JP4376322B2 - 半導体部材を製造する方法 - Google Patents

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Description

発明の分野
本発明は電子部材に関し、より詳しくは半導体部材に関する。
発明の背景
容量性差圧検出器は通常、固定電極,圧力可動型単一ダイヤフラム電極,およびこの2つの電極を分離する小さな間隙を有し、この間隙は圧力検出環境に曝される。検出器の動作中、圧力の変化がダイヤフラム電極を曲げさせ、2つの電極間の間隙の大きさを変化させ、これによって2つの電極間で測定されるキャパシタンスを変化させる。
しかしながら、これらの容量性圧力検出器は、塵その他の微粒子が間隙内に入り込み易いので、微粒子汚染を極めて受けやすい。この微粒子は、検出器の製作,組立中に周囲から来たり、検出器の動作中に気体もしくは液体の圧力検出媒体から来る。微粒子は、ダイヤフラム電極が、圧力の変化に反応して適正に動作するのを妨害する。
また、圧力検出環境が周囲大気であるとき、湿度によって、2つの電極間の空気の絶対誘電率が変化するので、先行技術の容量性圧力検出器は、湿度や周囲大気中のその他の水分形態による影響を受けやすい。そのため、周囲圧力が一定状態を保っているときでも、湿度の変化は、検出器によって測定されるキャパシタンスを変化させる。
また、一部の容量性差圧検出器は、大きな支持基板を必要とし、これが無駄なスペースをとり、検出器の費用を増加させる。
したがって、圧力検出環境からの微粒子または水分による影響を受けない、小型かつ費用効果の高い圧力検出器に対する必要性が存在する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第8図は、種々の製造段階を経た後の本発明による一つの電子部材の実施例の断面図である。
図を簡単に分かりやすくするため、図面の素子は必ずしも縮尺通りには描かれていない。また、異なる図の同じ参照番号は、同一素子であることを表す。
好適な実施例の詳細な説明
第1図は、いくつかの初期製造工程を経た後の電子部材100の実施例を示す。部材100は、底面107、および底面107と対向する上面108を有する基板101を含む。基板101は、以下に説明するように、封止複合ホロー・ダイヤフラム(sealed composite hollow diaphragm)または容量性圧力検出ダイヤフラムを支持するのに用いられる。基板101は、シリコン,ゲルマニウム,ガリウムひ素などの半導体材料によって構成することができる。しかしながら、好適な実施例では、基板101は、以下に説明する理由から、単結晶構造を有するシリコン基板によって構成される。
分離層およびエッチ・ストップ層102,103は、例えば、熱的成長(thermal growth),蒸着、またはこれらに類するその他の技術を用いて、基板101の表面108の上に順次配置される。層102,103は、基板101と、基板101の上に形成される封止複合ホロー・ダイヤフラム(以下に説明)との間に、電気的かつ寄生的(parasitic)な分離を提供する。そのため、層102,103を用いることによって、基板101内に集積回路を形成して、オンチップ圧力の測定および計算を行うことができる。層102,103はまた、後で実施する基板101のエッチング中、エッチ・ストップの役割を果たす(後述)。好適な実施例では、層102は、酸化シリコンなど約1から3マイクロメートルの誘電体によって構成され、層103は、窒化シリコンなど約0.5マイクロメートル未満の異なる誘電体によって構成される。
次に、ウェットまたはドライ・エッチング技術を用いて、層102,103に孔が形成される。この孔の幅は、約100から1000マイクロメートルとすることができる。ついで、孔拡張層104が、例えば、蒸着技術を用いて、前記の孔と、基板101の表面108の上に配置される。層104は、後述するように、より大きな孔を、基板101内にエッチングできるようにする。層104は、基板101を異方性エッチングするのと同じエッチング剤によって等方性エッチングできる材料によって構成されることが望ましい。好適な実施例では、層104は、技術上ポリシリコンとして知られる多結晶構造を有する約1.5から3.5マイクロメートルのシリコンによって構成される。メカノ・ケミカル・ポリシング(chemical-mechanical polishing)などの平坦化技術は、層104を蒸着した後の半導体構造の上面を平坦化するのに用いることができる。
