JP4364276B2 - 海底中継装置のフィードスルー及び海底中継装置 - Google Patents

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Description

本発明は海底中継装置のフィードスルー及び海底中継装置に係り、特に海水の進入を防止する耐水構造を有する海底中継装置のフィードスルー及び海底中継装置に関する。
従来、光ファイバーを用いた海底ケーブルの海底中継装置は、海底ケーブルと共に数千メートルの深海に布設されるため高圧の海水圧を受ける。このため、海底中継装置は高耐圧、高水密性が要求される。
また、海底ケーブルを海底中継装置に導入する位置には、例えば特許文献1に開示されているように、フィードスルー(光ファイバーを海底中継装置内の中継器ユニットに接続するための構造)が設けられている。具体的には、中継器ユニットを格納する耐圧筐体の両側には耐圧筐体蓋が設けられており、フィードスルーはこの耐圧筐体蓋に形成された貫通孔に挿入される構成とされている。この際、フィードスルーは耐圧筐体内に海水が侵入しないよう高耐圧、高水密性を持って耐圧筐体蓋に取り付けられる構成とれさている。
図1は、従来の一例であるフィードスルー100を示している。同図では耐圧筐体蓋110に取り付けられたフィードスルー100を拡大して示しており、図中耐圧筐体蓋110より右側が海水であり、左側が筐体内となる。テールケーブル103は、光ファイバー123の外周に銅パイプ125及び絶縁体126を順次積層被覆した構成とされている。このテールケーブル103は、フィードスルー100を構成するテールケーブル導入部122に一体的に接続された構成とされている。
ケーブル導入部122は、その外周部分にキャップ部材131が取り付けられる。キャップ部材131は、金属製である第1及び第2の部材132,133により構成されている。
第1の部材132はケーブル導入部122の筐体内側(図中左側)において、ケーブル導入部122の最外周部に位置する絶縁体126に固定されている。また、第2の部材133は、第1の部材132に螺着されることによりケーブル導入部122に固定される構成とされている。更に、キャップ部材131が取り付けられたケーブル導入部122は、ナット134を用いて耐圧筐体蓋110に固定される構成とされている。
ところで、第1及び第2の部材132,133が螺合することにより接する境界面143は、樹脂よりなる絶縁体126とも接する面である。このように、金属よりなる第1及び第2の部材132,133と樹脂よりなる絶縁体126とが接し、かつ海水圧も印加される境界面143は、特に耐電圧、耐水圧、気密が同時に要求される極めて重要なところであるため、高い信頼性が要求される。
このため、従来からキャップ部材131とテールケーブル103との間にゴムキャップ141を配設すると共に、ゴムキャップ141及びキャップ部材131とケーブル導入部122との離間部分にポリブデン140(絶縁性オイル)を充填することが行われていた。このため、第2の部材133には、ポリブデン140を充填するためのポリブデン注入部142が設けられており、ポリブデン140が充填された後にこのポリブデン注入部142はネジにより閉塞される構成とされていた。
この構成ではポリブデン140の水圧による圧縮や熱による体積変化は、ゴムキャップ141が弾性変形することにより吸収される。また、ゴムキャップ141とテールケーブル103との間から海水が浸入しないよう、ゴムキャップ141と海底ケーブル103はテープ165によりテーピングされた構成とされていた。
特開2002−118948号公報
しかしながら、従来のフィードスルー100では、ポリブデン140の海水圧による圧縮や熱による体積変化を吸収するために第2の部材133とテールケーブル103との間にゴムキャップ141を液密に配設する必要がある。また、キャップ部材131にはポリブデン140を充填するためのポリブデン注入部142が必要となり、更にはこのポリブデン注入部142を高い密閉性をもって閉塞するネジが必要となる。このため、フィードスルー100の構成が複雑となり、部品点数が増加し、更にその組立が面倒となるという問題点があった。
また、ポリブデン140を充填する際は、このポリブデン140内に気泡が侵入しなように充填する必要がある。このため、従来ではポリブデン注入部142を介してポリブデン140を充填する部位を真空引きした後に、ポリブデン140を注入する工程としていた。このため、ポリブデン140の充填工程も非常に面倒なものであった。
