JP6205540B1 - 組みたて玩具 - Google Patents
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Abstract
Description
上記文献1は、凹部と突部とを有する二種類のピースを用いて組み込むピースパズルであって、形状物を創造する組みたて玩具ではない。
上記文献2は、可撓性を持つ長方形の板に凹部3か所と凸部3か所を、表面と裏面に対称的に設けた組みたて玩具であるが、ピースの構造上、ひねったりする複雑な組みたてには適さない。
上記文献3は、ピースをひねったり湾曲させたりすることが容易な組みたて玩具で、より複雑な表現力を狙ったものであるが、凹部と凸部とを用いて組みたてるためしっかり止まるが、組む位置が固定化し組みたてた後は、撓みはしても自在の動きや移動、回転はできず、組みたてた後も変化に乏しい。又ピースには段差がなく戻る力もないため、凹部凸部で固定しない限り引っかかりはしても、とめることは不可能である。
上記文献4は、弾性変形を利用して小さな円に大きな円を差し込んでとめるものであるが、これは綴じることを目的としているものであり、組みたてたり回転させたりすることを目的としたものではない。
本願発明によれば、一個の前記基本ピース(1)及び前記補助ピース(5)内に前記突出片(2)又は前記補助突出片(R)と前記保持部孔(3)を併せ持ち、前記連結部(4)によって繋がれている構造で、前記突出片(2)又は前記補助突出片(R)を前記保持部孔(3)に差し込むことによって簡単に繋ぐことができるという効果がある。又前記基本ピース(1)の補助としての前記補助ピース(5)を設けることで、創造力を一層高め、明確にするという効果がある。又、前記突出片(2)又は前記補助突出片(R)を湾曲した前記連結部(4)に差し込むことにより、方向を変えられるなどの効果もあった。
本願発明によれば、前記連結部(4)の長手方向の端部と前記突出片(2)との繋がり部に前記段差部(K)を備えている構造であり、前記突出片(2)又は前記補助突出片(R)を前記保持部孔(3)に差し込んでも抜けにくくなり、組みたてやすくなる。
本願発明によれば、前記突出片(2)又は前記補助突出片(R)を前記保持部孔(3)に差し込んだりはずしたりすることが容易になり、しっかりと楽にとめたりはずしたりることができる。
本願発明によれば、前記保持部孔(3)に差し込んだ前記突出片(2)又は前記補助突出片(R)を360度回転したり止めたり、前記連結部(4)を前後左右に折り曲げたり、捩じったり、長さを調節したり、又前記突出片(2)又は前記補助突出片(R)と前記保持部孔(3)を互いに潜らせて水平方向に止めて連結することなどが、簡単にできる。
本願発明によれば、前記連結部(4)を前記保持部孔(3)に位置をずらせることなく、しっかりはめ込むことができ、回転がスムーズになるという効果がある。
本願発明によれば、前記連結部(4)を前記保持部孔(3)にしっかりはめこむことができ、回転がスムーズになるという効果がある。
本願発明によれば、弾性変形可能な可撓性材料を用いることによって、湾曲させたり、折り曲げたりねじったりすることが可能であり、前記基本ピース(1)の前記突出片(2)又は前記補助ピース(5)の前記補助突出片(R)を前記保持部孔(3)に差し込んだり、はずしたり、あるいは回転させたりするとき抜けにくくなるので組みたてやすくなり、又柔らかな温かさを表現できる。
前記切り込み(Q)とは、前記係止手段(M)として前記連結部(4)の長手方向に1個または複数個の凹形状を有することで、基本ピース(1)及び補助ピース(5)が位置をずらすことなく止まり、前記基本ピース(1)の突出片(2)や前記補助ピース(5)の前記補助突出片(R)がしっかりスムーズに回転を行うために設けたものである。前記余長部(Y)とは、前記連結部の幅(W2)から左右の回転可能な切り込み(Q)の深さ(L1)を除いた幅のことである。
前記基本ピース(1)及び前記補助ピース(5)の形状や大きさはこれに限られたものではなく、また代表図面に示した以外にも多種多様な組み合わせができる。前記係止手段の形状や位置も図面に示したものに限られたものではない。
前記基本ピース(1)及び前記補助ピース(5)の材質はEVAスポンジシートを使用したが、弾性変形可能な材質であれば、これに限定されるものではなく、材料として例えば、合成ゴム、天然ゴム、合成樹脂発砲体、厚紙などが好適な材料として例示できる。
また、厚さも2.5ミリが好適であるが、それ以外であってもよいものとする。
実施例1のサンプルについて説明する。図1に示すような前記保持部孔(3)を取り囲む前記突出片(2)を前記係止手段(M)を有する前記連結部(4)で繋いだ前記基本ピース(1)を作成し、試験サンプルの試験方法は、手で差しこんで組みたてたり、回転させたり、抜いたりして試験をした。実施に当たり使用する材料としての厚さ2.5ミリのEVAスポンジシート、鉛筆、定規、コンパス、カッター等を使用した。
作る手順としては、スポンジシートに前記基本ピース(1)の下書きを行い、前記保持部孔の幅(W3)は扱いやすい10ミリとし、前記連結部の幅(W2)は15ミリとした。前記突出片の幅(W1)は20ミリ、前記係止手段(M)は前記段差部(K)より前記連結部(4)長手方向2ミリの位置に設け、前記連結部(4)の長さは35ミリ、また前記切り込み(Q)の幅(W5)は前記基本ピース及び補助ピースの厚さ(W6)と同じの2.5ミリとし、前記切り込み(Q)の深さ(L1)は5ミリとし余長部(Y)の幅(L2)を10ミリとした。
