JP4379235B2 - 調光装置 - Google Patents

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Description

本発明は白熱電球やLEDのような光源の照度を調節する調光装置に関するものである。
従来、白熱灯を調光する手段として位相制御式調光装置がよく用いられている。位相制御式調光装置は一般的に商用交流電源と白熱灯負荷との間に直列に接続され、調光装置内部のスイッチング素子であるトライアックなどがONする位相角(点弧位相角)を制御することにより、白熱灯負荷に供給する商用交流電圧の実効値を可変させて白熱灯負荷を調光制御する方式である。図7に位相制御式調光装置の動作波形を示す。白熱灯負荷では、電源電圧と負荷電流は同位相のため、電源のゼロクロスポイントでオフすれば、負荷電流もターンオフが可能である。
また、低電圧ハロゲン電球の点灯回路として、商用交流電圧を数十KHzの高周波に変換して、更に降圧トランスにて12Vの高周波低電圧に変換する手段として、電子トランスがよく知られている。低電圧ハロゲン電球用電子トランスを前述した位相制御式調光装置と組み合わせて調光制御することも一般的な技術である。位相制御式調光装置と電子トランスを組み合わせて使用する場合の回路構成は図8のようになる。図中、1は交流電源、2は位相制御式調光装置、3は電子トランス、4は負荷である。この構成では双方向スイッチであるトライアックQ1とフィルタチョークL1の直列接続にフィルタコンデンサC1が並列に接続され、更に電子トランス側の雑音防止用コンデンサC0が直列接続される構成となるため、トライアックQ1に流れる電流は商用周波数で使用する場合、容量性要素の影響で電源電圧の位相に対し進相となる場合がある。
図9を用いて回路動作を説明する。ここでは、位相制御信号として、ターンオン時にのみゲート電圧を与えるパルストリガ方式ではなく、ターンオン期間中はゲート電圧を与え続けるDCトリガ方式(ベタトリガ方式ともいう)を用いている。トライアックQ1は位相制御信号がオフとなった後、保持電流以下の電流となるとオフする素子であるが、上述の進相電流の影響で位相制御信号がオフとなるタイミングで既にトライアックQ1に流れる電流がゼロクロスポイントをまたいで転流しており、位相制御信号がオフの瞬間、保持電流以上の電流が流れていた場合、トライアックQ1をオフできないので、交流電源の次の半周期にわたり、電流がゼロになるまでトライアックQ1はオン状態を維持してしまう。
そこで従来、この問題を解決するために、図10に示すように設計の段階でトライアックに流れる電流がゼロクロスポイントをまたぐ手前で位相制御信号をオフするように時間設定することで進相電流による調光動作の不具合を回避していた。図中、t1のタイミングで位相制御信号がオフしてもトライアックQ1はオフできないが、t2のタイミングで位相制御信号がオフすることでトライアックQ1はオフすることができる。
なお、特許文献1には位相制御式の調光装置において、出力電流の時間変化を検出巻線で検出し、点弧動作を制御する例が開示されているが、負荷は白熱灯であり、容量性負荷の位相制御に伴なう課題を示唆していない。また、特許文献2には位相制御式の調光装置において、電源電圧のゼロクロスを検出し、トライアックのターンオンを徐々に早めて照明負荷をフェードイン点灯させる例が開示されているが、負荷電流のゼロクロスを検出するものではない。
特開平6−338395号公報 特開平9−260068号公報
図10に示した従来例のように、トライアックに流れる電流がゼロクロスポイントをまたぐ手前でトライアックの位相制御信号をオフするように設計の段階で時間設定を行ってしまうと、例えば同一の調光装置で複数台の負荷を調光しようとした場合、複数の雑音防止用コンデンサが並列に接続されるので、図11に示すようにコンデンサ電流が負荷の接続台数に応じて増減することになる。このため、位相制御信号をオフさせるタイミングtxを最適に設定することが困難であった。負荷1台のコンデンサ電流であれば、トライアック電流が保持電流以下であっても、負荷複数台のコンデンサ電流が重畳されると、図11のXに示すように、位相制御信号がオフするときのトライアック電流が保持電流を超えてしまい、ある接続台数以上では進相電流の影響によりトライアックの制御ができなくなる。
