JP4379362B2 - 画像処理装置、および、階調再現方法 - Google Patents

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Description

本発明は、再現可能な明度の範囲が異なる装置間における明度の階調再現に関するものである。
近年、デジタルカメラの普及に伴い、デジタルカメラで撮影された画像データをプリンタに出力し、画像を印刷する印刷システムが普及している。画像データは、各デバイスに依存する機器依存色空間で表現される。例えば、デジタルカメラは、デジタルカメラの機器依存色空間であるRGB色空間で画像データを表現し、プリンタは、プリンタの機器依存色空間であるCMYK色空間によって画像データを表現する。RGB色空間によって表されている画像データは、プリンタの機器依存色空間であるCMYK色空間によって表される画像データに変換されプリンタに出力される。
各色空間の再現可能な明度範囲はデバイスごとに異なっており、デジタルカメラが再現可能な明度と、プリンタが再現可能な明度に対応付けることにより、デジタルカメラで撮影された画像データの階調を、プリンタで出力される画像に反映させている。
特開H6−90382号公報 特開H10−248024号公報 特開2001−189862号公報
しかしながら、プリンタが再現可能な明度範囲は、デジタルカメラが再現可能な明度範囲よりも狭く、デジタルカメラが再現可能な明度のうち、プリンタが再現可能な明度の最小値である黒点よりも低い明度は、すべて黒点に変換される。そのため、画像データにおける低い明度の階調は、プリンタで印刷される画像に再現されないという問題があった。
上述した問題は、デジタルカメラで撮影した画像データをプリンタに出力して画像を印刷する場合に特化した問題ではなく、画像データを受け取る側のデバイスの再現可能な明度範囲が画像データを受け渡す側のデバイスの再現可能な明度範囲よりも狭いデバイス間において、同様に発生する問題である。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、画像データを受け渡す側のデバイスの再現可能な明度範囲よりも画像データを受け取る側のデバイスの再現可能な明度範囲が狭いデバイス間において、画像データの低明度部分の階調を再現することを目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明は、入力機器が再現可能な入力明度域よりも狭い出力明度域を有する出力機器へ、画像データを出力する画像処理装置において、
前記入力機器に依存する入力機器依存色空間により表される前記入力画像データを、少なくとも前記入力画像データの明度を表しかつ前記各装置に依存しない機器独立色空間によって表される第1の中間画像データに変換する第1の色変換処理手段と、
前記第1の中間データの入力明度のうち、少なくとも前記出力明度域の最小値よりも低い入力明度を、前記入力明度域における階調を表すように、出力明度に変換する明度変換手段と、
前記出力明度によって明度が表されている第2の中間データを、前記出力機器に依存する出力機器依存色空間により表される出力画像データに変換する第2の色変換処理手段とを備えることを要旨とする。
本発明によれば、入力画像データにおける出力明度域の最小値よりも低い入力明度の階調を、出力画像データにおいて再現することができる。従って、出力機器によって出力される画像の暗部の階調性を確保することができる。
本発明の画像処理装置において、前記明度変換手段は、前記入力明度に対して以下の式1を適用して前記入力明度を前記出力明度に変換してもよい。
Figure 0004379362
本発明の画像処理装置によれば、式1を適用することにより、出力明度域の最小値から最大値までの範囲で、入力画像データの明度の階調を出力画像データに滑らかに再現させることができる。
本発明の画像処理装置において、
前記明度変換手段は、更に、
前記式1により変換された前記出力明度を仮出力明度とする仮出力明度取得手段と、
前記第1の中間データの鮮やかさを表す入力彩度を取得する彩度取得手段と、
前記独立色空間において、前記入力彩度が、所定の彩度を表す彩度閾値以下であるか否かを判断する彩度判断手段とを備え、
