JP4376785B2 - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4376785B2
JP4376785B2 JP2004537402A JP2004537402A JP4376785B2 JP 4376785 B2 JP4376785 B2 JP 4376785B2 JP 2004537402 A JP2004537402 A JP 2004537402A JP 2004537402 A JP2004537402 A JP 2004537402A JP 4376785 B2 JP4376785 B2 JP 4376785B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
optical
radiation beam
scanning
power switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004537402A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006500710A (ja
Inventor
ウェー テュッケル,テューニス
ハー ウェー ヘンドリクス,ベルナルデュス
テー ハー エフ リーデンバウム,クーン
カイペル,ステイン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips NV
Koninklijke Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips NV, Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips NV
Publication of JP2006500710A publication Critical patent/JP2006500710A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4376785B2 publication Critical patent/JP4376785B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • G11B7/1263Power control during transducing, e.g. by monitoring
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/004Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements based on a displacement or a deformation of a fluid
    • G02B26/005Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements based on a displacement or a deformation of a fluid based on electrowetting
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/02Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the intensity of light
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B3/00Simple or compound lenses
    • G02B3/12Fluid-filled or evacuated lenses
    • G02B3/14Fluid-filled or evacuated lenses of variable focal length
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1372Lenses
    • G11B7/1376Collimator lenses
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1398Means for shaping the cross-section of the beam, e.g. into circular or elliptical cross-section

Description

本発明は、書き込みモード及び読み出しモードにおいて放射ビームにより情報層を走査するための光走査装置であって:
前記放射ビームを放射するための放射源と;
前記情報層の位置に走査スポットを形成するために前記放射ビームを収束するための、光軸を有する対物レンズと;
書き込みモードにおける第1光パワーと読み出しモードにおけるより小さい第2光パワーとの間で前記走査スポットの光パワーをスイッチングするための、前記放射ビームの光路に備えられた走査スポットパワースイッチと;
を有する光走査装置に関する。
本発明は又、書き込みモードと読み出しモードにおける放射ビームにより光記録担体を走査するための光走査装置に対して適切な走査スポットパワースイッチに関する。
“情報層の走査”は、情報層における情報を読み出す(“読み出しモード”)ため及び/又は情報層における情報を書き込む(“消去モード”)ための放射ビームによる走査をいう。
書き込みモード及び読出しモードにおける放射ビームにより情報層を走査するための光走査装置は、例えば、米国特許第4,363,116号明細書により既知である。周知の装置は光軸を有し、放射ビームを放射するための放射源と、情報層に走査スポットを形成するために放射ビームを収束するための対物レンズ系とを有する。放射源から放射されたビームは、光軸に垂直な面において略円形の断面を有する。対物レンズ系に入射するビームは書き込みモード及び読み出しモードの両方において同じサイズ(直径)の円形断面を有することは注目される。
既知の走査装置は、スポットが書き込みモードにおける大きい光パワーと読み出しモードにおける小さい光パワーとを有するように、前記走査スポットの光パワーを調節するための前記放射ビームの光路に備えられた走査スポットパワースイッチを更に有する。手短に言えば、スポット光パワーは、情報層における光学的に検出可能な変化、それ故、情報層における書き込み情報を生成するために書き込みモードにおいて大きく、その層に書き込まれた情報を変化させないように読み出しモードにおいて小さい必要がある。既知のスポットパワースイッチは、偏光変化をビームの強度変化に変換するための分析器と対物レンズ系に入射するビームの偏光を変えるための電気光学変調器とを有する。それ故、スポット光パワーのスイッチングは対物レンズ系に入射する放射ビームの強度の最大値を変化させることにより達成され、ビームの最大強度は書き込みモードにおける高レベルと読出しモードにおける低レベルとを有する。そのような強度の最大値の増加は走査装置の光パワーの消費において保証のない結果をもたらす。
既知の走査装置は、書き込みモードにおいて必要な大きい光パワーを有する放射ビームを与える一方、その装置は、必要な大きいリム強度を有するビームを読出しモードにおいて与えない。
本明細書において、表現“リム光線”は、対物レンズの入射絞りの輪郭又はリムにおいて対物レンズに入射する放射ビームの光線のことをいう。又、“リム強度”は、強度の最大、即ち、ビーム中心の強度により与えられる、対物レンズの入射絞りの輪郭又はリムにおいて対物レンズに入射する放射ビームの強度に等しい規格値をいう。次に、例示として、“高リム強度”は70%に等しいかそれより大きいリム強度をいい、“低リム強度”は70%より小さいリム強度をいう。そのようなリム光線又はリム強度は、対物レンズの入射絞りが十分充填されたときであり、即ち、対物レンズに入射する放射ビームのサイズが対物レンズの円形入射絞りの直径より大きいときに規定されることは注目される。これは、特に、対物レンズに入射する放射ビームが大きいリム強度を有するときに達成される。対照的に、リム強度は書き込みモードではあまり重要ではないが、走査スポットの全光パワーは重要なパラメータになる。このことは、書き込みの簡易、走査スポットの中央部分が、情報層における検出可能な変化を生成することができる最大温度を与えるために用いられることによる。従って、情報層において、そのような温度を得るために、対物レンズの入射絞りに入射する放射ビームの光パワーは大きくなるようにする。一般に、対物レンズに入射する放射ビームの光強度は、それ故、かなり小さい。
従って、本発明の目的は、書き込みモードにおける大きい光パワーレベルと読み込みモードにおける大きいリム強度レベルとを有する放射ビームにより光記録担体を走査するための光走査装置を提供することである。
