JP4362518B2 - カッター - Google Patents

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Description

本発明は、薄いシート状の被切断材の切断を行うカッターに関する。
従来、シート状の被切断材の切断を安全に行うために、例えば、特許文献1に示すカッターが開発されている。このカッターは、丸刃である刃体と、この刃体を覆うカバー体と、カバー体の下方に設けられたベース体とで構成されている。このカッターを用いてシート状の被切断材を切断する際には、カバー体とベース体の間に形成される開口部から被切断材を滑り込ませるようになっており、刃体がカバー体で覆われていることによって使用者の手指等が刃体に接触せず、安全に取り扱うことができる。
特開2004−223207号公報(第5頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載のカッターにあっては、シート状の被切断材が所定の厚み、つまりシート状の被切断材が所定の剛性を有している場合には、カッターを用いてスムーズに切ることができるが、シート状の被切断材の厚みが薄い場合には、刃体が被切断材に当接した際に、被切断材が刃体の当接箇所から変形してしまい、被切断材が変形された状態で刃体の切り進むようにようになるため、被切断材に皺が寄ってしまい、スムーズに被切断材を切ることができないという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、使用者の手指等が刃体に接触せず、安全に取り扱うことができるカッターにおいて、薄いシート状の被切断材を切断する場合であっても、被切断材に皺を寄せずにスムーズに切り込むことができるカッターを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のカッターは、
上下に配置されたカバー体とベース体とを有し、前記カバー体と前記ベース体の間に形成された開口部に被切断材を切断する刃体を備えたカッターであって、前記刃体は回転自在に軸により軸支される丸刃であって、前記刃体に強制的に回転力を与える回転機構は、前記軸を介して前記刃体を回転させるギアと、ピッチ部及び切欠部が形成された駆動棒と、前記駆動棒を所定の方向に付勢するバネと、からなり、前記ピッチ部が前記ギアと噛み合うことにより前記回転機構の回転力が前記刃体に伝達されるとともに、前記切欠部が前記ギアに対応する位置に移動されることにより前記回転機構の回転力の伝達が解除されるクラッチ機構が設けられており、少なくとも前記被切断材の切断開始時に、前記クラッチ機構によって前記回転機構の回転力が前記刃体に伝達され、その後、前記被切断材の切断中に、前記クラッチ機構によって前記回転機構の回転力の伝達が解除され、かつ前記刃体が回転自在になり、前記被切断材の切断面と前記刃体の側面との間に生じる摩擦抵抗によって得られる回転力で前記刃体が回転されることを特徴とする。
この特徴によれば、刃体がカバー体とベース体の間の開口部に配置されるため、使用者の手指等が刃体に接触せず、カッターを安全に取り扱うことができ、かつ少なくとも被切断材の切断開始時、つまり刃体が被切断材に当接した時に、刃体が回転機構により強制的に所定量回転されることで、被切断材に切込口が形成され、この切込口から引き続き刃体を切り進ませることで、薄いシート状の被切断材であっても、被切断材に皺を寄せずにスムーズに切り込むことができる。また、被切断材の切断の途中で、クラッチ機構を用いて刃体に対して回転機構から回転力を与えない状態とし、被切断材の切込口と刃体との間に生じる摩擦力によって刃体が自由に回転するため、そのまま刃体を切り進めることができる。
本発明の請求項に記載のカッターは、請求項に記載のカッターであって、
前記刃体が前記カバー体に軸支されるとともに、前記刃体の端部が前記ベース体の近傍に位置するように配置され、前記開口部に前記被切断材を挿入して該被切断材を前記刃体で切断するとき、少なくとも前記開口部の幅の上下変動が規制されていることを特徴としている。
この特徴によれば、被切断材の切断面が刃体の端部近傍の側面に当接した状態が維持されるため、被切断材の切断面と刃体との間に生じる摩擦力を大きなトルクとして刃体に与えて、刃体を回転させることができる。
