JP4378869B2 - 遠心式送風機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車室内空気(以下、内気と略す。)を導入する内気導入口、及び車室外空気(以下、外気と略す。)を導入する外気導入口を有し、内気と外気とを区分して同時に吸入することができる内外気二層流式の車両用空調装置に適用される遠心式送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
内外気二層流式の車両用空調装置(以下、二層ユニットと呼ぶ。)では、走行動圧(ラム圧)等の影響を受けて外気導入口側の圧力が内気導入口側の圧力より高くなるので、ファンと仕切部材との隙間から外気が内気側に流入して(漏れて)しまう。
【0003】
そこで、特開平10−71828号公報に記載の発明では、仕切部材のファン側端部に、外気導入口側から内気導入口側に流入する空気の流路がクランク状の迷路構造となるようなメカニカルシール部を設けている。
【0004】
因みに、外気用のファン(以下、このファンを第1ファンと呼ぶ。)と内気用のファン(以下、このファンを第1ファンと呼ぶ。)とをそれぞれ独立に駆動し、第1ファンと第2ファンとを仕切部材にて完全に離隔すれば、外気側から内気側に流入する空気(以下、この空気を流入空気と呼ぶ。)を略完全に止めることができるものの、第1ファンと第2ファンとそれぞれ独立に駆動するには、第1ファン用の電動モータと第2ファン用の電動モータとを必要とするので、二層ユニットの製造原価上昇を招く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、発明者等は、二層ユニットに適した遠心式送風機の開発を行っていたところ、以下に述べるような、二層ユニット固有の騒音に遭遇した。
【0006】
すなわち、二層ユニットでは、上記公報に記載のごとく、メカニカルシール部を設けて外気が内気側に流入して(漏れて)しまうことを防止しているものの、クランク状の迷路構造を有するメカニカルシール部では、内気側に空気が流入してしまうことを完全に止めることはできない。
【0007】
このとき、仮に、流入空気が図6に示すように、第2ファンの径方向と略平行に内気側に流入すると、流入空気及び第2ファンから吹き出す主流空気それぞれがファンケーシングの内壁に衝突して渦(旋回流)を形成する。
【0008】
しかし、これらの渦(旋回流)は、流入空気及び主流空気がファンケーシングの内壁に衝突すること契機に発生するものであり、内壁に衝突する際の状態が一様でないことから、渦(旋回流)と流入空気及び主流空気との衝突(接触)状態が不安定となる。このため、内部の空気流れが不安定となるので、この不安定な流れによる空気流れの乱れによって騒音が発生してしまう。
【0009】
本発明は、上記点に鑑み、二層ユニット用の遠心式送風機において、騒音を低減することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、車室内空気を導入する内気導入口(113)及び車室外空気を導入する外気導入口(111)を有し、車室内空気及び車室外空気を区分して同時に吸入することができる内外気二層流式の車両用空調装置に適用される遠心式送風機であって、
外気導入口(111)側に配設され、回転軸(200a)周りに配設された複数枚の第1ブレード(211)を有して軸方向一端側から吸入した空気を径外方側に向けて吐出する第1ファン(210)、及び内気導入口(113)側に配設され、回転軸(200a)周りに配設された複数枚の第2ブレード(221)を有して軸方向他端側から吸入した空気を径外方側に向けて吐出する第2ファン(220)からなる遠心ファン(201)と、 第1ファン(210)から吹き出した空気と第2ファン(220)から吹き出した空気とが混合することを防止する仕切部材(233)とを備え、
仕切部材(233)と遠心ファン(201)との隙間(δ1)から漏れて第1ファン(210)側から第2ファン(220)側に流入する流入空気の流入角度が、第2ファン(220)の軸方向と略平行となるように流入空気を案内する案内手段(250)が設けられ、 さらに、遠心ファン(201)には、案内手段(250)から第2ファン(220)側に流入する流入空気を加速させる複数枚の第3ブレード(255)が回転軸(200a)周りに設けられており、
案内手段(250)は、
遠心ファン(201)に設けられ、遠心ファン(201)の外縁部全周に渡って外縁部から径外方側に突出するリング状のファンリング(251)と、
ファンリング(251)と所定の隙間(δ2)を有して対向するリング状の仕切リング(252)と、
仕切リング(252)と仕切部材(233)とを繋ぎ、第2ファン(220)の軸方向と略平行な壁面(254)を有する円筒部(253)とを有して構成されていることを特徴とする。
【0011】
これにより、本発明では、流入空気と第2ファン(220)から吹き出す主流空気とが略直交するように衝突する。
【0012】
このとき、第2ファン(220)側では、流入空気と主流空気との衝突を契機として渦(旋回流)が発生するが、第3ブレード(255)により加速された流入空気と主流空気とが常に略直交するように衝突するので、その衝突状態を略一様なものとすることができ、第2ファン(220)側に発生する渦を比較的安定したものとすることができる。
