JP4359475B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ビームを形成し当該光ビームを画像記録媒体の記録面へ結像させるための光学系を備えた複数の記録素子アッセンブリがx方向に沿って配列されてユニット化された記録ヘッドと、前記画像記録媒体と、を前記x方向とは直交するy方向に相対移動させることで、ドットパターンによって当該画像記録面に画像を記録する画像記録装置に関するものである。
従来、デジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)等の空間光変調素子(記録素子)が利用され、画像データに応じて変調された光ビームを照射する記録ヘッドを用いて記録媒体へ画像を記録する(例えば、感光材料への画像露光)画像記録装置が種々提案されている(特許文献1参照)。
例えば、DMDは、制御信号に応じて反射面の角度が変化する多数のマイクロミラーが、シリコン等の半導体基板上にL行×M列の2次元状に配列されたミラーデバイスであり、単一の光源をこのDMDに照射することで、DMDの分解能に応じた複数の光を独立して変調制御することができる。
一般に、DMD等の記録素子は、各行の並び方向と各列の並び方向とが直交するように格子状(マトリクス状)に配列されていが、この記録素子を、走査方向に対して傾斜させて配置することで、走査時に走査線の間隔が密になり、解像度を上げることができる。
ところで、上記ような複数の光ビームを同時に走査するための走査光学系の形態としては、定盤上を摺動可能な記録ステージを設け、記録媒体を前記記録ステージ上に平面的に位置決めして、前記記録ヘッドから照射される光ビームの発光点の配列方向(x方向)に対して直交する方向(y方向)にの記録ステージを移動(走査)しながら、固定配置された記録ヘッドからの光ビームを照射する構造が好ましい。この場合、解像度を高くしようとすればするほど、光ビームの走査位置の精度を上げなければならず、記録ステージの移動直進性はもちろん、記録ステージへの記録媒体の位置決めが重要となる。このため、記録ヘッドによる画像記録とは別に、記録媒体に設けた位置決め用のマークを読み取るためのマーク読取手段(例えば、カメラユニット)を配設し、カメラユニットによって読み取ったマークに基づいて、電気的に画像記録位置を補正することが必要となる。
手順としては、記録ステージの定盤上での往路移動中にマークを読み取り、復路移動中に画像記録を実行することになる。
米国特許第005132723号
しかしながら、前記マークを読み取るためのカメラユニットを前記記録ヘッドに対して、y方向に隣接して配置する必要がある。カメラユニットには、このy方向を占有するように、x方向への移動機構部が設けられており(例えば、サイズの異なる記録媒体のマークのx方向の位置調整を行う必要がある。)、この移動機構部があることで、記録ステージの往復移動量が増加している。
この場合、往路移動中にマークを読み取るために、当該往路移動方向手前側にカメラユニットを配し、復路移動中に画像記録を行うために、当該復路移動方向手前側(往路移動方向の奥側)に記録ヘッドを配するのが一般的であるが、この配置構成では、往復移動量が多く、画像記録処理のための効率が悪い。
本発明は上記事実を考慮し、マーク読取のための往路移動、並びに画像記録のための復路移動が最も最短となるような配置構成とすることで、画像記録のための作業効率を向上することができる画像記録装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、光ビームを形成し当該光ビームを画像記録媒体の記録面へ結像させるための光学系を備えた複数の記録素子アッセンブリがx方向に沿って配列されてユニット化された記録ヘッドと、前記画像記録媒体と、を前記x方向とは直交するy方向に相対移動させることで、ドットパターンによって当該画像記録面に画像を記録する画像記録装置であって、前記画像記録媒体を平面状に位置決めするための記録ステージと、前記記録ステージを支持すると共に、当該記録ステージを前記y方向へ往復移動させる記録ステージ移動手段と、前記記録ステージに対してy方向の空間を占有するように前記x方向へ移動可能とする移動機構部が設けられ、かつこの移動機構部が前記記録ヘッドに隣接配置され、当該前記画像記録媒体上に設けられ記録ステージと画像記録媒体との相対位置を認識するためのマークを読み取るマーク読取手段とを有し、前記記録ステージ移動手段による記録ステージの往路移動中に前記マーク読取手段による前記マークの読み取りを実行し、復路移動中に前記記録ヘッドによる画像記録を実行することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、記録ステージ移動手段によって記録ステージをy方向の往路移動を実行する。この往路移動中に、マーク読取手段を制御して、画像記録媒体上に設けられたマークを読み取る。このマークによって、画像記録媒体の記録ステージに対する相対位置を認識し、記録ヘッドによる画像記録開始時期等の電気的補正値を得る。
往路移動が終了した記録ステージは、記録ステージ移動手段によりy方向の復路移動を実行する.この復路移動中に、記録ヘッドを用いて画像記録媒体上に画像記録するように制御する。このとき、前記得られた補正値に基づいて画像記録開始時期等が制御されるため、画像記録媒体上には適正な位置に画像が記録される。
ここで、上記y方向の往復移動は、その移動距離が短ければ短いほど、画像記録開始から終了までの時間を短縮することができる。
