JP4376502B2 - 倒立型揮散装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内等の空間に、液体製剤に含まれた、芳香剤や消臭剤等の有効成分を、安定的且つ均一に十分量揮散及び拡散させることができる揮散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
揮散用担体を設けた揮散装置としては、液体製剤の収納された容器の下方に揮散用担体を備えた、いわゆる倒立型揮散装置が検討されている。このような倒立型揮散装置においては、密閉容器の下方に吸液材を具備し、該吸液材を介して揮散用担体に芳香成分等の有効成分を含む液体製剤を供給して含浸させ、有効成分を揮散させるように構成されたものが検討されている。
ところが、上記のような倒立型揮散装置は、芳香、消臭等の有効成分を室内等の空間に十分にいきわたらせる、所定の効果を安定的に持続させることが求めらており、この点においては改善の余地があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、液体製剤中の有効成分を十分量且つ安定的に揮散させることができる倒立型揮散装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明者らによる鋭意検討の結果、吸液材を用いて揮散用担体へ液体製剤を供給した場合、揮散用担体の密度により、吸収される液量(吸液量)に差が生じ、その結果として、揮散用担体の密度が高すぎると、吸液材から供給される液体製剤は揮散用担体の隅々に迅速にいきわたらず、また密度が低すぎると、液体製剤は揮散用担体に十分量がいきわたらず、揮散用担体での液体製剤の拡散性が悪くなり、有効成分の十分な揮散性能が得られないことがわかった。
【0005】
そこで本発明者らは、下方に吸液材を有するとともにその吸液材の少なくとも一部が容器外部に露呈しており且つ有効成分を含有する液体製剤が内部に収納された密閉容器と、前記吸液材を介して前記液体製剤が供給される揮散用担体とを備え、前記揮散用担体が多孔性材料からなり、面積を32mm2とし、厚さを5mmとしたとき前記揮散用担体の50分後の吸液量が7.5g以上であることを特徴とする倒立型揮散装置によって上記課題を解決できることを見出した。
上記構成の揮散装置によれば前記揮散用担体が多孔性材料からなり、面積を32mm2とし、厚さを5mmとしたとき前記揮散用担体の50分後の吸液量が7.5g以上とすることで、十分量の液体製剤が揮散用担体に保持され、その結果、液体製剤中の有効成分を十分量かつ安定的に揮散させることができる。
【0006】
上記の構成において、前記揮散用担体の密度が0.15〜0.25g/cm3であることが好ましい。
上記構成の揮散装置によれば、揮散用担体の密度を0.15〜0.25g/cm3とすることで、十分量の液体製剤が揮散用担体に保持され、その結果、液体製剤中の有効成分を十分量かつ安定的に揮散させることができる。
【0007】
また、本発明者らは、下方に吸液材を有するとともにその吸液材の少なくとも一部が容器外部に露呈しており且つ有効成分を含有する液体製剤が内部に収納された密閉容器と、前記吸液材を介して前記液体製剤が供給される揮散用担体とを備え、前記吸液材と前記揮散用担体とが液拡散シートを介して面接触している倒立型揮散装置において、前記揮散用担体がパルプを含み密度が0.15〜0.25g/cm 3 で成るものであり、前記液拡散シートで前記揮散用担体の吸液材に面する側の全体を覆い、かつ前記吸液材を前記液拡散シートに面接触させることにより前記密度の揮散用担体だけの場合よりも前記液体製剤を短時間で前記揮散用担体の広い面積に短時間に均一に拡げるようにしたことによって、上記課題を解決できることを見出した。
上記揮散装置によれば、吸液材と揮散用担体が面接触することで吸液材を介して揮散用担体に供給される液体製剤の量がほぼ一定となる。吸液材と揮散用担体が面接触する構成とすれば、点接触又は線接触する構成に比して吸液材を介して揮散用担体に供給される液体製剤の量を常に多くすることができる。従って、この揮散装置によれば、液体製剤中の有効成分を十分量かつ安定的に揮散させることができる。また、液体製剤が液拡散シートによって揮散用担体に均一に拡散され、また、液体製剤が短時間に広い面積に拡がるので香立ち速度が向上する。
【0008】
