JP4361041B2 - 移動体端末装置及びそのセキュリティ管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体端末装置及びそのセキュリティ管理方法に関し、特に、非接触カード機能を搭載した移動体端末装置及びそのセキュリティ管理方法に関する。
現在、非接触カード機能を搭載した携帯端末が広く普及している。これらの携帯端末には、電子マネーサービスに用いられる電子マネーのチャージ情報など、高いセキュリティを必要とする情報が格納されることが多い。このような携帯端末内の情報のセキュリティを確保するため、例えば、これらの携帯端末の紛失時や盗難時において、ネットワークを介して遠隔で非接触カード機能の利用を制限すること(所謂、遠隔ロック)が一般的に行なわれている。
特願2003−16398号公報
上述のような遠隔ロックを行うには、携帯端末の電源がオン状態であり、且つ、当該携帯端末が通信圏内に存在することが前提となる。このため、携帯端末の電源がオフ状態である場合や、通信圏外に存在する場合には、遠隔ロックを行うことはできない。しかし、携帯端末における非接触カード機能は、当該携帯端末の電源の状態や携帯端末の電波受信状態に関わらず、利用することが可能である。このため、悪意の第三者が携帯端末の電源がオフ状態のままで利用したり、通信圏外の位置で利用したりする場合には、非接触カード機能の不正利用が許容されるという問題がある。
一方、遠隔ロック以外のセキュリティを確保する技術として、紛失時や盗難時における他人の不正利用を防止すべく、非接触カード機能の利用に先立って認証処理を要求し、その認証結果に基づいて当該機能の使用可否を切り替える携帯端末が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、このような携帯端末においては、非接触カード機能の通常の利用時においても認証処理が要求されるため、使用したい時に使用することができず、ユーザにおける利便性において不都合が生じることとなる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ユーザの利便性を確保しつつ、紛失時や盗難時における第三者による非接触カード機能の不正利用を防止することができる移動体端末装置及びそのセキュリティ管理方法を提供することを目的とする。
本発明の移動体端末装置は、基地局装置から受信する電波状態を検出する電波状態検出手段と、外部のリーダライタと非接触で通信を行う非接触通信手段と、前記リーダライタと非接触で通信を行う場合にユーザの認証処理を実行する認証手段と、前記電波状態が通信圏外状態の場合であって当該通信圏外状態が所定時間継続した場合に前記認証手段に認証処理を行わせる一方、前記電波状態が通信圏内状態の場合に前記認証手段に認証処理を行わせない制御手段とを具備し、前記非接触通信手段は、前記制御手段から通知されるセキュリティレベルに応じて非接触通信の許否を前記制御手段に問い合わせ、前記制御手段は、当該問合せに応じて前記認証手段に認証処理を行わせることを特徴とする。
この構成によれば、制御手段、電波状態が通信圏外状態の場合に認証手段に認証処理を行わせる一方、電波状態が通信圏内状態の場合に認証手段に認証処理を行わせないようにしたことから、電波状態が通信圏外状態の場合において、非接触で通信を行う場合にはユーザの認証処理が実行されるので、移動体端末装置が通信圏外に存在する場合における第三者による非接触カード機能の不正利用を防止することが可能となる。一方、当該移動体端末が通信圏内に存在する場合には認証処理が省略されることから、正規のユーザが通信圏内で当該移動体端末装置を携帯している場合にまで認証処理を要求することはないので、ユーザの利便性を損なうことはない。
また、制御手段は、通信圏外状態が所定時間継続した場合に認証手段に認証処理を行わせるようにしたことから、一時的に電波状態が通信圏外状態になった場合にまで、非接触カード機能の利用が制限される事態が回避されるので、よりユーザの利便性に優れた移動体端末装置を提供することが可能となる。
また、本発明の移動体端末装置において、前記非接触通信手段は、前記制御手段にて前記電波状態が通信圏外状態の場合に設定されるセキュリティレベルの通知を受けた場合に非接触通信の許否を問い合わせる一方、前記電波状態が通信圏内状態の場合に設定されるセキュリティレベルの通知を受けた場合に非接触通信の許否を問い合わせることなく当該非接触通信を行うようにしても良い。この構成によれば、電波状態が通信圏外状態の場合にのみ認証処理を要求する一方、通信圏内状態の場合には認証処理を要求することなく非接触通信を実行することが可能となる。
