JP4361555B2 - 焼玉交換可能加水燃料燃焼装置 - Google Patents
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Description
この加水燃料燃焼装置には、加水燃料燃焼装置の装置本体の内部に焼玉支持体を固定して、焼玉が装置本体の軸心部に位置するように焼玉を固定している。装置本体内部の軸心部に配設された焼玉を高温に加熱し、加水燃料を前記装置本体に噴霧すると加水燃料がナノ拡散、ナノ拡散燃焼し、従来、燃料が燃焼する過程で生ずる硫黄酸化物、窒素酸化物等の有害ガス及びその他有害物が発生するのを防止している。
しかし、前記支持体や焼玉は加水燃料燃焼装置を使用する度毎に高温に晒されるため、加水燃料燃焼装置の使用により前記支持体が変形したり折れたり溶けたりして前記焼玉を装置本体の軸心部で支持できなくなったり、あるいはこれにより焼玉が支持体から落下したりする。また、前記焼玉自体も高温に晒されることにより溶けたり損傷したりしてしまう。
そこで、前記支持体が変形したり折れたり溶けたりした場合は前記支持体を新しい支持体に交換する必要があり、また、前記焼玉が溶けたり破損した場合は新しい焼玉に交換する必要があるが、従来の加水燃料燃焼装置においては前記支持体は装置本体に固定されると共に焼玉も支持体に固定されているので、支持体や焼玉だけを取り出して交換することは極めて困難である。
この結果、加水燃料燃焼装置全体を交換しなければならないため、加水燃料燃焼装置の交換作業が煩雑になると共に経済的にも大きな負担になるという不具合がある。
請求項2の発明は、円筒状の燃焼装置本体部と、この燃焼装置本体部に開閉可能に取り付けられた燃焼装置蓋部と、前記燃焼装置本体部に出し入れ可能に挿入された第1挟持体及び第2挟持体と、前記燃焼装置本体部に配設される焼玉と、この焼玉の外周面に円周方向に沿って形成された支持体挿入凹部と、前記燃焼装置本体部に配設されて前記焼玉を支持すると共に先端部が前記支持体挿入凹部に挿入され基端部が前記第1挟持体と第2挟持体に挟まれる焼玉支持体と、を有してなることを特徴としている。
請求項3の発明は、円筒状の燃焼装置本体部と、この燃焼装置本体部の先端に固定された燃焼装置先端部と、前記燃焼装置本体部の基端に開閉可能に取り付けられた燃焼装置蓋部と、前記燃焼装置先端部に内設された流体を制御する流体制御体と、前記燃焼装置本体部に出し入れ可能に挿入されたリング状の第1挟持体及び第2挟持体と、前記燃焼装置本体部の軸心部に配設された焼玉と、この焼玉の外周面に円周方向に沿って等間隔で複数形成された支持体挿入凹部と、前記燃焼装置本体部に配設されて前記焼玉を支持すると共に先端部が前記支持体挿入凹部に挿入され基端部が前記第1挟持体と第2挟持体に挟まれる焼玉支持体と、を有してなることを特徴としている。
請求項4の発明は、円筒状の燃焼装置本体部と、この燃焼装置本体部の先端に固定された燃焼装置先端部と、前記燃焼装置本体部に開閉可能に取り付けられた燃焼装置蓋部と、この燃焼装置蓋部に形成された燃焼装置蓋部開口と、前記燃焼装置本体部に出し入れ可能に挿入されたリング状の第1挟持体及び第2挟持体と、前記燃焼装置本体部の軸心部に配設された焼玉と、この焼玉の外周面に円周方向に沿って等間隔で複数形成された支持体挿入凹部と、前記燃焼装置本体部に配設されて前記焼玉を支持すると共に先端部が前記支持体挿入凹部に挿入され基端部が前記前記第1挟持体と第2挟持体に挟まれる焼玉支持体と、を有してなることを特徴としている。
請求項5の発明は、円筒状の燃焼装置本体部と、この燃焼装置本体部の先端に固定された燃焼装置先端部と、この燃焼装置先端部に形成された燃焼装置先端部開口と、前記燃焼装置本体部の基端に開閉可能に取り付けられた燃焼装置蓋部と、この燃焼装置蓋部に形成された燃焼装置蓋部開口と、前記燃焼装置本体部に出し入れ可能に挿入されたリング状の第1挟持体及び第2挟持体と、前記燃焼装置本体部の軸心部に配設された焼玉と、この焼玉の外周面に円周方向に沿って等間隔で複数形成された支持体挿入凹部と、前記燃焼装置本体部に配設されて前記焼玉を支持すると共に先端部が前記支持体挿入凹部に挿入され基端部が前記第1挟持体と第2挟持体に挟まれる焼玉支持体と、を有してなることを特徴としている。
本発明の焼玉交換可能加水燃料燃焼装置は、支持体だけ、あるいは焼玉だけを交換することができるので、焼玉交換可能加水燃料燃焼装置全体を交換しなくても済み、経済的であると共に煩雑でないという優れた効果を有する。
この焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10は焼却装置としての焼却炉(図示せず)の横に置かれて焼却炉に火炎を供給して前記焼却炉が焼却物を焼却するようになっている。
図1に示されるように、前記焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10は筒状に形成されている。この焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10は中間部に配設される円筒状の燃焼装置本体部12と、この燃焼装置本体部12の先端側(図1右側)に固定されるテーパ筒状の燃焼装置先端部14と、前記燃焼装置本体部12の基端側(図1左側)に取り付けられるテーパ筒状の燃焼装置蓋部16を組み合わせて構成されている。なお、前記燃焼装置先端部14の先端には火炎噴射部14Aが形成され、前記燃焼装置蓋部16の基端には燃料噴射部16Aが形成されている。
前記焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10の一側面にはヒンジ18が設けられており、前記燃焼装置蓋部16はヒンジ18を介して前記燃焼装置本体部12に開閉可能になっている。
前記燃焼装置本体部12、燃焼装置先端部14、燃焼装置蓋部16の内周には適宜材料で形成された耐火層20が一定の肉厚で設けられている。
図1及び図2に示されるように、前記燃焼装置先端部14の内部には流体制御体としてのテーパ筒状の熱流体制御ブラケット22が嵌入状態で設けられている。従って、図2に示されるように、この熱流体制御ブラケット22の肉厚寸法Aを厚くすれば燃焼装置先端部14の先端の内径寸法Bが小さくなり、熱流体制御ブラケット22の肉厚寸法Aを薄くすれば燃焼装置先端部14の先端の内径寸法Bが大きくなるため、熱流体制御ブラケット22の肉厚寸法Aを調節することにより燃焼装置先端部14の内径寸法Bを調節することができる。この燃焼装置先端部14の内径寸法Bを小さくすることにより、火炎が焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10に滞留する時間が長くなり、焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10の内部が高温になるため燃焼効率をより向上させることができる。
図3に示されるように、前記熱流体制御ブラケット22の内周面には螺旋状熱流体用溝24が複数(この実施例では4本)形成されている。これら螺旋状熱流体用溝24を形成することにより火炎が螺旋状熱流体用溝24に当たるなどして乱流状態になり、焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10内部の燃焼効率を向上できるようになっている。なお、前記熱流体制御ブラケット22は第1ブラケット片22A,第2ブラケット片22B,第3ブラケット片22C,第4ブラケット片22Dの4片を組み合わせて構成されている。
図1〜図3に示されるように、前記燃焼装置本体部12には耐熱材で円筒状に形成された第1挟持体としての第1挟持リング体30と円筒状に形成された第2挟持体としての第2挟持リング体32がそれぞれ挿入されている。これら第1挟持リング体30と第2挟持リング体32の外径寸法は前記燃焼装置本体部12の内径寸法Dより僅かに小さく形成されている。従って、前記第1挟持リング体30と第2挟持リング体32は燃焼装置本体部12にスムーズに出し入れできるようになっている。なお、前記第1挟持リング体30はテーパ状の前記燃焼装置先端部14によって図1及び図2に示す位置よりも前進するの阻止されている。
また、前記第1挟持リング体30は第1リング片30A,第2リング片30B,第3リング片30C,第4リング片30Dの4片を組み合わせて形成され、前記第2挟持リング体32は第1リング片32A,第2リング片32B,第3リング片32C,第4リング片32Dの4片を組み合わせて形成されている(なお、図3では第2挟持リング体32は第1リング片32A,第2リング片32B,第3リング片32C,第4リング片32Dの4片のみを示す)。
従って、前記第1挟持リング体30と第2挟持リング体32はそれぞれ4片から形成されているので、前記第1挟持リング体30と第2挟持リング体32が大径であっても第1挟持リング体30、第2挟持リング体32を簡単に燃焼装置本体部12に挿入したり、取り出したりすることができる。
図1及び図2に示されるように、前記燃焼装置本体部12の軸心部にはセラミックで一体形成された焼玉34が配設されている。この焼玉34は後述するバーナー装置のノズルから噴霧される加水燃料が高温に加熱された焼玉34に当たることにより加水燃料が約1600倍に膨張してナノ拡散、ナノ拡散燃焼する役目を果たすものである。