本発明に係るカッターを実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、実施例1におけるカッターを示す斜視図であり、図2は、カッターを示す縦断側面図であり、図3(a)は、図2におけるカッターを示すA−A横断平面図であり、図3(b)は、押圧スイッチを押した状態のカッターを示すA−A横断平面図であり、図4は、カッターが切込口を形成した状態を示す斜視図であり、図5は、カッターがシート体を切り進む際のベース体を示す平面図であり、図6(a)は、調節ネジを緩めた状態を示す縦断側面図であり、図6(b)は、カッターを用いて押し切りを行っている状態を示す縦断側面図である。以下、図2、図3、図5、図6の紙面右方側をカッターの正面側(前方側)とし、図3、図5の紙面上方側をカッターの右側面側(右方側)として説明する。
図1の符号1は、主に工場等で使用される業務用の本発明が適用されたカッターであり、使用者はカッター1を把持して、作業台3上を移動させながら本実施例におけるシート状の被切断材としてのシート体4、例えば、紙、布、ビニールシートなどを切断することができる。また、このカッター1の大きさは使用者が把持できる程度の大きさとなっており、使用者がカッター1を容易に持ち運ぶことができる。
図1に示すように、カッター1は平面視で矩形状をなすベース体2を有しており(図5参照)、このベース体2の上面と下面は滑らかな平坦面として形成されている。このベース体2の下面がシート体4の切断時に、シート体4が載置される作業台3に当接するようになっている。
図2に示すように、ベース体2の上面における前方側には、前方側に向かって低くなるように傾斜されたテーパ面5が形成されている。また、図5に示すように、ベース体2には、前端から中央にかけて切り込まれることで形成されたスリット6が設けられている。このスリット6は、ベース体2の上面から下面にかけて切り込まれているとともに、ベース体2の左右方向の中央位置に直線状に形成されている。
図2及び図3(a)に示すように、ベース体2の後方側には、略四角柱状の支持片7がネジ8によってベース体2に螺着されている。この支持片7は、ベース体2の上面から上方に向かって立設されている。また、支持片7には、円筒形状の挿通孔9が左右方向に貫通されて形成されている。
更に、図2及び図5に示すように、支持片7の前面側には、側面視で台形状に形成された切片10が設けられている。この切片10の左右両側面には、前方側に向かって切片10の左右幅が幅狭となるように傾斜されたテーパ面11が形成されている。尚、支持片7の切片10は、ベース体2の左右方向の中央位置に配置されている。
図1に示すように、ベース体2の上方には、カバー体13が配置されており、このカバー体13の後方側には、左右幅が支持片7の左右幅と等しい挿通溝12が垂直方向に切り欠かれて形成されている。この挿通溝12には、支持片7が挿通されるとともに、カバー体13の左右側面14,15には、係止軸16が挿通される円筒形状の貫通孔17が形成されている。
カバー体13の貫通孔17に挿通された係止軸16は、支持片7の挿通孔9に挿通される(図3(a)参照)。そのためベース体2はカバー体13に対して係止軸16を中心軸として揺動自在に軸支された状態で連結される。尚、カバー体13とベース体2との間には、後述するように、シート体4を切断する際に、シート体4を挿通させる本実施例における開口部としての間隙部18が形成される。更に尚、この間隙18は使用者の指が入り込めない程度の上下幅に形成されている。
図2及び図3(a)に示すように、カバー体13は、少なくとも後述する刃体19の略全体を覆うことができる大きさに形成されているとともに、その左右幅はベース体2の左右幅と等しくなっている。また、カバー体13の前後方向の長さは、ベース体2の前後方向の長さとほぼ同じ程度の長さに形成されている。
図1に示すように、カバー体13の上面には、カッター1使用時に使用者の指を挿通させる指掛部20がネジ21により螺着されている。尚、本実施例では、使用者が右手でカッター1を把持し、右手中指を指掛部20に挿通させている。更に尚、この指掛部20に挿通させる指は右手中指に限ることなく、使用者がカッター1を把持し易くなるならば、右手中指以外の指を挿通させてもよい。
また、カバー体13の形状は、その後方は垂直面に形成されるとともに、カバー体13の上面は、後方から前方にかけて上方に高くなるように傾斜をなしつつ、カバー体13の前方側は円弧状に形成されている。そのためカバー体13の形状は、使用者が指掛部20に中指を挿通させた状態でカッター1を把持し易いようになっている。