さらに、本発明の移動体端末装置において、自装置における電源状態を検出する電源検出手段を具備し、前記制御手段は、前記電源状態に応じて前記非接触通信手段による非接触通信の許否を切り替えるようにしても良い。この構成によれば、電源状態に応じて移動体端末装置におけるセキュリティを切り替えることが可能となる。例えば、電源状態が電源オフ状態の場合に非接触通信の実行を制限する一方、電源オン状態の場合に非接触通信の実行を許容するように制御することにより、電源オフ状態における非接触通信の実行が制限されるので、移動体端末装置が電源オフ状態の場合における第三者による非接触カード機能の不正利用を防止することが可能となる。一方、当該移動体端末が電源オン状態の場合には非接触通信の実行が許容されることから、正規のユーザが電源オン状態で非接触通信を実行する場合まで当該実行が制限されることはないので、ユーザの利便性を損なうことはない。この結果、ユーザの利便性を確保しつつ、紛失時や盗難時における第三者による非接触カード機能の不正利用を防止することが可能となる。
本発明の移動体端末装置において、前記制御手段は、前記電源状態が電源オフ状態の場合に前記非接触通信手段による非接触通信の実行を制限する一方、前記電源状態が電源オン状態の場合に前記非接触通信手段による非接触通信の実行を許容することが好ましい。この構成によれば、電源オフ状態における非接触通信の実行が制限されるので、移動体端末装置が電源オフ状態の場合における第三者による非接触カード機能の不正利用を防止することが可能となる。一方、当該移動体端末が電源オン状態の場合には非接触通信の実行が許容されることから、正規のユーザが電源オン状態で非接触通信を実行する場合まで当該実行が制限されることはないので、ユーザの利便性を損なうことはない。
本発明のセキュリティ管理方法は、外部のリーダライタと非接触で通信を行う移動体端末装置のセキュリティ管理方法であって、基地局装置から受信する電波状態及び前記移動体端末装置における電源状態を検出し、前記電波状態が通信圏外状態の場合であって当該通信圏外状態が所定時間継続した場合に前記リーダライタと非接触通信を行う場合におけるユーザの認証処理を行う一方、前記電波状態が通信圏内状態の場合に前記認証処理を行わず、且つ、前記電源状態が電源オフ状態の場合に非接触通信の実行を制限する一方、前記電源状態が電源オン状態の場合に非接触通信の実行を許容することを特徴とする。
この方法によれば、電波状態が通信圏外状態の場合に認証処理を行う一方、電波状態が通信圏内状態の場合に認証処理を行わないようにしたことから、電波状態が通信圏外状態の場合において、非接触で通信を行う場合にはユーザの認証処理が実行されるので、移動体端末装置が通信圏外に存在する場合における第三者による非接触カード機能の不正利用を防止することが可能となる。一方、当該移動体端末が通信圏内に存在する場合には認証処理が省略されることから、正規のユーザが通信圏内で当該移動体端末装置を携帯している場合にまで認証処理を要求することはないので、ユーザの利便性を損なうことはない。
また、通信圏外状態が所定時間継続した場合に認証処理を行うようにしたことから、一時的に電波状態が通信圏外状態になった場合にまで、非接触カード機能の利用が制限される事態が回避されるので、よりユーザの利便性に優れた移動体端末装置を提供することが可能となる。
さらに、電源状態が電源オフ状態の場合に非接触通信の実行を制限する一方、電源状態が電源オン状態の場合に非接触通信の実行を許容するようにしたことから、電源オフ状態における非接触通信の実行が制限されるので、移動体端末装置が電源オフ状態の場合における第三者による非接触カード機能の不正利用を防止することが可能となる。一方、当該移動体端末が電源オン状態の場合には非接触通信の実行が許容されることから、正規のユーザが電源オン状態で非接触通信を実行する場合まで当該実行が制限されることはないので、ユーザの利便性を損なうことはない。
本発明に係る移動体端末装置及びそのセキュリティ管理方法によれば、ユーザの利便性を確保しつつ、紛失時や盗難時における第三者による非接触カード機能の不正利用を防止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る移動体端末装置の非接触カード機能を用いたサービス提供システムの概略構成を示す図である。図1に示すサービス提供システムは、本発明に係る移動体端末(携帯電話)1と、この移動体端末1にサービス提供を行うサービス提供者の店舗等に配設される外部R/W2と、外部R/W2と接続されたサービス提供装置3とを有している。そして、移動体端末1の非接触カード機能を用いた情報通信により、移動体端末1と外部R/W2との間で必要な情報が交換された後、サービス提供装置3が電子決済サービスなどの各種サービスを移動体端末1に提供するように構成されている。
