JP4360254B2 - デスク - Google Patents

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Description

本発明は、オフィス等で用いられるデスクに関するものである。
従来、オフィス等で用いられるデスクとして、天板の両袖部に天板を支持する袖構造体を設けるとともに、これら袖構造体における後壁面の間を閉止し得る幕板本体を備えたものが知られている。このようなデスクは、各袖構造体の後壁面及び幕板本体が平面視において略面一となるように設定し、これら各袖構造体の後壁面及び幕板本体によって構成される略直線状の幕板部が、平面視において天板の反使用端と略一致するように設定されている。このようなデスクを、天板の反使用端同士を当接又は近接させて対向配置した場合には、幕板部同士も当接又は近接することになる。そして、このようなデスクは、対向配置したデスクをさらに並列させて配置したいわゆる島型のレイアウトを採用した場合に、隣接するデスク間を跨ぐように配線を通すいわゆる横送り配線を行えるように、天板の反使用端側に配線ダクトを設けているのが通例である。配線ダクトの具体的な実施態様として、上方及び両側方に開口してなる配線ダクト空間を有するダクト本体を、天板の反使用端側の下方における前記幕板本体の前側(天板の使用端側)に設けるとともに、天板の反使用端側における所定部位に、配線ダクト空間を開閉し得るダクトカバーを設けているものが挙げられる(例えば非特許文献1参照)
「コクヨ2003総合カタログ」、オフィスファニチャー編、コクヨ株式会社、2002年12月発行、P.89の中段に示されている机)
しかしながら、前記配線ダクトを採用した場合、上述したように構造が複雑化し、コストが高くなるという不具合が生じる。加えて、前記ダクトカバーを天板の反使用端側の所定部位に設けることによって、天板の使用領域がいたずらに狭められるという問題も発生する。また、ダクトカバーを、天板下における幕板本体の後面上部に設けたものも考えられているが、このようなデスクを対向配置させた場合には、ダクトカバー同士が当接又は近接するためダクトカバーの操作が困難となり、配線のメンテナンスを容易に行うことができない上、袖構造体の奥行寸法も規制されるという不具合が生じる。このように、従来のデスクは、天板の反使用端同士を突き当てて対向配置させた場合、各デスクの前記幕板部同士が当接又は極めて近接した状態で対向するため、幕板部同士の間に配線スペースが形成されることがなく、配線処理を行うために配線ダクトを設けた場合でも上述した種々の問題を招来し、今ひとつ実用性に欠けるものであった。また、デスク毎に配線ダクトを設けているので、デスクを対向配置させた場合は、横送り配線の機能が重複することとなる上に、対向するデスク間を跨ぐように前後方向に配線することができないといった不具合もあった。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、幕板部の形状を従来にはない形状とし、この幕板部の形状を有効に利用して、対向配置した際に対向する幕板部間に配線空間を確保することができるデスクを提供することにある。
すなわち、本発明のデスクは、天板と、この天板の反使用端側に天板の幅方向に沿って設けた幕板部とを具備するデスクであって、前記幕板部が、平面視において、前記天板の反使用端に略一致する又は前記天板の反使用端より前記天板の使用端側に位置する第1幕板部と、この第1幕板部より前記天板の使用端側に位置する第2幕板部とを有し、前記第1幕板部を前記天板の反使用端側における何れか一方の袖部にのみ形成し、前記天板の反使用端同士が当接又は近接するように一対のデスクを対向配置させた際に、一方の前記幕板部と他方の前記幕板部との間に前記天板の幅方向に沿って連通する配線空間が形成されるように構成したことを特徴とする。
ここで、「袖部」とは、天板の幅方向に沿った両側端部近傍部位を意味する。このようなものであれば、一対のデスクを対向配置させた際に、天板の両袖部においては、一方のデスクに設けた幕板部の第1幕板部と他方のデスクに設けた幕板部の第2幕板部とが対向するとともに、天板の幅方向略中央部においては、第2幕板部同士が対向するため、天板下方において第1幕板部同士が当接又は近接することがなく、幕板部同士の間に配線処理を許容する配線空間が積極的に形成され、この配線空間を利用して、配線処理を好適に行うことができ、実用性に優れたものとなる。このように対向配置したデスクをさらに並列させて配置させたいわゆる島型のレイアウトを採用した場合には、隣接するデスクに連通するように配線空間が天板の幅方向に沿って形成されるため、隣接するデスクを跨ぐように配線を行ういわゆる横送り配線のスペースを確保することができる。このように、幕板部の形状を略直線状とはせず、幕板部の何れか一方の側端部近傍部位以外の部位を、この一方の側端部近傍部位より天板の使用端側に位置させるという従来にはない斬新な形状とすることにより、この幕板部の形状を利用して一対のデスクを対向配置した際に、対向する幕板部間に十分な配線空間を形成するように構成し、天板の使用領域を何ら損なうことなく、配線処理を好適に行うことができる。
