JP4374614B2 - エンジンのシリンダヘッド - Google Patents

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この発明は、エンジンのシリンダヘッドに係り、特にヘッドポートの外方端部に設けられるフランジの背面とシリンダヘッド側壁とに挟まれる部位に鋳造時の型割りによって余肉部が形成されるエンジンのシリンダヘッドに関するものである。
車両のエンジンは、シリンダブロックにシリンダヘッドを載置して構成されている。シリンダヘッドには、吸気側・排気側ヘッドポートが吸気側・排気側シリンダヘッド側壁から外方に延設され、吸気側・排気側ヘッドポートの外方端部に吸気側・排気側マニホルドを接合する吸気側・排気側フランジが設けられる。そして、この吸気側・排気側フランジの外周部位には、周方向の数箇所に円筒状の吸気側・排気側マニホルドの吸気側・排気側取付ボスが設けられる。
即ち、図6、図7に示す如く、多気筒用(第1〜第3気筒#1〜#3)のエンジン102のシリンダブロック104に載置されるシリンダヘッド106は、鋳造によって形成されるものである。このシリンダヘッド106には、各気筒に対応して下部側に燃焼室108が形成されるとともに、上部側には動弁室110が形成される。
燃焼室108には、吸気側ヘッドポート112及び排気側ヘッドポート114が接続されている。この吸気側ヘッドポート112及び排気側ヘッドポート114は、吸気側シリンダヘッド側壁116及び排気側シリンダヘッド側壁118から外方に延設されている。また、吸気側ヘッドポート112の外方端部には、吸気側マニホルド(図示せず)を接続する吸気側フランジ120が形成される。排気側ヘッドポート114の外方端部には、排気側マニホルド(図示せず)を接続する排気側フランジ122が形成される。これら各フランジ120、122は、接合部でのシール性を確保するため、各ヘッドポート112、114の周壁部から所定の幅と厚さで突出形成されている。
また、図6に示す如く、第1排気側フランジ122−1の外周部位には、周方向に円筒状の排気側マニホルドの第1排気側取付ボス124−1が複数個設けられる。この第1排気側取付ボス124−1には、第1排気側取付ネジ孔126−1が凹設されている。この第1排気側取付ネジ孔126−1には、マニホルド側フランジの取付け孔(図示せず)に挿通された第1排気側取付ボルト(図示せず)が螺着される。また、第2排気側フランジ122−2の外周部位には、周方向に円筒状の排気側マニホルドの第2排気側取付ボス124−2が複数個設けられる。この第2排気側取付ボス124−2には、第2排気側取付ネジ孔126−2が凹設されている。この第2排気側取付ネジ孔126−2には、マニホルド側フランジの取付け孔(図示せず)に挿通された第2排気側取付ボルト(図示せず)が螺着される。更に、第3排気側フランジ122−3の外周部位には、周方向に円筒状の排気側マニホルドの第3排気側取付ボス124−3が複数個設けられる。この第3排気側取付ボス124−3には、第3排気側取付ネジ孔126−3が凹設されている。この第3排気側取付ネジ孔126−3には、マニホルド側フランジの取付け孔(図示せず)に挿通された第3排気側取付ボルト(図示せず)が螺着される。
このようなシリンダヘッド106は、鋳造で製作されるため、図7にPで示した型割り方向によって、突設された第1〜第3排気側フランジ122−1〜122−3の背面側と排気側シリンダヘッド側壁116に挟まれる部位には、余肉部Aが形成される。
従来、エンジンのシリンダヘッドには、バルブのリフタをガイドするリフタガイド穴と、ウォータジャケットが形成された排気マニホルドの取付ボスとの間に、凹部を形成することにより、ウォータジャケットの容量を大きくするものがある。
また、エンジンのシリンダヘッドには、ブローバイガス通路周りの厚肉部位に、取付ボスを接して設けることにより、鋳造時の装備品用の取付ボスへの湯廻りを良好とするものがある。
更に、エンジンのシリンダヘッドには、エンジンの車両搭載姿勢がスラント姿勢のときにシリンダヘッドのオイルジャケット部の下側に位置する側壁に沿って、側壁と下壁の角部又はその近傍の最も低い位置を通り且つシリンダヘッドの両端部間にわたって連続するオイル通路を形成し、オイルジャケット部の下壁の一端部にシリンダヘッドの下面に貫通する1つのオイル排出穴を形成することにより、オイルを円滑に排出するものがある。
特開2001−355510号公報 特開2000−329000号公報 特開平9−170488号公報
