JP4368689B2 - 停電制御プログラム、停電制御装置、および停電制御方法 - Google Patents

停電制御プログラム、停電制御装置、および停電制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4368689B2
JP4368689B2 JP2004002019A JP2004002019A JP4368689B2 JP 4368689 B2 JP4368689 B2 JP 4368689B2 JP 2004002019 A JP2004002019 A JP 2004002019A JP 2004002019 A JP2004002019 A JP 2004002019A JP 4368689 B2 JP4368689 B2 JP 4368689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power failure
computer system
power
ups
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004002019A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005196464A (ja
Inventor
敏一 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2004002019A priority Critical patent/JP4368689B2/ja
Publication of JP2005196464A publication Critical patent/JP2005196464A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4368689B2 publication Critical patent/JP4368689B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、無停電電源装置から供給される電源で動作するコンピュータシステムにおける停電制御プログラム、停電制御装置、および停電制御方法に関するものである。
従来、サーバはUPS(無停電電源装置)から電源の供給を受け、UPSが電源の停電を検出すると内部バッテリをもとに電源を生成してサーバに供給を継続すると共にサーバに停電通知してシャットダウン処理を行わせ、当該シャットダウン処理の終了の通知を受けると電源を遮断していた(特許文献1など参照)。
特開2002−297270号公報の〔0008〕など参照。
上述したように、従来は、サーバはUPSから電源の供給を受け、停電発生時にUPSからの停電通知を受信したときにOSがシャットダウン処理を行い、タイマセットに応じて(シャットダウン処理を終了するとその旨をUPSに通知して)電源を遮断していた。
しかし、サーバがシステムの安定稼動を図るために、例えば毎日1回再起動して資源の初期化などを行い、十分な性能が発揮できるようにすることが行われている。この際、システムをシャットダウンしてOS(オペレーティングシステム)をリブート中で未だOSが動作状態になる前に停電が発生し、リブートが終了してOSが起動したときはUPSのバッテリの容量が少なくなって、シャットダウン処理が終了する前に電源の電圧が低下して正常に動作しなくなってしまい、いわゆるダーティシャットダウンが発生し、最悪の場合にデータが破壊されたり、システムが破壊されてしまう事態が発生するという問題があった。特に、サーバなどのように大きなシステムではリブートに数分程度かかるようなシステムでは、極めて大容量のバッテリを持つUPSを準備する必要が生じてしまう問題もあった。
本発明は、これらの問題を解決するため、システムのリブート時に新たに設けた停電制御プログラムがUPSと通信して電源が停電のときはOSをリブートすることなくシャットダウンを行うようにしている。
従って、システム安定稼動などのためのリブート時のOS起動前、OS起動中、OSシャットダウン中などにUPSからの電源供給が停止してしまう事態を避けてデータやシステム破壊を防止することが可能となる。
本願発明は、システムのリブート時に新たに設けた停電制御プログラムがUPSと通信して電源が停電のときはOSをリブートすることなくシャットダウンを行う構成を採用しているため、システム安定稼動などのためのリブート時のOS起動前、OS起動中、OSシャットダウン中などにUPSからの電源供給が停止してしまう事態を避けてデータやシステム破壊を防止することができる。
本発明は、システムのリブート時に新たに設けた停電制御プログラムがUPSと通信して電源が停電のときはOSをリブートすることなくシャットダウンを行うことにより、リブート時のOS起動前、OS起動中、OSシャットダウン中などにUPSからの電源供給が停止してしまう事態を避けてデータやシステム破壊の防止することを実現した。
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、サーバ1は、プログラムに従い各種処理を実行するものであって、ここでは、停電制御プログラム13がリブート時にUPS2と通信して停電であった場合にOS14をリブートすることなくシャットダウンする対象のコンピュータシステムの例であり、通信ポート11、BIOS12、OS14、UPS管理ソフトウェア15などから構成されるものである。
通信ポート11は、UPS(無停電電源装置)2との間で通信するためのポートであって、例えばRS−232C、USBなどの通信用のポートである。
BIOS12は、サーバ1をリブートするものであって、ここでは、停電制御プログラム13を設けたものである。
停電制御プログラム13は、リブート時にUPS2と通信して停電の場合にOS14をリブートすることなくシャットダウンするものである。
OS14は、オペレーティングシステムである。
UPS管理ソフトウェア15は、OS14のもとで動作する、公知のUPS管理ソフトウェアであって、UPS2から停電通知を受けると、データを退避してシャットダウンするものである。
UPS(無停電電源装置)2は、停電時に内蔵のバッテリをもとに電源を発生させ、ここでは、サーバ1に供給すると共に停電の旨を通知したりなどするものであって、通信ポート21、電源出力コンセント22、マイクロプロセッサ23などから構成されるものである。