【0013】
したがって、第2ファン(220)側の空気流れを安定させることができるので、第2ファン(220)の不安定な空気流れに起因する騒音を低減することができる。
【0014】
なお、案内手段(250)のファンリング(251)と仕切リング(252)との間の隙間(δ2)の寸法(h)は、請求項に記載の発明のごとく、5mm以上とすれば、後述するように、仕切リング(252)に付着した水滴とファンリング(251)に付着した水滴とが表面張力により繋がってしまうことを防止することができるので、冬期に、繋がった水滴が凍結して氷柱となって、空気通路を塞いでしまうことを未然に防止できる。
【0015】
また、請求項に記載の発明のごとく、案内手段(250)の入口部(250a)側に、空気流れ下流側に向かうほど入口部(250a)側の開口面積が拡大すテーパ部(252a)を設ければ、入口部(250a)における空気の剥離に伴う騒音を低減することができる。
【0016】
また、請求項に記載の発明のごとく、案内手段(250)の出口部(250b)側に、空気流れ下流側に向かうほど出口部(250b)側の開口面積が拡大すテーパ部(251a、233a)を設ければ、出口部(250b)における空気の剥離に伴う騒音を低減することができる。
【0017】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本実施形態に係る二層ユニット100の模式図であり、110は車室内に向けて吹き出す空気の通路を構成する空調ケーシングである。この空調ケーシング110の空気流れ上流側には、外気を導入する外気導入口111及び内気を導入する第1、2内気導入口112、113が設けられており、外気導入口111及び第1内気導入口112は、内外気切換ドア114によって切換開閉される。
【0019】
200は、内気及び外気を吸入して、その吸入した空気を車室内に向けて送風する遠心送風機(以下、送風機と略す。)であり、この送風機200より空気流れ下流側には、空調ケーシング110を2つの空気通路115、116に区画する区画壁117が設けられている。なお、送風機200の詳細については、後述する。
【0020】
また、送風機200の空気流れ下流側には、両空気通路115、116を流通する空気を冷却する蒸発器(空気冷却手段)118が配設され、この蒸発器118の空気流れには、蒸発器118を通過した空気を加熱するヒータコア(空気加熱手段)119が配設されている。
【0021】
なお、本実施形態に係る車両用空調装置では、ヒータコア119での空気の加熱度合いを調節することにより車室内に吹き出す空気の温度を調節する、いわゆるリヒート式を採用している。
【0022】
また、ヒータコア119の空気流れ下流側には、両空気通路115、116を連通させる連通開口部120、車両のフロントガラス(図示せず)に向けて空気を吹き出すデフロスタ開口部121、乗員の上半身に向けて空気を吹き出すフェイス開口部122、及び乗員の下半身に向けて空気を吹き出すフット開口部123が形成されており、各開口部120〜123は、ドア124〜127によって開閉される。
【0023】
次に、送風機200について述べる。
【0024】
送風機200は、図1に示すように、外気導入口111側の第1遠心ファン(以下、第1ファンと略す。)210、第2内気導入口113側に位置して第1ファン210と同軸状に樹脂にて一体成形された第2遠心ファン(以下、第2ファンと略す。)220等からなる遠心ファン201、両ファン210、220(遠心ファン201)を収納する渦巻状のスクロールケーシング(以下、ケーシングと略す。)230、及び両ファン210、220を同時に回転駆動する1個の電動モータ(駆動手段)240を有して構成されている。
【0025】
因みに、本実施形態では、電動モータ240が第2ファン220側に位置しているので、第2ファン220のファン内径を第1ファン210のファン内径より大きくすることにより、第2ファン220側の吸入抵抗が第1ファン210側の吸入抵抗に比べて過度に大きくなることを防止している。
【0026】
また、両ファン210、220は、図2に示すように、回転軸200a(図1参照)周りに配設された複数枚のブレード(第1、2ブレード)211、221を有し、回転軸200a方向から吸入した空気を径外方側に向けて吐出する(吹き出す)ものである。
【0027】
このとき、第1ファン210は、ケーシング230のうち回転軸200a方向一端側(紙面上方側)に形成された第1吸入口231から空気を吸入し、一方、第2ファン220は、ケーシング230のうち回転軸200a方向他端側(紙面下方側)に形成された第2吸入口232から空気を吸入する。
【0028】
なお、202は電動モータ240(モータシャフト241)で発生する回転力を第1、2ファン210、220(ブレード211、221)に伝達するとともに、第1吸入口231から吸入された空気と第2吸入口232から吸入された空気とが混合することを防止するボスプレート(混合防止板)である。
【0029】