また、図1に示すサービス提供システムは、通信事業者網4(例えば、移動通信用のPDC−P(Personal Digital Cellular-Packet)網)等の通信ネットワークを介して接続される管理装置5を有している。管理装置5は、通信事業者網4を介して移動体端末1が有する機能の利用可否を制御するものである。特に、本実施の形態においては、移動体端末1のユーザの要請に応じて非接触カード機能の利用制限(遠隔ロック)を行う。なお、管理装置5による遠隔ロックは、移動体端末1との通信を前提とするため、移動体端末1が通信圏内に存在する場合にのみ行うことができ、移動体端末1が通信圏外に存在する場合や電源がオフ状態の場合には行うことができない。
図1に示す移動体端末1は、図2に示す構成を有する。図2は、本発明の一実施の形態に係る移動体端末装置の概略構成を示す図である。なお、図2に示す構成は、本発明を説明するために簡略化したものであり、通常の移動体端末装置に搭載される構成要素は備えているものとする。ここでは、移動体端末1が有する非接触カード機能がフェリカ(FeliCa)(登録商標)である場合について説明するものとする。
移動体端末1は、端末全体の制御を行う制御部11と、非接触カード機能を実現するためのICカード部12と、移動体端末1において使用される表示を制御する表示制御部13と、表示制御された文字、画像、映像を表示するディスプレイ14と、ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力部15と、移動体端末1の電源状態(オン状態又はオフ状態)を検出する電源検出部16と、所定の場合に非接触カード機能の利用時にユーザの認証処理を行う認証部17と、上記認証処理に用いる認証情報を含む情報を記憶する記憶部18と、通信事業者網4などのネットワークとの間の通信を制御する通信制御部19と、移動体端末1の電波受信状態(通信圏内状態又は通信圏外状態)を検出する圏内外検出部20と、アンテナ18とを含んでいる。
ICカード部12は、フェリカコンテンツをバッファリングする非接触ICチップ121と、非接触カード機能を実現させるためのコントローラ(フェリカオペレーティングシステム)122とを有する。また、非接触ICチップ121には、移動体端末1の電波受信状態や電源状態に応じて設定されるセキュリティレベルが記録される。記憶部18は、認証処理に用いられる認証情報を記憶する認証情報記憶部181を有する。なお、以下に説明する認証処理においては、認証情報としてユーザID及びパスワード(暗証番号)を用いた場合について説明するが、これに限定されるものではなく、ユーザの生体情報などの他の情報を認証情報として用いるようにしても良い。
ICカード部12は、外部R/W2との間で非接触カード通信を行う。すなわち、外部R/W2から発信する電磁波をICカード部12が受信すると、その電磁波に応じてICカード部12のコイルに電流が流れることで、コントローラ122が起動してICカード部12が使用可能となる。そして、この起動状態下において、外部R/W2から種々の情報(例えば、フェリカコンテンツ)を取得することが可能となる。なお、ICカード部12は、所定の場合(セキュリティレベルが後述するレベル2及びレベル3が設定されている場合)、外部R/W2との間で種々の情報を通信する際に制御部11の許可を必要とする。すなわち、この場合には、制御部11の許可がなければ、外部R/W2との間の通信を行うことができないように構成されている。
電源検出部16は、ユーザの指示に応じて切り替えられる移動体端末1の電源状態を検出し、電源状態情報(電源オン情報又は電源オフ情報)を制御部11に出力する。また、圏内外検出部20は、移動体端末1の存在位置に応じて切り替わる受信電波状態を検出し、圏内外情報(圏内情報又は圏外情報)を制御部11に出力する。なお、電源検出部16が電源検出手段として機能し、圏内外検出部20が電波状態検出手段として機能する。