図2及び図3(a)に示すように、中空をなすカバー体13の内部には、側面視で円形状をなす本実施例における丸刃としての刃体19が配置されている。この刃体19は、カバー体13に取り付けられた軸23によって垂直方向に回転自在に枢支されている。また、カバー体13は、その下方に開口22に形成されており、刃体19の下方側の外周縁部が開口22から外方に露出するようになっている。更に、この刃体19の下方側の外周縁部は、ベース体2のスリット6に挿入されている。
図3(a)に示すように、カバー体13の右側面15における刃体19に対応する位置には、刃体19の交換やメンテナンスを行うための刃体カバー24が着脱自在に設けられている。また、このカバー体13の後方位置には、後述する電池ボックス25を覆うための電池カバー26が設けられている。
図2に示すように、カバー体13の上面における支持片7に対応した位置には、内周に雌ネジが設けられた貫通孔27が形成されている。この貫通孔27には、後述するように間隙部18の上下幅を調節するための調節ネジ28が螺設されている。尚、この調節ネジ28の上端には、摘み部29が設けられており、使用者が調節ネジ28を操作し易いようになっている。
また、調節ネジ28の下端は支持片7の上面に当接されており、貫通孔27と支持片7との間には、調節ネジ28の周囲を取り巻くように設けられたコイルバネ30が配置されている。このコイルバネ30の上端は、カバー体13の内面における貫通孔27の周囲に接合されているとともに、コイルバネ30の下端は、支持片7の上面に接合されている。
図3(a)に示すように、カバー体13の左側面14には、後述するようにシート体4の切断時に使用者が押圧する本実施例における操作部としての押圧スイッチ31(ON−OFFスイッチ)が設けられている。カバー体13の内面における後面側には、平面視で略L字状をなす板バネ33がネジ32で螺着されている。この板バネ33は、カバー体13の後面側から前方に向かって延設されている。押圧スイッチ31は、板バネ33の左側面60を押圧可能な位置に設けられている。
板バネ33の右側面61には、電動式の小型モータ35(電気モータ)が取り付けられている。このモータ35の回転軸34には、タイヤ36が取り付けられている。図2に示すように、タイヤ36は、刃体19の左方側の側面39における外周縁部に当接可能な位置に設けられている。
尚、本実施例のカッター1では、板バネ33及びタイヤ36によって本実施例におけるクラッチ機構が構成されている。更に尚、本実施例のカッター1では、モータ35及びタイヤ36によって本実施例における回転機構が構成されている。
図3(a)に示すように、押圧スイッチ31が押圧されていない状態では、板バネ33の付勢力によってタイヤ36が刃体19の側面39から離間されるようになっており、この状態が本実施例におけるクラッチ機構のOFF状態となっている。また、図3(b)に示すように、押圧スイッチ31が押圧された状態では、板バネ33が弾性変形されることによってタイヤ36が刃体19の側面39に当接されるようになっており、この状態が本実施例におけるクラッチ機構のON状態となっている。
図3(a)に示すように、前述した電池カバー26に対応する位置のカバー体13内部には、電池ボックス25が配置されている。この電池ボックス25にはモータ35に電力を供給する電池38が着脱可能に収納されている。また、本実施例では、カッター1の大きさを考慮して小型の単4型若しくは単5型の乾電池38が用いられている。
電池ボックス25のプラス極側から延びるコード37は、モータ35に接続されているとともに、電池ボックス25のマイナス極側は、導電性を有する金属板40の一方の端部が接続されている。この金属板40は、電池ボックス25のマイナス極側からカバー体13の左方側に延出されるとともに、カバー体13の左側面14と平行となるように前方側に屈曲されており、平面視で略L字状をなすように延設されている。また、金属板40の他方の端部41は、モータ35の後方側近傍に配置されている。
板バネ33の右側面61における金属板40の端部41に対応する位置には、導電性を有する金属性の端子部58が設けられており、この端子部58は金属板40の端部41に当接可能な位置に設けられている。また、端子部58はコード37’によりモータ35に接続されている。