この目的は、冒頭の段落で説明したタイプの光走査装置により達成される。本発明に従って、前記走査スポットパワースイッチは、書き込みモードにおける第1リム強度レベルと読出しモードにおける大きい第2リム強度レベルとの間の前記放射ビームのリム強度をスイッチングするために、それ故、書き込みモードにおける第1光パワーレベルと読み出しモードにおける第2光パワーレベルとの間の前記走査スポットの光パワーをスイッチングするために、書き込みモードにおける第1サイズと、読み出しモードにおける大きい第2サイズとの間の前記放射ビームの断面のサイズをスイッチングするために更に配置される。
それ故、本発明のスイッチに従った走査スポットパワーは、更に詳細に説明するように、対物レンズに入射するビームが書き込みモードにおいて大きい光パワーレベルと小さいリム強度レベルとを有し、読み出しモードにおいて、小さい光パワーと大きいリム強度レベルとを有するように、ビームサイズ(直径)として作用する。
ビームサイズの修正は光学的記憶の分野においては周知であるが、他の用途においてはそうではないことに注目する。
第1に、例えば、特公平11−259895号公報により、多層ディスクの異なる情報層に放射ビームをフォーカシングするためのビームサイズ修正器を用いることが知られている。同様に、例えば、米国特許第4,307,929号明細書から、屈折率、それ故、レンズの光パワーを変化させるために電気的に制御可能である液晶レンズを有するビーム修正器は既知である。結果として、液晶レンズの焦点距離は、異なる情報深度にフォーカシングするために、例えば、CDフォーマットディスク及びDVDフォーマットディスクを走査するために可変である。両方の場合に、既知の修正器は対物レンズに入射するビームの輻輳を変化させることが注目される。
第2に、例えば、特公平10−269585号公報により、異なる情報密度を有する光記録担体を走査するためのビームサイズ修正器を用いることは既知である。“情報密度”は、情報層の単位面積当たりに記憶された情報の量をいう。そのような既知の修正器は、走査されるディスクの情報密度に依存して、対物レンズに入射するビームの開口数であって、従って、走査スポットのサイズを変化させるために備えられる。他の技術は、異なる情報密度を有する光学的記録担体を走査することに対して既知であり、例えば、我が国の特許公報第2001−307365号明細書に記載されている超解像度技術がある。超解像度技術を用いる既知のビームサイズ修正器の場合に、既知の修正器に入射する放射ビームの光パワーは既知の修正器から発生する放射ビームの光パワーに等しい。
第3に、例えば、米国特許第4,734,906号明細書により、ダイオードレーザにより放射された非点収差の非円形ビームを非点収差のない円形ビームに再整形するためのビームサイズ修正器を用いることは既知である。しかしながら、そのような既知の装置は、書き込みモード及び読み出しモードにおいて走査スポットに課せられる要求の更なる考慮を伴うことなく、書き込みモード及び読み出しモードの両方に対して最適化される方式でビームを再整形する。換言すれば、その既知の装置は、書き込みモード及び読み出しモードの両方に対する最適な解ではないが、適切に情報層に書き込み及び情報層から読み出すための折衷を提供する。更に、その既知のビームサイズ修正器は、移動させることが困難である2つ又は3つの光学要素を用いる配置を有する。
本発明の他の特徴に従って、光走査装置は、前記放射源と前記走査スポットパワースイッチとの間に備えられたコリメータレンズを更に有し、前記走査スポットパワースイッチは、前記放射ビームの断面が書き込みモードにおける前記第1サイズと読出しモードにおける前記第2サイズとを有するように、スイッチング可能な焦点距離を有する、テレスコープ状配置を構成する。
テレスコープ状配置を有するビーム修正器は、例えば、既に引用した米国特許代4,734,906号明細書により、既知である。しかしながら、既知のテレスコープ状配置のために、ビームは書き込みモード及び読出しモードの両方に対して最適化される、即ち、そのビームの断面は両方のモードに対して同じサイズを有する。換言すれば、その基地のビーム修正器は、書き込みモードと読み出しモードとの間でスイッチング可能である。
本発明の他の目的は、書き込みモードにおける高光パワーと書き込みモードにおける高リム強度レベルとを有する放射ビームにより光記録担体を走査するための光走査装置に対して適切な走査スポットパワースイッチを提供することである。
この目的は、読み出しモードと書き込みモードとにおいて放射ビームにより光記録担体を走査するための光走査装置に対して適切である走査スポットパワースイッチにより達成され、そのパワースイッチは、書き込みモードにおける第1光パワーレベルと、読み出しモードにおけるより小さい第2光パワーレベルとの間で前記放射ビームの光パワーをスイッチングするために配置され、本発明に従って、そのパワースイッチは、書き込みモードにおける第1リム強度レベルと読み出しモードにおける大きい第2リム強度レベルとの間で前記放射ビームのリム強度をスイッチングするためであって、それ故、前記第1モードにおける前記第1光パワーレベルと前記第2モードにおける前記第2光パワーレベルとの間で前記走査スポットの光パワーをスイッチングするために、書き込みモードにおける第1サイズと読出しモードにおけるより大きい第2サイズとの間で前記放射ビームの断面積のサイズをスイッチングするために更に備えられている。
本発明の目的、優位性及び特徴は、添付図面を参照する、以下の、本発明の更なる詳細説明から理解することができるであろう。
図1は、参照番号1で表される、本発明に従った光走査装置の構成要素を示す模式図である。光走査装置1は、第1の書き込みモード及び第2の読み出しモードにおいて放射ビーム4により少なくとも1つの光記録担体の少なくとも1つの情報層2を走査することができる。
例示として、光記録担体3は、情報層2が配置された一の側に透明層5を有す。透明層5とは反対側の情報層の側は保護層6により環境の影響から保護されている。透明層5は、情報層2に対して機械的支持を提供することにより光記録担体3のための基板として機能する。代替として、透明層5は情報層2を保護する機能を単に有する一方、情報層2の他の側における層により、即ち、例えば、保護層6又は付加的情報層及び透明層により提供される。情報層は透明層5の膜厚に対応する情報層深度7を有することを注記しておく。情報層2は担体3の表面である。その表面は少なくとも1つのトラック、即ち、フォーカシングされた放射のスポットにより後続される経路を有し、その経路において、光学的に読み出し可能マークが情報を表すために配列されている。それらのマークは、例えば、周囲とは異なる磁化方向又は反射係数を有する領域又はピットの形をとることが可能である。
光走査装置1は、放射源7、コリメータレンズ8、第1ビームスプリッタ9、走査スポットパワースイッチ20、光軸11を有する対物レンズ10及び検出システム12を有する。更に、光走査装置1は、サーボ回路13、フォーカスアクチュエータ14、径方向アクチュエータ15及びエラー補正のための情報処理ユニット16を有する。
下において、“Z軸”は対物レンズ8の光軸11に一致している。“O”は、光軸11と情報層2との間の交点である。光記録担体3がディスク形状を有する場合、所定のトラックに対して、次のように規定される。即ち、“径方向”は、トラックとディスクの中心との間の基準軸、即ちX軸の方向であり、“接線方向”はもう一つの軸、即ちトラックの接線方向であり、X軸に垂直なY軸である。(O,X,Y,Z)は情報プレーン2の位置に関連付けられた直交基底を構成することを注記しておく。
放射源7は波長λの放射ビームを供給する。例えば、放射源7は、放射ビーム4を供給するための半導体レーザを有する。
コリメータレンズ8は、その実施形態においては、放射源7とビームスプリッタ9との間であって、放射ビーム4の光軸に沿って配置されている。コリメータレンズ8は、放射ビーム4を略平行ビーム17に変換する。コリメータレンズ8は、対物レンズ10の光軸11と同じ光軸を有する。
第1ビームスプリッタ9は、放射源7とパワースイッチ20との間であって、その実施形態においては、コリメータレンズ8とパワースイッチ20との間に配置されている。そのスプリッタ9は、対物レンズ10の方に平行放射ビーム17を透過する。好適には、ビームスプリッタ9は、Z軸に対して角度α、好ましくは、α=45°だけ傾けられたプレートに平行なプレーンを用いて形成される。
走査スポットパワースイッチ20は、放射ビーム17の光軸において、及び、図1に示す実施形態においては、コリメータレンズ8と対物レンズ10との間に配置される。パワースイッチ20は、ビームスプリッタ9に対向する入射瞳プレーン20aと、対物レンズ10に対向する射出瞳プレーン20bとを有する。図1に示す実施形態において、“O”は光軸11と入射プレーン20aとの交点であり、“X軸”及び“Y軸”は互いに直交する入射プレーン20aの2つの軸であり、“Z軸”は入射プレーン20aに垂直で、点Oを通る軸である。(O,X,Y,Z)は入射プレーン20aの位置に関連付けられた直交基底を構成することを注記しておく。図1に示す実施形態においては、入射プレーン20aは対物レンズ10の光軸11に中心を置くことを注記しておく。X軸、Y軸及びZ軸は、それ故、X軸、Y軸及びZ軸それぞれと平行である。同様に、“O”は光軸11と射出プレーン20bとの交点であり、“X軸”及び“Y軸”は互いに直交する入射プレーン20bの2つの軸であり、“Z軸”は射出プレーン20bに垂直で、点Oを通る軸である。(O,X,Y,Z)は射出プレーン20bの位置に関連付けられた直交基底を構成することを注記しておく。図1に示す実施形態においては、入射プレーン20bは対物レンズ10の光軸11に中心を置くことを又、注記しておく。X軸、Y軸及びZ軸は、それ故、X軸、Y軸及びZ軸それぞれと平行である。
