JP4405098B2 - 倒立型揮散装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内等の空間に、液体製剤に含まれた、芳香剤や消臭剤等の有効成分を、安定的且つ均一に十分量揮散及び拡散させることができる倒立型揮散装置(以下、単に「揮散装置」という。)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液体製剤を揮散させる方法として、芳香剤に代表されるように、吸液材による液体製剤の吸い上げ方法が一般的に採用されている。また、揮散効率を高めるため吸液材の形状を大きくしたり、別の含芯担体に保持揮散させる方法がとられている。しかしながら、吸液材を容器上部に設けた場合、液体製剤を重力に逆らい、吸液材等の毛細管現象により吸い上げるため、液体製剤中の芳香成分等を均一に揮散させることが困難であり、揮散初期と終期の性能が変わるという問題がある。例えば、芳香剤については初期の香りが後期でなくなる傾向となる。
【0003】
これらの問題を解決するため、重力に逆らわない吸液システム、即ち容器の底部に吸液材を設け、一部重力を利用して芳香成分等を揮散させるシステムが検討されているが、均一に揮散及び拡散させるにはいまだ十分でなく、改善の余地があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は、液体製剤に含まれた、芳香剤や消臭剤等の有効成分を安定的且つ均一に十分量揮散及び拡散させることができる揮散装置を開発することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、下記構成が上記目的を達成することを見出した。
(1)下方に吸液材を有するとともにその吸液材の少なくとも1部が容器外部に露呈しており且つ芳香成分と界面活性剤とアルコールと水とを含む液体芳香剤が内部に収納された密閉容器と、前記吸液材の露呈部分に接触した揮散用担体とを備え、前記吸液材が、気液の交換ができる特性を有し、ポリエチレンテレフタレートを用いた多孔性材料から構成され、その気孔率が50〜80%であることを特徴とする倒立型揮散装置。
【0006】
本発明の揮散装置においては、密閉容器に吸液材を具備したものを倒立させて使用し、更に液体製剤を特定の吸液材及び該吸液材と接触した揮散用担体を経由して揮散させることにより、詳細は不明であるが、液体製剤は毛細管現象と重力により吸液材に浸透し、且つ吸液材を介して液体製剤と外気との置換が十分に行われることにより、すなわち吸液材として気液の交換ができる特性を有するものを揮散用担体とともに使用するので、周囲空間への有効成分の安定且つ均一な十分量の揮散及び拡散が可能となったものと考えられる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、液体製剤は容器内部に収容されている。容器は、吸液材の部分以外は、液体、気体は実質的に通過することはない。容器の材質としては、液体が漏れないものであればプラスチック容器、紙容器、金属容器、セラミック容器、ガラス容器等のいずれでも用いることができる。その形態も限定されるものではない。
容器は、下方に吸液材を備えており、容器の下方で外部に露呈している。吸液材は容器に固定されたものでも着脱自在でもよい。例えば、容器と吸液材が同じ素材(例えばPET)で構成され、それらが一体成形されていてもよい。また、吸液材を備えた蓋を容器に嵌めて固定してもよい。
【0008】
本発明において、吸液材としては、気液の交換ができる特性を有するものである。ここで、気液の交換ができる特性を有する吸液材とは、容器内の液体製剤等の液体が吸液材内部に浸透し容器外部に排出されるとともに、容器外部から空気等の気体が吸液材内部に浸透し容器内部で吸液材外部に排出できる特性を有する吸液材のことを意味する。このような吸液材としては、油性成分と接触して実質的に膨潤しない特性を有することが好ましい。この特性を有し、本発明の効果が得られるものであれば吸液材はいずれでも用いることができる。ここで、油性成分と接触して実質的に膨潤しないとは、油性成分と接触して全く膨潤しないこと、及び本発明の効果を損なわない範囲内で膨潤することを包含する。油性成分とは、後述の液体製剤中に含むことができる芳香成分、消臭成分等を意味する。