特に、前記天板の一方の袖部に天板を支持する第1袖構造体を備えるとともに、前記天板の他方の袖部に天板を支持する第2袖構造体を備え、前記第1幕板部を、前記第1袖構造体の後壁面を形成する第1後板を用いて構成するとともに、前記第2幕板部を、前記第2袖構造体の後壁面を形成する第2後板と、前記第1袖構造体と前記第2袖構造体との間を閉止し得る幕板本体とを用いて構成したものであれば、各袖構造体の一部を利用して幕板部を構成しているため、袖構造体とは別体の幕板部を用いる態様と比較して部品点数及びコストの削減に資する。
また、前記第1袖構造体が、物品を収容し得る収納空間を内包する筐体を備えたものであり、前記第1後板が、前記筐体の後壁面であれば、第1幕板部を構成する第1後板を、第2幕板部を構成する第2後板よりも天板の反使用端側に位置させているため、第1幕板部を構成する後壁面を備えた筐体の収納空間を大きく確保することができ、前記配線空間を確保しつつ、デスク全体の収納効率を有効に向上させることができる。
ところで、通常、棚構造体は、開放されている筐体の前方より物品を出し入れするのが専らであり、筐体が内包する収納空間の後方側の領域が前方側の領域と比較して本質的に利用し難いものである。そこで、このような棚構造体を袖構造体として用いて、棚構造体の後方側に生じ易いデッドスペースを積極的に配線空間として利用することにより、デスク全体の合理化を有効に図るには、第2袖構造体を、少なくとも前方に開放させた収納空間を内包する筐体と、この筐体に着脱可能に取付けられ前記収納空間を所定の高さ寸法に仕切り得る棚板とを備えたものとし、前記第2後板を、前記第2袖構造体の筐体の後壁面とすればよい。
第2袖構造体を必ずしも袖構造とする必要はなく、例えば、前記第1袖構造体及び/又は前記第2袖構造体が、抽斗と、この抽斗をスライド移動可能に収容する筐体とを具備したものであってもよい。また、袖構造体の他の具体的な実施態様としては、前記第1袖構造体及び/又は前記第2袖構造体が、少なくとも前方に開放させた収納空間を内包する筐体と、この筐体に着脱可能に取付けられ前記収納空間を所定の高さ寸法に仕切り得る棚板とを具備したものが挙げられる。
加えて、前記幕板部の上縁部と、前記天板の下面部との間に所定の高さ寸法を有する隙間を形成していれば、この隙間を介して幕板部の内側から外側へ或いは幕板部の外側から内側へ配線を通すことができ、デスクを対向配置した場合には、対向するデスク間を跨ぐように前後方向に配線を通すことも可能であり、デスクのレイアウト等に応じて配線作業を効率良く行うことができる。
また、前記天板の反使用端側における所定部位に、前記隙間を介して前記配線空間に間接的に連通し得る配線挿通部を設けていれば、天板上に載置するパソコン等の物品のコード類を配線挿通部及び隙間を介して配線空間に落とし込むことができるとともに、一対のデスクを天板の反使用端同士を当接又は近接させて対向配置した場合であっても、配線挿通部からコード類を落とし込むことにより、天板の反使用端同士の間にコード類が挟まれて損傷するという不具合を解消することができる。
他方、配線挿通部が隙間を介して配線空間に連通する態様と比較して配線作業をより簡単に行うことができるようにするためには、前記天板の反使用端側における所定部位に、前記配線空間に直接連通する配線挿通部を設ければよい。
特に、前記配線挿通部を、前記天板の反使用端側であって且つ前記天板の幅方向に沿った略中央部に形成すれば、一対のデスクを対向配置させた場合に配線空間の奥行き寸法が天板の両袖部のそれより大きく形成される天板の幅方向略中央部に、配線挿通部を対応させて設けることによって、その配線空間に配線挿通部を介してコード類を落とし込むことができ、配線空間をより効率良く活用することができる。
