JP4366296B2 - 取着体およびビス固定ナット - Google Patents

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Description

この発明は、配線器具等の被取着物が、ビスを用いて取着される取着体、および、その取着体等に設けられて、ビスを固定するためのビス固定ナットに関するものである。
従来、建物の壁表側から、被取着物としての配線器具を固定するには、取付け用のビスを、前記配線器具が取着された器具枠に挿通するとともに、壁内に隠蔽もしくは埋設された、取着体としての配線用ボックスの一対のボス部内に収容されたナット、または、そのボックスに取り付けられた、取着体としてのボックスカバーの一対のボス部内に収容されたナットに、前記ビスをねじ込んでいた。
しかし、前記ビスによるねじ込み作業は、ビスをドライバーで回転させて締め込んでいかなければならず、大変面倒でかつ時間のかかるものであった。
そこで、前記ナットの替わりに、板状のビス固定ナットを用いた配線用ボックス(スイッチボックス)が考案された(例えば、特許文献1参照)。このビス固定ナットには、ビス挿通孔が明けられており、そのビス挿通孔の周囲に、放射状に切れ目が入れられることで、多数のたわみ片が形成されていた。そして、ビスを、ドライバーで回転させることなく、ビス挿通孔に押し込むことで、ビスの山が、たわみ片の先端部分に係合し、こうして、配線器具を配線用ボックスに固定することができた。
実開昭52−64393号公報
ところで、前記従来の、取着体としての配線用ボックスにおいては、ビス固定ナットのたわみ片に弾性を付与する必要があることから、そのたわみ片を形成するためのビス挿通孔の全周に設けられた切れ目を、長くしなければならなかった。その結果、前記ビス挿通孔は、切れ目を含めて大径となり、ボス部全体が大型化された。そのため、ボス部が、内部空間に向けて突出して形成されてしまい、大型の配線器具と干渉し、その配線器具の挿入ができない等の問題があった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ビス固定ナットを小型化することができる、取着体およびビス固定ナットを提供することにある。
また、他の目的は、ビス固定ナットを小型化することで、取着体の内部空間を広く取ることができる、取着体およびビス固定ナットを提供することにある。
この発明に係る取着体およびビス固定ナットは、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る取着体は、配線器具等の被取着物が、右ねじからなるビスを用いて取着される取着体であって、少なくとも一方に開放部を有する内部空間を形成するようにその内部空間を囲む周壁と、前記周壁の内面側に位置するボス部とを備える。ここにおいて、前記ボス部は、前記ビスが前記開放部側から挿入される挿入孔を有する。そして、前記ボス部内には、前記開放部側から前記挿入孔に挿入された前記ビスを固定するためのビス固定ナットが収容される。このビス固定ナットは、板材からなり、前記挿入孔と連通して前記ビスのビス軸部が通る通孔と、その通孔の内周面を形成するように、その通孔を通る前記ビス軸部の周囲を巻くようにして延設される弾性係合片とを備える。そして、前記弾性係合片は、前記ビス軸部の挿入方向から見て、前記通孔を時計回り方向に回る方向に延設されて、その延設された先端部分に、前記通孔側に突出して、前記通孔を通る前記ビス軸部と係合する係合部が設けられている。そこで、前記挿入孔への前記ビス軸部の挿入に対しては、前記弾性係合片は、前記挿入方向へ傾斜するように、あるいは、前記挿入方向への傾斜が増すように弾性変形することで、前記ビス軸部の、前記挿入方向への移動を許容し、前記挿入孔からの前記ビス軸部の抜けに対しては、前記ビス軸部と係合した前記弾性係合片が、前記ビス軸部の抜け方向へ、前記挿入方向への傾斜が減ずるように弾性変形しようとして、前記ビス軸部を押圧することにより、前記弾性係合片の、前記抜け方向への弾性変形を困難にして、前記ビス軸部の、前記抜け方向への移動を阻止する。
これにより、この取着体に配線器具等の被取着物を取り付けるには、この取着体のボス部に設けられた挿入孔に、開放部側からビスを押し込むように押圧する。こうすることで、ビス固定ナットに設けられた弾性係合片の先端部分の、通孔側に突出した係合部が、ビス軸部に押圧される。それに共なって、弾性係合片が、ビス軸部の挿入方向へ傾斜するように、あるいは、挿入方向への傾斜が増すように弾性変形して、ビス軸部の、挿入方向への移動が許容されて、このビス軸部は、通孔に挿入される。そして、ビスの押し込みを終えると、弾性係合片の係合部は、ビス軸部と係合し、こうして、ビスが固定され、被取着物は、取着体に取着される。ここにおいて、挿入孔からのビス軸部の抜けに対しては、ビス軸部と係合した弾性係合片が、ビス軸部につられて、その抜け方向へ、すなわち前記挿入方向への傾斜が減ずる方向へ弾性変形しようとして、弾性係合片は、ビス軸部を押圧する。そして、この押圧により、弾性係合片は、前記抜け方向への弾性変形が困難となるとともに、ビス軸部への係合が強固なものとなり、ビスの抜けが阻止される。ここで、ビス固定ナットは、弾性係合片が、ビス軸部が通る通孔の内周面を形成するように、その通孔を通るビス軸部の周囲を巻くようにして延設されている。このように、弾性係合片が、通孔に向かって延設されるのではなく、通孔を通るビス軸部の周囲を巻くようにして延設されることで、これら通孔と弾性係合片とで構成されるビス固定ナットの小型化が可能となる。そして、このように、ボス部内に収容されるビス固定ナットは、小型化が可能なことから、ボス部を小さくして、この取着体の内部空間を広く取ることができる。さらに、ビスは右ねじであって、弾性係合片は、前記挿入方向から見て、通孔を時計回り方向に回る方向に延設されている。これにより、弾性係合片の係合部がビス軸部と係合したときに、前記挿入方向への傾斜による弾性係合片の延設方向が、ビス軸部のねじの螺旋の方向と同じ側となる。したがって、弾性係合片の係合部は、ビス軸部に確実に係合し、ビスの抜けを的確に阻止することができる。
また、請求項2に記載の発明に係る取着体は、請求項1に記載の取着体において、前記ビス固定ナットは、前記通孔と前記弾性係合片が設けられた第1板部と、その第1板部の周端の全周あるいはほぼ全周から折れ曲がって形成された第2板部とを備える。こうして、ビス固定ナットが、第1板部の周端の全周あるいはほぼ全周から折れ曲がって形成された第2板部を備えることで、第1板部に設けられた弾性係合片が安定して支持される。
また、請求項3に記載の発明に係る取着体は、請求項1または2に記載の取着体において、前記弾性係合片は、三つ設けられ、それら弾性係合片が、前記通孔の中心を対称軸として120度の回転対称の位置に配置されている。このように、三つの弾性係合片を、120度の回転対称の位置に配置することで、ビス軸部と係合する弾性係合片が、そのビス軸部をバランス良く支持し、かつ、弾性係合片の長さを適度に取ることができる。
また、請求項に記載の発明に係るビス固定ナットは、配線器具等の被取着物が、右ねじからなるビスを用いて取着される取着体の、少なくとも一方に開放部を有する内部空間を形成するようにその内部空間を囲む周壁の、内面側に位置するボス部内に収容され、前記開放部側から前記ボス部の挿入孔に挿入された前記ビスを固定するためのビス固定ナットである。このビス固定ナットは、板材からなり、前記挿入孔と連通して前記ビスのビス軸部が通る通孔と、その通孔の内周面を形成するように、その通孔を通る前記ビス軸部の周囲を巻くようにして延設される弾性係合片とを備える。そして、前記弾性係合片は、前記ビス軸部の挿入方向から見て、前記通孔を時計回り方向に回る方向に延設されて、その延設された先端部分に、前記通孔側に突出して、前記通孔を通る前記ビス軸部と係合する係合部が設けられている。そこで、前記挿入孔への前記ビス軸部の挿入に対しては、前記弾性係合片は、前記挿入方向へ傾斜するように、あるいは、前記挿入方向への傾斜が増すように弾性変形することで、前記ビス軸部の、前記挿入方向への移動を許容し、前記挿入孔からの前記ビス軸部の抜けに対しては、前記ビス軸部と係合した前記弾性係合片が、前記ビス軸部の抜け方向へ、前記挿入方向への傾斜が減ずるように弾性変形しようとして、前記ビス軸部を押圧することにより、前記弾性係合片の、前記抜け方向への弾性変形を困難にして、前記ビス軸部の、前記抜け方向への移動を阻止する。
これにより、取着体に配線器具等の被取着物を取り付けるには、この取着体のボス部に設けられた挿入孔に、開放部側からビスを押し込むように押圧する。こうすることで、ビス固定ナットに設けられた弾性係合片の先端部分の、通孔側に突出した係合部が、ビス軸部に押圧される。それに共なって、弾性係合片が、ビス軸部の挿入方向へ傾斜するように、あるいは、挿入方向への傾斜が増すように弾性変形して、ビス軸部の、挿入方向への移動が許容されて、このビス軸部は、通孔に挿入される。そして、ビスの押し込みを終えると、弾性係合片の係合部は、ビス軸部と係合し、こうして、ビスが固定され、被取着物は、取着体に取着される。ここにおいて、挿入孔からのビス軸部の抜けに対しては、ビス軸部と係合した弾性係合片が、ビス軸部につられて、その抜け方向へ、すなわち前記挿入方向への傾斜が減ずる方向へ弾性変形しようとして、弾性係合片は、ビス軸部を押圧する。そして、この押圧により、弾性係合片は、前記抜け方向への弾性変形が困難となるとともに、ビス軸部への係合が強固なものとなり、ビスの抜けが阻止される。ここで、ビス固定ナットは、弾性係合片が、ビス軸部が通る通孔の内周面を形成するように、その通孔を通るビス軸部の周囲を巻くようにして延設されている。このように、弾性係合片が、通孔に向かって延設されるのではなく、通孔を通るビス軸部の周囲を巻くようにして延設されることで、これら通孔と弾性係合片とで構成されるビス固定ナットの小型化が可能となる。そして、このように、ボス部内に収容されるビス固定ナットは、小型化が可能なことから、ボス部を小さくして、取着体の内部空間を広く取ることができる。さらに、ビスは右ねじであって、弾性係合片は、前記挿入方向から見て、通孔を時計回り方向に回る方向に延設されている。これにより、弾性係合片の係合部がビス軸部と係合したときに、前記挿入方向への傾斜による弾性係合片の延設方向が、ビス軸部のねじの螺旋の方向と同じ側となる。したがって、弾性係合片の係合部は、ビス軸部に確実に係合し、ビスの抜けを的確に阻止することができる。
また、請求項に記載の発明に係るビス固定ナットは、右ねじからなるビスと係合してそのビスを固定するためのビス固定ナットである。このビス固定ナットは、板材からなり、前記ビスのビス軸部が通る通孔と、その通孔の内周面を形成するように、その通孔を通る前記ビス軸部の周囲を巻くようにして延設される弾性係合片とを備える。そして、前記弾性係合片は、前記ビス軸部の挿入方向から見て、前記通孔を時計回り方向に回る方向に延設されて、その延設された先端部分に、前記通孔側に突出して、前記通孔を通る前記ビス軸部と係合する係合部が設けられている。そこで、前記通孔への前記ビス軸部の挿入に対しては、前記弾性係合片は、前記挿入方向へ傾斜するように、あるいは、前記挿入方向への傾斜が増すように弾性変形することで、前記ビス軸部の、前記挿入方向への移動を許容し、前記通孔からの前記ビス軸部の抜けに対しては、前記ビス軸部と係合した前記弾性係合片が、前記ビス軸部の抜け方向へ、前記挿入方向への傾斜が減ずるように弾性変形しようとして、前記ビス軸部を押圧することにより、前記弾性係合片の、前記抜け方向への弾性変形を困難にして、前記ビス軸部の、前記抜け方向への移動を阻止する。
これにより、ビスを固定するには、ビス固定ナットに設けられた通孔に、ビスを押し込むように押圧する。こうすることで、ビス固定ナットに設けられた弾性係合片の先端部分の、通孔側に突出した係合部が、ビス軸部に押圧される。それに共なって、弾性係合片が、ビス軸部の挿入方向へ傾斜するように、あるいは、挿入方向への傾斜が増すように弾性変形して、ビス軸部の、挿入方向への移動が許容されて、このビス軸部は、通孔に挿入される。そして、ビスの押し込みを終えると、弾性係合片の係合部は、ビス軸部と係合し、こうして、ビスは固定される。ここにおいて、通孔からのビス軸部の抜けに対しては、ビス軸部と係合した弾性係合片が、ビス軸部につられて、その抜け方向へ、すなわち前記挿入方向への傾斜が減ずる方向へ弾性変形しようとして、弾性係合片は、ビス軸部を押圧する。そして、この押圧により、弾性係合片は、前記抜け方向への弾性変形が困難となるとともに、ビス軸部への係合が強固なものとなり、ビスの抜けが阻止される。ここで、ビス固定ナットは、弾性係合片が、ビス軸部が通る通孔の内周面を形成するように、その通孔を通るビス軸部の周囲を巻くようにして延設されている。このように、弾性係合片が、通孔に向かって延設されるのではなく、通孔を通るビス軸部の周囲を巻くようにして延設されることで、これら通孔と弾性係合片とで構成されるビス固定ナットの小型化が可能となる。さらに、ビスは右ねじであって、弾性係合片は、前記挿入方向から見て、通孔を時計回り方向に回る方向に延設されている。これにより、弾性係合片の係合部がビス軸部と係合したときに、前記挿入方向への傾斜による弾性係合片の延設方向が、ビス軸部のねじの螺旋の方向と同じ側となる。したがって、弾性係合片の係合部は、ビス軸部に確実に係合し、ビスの抜けを的確に阻止することができる。
請求項1ないしに記載の発明に係る取着体およびビス固定ナットによれば、ビス固定ナットの弾性係合片を、通孔に向かって延設するのではなく、通孔を通るビス軸部の周囲を巻くようにして延設することで、これら通孔と弾性係合片とで構成されてボス部内に収容されるビス固定ナットを小型化することができる。そして、この小型化されたビス固定ナットにより、ボス部を小さくして、取着体の内部空間を広く取ることができる。
また、請求項に記載の発明に係るビス固定ナットによれば、弾性係合片を、通孔に向かって延設するのではなく、通孔を通るビス軸部の周囲を巻くようにして延設することで、これら通孔と弾性係合片とで構成されるビス固定ナットを小型化することができる。
以下、この発明に係る取着体およびビス固定ナットを実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、建物の壁である。2は、被取着物としての、コンセントとかスイッチ等の配線器具である。3は、その配線器具2を保持する保持材としての保持パネルである。4は、固着具としてのビスである。5は、前記配線器具2がビス4を用いて取着される、取着体としての配線用ボックスである。
ここで、保持パネル3は、枠状に形成されており、その枠内に、配線器具2が取り付けられる。そして、保持パネル3は、その各側、例えば上下の各側に、ビス4が挿通される孔3aが形成されている。
配線用ボックス5は、一方に開放部5aを有する内部空間5bを形成するようにその内部空間5bを囲む周壁5cと、周壁5cの内面側に位置するボス部6、6とを備えている。そして、ボス部6は、ビス4が前記開放部5a側から挿入される挿入孔6aを有する。ここにおいて、ボス部6内には、前記開放部5a側から挿入孔6aに挿入されたビス4を固定するためのビス固定ナット7が収容されている。このビス固定ナット7は、板材からなり、挿入孔6aと連通して前記ビス4のビス軸部4aが通る通孔7aと、その通孔7aの内周面を形成するように、その通孔7aを通るビス軸部4aの周囲を巻くようにして延設される弾性係合片7bとを備える。弾性係合片7bは、その延設された先端部分に、通孔7a側に突出して、通孔7aを通るビス軸部4aと係合する係合部7cが設けられている。
そこで、ボス部6の挿入孔6aおよびボス部6内に収容されたビス固定ナット7の通孔7aへのビス軸部4aの挿入に対しては、ビス固定ナット7の弾性係合片7bは、ビス軸部4aの挿入方向Pへ傾斜するように、あるいは、挿入方向Pへの傾斜が増すように(図示実施の形態においては、挿入方向Pへの傾斜が増すように)弾性変形することで、ビス軸部4aの、前記挿入方向Pへの移動を許容する。反対に、挿入孔6aからのビス軸部4aの抜けに対しては、ビス軸部4aと係合した弾性係合片7bが、ビス軸部4aの抜け方向Qへ、前記挿入方向Pへの傾斜が減ずるように弾性変形しようとして、ビス軸部4aを押圧することにより、弾性係合片7bの、前記抜け方向Qへの弾性変形を困難にして、ビス軸部4aの、前記抜け方向Qへの移動を阻止する。
具体的には、配線用ボックス5は、合成樹脂製であって、前側に前記開放部5aを備えた箱型形状、例えば直方体形状をしている。そこで、ボス部6は、配線用ボックス5の、例えば上下の各側に、周壁5cから内部空間5b側に突出するようにして形成される。そして、このボス部6に、配線用ボックス5の前側(つまり、前記開放部5a側)から後方に向かって、前記挿入孔6aが形成される。また、ボス部6には、ビス固定ナット7を収容する収容孔6bが、前記挿入孔6aに連通するようにして形成される。詳細には、この収容孔6bは、周壁5cの外面側から挿入孔6aに向かって交差(図示実施の形態においては直交)するように明けられている。
ビス固定ナット7は、前側(つまり、前記開放部5a側)からボス部6の挿入孔6aに挿入されたビス4と係合してそのビス4を固定するためのものであり、前記通孔7aと前記弾性係合片7bが設けられた第1板部8を備える。詳細には、ビス固定ナット7は、ばね性を有する板材、例えば、鋼板とか銅合金板等の金属板からなり、前記第1板部8と、後述する第2板部9とを備える。
第1板部8は、例えば略六角形状をしており、ボス部6の挿入孔6aと交差(図示実施の形態においては直交)するように位置する。そして、通孔7aは、例えば、第1板部8の中央に明けられており、前記挿入孔6aと連通するように位置する。弾性係合片7bは、第1板部8において、通孔7aから外方側に渦を巻くように延びる切り込み8aと、通孔7aとに挟まれるようにして形成される。こうして、弾性係合片7bは、通孔7aを通るビス軸部4aの周囲を、前記切り込み8aの方向とは反対方向に巻くように延設される。また、弾性係合片7bは、基端側から先端側に向かうにつれて、ビス軸部4aの挿入方向Pに進むように傾斜して形成されている(図4参照)。加えて、弾性係合片7bは、通孔7a側が、その通孔7aから離れた側よりも、前記挿入方向P側となるように傾斜している(図2参照)。そして、図示実施の形態においては、巴形に類似した弾性係合片7bが、三つ設けられ、それら弾性係合片7b、7bが、通孔7aの中心を対称軸として120度の回転対称の位置に渦を巻くように配置されている。ここにおいて、ビス4が右ねじであるのに対し、これら弾性係合片7b、7bは、ビス軸部4aの挿入方向Pから見て、通孔7aを時計回り方向に回る方向に延設されている(図3、図5参照)。
第2板部9は、第1板部8の周端の全周あるいはほぼ全周(図示実施の形態においては全周)から、例えばビス軸部4aの挿入方向Pに、直角に折れ曲がって形成されている。すなわち、第1板部8が、略六角形状であるのに対して、この第2板部9は、略六角の筒形状となっている。こうして、ビス固定ナット7は、カップ状に形成されることとなる。
次に、以上の構成からなる配線用ボックス5およびビス固定ナット7の作用効果について説明する。この配線用ボックス5は、予め、壁1の裏側の柱等に、木ねじ等の固着具により取り付けられている。そこで、この配線用ボックス5に配線器具2を取り付けるには、配線用ボックス5に対応して壁1に明けられた壁孔1a部分における、壁1の表側に、配線器具2を取り付けた保持パネル3を宛がう。その後、ビス4(詳細には、ビス軸部4a)を保持パネル3の孔3aに通し、この配線用ボックス5のボス部6に設けられた挿入孔6aおよびボス部6内に収容されたビス固定ナット7の通孔7aに、前側(すなわち、開放部5a側)からビス4を押し込むように押圧する。こうすることで、ビス固定ナット7に設けられた弾性係合片7b、7bの先端部分の、通孔7a側に突出した係合部7c、7cが、ビス軸部4aに押圧される。それに共なって、弾性係合片7b、7bが、ビス軸部4aの挿入方向Pへ傾斜するように、あるいは、挿入方向Pへの傾斜が増すように(図示実施の形態においては、挿入方向Pへの傾斜が増すように)弾性変形して、ビス軸部4aの、挿入方向Pへの移動が許容されて、このビス軸部4aは、挿入孔6aおよび通孔7aに挿入される。そして、ビス4の押し込みを終えると、弾性係合片7b、7bの係合部7cは、ビス軸部4aと係合し、こうして、ビス4が固定され、配線器具2は、保持パネル3とともに配線用ボックス5に取着される。
ここにおいて、挿入孔6aおよび通孔7aからのビス軸部4aの抜けに対しては、ビス軸部4aと係合した弾性係合片7b、7bが、ビス軸部4aにつられて、その抜け方向Qへ、すなわち前記挿入方向Pへの傾斜が減ずる方向へ弾性変形しようとして、弾性係合片7b、7bは、ビス軸部4aを押圧する。そして、この押圧により、弾性係合片7b、7bは、前記抜け方向Qへの弾性変形が困難となるとともに、ビス軸部4aへの係合が強固なものとなり、ビス4の抜けが阻止される。このように、ビス4をボス部6の挿入孔6a、そして通孔7aに押し込むことで、配線用ボックス5に配線器具2を簡単に固定することができる。しかも、ビス軸部4aの周囲を巻くようにして延設される弾性係合片7b、7bは、ビス4の抜けに対して、ビス軸部4aの周方向に絡み付いて大きな抵抗力を発揮するため、この配線用ボックス5に配線器具2を確実に固定することができる。
さらに、ビス4は右ねじであって、ビス固定ナット7の弾性係合片7b、7bは、前記挿入方向Pから見て、通孔7aを時計回り方向に回る方向に延設されている。こうすることで、弾性係合片7b、7bの係合部7c、7cがビス軸部4aと係合したときに、前記挿入方向Pへの傾斜による弾性係合片7b、7bの延設方向が、ビス軸部4aのねじの螺旋の方向(図4参照)と同じ側となる。よって、弾性係合片7b、7bの係合部7c、7cは、ビス軸部4aに確実に係合し、ビス4の抜けを的確に阻止することができる。
また、上述のように、ビス固定ナット7は、弾性係合片7bが、ビス軸部4aが通る通孔7aの内周面を形成するように、その通孔7aを通るビス軸部4aの周囲を巻くようにして延設されている。このように、弾性係合片7bが、通孔7aに向かって延設されるのではなく、通孔7aを通るビス軸部4aの周囲を巻くようにして延設されることで、これら通孔7aと弾性係合片7bとで構成されるビス固定ナット7の小型化が可能となる。そして、このように、ボス部6内に収容されるビス固定ナット7を小型化することができることから、ボス部6を小さくして、この配線用ボックス5の内部空間5bを広く取ることができる。したがって、この内部空間5bに大きな配線器具2を収容することができる。
また、ビス固定ナット7は、第1板部8の周端の全周あるいはほぼ全周から折れ曲がって形成された第2板部9を備えることで、第1板部8に設けられた弾性係合片7bが安定して支持される。そして、ビス固定ナット7は、三つの弾性係合片7b、7bが、120度の回転対称の位置に配置されることから、ビス軸部4aと係合する弾性係合片7b、7bが、そのビス軸部4aをバランス良く支持し、かつ、弾性係合片7b、7bの長さを適度に取ることができる。
ところで、配線用ボックス5に配線器具2を取り付ける際に、配線用ボックス5の挿入孔6aとビス固定ナット7の通孔7aとにビス4のビス軸部4aを押し込んだ後、さらに、そのビス4を、その締め付け方向に回動してもよい。このように、ビス4に回動を加えることで、この配線用ボックス5に配線器具2を強固に固定することが可能となる。
反対に、配線用ボックス5から配線器具2を取り外すには、弾性係合片7bが係合したビス4を、その緩み方向に回動する。こうすることで、ビス4は、後退してボス部6(詳細には、挿入孔6a)から取り除かれ、配線器具2は、保持パネル3とともに、配線用ボックス5から取り外される。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、ビス固定ナット7における弾性係合片7bは、切り込み8aによって形成されているが、図6に示すように、切り欠き8bによって形成されても構わない。ここで、参考として、この弾性係合片7bは、ビス軸部4aの挿入方向Pから見て、反時計回り方向に回る方向に延設されている。このように、参考として、弾性係合片7bは、時計回り方向あるいは反時計回り方向のいずれの方向に延設されても構わない。
また、弾性係合片7bは、三つ設けられているが、その数は三つに限定されるものではなく、幾つであってもよい。
また、弾性係合片7bは、ビス軸部4aが挿入孔6aおよび通孔7aに挿入される前から挿入方向Pに傾斜していてもよいが、ビス軸部4aが挿入される前においては、挿入孔6aの軸方向と直交し、ビス軸部4aを挿入することで、弾性係合片7bが、ビス軸部4aに押されて、そのビス軸部4aの挿入方向Pへ傾斜するように、弾性変形するものであってもよい。
また、ビス固定ナット7は、第1板部8と第2板部9とから構成されているが、この第2板部9はなくともよい。
また、取着体は、内部空間5bが一方に開放部5aを有する配線用ボックス5等でなくとも、内部空間が一方に開放部を有するとともに他方にも開放する枠状の取着体であってもよい。この枠状の取着体としては、例えば被取着物としての配線器具2が取着されるとともに、配線用ボックスに取り付けられる配線用ボックスカバー等がある。ここで、配線用ボックスカバーとしては、塗代付きのボックスカバーとか板状のボックスカバー等がある。さらに、取着体は、これら配線用ボックス5とか配線用ボックスカバーでなくとも、被取着物がビス4を用いて取着されるものであればどのようなものでもよい。
また、被取着物は、配線器具2でなくとも、例えば、取着体としての配線用ボックス5に取着される配線用ボックスカバーであってもよく、配線器具2に限定されるものではない。
また、ビス固定ナット7は、配線用ボックス5等の取着体のボス部6に収容されて用いられなくとも、一般にビスが用いられる場所であれば、どのような場所に用いられてもよい。
この発明の一実施の形態の、縦断面図である。 同じく、図1におけるA部拡大図である。 同じく、図2におけるB−B線による断面図である。 同じく、図2における、ビス固定ナットの一部を破断したC矢視図である。 同じく、ビス固定ナットの正面図である。 この発明の変形形態を示す、ビス固定ナットの正面図であるが、弾性係合片は、参考として、反時計回り方向に回る方向に延設されている
2 配線器具(被取着物)
4 ビス
4a ビス軸部
5 配線用ボックス(取着体)
5a 開放部
5b 内部空間
5c 周壁
6 ボス部
6a 挿入孔
7 ビス固定ナット
7a 通孔
7b 弾性係合片
7c 係合部
8 第1板部
9 第2板部
P 挿入方向
Q 抜け方向

Claims (5)

  1. 配線器具等の被取着物が、右ねじからなるビスを用いて取着される取着体であって、
    少なくとも一方に開放部を有する内部空間を形成するようにその内部空間を囲む周壁と、前記周壁の内面側に位置するボス部とを備え、
    前記ボス部は、前記ビスが前記開放部側から挿入される挿入孔を有し、
    前記ボス部内には、前記開放部側から前記挿入孔に挿入された前記ビスを固定するためのビス固定ナットが収容され、
    前記ビス固定ナットは、板材からなり、前記挿入孔と連通して前記ビスのビス軸部が通る通孔と、その通孔の内周面を形成するように、その通孔を通る前記ビス軸部の周囲を巻くようにして延設される弾性係合片とを備え、
    前記弾性係合片は、前記ビス軸部の挿入方向から見て、前記通孔を時計回り方向に回る方向に延設されて、その延設された先端部分に、前記通孔側に突出して、前記通孔を通る前記ビス軸部と係合する係合部が設けられており、
    前記挿入孔への前記ビス軸部の挿入に対しては、前記弾性係合片は、前記挿入方向へ傾斜するように、あるいは、前記挿入方向への傾斜が増すように弾性変形することで、前記ビス軸部の、前記挿入方向への移動を許容し、前記挿入孔からの前記ビス軸部の抜けに対しては、前記ビス軸部と係合した前記弾性係合片が、前記ビス軸部の抜け方向へ、前記挿入方向への傾斜が減ずるように弾性変形しようとして、前記ビス軸部を押圧することにより、前記弾性係合片の、前記抜け方向への弾性変形を困難にして、前記ビス軸部の、前記抜け方向への移動を阻止することを特徴とする取着体。
  2. 前記ビス固定ナットは、前記通孔と前記弾性係合片が設けられた第1板部と、その第1板部の周端の全周あるいはほぼ全周から折れ曲がって形成された第2板部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の取着体。
  3. 前記弾性係合片は、三つ設けられ、それら弾性係合片が、前記通孔の中心を対称軸として120度の回転対称の位置に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の取着体。
  4. 配線器具等の被取着物が、右ねじからなるビスを用いて取着される取着体の、少なくとも一方に開放部を有する内部空間を形成するようにその内部空間を囲む周壁の、内面側に位置するボス部内に収容され、前記開放部側から前記ボス部の挿入孔に挿入された前記ビスを固定するためのビス固定ナットであって、
    板材からなり、前記挿入孔と連通して前記ビスのビス軸部が通る通孔と、その通孔の内周面を形成するように、その通孔を通る前記ビス軸部の周囲を巻くようにして延設される弾性係合片とを備え、
    前記弾性係合片は、前記ビス軸部の挿入方向から見て、前記通孔を時計回り方向に回る方向に延設されて、その延設された先端部分に、前記通孔側に突出して、前記通孔を通る前記ビス軸部と係合する係合部が設けられており、
    前記挿入孔への前記ビス軸部の挿入に対しては、前記弾性係合片は、前記挿入方向へ傾斜するように、あるいは、前記挿入方向への傾斜が増すように弾性変形することで、前記ビス軸部の、前記挿入方向への移動を許容し、前記挿入孔からの前記ビス軸部の抜けに対しては、前記ビス軸部と係合した前記弾性係合片が、前記ビス軸部の抜け方向へ、前記挿入方向への傾斜が減ずるように弾性変形しようとして、前記ビス軸部を押圧することにより、前記弾性係合片の、前記抜け方向への弾性変形を困難にして、前記ビス軸部の、前記抜け方向への移動を阻止することを特徴とするビス固定ナット。
  5. 右ねじからなるビスと係合してそのビスを固定するためのビス固定ナットであって、
    板材からなり、前記ビスのビス軸部が通る通孔と、その通孔の内周面を形成するように、その通孔を通る前記ビス軸部の周囲を巻くようにして延設される弾性係合片とを備え、
    前記弾性係合片は、前記ビス軸部の挿入方向から見て、前記通孔を時計回り方向に回る方向に延設されて、その延設された先端部分に、前記通孔側に突出して、前記通孔を通る前記ビス軸部と係合する係合部が設けられており、
    前記通孔への前記ビス軸部の挿入に対しては、前記弾性係合片は、前記挿入方向へ傾斜するように、あるいは、前記挿入方向への傾斜が増すように弾性変形することで、前記ビス軸部の、前記挿入方向への移動を許容し、前記通孔からの前記ビス軸部の抜けに対しては、前記ビス軸部と係合した前記弾性係合片が、前記ビス軸部の抜け方向へ、前記挿入方向への傾斜が減ずるように弾性変形しようとして、前記ビス軸部を押圧することにより、前記弾性係合片の、前記抜け方向への弾性変形を困難にして、前記ビス軸部の、前記抜け方向への移動を阻止することを特徴とするビス固定ナット。
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