制御部11は、圏内外検出部20から出力される圏内外情報又は電源検出部16から出力される電源状態情報に応じて移動体端末1におけるセキュリティの管理レベル(以下、「セキュリティレベル」という)を切り替える。本実施の形態において、制御部11は、圏内外情報又は電源状態情報に応じて3つのセキュリティレベル1〜3(以下、適宜「レベル1〜3」という))を設定する。具体的には、圏内外検出部20から圏内情報を受け取った場合(つまり、移動体端末1が通信圏内に存在する場合)にレベル1を設定し、圏内外検出部20から圏外情報を受け取った場合(つまり、移動体端末1が通信圏外に存在する場合)にレベル2を設定し、電源検出部16から電源オフ情報を受け取った場合(つまり、移動体端末1の電源が切断された場合)にレベル3を設定する。
制御部11は、移動体端末1の存在位置又は電源状態に応じて、逐次、セキュリティレベルを切り替える。ICカード部12における非接触ICチップ121には、このように制御部11により切り替えられるセキュリティレベルが記録される。図3は、非接触ICチップ121に記録されるセキュリティレベルの一例を示す図である。図3においては、2005年8月11日午前8時から8月12日の午前8時1分までの間に記録されたセキュリティレベルの内容について示している。
図3に示すように、非接触ICチップ121には、セキュリティレベルが切り替えられた日時、その際のステータス及びセキュリティレベルが記録される。図3に示す例においては、8月11日の8時、8時35分、18時14分及び8月12日の7時55分に、移動体端末1の受信電波状態が通信圏外状態となり、セキュリティレベルがレベル2に設定されている一方、8月11日の8時6分、8時42分、18時15分及び8月12日の8時1分に、移動体端末1の受信電波状態が通信圏内状態となり、セキュリティレベルがレベル1に設定されている。また、8月11日の22時50分に移動体端末1の電源がオフ状態とされ、セキュリティレベルがレベル3に設定されている一方、8月12日の6時30分に移動体端末1の電源がオン状態とされ、セキュリティレベルがレベル1に設定されている。
また、制御部11は、ICカード部12から非接触ICカード機能の利用の許可要求を受けると、現在設定されているセキュリティレベルに応じた処理を実行する。詳細について後述するように、現在、設定されているセキュリティレベルがレベル2の場合、制御部11は、認証部17により認証処理を実行させ、その認証結果に応じて非接触ICカード機能の利用許否を決定する。一方、現在、設定されているセキュリティレベルがレベル3の場合、制御部11は、一時的に起動され、非接触ICカード機能の利用を制限する。なお、現在、設定されているセキュリティレベルがレベル1の場合には、ICカード部12から非接触ICカード機能の利用の許可要求が出力されることはないため、制御部11が何らかの処理を実行することはない。
認証部17は、制御部11からの実行指示に応じて認証処理を実行する。認証処理は、表示制御部13の制御の下、ディスプレイ14に表示された認証画面において、操作入力部15を介してユーザから入力されたユーザID及びパスワードと、認証情報記憶部182に予め記憶された認証情報(ユーザID及びパスワード)とを比較することで行われる。認証部17は、このような認証処理により得た認証結果を制御部11に出力する。
次に、上記構成を有する移動体端末装置において、非接触ICカード機能の利用が指示された場合の処理について説明する。上述のように、本移動体端末1は、受信電波状態又は電源状態に応じてセキュリティレベルを切り替える。以下においては、説明の便宜上、電源がオン状態である場合及びオフ状態である場合に分けて説明する。まず、移動体端末1の電源がオン状態である場合において、非接触ICカード機能の利用が指示された場合の処理について図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態に係る移動体端末装置の電源がオン状態である場合において、非接触ICカード機能の利用が指示された場合の処理を説明するためのシーケンス図である。
移動体端末1の電源がオン状態である場合、通信制御部19は、最寄りの基地局から発信される電波を監視している。通信制御部19が基地局から電波を受信した場合、圏内外検出部20は、その電波に応じて受信電波状態が通信圏内であるか、通信圏外であるかを検出する。そして、その検出結果に応じた圏内外情報を制御部11に出力する。圏内外情報を受け付けると(ST101)、制御部11は、その圏内外情報に応じてセキュリティレベルを設定する(ST102)。この場合において、圏内外検出部20から圏内情報を受け付けた場合には、セキュリティレベルをレベル1と設定する一方、圏外情報を受け付けた場合には、セキュリティレベルをレベル2と設定する。そして、制御部11は、設定したセキュリティレベルをICカード部12(より詳しくはコントローラ122)に通知する(ST103)。