この現象は例えばLEDのような低ワット負荷が接続されるような場合には負荷電流が少ないため、進相電流の影響が顕著に現われる。また、前記負荷の接続台数の問題に加えて調光装置の部品ばらつきなどを考慮すると、電源電圧のゼロクロスポイントからトライアックをオフするタイミングを設計の段階である程度余裕を見た時間に設定する必要があるため、電圧位相制御における調光下限制御範囲を狭めてしまうといった問題が生じる。このことは特にLED負荷のような低ワット負荷を調光する場合、調光性能に関して重要な問題となる。
また、従来のようにスイッチング素子の点弧位相角の制御を電源電圧のゼロクロスから開始すると、容量性の負荷の場合には、電流を流し得る半周期の途中からトライアックをONすることになり、調光上限の制御範囲も狭めてしまうといった問題が生じる。
本発明は上述のような不都合をなくし、負荷の種別や接続台数、あるいは部品のばらつきを事前に考慮しなくても、調光の上限並びに下限付近での制御不具合を回避し、調光制御範囲を適正に設定可能とすることを課題とする。
本発明によれば、上記の課題を解決するために、図1に示すように、自己保持機能を有する双方向スイッチング素子Q1と、容量性要素が並列に接続された照明負荷4と、交流電源1とを直列に接続して閉回路を構成し、双方向スイッチング素子Q1の点弧位相角を可変とすることで照明負荷4への実効電力を可変とする位相制御回路を備える調光装置であって、前記位相制御回路は、双方向スイッチング素子Q1のオン期間中は駆動電圧を与え続けるDCトリガ方式の位相制御回路であり、前記閉回路中に流れる電流の転流を検出する手段を備え、検出された電流の転流時を基準として双方向スイッチング素子Q1の点弧位相角を制御することを特徴とするものである。
本発明によれば、進相電流による双方向スイッチング素子の制御不具合を回避し、なおかつ、容量性の負荷を接続しても全点灯出力を制限されることなく、調光制御範囲を広く設定することができる。また、請求項3又は4の構成を用いれば、ほとんどコストアップすることなく、上記効果を実現することが出来る。
(実施形態1)
本発明の実施形態1の回路構成を図1に示す。交流電源1には雑音防止用コンデンサC1が並列接続されている。コンデンサC1の両端は制御回路21に接続されている。制御回路21はフォトトライアックQ4の駆動信号として位相制御信号を出力する。ここでは、位相制御信号として、ターンオン時にのみ駆動電圧を与えるパルストリガ方式ではなく、ターンオン期間中は駆動電圧を与え続けるDCトリガ方式(ベタトリガ方式ともいう)を用いている。
位相制御用の双方向スイッチング素子としてのトライアックQ1は、主電極間にフォトトライアックQ4と抵抗R4,R3の分圧回路を接続されており、分圧回路の出力をゲート電極に印加されている。ゲート電極と一方の主電極の間には雑音防止用のコンデンサC3が並列接続されている。トライアックQ1の他方の主電極にはフィルタチョークL1の一端が接続されており、フィルタチョークL1の他端は、電流検出用のカレントトランスCTの1次巻線と負荷4を介して交流電源1の一端に接続されている。交流電源1の他端はトライアックQ1の前記一方の主電極に接続されており、交流電源1、トライアックQ1、フィルタチョークL1、カレントトランスCTの1次巻線、負荷4とで直列閉回路を構成している。ここで、負荷4は雑音防止用コンデンサを入力部に有する負荷であり、並列に多数接続すると、当然、進相電流が流れる。そこで、この進相電流を重畳された主回路電流を検出するために、カレントトランスCTを主回路電流が流れる経路に挿入してある。カレントトランスCTの2次巻線の一端は接地され、他端はダイオードD1と抵抗R1,R2の直列回路を介して接地されている。接地側の抵抗R2の両端にはコンデンサC2が並列接続されており、抵抗R1,R2の接続点がゼロクロス検出信号ZCSの出力となっている。このゼロクロス検出信号ZCSは制御回路21に入力されて、主回路電流のゼロクロスタイミングの検出に用いられている。制御回路21は、タイマー回路を内蔵しており、外部ボリュームVRにより電流のゼロクロスからタイマー回路を用いてトライアックQ1のターンオンタイミング及びターンオフタイミングを決定し、負荷4に印加する実効電圧を変化させることにより、負荷4を調光制御している。