通信ポート21は、サーバ1の通信ポート11との間で通信するものであって、例えばRS−232C、USBなどの通信を行うポートである。
電源出力コンセント22は、電源を出力するコンセントであって、停電時には内蔵のバッテリを用いて発生させた電源を出力するものである。
マイクロプロセッサ23は、UPS2を統括制御するプロセッサであって、ここでは、後述する図2に示すように、サーバ1と各種通信したり、停電発生などを通知したりなどするものである。
次に、図2のタイムチャートに従い、図1の構成の動作を詳細に説明する。
図2は、本発明のタイムチャートを示す。ここで、電源は図1のUPS2に供給する電源であり、UPS2は図1のUPS(無停電電源装置)2であり、サーバ1は図1のサーバ1である。
図2において、(1)は、サーバ1がスケジュール運転によるOSシャットダウン開始する。これは、サーバ1が毎日所定時間(例えば始業前の7時)にOSシャットダウンしてリブートし、使われていない資源を解放(例えば使われてないメモリ領域を解放)などしてサーバ1が安定稼動できるようにするために、OSシャットダウン開始する。
(2)は、(1)の通知を受けたUPS2がタイマーセットする。
(3)は、サーバ1がOSシャットダウンを完了する。これは、データなどを退避した後、OSシャットダウンして完了する。
(4)は、UPS2が(2)でタイマーセット(更に、必要に応じてサーバ1からのOSシャットダウン完了通知)に対応して電源出力停止する。これにより、UPS2がサーバ1に供給していた電源の電源出力を停止し、サーバ1が完全に停止する。
(5)は、UPS2が所定時間経過後に電源出力開始する。
(6)は、サーバ1が(5)の電源出力開始されたことに対応して、サーバ起動(POST)開始する。これは、サーバ1に電源が供給されたので、サーバ1のBIOS12がPOST(Power On Self Test:自己診断)を開始する。
(7)は、(6)の自己診断開始後にここでは停電発生する。
(8)は、UPS2が(7)の停電発生を検出する。そして、内部バッテリをもとに電源を発生し、サーバ1に電源の供給を継続する。
(9)は、サーバ1の停電制御プログラム13がUPS2と通信し、停電の旨の通知を受信したとき、下段の停電の場合のシーケンスを実行する。尚、通信し、停電の旨の通知を受信しないとき、下段の正常な場合のシーケンスを実行する(正常な場合は、(10)’でOSブート開始し、OSブート完了後にOS14に制御権を渡し、OS14のもとで動作するUPS管理ソフトウェア15がUPS2と通信し、停電時にはデータ退避した後にOSシャットダウンなどを行う)。
(10)は、(9)に続けて、UPS停止コマンド送信/タイマセット(t1)する。これにより、(11)でUPS2がタイマセット(t1)する。
(12)は、OSブートしないでシャットダウン処理を行う。
(13)は、サーバ1がPOST終了する。これは、サーバ1が(6)で開始したPOST(自己診断)の処理を終了する。
(14)は、UPS2が電源出力停止する。これは、UPS2が(11)でセットしたタイマ値t1経過後に,内部バッテリをもとに生成してサーバ1に供給していた電源の供給を停止する。
以上によって、サーバ1がスケジュール運転によるOSシャットダウンを開始し、再起動時にBIOS12がPOST(自己診断)処理中で未だOS起動前のときに、当該BIOS2によるPOST(自己診断)処理の中で、停電制御プログラム13が通信ポート11、21を介してUPS2と通信して停電が発生している旨を受信した場合には、OSブートすることなく、UPS2に停止コマンドを送信して所定時間経過後にUPS2の電源出力停止させると共にサーバ1をシャットダウンすることが可能となる。これにより、リブート時のOS起動中、OS起動状態、OSシャットダウン中などにUPS2からの電源供給が停止してしまう事態を避けてデータやシステム破壊を防止することができる。
また、(21)は、停電から復電する。
(22)は、(21)の復電に対応して、UPS2が電源出力開始する。
(23)は、サーバ起動(POST)開始する。そして、既述した正常な場合の(9)’でBIOS12の停電制御プログラム13がUPS2と通信して復電した旨の通知を受信するので、(10)’でOSブート開始し、OSブート終了後にOS14に制御権を渡し、当該OS14の制御のもとで各種処理を実行する。
本発明は、コンピュータシステムのリブート時に新たに設けた停電制御プログラムがUPSと通信して電源が停電のときはOSをリブートすることなくシャットダウンを行い、コンピュータシステムの安定稼動などのためのリブート時のOS起動前、OS起動中、OSシャットダウン中などにUPSからの電源供給が停止してしまう事態を避けてデータやシステム破壊を防止することが可能となる。
本発明のシステム構成図である。 本発明のタイムチャートである。
符号の説明
1:サーバ
11,21:通信ポート
12:BIOS
13:停電制御プログラム
14:OS(オペレーティングシステム)
15:UPS管理ソフトウェア
2:UPS(無停電電源装置)
22:電源出力コンセント

Claims (5)

  1. 無停電電源装置から供給される電源で動作するコンピュータシステムにおける停電制御プログラムにおいて、
    前記コンピュータシステムの電源が投入されてOSが未起動時に動作する、
    前記コンピュータシステムにOSをブートするブート時に前記無停電電源装置と通信して停電か否かを問い合わせる手段と、
    前記問い合わせて停電の旨を受信したときに、OSブートすることなく前記コンピュータシステムをシャットダウンさせ、一方、停電でない旨を受信したときに、OSブートを継続させる手段と
    してコンピュータシステムを動作させるための停電制御プログラム。
  2. 前記シャットダウン時に前記無停電電源装置に停止通知して所定時間経過後に当該無停電電源装置の電源の出力を停止させることを特徴とする請求項1記載の停電電源プログラム。
  3. 前記コンピュータシステムがスケジュール運転によるOSシャットダウン後電源投入され、OSが未起動時に前記各手段による処理を実行させる請求項1あるいは請求項2記載の停電制御プログラム。
  4. 無停電電源装置から供給される電源で動作するコンピュータシステムにおける停電制御装置において、
    前記コンピュータシステムの電源が投入されてOSが未起動時に実行する、
    前記コンピュータシステムにOSをブートするブート時に前記無停電電源装置と通信して停電か否かを問い合わせる手段と、
