JP4372826B2 - 光学式エンコーダおよび電子機器 - Google Patents
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Description
上記複数の受光素子から位相が異なる複数の受光信号が入力されて、この複数の受光信号に対して、論理演算処理、加算処理、減算処理のうちの少なくとも1つの信号処理を含む信号処理を行って、位相が異なると共に所定のスレッシュレベルに対する信号レベルが異なる複数の信号成分を含む出力信号を出力する受光信号処理部を備え、
上記受光信号処理部は、
上記複数の受光信号から得られた位相が互いに90°異なる第1,第2の信号の排他的論理和を演算して第3の信号を出力する排他的論理和回路と、
上記排他的論理和回路が出力する第3の信号と上記第1,第2の信号のうちの一方との論理積を演算して第4の信号を出力する論理積回路と、
上記第1,第2の信号のうちの他方から上記論理積回路が出力する第4の信号を減算して第5の信号を出力する減算回路とを有することを特徴としている。
上記複数の受光信号から得られた位相が互いに90°異なる第1,第2の信号の排他的論理和を演算して第3の信号を出力する排他的論理和回路と、
上記排他的論理和回路が出力する第3の信号と上記第1,第2の信号のうちの一方との論理積を演算して第4の信号を出力する論理積回路と、
上記第1,第2の信号のうちの他方から上記論理積回路が出力する第4の信号を減算して第5の信号を出力する減算回路とを有する。
図1に、この発明の光学式エンコーダの第1参考例を示す。この第1参考例は、移動体1と受光部2と発光部3を備える。発光部3は、LED(発光ダイオード)等の発光素子で構成されている。受光部2は、3個の受光素子11〜13を有する。また、移動体1は、矢印X1またはX2で示される方向に移動可能になっていて、移動方向に交互に光オン部6と光オフ部7とが配列されている。この光オン部6の配列ピッチをPとすると、光オン部6および光オフ部7の移動方向の寸法(幅寸法)は(1/2)Pである。上記光オン部6は発光部3からの光を受光部2側に通過させる一方、光オフ部7は発光部3からの光を受光部2側に通過させない。なお、この参考例では、受光素子11〜13をフォトダイオードで構成したがフォトトランジスタで構成してもよい。また、この参考例では、各受光素子11〜13の幅寸法を(1/12)Pとした。また、各受光素子11〜13は移動方向に間隔を隔てずに隣接している。
次に、図3Aに、この発明の光学式エンコーダの第2参考例を示す。この第2参考例は、移動体31と受光部32と発光部33を備える。発光部33は、LED(発光ダイオード)等の発光素子で構成されている。
次に、図5に、この発明の光学式エンコーダの実施形態を示す。この実施形態は、前述の第2参考例のAD変換器53,54と減算回路55との間に排他的論理和回路61および論理積回路62を接続した点と、減算回路55の出力側に比較部66を接続した点とが前述の第2参考例と異なる。よって、この実施形態では、図3に示した移動体31,受光部32,発光部33,電流電圧変換部45〜48を備える点は前述の第2参考例と同様である。よって、この実施形態では、前述の第2参考例と同じ部分には同じ符号を付して、前述の第2参考例と異なる部分を主に説明する。
図8にこの発明の光学式エンコーダの第3参考例の要部を示す。この第3参考例は、図3Aに示す第2参考例のAD変換器53と減算回路55との間に抵抗82とキャパシタ83とで構成したローパスフィルタ81を接続した点が前述の第2参考例と異なる。
次に、図9A,図9Bに、この発明の光学式エンコーダの第4参考例を示す。この第4参考例は、次の(1),(2),(3)の点が前述の実施形態と異なる。
次に、図11に、この発明の上記第1参考例の光学式エンコーダを備えた電子機器である第5参考例を示す。この第5参考例は、図1の第1参考例の加算回路22の出力側に接続した第1,第2,第3のコンパレータ101,102,103を備えた点が、前述の第1参考例と異なる。よって、この第5参考例では、前述の第1参考例と異なる点を主に説明する。
2、32 受光部
3、33 発光部
6、36 光オン部
7、37 光オフ部
11〜13、41〜44、 受光素子
14〜16 電流分配器
17、62 論理積回路
18〜20、61 排他的論理和回路
21 増幅回路
22 加算回路
45〜48 電流電圧変換部
51、52 差動増幅器
53、54 AD変換器
55 減算回路
63 帰還抵抗
64 演算増幅器
65 基準電圧部
66 比較部
81 ローパスフィルタ
82 抵抗
83 キャパシタ
90、97 減算回路
91〜94 電流分配部
95、96 電流電圧変換部
101〜103 コンパレータ
Claims (3)
- 発光部と、上記発光部からの光が到達し得る領域に一方向に並べて配置されている複数の受光素子を有する受光部とを備え、上記受光素子に対応する所定の位置を通過するときに上記光が上記受光素子に入射する状態にする光オン部および上記受光素子に対応する所定の位置を通過するときに上記光が上記受光素子に入射しない状態にする光オフ部を有すると共に上記一方向に移動するときに上記光オン部と光オフ部が上記所定の位置を交互に通過する移動体の移動を検出する光学式エンコーダであり、
上記複数の受光素子から位相が異なる複数の受光信号が入力されて、この複数の受光信号に対して、論理演算処理、加算処理、減算処理のうちの少なくとも1つの信号処理を含む信号処理を行って、位相が異なると共に所定のスレッシュレベルに対する信号レベルが異なる複数の信号成分を含む出力信号を出力する受光信号処理部を備え、
上記受光信号処理部は、
上記複数の受光信号から得られた位相が互いに90°異なる第1,第2の信号の排他的論理和を演算して第3の信号を出力する排他的論理和回路と、
上記排他的論理和回路が出力する第3の信号と上記第1,第2の信号のうちの一方との論理積を演算して第4の信号を出力する論理積回路と、
上記第1,第2の信号のうちの他方から上記論理積回路が出力する第4の信号を減算して第5の信号を出力する減算回路とを有することを特徴とする光学式エンコーダ。 - 請求項1に記載の光学式エンコーダにおいて、
上記受光信号処理部は、
上記減算回路が出力する第5の信号が反転入力端子に入力されると共に所定の基準電圧が非反転入力端子に入力される演算増幅器を含む負帰還回路を有することを特徴とする光学式エンコーダ。 - 請求項1または2に記載の光学式エンコーダを備えた電子機器。
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