更には、フィードスルー100が搭載される海底中継装置については、耐圧筐体内の気密試験が行われるが、この際にヘリウムガスを耐圧筐体内に供給することにより気密試験が行われる。フィードスルー100は、気密試験時においてはこのヘリウムガスに触れることとなり、樹脂よりなる絶縁体126(ポリエチレン等)に分子の小さなヘリウムガスが入り込んでしまうことがある。この場合には、試験後に絶縁体126からヘリウムが染み出し、これに起因してポリブデン140が漏れるトラブルが発生するという問題点が有った。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決する、改良された有用な海底中継装置のフィードスルー及び海底中継装置を提供することを総括的な目的とする。
本発明のより詳細な目的は、簡単な構成で高い信頼性を持って海底ケーブルに接続されたテールケーブルを耐圧筐体内に導入しうるフィードスルー及び海底中継装置を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明では、伝送路及び給電路を有した海底ケーブルに接続されたテールケーブルを海底中継装置内に導入する海底中継装置のフィードスルーであって、前記伝送路及び前記給電路を内設する絶縁体を有しており、前記海底ケーブルに接続されたテールケーブルを海底中継装置内に導入するテールケーブル導入部と、該テールケーブル導入部を前記海底中継装置に固定するキャップ部材と、前記ケーブル導入部の前記絶縁体と前記キャップ部材とが対峙する位置に設けられ、前記絶縁体の表面を被覆するよう形成されたゴム膜とを有することを特徴とするものである。
上記発明によれば、従来のように絶縁オイルを用いることなくゴム膜によりテールケーブル導入部とキャップ部材との境界部をシールするため、絶縁オイルを用いた場合に発生する気泡に起因したシール性の低下及び絶縁オイルの漏れに起因したシール性の低下が生じるようなことはなく、高い信頼性をもってシールを行うことができる。また、絶縁オイルを充填するための複雑な構成や、充填のための面倒な工程が不要となり、部品点数の削減及び製造工程の簡単化を図ることができる。
また、上記発明において、前記ゴム膜に前記絶縁体と前記キャップ部材との界面を液密に画成するシール部を形成することが望ましい。
また、上記発明において、前記ゴム膜に、他の部位の膜厚に比べて厚く形成されており、前記絶縁体と前記キャップ部材との界面を液密に画成するシール部を形成することが望ましい。
上記の各構成とすることにより、特に高い信頼性が必要とさせる絶縁体と前記キャップ部材との界面を確実にシールすることができる。
また、上記発明において、前記ゴム膜の厚さを0.5mm以上1.0mm以下に設定するこが望ましい。
また、上記発明において、前記ゴム膜を前記テールケーブル導入部から前記キャップから海水に延出した前記海底ケーブルに接続されるテールケーブルの一部にまで形成することが望ましい。
この構成とすることにより、ゴム膜内に海水が侵入することを防止できる。
また、上記発明において、前記キャップ部材は金属製であることが望ましい。
この構成とすることにより、テールケーブル導入部を海水の水圧から確実に保護することができる。
また、上記発明において、前記ケーブル導入部の絶縁体はポリエチレンとしてもよい。
また、海底中継装置を内部に中継器ユニットを搭載してなる耐圧筐体と、該耐圧筐体の前記中継器ユニットを挟んだ両側に配設されており、海水に対して前記中継器ユニットを液密に画成する耐圧筐体蓋と、前記耐圧筐体蓋に取り付けられた請求項1に記載のフィードスルーとを有する構成としてもよい。
本発明によれば、高い信頼性をもってシールを行うことができると共に、部品点数の削減及び製造工程の簡単化を図ることができる。
従来の一例であるフィードスルーの断面図である。 本発明の一実施例である海底中継装置の断面図である。 本発明の一実施例であるフィードスルーの断面図である。
符号の説明
1 海底中継装置
2 カップリング部
3 海底ケーブル
4 テールケーブル
5 中継器ユニット
6 耐圧筐体
10 耐圧筐体蓋
20 フィードスルー
22 ケーブル導入部
23 光ファイバー
24 給電線
25 銅パイプ
26 絶縁体
27 給電路
31 キャップ
32 第1の部材
33 第2の部材
34 ナット
38 第1の段部
39 第2の段部
60 ゴム膜
61 シール部
65 テーピング
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。
図2は、本発明の一実施例である海底中継装置1を示している。同図に示すように、海底中継装置1は、耐圧筐体6内に中継器ユニット5を収容した構成とされている。また、耐圧筐体6の両側には海底ケーブル3と接続するためのカップリング部2が設けられている。
中継器ユニット5は、放熱緩衝体を介してベリリウム銅合金等よりなる円筒形の耐圧筐体6内に固着されている。放熱緩衝体は、耐圧筐体6内に挿入する外周放熱緩衝体8−1と、外周放熱緩衝体8−1の両端面を挟持するよう耐圧筐体6内に装着する端面放熱緩衝体8−2とからなる。