(実施例2)
前記切り込み(Q)の深さ(L1)を4ミリ、余長部(Y)の幅(L2)を11ミリとし、その他は実施例1と同様とした。
(実施例3)
前記切り込み(Q)の深さ(L1)を3ミリ、余長部(Y)の幅(L2)を12ミリとし、その他は実施例1と同様とした。
(比較例1)
前記切り込み(Q)の深さ(L1)を6ミリ、余長部(Y)の幅(L2)を9ミリとし、その他は実施例1と同様とした。
(比較例2)
前記切り込み(Q)の深さ(L1)を2ミリ、余長部(Y)の幅(L2)を13ミリとし、その他は実施例1と同様とした。
実施例4の試験サンプルについて説明する。図1に示すような前記保持部孔(3)を取り囲む前記突出片(2)を前記係止手段(M)を有する前記連絡部(4)で繋いだ前記基本ピース(1)を作成し、試験サンプルの試験方法は、手で差しこんで組みたてたり、回転させたり、抜いたりして試験をした。実施に当たり使用する材料としての厚さ2.5ミリのEVAスポンジシート、鉛筆、定規、コンパス、カッター等を使用した。
作る手順としては、スポンジシートに前記基本ピース(1)の下書きを行い、前記保持部孔の幅(W3)は扱いやすい10ミリとし、前記連結部の幅(W2)は15ミリとした。前記突出片の幅(W1)は20ミリ、前記係止手段(M)は前記段差部(K)より前記連結部(4)長手方向2ミリの位置に設け、前記連結部(4)の長さは35ミリ、また前記切り込み(Q)の幅(W5)は前記基本ピース及び補助ピースの厚さ(W6)と同じの2.5ミリとし前記切り込み(Q)の深さ(L1)は4ミリ、余長部(Y)の幅(L2)を11ミリとした。
(実施例5)
前記切り込み(Q)の幅(W5)を2.0ミリ、前記切り込み(Q)の深さ(L1)は4ミリ、余長部(Y)の幅(L2)を11ミリとし、その他は実施例1と同様とした。
(実施例6)
前記切り込み(Q)の幅(W5)を1.5ミリ、前記切り込み(Q)の深さ(L1)は4ミリ、余長部(Y)の幅(L2)を11ミリとし、その他は実施例1と同様とした。
(比較例3)
前記切り込み(Q)の幅(W5)を3.0ミリ、前記切り込み(Q)の深さ(L1)は4ミリ、余長部(Y)の幅(L2)を11ミリとし、その他は実施例1と同様とした。
(比較例4)
前記切り込み(Q)の幅(W5)を1.0ミリ、前記切り込み(Q)の深さ(L1)は4ミリ、余長部(Y)の幅(L2)を11ミリとし、その他は実施例1と同様とした。
2 突出片
3 保持部孔
4 連結部
5 補助ピース
K 段差部
R 補助突出片
M 係止手段
Q 切り込み
Y 余長部
W1 突出片の幅
W2 連結部の幅
W3 保持部孔の幅
W4 補助突出片の幅
W5 切り込み(Q)の幅
W6 基本ピース及び補助ピースの厚さ
L1 切り込み(Q)の深さ
L2 余長部(Y)の幅
B 切り込み(Q)の底
Claims (7)
- 基本ピースと補助ピースとを相互に組みたてることによって形状物を作る組みたて玩具であって、軟質部材によって構成される前記基本ピースは所定の形状と所定の寸法を有する連結部の長手方向の両端縁に、直線又は曲線で囲まれた形状からなる突出片が設けられており、前記突出片の所定の位置に所定の形状の保持部孔が設けられており、軟質部材によって構成される前記補助ピースは所定の形状と所定の寸法を有する連結部の長手方向の両端縁の少なくともいずれか一方に、直線又は曲線で囲まれた形状からなる補助突出片が設けられており、前記補助突出片が設けられていない側の端縁に突出片が設けられており、前記基本ピースの両端部のうちいずれか一方の端部の前記突出片を同じ前記基本ピースの前記一方の端部の反対側の端部の前記保持部孔に差し込んで形成される部材を少なくとも1つ有することを特徴とする組みたて玩具。
- 前記基本ピースと前記補助ピースが有する前記連結部の長手方向の端部と前記基本ピースと前記補助ピースが有する前記突出片との繋がりに段差部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の組みたて玩具。
- 前記基本ピースと前記補助ピースが有する突出片の幅は保持部孔の幅より大きく、補助突出片の幅は、前記保持部孔の幅より大きく、前記突出片の幅は連結部の幅よりも大きく、前記補助突出片の幅は前記連結部の幅より大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の組みたて玩具。
- 前記連結部上の所定の位置に少なくとも1個または複数個の係止手段を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の組みたて玩具。
- 前記係止手段が前記基本ピースと前記補助ピースが有する前記連結部に設けられた切り込みであり、該切り込みの底と前記連結部の端縁との間に余長部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の組みたて玩具。
- 前記余長部の幅が前記保持部孔の幅と同じ、又は前記余長部の幅が前記保持部孔の幅よりも多少大きくしたことを特徴とする請求項5に記載の組みたて玩具。
- 前記基本ピース及び前記補助ピースが弾性変形可能な可撓性材料によって構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の組みたて玩具。
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