ついで、エッチ・ストップ105が、層103,104の上に配置される。好適な実施例では、エッチ・ストップ105は、窒化シリコンなど約0.5マイクロメートル未満の誘電体によって構成される。続いて、ダイヤフラム106が、エッチ・ストップ105の上に配置される。ダイヤフラム106は、封止複合ホロー・ダイヤフラムの底部ダイヤフラムの働きをし、部材100の差圧検出器部分の底部電極の働きもする。好適な実施例では、ダイヤフラム106は、約1から3マイクロメートルのドープ・ポリシリコン(doped polysilicon)などの導電材料を堆積し、ついでパターン形成することによって形成される。
第2図は、さらにいくつかの製造工程を経た後の部材100を示す。分離層201は、ダイヤフラム106とエッチ・ストップ105の上に堆積される。層201は、孔を有するようにパターン形成されて、ダイヤフラム106のいくつかの部分を露出させる。層201は、ダイヤフラム106を、上に配置される固定電極(後述)から電気的に分離する。好適な実施例では、層201は、窒化シリコンなど約0.5マイクロメートルの誘電体によって構成される。
層201のパターン形成後、犠牲層202が、ダイヤフラム106と層201の上に堆積され、パターン形成される。層202は、層201の孔の内部と上部に形成されて、ダイヤフラム106と直接もしくは物理的に接触する。その後、層202を完全に除去することによって、ダイヤフラム106を、固定電極(後述)とは独立させて、動かすことができる。層202は、層201とダイヤフラム106の上で選択的にウェット・エッチングできる材料によって構成されることが望ましい。好適な実施例では、層202は、酸化シリコン,燐シリケート・ガラスなど1から3マイクロメートルの誘電体によって構成される。
固定電極203は、ダイヤフラム106と層201,202の上に載る形で形成される。固定電極203は、部材100の差圧検出器部分の中央の固定電極として働く。電極203は、分離層201によって、ダイヤフラム106から電気的に分離される。電極203は、1組または複数の孔を有する形でパターン形成されて、犠牲層202の諸部分を露出する。電極203の孔は、分離層201の種々の領域に渡って位置合わせされて、分離層201の孔の上に配置されないことが望ましい。好適な実施例では、電極203は、約1から3マイクロメートルの、ダイヤフラム106に用いられるのと同様の材料によって構成され、電極203の孔はそれぞれ、約2から10マイクロメートルの幅を有する。
第3図は、後続の処理を行った後の部材100を示す。分離層301は、固定電極203と分離層201の上に配置される。層301は、後に形成されるダイヤフラムの電極(以下に説明)から、固定電極203を電気的に分離する。層301は、開口部を有する形でパターン形成されて、固定電極203の孔を露出する。代替的実施例では、層301は、固定電極203の各孔に対し別個の開口部を有する形でパターン形成される。好適な実施例では、層301は、約0.5マイクロメートル未満の、層201に用いられるのと同様の材料によって構成される。
ついで、犠牲層302が層301の上、固定電極203の上、層301の開口部の中、および固定電極203の孔の中に堆積されて、犠牲層202と物理的に接触する。層302を後で完全に除去することによって、後に形成されるダイヤフラム(以下に説明)を、固定電極203とは独立させて動かすことができる。好適な実施例では、犠牲層302は、約1から3マイクロメートルの、犠牲層202に用いられるのと同様の材料によって構成されて、層302が、層201,301,ダイヤフラム106,または電極203を実質的にエッチングせずに、層202と同一のエッチング剤によって除去できるようにする。
第1エッチ・マスク(図示せず)が、層302,301の上に形成されて、層302の外周部を確定する。エッチング工程と、第1エッチ・マスクの除去後、第2エッチ・マスク(図示せず)が層302,301の上に形成され、その後、1組もしくは複数の孔を、犠牲層302,202の中に異方性エッチングする。これらの孔は、固定電極203の孔の上に配置され、それらの内部に適合し、それらの孔を貫通する。層201は、この異方性エッチング工程に対してエッチ・ストップの役割を果たす。好適な実施例では、このエッチング工程の孔の幅は約2から10マイクロメートルであり、固定電極203の孔と中心が同一である。
