JP4378661B2 - 組み付け玩具 - Google Patents

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Description

本発明は、単位ピースを創意工夫しながら組み付けることによって、平面だけでなく、各種の立体形状物を作成することができ、子供が楽しみながら造形の創造能力を養うのに好適な組み付け玩具に関する。
従来より、一種あるいは複数種のブロック同士を凹部と凸部等を利用して組み付けることによって、多角形体や容器、船舶、城、家屋或いは壁面等の立体形状物を作成することができるブロック玩具が知られている。
このブロック玩具によれば、子供が楽しみながら造形の創造能力を養ったりすることができるが、ブロックの組み付けであっては曲面が作りづらく、作成できる立体形状物は、主として平面を組み合わせた割合単純なものに限られる欠点があった。
一方、立体形状物の表現力を向上させた組み付け玩具として、複数種の正多角形の一辺の長さを辺の数に関係なく同長とし、各辺の中央に突片を突設し、突片の付け根に該突片が挿入可能なスリットを設けた金属板製ピースを用いるものが提案されている(例えば特許文献1を参照)。
この組み付け玩具によれば、2つのピースの一面同士を辺で突き合わせ、その一方のピースの辺の突片を他方のピースの辺のスリットに挿入して、突片の先端部分を折り曲げれば、2つのピースを突き合わせた辺で組み付けることができ、しかも2つのピースの面同士の間の角度を任意に変化できるので、面を連ねることによって曲面が表現でき、複数種、例えば正三角形、正四角形、正六角形のピースを使用することで、サッカーボール等の球体を作成することができる。
実開昭56−97696号公報(図1)
しかしながら、上記提案の組み付け玩具は、ピースが剛体板からなるので、ピースをひねったり湾曲させて他のピースと組み付ける等の、複雑な組み付けは全く不可能であり、立体形状物の表現力が未だ低い問題があった。
したがって、本発明の目的は、ピースをひねったり湾曲させて他のピースと組み付ける等の、ピースの複雑な態様の組み付けが可能で、立体形状物の高い表現力を得ることができる構造簡単な組み付け玩具を提供することである。
本発明の他の目的は、一つのピース内に他のピースを潜らせて、他のピースを前記一つのピース又はさらに他の一つのピースと連結することができる等と、より複雑な態様の組み付けが可能で、立体形状物の表現力をより一段と高くすることができる構造簡単な組み付け玩具を提供することである。
上記目的を達成するために、第1の発明は、単位ピースを組み付けることによって立体形状物を作成可能な組み付け玩具において、前記単位ピースは、内側に湾曲した上下一対の短辺と、内側に湾曲した左右一対の長辺とによって外郭を形成した可撓性材料の板体であって、前記板体の内部に、前記外郭のうち少なくとも前記長辺に略倣ったひょうたん形の開口を開設した枠状に形成し、前記ひょうたん形の開口は、前記ひょうたん形の開口と前記上下一対の短辺との間、及び前記開口と前記左右一対の長辺との間に、上下の枠部、及び左右の枠部をそれぞれ残存するように、開設されており、前記板体の一方の対角線上に位置する隅部に該板体の板面に直角に突起を設けるとともに、該板体の他方の対角線上に位置する隅部に前記突起が嵌合可能な貫通穴を設けたことを特徴とする。
第1の発明によれば、単位ピースを、左右上下の長短の辺が内側に湾曲した外郭を有する可撓性材料の板材から構成したので、ピースを長手方向に湾曲させたり、折り曲げたり、ピースを長手方向若しくは幅方向の軸の周りにねじったり、ピースを幅方向に湾曲させたり、折り曲げたり等、ピースを種々に変形可能であり、複数個のピース1を組み付けることにより容易に2次元から3次元に展開して立体形状物を作成することができる。これにより、単位ピースを創意工夫しながら組み付けることによって、球体、動物、昆虫、花瓶等、あるいはタペストリ等といった平面状の立体形状物を含む多種多様な立体形状物を作成することができ、子供が楽しみながら造形の創造能力を養うことができばかりでなく、大人も楽しむことができる。また単位ピースは形状がシンプルで構造簡単であり、組み付け玩具は、その単位ピース1種類からなるので構成が簡便である。
