JP4363906B2 - データ連携装置およびデータ連携方法 - Google Patents

データ連携装置およびデータ連携方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のデータ表示装置およびデータ制御装置を連携して構成し、それらのデータ表示装置の保有するデータを系統的に処理するデータ連携装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
データ表示装置とはPC上でデータを表現可能な、あらゆるソフトウェアを示す。具体的には、例えば設計ツールを例とすると、二次元CAD、三次元CAD、三次元レビューソフト、インターネットホームページ、スプレッドシートなどが例示される。
【0003】
従来、これらのデータ表示装置は、それぞれ単一の目的で使用されることが主であり、またこれらのデータ表示装置はその目的に応じて機能追加することによって更新されてきたが、データ表示装置の独立性が高く、複数のデータ表示装置を結び付けて相互にリンクしていなかった。
【0004】
すなわち、従来、設計段階で使用されるデータ表示装置同士は関連付けられずに、それぞれのデータ表示装置において単独でデータが処理されて完結していた。つまり、完成されたデータは、他のデータ表示装置が保有する情報と結び付けられることが少なかった。
【0005】
特に、データ交換および照合の必要のある場合に限り、それぞれのデータを変換して取込むこともあるが、基本的にはデータに互換性を持たせて、系統的に処理することは行われていなかった。
【0006】
また、上述したような設計ツールである二次元CAD、三次元CADや三次元レビューツール等はエンジニアリングツールとしての性質上、特に独立性が高く、それぞれのデータ表示装置を個別に扱う傾向が顕著であった。従って、それぞれのデータ表示装置において設計作業を終えれば、データが部分的に流用されることはあっても、系統的なデータ連携には利用されなかった。
【0007】
しかしながら、設計の正確さを向上することと設計コストとを両立するためには、各々のデータ表示装置に保有されるデータが明確に対応し、それらの複合的な情報を統括的に、少ない労力で求められる構成が求められる。
【0008】
一方、インターネットホームページやスプレッドシートは、それ自身のデータの中に次のアクションを埋め込んで、プログラムを起動してデータ連携することもあるが、上流ツールと下流ツールの間に位置して、情報の流れを制御することにより包括的な情報ツールのネットワークを構築するものは少なかった。
【0009】
一方で、限定的なものながら、複数のデータ表示装置を関連付ける仕組みも開示されている。例えば、3次元レイアウト設計支援装置として回路図と三次元レイアウトモデルを関連付けた技術が開示されている(特許文献1参照)。
【0010】
【特許文献1】
特開平11−345248号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したような技術は、複数の独立したデータ表示装置を連携させるものではない。従って、決まったデータ表示装置しか連携できないため、使用条件に応じた使用しやすい複合的な設計ツールを構築することが困難であるという問題点があった。
【0012】
また、上述したように従来のデータ表示装置は、それぞれ単一の目的で使われることが主であり、複数のツールを結び付けて相互にリンクする十分な方法がなかった。一元管理的なツールはこれまでにもあったが、複数のまったく独立したデータ表示装置群の間に位置して、それぞれのデータ表示装置を関連付ける仕組みが構築されていなかった。
【0013】
また、複数のデータ表示装置を包括的に管理するためには、目的に応じたデータ同士の関連付けが必要であるが、例えば、従来の一元管理ツールの中には、複数のデータ表示装置にそれぞれ保存されたデータのうち、同一文字列でタグ管理するツールもあった。しかしながら、このような従来の一元管理ツールは、データの関連付けが簡易なものに限定されているため、設計に必要な情報が系統的に管理されているとは言えなかった。
【0014】