第2エッチ・マスクを除去した後、ダイヤフラム303が、犠牲層302,分離層301,固定電極203およびダイヤフラム106の上に形成される。ダイヤフラム303は、部材100の圧力検出器部分にとって上部電極として働く。ダイヤフラム303は、分離層301によって固定電極203から電気的に分離される。ダイヤフラム303はまた、少なくとも一つの孔304を有して、犠牲層302の一部分を露出する。孔304は、後で説明する理由から、層104の中心部分の上には重ならないこと望ましい。ダイヤフラム303は、約2から12マイクロメートルの、ダイヤフラム106および電極203に用いられるのと同様の材料を堆積させ、ついでパターン形成されることによって形成されることが望ましい。
ダイヤフラム303に用いられる材料はまた、犠牲層302,202の孔の中にも堆積されて、ダイヤフラム303に対する複数の支柱,柱,ビームまたはポスト305を形成する。ポスト305は、幅が約1から10マイクロメートルで、互いに約10から50マイクロメートルの間隔が空けられ、後で詳述するように、ダイヤフラム106,303の局部曲がりを防止する。ポスト305は、分離層201によってダイヤフラム106から電気的に分離される。第3図には2つのポストしか描かれていないが、ポストの具体的数は、ダイヤフラムが大きくなれば、それだけ多くのポストを必要とするので、ダイヤフラム303,106の大きさに依存する。
第4図は、さらに製造工程が進んだ部材100を示す。犠牲層302,202は除去されて、ダイヤフラム106と303の間にキャビティ401をつくり、固定電極203とポスト305が、キャビティ401内に残っている。ダイヤフラム303内の孔304は、エッチング剤が犠牲層302に接触してこれをエッチングできるようにし、固定電極203内の孔は、エッチング剤が、犠牲層202に接触してこれをエッチングできるようにする。除去工程を単純化するため、1個のエッチング剤を用いて、犠牲層302と202の両方をエッチングする一方で、ダイヤフラム106,303,ポスト305,分離層201,301および固定電極203は、エッチング剤には影響を実質的に受けない状態にしておくことができる。好適な実施例では、フッ化水素酸,緩衝フッ化水素酸などによって構成されるウェット・エッチング剤は、ダイヤフラム106,303,ポスト305,分離層201,301および固定電極203の上で、層302,202を選択的にエッチングするのに用いられる。第4図では、1個のエッチング孔しか描かれいないが、ダイヤフラムが大きくなれば、それだけ多くの孔を必要とするので、孔の具体的数は、ダイヤフラム106,303の大きさに依存する。
犠牲層302,202を除去した後、分離層201,301は、固定電極203を、ダイヤフラム106,303からそれぞれ電気的に分離した状態に保つ。除去される前の層302,202の厚さによって、ダイヤフラム303と電極203の間、電極203とダイヤフラム106の間の最終的間隔がそれぞれ決定される。層302,202を除去した後、固定電極203は、キャビティ401の内側表面または壁によって支持されないことが望ましい。寧ろ、電極203は、分離層201,ダイヤフラム106および基板101によって、よりしっかりと支持されることが望ましい。
キャビティ401の形成後、粘着防止工程が実施されて、部材100の動作中、固定電極が、ダイヤフラム106,303にくっつくのを防止できる。粘着防止工程または構造は、例えば、スタンドオフ,ディンプル(dimple),凍結乾燥技術,超臨界二酸化炭素乾燥,または粘着防止コーティングを含むことができる。
第5図は、さらに製造工程が進んだ部材100を示す。キャビティ封止層501が、ダイヤフラム303,分離層301の上部,および孔304の内部に堆積される。層501は、キャビティ401を封止して、キャビティ401と固定電極203が、周囲大気に露出されるのを防ぐ。好適な実施例では、層501は、約0.5から4マイクロメートルの酸化シリコンによって構成される。また、好適な実施例では、キャビティ401内の圧力は約30ミリトルから1トルであり、この圧力は、層501の堆積前、堆積中に、成長室を約30ミリトルから1トルに近づけることによって達成できる。