また、ピースの短辺側を開口内に潜らせたり、一つのピース内に他のピースを潜らせて、他のピースを前記一つのピース又はさらに他の一つのピースと連結することができる等と、より複雑な態様の組み付けが可能となり、立体形状物の表現力をより一段と高くすることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記上下の枠部は、前記板体の幅方向中央部で最も狭まった帯状に形成され、前記左右の枠部は、前記左右の長辺に倣った帯状に形成されていることを特徴とする。
の発明は、第1又は第2の発明において、前記隅部が略円形の外郭を有するように形成されたことを特徴とする。
これにより、単位ピースの円滑な組み付けが可能となる。
の発明は、第1乃至第3の発明のいずれかにおいて、前記突起は頭部が前記貫通穴から露出する長さを有し、該頭部が半径方向外方に膨出していることを特徴とする
これにより、ピース同士を突起と貫通穴との嵌合で連結したときに、貫通穴からの突起の外れを頭部の引っ掛かりにより防止して、ピース同士を堅固に組み付けることができる。
第5の発明は、第1乃至第4の発明のいずれかにおいて、前記板体の周縁は、円弧状の断面に形成されていることを特徴とする。
第6の発明は、第1乃至5の発明のいずれかに記載の前記単位ピースを、その長手方向若しくは幅方向への湾曲形成、折り曲げ形成、及び長手方向若しくは幅方向の軸周りのねじり形成、前記単位ピースの前記ひょうたん形の開口への前記単位ピースの前記短辺の潜らせ組み付けによって立体形状物を作成可能としたことを特徴とする組み付け玩具にある。
これにより、高い表現力、想像力を育む、組み付け玩具を提供することができる。
本発明によれば、ピースをひねったり湾曲させたり、ピース内に他のピースを潜らせたりする等により、単に並べて連結するだけでなく、ピースの複雑な形態の連結が可能で、簡単な構造でありながら立体形状物を構成でき、高い表現力、想像力を育む、組み付け玩具を提供することができる。
以下、本発明の組み付け玩具の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の組み付け玩具の一実施形態における単位ピースを示す図であり、(a)は平面図、(b)は右側面図、(c)は下面図である。
本発明の組み付け玩具は、図1に示すような単位ピース1同士を組み付けて立体形状物を作成するように使用される。
本実施形態において、単位ピース1は、内側に湾曲した上下一対の短辺3と、内側に湾曲した左右一対の長辺4とによって形成された外郭5を有する可撓性材料の板体2からなっており、ひねったり湾曲することができる性質が付与されている。このピース1のひねり性や湾曲性をより高くするとともに、ピース1内に他のピースを潜らせたりする等ができるようにするために、板体2の内部に外郭5に略倣ったひょうたん形の開口6を開設して、板体2を枠状の板体に形成している。この開口6は、該開口6と上下の短辺3との間及び左右の長辺4との間にそれぞれ枠部2a及び2bが残存するように開設されており、上下の枠部2aは、板体2の幅方向中央部で最も狭まった帯状に形成され、左右の枠部2bは、左右の長辺4に倣った帯状に形成されている。
上記板体2の四隅は、板体2の対角線方向外方に膨出して、短辺3及び長辺4に連続した略円形の外郭5aを有する隅部7に形成されている。この板体2の一方の対角線上に位置する隅部7には、図2(a)に図1(a)のA−A断面を示すように、該板体2の板面に直角に円筒状の突起8が設けられ、板体2の他方の対角線上に位置する隅部7には、図2(b)に図1(a)のB−B断面を示すように、該突起8が嵌合可能な円筒状の貫通穴9が設けられている。突起8は、好ましくは貫通穴9から突出する長さを有し、突起8の頭部8aは半径方向外方に膨出されている。これにより、2個のピース1を突起8と貫通穴9との嵌合で連結したときに、貫通穴9からの突起8の外れを頭部8aの引っ掛かりにより防止して、2個のピース1を堅固に組み付けることができる。