前記明度変換手段は、前記入力彩度が前記彩度閾値より低いと判断された際に、前記入力明度と前記仮出力明度とを用いて、前記入力彩度および前記彩度閾値を考慮して前記入力明度を前記出力明度に変換してもよい。
機器独立色空間では、彩度が高くなるにつれ入力明度と出力明度との差が減少する。従って、本発明の画像処理装置によれば、入力彩度を反映して出力明度を算出することができるため、階調再現の精度を向上するとともに、滑らかな階調再現を行うことができる。
本発明の画像処理装置において、前記明度変換手段は、式2を用いて前記入力明度を前記出力明度に変換してもよい。
Figure 0004379362
本発明によれば、彩度に応じて、仮出力明度と入力明度との混合比率を変化させながら出力明度を算出することができるため、無彩色近傍の階調を再現させるとともに、階調再現の精度を向上させることができる。
本発明の画像処理装置において、前記明度変換手段は、前記入力彩度が前記彩度閾値以上であると判断された場合に、前記入力明度を前記出力明度としてもよい。
機器独立色空間では、高彩度領域の入力明度域と出力明度域とは近似しているため、本発明の画像処理装置によれば、高彩度領域では入力明度そのものを出力明度とすることができ、階調再現の精度を向上させることができる。
本発明において、上述した種々の態様は、適宜、組み合わせたり、一部を省略したりして適用することができる。また、本発明は、上述した画像処理装置としての構成の他に、画像処理装置による階調再現方法、画像処理装置に階調再現を実行させるためのコンピュータプログラム、かかるコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体等としても構成できる。いずれの構成においても、上述した各態様を適宜適用可能である。コンピュータが読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクや、CD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ハードディスク等種々の媒体を利用することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
A.第1実施例:
A1.システム構成:
図1は、第1実施例における画像出力システム10を例示する説明図である。印刷システム10は、画像処理装置20と、プリンタ30と、デジタルカメラ40とを有する。デジタルカメラ40と画像処理装置20、および、画像処理装置20とプリンタ30とはそれぞれUSBケーブルを介してローカル接続されている。画像処理装置20は、デジタルカメラ40から取得した画像データ50の明度の階調が、プリンタ30によって印刷される画像に再現されるように画像データ50を変換し、変換された画像データ50aをプリンタ30に出力する。
画像処理装置20は、CPU、RAM、ROMを備える一般的なパーソナルコンピュータである。図に合わせて画像処理装置20の機能ブロックを示す。各機能ブロックは、CPU100によって制御されている。メモリ120には、画像データ取得モジュール130と、色変換モジュール140と、プロファイル格納領域150と、印刷処理モジュール160が読み込まれている。各機能ブロックは、ソフトウェア的に構成されている。各機能ブロックはハードウェア的に構成されてもよい。RAM110は、読み書き可能なメモリである。画像データ記録領域111は、RAM110の一部として構成されている。
入出力部170は、プリンタ30、デジタルカメラ40と画像データの授受を行う。
画像データ取得モジュール130は、デジタルカメラ40から取得した画像データ50を、画像データ記録領域111に記録する。
プロファイル格納領域150には、入力機器プロファイルPF1と、出力機器プロファイルPF2とが格納されている。入力機器プロファイルPF1には、入力機器であるデジタルカメラ40の機器依存色空間から機器独立色空間への色変換情報が含まれている。また、出力機器プロファイルPF2には、機器独立色空間から出力機器であるプリンタ30の機器依存色空間への色変換情報が含まれている。