外周放熱緩衝体8−1は、金属細線を弾力ある円筒形に成形し、その外側を薄い金属板で被覆したものである。端面放熱緩衝体8−2は、金属細線を弾力ある中空円板形に成形し、その外側を薄い金属板で被覆したもので、その内径寸法は外周放熱緩衝体8−1の内径寸法よりも十分に小さい。この外周放熱緩衝体8−1は耐圧筐体6内に挿入され、更にその内部に中継器ユニット5が収容されている。
海底ケーブル3と中継器ユニット5と間に介在するカップリング部2は、海底ケーブル3の引留機能と、海底ケーブル3と海底中継装置1からのテールケーブル4との接続機能とを有するものである。このカップリング部2はベリリウム銅合金等からなるカップリング筐体7で保護されている。
一方、耐圧筐体6の両端部の開口には、この開口を気密に塞ぐ耐圧筐体蓋10が設けられている。この耐圧筐体蓋10には、本発明の要部となるフィードスルー20が設けられている。海底ケーブル3に接続されたテールケーブル4は、フィードスルー20内により気密に耐圧筐体6内に導入され、光ファイバー23と給電線24とに分離された上で中継器ユニット5に接続される。
続いて、図3を用いてフィードスルー20の構成について説明する。尚、図3に示すようにフィードスルー20は耐圧筐体6の両端部に配設された耐圧筐体蓋10に夫々配設されるが、いずれのフィードスルー20も同一構成であるため、図3には図2における右側のフィードスルー20を図示し、これについてのみ説明するものとする。
図3は、耐圧筐体蓋10に取り付けられたフィードスルー20を拡大して示しており、図中耐圧筐体蓋10より右側が海水であり左側が耐圧筐体6内となる。尚、海水側は高圧であるが、耐圧筐体6内は1気圧に保たれている。
テールケーブル4は、光ファイバー23の外周に給電路となる銅パイプ25及びこれを絶縁する絶縁体26を順次積層被覆した構成とされている。このテールケーブル4は、フィードスルー20を構成するテールケーブル導入部22に一体的に接続された構成とされている。
テールケーブル導入部22は、光ファイバー23、銅パイプ25、絶縁体26、及び給電路27等により構成されている。絶縁体26は樹脂(例えばポリエチレン)を成形したものであり、その軸芯位置に光ファイバー23が配設されている。この光ファイバー23は海水側から耐圧筐体6内に向け延在するよう設けられており、よって海底ケーブル3と耐圧筐体6内の中継器ユニット5は光学的に接続される。
銅パイプ25及び給電路27は、この光ファイバー23を覆うように形成されている。この銅パイプ25と給電路27はロウ付けされており、従って銅パイプ25と給電路27は電気的に接続された構成とされている。これによりの海底ケーブル3は耐圧筐体6内の中継器ユニット5に電気的にも接続された構成となる。更に、銅パイプ25と給電路27との間には、銅パイプ25及び給電路27よりも大径とされたフランジ部28がネジ止めされている。
キャップ部材31は、テールケーブル導入部22の外周部に取り付けられている。キャップ部材31は例えばベリリウム銅合金等の金属製であり、第1及び第2の部材32,33により構成されている。このように、キャップ部材31を金属製とすることにより、テールケーブル導入部22(光ファイバー23、銅パイプ25、絶縁体26、給電路27)を海水の水圧から確実に保護することができる。
第1の部材32はテールケーブル導入部22の筐体内側(図中左側)において、テールケーブル導入部22の最外周部に位置する絶縁体26に固定されている。具体的には、第1の部材32の内周位置には波状の凹凸部37が形成されており、この凹凸部37が絶縁体26に係合することにより、第1の部材32は確実にテールケーブル導入部22に固定される。また、第2の部材33は、ネジ部41において第1の部材32に螺着されることによりテールケーブル導入部22に固定される。これにより、キャップ部材31はテールケーブル導入部22に一体的に取り付けられた構成となる。
一方、耐圧筐体蓋10には第1の部材32が固定されたテールケーブル導入部22を装着し得る装着凹部が予め形成されている。キャップ部材31が固定されたテールケーブル導入部22はこの装着凹部に装着された後、ナット34をネジ部36に螺合することにより耐圧筐体蓋10に固定される。
具体的には、第2の部材33には第3の段部42が形成されており、ナット34がこの第3の段部42を耐圧筐体蓋10に向け押圧することにより、キャップ部材31が固定されたテールケーブル導入部22は耐圧筐体蓋10に固定される。また、キャップ部材31を構成する第1の部材32にはシール部材35が設けられており、このシール部材35によりキャップ部材31(テールケーブル導入部22)と耐圧筐体蓋10は液密に画成された構成となる。
ところで、第1及び第2の部材32,33が螺合する際、第1の部材32に形成された第1の段部38と、第2の部材33に形成された第2の段部39とが当接する。この当接位置は、金属製のキャップ部材31が樹脂製の絶縁体26(テールケーブル導入部22)とも対峙する位置であり、かつ海水圧も印加される位置である。また、耐電圧、耐水圧、気密が同時に要求される極めて重要な位置であるため、特に高い信頼性が要求される。