本単位ピース1の諸元の一例を示すと、ピース1の板厚は1.5mmで、ピース1の幅は左右の隅部7の間で36.6mm、長手方向中央部で12.5mmであり、ピース1の長さは上下の隅部7の間で66.6mm、幅方向中央部で54.2mmである。またピース1の短辺3の曲率半径は17.9mm、長辺4の曲率半径は39.1mmである。ピース1の開口6の幅は長手方向中央部で5.7mm、長さは幅方向中央で48.2mmであり、開口6の曲率半径は長辺4に沿う縁部で42.1mm、短辺3に対向する縁部で6.3mmである。ピース1の突起8の直径は3.3mm、頭部8aまでの長さは2.4mmで、頭部8aの直径は3.6mm、長さは0.8mmであり、貫通穴9の直径は3.3mm、長さは1.5mm(板厚に同じ)である。もちろん、この大きさに限られるものではなく、大小のピースを組み合わせることにより、さらに多様な組み合わせが可能である。ピース1の材料としては、ポリマー、エラストマー等の柔軟性のあるプラスチックが使用され、本実施形態では、軟質ポリエチレンでピース1を作製した。
本実施形態の組み付け玩具は、単色の単位ピース1あるいは赤、青、黄色、緑等の複数色の単位ピース1を備える。そしてその単位ピース1を、左右上下の長短の辺が内側に湾曲した外郭5を有する可撓性材料の板材2から構成し、さらに板材2の内部に外郭5に略倣ったひょうたん形の開口6を開設したので、ピース1を長手方向に湾曲させたり、折り曲げたり、ピース1の短辺3側を開口6内に潜らせたり、ピース1を長手方向若しくは幅方向の軸の周りにねじったり、ピース1を幅方向に湾曲させたり、折り曲げたり等、ピース1を種々に変形可能であり、複数個のピース1を組み付けることにより容易に2次元から3次元に展開して立体形状物を作成することができ、球面などの曲面形状物は言うに及ばず、ありとあらゆる形状の立体形状物の作成が可能である。
例えば、1個のピース1の変形について幾つかの例を示せば、図3(a)に矢印Aで示すように、ピース1の開口6内に一方の短辺3の側を長手方向に挿入して開口6に潜らせ、潜らせた短辺3側を元の方向に引き出して、ピース1をねじることができる(例1)。
上記例1において、ピース1の開口6に潜らせた一方の短辺3の側を元の方向に引き出さずに他方の短辺3側に湾曲して対向させ、一方の短辺3の突起8及び貫通穴9を他方の短辺3の貫通穴9及び突起8に嵌合させることができる (例2)。これにより得られる立体形状物を図4(b)に示す。
図3(a)に矢印Bで示すように、ピース1を長手方向に湾曲して短辺3同士を対向させ、一方の短辺3の突起8及び貫通穴9を他方の短辺3の貫通穴9及び突起8に嵌合することができる(例3)。
上記例3において対向した一方の短辺3の隅部7をひねって該一方の短辺3の突起8及び貫通穴9他方の短辺3の貫通穴9及び突起8に嵌合することができる(例4)。
図3(c)に矢印Cで示すように、ピース1を幅方向に湾曲して長辺4同士を対向させ、一方の長辺3の突起8及び貫通穴9を他方の長辺3の貫通穴9及び突起8に嵌合することができる(例5)。
上記例5において対向した一方の長辺4の隅部4をひねって、該一方の長辺4の突起8及び貫通穴9を他方の長辺4の貫通穴9及び突起8に嵌合することができる(例6)。これにより得られる立体形状物を図4(a)に示す。
ピース1の一方の短辺3側が裏側になるように長手方向軸線の周りにひねってから、ピース1を対角線方向に折り曲げて一方の短辺3の突起8を他方の短辺3の貫通穴9に嵌合することができる(例7)。
ピース1を対角線方向に湾曲させることにより、一方の短辺3側の突起8と他方の短辺3側の突起8とを互いに外向き又は内向きに対向させた態様のひねりができる(例8)。このようにひねられたピース1に対して第2、第3のピース1を用い、第1のピース1の一方の短辺3側の突起8と他方の短辺3側の貫通穴9とに第2のピース1の一方の短辺3側の貫通穴9と突起8を嵌合し、第1のピース1の一方の短辺3側の突起8と他方の短辺3側の貫通穴9とに第3のピース1の一方の短辺3側の貫通穴9と突起8を嵌合することによって、第1のピース1のひねり形状を略保存した立体形状物を形成することができる。この立体形状物を図4(e)に示す。図4(e)において、ピース1Cは第1のピース、1A,1Bはそれぞれ第2、第3のピースを示す。
上記例8のひねりの状態のピース1に対し、そのピース1の一方の短辺3側の突起8と他方の短辺3側の突起8とを対向位置から離反方向に開いた態様のひねりとすることができる(例9)。このようにひねられたピース1に対して第2、第3のピース1を用い、第1のピース1の一方の短辺3側の突起8に第2のピース1の一方の短辺3側の貫通穴9を嵌合し、第1のピース1の他方の短辺3側の突起8に第3のピース1の一方の短辺3側の貫通穴9を嵌合し、さらに第2、第3のピース1の他方の短辺3側の突起8と貫通穴9とを嵌合することによって、第1のピース1のひねり形状を略保存した立体形状物を形成することができる。