本発明は、上述したような課題を解決するためになされたものであり、複数のデータ表示装置の情報の流れを制御する仕組みを構築し、これらのデータ表示装置を一つの複合的なツールとして利用することができ、情報共有システムとしてデータを利用することが可能なデータ連携装置およびデータ連携方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るデータ連携装置は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、複数の独立したデータ表示装置をデータ連携する装置であって、連携用キーデータを収納した上流側データ表示装置と、前記上流側データ表示装置において選択された上流側連携用キーデータが入力されて、この上流側連携用キーデータを予め作成された連携用データベースと照合して、関連付けるべき下流側データ表示装置およびこの下流側データ表示装置が保有する下流側連携用キーデータとを指定して出力するデータ制御装置と、前記下流側連携用キーデータが情報として伝達されて、前記下流側連携用キーデータに該当する情報が表示される前記下流側データ表示装置とからなることを特徴とするものである。
【0016】
また、本発明に係るデータ連携方法は、上述した課題を解決するために、請求項10に記載したように、上流側データ表示装置に収納された上流側連携用キーデータの選択を前記上流側データ表示装置が受け付けるステップと、このステップで選択された上流側連携用キーデータを前記上流側データ表示装置がデータ制御装置に入力するステップと、このデータ制御装置が保有する連携用データベースによって前記上流側連携用キーデータと対応する下流側データ表示装置およびこの下流側データ表示装置が保有する下流側連携用キーデータを検索して前記データ制御装置が前記下流側データ表示装置へ出力するステップと、このステップで出力された前記下流側連携用キーデータを前記下流側データ表示装置が受け取り、受け取った前記下流側キーデータを表示するステップとを備えることを特徴とする方法である。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明に係るデータ連携装置の実施の形態について、以下に詳細に説明する。
【0018】
図1に、本発明に係るデータ連携装置の第1の実施形態である最もシンプルな構成を示す。
【0019】
なお、以下の各実施の形態において、プログラムとはデータ表示装置に内蔵されたソフトウェアのプログラムを指し、ファイルとは、それぞれのデータ表示装置に収納された情報のデータファイルを示す。
【0020】
また連携用キーデータとは、それぞれのデータ表示装置に格納された、あるいは対応するように格納された属性情報を有するデータであり、この連携用キーデータと、データ制御装置内に収納されたデータベースとが一定の対応をなすものである。
【0021】
図1において、データ表示装置1Aとデータ制御装置1Bとデータ表示装置1Cは直列に接続される。データの流れ方向は1A→1B→1Cの順であり、このケースにおいて1Aを上流側データ表示装置、1Cを下流側データ表示装置と呼ぶ。また1Bはデータ制御装置である。
【0022】
ここで、連結されているのはデータ表示装置同士であるが、概念的には、それぞれのデータ表示装置が保有するプログラムまたはファイル同士が連携したシステムであると表現することも可能である。
【0023】
まず、データ表示装置1Aにおいてデータ連携用キーデータ1AAを取得する。ここで、連携用キーデータ1AAは、連携用キーデータのリストから照合して選択する方法や、図面等を直接ピックする方法、または文字列等の検索条件を直接入力して検索する方法により選択することが可能である。データ表示装置1Aには、連携用データ1AAに関する属性情報が予め埋め込んであり、データ表示装置1A上におけるデータ指定により連携用データ1AAの属性情報が取得されるように構成される。
【0024】
次に、連携用キーデータ1AAが1Bに伝達される。ここでデータ制御装置1Bが制御する連携用データベース1E内で、連携用キーデータ1AAが検索される。その結果、連携用キーデータ1AAに対応するデータ表示装置1C及び連携用キーデータ1CAが検索される。ここで連携用キーデータ1CAはデータ表示装置1Cが保有する連携用キーデータである。
【0025】