以上説明したように本発明のデスクによれば、一対のデスクを反使用端同士を突き当てて対向配置させた場合に、天板の両袖部においては、一方のデスクに設けた幕板部の第1幕板部と他方のデスクに設けた幕板部の第2幕板部とが対向するとともに、天板の幅方向略中央部においては、第2幕板部同士が対向するため、天板下方において第1幕板部同士が当接又は近接することがなく、幕板部同士の間に配線処理を許容する配線空間を積極的に形成することができる。これにより、デスク自体の構造の簡素なものとしつつ、幕板部間に形成される配線空間を利用して配線作業を好適に行うことができる上に、対向配置したデスクをさらに並列配置させたいわゆる島型のレイアウトを採用した場合であっても、隣接するデスクに連通するように配線空間が天板の幅方向に沿って形成されるため、横送り配線のスペースを確保することができる。加えて、デスクを対向配置した場合には、幕板部同士の間に形成される配線空間を利用して、対向するデスク間を跨ぐように前後方向に配線を通すこともできる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係るデスクDは、オフィス等で使用されるものであり、図1、図2及び図3等に示すように、天板3と、天板3の一方の袖部に設けられ天板3を支持する第1袖構造体1と、天板3の他方の袖部に設けられ天板3を支持する第2袖構造体2と、天板3の反使用端3a(後端)側の下方において第1袖構造体1と第2袖構造体2との間を閉止し得る幕板本体4とを具備するものである。
天板3は、平面視略矩形状をなす概略平板状のものであり、反使用端3a側における幅方向に沿った略中央部に配線挿通部Nを設けている。この配線挿通部Nは、天板3の肉厚方向に貫通してなる図示しないダクトと、このダクトに取付けられるダクトカバーN1とから構成している。ダクトカバーN1は、ダクトに嵌め込まれた状態において下肢空間に連通する開口部を内包する保持枠N11と、保持枠N11の開口部を開閉し得る長板状の一対のカバー本体N12とを備えている。各カバー本体N12は基端部が保持枠N11に軸支され保持枠N11に対して回動可能に設定されている。各カバー本体N12の自由端側には、カバー本体N12が閉じられた状態においてコード類Cの出し入れが可能な小口が形成されているとともに、この小口を開閉し得るスライド蓋N12aをカバー本体N12に対してスライド可能に取付けている。なお、このスライド蓋N21aには操作用のノブが突設されている。このような構成を有する配線挿通部Nは、使用態様に応じて、カバー本体N12又はスライド蓋N12aを適宜操作することにより、保持枠N11の開口部又はカバー本体N12の小口を開放することができるように設定されている。この配線挿通部Nは、平面視において、後述する幕板本体4より天板3の使用端3b側に設けている(図2参照)。また、天板3の反使用端3a側における両側端近傍には、電話代やタスクライト等のオプション部材が取付可能なオプション取付部OPがそれぞれ形成されている。
デスクDを使用するユーザから見て左側の袖部に位置する第1袖構造体1は、図3、図4及び図5等に図示するように、デスクDに一体的に設けられている筐体11と、筐体11内に収容される複数段の抽斗12、13とを主要な構成要素とする。抽斗12、13を筐体11内に押し入れると、各抽斗12、13の鏡板121、131のみが正面に現れ、抽斗12、13を筐体11外に引き出せば、鏡板121、131の背後に形成された収納空間SU、SDを露出させることができる。
筐体11は、底板111と、底板111の両側縁部より立ち上がる一対の側板112、113と、底板111の後縁部より立ち上がり両側板112、113の各後縁部間を閉止する本発明の第1後板114とを備え、これら底板111、側板112、113、第1後板114によって前方を開口してなる収納空間S1が形成され、この収納空間S1に抽斗12、13を収容し得るようにしている。本実施形態においては、第1袖構造体1の後壁面を形成する筐体11の第1後板114を、天板3の反使用端3aより若干天板3の使用端3b側に寄せた位置に設定している(図2参照)。なお、本実施形態では、天板3の反使用端3aから第1後板114までの距離を略3mmに設定している。上段の抽斗12は、底板122と、底板122の両側縁部より立ち上がる一対の側板123、124と、底板122の後縁部より立ち上がり両側板123、124の各後縁部間を閉止する後板125と、底板125及び両側板123、124の前縁に接合された鏡板121とを備え、これら底板122、側板123、124、後板125及び鏡板121によって包囲される収納空間SUを有している。そして、デスクDにおける内側方の側板124の高さを、外側方の側板123よりも低く設定して、収納空間SUを内側方から上方に亘って開口させるようにしている。下段の抽斗13もまた、底板132と、底板132の両側縁部より立ち上がる一対の側板133、134と、底板132の後縁部より立ち上がり両側板133、134の各後縁部間を閉止する後板135と、底板132及び両側板133、134の前縁に接合された鏡板131とを備え、これら底板132、側板133、134、後板135及び鏡板131によって包囲される収納空間SDを有している。下段の抽斗13においても、内側方の側板134の高さを外側方の側板133よりも低く設定して、収納空間SDを内側方から上方に亘って開口させてある。抽斗12、13は、レール機構14、15を介して筐体11に対して前後にスライド移動可能に設定されている。なお、各レール機構14、15は、例えば既知のスライドレール機構、サスペンションレール機構等を採用したものであればよい。
