JP4371498B2 - 本管及び枝管一体補修用補修部材 - Google Patents

本管及び枝管一体補修用補修部材 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管路の本管に適合する筒状本体と、管路の枝管に適合する筒状枝体とで、本管及び枝管を一体補修する補修部材に係り、特に、本管及び枝管の内壁面に滑らかなすりつけ部を形成するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、本管及び枝管を一体補修する補修方法としては、特開平6−15738号公報等に見るものが提供されている。この補修方法は、管路の本管に適合する筒状基部の一部に管路の枝管に適合する筒状枝部が分岐した略T字状の補修部材を、少なくとも前記筒状基部の断面形状を縮小させた状態で管路の分岐部に配置し、前記筒状基部の断面形状を拡張して管路の本管内面に適合せしめるとともに、筒状枝部を管路の枝管の分岐口に嵌合して当該枝管の内面に適合させ、当該補修部材を硬化性樹脂により硬化させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の補修方法に使用されている補修部材は、図14に示すように、織布シート1が1層構造をなすものであるから、織布シート1の端縁がほころび易く、このため、枝管内面5において、筒状枝部3の端縁3Aが毛ばだちを生じて滑らかなすりつけ部mが形成できず、また、本管内面9においても、筒状基部7の両端縁7Aが毛ばだちを生じて滑らかなすりつけ部mが形成できず、流れてくる固体物等が端縁に引っかかったり、剥がれて流れを阻害してしまうという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来の本管及び枝管を一体補修する補修部材が持つ問題点に鑑みてなされたもので、本管及び枝管の内壁面に膨張硬化される補修部材の各端部に本管及び枝管の内壁面と滑らかなすりつけ部を形成することができる本管及び枝管一体補修用補修部材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、本発明の請求項1記載の本管及び枝管一体補修用補修部材は、管路の本管に適合する筒状本体に管路の枝管に適合する筒状枝体を分岐した略T字形の本管及び枝管一体補修用補修部材であって、上記筒状本体は少なくとも縦糸と横糸をクロスした織布シートの本管の軸線方向の先端部を外周面側に折り返し形成されたものであり、上記筒状枝体は少なくとも縦糸と横糸をクロスした織布シートの先端部を外周面側に折り返し形成されたものであり、上記筒状枝体の基部側の円周縁に突設した固着代を上記筒状本体の織布シート面に開けられた接続孔の周縁部に固着させ、上記筒状本体及び筒状枝体の先端部には硬化性樹脂によりすりつけ部を形成したことを特徴とするものである。
【0006】
また、請求項2記載の本管及び枝管一体補修用補修部材は、管路の本管に適合する筒状本体に管路の枝管に適合する筒状枝体を分岐した略T字形の本管及び枝管一体補修用補修部材であって、上記筒状本体は少なくとも縦糸と横糸をクロスした織布シートを折り畳んで全面を2重構造に形成して本管の軸線方向の先端部を折り返し形成されたものであり、上記筒状枝体は少なくとも縦糸と横糸をクロスした織布シートを折り畳んで全面を2重構造に形成して先端部を折り返し形成されたものであり、上記筒状本体の2重シート面に開けた接続孔の間に筒状枝体の基部側周縁に突設した固着代を固着させ、上記筒状本体及び筒状枝体の先端部には硬化性樹脂によりすりつけ部を形成したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
請求項1の本管及び枝管一体補修用補修部材によると、上記筒状枝体は先端部が折り返しのある2重構造となるとともに、筒状本体の両端縁も折り返しのある2重構造となり、筒状枝体の先端部は枝管内壁面に滑らかなすりつけ部を形成するとともに、筒状本体の両端縁も本管に滑らかなすりつけ部を形成する。