上記連携用データベース1Eとは、図1に示すように、上流側データ表示装置1Aに保有される連携用キーデータ1AAをメインキーとし、このメインキーにサブキーとして下流側データ表示装置名1Cとこの下流側データ表示装置1CAが保有する下流側連携用キーデータが対応した一覧表とされる。すなわち、目的とする連携用キーデータ1AAを上流側データ表示ツール1Aにより指定すると、連携用データベース1AAが検索され、この連携用キーデータ1AAに対応する情報(下流側データ表示装置名1Cおよび下流側データ表示装置1CA)が出力される仕組みである。
【0026】
ここで対応表とは、データ制御装置内に存在していればよく、実際の帳票としての形式でなくともよい。
【0027】
すなわち、図1に示すように、データ表示装置1Aから伝達された連携用データ1AAは、連携用データベース1Eに入力される。この連携用データベース1Eに対応表が設けられ、この対応表内において対応するデータ表示装置1Cおよび連携用キーデータ1CAが決定される。
【0028】
なお、この連携用データベース1E内には、データ表示装置1Cが保有するプログラムと同等のプログラムが存在するのでなく、すなわちデータ表示装置1Cおよび連携用データ1CAの存在を検索照合する検索手段が存在する。
【0029】
上記検索により、連携用キーデータ1AAと連携用キーデータ1CAとが対応することが明らかとなると、データ制御装置1Bからデータ表示装置1Cへ連携用キーデータ1CAが伝達され、1C上で関連するデータを表示することが可能となる。すなわち、データ表示装置1Aにおいて特定の連携用キーデータ1AAを指定すると、その連携用キーデータ1AAに対応する連携用キーデータ1CAが検索されてデータ表示装置1Cに表示される。
【0030】
この図1においては、データ制御装置1Bがデータ表示装置1Aとデータ表示装置1Cの中間に位置して制御することにより、1Aのデータと関連する情報を1C上で表示することが可能となる。
【0031】
本発明のデータ連携装置とは、上記した系統的なシステムを指し、具体的には、データ表示装置およびデータ制御装置からなる包括的なシステムを示すものである。
【0032】
一方、図1のシステム構成図を並列に展開して、図2に示すような第2の実施形態のデータ連携装置とすることも可能である。
【0033】
図2は、データ制御装置2Dを中心に、上流にデータ表示装置2A、2B、2Cが存在し、下流にデータ表示装置2F、2G、2Hが存在するシステム構成図である。この図2のシステムにおいて、データ表示装置2A,2B,2C,2F,2G,2Hに、それぞれの連携用キーデータ2AA,2BA,2CA,2FA,2GA,2HAが用意されている。
【0034】
データ制御装置2Dに収納される連携用データベース2Eの中には、図2に示すように上流の連携用キーデータをメインキーとして、サブキーとしての下流のデータ表示装置2F,2G,2H、およびその連携用データ2FA,2GA,2HAとの対応表が格納されている。
【0035】
ここでデータ表示装置2Aと2Gとを連携する方法について説明する。まずデータ表示装置2A上で連携用キーデータ2AAを指定する。連携用キーデータ2AAはデータ制御装置2Dへ伝達され、データ制御装置2D内に保有される連携用データベース2E内で連携用キーデータ2AAに関する情報を取得する。すなわち、連携用キーデータ2AAとデータ表示装置2Gおよび連携用キーデータ2GAの組み合わせが選択される。この組み合わせは、データ制御装置2Dの内部の連携用データベース2Eで行われている。
【0036】
次にデータ制御装置2Dは、データ表示装置2Gへ連携用キーデータ2GAのデータを表示するよう命令する。この命令によりデータ表示装置2G上で連携用キーデータ2GAを表示する。
【0037】
さらに別の構成として、図1の構成図を連続的に展開して、図3に示すような第3の実施形態のデータ連携装置として構成することも可能である。
【0038】
データ表示装置3A、3C、3Eの間にそれぞれデータ制御装置3Bと3Dが直列的に連結されて存在する。このシステム構成においてはデータ表示装置とデータ制御装置が交互に連結していればよく、図3以上のデータ表示装置とデータ制御装置構成を連結した構成としても成り立つ。なお、データ制御装置3Bがデータ表示装置3Aと3Cの間を連携させる仕組みについては図1の例で説明した通りである。