これら抽斗12、13は、所定規格のファイルF、とりわけ、A4サイズの紙葉を綴じ止めるべく規格化されたA4判のファイルFを複数収納しておくのに適しているように構成されている。すなわち、上段の抽斗12が有する収納空間SUの幅方向の内寸(両側板123、124間の距離)を、所定規格のファイルFの表紙幅L1に対応させて設定するとともに、この収納空間SUを、所定規格のファイルFをその表紙高さL2方向を上下に向けた状態で収容し得るものとしてある。これにより、図4に示すように、ファイルFの背F1をデスクDにおける内側方に向けた状態、つまりデスクDを使用しているユーザの方に向けた状態で、複数のファイルFを奥行方向に沿って立てて収納することが可能となっている。一方、下段の抽斗13が有する収納空間SDの奥行方向の内寸(鏡板131から後板135までの距離)を、所定規格のファイルFの表紙高さL2寸法の複数倍に対応させている。さらに、この収納空間SDを、所定規格のファイルFをその表紙幅L1方向を上下に向けた状態で収容し得るものとしてある。よって、図5に示すように、ファイルFの背F1を上方に向けた状態に向けた状態で、ファイルFを奥行方向に沿って複数個(図示例では、2個)配列することが可能である。本実施形態では、抽斗12、13の収納空間SU、SDが内側方に開口しており、デスクDを使用しているユーザがファイルFその他の物品を簡便に出し入れできるものとなっている。なお、各抽斗12、13には、収納空間SU、SDをぞれぞれ所定の奥行き寸法に区切り得る一または複数の仕切板16を装着することができる。仕切板16の下縁及び一方の側縁に、外方に向けて突出する係合片161を形成し、これら係合片161を、抽斗12、13の底板122、132及び外側方の側板123、133に形成した係合溝126、136に挿入することで、抽斗12、13に仕切板16を装着することができるように設定してある。
デスクDを使用するユーザから見て右側の袖部に位置する第2袖構造体2は、図3、図6等に図示するように、上板211、下板212、側板213、214及び本発明の第2後板215によって前方より物品を出し入れ可能な収納空間S2を有する筐体21を備えたものである。本実施形態においては、第2袖構造体2の後壁面を形成する筐体21の第2後板215を、図2に示すように、第1袖構造体1の筐体11の第1後板114よりさらに天板3の使用端3b側に寄せた位置に設定している。本実施形態では、天板3の反使用端3aから第2後板215までの距離を略15mmに設定している。筐体21の前面には、ヒンジを介して開き戸22が取り付けられており、この開き戸22によって収納空間S2と外部とを連通する開口を開閉する。両側板213、214の内向面には、高さ方向に沿って間欠的にフック穴216が形成されており、フック穴216に係合させた図示しない棚受け具を利用して、筐体21内に、収納空間S2を所定の高さ寸法に仕切り得る一又は複数の棚板23を高さ位置変更可能に配設している。筐体21は、所定規格のファイルFを複数収納しておくのに適しているように構成される。詳述すると、筐体21に内在する収納空間S2の高さ方向の内寸、及び収納空間S2の奥行方向の内寸を、所定規格のファイルF(例えばA4判のファイル)の表紙高さL2寸法の複数倍に対応させて設定している。これにより、ファイルFの背F1を前方に向けた状態で複数のファイルFを立てて上下に複数段(図示例では、2段)収納する態様と、ファイルFの背F1を上方に向けた状態でファイルFを奥行方向に沿って複数個配列する態様とを選択して採用することが可能となっている。また、棚板23の取付位置を変更する作業又は棚板23を取り外す作業によって収納空間S2の高さ寸法を適宜調節し、その収納空間S2に、A4判のファイルFだけでなく、A3サイズの紙葉を綴じ止めるべく規格化された図示しないA3判のファイルや図面ファイル等、A3判のファイルより高さ寸法及び奥行き寸法が大きく設定されたファイルを複数収納しておくも可能である。
また、図7に示すように、各袖構造体1、2の筐体11、21における内側方の側板113、213に、デスクDの下肢空間に渡される棚Tの両側端部をそれぞれ支持するための棚支持手段Bが設けられている(同図においては第1袖構造体1の側板113のみが図示されているが、第2袖構造体2の側板213にも同様の構造が採用されている)。棚Tは、デスクDの奥行寸法の半分程度の奥行き寸法を有するもので、デスクDの後方寄りに配置され、第1袖構造体1の筐体11の内側方の側板113から第2袖構造体2の筐体21の内側方の側板213にまで延伸する(図2参照)。棚支持手段Bは、各筐体11、21の側板113、213の外面に高さ方向に沿って間欠的に形成されたフック穴B1と、このフック穴B1に係合させることで各筐体11、21の側板113、213に取り付けられる棚受け具B2とから構成されたものであり、棚Tの両側端部は棚受け具B2を介して第1袖構造体1の筐体11及び第2袖構造体2の筐体21に支持されることとなる。棚Tの取付高さ位置は、棚受け具B2を係合させるフック穴B1を変更することを通じて調整可能である。なお、本実施形態においては、各袖構造体1、2の筐体11、21の外方側の側板112、214にそれぞれ手指を掛けることができる凹部Hを形成してある(図1、図3参照)。これら凹部Hは、デスクDを運搬する際に利用されるものである。