ここで、CTは可飽和のカレントトランスであり、フィルターチョークL1を流れる主回路電流が大きいとコアが飽和して2次側に電圧は発生しないような設計が施されている。そのため、図1中のA点には、主回路電流の減少するゼロクロス付近にのみ電圧が発生する。その様子を、図2に示した。カレントトランスCTで検出した電流波形を抵抗R1,R2にて分圧しており、分圧したA点の電圧レベルを図2(b)に示す。また、図2(a)には交流電源1からの入力電圧とフィルターチョークL1を流れる主回路電流の波形を示した。ここでは、主回路電流は入力電圧に対して進み位相となっている。本実施形態では、図1に示すA点の電圧の立ち上がりを基準に、制御回路21のタイマーを動作させ、外部ボリュームVRの指示に基づいてタイマーの設定値を変化させ、位相制御の点弧位相角を可変とする制御を行っている。点弧位相角を最大にするには、ゼロクロス検出信号ZCSの発生直後から主回路電流の半周期にわたりトライアックQ1に駆動電圧を与えれば良く、これにより容量性の負荷を接続しても全点灯出力を得ることができ、調光範囲を広く設定することが可能となる。つまり、従来のように、点弧位相角制御用のタイマーを電源電圧のゼロクロスからカウント開始すると、容量性の負荷の場合には、主回路電流を流し得る半周期の途中からトライアックをONすることになり、調光上限側の制御範囲を狭めてしまうという問題があったが、本発明では、入力電圧のゼロクロス点よりも早い主回路電流のゼロクロス点からタイマーをカウント開始することにより、調光範囲を広げることができる。
また、調光するには、ゼロクロス検出信号ZCSの発生時点からタイマーをカウント動作させ、外部ボリュームVRにより設定された設定値になると、調光の深さに応じた時間だけ遅れてトライアックQ1がオンするように駆動電圧を与えれば良い。また、ゼロクロス検出信号ZCSの発生周期があらかじめ分かるから、次のゼロクロス検出信号ZCSが発生するよりも手前でトライアックQ1の駆動電圧を消失させることにより、主回路電流がゼロクロスするタイミングをまたいでトライアックQ1がオンし続けるようなことはなく、半周期ごとにトライアックQ1をオフさせることができるから、制御不能に陥ることはない。
なお、カレントトランスCTの2次巻線出力によりゼロクロス検出信号ZCSを得るには、カレントトランスCTの2次巻線出力が所定の検出しきい値を越えたことをコンパレータで検出するようにしても良いし、あるいはカレントトランスCTの2次巻線出力の急峻な立ち上がり又は立ち下がりを微分回路により検出するようにしても良い。
(実施形態2)
本発明の実施形態2の回路構成を図3に示す。主回路構成は基本的に実施形態1と同じであるが、異なる点は、主回路電流検出をカレントトランスCTでなく、トライアックQ1のゲート電位(図3中のa点)で行うことを特徴としている。
次に、本実施形態の動作を説明する。本実施形態は、制御回路21からの位相制御信号S1によりフォトトライアックQ4がONすると、トライアックQ1にゲート電圧が印加されて、トライアックQ1がONする構成となっている。ここで、トライアックQ1の保持電流は、フォトトライアックQ4のそれに比べると大きく、フィルターチョークL1を流れる電流が徐々に減少していくと、トライアックQ1の保持電流以下になった時点で、先にトライアックQ1がOFFし、フォトトライアックQ4のみがONした状態となるため、トライアックQ1のゲート電圧であるa点の電位が発生する。この動作を波形図で示したのが図4である。