ところで、233は第1ファン210から吹き出した空気と第2ファン220から吹き出した空気とが混合することを防止する仕切部材であり、250(図2のA部)は、仕切部材233と遠心ファン201との隙間δ1から漏れて第1ファン210側の空間210aから第2ファン220側の空間220aに空気が流入することを抑制するとともに、この流入する空気(以下、この空気を流入空気と呼ぶ。)の流入角度(仕切部材233と流入空気の主流とのなす角θ)が、第2ファン220の軸方向と略平行となるように流入空気を案内する案内ガイド部材(案内手段)である。
【0030】
ここで、案内ガイド部250は、図3に示すように、遠心ファン201に設けられて遠心ファン201の外縁部全周に渡って外縁部から径外方側に突出するリング状のファンリング251と、ファンリング251と所定の隙間δ2を有して対向するリング状の仕切リング252と、仕切リング252と仕切部材233とを繋ぎ、第2ファン220の軸方向と略平行な円筒壁面254を有する円筒部253とを有して構成されている。
【0031】
なお、本実施形態では、仕切リング252及び円筒部253は、仕切部材233と共にケーシング230と樹脂にて一体成形されており、ファンリング251は遠心ファン201(第1、2ファン210、220)と共に一体成形されている。
【0032】
また、255は案内ガイド部250を流れて第2ファン220側に流入する空気、すなわち流入空気を加速するサブブレード(第3ブレード)であり、このサブブレード255もブレード211、221と同様に、回転軸200a周りに複数枚配設されて樹脂にて一体成形されている。なお、本実施形態では、図2に示すように、サブブレード255は、第2ファン220のブレード221と連続的に繋がっている。
【0033】
また、仕切リング252は、図3に示すように、ファンリング251より第1ファン210側に位置しているとともに、その遠心ファン201側の端部(案内ガイド部250の入口部250a側)には、第2ファン220側(空気流れ下流側)に向かうほど遠心ファン201までの隙間寸法(入口部250a側の開口面積)が拡大するようなテーパ部252aが設けられている。
【0034】
同様に、案内ガイド部250の出口部250b側(ファンリング251の先端側及び仕切部材233の遠心ファン201側)にも、空気流れ下流側に向かうほど出口部250b側の開口面積が拡大するようなテーパ部251a、233aが設けられている。
【0035】
因みに、234は、第1ファン210からケーシング230(空間210a)内に吹き出した空気の一部が第1吸入口231側に逆流し、この逆流した空気と第1吸入口231から第1ファン210に吸入される空気とが干渉することを防止するガイド壁である。
【0036】
そして、このガイド壁234は、図4に示すように、ケーシング230のノーズ部235に対応する部位に位置して、ブレード211を第1吸入口231側から覆うように第1吸入口231の中心部側に向かって延びる略三日月板状のものである。
【0037】
次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0038】
流入空気の流入角度が第2ファン220の軸方向と略平行となるようにしているので、本実施形態では図5に示すように、流入空気と第2ファン220から吹き出す主流空気とが略直交するように衝突する。
【0039】
このとき、空間220a内では、流入空気と主流空気との衝突を契機として渦(旋回流)が発生するが、サブブレード255により加速された流入空気と主流空気とが常に略直交するように衝突するので、その衝突状態を略一様なものとすることができ、空間220a内に発生する渦を比較的安定したものとすることができる。
【0040】
したがって、空間220a内の空気流れを安定させることができるので、空間220a内の不安定な空気流れに起因する騒音を低減することができる。因みに、本実施形態では、比騒音で約2.0dBA、低減することができた。
【0041】
なお、流入空気が空間220a内に流入する際の流速が主流空気の流速に比べて過度に小さいと、流入空気と主流空気との衝突状態を略一様な状態とすることが難しいので、空間220a内に比較的安定した渦を発生させるには、流入空気の流速と主流空気の流速との差が比較的小さいことが望ましい。
【0042】
ところで、案内ガイド部250の入口部250a及び出口部250bは、比較的小さな穴(オリフィス)となるので、入口部250a及び出口部250bの下流側に空気の剥離に伴う騒音が発生する可能性がある。
【0043】
これに対して、本実施形態では、入口部250a及び出口部250bにおいてその下流側に向かうほど、その開口面積が増大するテーパ部252a、251a、233aが設けられているので、入口部250a及び出口部250bの下流側に空気の剥離が発生することを抑制できる。したがって、入口部250a及び出口部250bにおける空気の剥離に伴う騒音を低減することができる。
【0044】
ところで、案内ガイド部250に形成された空気通路面積は、比較的小さいので、外気と共にケーシング230内に流入した雨水等の水滴は、案内ガイド部250で滞留し易い。このため、仕切リング252とファンリング251との隙間寸法h(図3参照)が小さいと、仕切リング252に付着した水滴とファンリング251に付着した水滴とが表面張力により繋がってしまい、冬期時には、繋がった水滴が凍結して氷柱となって、空気通路を塞いでしまうおそれがある。
【0045】