また、第1袖構造体1と第2袖構造体2との間であって、且つ天板3の直下にも抽斗Wが設けられている。この抽斗Wは、その高さ方向の内寸を深めに設定することによりノート型のパーソナルコンピュータ等を収納可能に構成してある。
しかして、図2及び図7に図示するように、デスクDの反使用端3a側に、天板3下の下肢空間をデスクDの背面側から隠蔽し得る幕板本体4を設けている。幕板本体4は、例えば一枚の薄板状のスチール素材を用いて成形した正面視略矩形状のものであり、側面視略L字状に折り曲げてなる上縁部41及び下縁部42と、天板3の使用端3b側に折り曲げてなる側縁部43、44とを一体に有する。幕板本体4の幅寸法、言い換えるならば側縁部43、44間の距離を第1袖構造体1の筐体11の内側方の側板113と第2袖構造体2の筐体21の内側方の側板213との離間距離に対応させて設定している。また、幕板本体4の高さ寸法、言い換えるならば上縁部41から下縁部42までの距離を、第1袖構造体1及び第2袖構造体2の高さ寸法より小さく設定している。このような幕板本体4を、図3、図7及び図8に示すように、その上縁部41と天板3の下面部31との間に所定の高さ寸法を有する隙間Kが形成されるように第1袖構造体1と第2袖構造体2との間に取付ける。具体的には、幕板本体4と第2袖構造体2の筐体21の第2後板215とが略面一となるように、幕板本体4を第1袖構造体1と第2袖構造体2との間に位置付け、幕板本体4の一方の側縁部43を第1袖構造体1の筐体11の側板113に接合するとともに、他方の側縁部44を第2袖構造体2の筐体21の側板213に接合することにより幕板本体4を第1袖構造体1と第2袖構造体との間に一体的に取り付ける。この取付状態において、幕板本体4と第2袖構造体2の第2後板215とが平面視略直線状に見かけ上連続し、これら幕板本体4及び第2後板215が、第1袖構造体1の側板113の後端部位を介して第1構造体1の第1後板114と平面視略クランク状に見かけ上連続している。なお、幕板本体4を、適宜の取付金具等を用いて第1袖構造体1と第2袖構造体2との間に着脱可能に取付けても構わない。
しかして、本実施形態においては、上述した第1袖構造体1の筐体11の第1後板114と、幕板本体4と、第2袖構造体2の筐体21の第2後板215とによって天板3の反使用端3a側の下方に位置する幕板部Mを構成している(図2参照)。幕板部Mは、平面視において、天板3の反使用端3aより若干天板3の使用端3b側に位置する第1後板114を用いて構成される第1幕板部M1と、第1後板114よりさらに天板3の使用端3b側に位置する幕板本体4及び第2後板215を用いて構成される第2幕板部M2とを有し、これら第1幕板部M1の内側方の側縁と第2幕板部M2の内側方の側縁と間に位置する部位、すなわち、第1袖構造体1の筐体11における内側方の側板113の後端部位を介して2箇所で屈曲させた平面視略クランク状をなしている。これら第1幕板部M1及び第2幕板部M2は、天板3の反使用端3aに対してそれぞれ略平行であり、天板3の反使用端3aから使用端3bに向かって、第1幕板部M1、第2幕板部M2の順で位置する。具体的には、第1幕板部M1と天板3の反使用端3aとの離間距離を略3mmに設定するとともに、第2幕板部M2と天板3の反使用端3aとの離間距離を略15mmに設定している。
しかして、このような幕板部Mを有するデスクDを、図9(同図において天板は想像線で示す。)に示すように、各天板3の反使用端3a、3a同士を突き当てて対向配置させた場合、天板3の反使用端3a側の下方において、一方のデスクDの幕板部Mと他方のデスクDの幕板部Mとが所定距離離間した状態で対向し、これら幕板部M、M間に天板3の幅方向に沿って連通する配線空間HSが形成される。具体的には、図10に図示するように、天板3の反使用端3a側の両袖部において、一方のデスクDの第1幕板部M1と他方のデスクDの第2幕板部M2とが所定距離離間した状態で対向することにより第1配線空間HS1が形成され、天板3の反使用端3a側の幅方向略中央部において、各デスクDの第2幕板部M2、M2同士が所定距離離間した状態で対向することにより第2配線空間HS2が形成される。