JP4377306B2 - 基板搬送装置およびそれを用いた基板処理装置、ならびに、それらに用いられる基板搬送方法。 - Google Patents

基板搬送装置およびそれを用いた基板処理装置、ならびに、それらに用いられる基板搬送方法。 Download PDF

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Description

この発明は、2つのロボットの間で基板の授受が行われる基板搬送装置およびこれを用いた基板処理装置、ならびに、それらに用いられる基板搬送方法に関する。搬送または処理対象の基板には、たとえば、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板などが含まれる。
従来から、半導体装置や液晶表示装置の製造工程では、基板(半導体ウエハやガラス基板)に対して、レジスト塗布処理および洗浄処理などの各種の処理を施す基板処理装置が用いられている。
このような基板処理装置には、たとえば、基板が収容された複数のカセットと、基板に所定の処理を施すための処理ユニットとが備えられている。そして、カセットに未処理の基板が収容されていれば、基板処理装置内で基板の搬送が行われて、基板が処理ユニットに搬入され、処理ユニットにて所定の処理が施される。
このような基板の搬送機構の例が、特許文献1に記載されている。
特開平06−336308号公報
また、基板処理装置には、たとえば、カセットにアクセスし、カセットとの間で基板を受け渡しするインデクサロボットと、インデクサロボットとの間で基板の授受を行い、かつ、処理ユニットに対して基板搬送動作をするためのセンターロボットとが備えられているものもある。そして、カセットに未処理の基板が収容されている場合には、インデクサロボットによってその基板がカセットから取り出され、センターロボットへと受け渡される。受け渡された基板は、センターロボットによって処理ユニットに搬入される。
このような基板処理装置における、インデクサロボットとセンターロボットとの間の、従来の基板の授受動作が図7に模式的に示されている。
図7においては、インデクサロボットおよびセンターロボットは、ともに上下一対の基板保持ハンドを有しているいわゆるダブルハンドの機構であり、その各基板保持ハンドが示されている。
詳しくは、インデクサロボットには、基板保持ハンドの一方であるインデクサ側上ハンド71と、基板保持ハンドの他方であって、側面視においてインデクサ側上ハンド71の下側に位置するインデクサ側下ハンド72とが備えられている。
センターロボットには、基板保持ハンドの一方であるセンター側上ハンド81と、基板保持ハンドの他方であって、側面視においてセンター側上ハンド81の下側に位置するセンター側下ハンド82とが備えられている。
そして、インデクサ側上ハンド71、インデクサ側下ハンド72、センター側上ハンド81およびセンター側下ハンド82を側方からみた状態が図7に示されている。
インデクサ側上ハンド71は、その先端が、センター側上ハンド81に対向している。そして、インデクサ側上ハンド71は、センター側上ハンド81に向かって進退可能とされている。
インデクサ側下ハンド72は、その先端が、センター側下ハンド82に対向している。そして、インデクサ側下ハンド72は、センター側下ハンド82に向かって進退可能とされている。
センター側上ハンド81は、その先端が、インデクサ側上ハンド71に対向している。そして、センター側上ハンド81は、インデクサ側上ハンド71に向かって進退可能とされている。
センター側下ハンド82は、その先端が、インデクサ側下ハンド72に対向している。そして、センター側下ハンド82は、インデクサ側下ハンド72に向かって進退可能とされている。
図7(a)に示す状態では、インデクサ側下ハンド72には、未処理基板W2が保持されており、センター側上ハンド81には、処理済基板W1が保持されている。すなわち、図7(a)では、インデクサロボットのインデクサ側下ハンド72によって、図示しないカセットから未処理基板W2が搬出され、センターロボットのセンター側上ハンド81によって、図示しない処理ユニットから処理済基板W1が搬出された後の状態が示されている。
そして、この状態から、インデクサ側下ハンド72が基板受け渡し位置まで進出して停止する(図7(b))。その後、空手の状態のセンター側下ハンド82が基板受け渡し位置まで進出して、インデクサ側下ハンド72に保持されている未処理基板W2を受け取る(図7(c))。
未処理基板W2を受け取ったセンター側下ハンド82は、基板受け渡し位置から、未処理基板W2を保持した状態で初期位置まで後退する(図7(d))。
その後、インデクサ側下ハンド72も、基板受け渡し位置から空手の状態で初期位置まで後退する(図7(e))。
次に、空手の状態のインデクサ側上ハンド71が、基板受け渡し位置まで進出する(図7(f))。その後、処理済基板W1を保持しているセンター側上ハンド81が、基板受け渡し位置まで進出し、インデクサ側上ハンド71に処理済基板W1を受け渡す(図7(g))。
さらに、処理済基板W1を受け渡したセンター側上ハンド81は、基板受け渡し位置から、空手の状態で初期位置まで後退する(図7(h))。
次いで、処理済基板W1を受け取ったインデクサ側上ハンド71は、基板受け渡し位置から、処理済基板W1を保持した状態で初期位置まで後退する(図7(i))。
このようにして、処理済基板W1および未処理基板W2が、インデクサロボットとセンターロボットとの間で授受される。
しかしながら、このような基板受け渡し動作は、インデクサロボットとセンターロボットとの間で、基板の授受が開始されてから終了するまでに時間がかかることなり、基板の搬送に伴い時間を消費するから、結果として、基板処理装置の処理時間を増大させてしまう。
そこで、本発明は、基板搬送時間の短縮を図ることのできる基板搬送装置およびそれを用いた基板処理装置、ならびに、それらに用いられる基板搬送方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、基板(W)を保持可能な一対の第1基板保持ハンド(165,175)、およびこの第1基板保持ハンドを所定の基板受け渡し位置(S)に対して進退させるハンド進退駆動機構(158,159)を備えた第1基板搬送ロボット(13)と、基板を保持可能な一対の第2基板保持ハンド(39,40)、およびこの第2基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置において前記第1基板保持ハンドとの間で基板の授受を行わせるべく駆動するハンド駆動機構(385,386)を備えた第2基板搬送ロボット(36)と、前記第1基板搬送ロボットのハンド進退駆動機構を制御して、前記一対の第1基板保持ハンドの一方(165)には基板を保持せず、その他方(175)には基板(W2)を保持している状態で、これらの一対の第1基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置にほぼ同時に進出させるとともに、前記第2基板搬送ロボットのハンド駆動機構を制御して、前記一対の第2基板保持ハンドの一方(39)によって前記第1基板保持ハンドの一方に基板(W1)を受け渡させ、他方の第2基板保持ハンド(40)によって前記他方の第1基板保持ハンドから基板を受け取らせる制御装置(50)とを含むことを特徴とする基板搬送装置である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、一対の第1基板保持ハンドが基板受け渡し位置にほぼ同時に進出するので、一対の基板保持ハンドが交互に進出して基板の授受を行うものと比べて、基板の授受動作の工程を少なくすることができる。