JP4370820B2 - 表示装置および表示装置用スタンド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置および表示装置用スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン受像機やコンピュータディスプレイ等に用いる映像デバイスは、従来において主にCRT(Cathode Ray Tube)であったが、近年においては、液晶表示デバイスや有機EL(Electro luminescence)表示デバイス等の薄型で軽量の表示装置に移りかわりつつある。
上記のような薄型で軽量の表示装置は、画面を見やすい位置に置くために、表示部本体をスタンドにより支持する必要がある(たとえば、特許文献1,2を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−171461号公報
【特許文献2】
特開平9−105923号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、薄型で軽量の表示装置の表示部本体からスタンドを取り外せば、表示部本体はプレート状であるので持ち運びが非常に容易となる。
一方、スタンドと表示部本体とは、一体となっている場合や、取り外しが可能であってもネジ等を使用した機械的な締結となっているのが一般的である。
このため、従来においては、薄型で軽量の表示部本体のもつ持ち運びやすいという特徴が十分に活用されていなかった。
また、特許文献1に開示されているように、表示部本体にスタンドを収納する収納部を設けることも可能であるが、収納部が必要となり表示部本体の寸法が大きくなる可能性がある。
【0005】
本発明は、上述した従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、表示部本体とこの表示部本体を支える支持部との着脱が容易化された表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の表示装置は、表示部本体と、前記表示部本体を支持する支持部と、前記支持部に設けられ、前記表示部本体の背面を吸着する吸着手段と、前記吸着手段による前記背面の吸着を解除する解除手段と、を有し、前記解除手段は、前記吸着手段に設けられている突起部であり、前記表示部本体の背面は、当該背面の一部に平坦面からなる被吸着面部と他の部分を有し、前記被吸着面部は前記他の部分よりも厚く形成されており、前記他の部分の上側には、当該表示部本体を壁面に設置するための係合孔が形成されている。
【0009】
本発明では、吸着手段によって表示部本体の背面を吸着すると、表示部本体は吸着手段によって支持部に連結され、支持部に支持される。解除手段によって、吸着手段による背面の吸着を解除すると、表示部本体だけが支持部から離れる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置を示す斜視図である。
図1において、本実施形態に係る表示装置1は、表示部本体2と、スタンド10とからなる。
なお、表示部本体2は本発明の表示部本体または表示装置の一実施態様であり、スタンド10は本発明の表示装置用スタンドの一実施態様である。
【0011】
表示部本体2は、前面側に画像を表示する表示画面2aを備えている。この表示部本体2は、たとえば、液晶表示デバイスや有機EL表示デバイス等の薄型のディスプレイであり、矩形状でプレート状の外形を有している。
また、表示部本体2の表示画面2aの周りは、ケース3で囲まれている。
【0012】
図2は、表示部本体2の背面2b側の構造を示す図である。
図2に示すように、表示部本体2の背面2bの中央部には、矩形状の被吸着面部2cが形成されている。
被吸着面部2cは、平坦面で構成され、後述する吸盤が確実に吸着するように表面が平滑に形成されている。
【0013】
表示部本体2の背面2bには、後述するフック部材が引っ掛かる係合孔2dが上側の2か所に形成されている。なお、係合孔2dは本発明の係合部の一実施態様である。
【0014】
図3は、図2におけるA−A線方向の断面図であって、表示部本体2のケース3の背面側の断面図を示している。
図3に示すように、ケース3の背面を構成する部材3cは被吸着面部2cの部分の厚さTHaが他の部分の厚さTHbよりも厚く形成されている。
被吸着面部2cを補強したのは、部材3cの背面である被吸着面部2cに後述する吸盤が吸着したときに、強力な吸着力によって部材3cが損傷するのを防止するためである。
【0015】
図1において、スタンド10は、ベース13と、支持柱12と、吸盤11とを有する。
なお、スタンド10のベース13および支持柱12は本発明の支持部を構成しており、吸盤11は本発明の吸着手段の一実施態様である。
【0016】
ベース13は、たとえば、テーブル等の水平面上に置かれる。
支持柱12は、ベース13上に立設されている。
支持柱12の先端部に吸盤11が固定されている。なお、支持柱12と吸盤11とを、たとえば、ユニバーサル継手を介して連結し、支持柱12に対して吸盤11の姿勢を自在に変更可能な構成とすることも可能である。