走査スポット19が、書き込みモードにおいて第1光パワーレベルPwritingと、読出しモードにおける小さい第2光パワーレベルPreadingとを有するように、パワースイッチ20は、走査ポイント19の光パワーを修正するために備えられている。それ故、パワースイッチ20は、入射プレーン20aに入射する放射ビーム17を射出プレーン20bから発生する放射ビーム25に変換し、ここで、放射ビーム17は、書き込みモード及び読出しモードの両方において入射プレーン20aにおいて強度Iを有し、放射ビーム25は、出射プレーン20bにおいて、書き込みモードにおける強度I2,writingと読出しモードにおける異なる強度I2,readingとを有する。入射ビーム17は、書き込みモード及び読み出しモードの両方において同じ強度プロファイル(I1)を有し、発生ビーム25は、2つの異なる強度プロファイル、即ち、書き込みモードにおける強度I2,writingと読出しモードにおける強度I2,readingとを有する。パワースイッチ20については、更に詳細に説明する。
対物レンズ10は、情報層2の位置に走査スポット19を形成するように、フォーカシングされた放射ビーム18に放射ビーム25(図1に示す実施形態において、実質的に平行にされる)を変換する。図1に示す実施形態においては、レンズ10は、光軸11に対して回転対称である入射瞳10aと出射瞳10bとを有する。入射瞳10aは円形のリム又は輪郭を有する。以下で、“r”は入射瞳10aの直径(正の値)であり、例示として、“r”は1.5mmに等しい。対物レンズは、極限共役モードにおいて用いられる屈折要素に結合しているレンズのようなハイブリッドレンズとして構成されることが可能であることを注記しておく。そのようなハイブリッドレンズは、例えば、UV硬化性塗料の光重合を用いるリソグラフィプロセス又はダイヤモンド加工プロセスのどちらかにより形成されることができる。図1に示す対物レンズは凸−凸レンズとして構成されるが、平面−凸レンズ又は凸−凹レンズのような他のレンズ素子のタイプを用いることができる。更に、光走査装置1は前対物レンズ(図1には示していないが、図6A及び6Bにのみ例示として示し、参照番号10´で表されている)を有することが可能である。そのような前対物レンズは、複合体物レンズ系を構成するように、コリメータレンズ8と対物レンズ10との間に配置される。代替として、対物レンズ系は2つ以上の前対物レンズを有することが可能である。
走査中、記録担体3はスピンドル(図1には示さず)において回転し、このとき、情報層2は透明層5を通って、走査される。フォーカシングされた放射ビーム18は情報層2において反射され、それ故、前方に収束するビーム18の光路に戻る反射ビーム21を形成する。対物レンズ10は、反射された放射ビーム21を反射された実質的に平行な放射ビーム22に変換する。ビームスプリッタ9は、検出システム12の方に反射された放射ビーム22の少なくとも一部を透過することにより、反射された放射ビーム22から前方放射ビーム17を分離する。
検出システム12は、前記の反射された放射ビーム22の一部を捕捉するための四象限検出器と収束レンズ23とを有する。四象限検出器24は、反射された放射ビーム22の一部を1つ又はそれ以上の電気信号に変換する。信号の1つは情報信号Idataであり、その情報信号の値は情報層2において走査された情報を表す。情報信号Idataは、エラー補正のための情報処理ユニット16により処理される。検出システム12からの他の信号は、フォーカスエラー信号Ifocus及び径方向トラッキングエラー信号Iradialである。焦点エラー信号Ifocusは、情報層2の位置と走査スポット19との間のZ軸方向の高さの差を表す。好適には、信号Ifocusは、特に、参考文献、G.Bouwhuis,J.Braat,A.Huijser et al,“Principles of Optical Disc Systrems”,pp.75−80(Adam Hilger 1985)(ISBN 0−85274−785−3)により周知である“非点収差法”により生成される。径方向トラッキングエラー信号Iradialは、走査スポット19により後を続けられる情報層2における軌道の中心と走査スポットとの間の、情報層2のXY平面における距離を表す。好適には、径方向トラッキングエラー信号Iradialは、特に、G.Bouwhuis等による文献の70乃至73ページに記載されている“ラジアルプッシュプル法”により生成される。
サーボ回路13は、信号Ifocus及びIradialに応答して、焦点アクチュエータ14及び径方向アクチュエータ15それぞれを制御するためのサーボ制御信号Icontrolを供給するために備えられている。焦点アクチュエータ14はX軸方向における対物レンズ10の位置を制御し、それにより、情報層2の平面と実質的に一致するように、走査スポット19の位置を制御する。径方向アクチュエータ14はX軸方向における対物レンズ10の位置を制御し、それにより、情報層2において後継される起動の中心線と実質的に一致するように、走査スポット19の径方向位置を制御する。
パワースイッチ20について、ここで、更に詳細に説明する。既に述べたように、走査スポット19の光パワーが大きいパワーレベルPwritingに等しくなるように、射出平面20bにおいて、書き込みモードにおいて、パワースイッチ20は、強度Iを有する放射ビーム17を強度I2,writingを有する放射ビーム25に変換する。読み出しモードにおいて、パワースイッチ20は、走査スポット19の光パワーPが低いパワーレベルPreadingに等しくなるように、入射平面20aにおいて同じ強度I1を有する放射ビーム17を射出平面20bにおいて強度I2,writingを有する放射ビーム25に変換する。
図2Aは、パワースイッチ20の入射瞳における強度IをX軸に沿って表す曲線31を示している。図2Bは、パワースイッチ20の入射瞳における強度をY軸に沿って表す曲線32を示している。図2A及び2Bに示すように、強度Iは、次式のような、ガウスプロファイルのようなプロファイルを有し、
Figure 0004376785
ここで、“I(x,y)”は直交座標系(O,X,Y)における座標(x,y)のポイントにおける強度Iの値であり、“I”は強度Iの最大値(即ち、放射ビーム17の中心光線の強度)であり、“A”及び“B”は、特に放射源7に依存する2つの一定のパラメータである。図1に示す実施形態においては、パラメータA及びBは又、放射減7とパワースイッチ10との間に配置された光学的構成要素であって、例えば、コリメータレンズ8に依存する。下において、そして、例示として、放射源7から放射される放射ビーム4のみが楕円形の断面を有し、パラメータA及びBは、それ故、互いに異なる。例えば、パラメータA及びBは、それぞれ、2.68及び2.24に等しい。放射ビーム17が円形断面を有する場合、パラメータA及びBは互いに等しいことを注記しておく。
図3Aは、パワースイッチ20の射出瞳20bにおける強度I2,writingをX軸に沿って表す曲線33を示している。図3Bは、パワースイッチ20の射出瞳20bにおける強度I2,writingをY軸に沿って表す曲線34を示している。図3A及び3Bにしメスように、強度I2,writingは、次式のような、ガウスプロファイルのようなプロファイルを有し、
Figure 0004376785
ここで、“I2,writing(x,y)”は直交座標系(O,X,Y)における座標(x,y)のポイントにおける強度Iの値であり、“I0,writing”は強度I2,writingの最大値(即ち、書き込みモードにおける放射ビーム25の中心光線の強度)であり、“C”及び“D”は、書き込みモードに関してパワースイッチ20の設計パラメータとパラメータA及びBとに依存する2つの一定のパラメータである。下において及び例示としてのみ、パラメータC及びDは、2.51及び2.10それぞれに等しい。放射ビーム17が円形断面を有する場合、パラメータC及びDは互いに等しいことを注記しておく。
図4Aは、パワースイッチ20の射出瞳20bにおける強度I2,readingをX軸に沿って表す曲線35を示している。図4Bは、パワースイッチ20の射出瞳20bにおける強度I2,readingをY軸に沿って表す曲線36を示している。図3A及び3Bにしメスように、強度I2,readingは、次式のような、ガウスプロファイルのようなプロファイルを有し、
Figure 0004376785