ついで、第1接触孔が層501,301,201の中に逐次エッチングされて、電気接点502を形成できるようにする。また、第2接触孔が、層501の中にエッチングされて、電気接点503を形成できるようにする。第3接触孔は、層501,301に逐次エッチングされて、電気接点504が形成できるようにする。1個,2個または3個の独立したエッチ・マスクを用いて、3つの接触孔をエッチングすることができる。好適な実施例では、電気接点502,503,504は、従来の酸化金属半導体電界効果トランジスタのソース接点とドレイン接点に用いられる材料によって構成される。一例として、接点502,503,504は、アルミニウム・シリコンによって構成され得る。
第1保護層またはエッチ・マスク505は、基板101の表面108,キャビティ封止層501,電気接点502,503,504,ならびにダイヤフラム106,303と固定電極203によって構成される半導体構造の上に形成される。エッチ・マスク505は、開口部または孔が全くなく、表面108の実質的全部をとぎれなく被覆する。第2保護層またはエッチ・マスク506は、基板101の表面107の上に形成される。エッチ・マスク506は、穴拡張層104の直下に配置される開口部を有して、表面107に沿って、基板101の一部分を露出する。表面107から、基板101を薄くした後、表面107の上にエッチ・マスクを堆積させることができる。好適な実施例では、エッチ・マスク505,506は、約0.5から2マイクロメートルの窒化シリコンによって構成される。
第6図および第7図は、後続のエッチング工程中の部材100を示す。エッチ・マスク505,506の形成後、キャビティまたは孔601が、表面107の露出部分から始まって、基板101の内部へとエッチングされる。好適な実施例では、水酸化カリウムまたは水酸化テトラメチルアンモニウムなどの異方性ウェット・エッチング剤602が、基板101に孔601をエッチングするのに用いられる。好適な実施例では、基板101は、<100>結晶面に沿ってエッチングされて、孔601の側壁は、基板101の表面107に対して54.7度の角度を成す。
好適な実施例において、孔601が孔拡張層104に達するとき、エッチング剤602が、層104を等方性エッチングする。層104が等方性エッチングされるので、第6図に示されるように、表面108の一部分がエッチング剤602に露出される。また、表面108のこの部分がエッチング剤602に露出されるので、エッチング剤602は、第7図に示されるように、表面108から<100>結晶面に沿って基板101を異方性エッチングする。最終的には、層104がすべてエッチング剤602によって除去され、孔601の大きさが、表面108において拡げられる。
このエッチング工程では、エッチ・マスク505,506,層102,103およびエッチ・ストップ105はすべて、エッチング剤602に対してエッチ耐性を有することが望ましい。エッチ・マスク505は、エッチング剤602が、層104と、基板101の表面108とを直接エッチングするのを防ぐ。エッチング剤602は寧ろ、孔601を通してのみ、基板101の表面107から層104と表面108へと供給される。
部材100の大きさが低減されるのは、第6図と第7図の好適なエッチング実施例において、基板101の表面107,108における孔601の部分が、基板101の内部,内側,中央または中心部分における孔601の他の部分より大きい、もしくは拡がっているからである。部材100の最小化を実現するため、エッチ・マスク506の開口部は、孔拡張層104とほぼ同じ大きさでることが望ましい。
代替的実施例では、ドライ・エッチング技術またはその他の一括微細機械加工(bulk micromachining)技術を、上記のウェット・エッチング技術の代わりに、またはこれと組み合わせて用いることができる。一例として、ドライ・エッチング剤は、最初に表面107から基板101内のあるポイントまで、孔601をエッチングするのに使用できる。次に、第2エッチング剤を用いて、基板101内を更にエッチングして、層104を除去し、基板101の表面108の一部分を露出させ、孔601の残りの部分を等方性エッチングすることができる。