具体的には、一対の基板保持ハンドの双方を基板受け渡し位置まで到達させる場合に、一対の基板保持ハンドが基板受け渡し位置にほぼ同時に進出すれば1つの工程で達成することができるが、一対の基板保持ハンドが交互に進出すると、一方の基板保持ハンドが進出する工程と他方の基板保持ハンドが進出する工程の2工程が必要となる。よって、一対の第1基板保持ハンドを基板受け渡し位置にほぼ同時に進出させることで、一対の第1基板保持ハンドと一対の第2基板保持ハンドとの間の基板搬送時間の短縮を図ることができる。
請求項2記載の発明は、基板(W)を保持可能な一対の第1基板保持ハンド(165,175)、およびこの第1基板保持ハンドを所定の基板受け渡し位置(S)に対して進退させるハンド進退駆動機構(158,159)を備えた第1基板搬送ロボット(13)と、基板を保持可能な一対の第2基板保持ハンド(39,40)、およびこの第2基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置において前記第1基板保持ハンドとの間で基板の授受を行わせるべく駆動するハンド駆動機構(385,386)を備えた第2基板搬送ロボット(36)と、前記第1基板搬送ロボットのハンド進退駆動機構を制御して、前記一対の第1基板保持ハンドの一方(165)には基板を保持せず、その他方(175)には基板(W2)を保持している状態で、前記一方の第1基板保持ハンドが前記他方の第1基板保持ハンドに先行して前記基板受け渡し位置に到達するように、これらの一対の第1基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置に進出させるとともに、前記第2基板搬送ロボットのハンド駆動機構を制御して、前記一対の第2基板保持ハンドの一方(39)によって前記一方の第1基板保持ハンドに基板(W1)を受け渡させ、その後、他方の第2基板保持ハンド(40)によって前記他方の第1基板保持ハンドから基板を受け取らせる制御装置とを含むことを特徴とする基板搬送装置(50)である。
この構成によれば、一方の第1基板保持ハンドが他方の第1基板保持ハンドに先行して基板受け渡し位置に到達するように進出するので、一方の第1基板保持ハンドと一方の第2基板保持ハンドとの間の基板の授受動作を早めに行うことができる。よって、一対の第1基板保持ハンドと一対の第2基板保持ハンドとの間の基板搬送時間の短縮を図ることができる。
また、一方の第1基板保持ハンドを先行して基板受け渡し位置に到達させる際は、その一方の第1基板保持ハンドは空手の状態なので、速い進出速度で基板受け渡し位置に到達させても、基板が落下するなどの事態が生じない。
請求項3記載の発明は、前記制御装置(50)は、前記一方の第2基板保持ハンド(39)から前記一方の第1基板保持ハンド(165)に基板(W1)が受け渡された後、前記他方の第1基板保持ハンド(175)から前記他方の第2基板保持ハンド(40)へと基板(W2)が受け渡されるよりも前に、前記一方の第1基板保持ハンドが前記基板受け渡し位置(S)から後退するように前記ハンド進退駆動機構(158)を制御するものであることを特徴とする請求項1または2記載の基板搬送装置である。
この構成によれば、一方の第1基板保持ハンドの後退動作を早めに行うことができる。よって、一対の第1基板保持ハンドと一対の第2基板保持ハンドとの間の全体の基板搬送時間を増大することなく、一方の第1基板保持ハンドの後退速度を遅くすることが可能となり、一方の第1基板保持ハンドが保持している基板が落下するなどの事態が生じるのを防ぐことができる。
請求項4記載の発明は、基板(W)を保持可能な一対の第1基板保持ハンド(165,175)、およびこの第1基板保持ハンドを所定の基板受け渡し位置(S)に対して進退させるハンド進退駆動機構(158,159)を備えた第1基板搬送ロボット(13)と、基板を保持可能な一対の第2基板保持ハンド(39,40)、およびこの第2基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置において前記第1基板保持ハンドとの間で基板の授受を行わせるべく駆動するハンド駆動機構(385,386)を備えた第2基板搬送ロボット(36)と、前記第2基板搬送ロボットのハンド駆動機構を制御して、前記基板受け渡し位置において、前記一対の第2基板保持ハンドの一方(39)から前記一対の第1基板保持ハンドの一方(165)に基板(W1)を受け渡させるとともに、前記一対の第2基板保持ハンドの他方(40)によって前記一対の第1基板保持ハンドの他方(175)から基板(W2)を受け取らせ、前記第1基板搬送ロボットのハンド進退駆動機構を制御して、前記一方の第2基板保持ハンドから前記一方の第1基板保持ハンドに基板が受け渡された後、前記他方の第1基板保持ハンドから前記他方の第2基板保持ハンドへと基板が受け渡されるよりも前に、前記一方の第1基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置から後退させる制御装置とを含むことを特徴とする基板搬送装置(50)である。
この構成によれば、一方の第1基板保持ハンドの後退動作を早めに行うことができる。よって、一対の第1基板保持ハンドと一対の第2基板保持ハンドとの間の全体の基板搬送時間を増大することなく、一方の第1基板保持ハンドの後退速度を遅くすることが可能となり、一方の第1基板保持ハンドが保持している基板が落下するなどの事態が生じるのを防ぐことができる。
請求項5記載の発明は、前記ハンド駆動機構(385,386)は、前記一対の第2基板保持ハンド(39,40)を、それぞれの初期位置から前記基板受け渡し位置(S)に対して進出させることができ、かつ、前記基板受け渡し位置からそれぞれの初期位置へ後退させることができるものであり、前記制御装置(50)は、前記一対の第2基板保持ハンド(39)の一方を前記基板受け渡し位置へと進出させ、この一方の第2基板保持ハンドが前記基板受け渡し位置からその初期位置へと戻るよりも早く、他方の第2基板保持ハンド(40)を前記基板受け渡し位置へと進出させるように前記ハンド駆動機構を制御するものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板搬送装置である。