そして、このように一対のデスクDを対向配置した状態において、これら第1配線空間HS1と第2配線空間HS2とが天板3の幅方向に沿って連通し、これら第1配線空間HS1と第2配線空間HS2とによって一の配線空間HSが形成される。第2配線空間HS2の奥行き寸法、言い換えれば第2幕板部M2、M2同士の離間距離が、第1配線空間HS1の奥行き寸法、言い換えれば一方のデスクDの第1幕板部M1と他方のデスクDの第2幕板部M2との離間距離より大きくなるように設定されている。本実施形態においては、第1配線空間HS1の奥行き寸法が略18mmであり、第2配線空間HS2の奥行き寸法が略30mmである。また、天板3の反使用端3a側における幅方向略中央部に設けた配線挿通部Nは、平面視において、幕板本体4より天板3の使用端3b側に位置しており、この配線挿通部Nが、天板3の下面部31と幕板本体4の上縁部41との間に形成されている隙間Kを介して配線空間HSに間接的に連通し得るように設定してある(図8参照)。
このように、本実施形態に係るデスクDは、幕板部Mが、平面視において、天板3の反使用端3aより若干天板3の使用端3b側に位置する第1幕板部M1と、この第1幕板部M1より天板3の使用端3b側に位置する第2幕板部M2とを有し、第1幕板部M1を天板3の反使用端3a側における何れか一方の袖部にのみ形成し、各天板3の反使用端3a、3aが当接するように一対のデスクDを対向配置させた際に、天板3の反使用端3a側の下方において、一方のデスクDの幕板部Mと他方のデスクDの幕板部Mとが所定距離離間した状態で対向し、これら幕板部M、M間に天板3の幅方向に沿って連通する配線空間HSが形成されるように構成しているため、一対のデスクDを対向配置させた際に、各天板3の使用端3a、3a同士が幕板部Mより優先して突き当たり、幕板部M、M同士が当接することがなく、幕板部M、M同士の間に配線を許容する配線空間HSを確保することができる。しかも、天板3の両袖部においては、一方のデスクDに設けた幕板部Mの第1幕板部M1と他方のデスクDに設けた幕板部Mの第2幕板部M2とが対向するとともに、天板3の幅方向略中央部においては、第2幕板部M2、M2同士が対向するため、天板3の幅方向略中央部における幕板部M、M間の離間距離が、天板3の両袖部におけ幕板部M、M間の離間距離と比較して大きく、その結果、板3の幅方向略中央部における配線空間HSの奥行き寸法、すなわち、第2幕板部M2、M2同士の間に形成される第2配線空間HS2の奥行き寸法を、天板3の両袖部における配線空間HSの奥行き寸法、すなわち、一方のデスクDに設けた幕板部Mの第1幕板部M1と他方のデスクDに設けた幕板部Mの第2幕板部M2との間に形成される第1配線空間HS1の奥行き寸法より大きく確保することができ、この空間を利用して配線作業をより好適に行うことが可能となる。また、図11に示すように、対向配置したデスクDをさらに並列配置させたいわゆる島型のレイアウトを採用した場合には、水平方向に隣接するデスクDに下方おいてそれぞれの配線空間HS、HS同士が連通し、配線を横送りすることが可能なスペースを確保することができる。このように、幕板部Mの何れか一方の側端近傍部位及び天板3の幅方向略中央部を構成する第2幕板部M2を、幕板部Mの他方の側端近傍部位を構成する第1幕板部M1より天板3の使用端3b側に位置させるという簡素な構造を採用することにより、天板3の使用領域を何ら損なうことなく、一対のデスクDを対向配置させた場合に幕板部M、M間に配線空間HSが形成され、この配線空間HSを利用して配線処理を好適に行うことができる。
特に、第1幕板部M1を、第1袖構造体1の後壁面を形成する第1後板114を用いて構成するとともに、第2幕板部M2を、第2袖構造体2の後壁面を形成する第2後板215と、第1袖構造体1と第2袖構造体2との間を閉止し得る幕板本体4とを用いて構成しているため、デスクDを構成する各袖構造体1、2を有効に利用して幕板部Mを形成することができ、幕板部を各袖構造体1、2とは別体の専用部品を用いる態様と比較して、部品点数及びコストの削減に資する。また、各袖構造体1、2を利用することにより、デスクD全体の収納効率を有効に向上させることができる。
しかも、第1袖構造体1が、物品を収容し得る収納空間S1を内包する筐体11を備えたものであり、第1後板114が筐体11の後壁面であるため、この第1幕板部M1を構成する第1後板114が、第2幕板部M2を構成する第2後板215よりも天板3の反使用端3a側に位置させていることにより、第1幕板部M1を構成する後壁面を備えた筐体11の収納空間S1を大きく確保することができ、配線空間HSを有効に確保しつつ、デスクD全体の収納効率を有効に向上させることができる。