色変換モジュール140は、入力機器プロファイルPF1、出力機器プロファイルPF2を用いて、画像データ50の色空間を、入力機器であるデジタルカメラ40に依存する機器依存色空間から出力機器であるプリンタ30に依存する機器依存色空間に変換する。色空間を変換するとは、デジタルカメラ40に依存する機器依存色空間よって表される画像データ50を構成する画素の各画素値を、プリンタ30に依存する機器依存色空間によって表される画像データ50aの各画素値に変換することである。色変換モジュール140が行う変換処理については後述する。
印刷処理モジュール160は色変換モジュール140によって変換された画像データ50aを、プリンタが解釈可能な形式に変換して、入出力部170を介してプリンタ30に出力する。
図2は、本実施例における色変換モジュール140が行う色変換処理を説明するブロックチャートである。色変換モジュール140は、入力信号色変換モジュール141と、明度変換モジュール142と、出力信号色変換モジュール143とを備える。入力信号色変換モジュール141は、本発明における「第1の色変換処理手段」に当たる。明度変換モジュール142は、本発明における「明度変換手段」に当たる。出力信号色変換モジュール143は、本実施例における「第2の色変換処理手段」に当たる。なお、本実施例では、入力機器であるデジタルカメラ40の機器依存色空間はRGB色空間であり、RGB色空間によって表される画像データの各画素の画素値を(R,G,B)と表す。機器独立色空間はLab色空間であり、Lab色空間によって表される画像データの各画素の画素値を(L,a,b)と表す。「L」は明度を表し、「a」,「b」は色度を表す。出力機器であるプリンタ30の機器依存色空間はCMYK色空間であり、CMYK色空間によって表される画像データの各画素の画素値を(C,M,Y,K)と表す。
入力信号色変換モジュール141は、入力機器、すなわち、デジタルカメラ40の機器依存色空間から機器独立色空間への色変換処理を行う。具体的には、入力信号色変換モジュール141は、入力機器プロファイルPF1から、入力機器の機器依存色空間から機器独立色空間への色変換情報を取得する。入力信号色変換モジュール141は、取得した色変換情報を用いてRGB色空間色空間によって表される画像データをLab色空間によって表される画像データに変換する。色変換情報には、RGB色空間からLab色空間への色変換テーブルが含まれる。入力信号色変換モジュール141は、色変換テーブルを用いて、画像データ50の各画素値をRGB色空間によって表される(R,G,B)からLab色空間によって表される(L,a,b)に変換する。色変換情報には、例えばRGB−Lab色変換マトリクスが含まれることとしてもよい。
図3を用いて、入力機器プロファイルPF1の内容について説明する。図3は、本実施例における入力機器プロファイルPF1の内容を例示する説明図である。入力機器プロファイルPF1には、ヘッダ部PF11、機器独立色空間変換情報PF12、入力機器色空間情報PF13が含まれる。ヘッダ部PF11には、入力機器の種類を示すデバイス種、モデル名、入力機器プロファイルPF1の作成日時が設定されている。機器独立色空間変換情報PF12には、入力機器であるデジタルカメラ40の機器依存色空間(RGB色空間)によって表される画像データ50を機器独立色空間(Lab色空間)によって表される画像データ50へと変換するために必要な色変換情報として、RGB−Lab色変換テーブルが設定されている。
色空間情報PF13には、入力機器であるデジタルカメラの再現可能な色空間に関する情報が設定されている。入力機器プロファイルPF1は、入力機器用ドライバのインストールと共にメモリ120に格納される。入力機器プロファイルPF1は、例えば、画像データ50に関連付けられて提供されても良い。
明度変換モジュール142は、機器独立色空間であるLab色空間において、入力機器が再現可能な明度の階調が、出力機器が再現可能な明度の範囲内で再現されるように、画像データ50の入力明度Lを変換し出力明度L'を算出する。
本図では図示を省略したが、色変換モジュール140には、入力機器が再現可能な色度の範囲を表す入力色域と、出力機器が再現可能な色度の範囲を表す出力色域とを対応させる変換を行う色域マッピングモジュールも含まれており、色域マッピングモジュールは、入力機器であるデジタルカメラが再現可能な色域によって表されている画像データ50の色度(a,b)を変換し、出力機器であるプリンタが再現可能な色域によって表されている(a',b')を算出する。