ここで、“I2,reading(x,y)”は直交座標系(O,X,Y)における座標(x,y)のポイントにおける強度Iの値であり、“I0,reading”は強度I2,readingの最大値(即ち、読み出しモードにおける放射ビーム25の中心光線の強度)であり、パラメータ“E”及び“F”は、読み出しモードに関してパワースイッチ20の設計パラメータとパラメータA及びBとに依存する2つの一定のパラメータである。下において及び例示としてのみ、パラメータE及びFは、2.51及び2.10それぞれに等しい。放射ビーム17が円形断面を有する場合、パラメータC及びDは互いに等しいことを注記しておく。又、最大強度I、I0,writing及びI0,readingは互いに異なることを注記しておく。
更に詳細には、強度I1を強度I0,writing又はI0,readingに変換するために、パワースイッチ20は書き込みモード又は読み出しモードにおいて対物レンズ10に入射する放射ビーム25のサイズを修正する。本明細書においては、放射ビームの“サイズ”は、ビームが楕円形断面を有する場合、長い又は短い軸の長さをいい、ビームが円形断面を有する場合、その円形断面の直径をいう。又、本明細書においては、放射ビームの“断面”は、ビームの中心光線に垂直な平面におけるビームの断面をいう。
それ故、パワースイッチ20は、走査スポット19が高いパワーレベルPwritingを有するように、小さい第1リム強度Irim,writingを有するために、書き込みモードにおいて、放射ビーム25が大きい第1サイズを有するように、備えられる。パワースイッチ20は又、走査スポット19が低いパワーレベルPreadingを有するように、大きい第2リム強度Irim,reading(即ち、リム強度レベルIrim,writingより大きい)を有するために、読み出しモードにおいて、放射ビーム25が小さい第2サイズ(即ち、リム強度レベルIrim,writingより小さい)を有するように、備えられる。換言すれば、入力ビーム17のサイズに比較して、パワースイッチ20は、書き込みモードにおいて発生ビーム25のサイズを減少させ、読み出しモードにおいて発生ビーム25のサイズを増加させる。
対物レンズ10の円形入射瞳10a(直径r0を有する)が十分に充填された好適な場合であって、走査スポットの光パワーPが入射瞳10aにおける放射ビーム25の光パワーに等しい場合、高いパワーレベルPwriting及び低いパワーレベルPreadingは次式により与えられる。
Figure 0004376785
Figure 0004376785
これは、対物レンズ10の吸収のための透過損失が無視できる場合に生じる。
更に、書き込みモードにおいて、放射ビーム25のいずれのリム光線は、直行座標(x,y)の第1ポイントにおいて入射平面20aに入射する放射ビーム17の光線からもたらされ、その第1ポイントとポイントOとの間の距離は、その光線に拘らず、一定である第1距離hwritingに等しい。それ故、書き込みモードにおいて、その第1ポイントの座標(x,y)は次式により与えられる。
+y =hwriting (5a)
同様に、読み出しモードにおいて、放射ビーム25のいずれのリム光線は、直行座標(x,y)の第2ポイントにおいて入射平面20aに入射する放射ビーム17の光線からもたらされ、その第2ポイントとポイントOとの間の距離は、その光線に拘らず、一定である第2距離hreadingに等しい。それ故、読み出しモードにおいて、その第2ポイントの座標(x,y)は次式により与えられる。
+y =hreading (5b)
それ故、式(4a)、(4b)、(5a)及び(5b)から次の式が導き出される。
Figure 0004376785
Figure 0004376785
パワースイッチ20を適切に設計することにより(更に詳細に説明するように)、高さhwriting及びhreadingは、リム強度レベルIrim,writing及びIrim,readingが異なる所望の値に等しく、それ故、パワーレベルPwriting及びPreadingが異なる所望の値に等しいように、選択されることができる。例示のみとして、表Iは、X2軸及びY2軸に沿ったリム強度レベルIrim,writing及びIrim,reading、対応する高さhwriting及びhreading及び結果として得られた光パワーレベルPwriting及びPreading(式(6a)及び(6b)に従って)を示している。
Figure 0004376785
表1においては、比Pwriting/Preadingは、放射ビームの光路における透過損失がない状態の1.25に略等しいことを注記しておく。又、放射ビーム25のリム強度は読み出しモードより書き込みモードにおいてより小さく、走査スポット19の光パワーは読み出しモードより書き込みモードにおいてより大きい。それ故、光走査装置1は、書き込みモードにおける大きい光パワーと書き込みモードにおける大きいリム強度とを有する放射ビーム25により光記録担体3の走査を可能にする。
又、パワースイッチ20は、無限における対象及び画像共役の両方を有するテレスコープ状配置を構成し、テレスコープ状配置は書き込みモードと読み出しモードとの間のスイッチング可能な横軸方向の拡大を有することを注記しておく。それ故、テレスコープ状配置の拡大率は、書き出しモードにおいてはr/hwritingに等しく、読み出しモードにおいてはr/hreadingに等しい。
図1に示す、3つの走査スポットパワースイッチの実施形態について、ここで詳細に説明する。
以下、参照番号201で表す、走査スポットパワースイッチ20の第1実施形態201について、ここで説明する。図5は、パワースイッチ201のY平面における断面である。その実施形態においては、パワースイッチ201は、エレクトロウェッティング装置60の形で2つの可変焦点レンズ要素41及び42を有する。可変焦点レンズの原理は、文献PH NL020163及びPH NL011095に詳細に説明されている。
エレクトロウェッティング装置60は導電性材料から成るシリンダ43を有する。シリンダ43は絶縁層44がコーティングされている。そのシリンダの内側には、流体接触層45を備えている。導電性のシリンダ43は、レンズ要素41及び42に対して共通の第1電極を構成する。第1レンズ要素41の第2電極は、放射線を通過させるための中央透過領域を有する環状導電層46により構成されている。射出側の導電層47は第2レンズ要素42の第2電極を構成する。2つの透明層48及び49は、導電層46及び47それぞれを覆うことが可能である。シリンダ43の中央部分は、第1の透明な導電流体(液体又は気体)50で満たされている。流体50の各々の側には、第2の透明な導電流体51がある。流体51は第1屈折率nを有し、流体50は第2屈折率nを有する。単なる例示として、図5に示す実施形態において、第1流体50は水(n=1.349)であり、第2流体51はオイルであって、例えば、ポリジメチル(8乃至12%)−フェニルメチルシロキサン共重合体(n=1.425)である。代替として、第1流体50はオイルであることが可能であり、第2流体51は水であることが可能である。又、代替として、射出側における第1流体は入射側に存在する流体とは異なることが可能である。パワースイッチ201の入射側(即ち、X平面に対向する側)における非混和性流体50及び51は、第1可変焦点レンズ要素41を構成する第1メニスカス52により分離されている。パワースイッチ201の射出側(即ち、X平面に対向する側)における非混和性流体50及び51は、第2可変焦点レンズ要素42を構成する第2メニスカス53により分離されている。以下、“R”は第1メニスカス52の曲率の半径であり、“R”は第2メニスカス53の曲率の半径である。それらメニスカスの曲率、それ故、レンズ要素41及び42の焦点距離それぞれを、可変電圧電源54及び55により互いに独立して変化させることができる。以下、“V”は電源54の電圧であり、“V”は電源55の電圧である。
図6Aに示すように、第1メニスカス40は、屈折率nとnとの間の差のために、曲率Rの半径が負である凹形の曲率を有し、そのレンズ要素41は、正の収束レンズ要素として機能する。第2メニスカス42は、屈折率nとnとの間の差のために、曲率Rの半径が負である凹形の曲率を有し、第2レンズ要素42は、負の収束レンズ要素として機能する。
図6Bに示すように、第1メニスカス40は、屈折率nとnとの間の差のために、曲率Rの半径が正である凸形の曲率を有し、そのレンズ要素41は、負の収束レンズ要素として機能する。第2メニスカス42は、屈折率nとnとの間の差のために、曲率Rの半径が正である凸形の曲率を有し、第2レンズ要素42は、正の収束レンズ要素として機能する。
距離hwriting及びhreadingは、曲率R及びRの半径並びに図5に示すエレクトロウェッティング装置の他の設計パラメータに依存する。図7は、図5に示す走査スポットパワースイッチ201の断面を模式的に示している。パワースイッチ201を通る放射ビーム25のリム光線の経路を、図7に実線で示している。次のような設計パラメータについて、図7に示しており、“d”は光軸11方向の第1流体50の厚さであり、“d”は光軸11方向の入射側における第2流体51の厚さであり、“d”は光軸11方向の射出側における第2流体51の厚さであり、“d”は光軸11方向の透明層48及び49の厚さであり、“n”は透明層48及び49の屈折率である。近軸近似(典型的な精度は20%)においては、距離hwriting及びhreadingは、その実施形態において、次の式により与えられ、