この構成によれば、一方の第2基板保持ハンドが基板受け渡し位置から初期位置に戻り、次いで、他方の第2基板保持ハンドが基板受け渡し位置に進出するものと比べて、一対の第1基板保持ハンドと一対の第2基板保持ハンドとの間の基板搬送時間を短縮することができる。
請求項6記載の発明は、基板(W)を収容可能なキャリヤ(111〜114)を保持するキャリヤ保持部(11)と、基板に対して処理を施す基板処理ユニット(311〜318)と、請求項1ないし5のいずれかに記載の基板搬送装置とを備え、前記第1基板搬送ロボット(13)および第2基板搬送ロボット(36)のうちの一方は、前記キャリヤ保持部に保持されているキャリヤにアクセスして、このキャリヤに対して基板搬入動作または基板搬出動作を行うものであり、前記第1基板搬送ロボットおよび第2基板搬送ロボットのうちの他方は、前記基板処理ユニットにアクセスして、この基板処理ユニットに対して基板搬入動作または基板搬出動作を行うものであることを特徴とする基板処理装置(1)である。
この構成によれば、キャリヤ保持部のキャリヤと基板処理ユニットとの間の基板搬送時間を短縮することができる。これにより、基板処理速度を速くすることができる。
請求項7記載の発明は、基板(W)を保持可能な一対の第1基板保持ハンド(165,175)を備えた第1基板搬送ロボット(13)と、基板を保持可能な一対の第2基板保持ハンド(39,40)を備えた第2基板搬送ロボット(36)との間で基板の受け渡しを行う基板搬送方法であって、前記一対の第1基板保持ハンドの一方(165)には基板を保持せず、その他方(175)には基板(W2)を保持している状態で、これらの一対の第1基板保持ハンドを基板受け渡し位置(S)にほぼ同時に進出させるステップと、前記一対の第2基板保持ハンドの一方(165)によって前記第1基板保持ハンドの一方に基板(W1)を受け渡させ、他方の第2基板保持ハンド(175)によって前記他方の第1基板保持ハンドから基板を受け取らせるステップとを含むことを特徴とする基板搬送方法である。
この方法によれば、一対の第1基板保持ハンドが基板受け渡し位置にほぼ同時に進出するので、一対の基板保持ハンドが交互に進出して基板の授受を行う方法と比べて、基板の授受動作の工程を少なくすることができる。具体的には、一対の基板保持ハンドの双方を基板受け渡し位置まで到達させる場合に、一対の基板保持ハンドが基板受け渡し位置にほぼ同時に進出すれば1つの工程で達成することができるが、一対の基板保持ハンドが交互に進出すると、一方の基板保持ハンドが進出する工程と他方の基板保持ハンドが進出する工程の2工程が必要となる。よって、一対の第1基板保持ハンドを基板受け渡し位置にほぼ同時に進出させることで、一対の第1基板保持ハンドと一対の第2基板保持ハンドとの間の基板搬送時間の短縮を図ることができる。
請求項8記載の発明は、基板(W)を保持可能な一対の第1基板保持ハンド(165,175)を備えた第1基板搬送ロボット(13)と、基板を保持可能な一対の第2基板保持ハンド(39,40)を備えた第2基板搬送ロボット(36)との間で基板の受け渡しを行う基板搬送方法であって、前記一対の第1基板保持ハンドの一方(165)には基板を保持せず、その他方(175)には基板(W2)を保持している状態で、前記一方の第1基板保持ハンドが前記他方の第1基板保持ハンドに先行して基板受け渡し位置(S)に到達するように、これらの一対の第1基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置に進出させるステップと、前記一対の第2基板保持ハンドの一方(165)によって前記一方の第1基板保持ハンドに基板(W1)を受け渡させ、その後、他方の第2基板保持ハンド(175)によって前記他方の第1基板保持ハンドから基板を受け取らせるステップとを含むことを特徴とする基板搬送方法である。
この方法によれば、一方の第1基板保持ハンドが他方の第1基板保持ハンドに先行して基板受け渡し位置に到達するように進出するので、一方の第1基板保持ハンドと一方の第2基板保持ハンドとの間の基板の授受動作を早めに行うことができる。よって、一対の第1基板保持ハンドと一対の第2基板保持ハンドとの間の基板搬送時間の短縮を図ることができる。
また、一方の第1基板保持ハンドを先行して基板受け渡し位置に到達させる際は、その一方の第1基板保持ハンドは空手の状態なので、速い進出速度で基板受け渡し位置に到達させても、基板が落下するなどの事態が生じない。
請求項9記載の発明は、基板(W)を保持可能な一対の第1基板保持ハンド(165,175)を備えた第1基板搬送ロボット(13)と、基板を保持可能な一対の第2基板保持ハンド(39,40)を備えた第2基板搬送ロボットとの間で基板の受け渡しを行う基板搬送方法であって、基板受け渡し位置(S)において、前記一対の第2基板保持ハンドの一方(39)から前記一対の第1基板保持ハンドの一方(165)に基板(W1)を受け渡させるとともに、前記一対の第2基板保持ハンドの他方(40)によって前記一対の第1基板保持ハンドの他方(175)から基板(W2)を受け取らせるステップと、前記一方の第2基板保持ハンドから前記一方の第1基板保持ハンドに基板が受け渡された後、前記他方の第1基板保持ハンドから前記他方の第2基板保持ハンドへと基板が受け渡されるよりも前に、前記一方の第1基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置から後退させるステップとを含むことを特徴とする基板搬送方法である。
この方法によれば、一方の第1基板保持ハンドの後退動作を早めに行うことができる。よって、一対の第1基板保持ハンドと一対の第2基板保持ハンドとの間の全体の基板搬送時間を増大することなく、一方の第1基板保持ハンドの後退速度を遅くすることが可能となり、一方の第1基板保持ハンドが保持している基板が落下するなどの事態が生じるのを防ぐことができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態にかかる基板搬送装置が用いられた基板処理装置の構成を説明するための図解的な平面図である。なお、図1における右側を前方、左側を後方、奥側を左方、手前側を右方として、以下説明する。
基板処理装置1には、キャリヤ保持部11と、キャリヤ保持部11の前方に設けられたインデクサ部12と、インデクサ部12を挟んでキャリヤ保持部11の反対側に設けられた流体ボックス14と、インデクサ部12および流体ボックス14を挟んでキャリヤ保持部11の反対側に設けられ、複数の基板処理ユニットを有する処理部31とが備えられている。
キャリヤ保持部11には、左右方向に所定間隔隔てて配置されたキャリヤ111、112、113および114が備えられている。キャリヤ111〜114は、いずれもその内部に複数の基板Wを収容するためのものであり、未処理の基板Wまたは処理済みの基板Wが収容される。