【0039】
この図3に示すデータ連携装置においては、さらにデータ表示装置3C上の連携用キーデータからデータ制御装置3Dを介して、データ表示装置3E上で3Cのデータと関連する連携用キーデータを表示する。ここで、データ表示装置3Cはデータ表示装置3Aと連携していても、また連携していなくても連携用キーデータを独立的に出力することが可能である。
【0040】
以上説明したように、データ表示装置とデータ制御装置とを組み合わせてシステム化することにより、複数の独立したデータ表示装置を一つの大きな仮想システムとして扱うことができる。
【0041】
以下に、本発明に係るデータ連携装置の実施の形態について、発電所用機器及びプロセス配管を具体例として説明する。
【0042】
三次元レビューツールとは、三次元配置調整用CADデータ内に入り込んだかのようなウォークスルーを画面上にて可能とするツールである。この三次元レビューツールは、プラントの通路性確認、機器や弁へのアクセス性確認、また機器干渉の視覚的チェックなどに便利であるため、発電所プラント計画時の標準ツールとなりつつある。また昨今では計画時だけでなく建設サイトでの確認にも使われ始めている。
【0043】
しかし三次元レビューツールを建設サイトで使うには、以下のような2つの大きな問題があった。
【0044】
まず一つ目の問題は、仮想空間内において目当ての部品へ辿り着くのが困難なことである。建設サイトにおいては、系統図上・系統別配管図上の部品と実際の部品の照合に多くの時間が費やされている。この照合作業において三次元レビューツールを活用すれば、正確な照合が可能であり確認時間が短縮されるはずであるが、プラント全体の膨大な物量となると、仮想空間内でのウォークスルーだけで目的とする部品に辿り着くのは大変な作業であった。
【0045】
また、照合作業には、プラント計画および建設に携わっていない計装・試運転エンジニアが担当することもあるが、こうした実際にプラント計画および建設に携わっていないエンジニアでも簡単に三次元モデル上の目当ての部品へ辿り着くことが可能な仕組みが必要とされていた。
【0046】
もう一つの問題は、三次元レビューツールが単なるレビューツールに留まっていることである。仮想空間内で目当ての部品に辿り着いても、そこで現状の三次元レビューツールによって得られる情報は、部品の建設後の周辺状況のみである。しかし、三次元イメージで状況を把握すれば、さらにその部品に関連する図面を参照し、仕様を確認する必要が生じる。しかしながら、現状の三次元レビューツールにおいては、3Dイメージ以上の情報が得られないため、関連するデータを参照することが難しく、レビューに使われるための動機付けが乏しかった。
【0047】
そのため、三次元レビューツールの利便性を活用しつつ、この三次元レビューツールに表示される情報に様々な付帯情報をヒモ付けしてデータ取得する仕組みが必要であった。
【0048】
上述のような建設サイトにおける問題を解消するにはデータ表示装置とデータ制御装置で構成するデータ連携装置が必要だった。特に、三次元レビューツールをベースに、複数のデータ表示装置を有機的に結びつける機能を有するデータ制御装置が必要とされた。
【0049】
そこで、建設サイトにおける上述した課題を解決するために、本発明のデータ連携装置の構成に則して、三次元レビューツールを含むデータ連携装置を構築する。
【0050】
まず、三次元配置調整CADで入力した部品名称を指定すると、三次元モデル上の該当する部品にジャンプするように構成する。この名称指定の方法は、三次元配置調整CADが保有する部品リストから検索する方法や、または部品名を直接入力する方法や、あるいは系統図等の図面上の部品を直接ピックする方法がある。
【0051】
一方、あらかじめ三次元配置調整CADから連携用キーデータを抽出し、上流データ表示装置とリンクする検索キーを用意してある。次に、その検索キーが、どのデータ表示装置と、またそのデータ表示装置のどの部品とリンクするかを関連付けて連携用データベースを作成する。この結果、上流から伝達された連携用キーデータを用いて、下流の連携用キーデータをピックアップして、下流のデータ表示装置上で確認できるようになる。
【0052】