ICカード部12は、この通知を受けると、非接触ICチップ121にセキュリティレベルを記録する(ST104)。ICカード部12によりセキュリティレベルの記録は、制御部11からセキュリティレベルの通知を受ける度に行われる。このように制御部11からの通知に応じてセキュリティレベルを記録した後、ICカード部12は、外部R/W2からの電磁波の受信を監視している(ST105)。外部R/W2からの電磁波を受信すると、ICカード部12は、現在、設定されているセキュリティレベルがレベル2であるか判定する(ST106)。ここで、セキュリティレベルがレベル2であるか判定するのは、非接触ICカード機能を利用に際し、制御部11の許可を必要とするか否かを判断するためである。現在のセキュリティレベルがレベル2に設定されている場合には、ICカード部12は、非接触ICカード機能の利用の許可要求を制御部11に出力する(ST107)。
この許可要求を受けると、制御部11は、認証部17による認証処理に用いるユーザID及びパスワードの入力を促す認証画面の表示を指示する認証処理通知を表示制御部13に出力する(ST108)。この認証処理通知を受けると、表示制御部13は、ディスプレイ14に例えば、図5(a)に示す認証画面を表示させる(ST109)。図5(a)は、移動体端末1のディスプレイ14上に表示された認証画面の一例を示す図である。ディスプレイ14上にこのような認証画面を表示させた状態で、制御部11は、操作入力部15を介してユーザから入力されるパスワードを待機している(ST110)。ユーザからパスワード等が入力されると、制御部11は、認証部17に対して認証処理の実行を指示する認証指示を出力する(ST111)。この認証指示には、ユーザから入力されたパスワード等が含まれる。
認証指示を受けると、認証部17は、認証処理を実行する(ST112)。ここで、認証部17は、認証情報記憶部181に記憶された認証情報(ユーザID及びパスワード)と、認証指示に含まれるユーザID及びパスワードとを比較し、パスワード等を入力したユーザが正規のユーザであるか判定する。そして、その結果(認証結果)を制御部11に出力する(ST113)。制御部11は、認証結果を受け取ると、当該認証結果に応じて正規のユーザであるか否かを判定する(ST114)。ここで、正規のユーザであると判定した場合には、制御部11は、非接触ICカード機能の利用の許可を示す通信指示をICカード部12に対して出力する(ST115)。この通信指示を受け取ると、ICカード部12は、外部R/W2との間の通信処理を実行する(ST116)。
一方、正規のユーザではないと判定した場合には、制御部11は、ICカード部12に対して指示を行わず、非接触ICカード機能を利用することができない旨を示す利用不可画面の表示を指示する利用不可通知を表示制御部13に対して出力する(ST117)。利用不可通知を受け取った表示制御部13は、ディスプレイ14に例えば、図5(b)に示す利用不可画面を表示させる(ST118)。図5(b)は、移動体端末1のディスプレイ14上に表示された利用不可画面の一例を示す図である。ディスプレイ14上にこのような利用不可画面を表示することで、非接触カード機能を利用できないことをユーザに通知している。
このように本実施の形態に係る移動体端末装置においては、移動体端末装置における受信電波状態に応じて認証部17による認証処理の有無を切り替えている。特に、本実施の形態に係る移動体端末装置においては、電波状態が通信圏外状態の場合に認証部17に認証処理を行わせる一方、通信圏内状態の場合に認証部17に認証処理を行わせないようにしている。これにより、電波状態が、遠隔ロック不能である通信圏外状態の場合において、非接触カード機能を利用する場合にはユーザの認証処理が実行されるので、移動体端末装置が通信圏外に存在する場合における第三者による非接触カード機能の不正利用を防止することが可能となる。
なお、ST106において、現在設定されているセキュリティレベルがレベル2ではないと判定した場合には、ICカード部12は、そのままST116に移行し、外部R/W2との間の通信処理を実行する。このように、当該移動体端末1が通信圏内に存在する場合には認証処理が省略されることから、正規のユーザが遠隔ロック可能である通信圏内で当該移動体端末装置を携帯している場合にまで認証処理を要求することはないので、ユーザの利便性を損なうことはない。この結果、ユーザの利便性を確保しつつ、紛失時や盗難時における第三者による非接触カード機能の不正利用を防止することが可能となる。