なお、この実施形態では、キャリヤ111〜114として、基板Wを密閉した状態で収容するFOUP(Front Opening Unified Pod)を用いているが、これに限定されるものではなく、SMIF(Standard Mechanical Inter Face)ポッド、OC(Open Cassette)等を用いてもよい。
インデクサ部12には、キャリヤ111〜114に収容されている基板Wを出し入れすることのできるインデクサロボット13と、左右方向に延び、インデクサロボット13が搬送される搬送路131とが備えられている。
図2は、図1の状態のインデクサロボット13を右方からみた状態を図解的に示す側面図である。
インデクサロボット13には、基台部15、ならびに、基台部15上に備えられた第1ロボットアーム16および第2ロボットアーム17が備えられており、これらの先端には、上下に積層配置されたインデクサロボット上ハンド(以下「インデクサ側上ハンド」という。)165およびインデクサロボット下ハンド(以下「インデクサ側下ハンド」という。)175がそれぞれ取り付けられている。
基台部15には、第1基台151と、第1基台151上に備えられた第2基台152と、第2基台152上に備えられ、第2基台152に対して鉛直軸線まわりの回動かつ昇降が可能な回転昇降台153と、第1基台151の下面に前後方向に所定の間隔を隔てて備えられた一対の摺動ブロック154と、第1基台151の下面に一対の摺動ブロック154間に位置するようにして備えられた走行ブロック155とが備えられている。
第2基台152内には、回転昇降台153に接続され、回転昇降台153を昇降させるための昇降駆動機構156と、回転昇降台153に接続され、回転昇降台153を鉛直方向に沿う第1旋回軸線θ10まわりに回動させるための旋回駆動機構157とが内蔵されている。
回転昇降台153内には、第1ロボットアーム16に接続され、第1ロボットアーム16を屈伸させるための第1進退駆動機構158と、第2ロボットアーム17に接続され、第2ロボットアーム17を屈伸させるための第2進退駆動機構159とが内蔵されている。
摺動ブロック154の下面には、左右方向(紙面と垂直方向)に延びる溝が形成されており、搬送路131には、キャリヤ111〜114の配置方向である左右方向(紙面と垂直方向)に延びる一対のガイドレール18が前後方向に所定間隔隔てて、互いに平行に配置されている。そして、各摺動ブロック154は、各摺動ブロック154の溝が各ガイドレール18の上方部分に嵌められることで、各ガイドレール18に対して摺動可能とされている。
走行ブロック155は、その内部に図示しないボールナットを内蔵しており、そのボールナットが左右方向(紙面と垂直方向)に延びるボールねじ19と螺合している。また、ボールねじ19は、モータ20と接続されており、モータ20の駆動力が伝達されることで、その軸心まわりに回動するようにされている。そして、ボールねじ19が回動することで、基台部15が走行ブロック155を介して左右方向に移動する。
第1ロボットアーム16には、回転昇降台153に対して回動可能に連結された第1リンク部材161と、第1リンク部材161に対して回動可能に連結された第2リンク部材162と、第2リンク部材162に対して回動可能に連結された第3リンク部材163と、第3リンク部材163に対して回動可能に連結されたハンド取り付け部164と、ハンド取り付け部164に取り付けられたインデクサ側上ハンド165とが備えられている。
第1リンク部材161は、その基端部において、回転昇降台153に対して第1回転軸線θ1まわりに回動可能に連結されており、その連結部(結合部)が、第1ロボットアーム16の第1関節とされている。また、第1リンク部材161が、第1進退駆動機構158と接続されている。
第2リンク部材162は、その基端部において、第1リンク部材161の遊端部(先端部)に対して第1回転軸線θ1と平行な第2回転軸線θ2まわりに回動可能に連結されており、その連結部(結合部)が、第1ロボットアーム16の第2関節とされている。
第3リンク部材163は、その基端部において、第2リンク部材162の遊端部(先端部)に対して第1回転軸線θ1と平行な第3回転軸線θ3まわりに回動可能に連結されており、その連結部(結合部)が、第1ロボットアーム16の第3関節とされている。
ハンド取り付け部164は、その基端部において、第3リンク部材163の遊端部(先端部)に対して第1回転軸線θ1と平行な第4回転軸線θ4まわりに回動可能に連結されており、その連結部(結合部)が、第1ロボットアーム16の第4関節とされている。
第1回転軸線θ1は、鉛直方向に沿っている。すなわち、第1回転軸線θ1、第2回転軸線θ2、第3回転軸線θ3および第4回転軸線θ4は、いずれも鉛直方向に沿っている。したがって、第1リンク部材161、第2リンク部材162、第3リンク部材163およびハンド取り付け部164は、水平面に沿ってそれぞれ回動可能とされている。
インデクサ側上ハンド165は、ハンド取り付け部164の遊端部(先端部)に固定されるようにして取り付けられており、平面視形状が、ハンド取り付け部164に固定された基端部から遊端部(先端部)にかけて広がる略V字状とされている。
また、第1ロボットアーム16は、いわゆるスカラーアーム機構をなしており、第1進退駆動機構158から第1リンク部材161に回転力が加えられることで、その回転力が、第2リンク部材162、第3リンク部材163およびハンド取り付け部164へと順次伝えられ、インデクサ側上ハンド165がその姿勢を維持した状態で進退することとなる。よって、第1ロボットアーム16は、第1旋回軸線θ10とほぼ直交する方向に沿ってハンド取り付け部164およびインデクサ側上ハンド165を進退させることとなる。
第2ロボットアーム17には、回転昇降台153に対して回動可能に連結された第1リンク部材171と、第1リンク部材171に対して回動可能に連結された第2リンク部材172と、第2リンク部材172に対して回動可能に連結された第3リンク部材173と、第3リンク部材173に対して回動可能に連結されたハンド取り付け部174と、ハンド取り付け部174に取り付けられたインデクサ側下ハンド175とが備えられている。
第1リンク部材171は、その基端部において、回転昇降台153に対して第5回転軸線θ5まわりに回動可能に連結されており、その連結部(結合部)が、第2ロボットアーム17の第1関節とされている。また、第1リンク部材171が、第2進退駆動機構159と接続されている。
第2リンク部材172は、その基端部において、第1リンク部材171の遊端部(先端部)に対して第5回転軸線θ5と平行な第6回転軸線θ6まわりに回動可能に連結されており、その連結部(結合部)が、第2ロボットアーム17の第2関節とされている。
第3リンク部材173は、その基端部において、第2リンク部材172の遊端部(先端部)に対して第5回転軸線θ5と平行な第7回転軸線θ7まわりに回動可能に連結されており、その連結部(結合部)が、第2ロボットアーム17の第3関節とされている。