一方、第2袖構造体2が、前方に開口させた収納空間S2を内包する筐体21と、この筐体21に取付けられ収納空間S2を所定の高さ寸法に仕切り得る棚板23とを備えた棚構造体であり、第2幕板部M2を構成する第2後板215が、第2袖構造体2の筐体21の後壁面であるため、棚構造の奥方に生じ易いデッドスペースを配線空間として積極的に利用して、デスクD全体の合理化を有効に図ることができる。
また、第1幕板部M1を構成する幕板本体4の上縁部41と、天板3の下面部31との間に所定の高さ寸法を有する隙間Kを形成しているため、この隙間Kを介して天板3下の下肢空間から幕板部Mの背面側へ或いは幕板部Mの背面側から前記下肢空間へコード類Cを出し入れすることができ、デスクDを対向配置した場合には、隙間Kを利用することにより、対向するデスクD間を跨ぐように前後方向に配線を通すことも可能であり、デスクDのレイアウト等に応じて配線作業を効率良く行うことができる。
加えて、天板3の反使用端3a側における所定部位に、隙間Kを介して配線空間HSに間接的に連通し得る配線挿通部Nを設けているので、天板3上に載置するパソコン等の物品の余剰配線を配線挿通部N及び隙間Kを介して配線空間HSに落とし込むことができるとともに、一対のデスクDを天板3の反使用端3a、3a同士を当接又は近接させて対向配置した場合であっても、配線挿通部Nからコード類Cを落とし込むことにより、各天板3の反使用端3a、3a同士の間にコード類Cが挟まれて損傷するという不具合を解消することができる。
しかも、配線挿通部Nを、天板3の反使用端3a側であって且つ天板の幅方向に沿った略中央部に設けているため、一対のデスクDを対応配置させた場合、天板3の両袖部における配線空間HS(第1配線空間HS1)の奥行き寸法よりも大きい奥行き寸法が確保される配線空間HS(第2配線空間HS2)が形成される天板3の幅方向中央部に対応させて配線挿通部Nを設けることにより、配線空間HSをより効率良く活用することができる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
例えば、幕板部を構成する第1幕板部を、平面視において天板の反使用端に略一致する位置に設けてもよい。このような場合であっても、第1幕板部を天板の反使用端側における何れか一方の袖部にのみ形成することによって、天板の反使用端同士を突き当てて一対のデスクを対向配置させた際に、天板の反使用端側における両袖部の下方において、第1幕板部同士が当接することなく、一方のデスクの第1幕板部と他方のデスクの第2幕板部とが所定距離離間した状態で対向するため、天板の幅方向に沿って連通する配線空間を確保することができる。
また、前記実施形態においては、幕板部を、各袖構造体の一部と幕板本体とを用いて構成したが、幕板部を、一枚板状の単一素材を用いて構成しても構わない。この場合、各袖構造体の後壁面を被覆するように一枚板状の幕板部を配設すればよい。なお、天板の両袖部に、袖構造体の代わりに、単に天板を支持する支持脚を設けてもよい。
また、各袖構造体の実施態様として、第1袖構造体及び前記第2袖構造体のいずれか一方又は両方が、抽斗と、この抽斗をスライド移動可能に収容する筐体とを具備した抽斗構造のものであってもよい。他方、第1袖構造体及び第2袖構造体のいずれか一方又は両方が、少なくとも前方に開放させた収納空間を内包する筐体と、この筐体に取付けられ収納空間を所定の高さ寸法に仕切り得る棚板とを具備した棚構造のものであっても構わない。すなわち、各袖構造体は、デスクの仕様に対応させて種々の構造を適宜採用すればよい。
また、前記実施形態においては、第2幕板部を構成する幕板本体を、第2袖構造体の後壁面を形成する第2後板と略面一に連続する位置に設け、第2袖構造体と第1袖構造体との間を閉止し得るものとしていたが、図12(同図(a)は天板を想像線で示したデスクを模式的に示す平面図であり、同図(b)はこのデスクを対向配置させた図である。)に示すように、幕板本体4を、第1袖構造体1の後壁面を形成する第1後板114と第2後板215との間を閉止し得る位置に設けてもよい。また、図13(同図(a)は天板を想像線で示したデスクを模式的に示す平面図であり、同図(b)はこのデスクを対向配置させた図である。)に示すように、幕板本体4を、各袖構造体1、2の内側方の側板113、213間を閉止し得る位置に設けても構わない。つまり、幕板本体4が、平面視において第1幕板部M1を構成する第1後板114より天板3の使用端3b側に位置させておけばよい。これにより、一対のデスクDを対向配置した場合に、幕板部M、M同士が当接することなく、天板3の幅方向に沿って連通する配線空間HSを確保することができる。また、天板の反使用端から第1幕板部までの離間距離、及び天板の反使用端から第2幕板部までの離間距離を上記実施形態においてはそれぞれ、略3mm、略15mmに設定していたが、これらの数値は例示に過ぎず、適宜その設定値を変更してもよいことは言うまでもない。