このデータ連携装置において、データ表示装置が保有する系統図には、弁や計装品の属性情報(連携用キーデータ)が収納されている。この埋め込まれた属性情報(連携用キーデータ)をデータ制御装置によって、自由に取り出すことが可能である。
【0053】
すなわち属性情報を上流の連携用キーデータとし、データ制御装置で解釈して、下流の三次元レビューツールへ伝達する。この仕組みにより、系統図の部品をピックすると、三次元レビューツールの対応する部品へジャンプする仕組みが完成した。このようなシステムは、建設サイトにおいて系統図ベースで作業することが多い計装・試運転エンジニアにとって特に都合がよい。
【0054】
さらに、このデータ連携装置は、情報の流れが一方向に限定されず、ある作業において下流側とされたデータ表示装置を上流側として、別のデータ表示装置に部品情報を表示させることも可能である。この場合、先のデータ制御装置を介してデータをやり取りしてもよいし、別のデータ制御装置を設置してデータを伝達する構成としても良い。
【0055】
すなわち、下流のデータ表示装置とされたデータ表示装置上の部品をクリックして、さらに他のデータ表示装置において部品仕様などの属性を可視化することも可能である。これは、データ連携装置に存在する全ての部品には名称とともに属性が付されて、系統的なデータベースとして保有されていることによる。属性情報としては、内部流体の設計圧力・温度、材質、肉厚、検査方法などの情報を付することができる。
【0056】
また、このデータ連携装置によれば、データ表示装置に表示された部品をクリックして、電子ドキュメント管理システムに入籍された図面イメージを取得することができる。また、選択した部品と関連するCADデータを表示することが可能である。このように複数のジャンプを並列的に行うことが可能な構成になっている。
【0057】
なお、本発明のデータ連携装置において上流側および下流側とは相対的な概念であり、データ流れの方向性が限定されない。すなわち本発明のデータ連携装置は、複数のデータ表示装置と複数のデータ制御装置とを有機的に接続し、双方向的な情報の授受が可能なシステムとして構築するものである。
【0058】
また、上流側データ表示装置、下流側データ表示装置、およびデータ制御装置のそれぞれは、リード的に別体であるものに限定されない。
【0059】
【発明の効果】
以上説明のように、本発明のデータ連携装置およびデータ連携方法によれば、複数のデータ表示装置をデータ制御装置により連結するシステムを構築したので、任意のデータ表示装置において連携用キーデータを選択することにより、他のデータ表示装置において関連する連携用キーデータを表示することが可能である。すなわち、複数の連携用キーデータを関連つけて表示するため、必要な情報が多角的に表現され、的確に表示されるシステムを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ連携装置の第1の実施形態を示す構成図。
【図2】本発明に係るデータ連携装置の第2の実施形態を示す構成図。
【図3】本発明に係るデータ連携装置の第3の実施形態を示す構成図。
【符号の説明】
1A データ表示装置
1B データ制御装置
1C データ表示装置
1AA データ表示装置1Aの連携用キーデータ
1E 連携用データベース
1CA データ制御装置1Cの連携用キーデータ
2A データ表示装置
2B データ表示装置
2C データ表示装置
2AA データ表示装置2Aの連携用キーデータ
2BA データ表示装置2Bの連携用キーデータ
2CA データ表示装置2Cの連携用キーデータ
2D データ制御装置
2E 連携用データベース
2F データ表示装置
2G データ表示装置
2H データ表示装置
2FA データ表示装置2Fの連携用キーデータ
2GA データ表示装置2Gの連携用キーデータ
2HA データ表示装置2Hの連携用キーデータ
3A データ表示装置
3B データ制御装置
3C データ表示装置
3D データ制御装置
3E データ表示装置

Claims (11)

  1. 複数の独立したデータ表示装置をデータ連携する装置であって、