ハンド取り付け部174は、その基端部において、第3リンク部材173の遊端部(先端部)に対して第5回転軸線θ5と平行な第8回転軸線θ8まわりに回動可能に連結されており、その連結部(結合部)が、第2ロボットアーム17の第4関節とされている。
第5回転軸線θ5は、鉛直方向に沿っている。すなわち、第5回転軸線θ5、第6回転軸線θ6、第7回転軸線θ7および第8回転軸線θ8は、いずれも鉛直方向に沿っている。したがって、第1リンク部材171、第2リンク部材172、第3リンク部材173およびハンド取り付け部174は、水平面に沿ってそれぞれ回動可能とされている。
インデクサ側下ハンド175は、ハンド取り付け部174の遊端部(先端部)に固定されるようにして取り付けられており、平面視形状が、ハンド取り付け部174に固定された基端部から遊端部にかけて広がる略V字状とされている。
また、第2ロボットアーム17は、いわゆるスカラーアーム機構をなしており、第2進退駆動機構159から第1リンク部材171に回転力が加えられることで、その回転力が、第2リンク部材172、第3リンク部材173およびハンド取り付け部174へと順次伝えられ、インデクサ側下ハンド175がその姿勢を維持した状態で進退することとなる。よって、第2ロボットアーム17は、第1旋回軸線θ10とほぼ直交する方向に沿ってハンド取り付け部174およびインデクサ側下ハンド175を進退させることとなる。
また、インデクサ側上ハンド165およびインデクサ側下ハンド175は、側面視において、インデクサ側上ハンド165がインデクサ側下ハンド175よりも上となるようにその高さ位置がずらされており、進退したときに互いに干渉しないようにされている。
再び、図1を参照して、流体ボックス14には、処理部31の各基板処理ユニットにおける基板Wの処理工程に使用する処理液を供給するための供給機構や、使用済みの処理液を回収するための回収機構など(図示せず)が備えられている。
処理部31には、複数(この実施形態では8個)の基板処理ユニット311〜318と、インデクサロボット13から未処理の基板Wを受け取っていずれかの基板処理ユニット311〜318に搬入し、これらの基板処理ユニット311〜318から処理済みの基板Wを搬出してインデクサロボット13に受け渡すセンターロボット36とが備えられている。具体的には、センターロボット36は、処理部31の中央に配置され、各基板処理ユニット311〜318は、センターロボット36を取り囲むように配置されている。
図1では、便宜上、基板処理ユニット311〜318は、水平方向に並置されているかのように表されているが、実際には、これらは、二階建て構造を形成するように配置されている。
すなわち、基板処理ユニット311および312は、センターロボット36の左後方に配置されており、基板処理ユニット311を一階部、基板処理ユニット312を二階部として積層配置されている。
同様に、基板処理ユニット313および314は、センターロボット36の左前方に配置されており、基板処理ユニット313を一階部、基板処理ユニット314を二階部として積層配置されている。
また、基板処理ユニット315および316は、センターロボット36の右後方に配置されており、基板処理ユニット315を一階部、基板処理ユニット316を二階部として積層配置されている。
また、基板処理ユニット317および318は、センターロボット36の右前方に配置されており、基板処理ユニット317を一階部、基板処理ユニット318を二階部として積層配置されている。
具体的には、基板処理ユニット311〜318は、たとえば、基板Wの洗浄を行う基板洗浄ユニットであってもよい。より具体的には、基板処理ユニット311〜318は、基板Wを保持して回転するスピンチャックと、このスピンチャックに保持された基板Wに洗浄のための処理液を供給する処理液ノズルとを有するものであってもよい。処理液ノズルには、薬液(エッチング液など)を供給する薬液ノズルおよび純水(脱イオン水)を供給する純水ノズルが含まれていてもよい。このような基板処理ユニットは、センターロボット36から受け渡された未処理の基板Wをスピンチャックに保持して回転させるとともに、その基板Wの表面に薬液ノズルからの薬液を供給し、そのエッチング作用によって表面の異物を除去する薬液処理を行い、その後に、薬液の供給を停止し、代わって基板表面に純水ノズルから純水を供給して、基板Wの薬液を純水に置換するリンス処理を行う。その後、純水の供給を停止するとともに、スピンチャックを高速回転させ、遠心力によって基板Wの表面から水分を排除する乾燥処理が行われる。これにより、一連の処理を終了し、処理済みの基板Wが、センターロボット36によって搬出されることになる。
図3は、センターロボット36を右方からみた状態を図解的に示す側面図である。
センターロボット36には、当該基板処理装置1内で位置固定された台座部37、台座部37上に備えられた基台部38、ならびに、基台部38上に上下に積層された状態で備えられ、基台部38に対して進退可能に連結されたセンターロボット上ハンド(以下「センター側上ハンド」という。)39およびセンターロボット下ハンド(以下「センター側下ハンド」という。)40が備えられている。
台座部37は、後述するように、インデクサロボット13との基板Wの受け渡し位置Sに対して前後方向に並ぶように相対位置が固定されている。
基台部38には、基台381と、基台381上に備えられ、基台381に対して鉛直軸
線まわりの回動かつ昇降が可能な回転昇降台382とが備えられている。
基台381内には、回転昇降台382に接続され、回転昇降台382を昇降させるための昇降駆動機構383と、回転昇降台382に接続され、回転昇降台382を回動させるための旋回駆動機構384とが内蔵されている。
回転昇降台382内には、センター側上ハンド39に接続され、センター側上ハンド39を進退させるための第1ハンド駆動機構385と、センター側下ハンド40に接続され、センター側下ハンド40を進退させるため第2ハンド駆動機構386とが内蔵されている。
センター側上ハンド39は、その先端部分の平面視形状が略コ字状とされており、その基端部において、回転昇降台382から進退可能となるように、回転昇降台382に連結されている。
センター側下ハンド40は、その先端部分の平面視形状が略コ字状とされており、その基端部において、回転昇降台382から進退可能となるように、回転昇降台382に連結されている。
また、センター側上ハンド39およびセンター側下ハンド40は、側面視において、センター側上ハンド39がセンター側下ハンド40よりも上となるようにその高さ位置がずらされており、進退したときに互いに干渉しないようにされている。
これにより、第1ハンド駆動機構385および第2ハンド駆動機構386の動作によりセンター側上ハンド39およびセンター側下ハンド40が後退した状態において、旋回駆動機構384の動作により、回転昇降台382、センター側上ハンド39およびセンター側下ハンド40は、第2旋回軸線θ11まわりに旋回可能である。