【0009】
吸液材の材質としては、上記特性を満足するものであれば、無機材料、有機材料のいずれでも用いることができる。好ましくは樹脂であり、具体的にはポリエチレンテレフタレート(以下、PETともいう)、アクリル樹脂(以下、PAともいう)、ポリプロピレン、ポリエチレンの1種あるいは2種以上を挙げることができる。本発明においては、吸液材の材質として特にPET及びPAのうち少なくとも1種を用いることが好ましく、これにより、液体製剤中に含まれる有効成分の揮散及び拡散が一層改善される。
【0010】
吸液材は、容器内の液体製剤を容器外部へ浸透・排出できるようなものである必要がある。使用する吸液材は、多孔性材料であることが好ましい。特には使用する吸液材は、材質がPET又はPAを用いた多孔性材料であることが好ましい。また、使用する吸液材は、その空隙率、断面の大きさ等は、容器内部の液体製剤の量、液体製剤の粘度等の諸条件により適宜設定することが好ましい。
本発明に用いる吸液材は、通常気孔率20%以上を有することが好ましく、より好ましくは気孔率20〜80%、更に好ましくは30〜80%である。これにより、上記条件が変動しても安定して本発明の効果を発現させることができる。吸液材の断面の大きさは、目安として容器内部の液体製剤の量と比例させて大きくすることが好ましい。例えば、容器内部の液体製剤の量が200ml程度であれば、吸液材の断面の直径は5mm以上であることが好ましい。
【0011】
内部に液体製剤を収納し、液体の流路である吸液材を備えた容器は、外部に露呈した該吸液材がある面を下にして設置する(倒立させる)。この場合、吸液材がある面を下方に設置すればよいが、好ましくは真下にする。
倒立した容器から吸液材を浸透してきた液体製剤は、次に、該吸液材の露呈部分と接触している揮散用担体に保持される。本発明においては吸液材の露呈部分は、外部に突出していることが好ましい。ここで、該吸液材の突出部分は、揮散用担体の内部に埋め込まれていないほうが好ましい。埋め込まれた場合には、該吸液材の突出部分の側面の一部は揮散用担体上方に露呈していることが好ましい。
該吸液材の突出先端面が、揮散用担体の内部に完全に埋め込まれていると、液体成分の揮散が不十分な場合がある。従って、該吸液材の突出先端面は、揮散用担体の上面と面接触あるいは点接触する場合が好ましい。
【0012】
揮散用担体は、その材質として液体製剤を保持でき、且つ液体製剤を揮散できるものであればいずれのものでも使用でき、具体的には、プラスチック、パルプ等の有機質材料やガラス等の無機質材料の多孔性材料を用いることができる。本発明においてはパルプ製のものが揮散がより安定していて好ましい。
【0013】
本発明に用いることができる液体製剤としては、有効成分として芳香成分及び/又は消臭成分等が挙げられる。
芳香成分としては、例えば、ハッカ油、ペパーミント油、スペアミント油、イグサ、ヒノキ、シトロネラ、シトラール、シトロネラール、レモン、レモングラス、オレンジ、ユーカリ、ラベンダー等の精油成分及びそれらから得られる芳香成分を挙げることができる。
消臭成分としては、例えば、メタクリル酸ラウリル、メチル化サイクロデキストリン、植物抽出エキス(例えば、ツバキ、バラ、キク、マツ、スギ、オオバコ等から得られるエキス)、植物精油(例えば、茶抽出物、カテキン、植物ポリフェノール、リナロール、メントール、ボルネオール)、界面活性剤等が挙げられる。
【0014】
液体製剤中における芳香成分及び消臭成分の合計量は、製剤全重量に対して、一般的に0.5〜10重量%、好ましくは1〜5重量%である。
液体製剤は、その他の添加剤として、硬化油、グリセリン又はその誘導体、脂肪酸又はその誘導体、アルコール、多価アルコール又はこれらの誘導体、界面活性剤(例えば、アルキル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルなど)、タール色素、ベンガラ等の色素、防腐剤等の保存剤などを含有することもできる。これらその他の添加剤の製剤中での含有量は、一般的に10重量%以下である。液体製剤は、更にキレート剤、粘度調整剤、比重調整剤、紫外線防止剤、酸化防止剤等を含んでいてもよい。本発明における液体製剤は、上記各成分を、水、アルコール、有機溶媒等を用いて適宜調整することができる。
【0015】
本発明の装置の一実施態様を、図1に示した模式図を用いて説明する。