また、図4に示すシーケンスにおいては、ST102にて圏内外検出部20からの圏内外情報に応じてセキュリティレベルを設定するが、圏外情報を受け付けた場合において、当該情報が一定時間(例えば、10秒)の間継続することを判定することは実施の形態として好ましい。この場合には、一時的に受信電波状態が通信圏外状態になった場合にまで、非接触カード機能の利用が制限される事態が回避されるので、よりユーザの利便性に優れた移動体端末1を提供することが可能となる。
次に、上記構成を有する移動体端末装置の電源がオフ状態に移行した場合において、非接触ICカード機能の利用が指示された場合の処理について図6を用いて説明する。図6は、本実施の形態に係る移動体端末装置の電源がオン状態である場合において、非接触ICカード機能の利用が指示された場合の処理を説明するためのシーケンス図である。
移動体端末1の電源がユーザにより切断されると、電源検知部16は、移動体端末1の電源状態がオン状態からオフ状態に切り替えられたことを検出する。そして、これに応じて電源オフ情報を制御部11に出力する。電源オフ情報を受け付けると(ST201)、制御部11は、その電源オフ情報に応じてセキュリティレベルをICカード部12(より詳しくはコントローラ122)に通知する(ST202)。ここでは、移動体端末1の電源オフ状態に応じて設定されるレベル3をセキュリティレベルの内容として通知する。そして、セキュリティレベルを通知した後、制御部11は、電源オフ状態へ移行する(ST203)。
ICカード部12は、この通知を受けると、非接触ICチップ121にセキュリティレベルを記録する(ST204)。このように制御部11からの通知に応じてセキュリティレベルを記録した後、ICカード部12は、外部R/W2からの電磁波の受信を監視する(ST205)。外部R/W2からの電磁波を受信すると、ICカード部12は、現在、設定されているセキュリティレベルがレベル3であるか判定する(ST206)。ここで、セキュリティレベルがレベル3であるか判定するのは、非接触ICカード機能を利用に際し、制御部11の許可を必要とするか否かを判断するためである。現在のセキュリティレベルがレベル3に設定されている場合には、ICカード部12は、非接触ICカード機能の利用の許可要求を制御部11に出力する(ST207)。
電源オフ状態に移行している状態で、この許可要求を受けると、制御部11は、一時的に起動する(ST208)。そして、非接触ICカード機能の利用を許可しない旨を通知する不許可通知をICカード部12に対して出力する(ST209)。この不許可通知を出力した後、制御部11は、再び、電源オフ状態に移行する(ST210)。この不許可通知を受け取った場合には、ICカード部12は、外部R/W2からの電磁波に応答することはない。従って、移動体端末1の電源がオフ状態の場合には、非接触ICカード機能の利用が制限されることとなる。
このように本実施の形態に係る移動体端末装置においては、移動体端末装置における電源状態に応じてセキュリティレベルの切替えを行っている。特に、本実施の形態に係る移動体端末装置においては、電源状態が電源オフ状態の場合に非接触カード機能の利用を制限する一方、電源オン状態の場合に非接触カード機能の利用を許容する。これにより、電源オフ状態における非接触カード機能の利用が制限されるので、移動体端末装置が遠隔ロック不能である電源オフ状態の場合における第三者による非接触カード機能の不正利用を防止することが可能となる。一方、当該移動体端末が電源オン状態の場合には非接触カード機能の利用が許容されることから、正規のユーザが電源オン状態で非接触カード機能を利用する場合まで当該機能の利用が制限されることはないので、ユーザの利便性を損なうことはない。この結果、ユーザの利便性を確保しつつ、紛失時や盗難時における第三者による非接触カード機能の不正利用を防止することが可能となる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態においては、非接触カード機能がフェリカである場合について説明しているが、本発明は非接触カード機能がフェリカ以外の非接触カード機能である場合にも同様に適用することができる。