明度変換モジュール142と色域マッピングモジュールによって、画像データ50の画素値は、(L,a,b)から(L',a',b')に変換される。
出力信号色変換モジュール143は、機器独立色空間から、出力機器であるデジタルカメラ40の機器依存色空間への色変換処理を実行する。具体的には、出力信号色変換モジュール143は、出力機器プロファイルPF2から、出力機器の機器独立色空間から機器依存空間への色変換情報を取得する。出力信号色変換モジュール143は、取得した色変換情報を用いてLab色空間色空間によって表される画像データをCMYK色空間によって表される画像データに変換する。色変換情報には、Lab色空間からCMYK色空間への色変換テーブルが含まれ、出力信号色変換モジュール143は、色変換テーブルを用いて、画像データ50の各画素値をLab色空間によって表される(L',a',b')からCMYK色空間によって表される(C,M,Y,K)に変換する。色変換情報には、例えばLab−CMYK色変換マトリクスが含まれることとしてもよい。
図4を用いて、出力機器プロファイルPF2の内容について説明する。図4は、本実施例における出力機器プロファイルPF2の内容を例示する説明図である。出力機器プロファイルPF2は、入力機器プロファイルPF1と同様の構成であり、ヘッダ部PF21、機器独立色空間変換情報PF22、入力機器色空間情報PF23を備える。ヘッダ部PF21には、入力機器の種類を示すデバイス種、モデル名、出力機器プロファイルPF2の作成日時が設定されている。機器独立色空間変換情報PF22には、機器独立色空間(Lab色空間)によって表される画像データ50を、出力機器であるプリンタ30の機器依存色空間(CMYK色空間)によって表される画像データ50aへと変換するために必要な色変換情報として、Lab−CMYK色変換テーブルが設定されている。色空間情報PF23には、出力機器であるプリンタの再現可能な色空間に関する情報が設定されている。
A2.印刷処理:
図5は、本実施例における印刷処理を説明するフローチャートである。画像処理装置20は、ユーザからの印刷指示をトリガとして本処理を開始する。画像処理装置20は、ユーザからの印刷指示を受け付けると、画像データ記録領域111に記録されている画像データ50を読み込み(ステップS10)、入力信号色変換処理を実行し、RGB色空間によって表されている画像データ50の各画素値(R,G,B)を、Lab色空間で表される(L,a,b)に変換する(ステップS11)。
画像処理装置20は、Lab色空間によって表される画像データ50の各画素値(L,a,b)に対して、色域および明度の変換を行い、各画素値を(L',a',b')に変換する(ステップS12)。本実施例では、以下に示す式3を用いて画像データ50の画素のうち無彩色の画素の明度である入力明度Lintputのみ出力明度Loutputに変換する。
Figure 0004379362
図6を用いて、入力明度の変換処理により階調変化について説明する。図6は、本実施例における明度の階調変化を表す明度グラフ300である。明度グラフ300の横軸は入力される画像データ50のRGB値を表しており、縦軸は、画像データの出力明度Lを表す。入力されるRGB値は、(R,G,B)の各値が(0,0,0)から順に、(1,1,1,)(2,2,2,)...(255,255,255)まで変化する。出力明度Loutputは、0から100までの範囲をとる。出力機器であるプリンタ30が再現可能な明度の最小値を表すLblackは、明度の最も暗い点である黒点をあらわす。
入力明度グラフLintputは、入力RGB値に対して、デジタルカメラ40が再現可能な明度を表すグラフである。図示するように、入力RGB値の増加に伴い、出力明度Lは徐々に高くなる、すなわち、入力RGB値の増加に伴い、明度が高くなる。出力明度グラフLsは、入力RGB値に対して、従来の方法を用いた場合のプリンタ30が再現可能な出力明度Loutを表すグラフである。出力明度グラフLoutputは、入力RGB値に対して、本実施例の式3を用いて算出される出力明度Loutputを表すグラフである。