【0008】
請求項2の本管及び枝管一体補修用補修部材によると、上記筒状枝体は先端部が折り返しのある2重構造となるとともに、筒状本体の先端部も折り返しのある2重構造となり、筒状枝体の先端部は枝管内壁面に滑らかなすりつけ部を形成するとともに、筒状本体の両端縁も本管に滑らかなすりつけ部を形成する。また、補修部材の全面が2重構造であるから、その耐久性にも優れている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図11を参照して本発明の第1実施形態を説明する。図1は補修部材の全体斜視図、図2,図3は織布シートの平面図、図4〜図11は補修部材の製造工程を示す図である。
【0010】
本発明に係る補修部材100の概要は、図1に示すようになっている。即ち、ガラス繊維やプラスチック繊維等からなる織布シート1は、折り畳んで2重構造をなしているとともに、この織布シート1の適所に枝管P2 の内径Dよりやや小さな接続孔1B,1Cが開けられている。この上下接続孔1B,1Cの周縁部Gの隙間Sには、ガラス繊維やプラスチック繊維等からなる織布シート2を2重構造とした筒状枝体20の基部側周縁20Bに突設した固着代20Cを挾み込んで縫着又は接着等の手段により固着させている。上記織布シート1,2を一体化した補修部材100は、これに未硬化の硬化性樹脂材を含浸させ、この折り返し部分1D,1Eを両端縁E,Eにしてパッカー(図示なし)に巻き付ける。そして、上記補修部材100を管路Pの本管P1 に挿入し、パッカーの押圧筒の膨張・加熱で筒状本体10が膨張されて本管P1 の内壁面に密着するとともに、筒状枝体20が膨張されて枝管P2 の内壁面に密着する。
【0011】
上記補修部材100は、シート状に形成されたガラス繊維やプラスチック繊維製の織布シート1,2に、常温又は加熱して硬化が促進される液状のエポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂等の硬化性樹脂を含浸させたものである。その詳細構造は、図2に示すように、ガラス繊維の糸状物である縦糸A,横糸Bを織ったガラスロービングクロス1,2に、強化繊維がランダムな方向に配列された不織布であるチョップドストランドマット5を縫い合わせるか、バインダー等で接着して補修部材100を形成している。このガラスロービングクロス1,2は、補修部材100の強度確保のために必要であり、チョップドストランドマット5は液状のエポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂等の硬化性樹脂Jを含浸させるにあたって、樹脂の保持率を高めるために必要である。また、硬化性樹脂Jについては、上記常温又は加熱して硬化が促進される液状のエポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂等を例示したが、液状として補修部材100に含浸でき、且つ、最終的に硬化するものであれば良いのであって、接着剤や紫外線硬化樹脂等を使用しても良い。
【0012】
尚、上記補修部材100は、図1に示すように、管中心側(パッカー側)からガラスロービングクロス1,2、チョップドストランドマット5の順としている。また、ガラスロービングクロス1,2だけで構成しても良い。
【0013】
次に、図2〜図11を参照して、上記補修部材100の製造工程を説明する。先ず、図2に示すように、ガラス繊維やプラスチック繊維等からなる織布シート1を用意する。この織布シート1は、上記のように、ガラス繊維等の縦糸A,ガラス繊維等の横糸Bを直角にクロスさせた織物で、網目空間S´を形成している。尚、必要に応じて、チョップドストランドマット5を縫い合わせたものを採用する。この織布シート面1Aには、予め2つの接続孔1B,1Cが枝管P2 の内径Dよりやや小径寸法の内径D1 に開けられている。上記織布シート1は、2つの接続孔1B,1Cが合うように、織布シート1を半分に折り畳む折曲線Cと、一方の端縁1Hを他方の端縁1Jに折り返して重合させる折返片1Kを有している。