図4に示されるように、前記焼玉34は第1テーパ部34Aと円柱部34Bと第2テーパ部34Cから構成され、左右対称に形成されている。従って、焼玉34を配設する場合に方向に拘ることなく焼玉34を配設できると共に前記焼玉34が高温に晒されて第1テーパ部34A又は第2テーパ部34Cの一方がダレて破損したような場合、ダレていない方を前記燃料噴射部16A側に置き直して焼玉34を配設することができる。
図3及び図4に示されるように、前記焼玉34の円柱部34Bの外周面には円周方向に沿って120°間隔で支柱挿入凹部36が3個形成されている。
図1〜図3に示されるように、これら支柱挿入凹部36には前記焼玉34を支持する丸棒状のステンレスで形成された支持体としての焼玉支柱40の先端部40Aが挿入されるようになっている。また、前記焼玉支柱40の基端部40Bの端面は前記燃焼装置本体部12の耐火層20に当接するようになっている。
従って、前記焼玉34は3本の焼玉支柱40によって前記燃焼装置本体部12の軸心部に配設支持されている。また、図1及び図2に示されるように、前記焼玉支柱40の基端部40Bは前記第1挟持リング体30と前記第2挟持リング体32によって挟まれ、焼玉支柱40及び焼玉34が不用意に動かないようになっている。
図1に示されるように、前記燃焼装置本体部12の一端部外周には第1燃焼装置本体部フランジ42が設けられ、燃焼装置本体部12の他端部外周には第2燃焼装置本体部フランジ44が設けられている。
また、燃焼装置先端部14の一端部外周には燃焼装置先端部フランジ46が設けられ、燃焼装置蓋部16の一端部外周には燃焼装置蓋部フランジ48が設けられている。
前記燃焼装置本体部12の第1燃焼装置本体部フランジ42と燃焼装置先端部14の燃焼装置先端部フランジ46は対応当接した状態でボルト、ナット等の適宜固定手段50で固定されている。また、燃焼装置本体部12の第2燃焼装置本体部フランジ44と燃焼装置蓋部16の燃焼炉蓋部フランジ48は対応当接した状態でボルト、ナット等の適宜固定手段50で固定されている。
なお、前記燃焼装置蓋部16の他側面には燃焼装置蓋部16を開閉する時に使用される取手(図示せず)が設けられている。
また、前記燃焼装置本体部12と前記燃焼装置先端部14と前記燃焼装置蓋部16の上部にはそれぞれ吊金具54が設けられている。
図1に示されるように、前記焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10の燃焼装置蓋部16の横には概略図で示された公知のバーナー装置1が配設されている。このバーナー装置1には灯油ノズル2と加水燃料ノズル3が並んで配設されている。これら灯油ノズル2と加水燃料ノズル3は前記燃料噴射部16Aに対応して配設されている。
前記灯油ノズル2には灯油供給管4が連設されている。また、前記加水燃料ノズル3には加水燃料供給管5が連設されている。
前記焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10を使用することにより前記焼玉支柱40と焼玉34は高温に何度も、かつ長時間晒されることになる。このため、焼玉支柱40が高温により変形したり折れたり溶けたり、あるいはこれにより焼玉34が焼玉支柱40から落下したり、また、焼玉34自体が溶けたり損傷したりする事態が生じる。
前記焼玉支柱40が変形や折れたり溶けたり、焼玉34が焼玉支柱40から落下したり、焼玉34自体が溶けたり損傷したりしている状態で前記焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10を使用しても前記加水燃料が焼玉34に適切に当たり難くなり、焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10の内部で加水燃料をナノ拡散、ナノ拡散燃焼させることが困難となって燃料が燃焼する過程で生ずる硫黄酸化物、窒素酸化物等の有害ガス及びその他有害物が発生するのを抑え難くなる。
従って、前記焼玉支柱40が変形したり折れたり溶けたりしたり、焼玉34が落下した場合や、焼玉34自体が溶けたり損傷したりした場合は、新しい焼玉支柱40に交換して焼玉34を焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10の燃焼装置本体部12の軸心部に配設し直したり、あるいは焼玉34が溶けたり損傷が酷くなった場合は新しい焼玉34に交換する必要がある。