ところで、従来、エンジンのシリンダヘッドにおいては、鋳造で製作されるため、図7にPで示した型割り方向によって、突設された排気側フランジの背面側と排気側シリンダヘッド側壁に挟まれる部位にAで示す余肉部が形成されることから、このような余肉部が形成されると、シリンダヘッドの重量が増加するとともに、鋳造欠陥が発生し易くなるという不都合があった。
そこで、この発明は、気筒列方向に延びるシリンダヘッド側壁から外方にヘッドポートを延設し、このヘッドポートの外方端部にマニホルドを接合するフランジを形成し、このフランジの外周上縁部にネジ孔を備えた取付ボスを設け、前記フランジの背面と前記シリンダヘッド側壁とに挟まれた部位及び前記取付ボスと前記ヘッドポートとに挟まれた部位に鋳造時の型割りによる余肉部が形成されるエンジンのシリンダヘッドにおいて、前記シリンダヘッド側壁には気筒列方向で前記余肉部が形成される部位の間に膨出する膨出部を形成し、前記膨出部の内部には前記シリンダヘッドの動弁室と連通するとともに前記ヘッドポートと前記取付ボスの間に形成される余肉部を貫通して気筒列方向に延びる空間部を形成したことを特徴とする。
この発明のエンジンのシリンダヘッドはフランジの背面とシリンダヘッド側壁とに挟まれる部位に鋳造時の型割りによって形成される余肉部を削減することができ、シリンダヘッドの軽量化を図ることができるとともに、鋳造欠陥の発生を低減することができる。
この発明は、シリンダヘッドの軽量化を図る目的のために、フランジの背面とシリンダヘッド側壁とに挟まれる部位に鋳造時の型割りによって形成される余肉部を削減して実現するものである。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1〜図5は、この発明の実施例を示すものである。
図1、図2において、2は車両(図示せず)に搭載される縦置き型の多気筒用(第1〜第3気筒(#1〜#3))のエンジン、4はシリンダブロック、6はこのシリンダブロック4に吸気側・排気側ヘッド取付ボルト(図示せず)によって固定されるシリンダヘッドである。エンジン2において、第1〜第3気筒(#1〜#3)は、気筒列方向である長手方向Xに直列に配置されている。
シリンダヘッド6は、鋳造で製作され、第1〜第3気筒(#1〜#3)の気筒列方向である長手方向Xに対し幅方向Yが短く、平面視において略長四角形状に形成され、幅方向Yの両側に位置して長手方向Xに指向する吸気側シリンダヘッド側壁8及び排気側シリンダヘッド側壁10と、この吸気側シリンダヘッド側壁8及び排気側シリンダヘッド側壁10の両端部に連設して幅方向Yに指向するシリンダヘッド前面壁12及びシリンダヘッド背面壁14とにより構成されている。シリンダヘッド前面壁12には、チェーンカバー(図示せず)が取り付けられる。
シリンダヘッド6には、図4、図5に示す如く、第1〜第3気筒(#1〜#3)に対応して、下面6Bに開口した各燃焼室16が形成され、また、吸気側において、吸気側シリンダヘッド側壁8側で各燃焼室16に連通して第1〜第3気筒(#1〜#3)に対応した吸気ヘッドポート18が外方に延設して形成されているとともに、この吸気ヘッドポート18の外方端部に吸気側フランジ20(図2の第1〜第3吸気側フランジ20−1〜20−3で示す)が突出して形成され、更に、排気側において、排気側シリンダヘッド側壁10側で各燃焼室16に連通して第1〜第3気筒(#1〜#3)に対応した排気ヘッドポート22が外方に延設して形成されているとともに、この排気ヘッドポート22の外方端部に排気側フランジ24(図2の第1〜第3排気側フランジ24−1〜24−3で示す)が突出して形成されている。吸気側フランジ20には、吸気側マニホルド(図示せず)が接合して設けられる。排気側フランジ24には、排気側マニホルド(図示せず)が接合して設けられる。
排気側においては、図1に示す如く、排気側シリンダヘッド側壁10側で各燃焼室16に連通して第1〜第3気筒(#1〜#3)に対応した第1〜第3排気ヘッドポート22−1〜22−3が外方に延設して形成されているとともに、この第1〜第3排気ヘッドポート22−1〜22−3の外方端部に第1〜第3排気側フランジ24−1〜24−3が突出して形成されている。
また、シリンダヘッド6の上部位には、図2に示す如く、吸気側ヘッド取付ボルトを挿通する第1〜第4吸気側ヘッドボルト挿通孔26−1〜26−4が長手方向Xに並んで形成されているとともに、排気側ヘッド取付ボルトを挿通する第1〜第4排気側ヘッドボルト挿通孔28−1〜28−4が長手方向Xに並んで形成されている。