次に、第8図は、さらにいくつかの製造工程を経た後の部材100を示す。エッチ・マスク505は除去されて、電気接点502,503,504を露出する。好適な実施例では、孔601の真上にあるエッチ・ストップ105の一部分が除去される。また、好適な実施例では、キャビティ封止層501のほとんどが除去されるが、層501の小部分は、ダイヤフラム303の孔304の中に残されて、キャビティ401を封止状態に保つ。もう一つの方法としては、孔601の真上にあるキャビティ封止層501のごく一部分のみが除去される。上記のように、層501が除去された状態で、エッチ・マスク505およびエッチ・ストップ105,孔601の真上にあるダイヤフラム303,106の部分は、基板101の表面107,108と実質的に直交する方向で、基板101に対して柔軟性または可動性を示す。固定電極203は、基板101に対して固定または静止状態を保つ。
代替的実施例では、キャビティ封止層501は、エッチングまたは除去されず、孔601の真上にあるエッチ・ストップ105の部分も除去されない。この代替的実施例は、圧力検出環境からのダイヤフラム303,106の電気的分離を防ぐが、ダイヤフラム106,303の柔軟性は低減される。ダイヤフラム303の最低限の柔軟性を維持するため、ダイヤフラム303内の孔304は、孔601の上に配置せずに、孔304が、キャビティ封止層501で埋められるときに、層501が、ダイヤフラム303の部分にも、孔601の真上にある電極203にも直接接触または結合しないようにすることが望ましい。
第8図に示すように、部材100は、容量性差圧検出器である。ダイヤフラム303,106は、内部に固定電極203を収容する容量性差圧検出素子または複合ホロー・ダイヤフラムを形成する。ダイヤフラム303,106は、複合ホロー・ダイヤフラムの2つの固定電極である。以下に詳述するように、封止複合ホロー・ダイヤフラムは、差圧に反応して動く。封止複合ホロー・ダイヤフラムは、基板101によって支持されて、基板101内の孔601の真上に配置される。
部材100の動作中、ダイヤフラム303は、第1圧力に露出されて、第2圧力から分離され、ダイヤフラム106は第2圧力に露出されて、第1圧力から分離される。第1圧力が第2圧力より大きい場合には、ダイヤフラム303は、第1電極203の方向に動く、または曲がる。ポスト305がダイヤフラム303,106と機械的に結合されている状態では、ダイヤフラム303が固定電極203に向かって動くにつれて、ポスト305は、ダイヤフラム106を、固定電極203から離れる方向に動かすか、または曲げる。ポスト305は堅いまたは硬質であることが望ましく、ダイヤフラム303が動くと、それと同じように、またダイヤフラム303が動いたのと同じ距離だけ、ダイヤフラム106を同時に動かすようにすることが望ましい。
第2圧力が第1圧力を上回る場合には、ダイヤフラム106は、電極203方向に動き、ポスト305は同時に、ダイヤフラム303を電極203から離す方向に動かす。電極203は、第1または第2圧力のいずれかに反応して動くことはない。ダイヤフラム303,106が、電極203の方向または離れる方向に動くと、ダイヤフラム303と電極203の間のキャパシタンスはある方向に変化し、ダイヤフラム106と電極203との間のキャパシタンスは、その反対方向に変化する。この微分キャパシタンスは、基板101内または別個の基板上の集積回路によって測定できる。
以上をまとめると、改良型の半導体容量性差圧検出部材またはデバイスは、内部に固定電極を持つ封止複合ホロー・ダイヤフラムを有して、空気,気体または液体の圧力変化を検出する。本明細書に記載される圧力検出デバイスは、先行技術の多くの欠点を克服している。例えば、この圧力検出デバイスは、支持基板内に孔を形成する方法を採るので、大きさが低減される。また、もう一つ例を挙げれば、2個のフレキシブル・ダイヤフラムが互いにオーバーラップしていて、下に位置する支持基板の種々の部分の上には位置しないので、圧力検出デバイスの大きさが低減される。加えて、封止複合ホロー・ダイヤフラムは、圧力検出デバイスの製造および動作中における微粒子汚染および結露という先行技術の問題点を排除している。さらに、2個のフレキシブル・ダイヤフラムを機械的に結合するポストは、先行技術の圧力検出器が有する同相モード圧力に関わる問題を防止し、2個の対向するフレキシブル・ダイヤフラムはともに、中央の固定電極に向かって曲がることができる。また、2個のフレキシブル・ダイヤフラムは、サファイアなど高価な材料によって、独立して作られるわけではないので、圧力検出デバイスのコストが低減される。コストがさらに低減されるのは、2個のフレキシブル・ダイヤフラムが、費用が高く、難しい不正確な位置合わせ技術を用いて組み立てられるのではなく、2個のダイヤフラムは、粘着剤その他の接着剤によって結合されるからである。また、容量性検出技術を用いることによって、圧力測定の感温性を低減し、圧電抵抗検出技術に比べて、低圧感受性を大幅に高める。