プリンタ30が再現可能な明度の範囲は、Lblackから100までの範囲であり、デジタルカメラ40が再現可能な明度の範囲(0〜100)に対して狭い。そのため、従来の明度変換処理では、出力明度グラフLsに示すように、入力画像データの各画素値のRGB値が(0,0,0)からP1(r、g、b)までの範囲R1に含まれる場合、入力明度LintputはすべてLblackに変換され、入力明度Lintputの階調は出力明度Loutで再現されない。
本実施例では、明度変換モジュール142が式3を用いて明度変換処理を行うことにより、プリンタ30が再現可能な明度を表すグラフとして出力明度グラフLoutputを得る。明度変換モジュール142は、式3を適用することにより、矢印で示すように、入力明度グラフLintput上の入力明度Lintputを出力明度グラフLoutput上の出力明度Loutputに変換する。すなわち、明度変換モジュール142、範囲R1に含まれる入力RGB値に対する入力明度Lintputの低明度の階調0〜Lblackを、Lblack〜L1として再現する。
上述した第1実施例の画像処理装置によれば、式3を用いることにより、出力機器であるプリンタの再現可能な明度の範囲が、入力機器であるデジタルカメラの再現可能な明度の範囲よりも狭い場合にも、デジタルカメラで撮影した画像データの明度の階調を、プリンタで印刷した画像で再現することができる。従来は、画像データの明度のうち、プリンタの黒点より低い明度はすべてプリンタの黒点に変換されプリンタによって出力される画像では低明度の階調が表されなかったが、本発明によれば、プリンタによって出力される画像においてデジタルカメラで撮影された画像データの低明度の階調を表すことができる。
また、低明度の入力明度に対してだけでなく、全ての入力明度に対して式3を適用するため、プリンタが再現可能な明度において、低明度部分の階調性を確保すると共に、明度全体の階調を滑らかに再現することができる。
B.第2実施例:
上述した第1実施例では、無彩色の入力明度に対して式3を適用することにより、プリンタが再現可能な明度の階調性を確保した。第2実施例では、彩度を考慮して、デジタルカメラにおける明度の階調をプリンタが再現可能な明度の範囲で再現させる。第2実施例のシステム構成は第1実施例のシステム構成と同様である。
B1.明度変換処理:
図7は本実施例における明度変換処理を説明するフローチャートである。本処理は、明度変換モジュール142が実行する処理であり、図5のステップS12における処理に当たる。
明度変換モジュール142は、Lab色空間によって表される画像データの各画素値の入力彩度Cinputを算出する(ステップS20)。明度変換モジュール142は、以下の式4を適用して入力彩度Cinputを算出する。
Figure 0004379362
明度変換モジュール142は、入力彩度Cinputが、彩度閾値Cthよりも低いか否かを判断する(ステップS21)。彩度閾値Cthとは、Lab色空間の色度の外縁において、最も低い彩度値の2/3の彩度値を表す。入力彩度Cinputが、彩度閾値Cthよりも低い場合(ステップS21:YES)には、明度変換モジュール142は、彩度を考慮して入力明度Lintputを変換し、出力明度Loutputを算出する(ステップS22)。具体的には、明度変換モジュール142は、以下の式5を適用して出力明度Lfinalを算出する。すなわち、入力彩度Cinputが0から彩度閾値Cthまでの範囲では、入力明度Lintputと出力明度Loutputとの混合比率を変化させて出力明度Lfinalを算出する。なお、Loutputは、第1実施例における式3によって算出される値であり、本発明における「仮出力明度」に当たる。
Figure 0004379362
入力彩度Cinputが、彩度閾値Cth以上である場合(ステップS21:NO)には、明度変換モジュール142は、式6を適用し、入力明度Lintputをそのまま出力明度Lfinalとする(ステップS23)。すなわち、入力彩度Cinputが彩度閾値Cthから彩度の最大値までの範囲では、入力明度Lintputを出力明度Lfinalとする。
Figure 0004379362