図1に示す如く、第1〜第3排気側フランジ24−1〜24−3の外周上縁部には、第1〜第3排気側上側取付ボス30−1〜30−3が連続して設けられている。この第1〜第3排気側上側取付ボス30−1〜30−3には、第1〜第3排気側上側取付ネジ孔32−1〜32−3が凹設して形成されている。また、第1〜第3排気側フランジ24−1〜24−3の外周下縁部には、第1〜第4排気側下側取付ボス34−1〜34−4が連続して設けられている。この第1〜第4排気側下側取付ボス34−1〜34−4には、第1〜第4排気側下側取付ネジ孔36−1〜36−4が凹設して形成されている。
シリンダヘッド6の上部位には、図2に示す如く、シリンダヘッド前面壁12及びシリンダヘッド背面壁14と平行で且つ第1〜第3気筒(#1〜#3)に対応した位置で、第1〜第3カム軸受部38−1〜38−3が設けられているとともに、この第1〜第3カム軸受部38−1〜38−3の各中央部位で第1〜第3気筒(#1〜#3)に対応した第1〜第3プラグホール40−1〜40−3を形成する第1〜第3プラグ筒部42−1〜42−3が第1〜第3カム軸受部38−1〜38−3と一体的に設けられている。また、図5に示す如く、シリンダヘッド6のヘッド形成壁44には、各プラグホール40に対応した各点火プラグネジ孔46が形成されている。
図3〜図5に示す如く、カム軸受部38には、吸気側カムシャフト(図示せず)を軸支するように吸気側ネジ孔48を備えた吸気側軸支部50と、排気側カムシャフト(図示せず)を軸支するように排気側ネジ孔52を備えた排気側軸支部54とが形成されている。また、吸気側軸支部50には、吸気側タペット孔部56が形成され、排気側軸支部54には、排気側タペット孔部58が形成されている。
この吸気側軸支部50と排気側軸支部54との近傍には、動弁室60が形成されている。この動弁室60においては、吸気側で、吸気側軸支部50の下方で吸気側バルブガイド62を配設しているとともに吸気側動弁室64を形成し、吸気側動弁室底面66の下方で吸気側ウォータジャケット68を形成し、排気側で、排気側軸支部54の下方で排気側バルブガイド70を配設しているとともに排気側動弁室72を形成し、排気側動弁室底面74の下方で排気側ウォータジャケット76を形成している。
図2に示す如く、シリンダヘッド6の上部位には、第1気筒(#1)に対応して、一対の第1吸気一側タペット78−1A・第1吸気他側タペット78−1B及び一対の第1排気一側タペット80−1A・第1排気他側タペット80−1Bが設けられ、また、第2気筒(#2)に対応して、一対の第2吸気一側タペット78−2A・第2吸気他側タペット78−2B及び一対の第2排気一側タペット80−2A・第2排気他側タペット80−2Bが設けられ、更に、第3気筒(#3)に対応して、一対の第3吸気一側タペット78−3A・第3吸気他側タペット78−3B及び一対の第3排気一側タペット80−3A・第3排気他側タペット80−3Bが設けられている。
図1〜図3に示す如く、シリンダヘッド6のシリンダヘッド背面壁14には、ウォータジャケット出口部82が設けられている。
このシリンダヘッド6においては、突設されたフランジとしての第1〜第3排気側フランジ24−1〜24−3の背面とシリンダヘッド側壁としての排気側シリンダヘッド側壁10とに挟まれた部位に、鋳造時の型割りによる余肉部が形成される。
そこで、この実施例において、図4、図5に示す如く、シリンダヘッド6には、動弁室としての排気側動弁室72と連通する空間部84を形成し、つまり、図1に示す如く、第1〜第3排気側フランジ24−1〜24−3の上部の背面で、第1〜第3空間部84−1〜84−3を形成し、そして、図1、図3、図4に示す如く、この第1〜第3空間部84−1〜84−3を内包して第1〜第3排気側フランジ24−1〜24−3の背面側で排気側カムシャフトの軸線方向に延びる膨出部86を、排気側シリンダヘッド側壁10に形成する。この膨出部86は、第1〜第3空間部84−1〜84−3を含んで膨出空間86Aを形成し、第1〜第3排気側ヘッドポート22−1〜22−3と排気側の第1〜第3排気側上側取付ボス30−1〜30−3との間を貫通するように形成されている。
また、排気側動弁室底面74は、図4、図5に示す如く、空間部84に向かって下方に傾斜して形成されている。
図1に示す如く、膨出部86には、シリンダブロック4側に延びるオイル戻し通路として、第1〜第4オイル戻し通路88−1〜88−4が膨出空間86Aと連通するように接続して設けられている。第1オイル戻し通路88−1は、第1排気側フランジ24−1よりも車両前方側で膨出部86の部位から下方のシリンダブロック4側に指向して形成されている。第2オイル戻し通路88−2は、第1排気側フランジ24−1と第2排気側フランジ24−2との間で膨出部86の部位から下方のシリンダブロック4側に指向して形成されている。第3オイル戻し通路88−3は、第2排気側フランジ24−2と第3排気側フランジ24−3との間で膨出部86の部位から下方のシリンダブロック4側に指向して形成されている。第4オイル戻し通路88−4は、第3排気側フランジ24−3よりも車両後方側で膨出部86の部位から下方のシリンダブロック4側に指向して形成されている。