本明細書に記載される半導体差圧検出部材は、液体およびガス流量計,洗濯機などの家電製品,HVAC用途,および種々の自動車用途を含む(これらに限定されない)多岐に渡る用途に用いることができる。また、圧力測定が実施される環境から変換機構が保護されているので、本明細書に記載される概念は、トンネル・チップ(tunneling tip)デバイス,熱線検出器,圧電抵抗デバイスおよび大気圧検出器など、他の圧力検出技術にも適用できる。
本発明は、主として好適な実施例を参照して、具体的に示され、記述されてきたが、当業者は、本発明の意図および範囲から逸脱することなく、形状および細部を変化させることができることを理解しよう。例えば、材料の組成および具体的エッチング剤など、本明細書に記載される多くの詳細事項は、本発明の理解を促進させるために提供されるものであって、本発明の範囲を限定するためのものではない。
また、第8図は、ダイヤフラム303と電気的に結合されるポスト305を示す。しかしながら、代替的実施例では、ポスト305が、ダイヤフラム303から電気的に分離されて、ポスト305と固定電極203との間の寄生キャパシタンスを低減することができる。電気的分離を行うには、窒化シリコンまたはその他の誘電層を、ポスト305とダイヤフラム303との間に配置させる。窒化シリコンを用いる代わりに、非ドープ(undoped)ポリシリコン層を、ポスト305およびダイヤフラム303のために堆積することができ、ドーパント(dopant)は、ダイヤフラム303内にコントロール可能な形で拡散できるが、ポスト305内には実質的に拡散されない。
また、第8図は、キャビティ401内における固定電極203の露出部分を示す。しかしながら、代替的実施例では、分離層301が、固定電極203の上面すべてを被覆して、ダイヤフラム303が、部材100の動作中に固定電極203方向に動くに伴って起こる、ダイヤフラム303と固定電極203の電気的短絡を防ぐことができる。また、追加の分離層を、犠牲層202の形成後で、固定電極203の形成前に堆積することができる。この追加の分離層は、ダイヤフラム106が、部材100の動作中に固定電極203に向かって動くのに伴って起こる、ダイヤフラム106と固定電極203との電気的短絡を防止する。この代替的実施例では、固定電極203は、2個の分離層の間に挟むことができる。別の代替的実施例では、固定電極が、キャビティ401に露出されたままにされる一方で、ダイヤフラム303の底面とダイヤフラム106の上面とが、異なる分離層によって被覆されるようにすることができる。
また、さらなる遮蔽構造を部材100内に組み込んで、部材100の静電遮蔽を設けることができる。また、電気接点を基板101と結合して、基板101に固定電位を提供して、キャパシタンス測定精度を改良させることができる。
したがって、本発明の開示は、限定を意図するものではなく、以下の請求の範囲に記載される本発明の範囲を示すにとどめることを意図している。

Claims (6)

  1. 半導体部材を製造する方法であって:互いに対向する第1および第2表面を有する半導体基板を設ける段階;
    前記半導体基板の前記第1表面の上に、半導体層を設ける段階;
    前記半導体層の上と、前記半導体基板の前記第1表面の上に、第1エッチ・マスクを配置する段階;
    前記半導体基板の前記第2表面の上に、第2エッチ・マスクを配置し、前記第2エッチ・マスクは開口部を有する段階;
    エッチング剤を用いて、前記半導体基板を貫通する孔をエッチングして、前記半導体層を除去する段階であって、前記半導体基板内の前記孔は、前記第2エッチ・マスクの前記開口部内に位置し、前記半導体基板の前記第1および第2表面の前記孔は、前記半導体基板の内部の前記孔よりも大きい段階;および
    前記半導体基板の上に容量性圧力検出器を形成する段階であって、前記孔は、前記容量性圧力検出ダイヤフラムの下に位置し、前記半導体基板は、前記容量性圧力検出ダイヤフラムを支持する段階によって構成され、前記形成段階は、前記エッチング剤を用いる段階の前に行われることを特徴とする段階;