図4に示すように、主回路電流がトライアックQ1の保持電流以上であり、制御回路21からt1で位相制御信号S1が出力されるとトライアックQ1がONするために、a点の電位Vaは略ゼロとなっているが、t2で主回路電流がトライアックQ1の保持電流より小さくなると、トライアックQ1がOFFとなり、保持電流の小さいフォトトライアックQ4、抵抗R4、R3を介して電流が分流することにより、a点の電位Vaが発生する。これを受けて、位相制御信号S1がオフされる。保持電流の小さいフォトトライアックQ4も主回路電流のゼロクロス点でオフするから、a点の電位Vaは消失する。つまり、トライアックQ1がオフしてからフォトトライアックQ4がオフするまでの間、短時間であるが、a点の電位Vaが発生し、直ぐに消失する。これを検出することにより、主回路電流のゼロクロス点を検出する。このゼロクロス点から調光の深さに応じた時間だけ遅らせて、t3で位相制御信号S1がオンされると、フォトトライアックQ4がON、トライアックQ1もONとなる。その後、主回路電流のゼロクロス点よりも手前のタイミングt4で位相制御信号S1をオフさせることにより、トライアックQ1を半周期ごとに確実にOFFさせる。つまり、主回路電流がトライアックQ1の保持電流よりも小さくフォトトライアックQ4の保持電流よりも大きいタイミングで位相制御信号S1をオフさせる。以上の動作を繰り返すことにより、簡単な構成で電流のゼロクロスを検出することができる。
なお、入力電圧の負側の半周期におけるa点の電位Vaの立ち上がりを検出するために、制御回路21内では全波整流手段などを用いてa点の電位Vaの絶対値を検出して、上記と同様の動作を実現している。
従来のように、点弧位相角制御用のタイマーを電源電圧のゼロクロスからカウント開始すると、容量性の負荷の場合には、主回路電流を流し得る半周期の途中からトライアックをONすることになり、調光上限側の制御範囲を狭めてしまうという問題があったが、本実施形態を用いれば、入力電圧のゼロクロス点よりも早い主回路電流のゼロクロス点からタイマーをカウント開始することにより、調光範囲を広げることができる。
また、実施形態1に比べると、可飽和のカレントトランスCTのようなコストのかかる部品の追加をなくして、同様の効果が得られるという利点もある。
(実施形態3)
本発明の実施形態3の回路構成を図5に示す。主回路構成は基本的に実施形態2と同じであるが、異なる点は、交流電源1からの交流電圧をダイオードブリッジDBで全波整流し、電源電圧のゼロクロスポイントを検出する電圧検出回路22を追加したことを特徴としている。
次に、本実施形態の動作を説明する。制御回路21によりフォトトライアックQ4がONし、フォトトライアックQ4がONしたことを受けて、トライアックQ1のゲート電圧が印加され、トライアックQ1がONする構成となっている。また、トライアックQ1の保持電流は、フォトトライアックQ4のそれに比べると大きく、フィルターチョークL1を流れる電流が徐々に減少していくと、トライアックQ1の保持電流以下になった時点で、先にトライアックQ1がOFFし、フォトトライアックQ4のみがONした状態となるため、トライアックQ1のゲート電位であるa点の電位Vaが発生し、a点の電位Vaの立ち上がりを検出し、制御回路21のタイマーを動作させ、外部ボリュームVRの指示に基づいてタイマーの設定値を変化させ、位相制御の点弧位相角を制御する動作を行っている点は、実施形態2と同様である。
本実施形態では、さらに電圧検出回路22で入力電圧のゼロクロスポイントを検出し、図6のT1に示すように、電圧ゼロクロスポイントからa点の電位Vaの立ち上がりまでの時間をタイマーでカウントしている。実施形態2では、制御回路21内でa点の電位Vaの絶対値を検出していたが、本実施形態では、入力電圧の負側の半周期では、a点の電位Vaの立ち上がりを検出するのではなく、図6のT2(=T1)に示すように、電圧ゼロクロスポイントからT1で計測した時間のタイマーをカウントアップさせることにより、a点の電位Vaの立ち上がりのタイミングを予測し、制御回路21のタイマーを動作させ、外部ボリュームVRの指示に基づいてタイマーの設定値を変化させ、位相制御の点弧位相角を可変する動作を行っている。