また、図14に示すように、配線挿通部Nを、天板3の反使用端3a側であって且つ前記配線空間HSに直接連通する部位に設けても構わない。具体的には、配線挿通部Nを、天板3の反使用端3a側であって、且つ平面視において幕板部Mの第2幕板部M2の全部又は一部より天板3の反使用端3a側に寄った部位に設ければよい。このようなものであれば、配線挿通部Nが隙間Kを介して配線空間HSに連通する態様と比較して、配線作業をより簡単に行うことができる。なお、配線挿通部Nの構造は前記実施形態において示したものに限らず、種々のものを採用しても勿論構わない。図12〜図14における符号は、前記実施形態の符号に対応させて付している。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係るデスク示す全体斜視図。 同実施形態に係るデスクの平面図。 図2におけるA−A線断面図。 図1におけるデスクを一方の抽斗を引き出した状態で示す図。 図1におけるデスクを他方の抽斗を引き出した状態で示す図。 図1におけるデスクを開き戸を開けた状態で示す図。 図2におけるB−B線断面図。 同実施形態に係るデスクを背面側から見た要部拡大斜視図。 同実施形態に係るデスクを対向配置した状態で示す平面図。 図9の要部拡大図。 島型に配置した同実施形態に係るデスクを模式的に示す平面図。 同実施形態に係るデスクの変形例を示す図。 同実施形態に係るデスクの他の変形例を示す図。 同実施形態に係るデスクの変形例を図2に対応させて示す図。
符号の説明
1…第1袖構造体
11…筐体
114…第1後板
S1…収納空間
12、13…抽斗
2…第2袖構造体
21…筐体
215…第2後板
23…棚板
3…天板
31…下面部
3a…反使用端
3b…使用端
4…幕板本体
41…上縁部
D…デスク
HS…配線空間
K…隙間
M…幕板部
M1…第1幕板部
M2…第2幕板部
N…配線挿通部

Claims (10)

  1. 天板と、当該天板の反使用端側に天板の幅方向に沿って設けた幕板部とを具備するデスクであって、
    前記幕板部が、平面視において、前記天板の反使用端に略一致する又は前記天板の反使用端より前記天板の使用端側に位置する第1幕板部と、当該第1幕板部より前記天板の使用端側に位置する第2幕板部とを有し、前記第1幕板部を前記天板の反使用端側における何れか一方の袖部にのみ形成し、
    前記天板の反使用端同士が当接又は近接するように一対のデスクを対向配置させた際に、前記天板の反使用端側の下方において、一方の前記幕板部と他方の前記幕板部とが所定距離離間した状態で対向し、これら幕板部間に前記天板の幅方向に沿って連通する配線空間が形成されるように構成したことを特徴とするデスク。
  2. 前記天板の一方の袖部に当該天板を支持する第1袖構造体を備えるとともに、前記天板の他方の袖部に当該天板を支持する第2袖構造体を備え、前記第1幕板部を、前記第1袖構造体の後壁面を形成する第1後板を用いて構成するとともに、前記第2幕板部を、前記第2袖構造体の後壁面を形成する第2後板と、前記第1袖構造体と前記第2袖構造体との間を閉止し得る幕板本体とを用いて構成している請求項1記載のデスク。
  3. 前記第1袖構造体が、物品を収容し得る収納空間を内包する筐体を備えたものであり、前記第1後板が、前記筐体の後壁面である請求項2記載のデスク。
  4. 前記第2袖構造体が、少なくとも前方に開口させた収納空間を内包する筐体と、当該筐体に取付けられ前記収納空間を所定の高さ寸法に仕切り得る棚板とを具備してなり、前記第2後板が、前記第2袖構造体の筐体の後壁面である請求項2又は3記載のデスク。
  5. 前記第1袖構造体及び/又は前記第2袖構造体が、抽斗と、当該抽斗をスライド移動可能に収容する筐体とを具備したものである請求項2又は3記載のデスク。
  6. 前記第1袖構造体及び/又は前記第2袖構造体が、少なくとも前方に開放させた収納空間を内包する筐体と、当該筐体に取付けられ前記収納空間を所定の高さ寸法に仕切り得る棚板とを具備したものである請求項2又は3記載のデスク。
  7. 前記幕板部の上縁部と、前記天板の下面部との間に所定の高さ寸法を有する隙間を形成している請求項1、2、3、4、5又は6記載のデスク。
  8. 前記天板の反使用端側における所定部位に、前記隙間を介して前記配線空間に間接的に連通し得る配線挿通部を設けている請求項7記載のデスク。
  9. 前記天板の反使用端側における所定部位に、前記配線空間に直接連通する配線挿通部を設けている請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のデスク。
  10. 前記配線挿通部を、前記天板の反使用端側であって且つ前記天板の幅方向に沿った略中央部に設けている請求項8又は9記載のデスク。
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