図3(a)に示すように、押圧スイッチ31が押圧されていない状態では、板バネ33の付勢力によって端子部58が金属板40の端部41から離間されるようになっており、この状態が本実施例における回転機構のOFF状態となっている。また、図3(b)に示すように、押圧スイッチ31が押圧された状態では、板バネ33が弾性変形されることによって端子部58が金属板40の端部41に当接されるようになっており、この状態が本実施例における回転機構のON状態となっている。尚、後述するように端子部58が金属板40の端部41に当接されることで、電池38からモータ35に電力が供給されてモータ35が回転駆動される。
次に、本実施例におけるカッター1を用いてシート体4を切断する際の使用方法について説明する。先ず図1に示すように、使用者がカバー体13に設けられた指掛部20に指を挿入した状態でカッター1を把持する。
使用者がカッター1を把持した状態で、シート体4の端部からカッター1を進行させると、シート体4の端部がベース体2のテーパ面5に沿って間隙部18まで導かれる。そして、使用者がカッター1を把持している右手の薬指を用いて押圧スイッチ31を押圧すると、カバー体13内部の端子部58が金属板40の端部41に当接されて、電池38からモータ35に電力が供給されてモータ35が回転駆動され、タイヤ36が回転するとともに、タイヤ36が刃体19の側面39に当接する(図2及び図3(b)参照)。
図2及び図3(b)に示すように、回転駆動されたタイヤ36が刃体19の側面39に当接されることによって、刃体19が回転するようになっている。本実施例における刃体19の回転方向は、左側面視において時計回り、つまり刃体19の下方側の外周縁部がカッター1の後方側に向かって進む方向となっている。
尚、調節ネジ28が支持片7の上面に当接されていることによって、カバー体13が係止軸16を中心軸として揺動されることを防止しており、そのためカバー体13とベース体2との間の間隙部18の上下幅が一定の幅寸法に固定される。
図4に示すように、刃体19を強制的に回転させた状態で、カッター1を進行させると、刃体19が当接されたシート体4の端部が、刃体19によって切り込まれることでシート体4に切込口42が形成される。
そして、引き続きカッター1を進行させ、切込口42に刃体19を進入させていくと、刃体19は、シート体4の切込口42の切断面と、刃体19の側面39との間に生じる摩擦抵抗によって回転力を得ることができ、使用者が押圧スイッチ31の押圧をやめてモータ35の電力供給を停止し、タイヤ36を刃体19の側面39から離間しても、刃体19が回転しつづけてシート体4を切り進めることができる。
詳しくは、図2に示すように、刃体19は軸23の中心から距離Rの位置でシート体4を切断しており、シート体4の切断面と刃体19の側面39との間の摩擦抵抗により力の向きが後方の摩擦力Fを受ける。この摩擦力Fを刃体19の軸23の中心からの距離Rの位置で受けていることにより、刃体19は大きな回転トルクT(T=FR)を得ることができる。このトルクTを受け続けることで、刃体19が回転しつづけてシート体4を切り進めていくことができる。
尚、図5に示すように、刃体19によって切断されたシート体4はベース体2の上面に設けられた切片10によって、間隙部18に留まることなく左右に分けられるようになっている。
本実施例におけるカッター1では、刃体19がカバー体13とベース体2の間の間隙部18に配置されるため、使用者の手指等が刃体19に接触せず、カッター1を安全に取り扱うことができ、かつ少なくともシート体4の切断開始時、つまり刃体19がシート体4に当接した時に、刃体19が回転機構としてのモータ35及びタイヤ36により強制的に所定量回転されることで、シート体4に切込口42が形成され、この切込口42から引き続き刃体19を切り進ませることで、薄いシート体4であっても、シート体4に皺を寄せずにスムーズに切り込むことができる。
また、シート体4の切断開始時に、クラッチ機構としての板バネ33及びタイヤ36を用いて回転機構としてのモータ35及びタイヤ36から刃体19に強制的な回転力を与えて切込口42を形成した後、クラッチ機構33,36を用いて刃体19に対して回転機構35,36から回転力を与えない状態とすることができ、回転機構35,36の稼動を止めたとしても、シート体4の切込口42と刃体19との間に生じる摩擦力Fによって刃体19が回転できるため、刃体19を切り進めることができる。そのためカッター1を用いてシート体4を切断する際に、カッター1のモータ35を駆動させるための、電池38の消費電力(エネルギー消費)を節約することができる。