図4は、基板処理装置1の電気的構成を示すブロック図である。
基板処理装置1には、基板処理装置の各部を制御する制御部50が備えられている。制御部50には、マイクロコンピュータなどを含み、昇降駆動機構156、旋回駆動機構157、第1進退駆動機構158、第2進退駆動機構159、モータ20、昇降駆動機構383、旋回駆動機構384、第1ハンド駆動機構385および第2ハンド駆動機構386が接続されている。そして、制御部50は、これらの動作を制御する。
この基板処理装置1では、キャリヤ111〜114に収容されている未処理の基板Wがインデクサロボット13により搬出されるとともに、基板処理ユニット311〜318で処理が施された基板Wがセンターロボット36により搬出される。
たとえば、キャリヤ111に未処理の基板Wが収容されており、その基板Wを取り出す場合には、まず、インデクサロボット13は、第1進退駆動機構158および第2進退駆動機構159の動作により、第1ロボットアーム16および第2ロボットアーム17を折りたたむ。そして、モータ20が駆動することにより、キャリヤ111に対向する位置まで搬送路131を移動し、さらに、旋回駆動機構157の動作により、インデクサ側上ハンド165およびインデクサ側下ハンド175がキャリヤ111と対向するように、回転昇降台153を第1旋回軸線θ10まわりに回転した後停止する。
そして、インデクサロボット13は、昇降駆動機構156の動作により、キャリヤ111において基板Wを取り出すのに十分な高さまで、回転昇降台153を昇降させる。また、たとえば、第2進退駆動機構159の動作により、第2ロボットアーム17を所定長さだけキャリヤ111に対して延ばし、キャリヤ111内の基板Wをインデクサ側下ハンド175によって微小高さだけ持ち上げてすくい取り、インデクサ側下ハンド175が基板Wを保持した状態で、第2ロボットアーム17を折りたたんで、搬送路131の中央位置まで移動する。さらに、旋回駆動機構157の動作により、第1旋回軸線θ10まわりに回転して、インデクサ側上ハンド165および175がセンターロボット36と対向するようにした後停止する。
一方、たとえば、基板処理ユニット311に処理済みの基板Wが収容されており、その基板Wを取り出す場合には、センターロボット36は、旋回駆動機構384の動作により、センター側上ハンド39およびセンター側下ハンド40が基板処理ユニット311と対向する角度位置まで、回転昇降台382が回転される。また、昇降駆動機構383の動作により、基板処理ユニット111において基板Wを取り出すのに十分な高さまで、回転昇降台382が昇降される。そして、たとえば、第1ハンド駆動機構385の動作により、センター側上ハンド39が基板処理ユニット311に対して進出することで、処理済みの基板Wが、センター側上ハンド39によって基板処理ユニット311から搬出される。さらに、センター側上ハンド39が基板Wを保持した状態で後退した後、旋回駆動機構384の動作により、センター側上ハンド39およびセンター側下ハンド40がインデクサボット13と対向するように第2旋回軸線θ11まわりに回転して停止する。
この状態で、インデクサロボット13とセンターロボット36は、基板受け渡し位置Sに対向している(図1参照)。そして、基板受け渡し位置Sで、未処理の基板Wはセンターロボット36に受け渡され、処理済みの基板Wはインデクサロボット13に受け渡される。その後、インデクサロボット13は、処理済みの基板Wをキャリヤ111〜114に搬入する。一方、センターロボット36は、未処理の基板Wを処理ユニット311〜318のいずれかに搬入し、その基板処理ユニットで処理が施される。その後は、上記の動作が順次繰り返される。
ところで、インデクサロボット13とセンターロボット36との間の基板Wの授受動作の時間が長くなると、特に、基板搬送動作が基板処理装置1における処理速度を律速している場合には、基板処理時間が増大してしまう。すなわち、基板Wの授受動作の時間は短くなることが好ましい。そこで、この実施形態では、基板Wの授受動作は以下のように行われる。
図5は、インデクサロボット13とセンターロボット36との間の基板の授受動作を模式的に示す図である。なお、図5では、インデクサロボット13のインデクサ側上ハンド165およびインデクサ側下ハンド175、ならびに、センターロボット36のセンター側上ハンド39およびセンター側下ハンド40を側面からみた状態を示している。また、便宜上、処理済みの基板Wを処理済基板W1、未処理の基板Wを未処理基板W2とし、処理済基板W1には斜線を付して示している。
図5(a)では、インデクサ側下ハンド175には、未処理基板W2が保持されており、センター側上ハンド39には、処理済基板W1が保持されている。
そして、この状態から、インデクサ側上ハンド165およびインデクサ側下ハンド175が基板受け渡し位置Sにほぼ同時に進出する(図5(b))。
その後、処理済基板W2を保持している状態のセンター側上ハンド39が基板受け渡し位置Sまで進出して、空手の状態のインデクサ側上ハンド165に処理済基板W1を受け渡す(図5(c))。
次に、処理済基板W1を受け渡して空手の状態となったセンター側上ハンド39が基板受け渡し位置Sから初期位置に後退し始めるとほぼ同時に、空手の状態のセンター側下ハンド40が、基板受け渡し位置Sに進出し始め、インデクサ側下ハンド175が保持している未処理基板W2を、基板受け渡し位置Sにて受け取る(図5(d))。
その後、未処理基板W2を受け取ったセンター側下ハンド40は、基板受け渡し位置Sから、未処理基板W2を保持している状態で初期位置に後退する(図5(e))。
次いで、処理済基板W1を保持している状態のインデクサ側上ハンド165および空手の状態のインデクサ側下ハンド175が、基板受け渡し位置Sから初期位置にほぼ同時に後退する(図5(f))。
その後は、インデクサ側上ハンド165は、処理済基板W1をキャリヤ111〜114のいずれかに搬入し、センター側下ハンド40は、未処理基板W2を処理ユニット311〜318のいずれかに搬入する(図1参照)。
以上のように、インデクサ側上ハンド165およびインデクサ側下ハンド175が基板受け渡し位置Sにほぼ同時に進出するので、インデクサ側上ハンド165およびインデクサ側下ハンド175が交互に進出して処理済基板W1および未処理基板W2の授受を行うものと比べて、授受動作の工程を少なくすることができる。具体的には、インデクサ側上ハンド165およびインデクサ側下ハンド175の双方を基板受け渡し位置Sまで到達させる場合に、上述のように、インデクサ側上ハンド165およびインデクサ側下ハンド175が基板受け渡し位置Sにほぼ同時に進出すれば1つの工程で達成することができる。これに対して、インデクサ側上ハンド165およびインデクサ側下ハンド175が交互に進出すると、一方のハンドが進出する工程と他方のハンドが進出する工程の2工程が必要となる。よって、この実施形態によれば、インデクサ側上ハンド165およびインデクサ側下ハンド175を基板受け渡し位置Sにほぼ同時に進出させることで、基板搬送時間の短縮を図ることができる。