    連携用キーデータを収納した上流側データ表示装置と、前記上流側データ表示装置において選択された上流側連携用キーデータが入力されて、この上流側連携用キーデータを予め作成された連携用データベースと照合して、関連付けるべき下流側データ表示装置およびこの下流側データ表示装置が保有する下流側連携用キーデータとを指定して出力するデータ制御装置と、前記下流側連携用キーデータが情報として伝達されて、前記下流側連携用キーデータに該当する情報が表示される前記下流側データ表示装置とを備えることを特徴とするデータ連携装置。
  2. 前記上流側データ表示装置に収納された前記上流側連携用キーデータは、前記上流側データ表示装置から予め取得されて、前記データ制御装置の前記連携用データベースとして使用可能なように加工されたことを特徴とする請求項1記載のデータ連携装置。
  3. 前記上流側連携用キーデータは、対象文字列の部分または全体を入力して検索し、または前記上流側データ表示装置内のリストから選択して取得することが可能な請求項1記載のデータ連携装置。
  4. 前記連携用データベースは、メインキーとしての前記上流側データ表示装置と共通の前記上流側連携用キーデータと、サブキーとしての前記下流側データ表示装置と共通の前記下流側連携用キーデータを対応表として保有し、メインキーに該当する前記データ表示装置からの情報が入力されると、サブキーに該当する情報を前記下流側データ表示装置に出力することを特徴とする請求項1記載のデータ連携装置。
  5. 前記下流側データ表示装置の前記下流側連携用キーデータを選択することにより、前記データ制御装置または他のデータ表示装置により関連付けされたさらに下流のデータ表示装置にデータが表示されることを特徴とする請求項1記載のデータ連携装置。
  6. 前記連携用データベースにより、前記上流側データ表示装置のファイルを前記下流側データ表示装置の保有するプログラムおよびファイルと対応させ、下流側データ表示装置の表示データに関連付ける請求項1記載のデータ連携装置。
  7. 前記データ連携装置の構成は、前記上流側データ表示装置と前記データ制御装置と前記下流側データ表示装置の基数の比率がN1対N2対N3(N1,N2,N3は自然数)で表されることを特徴とする請求項1記載のデータ連携装置。
  8. 複数の前記上流側データ表示装置と複数の前記下流側データ表示装置と複数の前記データ制御装置とを直列に連結させたものであり、前記上流側データ表示装置の一つと前記下流側データ表示装置の一つの間に前記データ制御装置の一つを連結させてデータ表示装置とデータ制御装置とが繰り返される構成としたことを特徴とする請求項1記載のデータ連携装置。
  9. 複数の前記上流側データ表示装置と複数の前記下流側データ表示装置と複数の前記データ制御装置とを連結させたものであり、前記上流側データ表示装置を少なくとも1以上と前記下流側データ表示装置を少なくとも1以上の間に前記データ制御装置を1以上連結させ、データ表示装置とデータ制御装置とが繰り返されて直列的に連結された構成としたことを特徴とする請求項7記載のデータ連携装置。
  10. 上流側データ表示装置に収納された上流側連携用キーデータの選択を前記上流側データ表示装置が受け付けるステップと、このステップで選択された上流側連携用キーデータを前記上流側データ表示装置がデータ制御装置に入力するステップと、このデータ制御装置が保有する連携用データベースによって前記上流側連携用キーデータと対応する下流側データ表示装置およびこの下流側データ表示装置が保有する下流側連携用キーデータを検索して前記データ制御装置が前記下流側データ表示装置へ出力するステップと、このステップで出力された前記下流側連携用キーデータを前記下流側データ表示装置が受け取り、受け取った前記下流側キーデータを表示するステップとを備えることを特徴とするデータ連携方法。
  11. 前記上流側データ表示装置および前記下流側データ表示装置にて必要な情報が図面または帳票の形式で表示され、この図面または帳票のデータを更新する要求を前記上流側データ表示装置および前記下流側データ表示装置で受け付けることにより、前記データ制御装置およびこのデータ制御装置に連携する全てのデータ表示装置が自己の保有する関連情報を更新することによって、前記データ制御装置およびこのデータ制御装置に連携する全てのデータ表示装置の保有する関連情報が更新されることを特徴とする請求項10記載のデータ連携方法。
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