【0014】
また、図3に示すように、ガラス繊維やプラスチック繊維等からなる織布シート2を別に用意する。織布シート2は、その中央に織布シート2を半分に折り畳む折曲線Cを有している。この織布シート2も上記織布シート1と同様に、ガラス繊維等の縦糸A,ガラス繊維等の横糸Bを直角にクロスさせた織物で、網目空間S´を形成している。上記織布シート2は、図4に示すように、折曲線Cで折り畳んで2重構造とするとともに、折り畳み部分を先端部2Eとして接続孔1B,1Cよりもやや小さい円筒状に巻き付け、重合する部分に仮縫または接着等の固着部イ,ロを形成して筒状枝体20とする。この筒状枝体20における基部側周縁20Bに、一定間隔に切り込みハを入れる。上記筒状枝体20は、図5に示すように、基部側周縁20Bに設けた切り込みハの各片を外径側へ拡げて多数の固着代20Cとする。
【0015】
続いて、図6に示すように、上記筒状枝体20は、この周縁に突設した固着代20Cを、上記織布シート1にあけた一方の接続孔1Cの周縁上に載せ、縫着又は接着等の手段により固着させる。更に、上記織布シート1は、他方側1´にあけた接続孔1Bを上記筒状枝体20の基部側周縁20Bまで挿入し、この接続孔1Bの周縁を固着代20Cに縫着又は接着等の手段により固着させる。そして、織布シート1は、折曲線Cで半分に折り畳むとともに、一方の端縁1Hを他方の端縁1Jに折り返して折返片1Kを重合させ、縫着又は接着等の手段により固着する。図7に示すように、上記織布シート1は半分に折り畳まれた2重構造となるとともに、両端部は折り曲げ部分となる。また、筒状枝体20も先端部が折り曲げ部分となる。
【0016】
図7に示すように、上記筒状枝体20及び接続孔1B,1Cの内径D 1 は、枝管P2 の内径Dに対して15%以下の範囲で小さく形成されている。上記筒状枝体20及び接続孔1B,1Cの内径D 1 を、枝管P2 の内径Dよりも15%以下の範囲で小さく形成した理由は、筒状枝体20及び筒状本体10において、それぞれ押圧筒部40Bの外周径、及び、押圧筒40の外周径に適合させるためであり、これら押圧筒部40Bの外周径、及び、押圧筒40の外周径は、管内でのパッカー200の移動に支障のないよう、それぞれ枝管P2 の内径、本管P1 の内径より約15%小さく形成されているためである。これにより、筒状枝体20は枝管P2 への挿入が容易となり、且つ、拡径で枝管P2 の内壁面との密着や本管と枝管の接続部との密着が可能となる。
【0017】
上記のように形成された本管及び枝管一体補修用補修部材100は、これに硬化性樹脂を含浸又は塗布させる。この補修部材100は、含浸又は塗布後に、図7(a)及び図8に示すように、織布シート1における折り畳み部分1D,1Eを両端縁の先端部E,Eにしてパッカ−200の押圧筒40の外周に分離シート(図示なし)を介在させて円筒状に巻き付け、筒状本体10として装着される。
【0018】
勿論、パッカーへの装着前に、図7(b)のように、織布シート1を円筒状に巻いて縫い合わせ、筒状本体10を形成しても良い。他方、織布シート2における筒状枝体20は、押圧筒40の中腹部にあけた収納孔40Aに、押圧筒部40Bとともに押し込まれる。尚、上記押圧筒40は、両端面を蓋30A,30Bで閉塞した筒体30の外周に設けられている。この筒体30に圧入される圧縮空気Aは、筒体30の外周面にあけた多数の小孔から押圧筒40へ供給されて、これが膨らむようになっている。
【0019】
続いて、図8,図9に示すように、パッカ−200は、本管P1 内に挿入され、筒体30から押圧筒40,押圧筒部40B内に圧縮空気Aを吹き込み、2点鎖線から実線のように膨張される。これで、補修部材100の筒状枝体20は、枝管P2 内へ突き出されるとともに膨出・拡径され、枝管内に密着固定される。このとき、図10に示すように、筒状枝体20は先端部の折り曲げ部分が端部となり、しかも、硬化性樹脂の押圧による押し出しにより滑らかなすりつけ部Mが形成される。これと同時に、本管P1 側の筒状本体10も膨出・拡径され、折り畳み部分1D,1Eを両端縁E,Eにして本管P1 との間に滑らかなすりつけ部Mが形成される。