【0017】
吸盤11は、表示部本体2の被吸着面部2cを吸着する。吸盤11は、天然ゴム、樹脂等の材料で形成されている。
吸盤11の外側には、突起部11aが形成されている。この突起部11aを引っ張ることにより吸盤11が変形し、被吸着面部2cと吸盤11との間に空気が侵入し、吸盤11の吸着を解除できる。突起部11aは、本発明の解除手段の一実施態様である。
【0018】
次に、上記構成の表示装置1の使用方法の一例について、図4および図5を参照して説明する。
図4(a)に示すように、表示部本体2がスタンド10から外されている状態から、表示部本体2をスタンド10により支持させるためには、表示部本体2の被吸着面部2cを吸盤11へ強く押し当てる。これにより、図4(b)に示すように、被吸着面部2cが吸盤11によって吸着され、表示部本体2が支持される。
このように、本実施形態では、表示部本体2をスタンド10で支持した状態で映像を視聴したいときには、被吸着面部2cを吸盤11へ押し当てるだけでよい。
【0019】
表示装置1の使用者が、たとえば、表示部本体2をスタンド10から取り外したい場合には、吸盤2の突起部2を引っ張ることにより、ワンタッチで取り外すことができる。
表示部本体2をスタンド10から取り外すと、表示部本体2には突き出したものが存在しないので、表示部本体2を携行することが非常に容易である。
【0020】
表示部本体2をスタンド10ではなく、たとえば、壁に設置したい場合には、図5に示すように、壁面WLに予め設けたフック部材20に、表示部本体2の係合孔2dを引っ掛ける。これにより、表示部本体2を壁面WLに設置することができる。
【0021】
以上のように、本実施形態によれば、表示部本体2の背面を吸盤11で直接吸着してスタンド10へ固定するので、表示部本体2側には、スタンド10への固定のための機構を何ら設ける必要がない。表示部本体2をスタンド10から取り外すと、表示部本体2はプレート状であるので、非常に持ち運びが容易となる。
【0022】
また、表示部本体2のスタンド10への着脱を、工具を使用することなく行うことができるので、表示部本体2の使い勝手が格段に向上する。すなわち、視聴する場所に応じて、表示部本体2の設置場所を容易に変更することができる。
また、本実施形態によれば、表示部本体2の支持を、スタンド10だけでなく、壁面においても可能な構成としたので、表示部本体2の利用しやすさが向上する。
【0023】
なお、表示部本体2が何らかの原因で吸盤11から外れる可能性がある場合には、表示部本体2を保護する保護機構を表示部本体2自体あるいはスタンド10側に設けてもよい。しかしながら、表示部本体2(表示装置)の薄型化および軽量化が進めば進むほど、吸盤11の吸着力のみで表示部本体2を確実に支持することが可能となる。
【0024】
本発明は上述した実施形態に限定されない。
上述した実施形態では、本発明の支持部として、支持柱12およびベース13を例示したが、これに限定されない。たとえば、これらの代わりに、フレキシブルアーム等の他の支持手段を適用することも可能である。
また、上述した実施形態では、本発明の解除手段として、突起部11aを例示し、この突起部11aを引っ張ることにより吸着を解除する構成としたが、突起部11aをたとえば、押圧したり、傾斜させたりすることで吸盤11を変形させ吸着を解除する構成も可能である。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、表示部本体とこの表示部本体を支える支持部との着脱が容易化された表示装置および表示装置用スタンドが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る表示装置を示す斜視図である。
【図2】表示部本体2の背面2b側の構造を示す図である。
【図3】図2におけるA−A線方向の断面図である。
【図4】表示部本体を吸盤から取り外した状態と、表示部本体を吸盤で吸着した状態とを示す側面図である。
【図5】表示部本体の背面に形成された係合孔の使用方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1…表示装置、2…表示部本体、3…ケース、10…スタンド、11…吸盤(吸着手段)、11a…突起部(解除手段)、12…支持柱、13…ベース、20…フック部材。
Claims (1)
- 表示部本体と、
前記表示部本体を支持する支持部と、
前記支持部に設けられ、前記表示部本体の背面を吸着する吸着手段と、
前記吸着手段による前記背面の吸着を解除する解除手段と、を有し、
前記解除手段は、前記吸着手段に設けられている突起部であり、
前記表示部本体の背面は、当該背面の一部に平坦面からなる被吸着面部と他の部分を有し、
前記被吸着面部は前記他の部分よりも厚く形成されており、
前記他の部分の上側には、当該表示部本体を壁面に設置するための係合穴が形成されている
表示装置。
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