ここで、T1の時間をカウントするタイマーと、T2の時間をカウントするタイマーは兼用しても良い。例えば、入力電圧の正の半周期では、電圧ゼロクロスポイントの検出でタイマーTをリセットし、タイマーTのカウントアップをスタートさせ、a点の電位Vaの立ち上がりのタイミングでタイマーTのカウントをストップする。このとき、タイマーTの値はT1の時間をカウントしたことになる。入力電圧の負の半周期では、電圧ゼロクロスポイントの検出で前記タイマーTのカウントダウンをスタートさせ、タイマーTの値がゼロに戻れば、タイマーTのカウントをストップし、そのタイミングがa点の電位Vaの立ち上がりのタイミングであると判定する。
従来のように、点弧位相角制御用のタイマーを電源電圧のゼロクロスからカウント開始すると、容量性の負荷の場合には、主回路電流を流し得る半周期の途中からトライアックをONすることになり、調光上限側の制御範囲を狭めてしまうという問題があったが、本実施形態を用いれば、入力電圧のゼロクロス点よりも早い主回路電流のゼロクロス点からタイマーをカウント開始することにより、調光範囲を広げることができる。
また、実施形態1に比べると、可飽和のカレントトランスのようなコストのかかる部品の追加をなくして、同様の効果が得られるという利点もある。
また、実施形態2に比べると、制御回路内で負側の電位を反転して検出する必要がなく、簡易な構成で同様の効果が得られるという利点もある。
本発明の実施形態1の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態1の動作を示す波形図である。 本発明の実施形態2の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態2の動作を示す波形図である。 本発明の実施形態3の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態3の動作を示す波形図である。 従来の位相制御式調光装置の原理説明のための波形図である。 従来例1の回路図である。 従来例1の問題点を説明するための波形図である。 従来例2の動作説明のための波形図である。 従来例2の問題点を説明するための波形図である。
符号の説明
1 交流電源
Q1 双方向スイッチング素子(トライアック)
CT カレントトランス
21 制御回路
4 照明負荷

Claims (4)

  1. 自己保持機能を有する双方向スイッチング素子と、容量性要素が並列に接続された照明負荷と、交流電源とを直列に接続して閉回路を構成し、双方向スイッチング素子の点弧位相角を可変とすることで照明負荷への実効電力を可変とする位相制御回路を備える調光装置であって、前記位相制御回路は、双方向スイッチング素子のオン期間中は駆動電圧を与え続けるDCトリガ方式の位相制御回路であり、前記閉回路中に流れる電流の転流を検出する手段を備え、検出された電流の転流時を基準として双方向スイッチング素子の点弧位相角を制御することを特徴とする調光装置。
  2. 前記閉回路中に直列に挿入されたカレントトランスにより電流の転流を検出することを特徴とする請求項1記載の調光装置。
  3. 双方向スイッチング素子のトリガ端子に接続された抵抗に印加される電圧により電流の転流を検出することを特徴とする請求項1記載の調光装置。
  4. 交流電源の一方の半周期で電流の転流を検出し、交流電源の他方の半周期では前記検出結果に基づいて双方向スイッチング素子の点弧位相角を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の調光装置。
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