前記焼玉支柱40を新しい焼玉支柱40に交換したり焼玉34を新しい焼玉34に交換する場合は、まず、燃焼装置本体部12の第2燃焼炉本体部フランジ44と燃焼装置蓋部16の燃焼装置蓋部フランジ48を固定しているボルト、ナット等の適宜固定手段50を解除して前記燃焼装置蓋部16をヒンジ18を介して開く。
次に、燃焼装置蓋部16側に位置している前記第2挟持リング体32を引っ張って取り出すと共に焼玉34と焼玉支柱40を燃焼装置本体部12から取り出す。前記焼玉支柱40は先端部40Aが前記焼玉34の支柱挿入凹部36に挿入され基端部40Bは耐火層20に当接しているだけであるので簡単に焼玉支柱34及び焼玉34を燃焼装置本体部12から引っ張り出して取り出すことができる。
これにより、新しい焼玉支柱40に簡単に交換することができるし、焼玉34を新しい焼玉34に交換する場合も簡単に交換することができる。
そして、新しい焼玉支柱40の先端部40Aを焼玉34の支柱挿入凹部36に挿入にして焼玉34を支持した状態にして焼玉支柱40の基端部40Bを耐火層20に当接した状態にして焼玉34と焼玉支柱40を燃焼装置本体部12に挿入する。なお、前記焼玉34が溶けたり酷い損傷の場合は新しい焼玉34に交換する。
次に、前記第2挟持リング体32を挿入して前記焼玉支柱40の基端部40Bを前記第1挟持リング体30と前記第2挟持リング体32で挟むことにより、焼玉34と焼玉支柱40を固定状態にする。
最後に焼却装置蓋部16を閉めてボルト、ナットの固定手段50で焼却装置蓋部16を焼却装置本体部12に固定することにより焼玉34、焼玉支柱40の交換作業が完了する。
なお、前記焼玉支柱40も簡単に取り外すことができるので、焼玉34が溶けたり損傷していない時など前記焼玉支柱40だけでも簡単に交換することができる。
従って、焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10においては焼玉34、焼玉支柱40だけを簡単に交換することができるので、焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10全体を交換するのに比べて作業が簡単であると共に経済的である。
前記燃焼装置本体部12に挿入される前記第1挟持リング体30の内周面には流体渦巻用羽根56が軸方向に沿って傾斜するように固定されている。
即ち、前記流体渦巻用羽根56は前記第1挟持リング体30を構成する第1リング片30A,第2リング片30B,第3リング片30C,第4リング片30Dの内周面に1個づつ固定されている。
従って、焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10から噴射される火炎は第1挟持リング体30を通過するときに前記流体渦巻用羽根56の影響を受けて渦巻状に流れるため乱流状態となり、一段と焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10の燃焼効率を向上させることができる。
なお、この変形例においては前記耐火層20は耐火材を二層にして形成されている(図5及び図6参照)。
図8に示されるように、第2実施例の焼玉交換可能加水燃料燃焼装置60の燃焼装置蓋部16の両側面には燃焼装置蓋部開口としての燃焼装置蓋部開口パイプ部62,62がそれぞれ形成されている。
従って、焼玉交換可能加水燃料燃焼装置装置60においてはこれら燃焼装置蓋部開口パイプ部62,62を介して前記焼玉交換可能加水燃料燃焼装置60の内部を覗いて観察できるようになっている。
なお、他の構成、作用、効果は第1実施例の焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10と同一であるので、その説明は省略する。
図9に示されるように、第3実施例の焼玉交換可能加水燃料燃焼装置70は前記燃焼装置蓋部開口パイプ部62,62だけでなく、燃焼装置先端部14の両側面に燃焼装置先端部開口としての燃焼装置先端部開口パイプ部72,72がそれぞれ形成されている。
従って、焼玉交換可能加水燃料燃焼装置70においては前記燃焼装置蓋部開口パイプ部62,62や燃焼装置先端部開口パイプ部72,72を介して前記焼玉交換可能加水燃料燃焼装置70の内部を覗いて観察できるようになっている。
なお、他の構成、作用、効果は第1実施例の焼玉交換可能加水燃料燃焼装置10と同一であるので、その説明は省略する。
前記補助焼玉交換可能加水燃料燃焼装置を取り付けることにより焼玉交換可能加水燃料燃焼装置60,70に入る火炎は予め前記補助焼玉交換可能加水燃料燃焼装置によって高温になっているので前記焼玉交換可能加水燃料燃焼装置60,70によって更に高温にされて焼却炉に供給することができる。