図6は、この発明の他の実施形態にかかる基板の授受動作を模式的に示す図である。なお、上述の説明と同様の構成については、上述の符号と同一の符号を付することにより説明を省略する。
図6(a)では、インデクサ側下ハンド175には、未処理基板W2が保持されており、センター側上ハンド81には、処理済基板W1が保持されている。
そして、この状態から、インデクサ側上ハンド165がインデクサ側下ハンド175に先行するようにして、インデクサ側上ハンド165およびインデクサ側下ハンド175が基板受け渡し位置Sに進出する(図6(b))。
その後、処理済基板W1を保持している状態のセンター側上ハンド39が基板受け渡し位置Sまで進出して、空手の状態のインデクサ側上ハンド165に処理済基板W1を受け渡す(図6(c))。
次に、処理済基板W1を受け渡して空手の状態となったセンター側上ハンド39が、基板受け渡し位置Sから初期位置に後退し始めるとともに、処理済基板W1を保持している状態のインデクサ側上ハンド165が、基板受け渡し位置Sから初期位置に後退し始める。その後、空手の状態のセンター側下ハンド40が、センター側上ハンド39が基板受け渡し位置Sから初期位置に戻るよりも早く、基板受け渡し位置Sに進出し始め、インデクサ側下ハンド175が保持している未処理基板W2を、基板受け渡し位置Sにて受け取る(図6(d))。
その後、未処理基板W2を受け取ったセンター側下ハンド40が、基板受け渡し位置Sから、未処理基板W2を保持している状態で初期位置に後退するとともに、空手の状態のインデクサ側下ハンド175が、インデクサ側上ハンド165の後退速度よりも高速に、基板受け渡し位置Sから初期位置に後退する(図6(e))。
以上のように、インデクサ側上ハンド165がインデクサ側下ハンド175に先行して基板受け渡し位置Sに到達するように進出するので、インデクサ側上ハンド165とセンター側上ハンド39との間の基板授受動作を早めに行うことができる。よって、基板搬送時間の短縮を図ることができる。
また、インデクサ側上ハンド165を先行して基板受け渡し位置Sに到達させる際は、インデクサ側上ハンド165は空手の状態なので、速い進出速度で基板受け渡し位置Sに到達させても、基板が落下するなどの事態が生じない。
また、インデクサ側上ハンド165の後退動作を早めに開始するので、インデクサロボット13とセンターロボット36との間の全体の基板搬送時間を増大することなく、インデクサ側上ハンド165の後退速度を遅くすることが可能となり、インデクサ側上ハンドが保持している基板W1が落下するなどの事態が生じるのを防ぐことができる。
また、遅れて後退するインデクサ側下ハンド175は空手であるため、高速に駆動することができ、先行しているインデクサ側上ハンド165に追いつくことができる。
また、センター側上ハンド39が基板受け渡し位置Sから初期位置に戻るよりも早く、センター側下ハンド40が基板受け渡し位置Sに進出するので、センター側上ハンド39が基板受け渡し位置Sから初期位置に戻り、次いで、センター側下ハンド40が基板受け渡し位置Sに進出するものと比べて、基板搬送時間を短縮することができる。
なお、上述の説明では、図5(f)において、インデクサ側上ハンド165およびインデクサ側下ハンド175がほぼ同時に初期位置に後退するとしたが、図5(d)において、処理済基板W1を受け取ったインデクサ側上ハンド165が、インデクサ側下ハンド175に先行して初期位置に後退してもよい。
このようにすれば、インデクサ側上ハンド165の後退動作を早めに開始するので、インデクサロボット13とセンターロボット36との間の全体の基板搬送時間を増大することなく、インデクサ側上ハンド165の後退速度を遅くすることが可能となり、インデクサ側上ハンドが保持している基板W1が落下するなどの事態が生じるのを防ぐことができる。
また、遅れて後退するインデクサ側下ハンド175は空手であるため、高速に駆動することができ、先行しているインデクサ側上ハンド165に追いつくことができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
この発明の一実施形態にかかる基板搬送装置が用いられた基板処理装置の構成を説明するための図解的な平面図である。 図1の状態のインデクサロボットを右方からみた状態を図解的に示す側面図である。 センターロボットを右方からみた状態を図解的に示す側面図である。 基板処理装置の電気的構成を示すブロック図である。 インデクサロボットとセンターロボットとの間の基板の授受動作を模式的に示す図である。 この発明の他の実施形態にかかる基板の授受動作を模式的に示す図である。 従来の基板の授受動作を模式的に示す図である。
符号の説明
1 基板処理装置
11 キャリヤ保持部
13 インデクサロボット
36 センターロボット
39 センターロボット上ハンド
40 センターロボット下ハンド
50 制御部
111〜114 キャリヤ
158 第1進退駆動機構
159 第2進退駆動機構
165 インデクサロボット上ハンド
175 インデクサロボット下ハンド
311〜318 処理ユニット
385 第1ハンド駆動機構
386 第2ハンド駆動機構
W 基板
W1 処理済基板
W2 未処理基板
S 基板受け渡し位置

Claims (9)

  1. 基板を保持可能な一対の第1基板保持ハンド、およびこの第1基板保持ハンドを所定の基板受け渡し位置に対して進退させるハンド進退駆動機構を備えた第1基板搬送ロボットと、
    基板を保持可能な一対の第2基板保持ハンド、およびこの第2基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置において前記第1基板保持ハンドとの間で基板の授受を行わせるべく駆動するハンド駆動機構を備えた第2基板搬送ロボットと、
    前記第1基板搬送ロボットのハンド進退駆動機構を制御して、前記一対の第1基板保持ハンドの一方には基板を保持せず、その他方には基板を保持している状態で、これらの一対の第1基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置にほぼ同時に進出させるとともに、前記第2基板搬送ロボットのハンド駆動機構を制御して、前記一対の第2基板保持ハンドの一方によって前記第1基板保持ハンドの一方に基板を受け渡させ、他方の第2基板保持ハンドによって前記他方の第1基板保持ハンドから基板を受け取らせる制御装置とを含むことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 基板を保持可能な一対の第1基板保持ハンド、およびこの第1基板保持ハンドを所定の基板受け渡し位置に対して進退させるハンド進退駆動機構を備えた第1基板搬送ロボットと、