本発明の揮散用担体は、その材質として、液体製剤を保持でき且つ液体製剤の有効成分を揮散させることができるものであればいずれのものでも使用でき、具体的には、樹脂、パルプ等の有機材料やガラス等の無機材料の多孔性材料を用いることができる。揮散用担体の材質として、パルプや不織布を用いることが好ましい。また、揮散用担体が複数の材質からなっていてもよい。例えば揮散用担体は、パルプを主原料としバインダーで接着させたものであって、表面の強度、保形性のために表裏面にティッシュ状のパルプ材、不織布などを張った構成とすることが好ましい。
また、揮散用担体に予め所定量の液体製剤を保持させておくことで、使用開始時に開封と同時に、保持された液体製剤の有効成分が揮散する効果を得られるようにしてもよい。
揮散用担体の厚みは2〜12mmとすることが好ましく、5〜10mmとすることがより好ましい。揮散用担体の形状は、例えば、縦を60〜100mm、横を60〜100mmとする正方形または長方形、またはそれに見合った面積の楕円形のもの、円形のもの、多角形のもの等を挙げることができる。
揮散用担体は板状とした場合には、その片面の表面積を50〜65cm2とすることが好ましく、55〜65cm2とすることがより好ましい。
【0009】
吸液材の材質としては、無機材料、有機材料のいずれでも用いることができる。好ましくは樹脂であり、具体的にはポリエチレンテレフタレート(以下、PETともいう)、アクリル樹脂(以下、PAともいう)、ポリプロピレン、ポリエチレンの1種あるいは2種以上を挙げることができる。
【0010】
そして、吸液材としては、気液の交換ができる特性を有するものがよい。ここで、気液の交換ができる特性を有する吸液材とは、容器内の液体製剤等の液体が吸液材内部に浸透し容器外部に排出されるとともに、容器外部から空気等の気体が吸液材内部に浸透し容器内部で吸液材外部に排出できる特性を有する吸液材のことを意味する。
【0011】
気液の交換ができる特性を有する吸液材としては、多孔性材料であることが好ましく、例えば、PET又はPAを用いた多孔性材料であることが好ましい。また、気液の交換ができる特性を有する吸液材の空隙率、断面の大きさ等は、容器内部の液体製剤の量、液体製剤の粘度等の諸条件により適宜設定することが好ましい。
気液の交換ができる特性を有する吸液材を用いる場合は、通常気孔率20%以上を有することが好ましく、より好ましくは気孔率20〜80%、更に好ましくは30〜80%である。
【0012】
揮散用担体には、揮散用担体の本体の一部を折り曲げることで、本体から所定の交差角度を保つように立ち上げられた立ち上げ部位を形成してもよい。または、別体の立ち上げ部位を本体の所定箇所に接続してもよい。立ち上げ部位は、本体から上方に立ち上がっていてもよいし、下方に立ち上がっていてもよい。
立ち上げ部位を設けることで、揮散用担体の、揮散に供する表面積(揮散表面積)が増加するが、揮散表面積は、揮散用担体の全表面積の、60〜90%とするのが好ましい。
十分量の有効成分を揮散用担体にまんべんなく迅速にいきわたらせるために、立ち上げ部位の、本体表面からの高さは、1〜10cmとするのが好ましく、2〜5cmとするのがより好ましい。このような立ち上げ部位を備えた揮散用担体は、立ち上げ部位の裏面も揮散表面として作用するため、立ち上げ部位を有しない揮散用担体で同等の揮散表面を得ようとした場合に比べて、コンパクトになる。
【0013】
本発明に用いることができる液体製剤としては、有効成分として芳香成分及び/又は消臭成分等を含むものが挙げられる。
芳香成分としては、例えば、ハッカ油、ペパーミント油、スペアミント油、イグサ、ヒノキ、シトロネラ、シトラール、シトロネラール、レモン、レモングラス、オレンジ、ユーカリ、ラベンダー等の精油成分及びそれらから得られる芳香成分を挙げることができる。
消臭成分としては、例えば、メタクリル酸ラウリル、メチル化サイクロデキストリン、植物抽出エキス(例えば、ツバキ、バラ、キク、マツ、スギ、オオバコ等から得られるエキス)、植物精油(例えば、茶抽出物、カテキン、植物ポリフェノール、リナロール、メントール、ボルネオール)、界面活性剤等が挙げられる。
【0014】
液体製剤中における芳香成分及び消臭成分の合計量は、製剤全重量に対して、一般的に0.5〜10重量%、好ましくは1〜5重量%である。