また、刃体19の下方側の外周縁部が、ベース体2の近傍に位置するように配置され、間隙部18にシート体4を挿入してシート体4を刃体19で切断するとき、間隙部18の幅の上下変動が規制されていることで、シート体4の切断面が刃体19の外周縁部近傍の側面39に当接した状態が維持されるため、シート体4の切断面と刃体19との間に生じる摩擦力Fを大きなトルクTとして刃体19に与えて、刃体19を回転させることができる。
また、回転機構としてのモータ35をON状態及びOFF状態にするためのスイッチと、クラッチ機構としての板バネ33及びタイヤ36をON状態及びOFF状態にするためのスイッチとが、同一の押圧スイッチ31で構成されていることで、クラッチ機構33,36のON−OFF操作とモータ35のON−OFF操作とを同一の操作により行うことができるようになり、使用者がカッター1の取り扱いを容易にできるようになる。
また、本実施例のカッター1では、前述のシート体4を間隙部18に挿通させて切断する使用方法の他にも、ベース体2の下方にスリット6から刃体19を露出させることで、カッター1の下方に設けられた被切断材を切断する押し切りができるようになっている。次に、本実施例におけるカッター1を用いたシート体4の押し切り方法について説明する。
図6(a)に示すように、先ずシート体4の上面にカッター1を載置する。次にカバー体13の上面に設けられている調節ネジ28を充分に緩めた状態で、カバー体13が係止軸16を中心軸として上下方向に揺動可能な状態にする。この状態で使用者の指を指掛部20に挿通させてカッター1を把持し、カバー体13を下方に押圧することでスリット6から刃体19が下方に突出され、刃体19をシート体4に切り込ませることができ、刃体19は作業台3に当接される。
そして、使用者がカバー体13を下方に押圧した状態でカッター1を前方に進行させると、刃体19と作業台3との間に生じ摩擦力により刃体19が回転を開始してシート体4を切り進めることができる。尚、押し切り終了時には、使用者がカバー体13を押圧することを止めると、コイルバネ30の付勢力により、刃体19はスリット6の下面よりも内部側に自動的に収納される。そのため刃体19が露出されずに、使用者の手指が刃体19に接触してしまう切傷事故を防止でき、カッター1の取り扱いが安全に行えるようになっている。
尚、前述した押し切りではシート状をなす被切断材としてシート体4の切断を例示したが、本実施例におけるカッターでは、押し切りを行うことで、ダンボール箱に張られたガムテープ等を切断することもできるようになっている。
また、使用者が指掛部20に指を挿入することで、カッター1の使用中にカッター1が手から脱落することを防止でき、カッター1を落として怪我をする虞がなくなっている。更に、シート体4の切断時に切片10により切断したシート体4をスムーズに左右に分けることができるので、カッター1の切断効率を向上させることができる。
次に、実施例2に係るカッターにつき、図7から図8を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。図7は、実施例2におけるカッターを示す斜視図であり、図8は、カッターを示す縦断側面図であり、図9は、図8におけるカッターを示すA−A横断平面図である。
以下、図8、図9の紙面右方側をカッターの正面側(前方側)とし、図9の紙面上方側をカッターの右側面側(右方側)として説明する。
図7の符号1aは、本発明が適用された実施例2におけるカッターであり、実施例2のカッター1aは、実施例1のカッター1と異なりカバー体13’がベース体2に固着されて揺動不能となっており、シート体4を挿通させる本実施例における開口部としての間隙部18の上下幅が一定の幅寸法で固定されている。また、実施例2のカッター1aでは、実施例1のカッター1に設けられていた間隙部18の上下幅を調節するための調節ネジ28や、使用者の指を挿通させる指掛部20が省略された構成となっている。
図7に示すように、カッター1aのカバー体13’の後方側には、カバー体13’内部から延設されたシャフト44が設けられており、シャフト44の後部には、本実施例における操作部としてのクランクハンドル43が設けられている。