【0020】
即ち、上記すりつけ部Mは、折り曲げ部分によってけばだちを生じることなく滑らかに形成され、硬化性樹脂の押出しにより境界感がなくきれいに仕上げられ、補修部材100の端面処理がきれいに行える。
【0021】
尚、本管及び枝管一体補修用補修部材100によると、筒状枝体20は、その内径D 1 を、枝管P2 の内径Dに対して15%以下の範囲で小さく形成されているから、図9に示すように、パッカ−200に装着された補修部材100は、押圧筒40,押圧筒部40Bの膨張で両管への押圧時において、織布シート1,2がそれぞれ本管P1 の内周方向、枝管P2 の内周方向にずれることによって拡径し、両管に密着することが可能となる。
【0022】
この密着作用は、筒状枝体20と筒状本体10との接続孔1B,1Cにおいて、図11に示すように、織布シートの網目空間S´をS”のように拡げて拡径し、固着させた部位を剥がすことなく行われる。
【0023】
本発明の本管及び枝管一体補修用補修部材によると、以下の効果を奏する。先ず、上記筒状枝体は先端部が折り返しのある2重構造となるとともに、筒状本体の両端縁も折り返しのある2重構造となり、筒状枝体の先端部は枝管内壁面に滑らかなすりつけ部を形成できるとともに、筒状本体の両端縁も本管に滑らかなすりつけ部を形成できる。したがって、流れてくる固体物等が端縁に引っかかったり、剥がれて流れを阻害してしまうという問題を解消できる。また、補修部材の全面が2重構造であるから、その耐久性にも優れている。
【0024】
尚、上記本管及び枝管一体補修用補修部材によると、筒状枝体はその外径を、枝管内径に対して15%以下の範囲で小さく形成されている。これにより、筒状枝体は、枝管への挿入が容易となり、且つ、パッカーによる膨張時に織布シートの重なり部がずれて拡径されるから、本管と枝管との接続部に、シワやタルミを生じることなく密着できる。
【0025】
以上は、本発明の1つの実施形態を紹介したものであり、この実施形態に限定されず、要旨内での設計変更が可能である。例えば、管路補修に使用されるパッカー200は、補修部材100を膨張させるだけでも良いし、膨張・加熱する方式のものであっても良い。また、本管及び枝管一体補修用補修部材100は、図12に示す第2実施形態のように、本管及び枝管一体補修用補修部材100´としても良い。すなわち、織布シート1を、その両端縁E,Eのみについて、外周面側又は内周面側へ折り返して形成した筒状本体10と、織布シート2における先端部2Eのみを外周面側又は内周面側へ折り返した筒状枝体20とし、上記筒状本体10の織布シート面1Aに開けられた接続孔1Bの周縁部Gに、上記筒状枝体20の基部側周縁20Bに突設した固着代20Cを縫着又は接着等の手段により固着させるものである。
【0026】
上記第2実施形態の本管及び枝管一体補修用補修部材100´によると、補修部材における筒状枝体20を枝管P2 内に膨張・拡径させ、滑らかなすりつけ部Mを形成する。また、本管P1 側の筒状本体10の両端縁E,Eが本管P1 の内壁面との間に滑らかなすりつけ部Mを形成し、本管と枝管及びこの接続部が一体補修される。
【0027】
上記第2実施形態の本管及び枝管一体補修用補修部材100´によるときも、上記第1実施形態の本管及び枝管一体補修用補修部材100と同様の作用・効果を奏するから、その説明を省略する。
【0028】
更に、図13に示す第3実施形態のように、本管及び枝管一体補修用補修部材100”は、織布シート1における両先端部F,Fを縫着部Hとして連結した筒状本体10´とし、この筒状本体10´をパッカ−200の押圧筒40の外周に装着させる構成としても良い。
【0029】
【発明の効果】
本発明の請求項1によると、上記筒状枝体は先端部が折り返しのある2重構造となるとともに、筒状本体の両端縁も折り返しのある2重構造となり、筒状枝体の先端部は枝管内壁面に滑らかなすりつけ部を形成するとともに、筒状本体の両端縁も本管に滑らかなすりつけ部を形成することができる。したがって、流れてくる固体物等が端縁に引っかかったり、剥がれて流れを阻害してしまうという問題を解消できる。