液体製剤は、その他の添加剤として、硬化油、グリセリン又はその誘導体、脂肪酸又はその誘導体、アルコール、多価アルコール又はこれらの誘導体、界面活性剤(例えば、アルキル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルなど)、タール色素、ベンガラ等の色素、防腐剤等の保存剤などを含有することもできる。これらその他の添加剤の製剤中での含有量は、一般的に10重量%以下である。液体製剤は、更にキレート剤、粘度調整剤、比重調整剤、紫外線防止剤、酸化防止剤等を含んでいてもよい。本発明における液体製剤は、上記各成分を、水、アルコール、有機溶媒等を用いて適宜調整することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明にかかる揮散用担体を設けた倒立型揮散装置の一例を示す全体斜視図である。図2は、図1の倒立型揮散装置の断面図である。
図1に示す倒立型揮散装置(以下、揮散装置)10は、内部に有効成分を含有する液体製剤2を収納した密閉容器1と、底壁に周壁を立設して概略構成された外容器6とを備えている。外容器6は、密閉容器1の下側を支持している。
【0016】
密閉容器1の下方には開口部が設けられ、栓4によって塞がれている。栓4の中央部に設けた貫通孔には柱状の吸液材3が装着されている。吸液材3は、密閉容器1から下方に露呈している。吸液材3の下側(密閉容器1から露呈した側)の先端面は平坦面となるように形成されている。
外容器6の底壁上には、揮散用担体5が配設されている。図2に示すように、吸液材3の先端面と揮散用担体5の平坦な上面とが面接触するように構成されている。
外容器6の周壁には、複数の揮散用開口7が周方向に間隔をあけて設けられている。
【0017】
本実施形態において、吸液材3と揮散用担体5とが面接触している構成としたので、吸液材3を介して揮散用担体5に供給される液体製剤2の量を、吸液材3と揮散用担体5とが点接触又は線接触する構成に比して、常に多くすることができる。従って、揮散装置10によれば、液体製剤2中の有効成分を十分量かつ安定的に揮散させることを実現することができる。
【0018】
上記のように、吸液材3と揮散用担体5とが面接触するように、外容器6によって密閉容器1を支持する位置を設定した構成とすることが好ましい。例えば、揮散装置10は、吸液材3と揮散用担体5とが面接触する位置になるように、密閉容器1又は吸液材3を保持する保持部を備えていることが好ましい。
ここで、保持部とは、例えば、吸液材3と揮散用担体5との相対位置を保持するため、外容器6の天面(周壁の上部から水平に延びる面)に密閉容器1の円周長に合わせて設けられた開口である。開口には複数の支持部材を設け、この支持部材によって密閉容器を固定するなどの構成としてもよい。
【0019】
密閉容器1に蓄えられた液体製剤2は、吸液材3に吸収され、重力によって吸液材の下側先端部に移動する。吸液材3の下側先端部から液体製剤が揮散用担体5に浸透するようになっている。揮散用担体5から揮散した液体製剤の芳香成分が、外容器6に設けられた揮散用開口7から外部に拡散される。
揮散用担体5には、密閉容器1から吸液材3を介して定量的に液体製剤が供給される。
【0020】
上記のような構成の揮散装置10に設けられる揮散用担体5は、多孔性材料からなり、面積を32mm2とし、厚さを5mmとしたとき(つまり、体積を160mm2)前記揮散用担体の50分後の吸液量が7.5g以上であるように構成されている。
また、揮散装置10は、揮散用担体5の密度が0.15〜0.25g/cm3の範囲になるように構成されている。
このような構成の揮散用担体5によれば、吸液材に含まれている液体製剤が揮散用担体全体に迅速に拡散・保持され、液体製剤に含まれる有効成分の拡散性能を優れたものとする。
【0021】
【実施例】
図1に示したような揮散装置に用いられる揮散用担体について、その密度の違いによる液体製剤の保持量(吸液量)の変化を、下記のような試験方法で確かめた。
容積220mlのガラス製容器に下記の芳香消臭液を200ml入れ、この容器の開口部分をゴム栓で塞ぐ。ゴム栓には、吸液材として機能する柱状の芯が貫通している。本試験において、芯の材質はポリエチレンテレフタレート(PEТ)である。
【0022】
芳香消臭液(液体製剤)の処方
(成分) (量)
エタノール 10.0g
アニオン系界面活性剤 3.0g
ノニオン系界面活性剤 7.0g
レモン香料 8.0g
黄色4号 0.1g
精製水 適量
(合計) 200.0ml
【0023】
揮散用担体としては、密度が0.13g/cm3のもの(以下、サンプル1とする。)、0.2g/cm3のもの(以下、サンプル2とする。)、0.28g/cm3のもの(以下、サンプル3とする。)を用いた。本試験で用いる揮散用担体は、いずれも主としてパルプ材からなるもので、楕円板形状を有し、その上面は長径78mm、短径54mmで、面積が32mm2であり、厚さは5mmである。これら揮散用担体に上記容器から吸液材を介して液体製剤を供給し、サンプル1、サンプル2、サンプル3におけるそれぞれの時間経過に伴う保持量(吸液量(g))を求めた。