    を有し、
    前記形成段階は、2個の可動電極,1個の固定電極および複数のポストを形成する段階を含み、前記2個の可動電極は、その間に封止キャビティを形成し、前記固定電極と前記複数のポストは、前記封止キャビティ内に配置され、前記複数のポストは、前記2個の可動電極を機械的に結合することを特徴とする方法。
  2. 前記半導体基板は、単結晶半導体基板であってよく
    前記半導体層は、多結晶半導体層であってよく、および
    前記エッチング剤を用いる段階はさらに、1個のエッチング剤を用いて前記孔をエッチングして、前記半導体層を除去することを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 電子部材を作る方法であって:
    互いに対向しあう第1および第2表面を有する単結晶シリコン基板を設ける段階;
    前記単結晶シリコン基板の前記第1表面の一部分の上に、多結晶シリコン層を配置する段階;
    前記多結晶シリコン層の上、および前記単結晶シリコン基板の前記第1表面の実質的すべての上に、第1エッチ・マスクを配置する段階であって、前記第1エッチ・マスクは開口部がない段階;
    前記単結晶シリコン基板の前記第2表面の上に、第2エッチ・マスクを配置し、前記第2エッチ・マスクは、開口部を有して、前記単結晶シリコン基板の前記第2表面の一部分を露出する段階;
    前記単結晶シリコン基板の前記部分を貫通する孔をエッチングして、前記多結晶シリコン層を除去する一方で、前記第1および第2エッチ・マスクは、前記エッチング段階中に、前記単結晶シリコン基板の他の部分を保護し、前記孔は、前記単結晶シリコン基板の前記第1および第2表面の部分の方が、前記単結晶シリコン基板の内部の孔の部分よりも大きく、かつ前記エッチング剤は、前記単結晶シリコン基板内の前記孔を通してのみ、前記単結晶シリコン基板の前記第1表面に供給される段階;とを有し、
    前記多結晶シリコン層を配置する段階がさらに、前記多結晶シリコン層を、前記単結晶シリコン基板の前記第1表面と直接接触させるように配置してから、前記第1エッチ・マスクを堆積させる段階によって構成され、
    前記第1エッチ・マスクを配置する段階は、前記多結晶シリコン層のすべてに亘って前記第1エッチ・マスクを堆積させる段階を含むことを特徴とし、
    前記第1エッチ・マスクを堆積する前に、前記多結晶シリコン層の上、および前記単結晶シリコン基板の上に、半導体構造を形成する段階;とを有し、
    前記第1エッチ・マスクを配置する段階は、前記半導体構造のすべての上に、前記第1エッチ・マスクを配置する段階を含み、かつ、
    前記エッチング段階はさらに:
    前記半導体構造の下で、前記孔のみをエッチングする段階;および
    1個のウェット・エッチング剤を使用して、前記多結晶シリコン層を等方性エッチングにより除去して、前記単結晶シリコン基板の前記部分を貫通する前記孔を異方性エッチングする段階;
    によって構成されることを特徴とする方法。
  4. 請求項記載の方法はさらに、前記多結晶シリコン層の上にエッチ・ストップ層を配置してから、前記半導体構造を形成する段階を含み、
    前記半導体構造を形成する段階はさらに、前記半導体構造を、前記エッチ・ストップ層の上に形成する段階を含み構成され、
    前記第1エッチ・マスクを配置する段階はさらに、前記第1エッチ・マスクを、前記エッチ・ストップ層の上に配置する段階を含み、かつ、
    前記孔をエッチングする段階はさらに、前記エッチ・ストップ層を用いて、前記エッチング段階中に、前記半導体構造を保護する段階を含むことを特徴とする、請求項記載の方法。
  5. 前記第2エッチ・マスクを配置する段階はさらに、前記多結晶シリコン層の直ぐ下にある前記第2エッチ・マスク内に、前記開口部を配置する段階を含むことを特徴とする、請求項記載の方法。
  6. 前記第2エッチ・マスクを配置する段階はさらに、前記多結晶シリコン層の大きさとほぼ同じ大きさを有するように、前記第2エッチ・マスク内に前記開口部を設ける段階を含むことを特徴とする請求項記載の方法。
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