    基板を保持可能な一対の第2基板保持ハンド、およびこの第2基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置において前記第1基板保持ハンドとの間で基板の授受を行わせるべく駆動するハンド駆動機構を備えた第2基板搬送ロボットと、
    前記第1基板搬送ロボットのハンド進退駆動機構を制御して、前記一対の第1基板保持ハンドの一方には基板を保持せず、その他方には基板を保持している状態で、前記一方の第1基板保持ハンドが前記他方の第1基板保持ハンドに先行して前記基板受け渡し位置に到達するように、これらの一対の第1基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置に進出させるとともに、前記第2基板搬送ロボットのハンド駆動機構を制御して、前記一対の第2基板保持ハンドの一方によって前記一方の第1基板保持ハンドに基板を受け渡させ、その後、他方の第2基板保持ハンドによって前記他方の第1基板保持ハンドから基板を受け取らせる制御装置とを含むことを特徴とする基板搬送装置。
  3. 前記制御装置は、前記一方の第2基板保持ハンドから前記一方の第1基板保持ハンドに基板が受け渡された後、前記他方の第1基板保持ハンドから前記他方の第2基板保持ハンドへと基板が受け渡されるよりも前に、前記一方の第1基板保持ハンドが前記基板受け渡し位置から後退するように前記ハンド進退駆動機構を制御するものであることを特徴とする請求項1または2記載の基板搬送装置。
  4. 基板を保持可能な一対の第1基板保持ハンド、およびこの第1基板保持ハンドを所定の基板受け渡し位置に対して進退させるハンド進退駆動機構を備えた第1基板搬送ロボットと、
    基板を保持可能な一対の第2基板保持ハンド、およびこの第2基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置において前記第1基板保持ハンドとの間で基板の授受を行わせるべく駆動するハンド駆動機構を備えた第2基板搬送ロボットと、
    前記第2基板搬送ロボットのハンド駆動機構を制御して、前記基板受け渡し位置において、前記一対の第2基板保持ハンドの一方から前記一対の第1基板保持ハンドの一方に基板を受け渡させるとともに、前記一対の第2基板保持ハンドの他方によって前記一対の第1基板保持ハンドの他方から基板を受け取らせ、前記第1基板搬送ロボットのハンド進退駆動機構を制御して、前記一方の第2基板保持ハンドから前記一方の第1基板保持ハンドに基板が受け渡された後、前記他方の第1基板保持ハンドから前記他方の第2基板保持ハンドへと基板が受け渡されるよりも前に、前記一方の第1基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置から後退させる制御装置とを含むことを特徴とする基板搬送装置。
  5. 前記ハンド駆動機構は、前記一対の第2基板保持ハンドを、それぞれの初期位置から前記基板受け渡し位置に対して進出させることができ、かつ、前記基板受け渡し位置からそれぞれの初期位置へ後退させることができるものであり、
    前記制御装置は、前記一対の第2基板保持ハンドの一方を前記基板受け渡し位置へと進出させ、この一方の第2基板保持ハンドが前記基板受け渡し位置からその初期位置へと戻るよりも早く、他方の第2基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置へと進出させるように前記ハンド駆動機構を制御するものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板搬送装置。
  6. 基板を収容可能なキャリヤを保持するキャリヤ保持部と、
    基板に対して処理を施す基板処理ユニットと、
    請求項1ないし5のいずれかに記載の基板搬送装置とを備え、
    前記第1基板搬送ロボットおよび第2基板搬送ロボットのうちの一方は、前記キャリヤ保持部に保持されているキャリヤにアクセスして、このキャリヤに対して基板搬入動作または基板搬出動作を行うものであり、
    前記第1基板搬送ロボットおよび第2基板搬送ロボットのうちの他方は、前記基板処理ユニットにアクセスして、この基板処理ユニットに対して基板搬入動作または基板搬出動作を行うものであることを特徴とする基板処理装置。
  7. 基板を保持可能な一対の第1基板保持ハンドを備えた第1基板搬送ロボットと、基板を保持可能な一対の第2基板保持ハンドを備えた第2基板搬送ロボットとの間で基板の受け渡しを行う基板搬送方法であって、
    前記一対の第1基板保持ハンドの一方には基板を保持せず、その他方には基板を保持している状態で、これらの一対の第1基板保持ハンドを基板受け渡し位置にほぼ同時に進出させるステップと、
    前記一対の第2基板保持ハンドの一方によって前記第1基板保持ハンドの一方に基板を受け渡させ、他方の第2基板保持ハンドによって前記他方の第1基板保持ハンドから基板を受け取らせるステップとを含むことを特徴とする基板搬送方法。
  8. 基板を保持可能な一対の第1基板保持ハンドを備えた第1基板搬送ロボットと、基板を保持可能な一対の第2基板保持ハンドを備えた第2基板搬送ロボットとの間で基板の受け渡しを行う基板搬送方法であって、
    前記一対の第1基板保持ハンドの一方には基板を保持せず、その他方には基板を保持している状態で、前記一方の第1基板保持ハンドが前記他方の第1基板保持ハンドに先行して基板受け渡し位置に到達するように、これらの一対の第1基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置に進出させるステップと、
    前記一対の第2基板保持ハンドの一方によって前記一方の第1基板保持ハンドに基板を受け渡させ、その後、他方の第2基板保持ハンドによって前記他方の第1基板保持ハンドから基板を受け取らせるステップとを含むことを特徴とする基板搬送方法。
  9. 基板を保持可能な一対の第1基板保持ハンドを備えた第1基板搬送ロボットと、基板を保持可能な一対の第2基板保持ハンドを備えた第2基板搬送ロボットとの間で基板の受け渡しを行う基板搬送方法であって、
    基板受け渡し位置において、前記一対の第2基板保持ハンドの一方から前記一対の第1基板保持ハンドの一方に基板を受け渡させるとともに、前記一対の第2基板保持ハンドの他方によって前記一対の第1基板保持ハンドの他方から基板を受け取らせるステップと、
    前記一方の第2基板保持ハンドから前記一方の第1基板保持ハンドに基板が受け渡された後、前記他方の第1基板保持ハンドから前記他方の第2基板保持ハンドへと基板が受け渡されるよりも前に、前記一方の第1基板保持ハンドを前記基板受け渡し位置から後退させるステップとを含むことを特徴とする基板搬送方法。
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