本実施例では、このケーブル導入部22の絶縁体26と、キャップ部材31とが対峙する位置にゴム膜60を設けたことを特徴とするものである。このゴム膜60は絶縁体26を被覆するよう形成されている。また、ゴム膜60の膜厚は0.5mm〜1.0mmの範囲で設定されている。
更に、ゴム膜60の配置されている範囲は、絶縁体26、第1の部材32、及び第2の部材33が共に対峙する位置から、テールケーブル4の途中位置(即ち、海水内の位置)まで延出する位置まで配置されている。特に、絶縁体26,第1の部材32,及び第2の部材33が共に対峙する位置では、ゴム膜60の膜厚が他の部位の膜厚に比べて厚く設定されることによりシール部61が形成されている。
このように本実施例に係るフィードスルー20では、従来のように絶縁オイルであるポリブデン140(図1参照)を用いることなく、ゴム膜60によりテールケーブル導入部22とキャップ部材31との境界部をシールする構造としている。このため、ポリブデン140を用いた場合に発生する気泡に起因したシール性の低下及びポリブデン140の漏れに起因したシール性の低下が生じるようなことはなく、高い信頼性をもってシールを行うことができる。
また、ゴム膜60は簡単に装着することができるため、従来必要とされたポリブデン140を充填するための複雑な構成や充填のための面倒な工程が不要となり、部品点数の削減及び製造工程の簡単化を図ることができる。
また、本実施例では第1の部材32第2の部材33とが当接すると共に絶縁体26が対峙する界面部分にシール部61が形成されている。このシール部61は、ゴム膜60の他の部位に比べて膜厚が大きく設定されており、Oリングと等価な構成となり高いシール性を実現できる。従って、ゴム膜60にシール部61を形成することにより、特に高い信頼性が必要とさせるこの境界部分を確実にシールすることができる。
更に、本実施例では、ゴム膜60がキャップ部材31から海水側に延出したテールケーブル4の一部にまで形成されているため、ゴム膜60内に海水が侵入することも防止できる。このように、ゴム膜60が海水内に位置する構成しても、海水は高い圧力を有しているため、ゴム膜60はこの圧力によりテールケーブル4に密着され、内部に気泡等が介在するようなことはない。
本発明は、海底等の高圧かつ高シール性を要求される環境に配設される機器のシール構造として適用可能である。

Claims (8)

  1. 伝送路及び給電路を有した海底ケーブルに接続されたテールケーブルを海底中継装置内に導入する海底中継装置のフィードスルーであって、
    前記伝送路及び前記給電路を内設する絶縁体を有しており、前記海底ケーブルに接続されたテールケーブルを海底中継装置内に導入するテールケーブル導入部と、
    該テールケーブル導入部を前記海底中継装置に固定するキャップ部材と、
    前記ケーブル導入部の前記絶縁体と前記キャップ部材とが対峙する位置に設けられ、前記絶縁体の表面を被覆するよう形成されたゴム膜とを有することを特徴とする海底中継装置のフィードスルー。
  2. 請求項1記載の海底中継装置のフィードスルーにおいて、
    前記ゴム膜に、前記絶縁体と前記キャップ部材との界面を液密に画成するシール部を形成したことを特徴とする海底中継装置のフィードスルー。
  3. 請求項1記載の海底中継装置のフィードスルーにおいて、
    前記ゴム膜に、他の部位の膜厚に比べて厚く形成されており、前記絶縁体と前記キャップ部材との界面を液密に画成するシール部を形成したことを特徴とする海底中継装置のフィードスルー。
  4. 請求項1記載の海底中継装置のフィードスルーにおいて、
    前記ゴム膜の厚さを0.5mm以上1.0mm以下に設定したことを特徴とする海底中継装置のフィードスルー。
  5. 請求項1記載の海底中継装置のフィードスルーにおいて、
    前記ゴム膜は、前記ケーブル導入部から前記キャップから海水に延出した前記海底ケーブルに接続されたテールケーブルの一部にまで形成されていることを特徴とする海底中継装置のフィードスルー。
  6. 請求項1記載の海底中継装置のフィードスルーにおいて、
    前記キャップ部材は金属製であることを特徴とする海底中継装置のフィードスルー。
  7. 請求項1記載の海底中継装置のフィードスルーにおいて、
    前記テールケーブル導入部の絶縁体はポリエチレンであることを特徴とする海底中継装置のフィードスルー。
  8. 内部に中継器ユニットを搭載してなる耐圧筐体と、
    該耐圧筐体の前記中継器ユニットを挟んだ両側に配設されており、海水に対して前記中継器ユニットを液密に画成する耐圧筐体蓋と、
    前記耐圧筐体蓋に取り付けられた請求項1に記載のフィードスルーとを有することを特徴とする海底中継装置。
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