=(d(n−n))/(n(1−r/h)) (7a)
=R+(n−n)d/n (7b)
ここで、“h”は距離hwritingか又はhreadingのどちらかである。
単なる例示として、表IIは、書き込みモード及び読み出しモードにおいて曲率R及びRの半径の値と同時の光線トレースを用いて得られた対応する高さhwriting及びhreadingとを示している。
Figure 0004376785
それ故、表1に対して、曲率の半径を適切に選択することにより、光パワーPがPwritingに等しくなるように書き込みモードIrim,readingにおいて、及び光パワーPがPreadingに等しくなるように読み出しモードIrim,readingにおいて、対物レンズ10に入射するビーム25のリム強度が等しくなる放射ビーム25に、放射ビーム17を変換することが可能である。理想的な場合、比Pwriting/Preadingは略125%に等しく(表I参照)、その比は、光走査装置1が図5に示すパワースイッチ201を備える場合には120%に等しくなる。これは、第2流体(オイル)において生じる5%のオーダーの等化損失からもたらされる。
有利なことには、パワースイッチ201は、実質的に更にコンパクトにされることができ、従来のパワースイッチに比較して、書き込みモードおよび読み出しモードの間のスイッチング動作に対して実質的により少ない消費電力が得られる。これらの特性により、この実施形態は、小型及び/又は携帯型及び/又はバッテリにより電力供給される装置であって、例えば、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、パーソナルコンピュータカメラ、内部通話システム及び電子ゲーム器等に対する小型装置に構築されるためには、非常に適切である。
走査スポットパワースイッチ201はコリメータレンズ8と対物レンズ10との間に配置され、それにより、テレスコープ状配置を構成することは、無限の対象及び画像共役の両方を有することを注記しておく。
以下、参照番号202により表される、パワースイッチ20の第2実施形態は、図5に示すパワースイッチ201の代替である。図8は、第1及び第2可変焦点レンズ要素が2つの異なるエレクトロウェッティング装置60´及び60"それぞれにおいて備えられているパワースイッチ202のY平面における断面を示している。
図8に示すように、エレクトロウェッティング装置60´は導電性材料から成るシリンダ43´を有する。シリンダ43´は絶縁層44´がコーティングされている。そのシリンダの内側には、流体接触層45´を備えている。導電性のシリンダ43´は、前記第1レンズ要素に対する共通電極を構成する。前記第1レンズ要素の第2電極は、放射線を通過させるための中央透過領域を有する環状導電層46´により構成されている。エレクトロウェッティング装置60´は又、2つの透明層48´及び49´を備えている。透明層49´は導電層46´を覆っている。シリンダ43´の一の部分は、図5に示す実施形態の第1流体ではない同じ流体で満たされている。シリンダンの他の一部は、図5に示されている実施形態の第2流体ではない同じ第1流体で満たされている。非混和性流体50及び51は、図5に示す電圧Vではない同じ電圧を与える電圧源54´により制御される、図5に示しているメニスカス52ではない同じ形状及び曲率半径を有するメニスカス52´により分離されている。
又、図8に示すように、エレクトロウェッティング装置60″は導電性材料から成るシリンダ43´を有する。シリンダ43″は絶縁層44″がコーティングされている。そのシリンダの内側には、流体接触層45″を備えている。導電性のシリンダ43″は、前記第2レンズ要素に対する共通電極を構成する。前記第2レンズ要素の第2電極は、放射線を通過させるための中央透過領域を有する環状導電層47″により構成されている。エレクトロウェッティング装置60″は又、2つの透明層48″及び49″を備えている。透明層49″は導電層47″を覆っている。シリンダ43″の一の部分は、図5に示す実施形態の第1流体ではない同じ流体で満たされている。シリンダンの他の一部は、図5に示されている実施形態の第2流体ではない同じ第1流体で満たされている。非混和性流体50及び51は、図5に示す電圧Vではない同じ電圧を与える電圧源55″により制御される、図5に示しているメニスカス53ではない同じ形状及び曲率半径を有するメニスカス53″により分離されている。
走査スポットパワースイッチ202はコリメータレンズ8と対物レンズ10との間に配置され、これにより、無限の対象および画像共役の両方を有するテレスコープ状配置を構成することを注記しておく。
図9に示す実施形態においては、放射ビーム4(それ故、放射ビーム25)は、X軸か又はY軸のどちらかに平行な偏光軸に沿って線形偏光される。以下、“p⊥”は、図中の破線により表され、X軸に平行な軸方向の線形偏光の状態である。“p‖”は、図中の矢印により表され、X軸に垂直な軸方向の線形偏光の状態である。又、その実施形態において、第1ビームスプリッタ9は、放射源7とコリメータレンズ8との間に配置されている。更に、ビームスプリッタ9は偏光ビームスプリッタであり、それ故、そのビームスプリッタに入射する放射ビームは、ビームが偏光p⊥を有するときに検出システムの方に反射し、ビームが偏光p‖を有するときにパワースイッチ203の方に透過する。
パワースイッチ203は、偏光スイッチ70、第1ミラー71、第2ミラー72、第1の1/4波長プレート73、第2の1/4波長プレート74、第3の1/4波長プレート75及び第2偏光ビームスプリッタ76を有する。偏光ビームスプリッタ76は、そのビームの偏光に依存して、スプリッタ76に入射するいずれの放射ビームを反射する及び透過することができる。偏光ビームスプリッタ76は、偏光p‖を有するビームを透過し、偏光p⊥を有するビームを反射する。第1ミラー71は、偏光ビームスプリッタ76の一の側に配置されている。そのミラーの光軸は光軸11に対して垂直である、即ち、O軸に対して平行である。第2ミラー72は、偏光ビームミラー76の他の側に配置されている。そのミラーの光軸は光軸11に対して垂直である、即ち、O軸に対して平行である。その実施形態において、ミラー71及び72はガウス形テレスコピック配置を形成する、即ち、ミラー71の画像焦点はミラー72の対象焦点である。第1の1/4波長プレート73は、ミラー71と同じ光軸を有するように、ミラー71と偏光ビームスプリッタ76との間に配置されている。第2の1/4波長プレート74は、ミラー72と同じ光軸を有するように、ミラー72と偏光ビームスプリッタ76との間に配置されている。第3の1/4波長プレート75は、対物レンズ10の光軸11と同じ光軸を有するように、対物レンズ10と偏光ビームスプリッタ76との間に配置されている。偏光スイッチ70は、その実施形態においては、コリメータレンズ8と第2ビームスプリッタ76との間であって、第1ビームスプリッタ9により透過される放射ビームの光軸11と同じ光軸において配置されている。偏光スイッチ70は、偏光p⊥及びp‖の間のその放射ビームの変更を変化させることができる。偏光スイッチ70は、単なる例示としては、電気的制御可能液晶セルを有する。図9に示している実施形態においては、偏光スイッチ70は、第2偏光ビームスプリッタ76からもたらされる又はそれにもたらされる放射ビームの偏光が書き込みモードにおいてスイッチングされ、読み出しモードにおいて変更されないように、備えられている。
その実施形態においては、書き込みモード及び読み出しモードそれぞれにおける放射ビーム25のサイズの減少及び増加が、ビームの偏光をスイッチングすることによりパワースイッチ203により伝搬される放射ビームの光軸を変化させることにより実行される。図10Aは、書き込みモードにおいて動作する、図9に示す走査スポットパワースイッチ203を備えている走査装置1の特定の光学構成要素を示している。図10Bは、読み出しモードにおいて動作する同じ光学構成要素を示している。特に、パワースイッチ203を通る放射ビーム25のリム光線の経路は、放射源7から記録担体3への破線により及び記録担体3から検出器24への実線により、図10A(書き込みモード)及び図10B(読み出しモード)において示されている。
図10A(書き込みモード)に示すように、放射ビーム4は偏光p‖を有し、それ故、偏光ビームスプリッタ9はコリメータレンズ8の方にそのビームを透過する。偏光p‖を有する平行にされたビーム17はパワースイッチ203に入射し、偏光スイッチ70に入射する。その実施形態であって、書き込みモードにおいて、偏光スイッチ70は偏光p‖を偏光p⊥に変える。それ故、第2偏光ビームスプリッタ76に入射する放射ビームは偏光p⊥を有する。スプリッタ76は、プレート73によりミラー71の方にそのビームを反射する。ミラー71は、次いで、再び、プレート73によりビームスプリッタ76の
