を分割する。具体的には、制御部58は自由描画領域100の画像に透明度を示すチャネル(アルファチャネル)を追加し、背景画像の領域を透明に設定する。
図16は対象物領域の分割処理の流れを示すフローチャートである。
制御部58は自由描画領域100の全画素について以下の処理を繰り返す(ステップS400)。
ステップS402では、制御部58は、注目画素のB及びGチャネルの値が背景画像の色域テーブルに注目画素のRチャネルの値と対応付けて記憶されているB及びGチャネルの値の範囲内であるか否かを判定する。すなわち、制御部58は、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているGチャネルの最大値が注目画素のGチャネルの値以上で、かつ、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているGチャネルの最小値が注目画素のGチャネルの値以下で、かつ、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているBチャネルの最大値が注目画素のBチャネルの値以上で、かつ、注目画素のRチャネルの値に対応付けて記憶されているBチャネルの最小値が注目画素のBチャネルの値以下であるかを判定する。
注目画素のB及びGチャネルの値が背景画像の色域テーブルに注目画素のRチャネルの値と対応付けて記憶されているB及びGチャネルの値の範囲内である場合、注目画素の色値は背景画像の色域内であるため、制御部58は注目画素を透明画素に設定する(ステップS404)。すなわち、注目画素のアルファチャネルは透明を示す値に設定される。
以上の処理が自由描画領域100の全画素について終了すると、手書き文字等の対象物の領域は自由描画領域100を読み取った値に設定され、背景画像の領域は透明に設定され、図17に示すように、自由描画領域100の画像140から手書き文字等の対象物の画像142が生成される。
ステップS212では、制御部58はユーザ画像に対象物の領域を重畳合成する。具体的には、制御部58は対象物の画像142のアルファチャネルを用いて対象物の画像142の色値とユーザ画像146の色値とをRGBのチャネル毎に加算することによって合成画像144を形成する。
ステップS214では、複合機1はユーザ画像に対象物の領域が重畳された合成画像144を印刷する。具体的には、制御部58及びプリントユニット86は上述した図9に示す処理を実行し、合成画像144を印刷する。このとき、プリントユニット86は通常モードで作動し、大中小のインク滴を噴射して用紙に合成画像を形成する。
以上説明した一連の処理が終了すると、オーダシートに記録した手書き文字等の対象物が、ディジタルカメラ等で生成されリムーバブルメモリ20に格納されていたユーザ画像に合成された印刷物が複合機1によって作成される。
本発明の一実施例にかかる平面図。 本発明の一実施例にかかる斜視図。 本発明の一実施例にかかるブロック図。 本発明の一実施例にかかるフローチャート。 本発明の一実施例にかかる模式図。 本発明の一実施例にかかるヒストグラム。 本発明の一実施例にかかる模式図。 本発明の一実施例にかかる模式図。 本発明の一実施例にかかるフローチャート。 本発明の一実施例にかかるグラフ。 本発明の一実施例にかかる模式図。 本発明の一実施例にかかる模式図。 本発明の一実施例にかかるフローチャート。 本発明の一実施例にかかる模式図。 本発明の一実施例にかかるフローチャート。 本発明の一実施例にかかるフローチャート。 本発明の一実施例にかかる模式図。
符号の説明
1:複合機(画像形成システム)、20:リムーバブルメモリ(記録媒体)、50:スキャンユニット、70:外部メモリコントローラ(アクセスユニット)、86:プリントユニット、96:標本パッチ、100:自由描画領域、126:手書き文字(対象物)、140:自由描画領域の画像、142:対象物の画像、144:合成画像、146:ユーザ画像

Claims (3)

  1. 用紙に画像を形成するプリントユニットと、
    原稿を読み取るスキャンユニットと、
    記録媒体に格納されているユーザ画像にアクセスするアクセスユニットと、
    前記ユーザ画像の色域を減縮し多階調の背景画像を形成する減色処理ユニットと、
    自由描画領域に前記背景画像が形成されたオーダシートを前記プリントユニットに作成させるオーダシート印刷制御ユニットと、
    前記スキャンユニットに読み取られた前記自由描画領域の画像からユーザが前記自由描画領域に記録した対象物の領域を、前記背景画像の色域を基準に用いて分割し、前記ユーザ画像に前記対象物の領域を重畳して合成画像を形成する合成ユニットと、
    前記合成画像を前記プリントユニットに印刷させる合成印刷制御ユニットと、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記減色処理ユニットは、前記ユーザ画像が淡色化された前記背景画像を形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記オーダシート印刷制御ユニットは、前記背景画像の色域に色域が一致する標本パッチを前記オーダシートに印刷し、
    前記合成ユニットは、前記スキャンユニットに読み取られた前記標本パッチの画像の色域に色値が含まれない前記自由描画領域内の領域を前記対象物の領域と判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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