その他、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、移動体端末1の電源状態を検出し、電源オフ状態で非接触カード機能の利用が指示された場合には、制御部11のみを一時的に起動して非接触カード機能の利用を拒絶する場合について示している。しかし、これに限定されず、非接触カード機能の利用に応じて認証部17等の構成要素も起動し、上述のように、電波状態が通信圏外状態である場合のように、ユーザの認証処理を行うようにしても良い。この場合には、電源オフ状態においても、ユーザの認証処理を経て非接触カード機能の利用が可能となるため、より利便性に優れた移動体端末装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る移動体端末装置の非接触カード機能を用いたサービス提供システムの概略構成を示す図である。 上記実施の形態に係る移動体端末装置の概略構成を示す図である。 上記実施の形態に係る移動体端末装置が有する非接触ICチップに記録されるセキュリティレベルの一例を示す図である。 上記実施の形態に係る移動体端末装置の電源がオン状態である場合において、非接触ICカード機能の利用が指示された場合の処理を説明するためのシーケンス図である。 (a)上記実施の形態に係る移動体端末装置のディスプレイに表示された認証画面の一例を示す図である。(b)上記実施の形態に係る移動体端末装置のディスプレイに表示された利用不可画面の一例を示す図である。 上記実施の形態に係る移動体端末装置の電源がオン状態である場合において、非接触ICカード機能の利用が指示された場合の処理を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
1 移動体端末
2 外部R/W
3 サービス提供装置
4 通信事業者網
5 管理装置
11 制御部
12 ICカード部
13 表示制御部
14 ディスプレイ
15 操作入力部
16 電源検出部
17 認証部
18 記憶部
19 通信制御部
20 圏内外検出部
21 アンテナ
121 非接触ICチップ
122 コントローラ

Claims (5)

  1. 基地局装置から受信する電波状態を検出する電波状態検出手段と、外部のリーダライタと非接触で通信を行う非接触通信手段と、前記リーダライタと非接触で通信を行う場合にユーザの認証処理を実行する認証手段と、前記電波状態が通信圏外状態の場合であって当該通信圏外状態が所定時間継続した場合に前記認証手段に認証処理を行わせる一方、前記電波状態が通信圏内状態の場合に前記認証手段に認証処理を行わせない制御手段とを具備し、
    前記非接触通信手段は、前記制御手段から通知されるセキュリティレベルに応じて非接触通信の許否を前記制御手段に問い合わせ、前記制御手段は、当該問合せに応じて前記認証手段に認証処理を行わせることを特徴とする移動体端末装置。
  2. 前記非接触通信手段は、前記制御手段にて前記電波状態が通信圏外状態の場合に設定されるセキュリティレベルの通知を受けた場合に非接触通信の許否を問い合わせる一方、前記電波状態が通信圏内状態の場合に設定されるセキュリティレベルの通知を受けた場合に非接触通信の許否を問い合わせることなく当該非接触通信を行うことを特徴とする請求項1記載の移動体端末装置。
  3. 自装置における電源状態を検出する電源検出手段を具備し、前記制御手段は、前記電源状態に応じて前記非接触通信手段による非接触通信の許否を切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の移動体端末装置。
  4. 前記制御手段は、前記電源状態が電源オフ状態の場合に前記非接触通信手段による非接触通信の実行を制限する一方、前記電源状態が電源オン状態の場合に前記非接触通信手段による非接触通信の実行を許容することを特徴とする請求項3記載の移動体端末装置。
  5. 外部のリーダライタと非接触で通信を行う移動体端末装置のセキュリティ管理方法であって、基地局装置から受信する電波状態及び前記移動体端末装置における電源状態を検出し、前記電波状態が通信圏外状態の場合であって当該通信圏外状態が所定時間継続した場合に前記リーダライタと非接触通信を行う場合におけるユーザの認証処理を行う一方、前記電波状態が通信圏内状態の場合に前記認証処理を行わず、且つ、前記電源状態が電源オフ状態の場合に非接触通信の実行を制限する一方、前記電源状態が電源オン状態の場合に非接触通信の実行を許容することを特徴とするセキュリティ管理方法。
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