    前記問い合わせて停電の旨を受信したときに、OSブートすることなく前記コンピュータシステムをシャットダウンさせ、一方、停電でない旨を受信したときに、OSブートを継続させる手段と
    を備えたことを特徴とする停電制御装置。
  5. 無停電電源装置から供給される電源で動作するコンピュータシステムにおける停電制御方法において、
    前記コンピュータシステムの電源が投入されてOSが未起動時に実行する、
    前記コンピュータシステムにOSをブートするブート時に前記無停電電源装置と通信して停電か否かを問い合わせるステップと、
    前記問い合わせて停電の旨を受信したときに、OSブートすることなく前記コンピュータシステムをシャットダウンさせ、一方、停電でない旨を受信したときに、OSブートを継続させるステップと
    を有する停電制御方法。
JP2004002019A 2004-01-07 2004-01-07 停電制御プログラム、停電制御装置、および停電制御方法 Expired - Fee Related JP4368689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004002019A JP4368689B2 (ja) 2004-01-07 2004-01-07 停電制御プログラム、停電制御装置、および停電制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004002019A JP4368689B2 (ja) 2004-01-07 2004-01-07 停電制御プログラム、停電制御装置、および停電制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005196464A JP2005196464A (ja) 2005-07-21
JP4368689B2 true JP4368689B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=34817369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004002019A Expired - Fee Related JP4368689B2 (ja) 2004-01-07 2004-01-07 停電制御プログラム、停電制御装置、および停電制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4368689B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5884268B2 (ja) * 2011-01-26 2016-03-15 大日本印刷株式会社 無停電電源装置用停止制御システム
JPWO2020165943A1 (ja) * 2019-02-12 2021-02-25 三菱電機株式会社 給電装置および電力供給システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005196464A (ja) 2005-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI303383B (en) Method and apparatus for remote modification of system configuration
JP3777136B2 (ja) コンピュータ装置、データのデッドコピー方法、プログラム、コンピュータ装置の稼動方法
KR0172003B1 (ko) 컴퓨터 시스템 및 그 제어방법
CN105917306B (zh) 用于配置系统固件配置数据的系统和方法
JP5328720B2 (ja) 情報処理装置
WO2018095107A1 (zh) 一种bios程序的异常处理方法及装置
TW201020779A (en) System for auto-operating backup firmware and method thereof
US20090271660A1 (en) Motherboard, a method for recovering the bios thereof and a method for booting a computer
US20190004818A1 (en) Method of UEFI Shell for Supporting Power Saving Mode and Computer System thereof
CN111683287A (zh) 智能设备启动方法、装置、智能设备和可读存储介质
WO2019062576A1 (zh) 一种系统升级异常断电的保护方法及终端设备
JPH11288334A (ja) コンピュータ・システムのパワーダウン方法及び装置
TW515995B (en) Method allowing to configure computer system as wake on LAN
JP2007323631A (ja) Cpu暴走判定回路
TWI764454B (zh) 韌體損壞恢復技術
JP4368689B2 (ja) 停電制御プログラム、停電制御装置、および停電制御方法
JP2012174061A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、スキャナ装置、スキャナ装置の制御方法
CN115756622B (zh) 芯片控制方法及芯片
JP2005165415A (ja) 情報処理装置、システム起動方法、およびシステム起動プログラム
JPH08297530A (ja) コンピュータシステム、そのサスペンド方法およびそのレジューム方法
WO2012126345A1 (zh) 计算机的启动方法、启动装置、状态转换方法和状态转换装置
JP2003256240A (ja) 情報処理装置及びその障害回復方法
JP3231561B2 (ja) バックアップメモリ制御方式
CN112462909A (zh) 一体机转接设备的复位控制方法、装置及存储介质
CN111078452A (zh) 一种bmc固件镜像恢复方法与装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090811

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees