JP4365241B2 - 妨害電波自動測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置から不所望に発生される漏洩電波により他の装置に妨害を与える妨害電波を測定するために、国際無線障害特別委員会(CISPR:International Special Committee on Radio Interference)の規制に合格したことを簡単に検知可能な、妨害電波自動測定装置における最適表示フィルタ値設定装置に関する。
パソコンやプリンタ等の情報処理装置には、漏洩される妨害電波を抑制するため、各国の妨害電波規制を順守することが義務付けられており、情報処理装置の開発においても妨害電波測定が頻繁に行われている。
このため、前記CISPRで規制した国際規格に基づき、30MHz〜1GHzの全周波数において、テストレシーバと呼ばれる電界強度測定器でQP値(Quasi−Peak、準尖頭値)を10〜30ポイント測定するものである。なおQP値は、ピークモードとアベレージモードの中間値位の、平均値に近い値であり、前記電界強度測定器で測定することによりQP値が得られる。
この妨害電波を測定する場合、具体的には、測定対象装置(EUT:Equipment Under Test)を載置したターンテーブルを360度回転させ、かつアンテナ高さを1〜4メートルに変化させて最大値を測定する。このときターンテーブルを360度回転させると30秒〜60秒、アンテナ昇降は往復で20秒〜30秒かかる。(例えば非特許文献1参照。)
坂東明著「ノイズ対策の基礎」〔online〕、1998年4月、TDK株式会社発行、THE HOTLINEVol.27(第20頁Tips−1参照)〔平成16年1月22日検索〕、インターネット<URL:http://www.tdk.co.jp/tjbcd01/bcd27- 30.pdf 正式なQP値の測定では、測定するそれぞれの周波数毎に、これらを繰り返して最大電波放射角度と高さを探して固定し、CISPRに規定された15秒間の最大値観測を行うため、QP値測定には数時間かかるという問題がある。しかも装置開発時点では妨害電波抑制対策の効果をはかるため、数十回の対策測定を行うことが多く、毎回テストレシーバでQP値を測定することは時間が掛かって現実的ではない。
このため、スペクトラムアナライザ(以下スペアナという)のピーク(尖頭値)測定の機能を利用して、短時間で簡易測定を行うことが多い。このピーク測定で数十回の対策測定を繰り返して合格レベルに達したら、問題となりそうな周波数(例えばCPUの駆動周波数)のみをテストレシーバで正式にQP値測定を行うことが多い。
このように、スペアナを使用したピーク測定は短時間で簡易測定できるというメリットがあるが、そのためにはこのスペアナのピーク測定が、テストレシーバと呼ばれる電界強度測定器で測定したQP値測定に近い測定結果が得られることが必要である。
従来のスペアナによる妨害電波測定では、アンテナ昇降の静電気ノイズなどを除去するため、スペアナ内部のフィルタ強化としてスペアナ画面の表示フィルタ(VBW:Video Band Width)を10KHz、または3KHzといった小さい値に設定していた。なおスペアナの入力フィルタ(RBW:Resolution Band Width)は、CISPR規格のQPバンド幅と同じ120KHzまたは100KHzに設定する。
ところで妨害電波の種類としては、ナローバンドとブロードバンドがある。最近のパソコンでは、CPUの駆動パルス周波数が例えば1GHz以上と速いが、この周波数を固定せずに例えば−1%まで一定の時間内に徐々に下げて変動させ、再び1GHzまで上昇させることを数10KHzのサイクルで繰り返す周波数拡散(SSC:Spread Spectrum Clock)方式を使用している。これは駆動周波数が固定されると、リークが弱い状態でも長時間同一状態が連続すると悪影響が発生することになるものを、周波数を変動させることによりこの悪影響を分散させ、実害が生じないようにすることによる。この周波数拡散方式にもとづく妨害電波をブロードバンドと称し、駆動周波数を固定したときの妨害電波をナローバンドという。
ナローバンドでは、前記VBWの値を変えてもスペアナのピーク測定には影響をほとんど受けず、また従来の情報処理装置ではナローバンド放射が主のため、特に問題はなかった。
しかし、近年の情報処理装置では、その内部に周波数拡散方式を使用するものが増えており、この周波数拡散方式を使用した回路からは基本周波数に対し一定率一定時間毎に変動した周波数のブロードバンドが放射されることになる。しかしブロードバンドでは、前記VBWの値が小さいとテストレシーバで測定したQP値より数dB小さい値でピーク測定が行われ、逆にVBWの値が大き過ぎるとQP値より数dB高く測定されてしまう。
情報処理装置の開発段階では、妨害電波の出力を抑制するため、妨害電波が発生すると推定されるところに対し数十回の防止対策処理とその妨害電波の測定が行われることが多く、短時間に概略測定するためにスペアナを使用してピーク測定が行われることが多いが、このピーク測定結果はテストレシーバによるQP値測定結果に近いものでなくてはならない。
しかし実際には、多くの情報処理装置開発者は、このようなVBWの問題を知らずに、スペアナのピーク測定値を信用して妨害電波対策を進めて行き、対策完了と判断して正式にテストレシーバでQP値測定を行ってみると、その時点で初めて不合格であることに気付いて対策をやり直すなど開発遅れの問題となることが多かった。
逆にVBWを300KHzなどの大きな値に設定して、スペアナのピーク測定を行った場合、テストレシーバで測定したQP値より大きな値が測定され、本来は合格であっても不合格と判断されて不必要な過剰な対策を施して装置コストアップ問題が発生しているということに、テストレシーバのQP値測定後に初めて気付いてやり直すという問題もあった。
すなわち、VBWの値が大きすぎても小さくともやり直しが発生する。
従来の情報処理装置の妨害電波対策の開始手順を図7にもとづき説明する。
S1.先ず開発中の情報処理装置に妨害電波が出力しないように、各種の対策を施す。この対策の施しに数分〜数時間を必要とする。
S2.簡易測定としてスペアナで妨害電波のピーク測定を行い、規制範囲内か否か測定する。約30分位で行える。
S3.この測定結果が規制値を超えている場合、つまり不合格の場合、前記S1に戻り、開発中の情報処理装置に更に対策を施す。しかし規制値以内の、合格の場合、次のステップS4に移行する。
S4.前記S3で合格したものをテストレシーバを使用して、ターンテーブルを360度回転し、アンテナ高さを1〜4メートル変化させる等の正式のQP値測定を行う。この測定には数時間必要とする。
S5.そしてこのS4における正式のQP値測定による判定に合格したものは対策完了となる。しかし不合格のものは前記S1に戻る。すなわち、テストレシーバによる正式のQP値測定結果が、スペアナによるピーク測定結果と異なる場合はやり直しとなる。
このやり直しの発生しないようにする対応としてVBW値を過去の経験から設定することも考えられるが、VBW値として何KHzが適切なのかは装置によって異なるために、スペアナのピーク測定がQP値と一致するかどうか判らず、VBW値を単に過去の経験から設定しても問題を解決できるとは限らない。
またスペアナにはQPモードの機能もあり、スペアナQPモードで測定範囲となる全周波数を測定する手段も考えられるが、これはテストレシーバのQP測定よりも更に時間を要し、実用的ではない。
前記課題を解決するため、本発明では、下記(1)〜(4)の如く構成することを特徴とする。
(1)受信電波の周波数毎の尖頭値を測定するスペクトラムアナライザと、受信電波の準尖頭値を測定する電界強度測定器を具備する妨害電波自動測定装置において、前記スペクトラムアナライザに、ビデオバンド幅が可変に設定できる画面表示フィルタを設け、また、前記ビデオバンド幅を制御するVBW切替手段と、前記スペクトラムアナライザの読取る尖頭値の読取り個数を指示し、読取値を保持するピーク値読取手段と、前記電界強度測定器の測定した準尖頭値を保持するQP値読取手段と、前記スペクトラムアナライザの測定範囲を走査する周波数を切替える周波数切替手段と、前記電界強度測定器の測定した準尖頭値と前記スペクトラムアナライザの測定した尖頭値とを比較したり、前記ビデオバンド幅を制御した前後の尖頭値を比較する比較手段を有するコントローラを設け、前記スペクトラムアナライザのビデオバンド幅を前記VBW切替手段により第一の値及び第二の値に設定し、そのときの同一周波数の尖頭値を前記比較手段により比較し、その差の絶対値があらかじめ定められた値以上のとき、この周波数の電波をブロードバンドと判別することを特徴とする。
(2)前記(1)に記載された妨害電波自動測定装置において、ブロードバンドと判別された1つの周波数で電界強度測定器により準尖頭値を測定してこれを前記QP値読取手段で保持し、前記VBW切替手段により前記スペクトラムアナライザのビデオバンド幅の値をあらかじめ定めた複数の値に変化させて尖頭値を測定してこれらを前記ピーク値読取手段で保持し、前記比較手段により前記スペクトラムアナライザで測定した各尖頭値と前記準尖頭値とを比較し、その差の絶対値の値が最小のビデオバンド幅の値を求めることにより、スペクトラムアナライザにおいて準尖頭値にもっとも近いピーク値が得られるビデオバンド幅を得ることを特徴とする。
(3)前記(2)に記載された妨害電波自動測定装置において、前記請求項1で得られたブロードバンドの周波数だけを、被測定情報処理装置が載置されたターンテーブルを固定し、被測定情報処理装置から発生される妨害電波を受信するアンテナの高さを固定して前記電界強度測定器で準尖頭値を測定することを特徴とする。
(4)前記(2)に記載された妨害電波自動測定装置において、ブロードバンドと判別された1つの周波数で電界強度測定器により準尖頭値を測定してこれを前記QP値読取手段で保持し、前記VBW切替手段により前記スペクトラムアナライザのビデオバンド幅の値をあらかじめ定めた複数の値に変化させて尖頭値を測定してこれらを前記ピーク値読取手段で保持し、前記比較手段により前記スペクトラムアナライザで測定した各尖頭値と前記準尖頭値とを比較し、その差の絶対値の値が最小のビデオバンド幅の値を求めることにより、スペクトラムアナライザにおいて準尖頭値にもっとも近いピーク値が得られるビデオバンド幅を最適なビデオバンド幅として、前記スペクトラムアナライザに設定し、測定範囲として定められた全周波数に対して妨害電波の測定を行うことを特徴とする。
本発明により下記(1)〜(4)の効果を奏する。
(1)ナローバンドに対してビデオバンド幅を異なる値に設定しても影響をほとんど受けないため、ブロードバンドを検出してスペクトラムアナライザにおけるピーク測定を行うことが必要であり、そのために任意のブロードバンド周波数を摘出することが必要となる。本発明はきわめて簡単にブロードバンド周波数を摘出することができる。
(2)本発明によれば最も準尖頭値に近いビデオバンド幅を得ることが簡単にできるので、スペクトラムアナライザによるピーク値測定の段階で、妨害電波測定の正確な見通しを得ることができる。
(3)前記(1)で得られたブロードバンドの周波数だけについて、ターンテーブルを固定しアンテナ高を固定して一定条件で電界強度測定器により準尖頭値モード測定を行うので、正式の妨害電波測定前に必要な準尖頭値を簡単に得ることができる。
(4)前記(2)で求めた最適のビデオバンド幅の値をスペクトラムアナライザに設定し、全周波数範囲のピーク値測定を行うので、電界強度測定装置で得られる準尖頭値にほぼ同じ値のピーク値を測定することができるため、スペクトラムアナライザにおける合否の見通しで間違った判断をすることがなくなる。
スペアナを使用した妨害電波測定において、表示フィルタのビデオバンド幅の値を変化させてピーク値の差を求めることにより先ずブロードバンド周波数を検出する。そしてこのブロードバンド周波数で、テストレシーバと呼ばれる電界強度測定器(以下テストレシーバという)により、ターンテーブルとアンテナ高を固定し、準尖頭値を測定する。次に再びスペアナを使用して、前記ビデオバンド幅を変化させてピーク値を測定し、それぞれのピーク値を準尖頭値と比較して、この準尖頭値にもっとも近いピーク値が得られたビデオバンド幅を求め、このビデオバンド幅を表示フィルタに設定し、妨害電波測定範囲の全周波数のピーク値を測定する。
このように、電界強度測定器で測定された準尖頭値にもっとも近いピーク値が得られた最適のビデオバンド幅を表示フィルタに設定してピーク値を測定することにより、このピーク値を準尖頭値とほぼ同じものとすることができるので、準尖頭値に非常に近いスペアナによるピーク値を短時間に得ることができ、しかも判断ミスを略防止することができる。
本発明の実施例を図1〜図6により説明する。
図1は本発明の一実施例、図2は本発明の実施例説明図(その1)、図3は本発明の実施例説明図(その2)、図4はビデオバンド幅(VBW)を変化したときのスペアナのピーク値とテストレシーバの準尖頭値(QP値)との差の説明図、図5はスペアナによるピーク値測定状態と、テストレシーバによるQP値測定状態説明図、図6は本発明を使用した情報処理装置開発における妨害電波測定状態説明図である。
図中1は電界強度測定器、2はスペアナ、3はコントローラ、4はターンテーブルコントローラ、5はアンテナ昇降台コントローラ、10はアンテナ昇降台、11はアンテナ、12は同軸ケーブル、13は木製机、14はターンテーブル、15は被テスト装置である。
テストレシーバ1は、情報処理装置から発生された妨害電波の強さをCISPRで規定した国際規格にもとづき、準尖頭値であるQP値を測定するものである。
スペアナ2は、情報処理装置から発生された妨害電波の強さのピーク値を前記テストレシーバ1で測定するよりも、短時間で測定可能なものであり、表示手段2−0、入力フィルタ(RBW:Resolution Band Width)2−1、表示フィルタ(VBW:Video Band Width)2−2を有するものである。表示手段2−0には、妨害電波を測定したとき、後述する図5(A)、(B)に示す如き、ピーク値が連続して表示される。また入力フィルタ2−1は、CISPR規定のQPバンド幅と同じ120KHzまたは100Hzに設定される。この設定はコントローラ3のRBW切替手段3−3により行われる。
またスペアナ2には、その測定表示したデータのピーク値を自動的に検出するオートピークサーチ手段を有する。このオートピークサーチ手段は、スペアナ2の測定した全ピーク値のうちから大きいものから順次M個(例えばM=8)を抽出するものであって、図示省略されている。
表示フィルタ2−2はノイズ除去用のものであり、VBWを小さな周波数の値に設定するとスペアナ2で測定したピーク値がテストレシーバ1で測定した準尖頭値より数dB小さく測定され、逆に大きすぎると前記準尖頭値より数dB高く測定され、被テスト装置15に応じた最適のVBW設定が必要である。このVBWの設定切替はRBW切替手段3−3により行う。
コントローラ3は、被テスト装置15から発生される妨害電波を、本発明におけるブロードバンド検出のための制御、被テスト装置に最適なVBW検出のための制御、スペアナにより電界強度測定のための制御等の外に、被テスト装置がテストレシーバを使用したCISPR規制をクリアしているか否かの制御を行うものであり、アンテナ制御手段3−0、ターンテーブル制御手段3−1、VBW切替手段3−2、RBW切替手段3−3、Peak値読取手段3−4、ブロードバンド摘出手段3−5、QP値読取手段3−6、周波数切替手段3−7、比較手段3−8等を有する。
ここでアンテナ制御手段3−0は、アンテナ昇降台10を上下動制御してこれに取り付けられている妨害電波測定用のアンテナ11の高さを1〜4メートル変えるものである。
ターンテーブル制御手段3−1は、ターンテーブル14を360度回転させてターンテーブル14上の木製机13上に置かれたパソコンやプリンタの如き被テスト装置15を回転制御するものである。
VBW切替手段3−2は、スペアナ2の表示フィルタ2−2のビデオバンド幅の値VBWを、図4に示す如く、1KHz、3KHz、10KHz、30KHz、100KHz、300KHzのいずれかに切替制御するものである。この実施例では、変化させるVBW値を1KHzから300KHzまでとしているが、これはスペアナ2のスパン幅とスイープタイム時間により決まるものである。VBW値は・・・300Hz、1KHz、3KHz、10KHz、30KHz、100KHz、300KHz・・・のように対数変化するもので中間値は設定できない。
下限は、スペアナ画面をピーク拡大して見易いスパン幅すなわち10MHz程度にした時に、スイープタイム時間が500msec以下となるようなVBW値は1KHzまたは3KHzであり、スペアナの機種により多少異なるが、これが下限である。これ以下にするとスイープタイムが遅くなり、短時間の下調べ測定の効果が低減する。
上限は、CISPR規格で定められたQP検波のバント幅120KHz以上の最小値すなわち300KHzである。これ以上大きな値にするとQP値よりも大きく測定されることが明確なため、1KHz〜300KHzの範囲で変化させる。
RBW切替手段3−3は、スペアナ2の入力フィルタ2−1の値を、CISPR規格のQPバンド幅と同じ120KHzまたは100KHzに設定するものである。
Peak値読取手段3−4は、スペアナ2のオートピークサーチ手段に対し、読取るべきピーク数を指示したり、このピーク値におけるスペアナ2の測定した値を読取り制御するものである。
ブロードバンド摘出手段3−5は、スペアナ2のVBW値を、例えば10KHz→30KHzに変更したことにより、ある周波数におけるスペアナ2のピーク値が一定値以上変化したか否かを検出してその周波数がナローバンドかブロードバンドかを識別するものであり、例えば2dBμv以上の差があればブロードバンドと識別するものである。
QP値読取手段3−6は、コントローラ3の指示により、テストレシーバ1で測定した準尖頭値を読取り、これを一時保持するものである。
周波数切替手段3−7は、スペアナ2において、例えば30MHz〜1GHzの範囲のピーク値をスキャン表示させるとき、周波数範囲が広すぎてこれを一度に出力表示することが分割表示するための表示範囲を指示した制御信号を出力するものである。
比較手段3−8は、スペアナ2で測定したピーク値の差を求めたり、電界強度測定器1で求めた準尖頭値とスペアナ2で測定したピーク値の差を求めるものである。
アンテナ昇降台10は、アンテナ11の高さを、例えば1〜4メートルの範囲で上下動して変化させるものである。
アンテナ11は、被テスト装置15から出力される妨害電波を受信するものである。アンテナ11により受信された電波は、同軸ケーブル12により電界強度測定器1、スペアナ2等に伝達される。
木製机13は被テスト装置15を載置して、ターンテーブル14によりこれを360度回転制御するものである。
被テスト装置15は、例えば開発途中の、パソコンやプリンタの如き情報処理装置であり、放射される妨害電波がCISPRの規定内であるか否かをテストされるものである。
なお前記アンテナ昇降台10、アンテナ11、木製机13、ターンテーブル14、被テスト装置15等は電波暗室16内に配置される。
本発明の動作を図2、図3に示すフローにもとづき説明する。
S1.先ずスペアナ2により被テスト装置15から出力される妨害電波強度の測定を開始するにあたり、図1に示す電波暗室16内に、ターンテーブル14とアンテナ昇降台10を配置し、360度回転可能なターンテーブル14上にはパソコンやプリンタの如き被テスト装置15を置く、またアンテナ昇降台10にはアンテナ11を高さ1〜4メートル昇降可能に取付け、妨害電波強度の測定を開始する。
S2.この測定開始にあたり、アンテナ10は上下動しないようにアンテナ高を固定し、またターンテーブル14も回転しないように固定しておく。これにより時間をかけずにスペアナ2による妨害電波の測定を行うことができる。
S3.測定範囲である30MHz〜1GHzの全周波数をスペアナ2の表示手段2−0である表示画面に表示する。これにより図5(A)、(B)に示すような波形が表示される。なお図5(A)、(B)はVBWが10KHz、30KHzに設定した状態のものであり、最初の測定ではVBWは設定されていないので、図5(A)、(B)と同一ではないが、このような周波数−受信電波強度対応の波形が表示される。
S4.次にブロードバンド摘出用の制御を行う。ブロードバンド摘出手段3−5は、RBW切替手段3−3を制御して、そのRBW切替手段3−3からの制御信号により、スペアナ2の入力フィルタ2−1をCISPR規格のQPバンド幅と同じ120KHzまたは100KHzの一方の値である、例えば100KHzに設定する。
S5.それからスペアナ2に具備されたオートーピークサーチ手段(図示省略)によりあらかじめ定められた値以上のピーク値を複数のmポイント(例えばm=3ポイント)摘出させ、その周波数をスペアナ2に保持させる。これにより例えば240MHz、285MHz、400MHzが摘出される。
S6.それからスペアナ2の表示フィルタVBWを10KHzに設定する。
S7.ブロードバンド摘出手段3−5は、先ずm=1の第1ポイントのピーク値の読み取りをPeak値読取手段3−4に指示する。これによりスペアナ2はVBWの10KHzのときの、240MHzの妨害電波のピーク値PKV1を測定し、このPeak値読取手段3−4がm=1の、240MHzピーク値PKV1−1をスペアナ2から受取り、ブロードバンド摘出手段3−5の保持部3−5−0に代入する。
S8.ブロードバンド摘出手段3−5は、VBWを30KHzに設定する。
S9.そしてPeak値読取手段3−4はVBWが30KHzのときのm=1の第1ポイントである240MHzの妨害電波のピーク値PKV1−2の読み取り値をスペアナ2より受取り、ブロードバンド摘出手段3−5の保持部3−5−0に代入する。
S10.ブロードバンド摘出手段3−5は、前記VBWが10KHzのときの第1ポイントのピーク値PKV1−1と、VBWが30KHzのときの第1ポイントのピーク値PKV1−2の差を求め、その差の絶対値Absが2dBより大きいか否かを判定する。もし2dBより大きければ次のステップS11に移行する。しかし2dBより大きくなければ、次のポイント(m=m+1)の周波数、この例ではm=1+1の、285MHzに対し、前記S6以降の処理を行う。
S11.前記S10でVBWが10KHzのときのピーク値と30KHzのときのピーク値との差が2dB以上あればブロードバンド摘出手段3−5はこのポイントの周波数はブロードバンドであると判定する。そしてこの周波数で、後述するように、最適のVBWを探す。図5(A)、(B)の例では、240MHz、285MHzの場合はナローバンドを示し、400MHzの場合はブロードバンドを示す。
S12.前記S6〜S11によりブロードバンドであると判定した周波数FBについて、テストレシーバ1を使用してQPモード測定を行う。このため、ブロードバンド摘出手段3−5は、テストレシーバ1に対して前記ブロードバンドであると判定した周波数FBについてQPモード測定を指示する。この測定においては、ターンテーブル14は回転せず、アンテナ高さを固定し、前記周波数FBだけをQPモードで測定する。このQP測定値QPVはQP値読取手段3−6に伝達されて保持部3−6−0に保持される。これにより例えば図4に示す如き、QP測定値29dBが測定され、保持される。
S13.次にスペアナ2をピークモードで測定するときの最適のVBWを得るための制御について説明する。
S14.初期値設定として、コントローラ3の、図示省略したメモリ内に、例えば変数VBV=0と、QPD=99を設定する。ここでVBVはその最終値が最適のVBW値を示すものであり、QPDはQP値とピーク値との差を示す。これらの設定はブロードバンド摘出手段3−5の制御の下に行われる。
S15.次にスペアナ2のVBWを10KHzに設定する。
S16.そして前記ブロードバンドの周波数のスペアナ2のピーク値をPeak値読取手段3−4が読み取り制御を行い、ブロードバンド摘出手段3−5の保持部3−5−0でこのピーク値PKVを保持する。これにより図4に示すPeak値24dBが読み取り、保持される。
S17.それからこの読取値=24と前記S12で測定したQPV=29の差の絶対値Absが、前記S14で設定したQPDより小さいか否かを認識する。大きければ後述するS20に移る。
S18.QPDより小さい場合は、QP値とピーク値との差であるQPDとして、S17で求めた絶対値Abs(ピーク読取値−QPV)を記入する。これによりQPDとして、Abs(24−29)=5が記入される。
S19.そしてVBVとして10を記入する。すなわちQP値との差が最小となるVBW値を記入する。
S20.次にスペアナ2のVBWを30KHzに設定する。
S21.そして前記S16と同じブロードバンドの周波数のスペアナ2のピーク値を読み取り、保持部3−5−0でこのピーク値PKVを保持する。これにより今度は図4に示すPeak値28dBが読み取り、保持される。
S22.それからこの読取値=28と前記QPV=29の差の絶対値Absが、前記S18で設定したQPDより小さいか否かを認識する。小さくなければ後述するS25に移る。この場合は読取値が28、QPVが29、QPDが5のため、次のS23に移行する。
S23.S22において前記絶対値が前記QPDよりも小さいとき、QP値とピーク値との差であるQPDとして、前記S22で求めた絶対値Abs(28−29)=1が新しいQPVとして求められ、保持部3−8−0に保持される。
S24.そしてVBVとして30が記入される。すなわちQP値との差が最小のVBW値が記入される。
S25.次にスペアナ2のVBWを100KHzに設定する。
S26.そして前記S16、S21と同じブロードバンドの周波数のスペアナ2のピーク値を読み取り、保持部3−5−0でこのピーク値PKVを保持する。これにより今度は図4に示すPeak値32dBが読み取り、保持される。
S27.それからこの読取値=32と、前記QPV=29の差の絶対値Absが前記S23で設定したQPDより小さいか否かを認識する。小さくなければ後述するS30に移行する。この場合は読取値が32、QPVが29、QPDが1のため、後述するS30に移る。
S28.前記S27において、前記絶対値が前記QPDより小さいと、新しいQPDとして前記S27で求めた絶対値Abs(読取値−QPV)が記入される。
S29.そしてVBVとして前記S25で設定した100が記入される。
S30.しかし、S27において読取値とQPVの差が前記S23で設定したQPDより小さくないので、前記S24で記入されたVBV=30の値を読み出し、VBWに設定する。
S31.このようにして得たVBVがスペアナ2のピーク値測定に際して、テストレシーバ1の測定するQP値にもっとも近い値を得ることができるVBW値であると判断できるので、このVBVの値をスペアナ2のVBWに設定し、ターンテーブル14を回転制御し、アンテナ11の高さを1〜4メートル上下に制御する通常の妨害電波規制にもとづく測定を開始することにより、テストレシーバ1で測定するQP値と同程度の妨害電波測定を行うことができる。
なお、図2、図3では、説明の簡略のため、VBWを10KHz、30KHz、100KHzに設定して最適のVBWを求める場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図4に示す如く、VBWを1KHz〜300KHzに設定する場合でも、同様に実施することができる。
図4に示す如く、開発した情報処理装置に対し、従来ではスペアナをVBW=10KHzで妨害電波強度を測定していたので、ピーク値24dBで測定され規制限度値30dBに対するピーク値のマージンが6dBもあり合格レベルと誤った見通しをされていた。
しかし本発明によればスペアナのVBWを変えながらピーク値を測定し、QP値にもっとも近いピーク値が得られるVBWを探し出し、図4に示す如く、例えばVBWが30KHzのとき最もQP値に近い場合、これをスペアナにセットしてピーク値を測定するので、ピーク値測定でQP値測定に近い値を求めることができる。例えば図4の装置の場合は、VBWが30KHzのとき、マージンが1dBしかなく、QP値に近いため不合格レベルであることを見通せる。
なお、この説明ではVBW=30KHzが最適の例について説明したが、装置によっては30KHz以外のものが最適(QPに近い)場合もあり、これに限定されるものではない。
また図5(C)に示す如く、QP測定は、マルの中心が測定値を示し、マルの下方に記載されている直線は周波数の位置を示す。
また図5において、230MHzで段違の存在する直線は妨害電波強度のリミットを示すもので230MHzがTVの民間放送の周波数上限(12チャンネル、VHF)を示し、これ以上はUHFのため、これを堺にリミットが30dBμVから37dBμVに変わることを示している。
前記説明したブロードバンドの摘出手法及び最適のVBWを求める手法を使用した妨害電波の効率的な測定動作を図6により説明する。
S100.先ず開発中の情報処理装置に妨害電波が出力しないように、各種の対策を施す。
S101.前記図2、図3で説明した手法により、ブロードバンドを摘出し、QP値にもっとも近いピーク値が得られるVBWを求め、これをスペアナにセットする。
S102.このVBWのセットしたスペアナでピーク値測定を行う。
S103.このS102におけるスペアナ測定により合否の見通しを行い、不合格のものについては前記S100に戻り、装置に対策を施す。
S104.合格の見通しのものについては、テストレシーバと呼ばれる電界強度測定装置を使用し、CISPRの規格にもとづき正式にQP測定を行う。
S105.そして正式判定を行い、合格すれば妨害電波測定完了となる。
従来の測定では、図7に示すS3において合格の見通しのものについても、S5における正式判定の場合で不合格となるものがあり、装置に対策をほどこすことが要求される例が多く存在した。
しかし本発明によれば、スペアナのVBW設定をQP値とピーク値とが一致するように行うことができるので、ほとんど1回で正式測定は合格し、やり直しはほとんど不要となる。
本発明によればQP測定に近い最適のVBWをスペアナに設定して合格、不合格の見通しを効率よく、正確に行うことができるので、情報処理装置の開発を短い時間で行うことができる。
本発明の一実施例である。 本発明の実施例の動作説明図(その1)である。 本発明の実施例の動作説明図(その2)である。 ビデオバンド幅(VBW)を変化したときのスペアナのピーク値と電界強度測定器の準尖頭値(QP値)との差の説明図である。 スペアナによるピーク値測定状態と、電界強度測定器によるQP値測定状態説明図である。 本発明を使用した、情報処理装置開発における妨害電波測定状態説明図である。 従来例説明図である。
符号の説明
1 電界強度測定器
2 スペクトラムアナライザ
3 コントローラ
4 ターンテーブルコントローラ
5 アンテナ昇降台コントローラ
10 アンテナ昇降台
11 アンテナ
12 同軸ケーブル
13 木製机
14 ターンテーブル
15 被テスト装置
16 電波暗室

Claims (3)

  1. 受信電波の周波数毎の尖頭値を測定するスペクトラムアナライザと、受信電波の準尖頭値を測定する電界強度測定器を具備する妨害電波自動測定装置において、
    前記スペクトラムアナライザに、ビデオバンド幅が可変に設定できる画面表示フィルタを設け、
    また、前記ビデオバンド幅を制御するVBW切替手段と、
    前記スペクトラムアナライザの読取る尖頭値の読取り個数を指示し、読取値を保持するピーク値読取手段と、
    前記電界強度測定器の測定した準尖頭値を保持するQP値読取手段と、
    前記スペクトラムアナライザの測定範囲を走査する周波数を切替える周波数切替手段と、
    前記電界強度測定器の測定した準尖頭値と前記スペクトラムアナライザの測定した尖頭値とを比較したり、前記ビデオバンド幅を制御した前後の尖頭値を比較する比較手段を有するコントローラ
    前記スペクトラムアナライザのビデオバンド幅を前記VBW切替手段により第一の値及び第二の値に設定し、そのときの同一周波数の尖頭値を前記比較手段により比較し、その差の絶対値があらかじめ定められた値以上のとき、この周波数の電波をブロードバンドと判別するブロードバンド摘出手段を設け、
    前記電界強度測定器は、前記ブロードバンド摘出手段によりブロードバンドと判別された周波数で準尖頭値を測定するにあたり、被測定情報処理装置が載置されたターンテーブルを固定し、被測定情報処理装置から発生される妨害電波を受信するアンテナの高さを固定することを特徴とする妨害電波自動測定装置。
  2. 請求項1に記載された妨害電波自動測定装置において、
    ブロードバンドと判別された1つの周波数で電界強度測定器により準尖頭値を測定してこれを前記QP値読取手段で保持し、
    前記VBW切替手段により前記スペクトラムアナライザのビデオバンド幅の値をあらかじめ定めた複数の値に変化させて尖頭値を測定してこれらを前記ピーク値読取手段で保持し、
    前記比較手段により前記スペクトラムアナライザで測定した各尖頭値と前記準尖頭値とを比較し、その差の絶対値の値が最小のビデオバンド幅の値を求めることにより、スペクトラムアナライザにおいて準尖頭値にもっとも近いピーク値が得られるビデオバンド幅を得ることを特徴とする妨害電波自動測定装置。
  3. 請求項1又は2に記載された妨害電波自動測定装置において、
    ブロードバンドと判別された1つの周波数で電界強度測定器により準尖頭値を測定してこれを前記QP値読取手段で保持し、
    前記VBW切替手段により前記スペクトラムアナライザのビデオバンド幅の値をあらかじめ定めた複数の値に変化させて尖頭値を測定してこれらを前記ピーク値読取手段で保持し、
    前記比較手段により前記スペクトラムアナライザで測定した各尖頭値と前記準尖頭値とを比較し、その差の絶対値の値が最小のビデオバンド幅の値を求めることにより、スペクトラムアナライザにおいて準尖頭値にもっとも近いピーク値が得られるビデオバンド幅を最適なビデオバンド幅として、前記スペクトラムアナライザに設定し、測定範囲として定められた全周波数に対して妨害電波の測定を行うことを特徴とする妨害電波自動測定装置。
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