【0030】
請求項2によると、上記筒状枝体は先端部が折り返しのある2重構造となるとともに、筒状本体の両端縁も折り返しのある2重構造となり、筒状枝体の先端部は枝管内壁面に滑らかなすりつけ部を形成するとともに、筒状本体の両端縁も本管に滑らかなすりつけ部を形成することができる。したがって、流れてくる固体物等が端縁に引っかかったり、剥がれて流れを阻害してしまうという問題を解消できる。また、補修部材の全面が2重構造であるから、その耐久性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示し、補修部材の全体斜視図である。
【図2】 本発明の第1実施形態を示し、筒状本体となる織布シートの平面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態を示し、筒状枝体となる織布シートの平面図である。
【図4】 本発明の第1実施形態を示し、筒状枝体の斜視図である。
【図5】 本発明の第1実施形態を示し、筒状枝体の斜視図である。
【図6】 本発明の第1実施形態を示し、補修部材の製造工程の斜視図である。
【図7】 本発明の第1実施形態を示し、補修部材の断面図である。
【図8】 本発明の第1実施形態を示し、パッカーに装着した補修部材の断面図である。
【図9】 本発明の第1実施形態を示し、パッカーに装着した補修部材の作用断面図である。
【図10】 本発明の第1実施形態を示し、補修部材で補修した本管及び枝管の断面図である。
【図11】 本発明の第1実施形態を示し、織布シートの網目拡がり状態の部分図である。
【図12】 本発明の第2実施形態を示し、補修部材の断面図である。
【図13】 本発明の第3実施形態を示し、補修部材の斜視図である。
【図14】 従来例の補修部材を示し、本管と枝管を補修する補修部材の断面図である。
【符号の説明】
1,2 織布シート(ガラスロービングクロス)
1A シート面
1B,1C 接続孔
1J 端縁
1K 折返片
5 チョップドストランドマット
10,10´ 筒状本体
20 筒状枝体
20B 基部側周縁
20C 固着代
40 押圧筒
40A 収納孔
40B 押圧筒部
100,100´,100”補修用補修部材
200 パッカー
A 縦糸
B 横糸
C 折曲線
D 内径
1 内径
E 両端縁
G 周縁部
J 硬化性樹脂
M すりつけ部
1 本管
2 枝管
S 隙間
S´ 網目空間

Claims (2)

  1. 管路の本管に適合する筒状本体に管路の枝管に適合する筒状枝体を分岐した略T字形の本管及び枝管一体補修用補修部材であって、上記筒状本体は少なくとも縦糸と横糸をクロスした織布シートの本管の軸線方向の先端部を外周面側に折り返し形成されたものであり、上記筒状枝体は少なくとも縦糸と横糸をクロスした織布シートの先端部を外周面側に折り返し形成されたものであり、上記筒状枝体の基部側の円周縁に突設した固着代を上記筒状本体の織布シート面に開けられた接続孔の周縁部に固着させ、上記筒状本体及び筒状枝体の先端部には硬化性樹脂によりすりつけ部を形成したことを特徴とする本管及び枝管一体補修用補修部材。
  2. 管路の本管に適合する筒状本体に管路の枝管に適合する筒状枝体を分岐した略T字形の本管及び枝管一体補修用補修部材であって、上記筒状本体は少なくとも縦糸と横糸をクロスした織布シートを折り畳んで全面を2重構造に形成して本管の軸線方向の先端部を折り返し形成されたものであり、上記筒状枝体は少なくとも縦糸と横糸をクロスした織布シートを折り畳んで全面を2重構造に形成して先端部を折り返し形成されたものであり、上記筒状本体の2重シート面に開けた接続孔の間に筒状枝体の基部側周縁に突設した固着代を固着させ、上記筒状本体及び筒状枝体の先端部には硬化性樹脂によりすりつけ部を形成したことを特徴とする本管及び枝管一体補修用補修部材。
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