図8及び図9に示すように、シャフト44はカバー体13’の後部に形成されたシャフト孔45に挿設されており、カバー体13’内部の左側面14側に設けられたギアボックス46に接続されている。また、このギアボックス46の前方側には、ギアボックス46に回転駆動される回転軸34が延設されており、この回転軸34先端には、タイヤ36が設けられている。このタイヤ36が刃体19の側面39に当接されている。
また、特に図示はしないが、ギアボックス46の内部には、発条と複数のギアが内蔵されており、使用者がクランクハンドル43を回してシャフト44を回転させたときのみ、ギア比が大きい状態となって発条が巻かれるようになっている。そして、使用者がクランクハンドル43を離すと、発条の力でタイヤ36を高速回転させるような構造となっている。
尚、実施例2のカッター1aでは、ギアボックス46によって本実施例におけるクラッチ機構が構成されている。更に尚、実施例2のカッター1aでは、ギアボックス46内の発条及びタイヤ36によって本実施例における回転機構が構成されている。
次に、実施例2におけるカッター1aを用いてシート体4を切断する際の使用方法について説明する。先ず、使用者がカッター1aの後部に設けられたクランクハンドル43を回してギアボックス46内の発条を巻く。
図7に示すように、使用者がカバー体13’及びクランクハンドル43を把持した状態で、シート体4の端部からカッター1aを進行させると、シート体4の端部がベース体2のテーパ面5に沿って間隙部18まで導かれる。そして、図8及び図9に示すように、使用者がカバー体13’を把持しつつ、クランクハンドル43から手を離すと、ギアボックス46内の発条の付勢力によってタイヤ36が回転し、タイヤ36が当接された刃体19が回転するようになっている。
このように刃体19を強制的に回転させた状態で、カッター1aを進行させると、刃体19が当接されたシート体4の端部が、刃体19によって切り込まれることでシート体4に切込口42が形成される。
そして、引き続きカッター1を進行させ、切込口42に刃体19を進入させていくと、刃体19は、シート体4の切込口42の切断面と、刃体19の側面39との間に生じる摩擦抵抗によって回転力を得ることができ、ギアボックス46内の発条が復元してその付勢力が無くなっても、刃体19が回転しつづけてシート体4を切り進めることができる。
また、ギアボックス46内の発条の復元後も、タイヤ36は刃体19の側面39に当接し続けるが、ギアボックス46内のギアの構造は、発条の回転力を一方の回転方向のみに伝達されるようになっているため、ギアボックス46内の発条やギアが、タイヤ36の回転に対して抵抗を与えないようになっており、刃体19の回転がスムーズに行えるようになっている。
次に、実施例3に係るカッターにつき、図10から図13を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。図10は、実施例3におけるカッターを示す斜視図であり、図11は、カッターを示す縦断側面図であり、図12は、図11におけるカッターを示すC−C横断平面図であり、図13(a)は、コイルバネを圧縮した状態を示す要部概念図であり、図13(b)は、刃体を強制回転させている状態を示す要部概念図であり、図13(c)は、刃体が回転自在となっている状態を示す要部概念図である。以下、図11、図12、図13の紙面右方側をカッターの正面側(前方側)とし、図12の紙面上方側をカッターの右側面側(右方側)として説明する。
図10の符号1bは、本発明が適用された実施例3におけるカッターであり、実施例3のカッター1bは、実施例1のカッター1と異なりカバー体13’’がベース体2に固着されて揺動不能となっており、シート体4を挿通させる本実施例における開口部としての間隙部18の上下幅が一定の幅寸法で固定されている。また、実施例3のカッター1bでは、実施例1のカッター1に設けられていた間隙部18の上下幅を調節するための調節ネジ28や、使用者の指を挿通させる指掛部20が省略された構成となっている。
図10に示すように、カバー体13’’の左側面14における軸23よりも上方位置には、前後方向に延びる略矩形状の板部材をなす駆動孔カバー47が設けられている。この駆動孔カバー47には、側面視で略L字状をなすL字孔48が形成されている。L字孔48は、前後方向に延びる長手孔部50と、長手孔部50の後端から下方に向かって上下方向に延びる短手孔部49とで構成されている。