方にそのビームを反射し、それ故、そのビームは、ここでは、偏光p‖を有する。それ故、ビームスプリッタ76は、プレート74により第2ミラー72の方にそのビームを透過する。ミラー72は、次いで、再び、プレート74によりビームスプリッタ76の方にそのビームを反射し、それ故、そのビームは、ここでは、偏光p⊥を有する。それ故、ビームスプリッタ76は、プレート75により対物レンズ10の方にそのビームを反射する。情報層2における反射の後、ビームは、対物レンズ10及びプレート75によりビームスプリッタ76に伝搬し、それ故、ビームは、ここでは、偏光p‖を有する。従って、ビームスプリッタ76は、偏光p‖を有するそのビームを偏光スイッチ70の方に透過する。又、その実施形態であって、書き込みモードにおいて、偏光スイッチ70は偏光p‖から偏光p⊥に変える。それ故、偏光スイッチ70から発生する放射ビームは偏光p⊥を有し、コリメータレンズ8により第1偏光ビームスプリッタに伝搬する。スプリッタ9は検出器24の方にそのビームを反射する。
図10B(読み出しモード)に示すように、放射ビーム4は偏光p‖を有し、それ故、偏光ビームスプリッタ9はコリメータレンズ8の方にそのビームを透過する。偏光p‖を有する平行にされたビーム17はパワースイッチ203に入射し、偏光スイッチ70に入射する。その実施形態であって、読み込みモードにおいて、偏光スイッチ70は偏光を変えない。それ故、第2偏光ビームスプリッタ76に入射する放射ビームは偏光p‖を有する。スプリッタ76は、プレート75により対物レンズの方にそのビームを透過する。情報層2における反射の後、ビームは対物レンズ10及びプレート75によりビームスプリッタ76に伝搬し、それ故、そのビームは、ここで、偏光p⊥を有する。従って、ビームスプリッタ76は、プレート72によりミラー72の方にそのビームを反射する。ミラー72は、次いで、再び、プレート74によりビームスプリッタ76の方にそのビームを反射し、それ故、そのビームは、ここでは、偏光p‖を有する。従って、ビームスプリッタ76は、プレート73により第2ミラー71の方にそのビームを反射する。ミラー71は、次いで、再び、プレート73によりビームスプリッタ76の方にビームを反射し、それ故、ビームは、ここでは、偏光p⊥を反射する。それ故、ビームスプリッタは、偏光p⊥を有するそのビームを偏光スイッチ70の方に反射する。又、その実施形態であって、読出しモードにおいて、偏光を変えない。それ故、偏光スイッチ70から発生する放射ビームは偏光p⊥を有し、コリメータレンズ8により第1偏光ビームスプリッタに伝搬する。スプリッタ9は検出器24の方にそのビームを反射する。
距離hwriting及びhreadingは、第2ビームスプリッタ6、ミラー71及び72、並びにプレート73、74及び75の設計パラメータに依存する。距離hwriting及びhreadingは、その実施形態において、次式により与えられ、
writing/hreading=f/f (8)
ここで、“f”及び“f”はミラー71及び72それぞれの画像焦点長さである。
単なる例示として、表IIIは、書き込みモード及び読み出しモードにおける焦点長さf及びfの値と、式(8a)及び(8b)に従った、対応する高さhwriting及びhreadingを示している。
Figure 0004376785
それ故、及び表Iを参照して、焦点長さf及びfの適切な選択により、対物レンズ10に入射するビーム25のリム強度が、読み見出しモードにおいて、光パワーPがPreadingに等しくなるように、Irim,readingに等しく、及び、書き込みモードにおいて、光パワーPがPwritingに等しくなるように、Irim,writingに等しい、放射ビーム25に平行にされた放射ビーム17を変換することが可能である。表Iを参照して既に説明したように、図9に示すパワースイッチを備え、光走査装置1における光透過損失がない場合、理想的には、比Pwriting/Preadingは略125%に等しい。
走査スポットパワースイッチ203がコリメータレンズ8と対物レンズ10との間に配置され、それにより、無限の対象及び画像共役の両方を有するテレスコープ状配置を構成することを注記しておく。
同時提出の特許請求の範囲において規定された本発明の範囲から逸脱することなく、上記の明細書に関連して、種々の変更及び修正が可能であることが理解される必要がある。
第1又は第2走査スポットパワースイッチの代替として、エレクトロウェッティング装置の入射面又は射出面は、例えば、回折構造又はコリメータレンズ等のレンズとして機能するように設計されることが可能である。
本発明に従った光走査装置の構成要素を示す模式図である。 書き込みモード又は読み出しモードのどちらかにおいて動作する、図1の走査装置のパワースイッチの入射瞳における強度を表す2つのそれぞれの曲線を示す図である。 書き込みモードにおいて動作する図1に示す走査装置のパワースイッチの射出瞳における強度を表す2つのそれぞれの曲線を示す図である。 書き込みモードにおいて動作する図1に示す走査装置のパワースイッチの射出瞳における強度を表す2つのそれぞれの曲線を示す図である。 読み出しモードにおいて動作する図1に示す走査装置のパワースイッチの射出瞳における強度を表す2つのそれぞれの曲線を示す図である。 読み出しモードにおいて動作する図1に示す走査装置のパワースイッチの射出瞳における強度を表す2つのそれぞれの曲線を示す図である。 図1に示すパワースイッチの第1実施形態の断面図である。 書き込みモードにおいて動作する図5に示す走査装置のパワースイッチを備えた図1に示す走査装置の特定の光学構成要素を示す図である。 読み出しモードにおいて動作する図5に示す走査装置のパワースイッチを備えた図1に示す走査装置の特定の光学構成要素を示す図である。 図5に示すパワースイッチの断面の模式図である。 図1に示すパワースイッチの第1実施形態の断面図である。 図1に示すパワースイッチの第3実施形態の断面図である。 書き込みモードにおいて動作する図9に示すパワースイッチを備えた図1に示す走査装置の特定の光学構成要素を示す図である。 読み出しモードにおいて動作する図5に示すパワースイッチを備えた図1に示す走査装置の特定の光学構成要素を示す図である。

Claims (7)

  1. 書き込みモード及び読出しモードにおいて放射ビームにより情報層を走査する光走査装置であって:
    前記放射ビームを放射する放射源;
    前記情報層の位置に走査スポットを形成するように前記放射ビームを収束するために光軸を有する対物レンズ;及び
    前記書き込みモードにおける第1光パワーレベルと前記読み出しモードにおけるより低い第2光パワーレベルとの間前記走査スポットの光パワーをスイッチングするために前記放射ビームの光路に備えられている走査スポットパワースイッチ;
    を有する光走査装置であり、
    前記走査スポットパワースイッチは、前記書き込みモードにおける第1リム強度レベルと前記読み出しモードにおけるより高い第2リム強度レベルとの間で前記放射ビームのリム強度をスイッチングするように、それにより、前記書き込みモードにおける前記第1光パワーレベルと前記読出しモードにおける前記第2光パワーレベルとの間で前記走査スポットの前記光パワーをスイッチングするように、前記書き込みモードにおける第1サイズと前記読み出しモードにおけるより大きい第2サイズとの間で、前記走査スポットパワースイッチの出口から放射される前記放射ビームの断面のサイズをスイッチングするように更に備えられている;
    ことを特徴とする光走査装置。
  2. 請求項1に記載の光走査装置であって、前記放射源と前記走査スポットパワースイッチとの間に備えられているコリメータレンズを更に有し、前記放射ビームの断面が前記書き込みモードにおける前記第1サイズ及び前記読出しモードにおける前記第2サイズを有するように、前記走査スポットパワースイッチが前記書き込みモードと前記読出しモードとの間のスイッチング可能横倍率を有するテレスコープ状配置を構成する、ことを特徴とする光走査装置。
  3. 請求項1又は2に記載の光走査装置であって、前記走査スポットパワースイッチは、前記放射ビームの断面が前記書き込みモードにおける前記第1サイズ及び前記読出しモードにおける前記第2サイズを有するように電気的に調節可能である形状の第1メニスカス及び第2メニスカスを有する可変焦点液体レンズを有する、ことを特徴とする光走査装置。
  4. 請求項1又は2に記載の光走査装置であって、前記放射ビームは第1偏光か又は異なる第2偏光のどちらかを有し、前記走査スポットパワースイッチは:
    偏光に依存する前記放射ビームを反射及び透過することができる偏光ビームスプリッタ;
    前記偏光ビームスプリッタの一の側に備えられている第1ミラー及び前記偏光ビームスプリッタの他の側に備えられている第2ミラー;
    前記偏光ビームスプリッタと前記第1ミラーとの間に備えられている第1の1/4波長プレート;
    前記偏光ビームスプリッタと前記第2ミラーとの間に備えられている第2の1/4波長プレート;
    前記偏光ビームスプリッタと前記対物レンズとの間に備えられている第3の1/4波長プレート;並びに