ピース1同士の組み付けの例の幾つかをあげれば次の通りである。なお説明の便宜上、図3(b)では、複数のピース1をピース1A,1B,・・・のように表示する。
図3(b)において、ピース1Aの開口6に長手方向にピース1Bを潜らす。突起8の向きは、ピース1A,1Bとで突起8が同一方に突出していても、互いに離反方向に突出していてもよい(例10)。これにより得られる立体形状物を図4(c)に示す。
ピース1Aの開口6にピース1Bを直角方向に潜らせ、各ピース1A,1Bについて上記例3の結合を行う(例11)。これにより得られる立体形状物を図4(d)に示す。
ピース1A,1Bについて上記例2の操作に準じ、ピース1の開口6に一方の短辺3側を潜らせて他方の短辺3側に湾曲した後、各ピース1内で一方の短辺3の突起8及び貫通穴9を他方の短辺3の貫通穴9及び突起8に嵌合せずに、互いに他方のピース1との間で一方の短辺3の突起8及び貫通穴9を他方の短辺3の貫通穴9及び突起8に嵌合させる(例12)。
ピース1Aと1Bとを長手方向に並べ、対向したピース1A,1Bの短辺3の隅部7が左右で互い違いになるように重ね合わせて、一方のピース1Aの短辺3の突起8及び貫通穴9と他方のピース1Bの短辺3の突起8及び貫通穴9とを嵌合させて、ピース1Aと1Bとを長手方向に連結する。これをピース1C以下について繰り返すことにより、ピース1A,1B,1C,・・・を長手方向に連結した長尺物が得られる(例13)。
同様にピース1Aと1Bとを幅方向に並べ、対向したピース1A,1Bの長辺4の隅部7が上下で互い違いになるように重ね合わせて、一方のピース1Aの長辺4の突起8及び貫通穴9と他方のピース1Bの長辺4の突起8及び貫通穴9とを嵌合させて、ピース1Aと1Bとを幅方向に連結し、これをピース1C以下について繰り返すことにより、ピース1A,1B,1C,・・・を幅方向に連結した長尺物が得られる(例14)。
ピース1Aの一方の短辺3の突起8とピース1Bの一方の短辺3の貫通穴9とを嵌合して連結し、これをピース1C以下について繰り返して、5個のピース1を一方の短辺3側で環状に連結する。これを1組として、ピース5個の環状物を複数組組み付けると、サッカーボール状の球体が得られる(例15)。その球体を図5に示す。
ピース1Bの表側に位置させたピース1Aの一方の短辺3の突起8と、ピース1Bの裏側に位置させたピース1Cの一方の短辺3の貫通穴9とをピース1Bの開口6内の一方の短辺3寄りの位置で嵌合して連結し、これを第4のピース以下について繰り返して、6個のピース1を一方の短辺3側で環状に連結すると、曲面の作成に利用できる連結物が得られる(例16)。
4個のピース1を一方の長辺4側で連結して、これを第1の連結物の1組とし、この第1の連結物の長辺4を共有するようにして、第1の連結物の組み同士を縦方向及び周方向に繰り返して円筒状に組み付けるとともに、別の4個のピース1を第1の連結物のピース1の開口6内に横方向に挿入するようにして、別の4個のピース1を一方の短辺3側で連結して、この第2の連結物の組み同士を縦方向及び横方向に繰り返して、第2の連結物で第1の連結物の円筒の隙間を埋めるように円筒状に組み付けると、円筒状の花瓶が得られる(例17)。
以上のように、本実施形態の組み付け玩具は、単位ピース1の組み付けによって多種多様な立体形状物が作成可能である。
図4に、本実施形態の組み付け玩具による立体形状物の例を示す。(a)は上記した例6、(b)は例2、(c)は例10、(d)は例12、(e)は例8の立体形状物である。
図5に、本実施形態の組み付け玩具による立体形状物の例を示す。この球体は、上記例15の立体形状物である。
図6に、本実施形態の組み付け玩具による立体形状物のさらに他の例を示す。この立体形状物は、7個の単位ピース1で馬を構成している。