また、L字孔48には、カバー体13’’の内部から外部に向けて本実施例における操作部としてのレバー51が延出されており、このレバー51はL字孔48内を移動可能となっている。図11及び図12に示すように、カバー体13’’には、駆動孔カバー47によって覆われる位置に、前後方向に延びる駆動孔52が形成されており、この駆動孔52内には、略円筒形状をなして前後方向に延びる駆動棒53が収納されている。
駆動孔52の前後長は駆動棒53の前後長よりも長く形成されており、駆動棒53は駆動孔52内を前後方向に移動できるようになっている。また、駆動棒53の後端には、コイルバネ54が設けられており、コイルバネ54の付勢力によって駆動棒53は常に前方に向かって押圧付勢されている。
更に、駆動棒53の先端近傍には、その外周表面にピッチ部56が形成されており、駆動棒53の中間部には、その外周表面の一部が切り欠かれて切欠部57が形成されている。また、刃体19を枢支する軸23の左方側には、軸23に固着されたギア55が設けられている。尚、ギア55を回転させると軸23を介して刃体19を回転させることができるようになっている。このギア55は駆動棒53の下方位置に配置されており、ギア55の上方側が駆動孔52の底面に形成された切欠孔59を介して駆動孔52内部に進入している。
図11に示すように、駆動棒53が前方側に移動された状態では、切欠部57は駆動棒53の下方側に配置され、この駆動棒53の切欠部57が、駆動孔52の切欠孔59に対応する位置に配置される。尚、このように駆動棒53が前方側に移動された状態では、駆動棒53の切欠部57が、ギア55の上方側に接しないようになっているので、刃体19が回転自在な状態となっている。
また、図13(a)に示すように、駆動棒53が後方側に移動された状態では、駆動棒53のピッチ部56が、駆動孔52の切欠孔59に対応する位置に配置される。尚、このように駆動棒53が後方側に移動された状態では、駆動棒53のピッチ部56はギア55と噛み合うようになっている。
尚、実施例3のカッター1bでは、駆動棒53に形成された切欠部57によって本実施例におけるクラッチ機構が構成されている。更に尚、実施例3のカッター1bでは、駆動棒53に形成されたピッチ部56及びコイルバネ54によって本実施例における回転機構が構成されている。
次に、実施例3におけるカッター1bを用いてシート体4を切断する際の使用方法について説明する。先ず、図13(a)に示すように、使用者がL字孔48から延出されているレバー51を長手孔部50に沿って後方に引いて、短手孔部49においてレバー51を下方に押し下げてレバー51を短手孔部49に係止する。このとき駆動孔52内ではコイルバネ54が圧縮された状態となっているとともに、レバー51を短手孔部49に係止されることで、駆動棒53が動かないよう係止される。この状態では、駆動棒53のピッチ部56がギア55と噛み合っている。
次に、使用者がカバー体13’’を把持した状態で、シート体4の端部からカッター1bを進行させると、シート体4の端部がベース体2のテーパ面5に沿って間隙部18まで導かれる。そして、図13(b)に示すように、使用者が指でL字孔48の短手孔部49に係止させていたレバー51を長手孔部50まで押し上げることでコイルバネ54の付勢力によって駆動棒53が前方側に移動される。
このとき、駆動棒53のピッチ部56がギア55と噛み合った状態で駆動棒53が前方側に移動されるので、ギア55が回転し始める。ギア55が回転することで、ギア55と同軸23に設けられた刃体19が回転するようになり、刃体19が回転するようになっている。
このように刃体19を強制的に回転させた状態で、カッター1bを進行させると、刃体19が当接されたシート体4の端部が、刃体19によって切り込まれることでシート体4に切込口42が形成される。
そして、引き続きカッター1を進行させ、切込口42に刃体19を進入させていくと、刃体19は、シート体4の切込口42の切断面と、刃体19の側面39との間に生じる摩擦抵抗によって回転力を得ることができる。このとき駆動棒53は前方側に移動された状態となっており、図13(c)に示すように、駆動棒53の切欠部57が、ギア55の上方側に位置するようになり、刃体19が回転自在な状態となる。そのため刃体19は前記摩擦抵抗によって得られる回転力のみによって回転を持続することができ、カッター1bがシート体4を切り進めることができる。