図8を用いて、彩度を考慮した階調再現について説明する。図8は、本実施例における明度の階調変化を表す明度グラフ400である。明度グラフ400の横軸は入力される画像データ50の入力彩度Cinputを表しており、縦軸は画像データの明度Lを表す。入力彩度Cinputは、0から60までの範囲内の値をとる。明度Lは、0から100までの範囲の値をとる。出力機器であるプリンタ30が再現可能な明度の最小値を表すLblackは、明度の最も暗い点、すなわち、黒点をあらわす。本実施例では、入力彩度Cinputが0の時に明度がL4となる色を例に説明する。
入力明度グラフLintputは、入力彩度Cinputに対して、デジタルカメラ40が再現可能な入力明度Lintputを表すグラフである。図示するように、デジタルカメラ40においては、入力彩度Cinputが0から60まで高くなるにつれ明度LもL4からL2へと徐々に高くなり、入力彩度Cinputが60から0へと徐々に低くなるにつれ、明度LはL2から100まで高くなる。
出力明度グラフLoutputは、彩度Cinputに対して、第1実施例における式3を用いて算出されるプリンタ30が再現可能な出力明度Loutputを表すグラフである。出力明度グラフLfinalは、入力彩度Cinputに対して、本実施例における式5を用いて算出されるプリンタ30が再現可能な出力明度Lfinalを表すグラフである。
第1実施例の式3のみを用いて明度変換処理を行うと、出力明度グラフLoutputに示すように、彩度が高くなるにつれ、出力明度Loutputは入力明度Lintputより高い値をとるため、明度が適切に再現されない。
本実施例では、明度変換モジュール142が式5を用いて明度変換処理を行うことにより、出力明度Lfinalを表すグラフとして出力明度グラフLfinalを得る。明度グラフ400に示すように、入力彩度Cinputが0から彩度閾値Cthまで高くなるにつれ、出力明度Lfinalは、入力明度Lintputの階調が再現されるように、LblackからL5まで高くなる。入力彩度Cinputが彩度閾値Cthから60まで高くなるにつれ、出力明度Lfinalは、入力明度Lintputと同一の値をとり、L5からL2まで高くなる。入力彩度Cinputが60から彩度閾値Cthへと低くなる部分でも、出力明度Lfinalは、入力明度Lintputと同一の値をとり、L2からL3まで高く。入力彩度Cinputが彩度閾値Cthから0まで低くなるにつれ、出力明度LfinalはL3から100まで高くなる。
本実施例では、入力彩度Cinputが彩度閾値Cth未満の場合には、入力明度Lintputと出力明度Loutputの混合比率を変化させて出力明度Lfinalを算出して計算途中の条件分岐を簡略化しているが、入力彩度Cinputが最大値60から0まで低く変化する場合には、入力彩度Cinputが彩度閾値Cth以上の場合と同様に、入力明度Lintputを出力明度Lfinalとしてもよい。明度が高い範囲では、プリンタ30は入力明度Lintputを変換せずに入力明度Lintputを再現することができるからである。
以上説明した第2実施例の画像処理装置によれば、低彩度領域、すなわち、無彩色軸近傍の低彩度領域では入力明度Lintputよりも出力明度Loutputの比率を高くして入力明度Lintputと出力明度Loutputとを混合させ、入力彩度Cinputが彩度閾値Cthに近づくにつれ、出力明度Loutputよりも入力明度Lintputの比率を高くして入力明度Lintputと出力明度Loutputとを混合させることにより、画像データの明度の階調を精度良く再現させることができる。また、また、高彩度領域においては、入力明度をそのまま出力明度とすることができ、階調再現の精度を向上することができる。
C.変形例:
(1)
上述した第1実施例では機器独立色空間としてLab色空間を用いたがこれに限られない。LUV色空間やYCrCb色空間としてもよい。明度を成分の1つとする機器独立色空間であればよい。
(2)
上述した第2実施例では、彩度閾値Cthは、Lab色空間の彩度の外縁において、最も低い彩度値の2/3の彩度値としたが、例えば、最も低い彩度値の1/2の彩度値としてもよい。彩度の最大値や色域の特性はデバイスごとに異なるため、デバイスに応じて、彩度の最大値と彩度閾値Cthとを設定することが好ましい。