以上、本発明の組み付け玩具の実施形態を立体形状物の作例を幾つかあげて説明したが、本発明の組み付け玩具は、単位ピースを、左右上下の長短の辺が内側に湾曲した外郭を有する可撓性材料の板材から構成したので、ピースを長手方向に湾曲させたり、折り曲げたり、ピースを長手方向若しくは幅方向の軸の周りにねじったり、ピースを幅方向に湾曲させたり、折り曲げたり等、ピースを種々に変形可能であり、複数個のピース1を組み付けることにより容易に2次元から3次元に展開して立体形状物を作成することができる。これにより、単位ピースを創意工夫しながら組み付けることによって、球体、動物、昆虫、花瓶等、あるいはタペストリ等といった平面状の立体形状物を含む多種多様な立体形状物を作成することができ、子供が楽しみながら造形の創造能力を養うことができばかりでなく、例えばピースを組み合わせてアクセサリなどの装飾品にも利用することができるので、大人も楽しむことができる。
特に板材の内部に外郭に略倣ったひょうたん形の開口を開設した場合には、ピースの短辺側を開口内に潜らせたり、一つのピース内に他のピースを潜らせて、他のピースを前記一つのピース又はさらに他の一つのピースと連結するといったより複雑な態様の組み付けが可能となり、立体形状物の表現力をより一段と高くすることができる。
また単位ピースの形状がシンプルで構造簡単であり、組み付け玩具は、その単位ピース1種類からなるので構成が簡便である。更には同形状の大小のピースを組み合わせることで、より多様な立体形状物を構成することができる。
本発明の組み付け玩具の一実施形態に係る単位ピースを示す平面図(a)、右側面図(b)及び底面図(c)である。 図1(a)のA−A断面図(a)及びB−B断面図(b)である。 図1の単位ピースの変形及び連結法を説明する斜視図である。 図1の単位ピースによる立体形状物の幾つかの例を示す斜視図である。 図1の単位ピースによる球体の作成例を示す斜視図である。 図1の単位ピースによる馬の作成例を示す斜視図である。
符号の説明
1 単位ピース
2 枠状の板体
2a,2b 枠部
3 短辺
4 長辺
5 外郭
6 開口
7 隅部
8 突起
9 貫通穴

Claims (6)

  1. 単位ピースを組み付けることによって立体形状物を作成可能な組み付け玩具において、
    前記単位ピースは、
    内側に湾曲した上下一対の短辺と、内側に湾曲した左右一対の長辺とによって外郭を形成した可撓性材料の板体であって、
    前記板体の内部に、前記外郭のうち少なくとも前記長辺に略倣ったひょうたん形の開口を開設した枠状に形成し、
    前記ひょうたん形の開口は、前記ひょうたん形の開口と前記上下一対の短辺との間、及び前記開口と前記左右一対の長辺との間に、上下の枠部、及び左右の枠部をそれぞれ残存するように、開設されており、
    前記板体の一方の対角線上に位置する隅部に該板体の板面に直角に突起を設けるとともに、該板体の他方の対角線上に位置する隅部に前記突起が嵌合可能な貫通穴を設けた
    ことを特徴とする組み付け玩具。
  2. 前記上下の枠部は、前記板体の幅方向中央部で最も狭まった帯状に形成され、前記左右の枠部は、前記左右の長辺に倣った帯状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の組み付け玩具。
  3. 前記隅部が略円形の外郭を有するように形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の組み付け玩具。
  4. 前記突起は頭部が前記貫通穴から露出する長さを有し、該頭部が半径方向外方に膨出していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の組み付け玩具。
  5. 前記板体の周縁は、円弧状の断面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の組み付け玩具。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の前記単位ピースを、その長手方向若しくは幅方向への湾曲形成、折り曲げ形成、及び長手方向若しくは幅方向の軸周りのねじり形成、前記単位ピースの前記ひょうたん形の開口への前記単位ピースの前記短辺の潜らせ組み付けによって立体形状物を作成可能としたことを特徴とする組み付け玩具。
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