また、実施例では熱流体制御ブラケット22の内周面に螺旋状熱流体用溝24を形成した場合を示したが、前記熱流体制御ブラケット22は内周面に螺旋状熱流体用溝24を形成しなくてもよいことは勿論である。
なお、実施例では前記第1挟持リング体30は第1リング片30A,第2リング片30B,第3リング片30C,第4リング片30Dの4片を組み合わせて形成し、前記第2挟持リング体32は第1リング片32A,第2リング片32B,第3リング片32C,第4リング片32Dの4片を組み合わせて形成したが、第1挟持リング体30及び第2挟持リング体32は共に一体形成してもよいことは勿論である。
また、実施例では焼玉34はセラミックで形成したものを示したが、焼玉34はセラミックに限定されるものでなく、鋳物等をはじめとする他の材料で製造してもよいことは勿論である。
なお、実施例では燃料として灯油を使用した例を示したが、燃料は軽油、重油等でもよく灯油に限定されるものでないことは勿論である。
12 燃焼装置本体部
14 燃焼装置先端部
16 焼却装置蓋部
22 熱流体制御ブラケット
30 第1挟持リング体
32 第2挟持リング体
34 焼玉
36 支持脚挿入凹部
40 焼玉支柱
62 燃焼装置蓋部開口パイプ部
72 燃焼装置先端部開口パイプ部
Claims (5)
- 燃焼装置本体部と、この燃焼装置本体部に開閉可能に取り付けられた燃焼装置蓋部と、前記燃焼装置本体部に出し入れ可能に挿入された第1挟持体及び第2挟持体と、前記燃焼装置本体部に配設される焼玉と、前記燃焼装置本体部内で前記焼玉を支持すると共に基端部が前記第1挟持体と第2挟持体に挟まれる焼玉支持体と、を有してなることを特徴とする焼玉交換可能加水燃料燃焼装置。
- 円筒状の燃焼装置本体部と、この燃焼装置本体部に開閉可能に取り付けられた燃焼装置蓋部と、前記燃焼装置本体部に出し入れ可能に挿入された第1挟持体及び第2挟持体と、前記燃焼装置本体部に配設される焼玉と、この焼玉の外周面に円周方向に沿って形成された支持体挿入凹部と、前記燃焼装置本体部に配設されて前記焼玉を支持すると共に先端部が前記支持体挿入凹部に挿入され基端部が前記第1挟持体と第2挟持体に挟まれる焼玉支持体と、を有してなることを特徴とする焼玉交換可能加水燃料燃焼装置。
- 円筒状の燃焼装置本体部と、この燃焼装置本体部の先端に固定された燃焼装置先端部と、前記燃焼装置本体部の基端に開閉可能に取り付けられた燃焼装置蓋部と、前記燃焼装置先端部に内設された流体を制御する流体制御体と、前記燃焼装置本体部に出し入れ可能に挿入されたリング状の第1挟持体及び第2挟持体と、前記燃焼装置本体部の軸心部に配設された焼玉と、この焼玉の外周面に円周方向に沿って等間隔で複数形成された支持体挿入凹部と、前記燃焼装置本体部に配設されて前記焼玉を支持すると共に先端部が前記支持体挿入凹部に挿入され基端部が前記第1挟持体と第2挟持体に挟まれる焼玉支持体と、を有してなることを特徴とする焼玉交換可能加水燃料燃焼装置。
- 円筒状の燃焼装置本体部と、この燃焼装置本体部の先端に固定された燃焼装置先端部と、前記燃焼装置本体部に開閉可能に取り付けられた燃焼装置蓋部と、この燃焼装置蓋部に形成された燃焼装置蓋部開口と、前記燃焼装置本体部に出し入れ可能に挿入されたリング状の第1挟持体及び第2挟持体と、前記燃焼装置本体部の軸心部に配設された焼玉と、この焼玉の外周面に円周方向に沿って等間隔で複数形成された支持体挿入凹部と、前記燃焼装置本体部に配設されて前記焼玉を支持すると共に先端部が前記支持体挿入凹部に挿入され基端部が前記前記第1挟持体と第2挟持体に挟まれる焼玉支持体と、を有してなることを特徴とする焼玉交換可能加水燃料燃焼装置。
- 円筒状の燃焼装置本体部と、この燃焼装置本体部の先端に固定された燃焼装置先端部と、この燃焼装置先端部に形成された燃焼装置先端部開口と、前記燃焼装置本体部の基端に開閉可能に取り付けられた燃焼装置蓋部と、この燃焼装置蓋部に形成された燃焼装置蓋部開口と、前記燃焼装置本体部に出し入れ可能に挿入されたリング状の第1挟持体及び第2挟持体と、前記燃焼装置本体部の軸心部に配設された焼玉と、この焼玉の外周面に円周方向に沿って等間隔で複数形成された支持体挿入凹部と、前記燃焼装置本体部に配設されて前記焼玉を支持すると共に先端部が前記支持体挿入凹部に挿入され基端部が前記第1挟持体と第2挟持体に挟まれる焼玉支持体と、を有してなることを特徴とする焼玉交換可能加水燃料燃焼装置。
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