その装置は、内部に液体製剤2を収納した容器1とその容器を支持する支持ケース6を有する。前記容器1に設けられた開口部は、栓4で塞がれている。その栓4の中央部に設けた貫通孔には吸液材3が装着され、容器1から外部へ突出している。前記吸液材3の下方に揮散用担体5が設けられており、前記吸液材3に浸透した液体製剤2がこの揮散用担体5に浸透できる。ここで、容器1から下向に突出した吸液材3はその突出先端面が平坦面であり、その平坦面と揮散用担体5の平坦な上面とが接触している。
支持ケース6の周壁には、揮散用担体5から揮散した成分を外部へ拡散可能とする複数の開口7が設けられている。
液体製剤2が収容された容器1は、前記開口部が下方を向くように支持ケース6に支持される。このとき前記開口部を塞いでいる栓4に装着された吸液材3は、前記支持ケース6の底に設けられた前記揮散用担体5に接触された状態になっており、前記吸液材3に浸透した液体製剤2がこの揮散用担体5に浸透する。揮散用担体5に浸透した液体製剤2は、揮散用担体5表面から揮散する。その揮散した成分は、支持ケース6に設けられた開口7から外部に拡散する。
【0016】
本発明の装置により、適用空間に対し、室温で芳香成分、消臭成分等の有効成分を安定して且つ均一に十分量揮散及び拡散させることができる。従って、室内、特にトイレ等の芳香、消臭が必要とされる場所で好適に使用される。
【0017】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲は、これらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
下記処方の液体製剤200mlをガラス製容器(容量:300ml)に入れ、下記表1に示すような、吸液材の材質としてPETやPAを用い、様々な気孔率を有する吸液材(直径約7mm、長さ50mmである)がセットされたシリコン栓を用いて該容器に蓋をし、その周囲をテープで密封した。その後、吸液材がセットされたシリコン栓がある方を下にして、該吸液材の先端が、揮散用担体(厚さ3.0mmのパルプ製含浸紙(10cm×5cm))に接触するようにして、該容器をセットし、本発明の揮散装置とした。そのセットした様子の模式図を図1に示す。
【0018】
【0019】
上記揮散装置を、室温20℃にて1ヶ月間おいて、有効成分であるレモン香料の揮散状況を液体製剤の重量変化、香りの均一性、香りの強度を指標にして評価した。
尚、重量変化の均一性の評価は、1週間ごとに装置全体の重量を測定し、液体製剤の減少量を調べた。測定ごとの液体製剤の減少量が均一なものを○とした。
香りの均一性と香りの強度の評価は、1週間ごとに装置全体を官能ボックス(2.3m3)に入れて15分間放置し、ボックス内での香りの均一性と香りの強度について6人で評価した。
【0020】
【表1】
【0021】
上記表1に記載の結果が示すとおり、吸液材の材質としてPETやPAを用いるとともに揮散用担体を用いた本発明の装置は、液体製剤の重量変化の均一性が保たれ、またレモン香料による香りの均一性や強度が良好に維持された。また、吸液材の気孔率がかなりの広い範囲でも使用できることがわかった。
【0022】
以下、本発明において用いることができる液体製剤の処方例を示す。
【0023】
【0024】
【発明の効果】
本発明は、液体製剤に含まれる有効成分(芳香剤、消臭剤等)を安定的且つ均一に十分量揮散及び拡散できる揮散装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の揮散装置の一実施形態の模式図を示す。
【符号の説明】
1 容器
2 液体製剤
3 吸液材
4 栓
5 揮散用担体
6 支持ケース
7 開口
Claims (1)
- 下方に吸液材を有するとともにその吸液材の少なくとも1部が容器外部に露呈しており且つ芳香成分と界面活性剤とアルコールと水とを含む液体芳香剤が内部に収納された密閉容器と、前記吸液材の露呈部分に接触した揮散用担体とを備え、
前記吸液材が、気液の交換ができる特性を有し、ポリエチレンテレフタレートを用いた多孔性材料から構成され、その気孔率が50〜80%であることを特徴とする倒立型揮散装置。
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