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成をとることができることは言うまでもない。
第1実施例における印刷システムを例示する説明図。 第1実施例における色変換処理を説明するブロックチャート。 第1実施例における入力機器プロファイルの内容を例示する説明図。 第1実施例における出力機器プロファイルの内容を例示する説明図。 第1実施例における印刷処理を説明するフローチャート。 第1実施例における明度の階調変化を表す明度グラフ。 第2実施例における明度変換処理を説明するフローチャート。 第2実施例における明度の階調変化を表す明度グラフ。
符号の説明
10...画像出力システム
20...画像処理装置
30...プリンタ
40...デジタルカメラ
50,50a...画像データ
111...画像データ記録領域
130...画像データ取得モジュール
140...色変換モジュール
141...入力信号色変換モジュール
142...明度変換モジュール
143...出力信号色変換モジュール
150...プロファイル格納領域
160...印刷処理モジュール取得部
160...印刷処理モジュール
170...入出力部
300...明度グラフ
400...明度グラフ

Claims (5)

  1. 入力機器が再現可能な入力明度域よりも狭い出力明度域を有する出力機器へ、画像データを出力する画像処理装置であって、
    前記入力機器に依存する入力機器依存色空間により表される前記入力画像データを、少なくとも前記入力画像データの明度を表しかつ前記各装置に依存しない機器独立色空間によって表される第1の中間画像データに変換する第1の色変換処理手段と、
    前記第1の中間データの入力明度のうち、少なくとも前記出力明度域の最小値よりも低い入力明度を、前記入力明度域における階調を表すように、以下の式1を適用して出力明度に変換する明度変換手段と、
    前記出力明度によって明度が表されている第2の中間データを、前記出力機器に依存する出力機器依存色空間により表される出力画像データに変換する第2の色変換処理手段とを備える画像処理装置。
    Figure 0004379362
  2. 請求項記載の画像処理装置であって、
    前記明度変換手段は、更に、
    前記式1により変換された前記出力明度を仮出力明度とする仮出力明度取得手段と、
    前記第1の中間データの鮮やかさを表す入力彩度を取得する彩度取得手段と、
    前記独立色空間において、前記入力彩度が、所定の彩度を表す彩度閾値以下であるか否かを判断する彩度判断手段とを備え、
    前記明度変換手段は、前記入力彩度が前記彩度閾値より低いと判断された際に、前記入力明度と前記仮出力明度とを用いて、前記入力彩度および前記彩度閾値を考慮して前記入力明度を前記出力明度に変換する画像処理装置。
  3. 請求項記載の画像処理装置であって、
    前記明度変換手段は、式2を用いて前記入力明度を前記出力明度に変換する画像処理装置。
    Figure 0004379362
  4. 請求項または請求項記載の画像処理装置であって、
    前記明度変換手段は、前記入力彩度が前記彩度閾値以上であると判断された場合に、前記入力明度を前記出力明度とする画像処理装置。
  5. 前記入力機器が再現可能な入力明度域よりも狭い出力明度域を有する出力機器へ、画像データを出力する画像処理装置が実行する階調表現方法であって、
    前記入力機器に依存する入力機器依存色空間により表される前記入力画像データを、少なくとも前記入力画像データの明度を表しかつ前記各装置に依存しない機器独立色空間によって表される第1の中間画像データに変換し、
    前記第1の中間データの入力明度のうち、少なくとも前記出力明度域の最小値よりも低い入力明度を、前記入力明度域における階調を表すように、以下の式3を適用して出力明度に変換し、
    前記出力明度によって明度が表されている第2の中間データを、前記出力機器に依存する出力機器依存色空間により表される出力画像データに変換する階調表現方法。
    Figure 0004379362
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