そこで、発明者等は、隙間寸法hをパラメータとして氷柱の生成について試験検討したところ、隙間寸法を5mm以上とすれば、氷柱の生成(仕切リング252に付着した水滴とファンリング251に付着した水滴とが表面張力により繋がってしまうこと)を防止することができることを確認した。
【0046】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、案内ガイド部250の入口部250a及び出口部250bにテーパ部252a、251a、233aを設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、入口部250a及び出口部250bのいずれか一方(望ましくは、入口部250a)にテーパ部を設ければよい。
【0047】
上述の実施形態では、仕切リング252及び円筒部253は、仕切部材233と共にケーシング230と樹脂にて一体成形され、ファンリング251は遠心ファン201(第1、2ファン210、220)と共に一体成形されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら251〜253を別体に製造した後、組み付けてもよい。
【0048】
また、上述の実施形態では、サブブレード255は、第2ファン220のブレード221と連続的に繋がっていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば第1ファン210のブレード211と連続的に繋がっていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る遠心式送風機を用いた空調装置(二層ユニット)の模式図である。
【図2】本発明の実施形態に係る遠心式送風機の断面図である。
【図3】図2のA部拡大図である。
【図4】本発明の実施形態に係る遠心式送風機の上面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る遠心式送風機の空気流れを示す模式図である。
【図6】騒音の発生原因を説明するための空気流れを示す模式図である。
【符号の説明】
210…第1ファン、220…第2ファン、233…仕切部材、
250…案内ガイド部(案内手段)、251…ファンリング、
252…仕切リング、253…円筒部、
255…サブブレード(第3ブレード)。

Claims (4)

  1. 車室内空気を導入する内気導入口(113)及び車室外空気を導入する外気導入口(111)を有し、前記車室内空気及び前記車室外空気を区分して同時に吸入することができる内外気二層流式の車両用空調装置に適用される遠心式送風機であって、
    前記外気導入口(111)側に配設され、回転軸(200a)周りに配設された複数枚の第1ブレード(211)を有して軸方向一端側から吸入した空気を径外方側に向けて吐出する第1ファン(210)、及び前記内気導入口(113)側に配設され、前記回転軸(200a)周りに配設された複数枚の第2ブレード(221)を有して軸方向他端側から吸入した空気を径外方側に向けて吐出する第2ファン(220)からなる遠心ファン(201)と、
    前記第1ファン(210)から吹き出した空気と前記第2ファン(220)から吹き出した空気とが混合することを防止する仕切部材(233)とを備え、
    前記仕切部材(233)と前記遠心ファン(201)との隙間(δ1)から漏れて前記第1ファン(210)側から前記第2ファン(220)側に流入する流入空気の流入角度が、前記第2ファン(220)の軸方向と略平行となるように前記流入空気を案内する案内手段(250)が設けられ、
    さらに、前記遠心ファン(201)には、前記案内手段(250)から前記第2ファン(220)側に流入する流入空気を加速させる複数枚の第3ブレード(255)が前記回転軸(200a)周りに設けられており、
    前記案内手段(250)は、
    前記遠心ファン(201)に設けられ、前記遠心ファン(201)の外縁部全周に渡って外縁部から径外方側に突出するリング状のファンリング(251)と、
    前記ファンリング(251)と所定の隙間(δ2)を有して対向するリング状の仕切リング(252)と、
    前記仕切リング(252)と前記仕切部材(233)とを繋ぎ、前記第2ファン(220)の軸方向と略平行な壁面(254)を有する円筒部(253)とを有して構成されていることを特徴とする遠心式送風機。
  2. 前記ファンリング(251)と前記仕切リング(252)との間の前記隙間(δ2)の寸法(h)は、5mm以上であることを特徴とする請求項に記載の遠心式送風機。
  3. 前記案内手段(250)の入口部(250a)側には、空気流れ下流側に向かうほど前記入口部(250a)側の開口面積が拡大すテーパ部(252a)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠心式送風機。
  4. 前記案内手段(250)の出口部(250b)側には、空気流れ下流側に向かうほど前記出口部(250b)側の開口面積が拡大すテーパ部(251a、233a)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遠心式送風機。
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