    前記放射ビームの前記断面が前記書き込みモードにおける前記第1サイズ及び前記読み出しモードにおける前記第2サイズを有するように前記第1偏光と前記第2偏光との間前記放射ビームの偏光を変えることができる、前記放射ビームの前記光路に備えられている偏光スイッチ;
    を有する、ことを特徴とする光走査装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれ一項に記載の光走査装置であって、検出システム、焦点エラー信号及び/又はラジアルトラッキングエラー信号を供給するように備えられ、走査されるようになっている前記情報層のトラック及び/又は前記情報層の位置に対して前記走査スポットの位置を制御する前記焦点エラー信号及び/又はラジアルトラッキングエラー信号前記に応答するアクチュエータ及びサーボ回路を更に有する、ことを特徴とする光走査装置。
  6. 請求項5に記載の光走査装置であって、エラー補正のための情報処理ユニットを更に有する、ことを特徴とする光走査装置。
  7. 書き込みモード及び読出しモードにおいて放射ビームにより光記録担体を走査する光走査装置に適切な走査スポットパワースイッチであって、該走査スポットパワースイッチは、前記書き込みモードにおける第1光パワーレベルと前記読み出しモードにおける低い第2光パワーレベルとの間走査スポットの光パワーをスイッチングするために備えられてい、前記書き込みモードにおける第1リム強度と前記読出しモードにおけるより高い第2リム強度との間で前記放射ビームのリム強度をスイッチングするように、それにより、第1モードにおける第1光パワーレベルと第2モードにおける第2光パワーとの間で前記走査スポットの前記光パワーをスイッチングするように、前記書き込みモードにおける第1サイズと前記読出しモードにおける大きい第2サイズとの間で、前記走査スポットパワースイッチの出口から放射される前記放射ビームの断面のサイズをスイッチングするように更に備えられている、ことを特徴とする走査スポットパワースイッチ。
JP2004537402A 2002-09-19 2003-09-12 光走査装置 Expired - Lifetime JP4376785B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP02078939 2002-09-19
EP02080016 2002-11-29
PCT/IB2003/003935 WO2004027769A1 (en) 2002-09-19 2003-09-12 Optical scanning device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006500710A JP2006500710A (ja) 2006-01-05
JP4376785B2 true JP4376785B2 (ja) 2009-12-02

Family

ID=32031775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004537402A Expired - Lifetime JP4376785B2 (ja) 2002-09-19 2003-09-12 光走査装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7170832B2 (ja)
EP (1) EP1543513A1 (ja)
JP (1) JP4376785B2 (ja)
KR (1) KR20050057451A (ja)
CN (1) CN100446098C (ja)
AU (1) AU2003259476A1 (ja)
TW (1) TW200405305A (ja)
WO (1) WO2004027769A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040213097A1 (en) * 2003-04-25 2004-10-28 Konica Minolta Opto, Inc. Optical pick-up device
WO2004102253A1 (en) * 2003-05-14 2004-11-25 Koninklijke Philips Electronics N.V. Variable shape lens
KR101194701B1 (ko) * 2004-03-04 2012-10-31 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 광 빔에 광학수차를 도입하는 광학 부재
KR20060134127A (ko) * 2004-03-31 2006-12-27 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 광학 주사 장치
US7121998B1 (en) * 2004-06-08 2006-10-17 Eurica Califorrniaa Vented microcradle for prenidial incubator
WO2006035348A1 (en) * 2004-09-28 2006-04-06 Koninklijke Philips Electronics N.V. Optical scanning device
WO2006054215A1 (en) * 2004-11-16 2006-05-26 Koninklijke Philips Electronics N.V. Optical head with switchable diameter of the radiation spot on the radiation detector
JP2008521044A (ja) * 2004-11-17 2008-06-19 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 流体紫外レンズ
KR20070089243A (ko) * 2004-12-21 2007-08-30 코닌클리즈케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 광분포 장치
WO2006070329A2 (en) * 2004-12-29 2006-07-06 Koninklijke Philips Electronics N.V. Dual layer readout with improved tolerances
US7657182B2 (en) 2005-08-04 2010-02-02 Panasonic Corporation Liquid lens optical transmitter system
CN101421784B (zh) * 2006-04-18 2011-01-12 松下电器产业株式会社 光学信息记录再生装置
WO2008097440A2 (en) * 2007-02-05 2008-08-14 Xtreme Energetics Inc. Electro-wetting optical light steering
US20100019126A1 (en) * 2007-03-13 2010-01-28 Ryuichi Katayama Optical head device, optical information recording/reproducing device, and optical information recording/reproducing method thereof
US20100060991A1 (en) * 2008-09-11 2010-03-11 Omnivision Technologies, Inc. Electrically-Controlled, Variable Focal Length Liquid-Based Optical Imaging Apparatus and Method
WO2010084200A1 (de) * 2009-01-26 2010-07-29 Seereal Technologies S.A. Einrichtung zur amplitudenmodulation
US8659835B2 (en) * 2009-03-13 2014-02-25 Optotune Ag Lens systems and method
US8699141B2 (en) 2009-03-13 2014-04-15 Knowles Electronics, Llc Lens assembly apparatus and method
JP2010218608A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Hitachi Ltd 光情報記録再生方法及び装置及び媒体
DE102012204068A1 (de) * 2012-03-15 2013-09-19 Zumtobel Lighting Gmbh Leuchte mit im Wesentlichen punktförmiger Lichtquelle und zugeordnetem optischen System