本試験の結果を下記の表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
上記の試験から、サンプル2が最も吸液量が多く倒立型揮散装置における揮散用担体として優れていることがわかった。一方で、最も低い密度を有するサンプル1と、最も高い密度を有するサンプル3は、サンプル2に比べて吸液量が少ないことがわかった。
この試験の結果から、揮散用担体として、面積及び厚さに対する吸液量、または、その密度が重要であることがわかった。
【0026】
次に、吸液材である芯としてポリアクリル(PA)芯を用いて上記と同様な試験を行った。揮散用担体としてサンプル2を用い、上面の面積を60cm2とした。
本試験において、60分毎の揮散用担体の吸液量(g)を調べた。その結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】
表2に示したように、この試験の結果によれば、芯の材質をPAとした場合でも、面積を32mm2とし、厚さを5mmとしたとき(つまり、体積を160mm2)前記揮散用担体の50分後の吸液量が7.5g以上とすれば、吸液量が大きくなり、芯から効率よく液体製剤を保持することができることがわかった。
また、揮散用担体は、その密度を0.2g/cm3(0.15〜0.25g/cm3の範囲内)とすれば、揮散用担体の面積を大きくすることによって、吸液量が大きくなり、芯から効率よく液体製剤を保持することができることがわかった。
【0029】
なお、本発明は、前述した実施例に限定されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。
例えば、図3に示すように、吸液材3の上端部にガス吸着剤(例えば、活性炭、ゼオライト等である。)が封入されたガス透過性容器8が嵌着されている構成とすることができる。こうすれば、密閉容器1内の内圧を調整することができる。このため、揮散装置10を陳列、保管する際に液漏れが生じることを防止することができる。
なお、図3に示すように、密閉容器1の上部にへこみ1aを設けてもよい。こうすれば、包装、保管及び充填時に揮散装置の起立性を向上させることができる。
【0030】
例えば、図4に示すように、揮散用担体の吸液材と面接触する面を液拡散シート9で覆う構成とすることができる。
こうすれば、液体製剤が液拡散シート9によって揮散用担体5に均一に拡散され、また、液体製剤が短時間に広い面積に拡がるので香立ち速度が向上する。
【0031】
例えば、揮散用担体は、楕円形状以外の、例えば、円形状、多角形状、花びら、星、動植物をかたどった形状や、その他の物品の形状に成形してもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、液体製剤中の有効成分を十分量且つ安定的に揮散させることができる倒立型揮散装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる揮散用担体を設けた倒立型揮散装置の一例を示す全体斜視図である。
【図2】図1の倒立型揮散装置を示す概略断面図である。
【図3】本発明にかかる倒立型揮散装置の変形例を示す部分拡大図である。
【図4】本発明にかかる倒立型揮散装置の変形例を示す部分拡大図である。
【符号の説明】
1 密閉容器
2 液体製剤
3 吸液材(芯)
4 栓
5 揮散用担体
6 外容器
7 揮散用開口
8 ガス透過性容器
9 液拡散シート
10 揮散装置
Claims (1)
- 下方に吸液材を有するとともにその吸液材の少なくとも一部が容器外部に露呈しており且つ有効成分を含有する液体製剤が内部に収納された密閉容器と、前記吸液材を介して前記液体製剤が供給される揮散用担体とを備え、前記吸液材と前記揮散用担体とが液拡散シートを介して面接触している倒立型揮散装置において、
前記揮散用担体がパルプを含み密度が0.15〜0.25g/cm 3 で成るものであり、前記液拡散シートで前記揮散用担体の吸液材に面する側の全体を覆い、かつ前記吸液材を前記液拡散シートに面接触させることにより前記密度の揮散用担体だけの場合よりも前記液体製剤を短時間で前記揮散用担体の広い面積に短時間に均一に拡げるようにしたことを特徴とする倒立型揮散装置。
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