以上、本発明の実施例を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例1では、シート体4の切断開始時に回転機構35,36を稼動してシート体4の切込口42を形成し後、回転機構35,36の稼動を停止して電池38の消費電力(エネルギー消費)を節約するようにしていたが、シート体4の切断開始時から切断終了時まで回転機構35,36を稼動しつづけるようにしてもよく、使用者の作業状況に応じて適宜回転機構35,36を稼動させるようにしてもよい。
また、前記実施例1では、カッター1に内蔵された電池38から回転機構を構成するモータ35に電力を供給するようにしていたが、モータ35に対する電力の供給は電池38に限らず、カッター1の外部から電源ケーブルによってモータ35に電力を供給するようにしてもよい。
更に、前記実施例1では、カバー体13の左側面14に押圧スイッチ31を設けているが、押圧スイッチ31は使用者が押圧し易い位置ならば、どのような位置に設けてもよく、例えば、カバー体13内部のモータ35等の構成を左右逆に配置して、押圧スイッチ31をカバー体13の右側面15に設けるようにしてもよい。
実施例1におけるカッターを示す斜視図である。 カッターを示す縦断側面図である。 (a)は、図2におけるカッターを示すA−A横断平面図であり、(b)は、押圧スイッチを押した状態のカッターを示すA−A横断平面図である。 カッターが切込口を形成した状態を示す斜視図である。 カッターがシート体を切り進む際のベース体を示す平面図である。 (a)は、調節ネジを緩めた状態を示す縦断側面図であり、(b)は、カッターを用いて押し切りを行っている状態を示す縦断側面図である。 実施例2におけるカッターを示す斜視図である。 カッターを示す縦断側面図である。 図8におけるカッターを示すA−A横断平面図である。 実施例3におけるカッターを示す斜視図である。 カッターを示す縦断側面図である。 図11におけるカッターを示すC−C横断平面図である。 (a)は、コイルバネを圧縮した状態を示す要部概念図であり、(b)は、刃体を強制回転させている状態を示す要部概念図であり、(c)は、刃体が回転自在となっている状態を示す要部概念図である。
符号の説明
1,1a,1b カッター
2 ベース体
4 シート体(被切断材)
13,13’,13’’ カバー体
18 間隙部(開口部)
19 刃体(丸刃)
23 軸
31 押圧スイッチ(操作部,ON−OFFスイッチ)
33 板バネ(クラッチ機構)
35 モータ(電気モータ,回転機構)
36 タイヤ(クラッチ機構,回転機構)
38 電池
42 切込口
43 クランクハンドル(操作部)
46 ギアボックス(クラッチ機構,回転機構)
51 レバー(操作部)
53 駆動棒(クラッチ機構,回転機構)
54 コイルバネ(回転機構)
55 ギア
56 ピッチ部(回転機構)
57 切欠部(クラッチ機構)

Claims (2)

  1. 上下に配置されたカバー体とベース体とを有し、前記カバー体と前記ベース体の間に形成された開口部に被切断材を切断する刃体を備えたカッターであって、前記刃体は回転自在に軸により軸支される丸刃であって、前記刃体に強制的に回転力を与える回転機構は、前記軸を介して前記刃体を回転させるギアと、ピッチ部及び切欠部が形成された駆動棒と、前記駆動棒を所定の方向に付勢するバネと、からなり、前記ピッチ部が前記ギアと噛み合うことにより前記回転機構の回転力が前記刃体に伝達されるとともに、前記切欠部が前記ギアに対応する位置に移動されることにより前記回転機構の回転力の伝達が解除されるクラッチ機構が設けられており、少なくとも前記被切断材の切断開始時に、前記クラッチ機構によって前記回転機構の回転力が前記刃体に伝達され、その後、前記被切断材の切断中に、前記クラッチ機構によって前記回転機構の回転力の伝達が解除され、かつ前記刃体が回転自在になり、前記被切断材の切断面と前記刃体の側面との間に生じる摩擦抵抗によって得られる回転力で前記刃体が回転されることを特徴とするカッター。
  2. 前記刃体が前記カバー体に軸支されるとともに、前記刃体の端部が前記ベース体の近傍に位置するように配置され、前記開口部に前記被切断材を挿入して該被切断材を前記刃体で切断するとき、少なくとも前記開口部の幅の上下変動が規制されていることを特徴とする請求項1に記載のカッター。
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