CN104655028B (zh) * 2013-11-22 2017-08-22 睿励科学仪器(上海)有限公司 用于半导体基片测量的聚焦系统与聚焦方法
EP3657503B1 (en) 2013-11-28 2022-05-25 Shanghai Naguang Information Technology Corporation Method of optically reading data

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4363113A (en) 1975-02-10 1982-12-07 Seiscom Delta, Inc. Seismic exploration with simulated plane waves
US4307929A (en) 1979-08-29 1981-12-29 Eveleth Jason H Method of scanning a laser beam in a straight line
EP0156141B1 (en) * 1984-03-09 1992-05-13 Hitachi, Ltd. Prism optics and optical information processing apparatus
US4737906A (en) 1985-09-27 1988-04-12 International Business Machines Corporation Multiple virtual control unit
JPH02246030A (ja) * 1989-03-17 1990-10-01 Ricoh Co Ltd 光情報記録再生装置
JPH0628672A (ja) * 1992-06-12 1994-02-04 Senri Oyo Keisoku Kenkyusho:Kk 光学的データ記憶体並びにこの記録装置及び記録再生装置
JP3488261B2 (ja) * 1992-07-27 2004-01-19 三洋電機株式会社 光記録媒体の再生方法及び再生装置
DE69332730T2 (de) * 1992-08-07 2003-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd Optisches Speichergerät
JPH08102079A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学ヘッド
US5737299A (en) * 1996-10-18 1998-04-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical pickup apparatus having wave plates
JP3571168B2 (ja) 1997-03-28 2004-09-29 株式会社東芝 光ディスク装置
JPH11126363A (ja) * 1997-10-24 1999-05-11 Sony Corp 光学式情報記録再生装置
JPH11194207A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Fuji Photo Optical Co Ltd 回折型フィルタ
JPH11259895A (ja) 1998-03-09 1999-09-24 Fuji Electric Co Ltd 多層記録用光ヘッド
JPH11316965A (ja) * 1998-05-06 1999-11-16 Sony Corp 光学式情報記録再生装置および方法
JP2000221388A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Fuji Photo Optical Co Ltd 光束径可変型対物レンズおよびこれを用いた光学装置
JP2001307365A (ja) 2000-04-24 2001-11-02 Toshiba Corp 光学ヘッド装置、光ディスク装置
JP2001357557A (ja) * 2001-05-14 2001-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学ヘッド
JP3794940B2 (ja) * 2001-06-19 2006-07-12 株式会社日立製作所 対物レンズ光学系、光ヘッド及び光情報再生装置
US6940794B2 (en) * 2001-08-03 2005-09-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording/reproducing apparatus that determines the number of recording layers of an information recording medium
JP4240883B2 (ja) * 2001-12-27 2009-03-18 ソニー株式会社 光ヘッド及び光記録媒体駆動装置
JP2002267810A (ja) * 2002-01-21 2002-09-18 Fujitsu Ltd 光強度変換素子及び光学装置
KR100988705B1 (ko) * 2002-08-29 2010-10-18 소니 주식회사 광헤드 및 광기록 매체 구동 장치

Also Published As

Publication number Publication date
CN100446098C (zh) 2008-12-24
TW200405305A (en) 2004-04-01
US20060087711A1 (en) 2006-04-27
US7170832B2 (en) 2007-01-30
CN1682294A (zh) 2005-10-12
KR20050057451A (ko) 2005-06-16
AU2003259476A1 (en) 2004-04-08
JP2006500710A (ja) 2006-01-05
WO2004027769A1 (en) 2004-04-01
EP1543513A1 (en) 2005-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4376785B2 (ja) 光走査装置
US6034797A (en) Prism-type objective lens for the pickup head of an optical disc drive capable of driving two types of optical discs
KR20070087214A (ko) 수차 교정장치
KR20080022186A (ko) 2개의 메니스커스를 갖는 가변 유체 렌즈
KR20060134127A (ko) 광학 주사 장치
US20080205242A1 (en) Multi-Radiation Beam Optical Scanning Device
JP2006518906A (ja) 2つの非混和性流体のインターフェイスによって形成された可変レンズを有する光ディスク記録/再生装置用の対物レンズ
JPH11339310A (ja) 光ピックアップ装置
EP1875278A1 (en) Variable focus lens
JP2005515580A (ja) 光走査デバイス
EP0824753A1 (en) Objective lens and scanning device using such an objective lens
JP2006511007A (ja) 光走査デバイス
JP2009170072A (ja) 光ピックアップ光学系、これを用いた光ピックアップ装置
KR20060040678A (ko) 가변 빔 정형소자
JP2005535063A (ja) 2種類の材料で形成された対物レンズを含むスキャン装置
JP2005535066A (ja) レンズ保護デバイスを備えた対物系を含む走査デバイス
JP2008546032A (ja) スイッチング可能光学要素
JP2005513693A6 (ja) 光学走査デバイス
JP2005513693A (ja) 光学走査デバイス
KR20030019961A (ko) 광 기록 및 재생 시스템용 광학렌즈
JPH11296889A (ja) 高開口数光学系、及び光磁気用光学ヘッド
JP2005535067A (ja) 単独材料で形成された対物レンズ系を含むスキャン装置
WO2006035348A1 (en) Optical scanning device
KR20010029132A (ko) 광디스크 경사 보정장치 및 이를 채용한 광픽업장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090424

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090825

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3