図1に示す如く、この第1〜第2オイル戻し通路88−1〜88−2の一部は、第1排気側フランジ24−1の裏面側に配設されている。また、第3オイル戻し通路88−3の一部は、第3排気側フランジ24−3の裏面側に配設されている。
次に、この実施例の作用を説明する。
シリンダヘッド6の動弁室60と連通する空間部84を内包して排気側フランジ24の背面側をシリンダヘッド6に軸支されるカムシャフトの軸線方向に延びる膨出部86を、排気側シリンダヘッド側壁10から膨出して設けたことから、排気側フランジ24の背面と排気側シリンダヘッド側壁10とに挟まれる部位に鋳造時の型割りによって形成される余肉部を削減することができ、シリンダヘッド6の軽量化を図ることができるとともに、鋳造欠陥の発生を低減することができる。
排気側フランジ24には外周上縁部に排気側上側ネジ孔32が凹設された排気側上側取付ボス部30を設け、排気側ヘッドポート22と排気側上側取付ボス30との間を貫通するように膨出部86を設けたことから、排気側ヘッドポート22と排気側上側取付けボス30の間を繋ぐように形成される多量の余肉部を膨出部86によって削減することができ、さらに、シリンダヘッド6の軽量化を図ることができる。
排気側動弁室底面74を空間部84に向かって下方に傾斜して形成するとともに、膨出部86にはシリンダブロック4側に延びるオイル戻し通路88を接続して設けたことから、動弁室60の最外側に位置し、カムシャフト軸線方向に延びる膨出部86に、動弁室60に供給されたオイルを集めてオイルパンに戻すことによって、シリンダヘッド6内にオイルが滞留せず、オイル戻し性能を向上することができる。
オイル戻し通路88の一部を排気側フランジ24の裏面側に配設したことから、シリンダブロック4側に延びるオイル戻し通路88で排気側フランジ24の背面の側方部位の余肉部を削減し、さらに、シリンダヘッド6の軽量化を図ることができる。
なお、この実施例においては、空間部84を内包する膨出部86を吸気側にも設け、シリンダヘッド6の軽量化を図ることも可能である。
フランジの背面とシリンダヘッド側壁とに挟まれる部位に鋳造時の型割りによって形成される余肉部を削減する構造を、シリンダブロック等の構造にも適用することができる。
図2の矢印Iによるシリンダヘッドの右側面図である。 シリンダヘッドの平面図である。 図2の矢印IIIによるシリンダヘッドの背面図である。 図2のIV−IV線によるシリンダヘッドの断面図である。 図1のV−V線によるシリンダヘッドの断面図である。 従来のシリンダヘッドの右側面図である。 図6のVII−VII線によるシリンダヘッドの断面図である。
符号の説明
2 エンジン
4 シリンダブロック
6 シリンダヘッド
8 吸気側シリンダヘッド側壁
10 排気側シリンダヘッド側壁
18 吸気側ヘッドポート
20 吸気側フランジ
22 排気側ヘッドポート
24 排気側フランジ
30 排気側上側取付ボス
32 排気側上側取付ネジ孔
60 動弁室
74 排気側動弁室底面
84 空間部
86 膨出部
88 オイル戻し通路

Claims (3)

  1. 気筒列方向に延びるシリンダヘッド側壁から外方にヘッドポートを延設し、このヘッドポートの外方端部にマニホルドを接合するフランジを形成し、このフランジの外周上縁部にネジ孔を備えた取付ボスを設け、前記フランジの背面と前記シリンダヘッド側壁とに挟まれた部位及び前記取付ボスと前記ヘッドポートとに挟まれた部位に鋳造時の型割りによる余肉部が形成されるエンジンのシリンダヘッドにおいて、前記シリンダヘッド側壁には気筒列方向で前記余肉部が形成される部位の間に膨出する膨出部を形成し、前記膨出部の内部には前記シリンダヘッドの動弁室と連通するとともに前記ヘッドポートと前記取付ボスの間に形成される余肉部を貫通して気筒列方向に延びる空間部を形成したことを特徴とするエンジンのシリンダヘッド。
  2. 前記動弁室の底面を前記空間部に向かって下方に傾斜させるとともに、前記膨出部にはシリンダブロック側に延びるオイル戻し通路を接続して設けたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンのシリンダヘッド。
  3. 前記オイル戻し通路の一部を、前記フランジの裏面側に配設したことを特徴とする請求項2に記載のエンジンのシリンダヘッド。
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