ところが、マーク読取手段には、前記y方向の空間を占有するように前記x方向へ移動可能とする移動機構部が設けられている。これは、例えば、マークの位置が適用される画像記録媒体のサイズによって異なる場合があり、このサイズに応じてx方向へ移動させなければならないためである。
この移動機構部がy方向を占有することで、その分y方向の往復移動量が増加する。そこで、この移動機構部を記録ヘッドに対して前記y方向に沿って隣接配置することで、記録ヘッドによる光ビームの光軸と、マーク読取手段によるマーク読取のための光軸とを最も接近させることができ、前記y方向の往復移動量を最短とすることができる。
このように、本来、重要視することがなかった、記録ヘッドとマーク読取手段との位置関係をその全体の外観構成を考慮して配置することで、画像記録処理のための作業効率を向上することができる。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記記録ステージ移動手段が、前記記録ステージを支持する互いに平行な一対の摺動レールを備えた定盤と、この定盤と記録ステージとの間に設けられ磁界によって記録ステージを非接触で推進力を付与するリニアモータ部と、で構成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、一般的に記録ステージを直線移動(ここでのy方向の往復移動)させるためには、ボールねじ機構等、機械的な動作駆動系を用いるのが一般的であるが、このような機械的な動作駆動系では、定盤或いは摺動レール等を精度よく製造しても、機差等により必然的に速度むらが発生する。そこで、非接触で記録ステージを移動させることが可能なリニアモータ部によって記録ステージへ駆動力(推進力)を付与した。これにより、移動時の摩擦抵抗等がほとんどなく、機差による速度むらも大幅に軽減することができる。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記前記マーク読取手段が、前記記録ヘッドに対して、前記記録ステージの往路移動方向に奥側に隣接配置されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、マーク読取手段の移動機構部は、マーク読取手段をx方向へ移動させるためのものであるため、このx方向移動の精度を上げるためには、強固な梁部材が必要となる。このような梁部材がほぼ必然的に必要であるため、y方向の空間を占有する大きさが非常に多くなる。そこで、移動機構部(並びにこれを支持する梁部材)が最も定盤の奥側となるように、前記マーク読取手段を、前記記録ヘッドに対して、前記記録ステージの往路移動方向に奥側に隣接配置する。この結果、この移動機構部(並びにこれを支持する梁部材)は、記録ステージの必要最小限往復移動しなければならない範囲外とすることができ、最も移動距離を短くすることができる。
以上説明した如く本発明では、マーク読取のための往路移動、並びに画像記録のための復路移動が最も最短となるような配置構成とすることで、画像記録のための作業効率を向上することができるという優れた効果を有する。
図1乃至図3には、本実施の形態に係るフラッドベッドタイプの画像記録装置10が示されている。
画像記録装置10は、棒状の角パイプを枠状に組み付けて構成された矩形状の枠体12に各部が収容されて構成されている。なお、枠体12には、図示しないパネルが張り付けられることで、内外を遮断している。
枠体12は、背高の筐体部12Aと、この筐体部12Aの一側面から突出するように設けられたステージ部12Bと、で構成されている。
ステージ部12Bは、その上面が筐体部12Aよりも低位とされ、作業者がこのステージ部12Bの前に立ったときに、ほぼ腰高の位置となっている。
ステージ部12Bの上面には、開閉蓋14が設けられている。開閉蓋14の筐体部12A側の一辺には、図示しない蝶番が取付けられており、この一辺を中心として、開閉動作が可能となっている。
開閉蓋14を開放した状態のステージ部12Bの上面には、露光ステージ16(図4参照)が露出可能となっている。
露光ステージ16の下面には、断面略コ字型の脚部16A(図4参照)が取り付けられており、この脚部16Aは、このステージ部12Bから前記筐体部12Aまで延設された定盤18に対して、当該露光ステージ16を摺動可能に支持すると共に、互いに平行、かつ定盤18の長手方向に沿って配設された一対の摺動レール20を介して支持されている。
露光ステージ16は、前記摺動レール20に支持されることで、ほとんど摩擦抵抗なく(ベアリング等を介している場合は、そのベアリングの転がり抵抗のみで)y方向へ摺動可能となっている。
この定盤18の長手方向一端部は、前記ステージ部12Bまで至っており、この位置に露光ステージ16が位置している状態で、作業者は露光ステージ16上に感光材料22を載置、或いは取り出すことができる。
定盤18は、筐体部12Aを構成する角パイプに対して強固に固定された架台24に支持されており、露光ステージ16の移動軌跡の基準となっている。
前記定盤18の長手方向に沿って配設された一対の摺動レール20の間には、リニアモータ部26が配設されている。
リニアモータ部26は、周知の如く、ステッピングモータの駆動力を応用した直線型の駆動源であり、定盤18の長手方向に沿って設けられた棒状のコイル部26Aと、露光ステージ16の下面側に設けられ前記コイル部26Aとは所定の間隔を持って配置されたステータ部(磁石部)26B(図2参照)とで、構成されている。
すなわち、露光ステージ16は、コイル部26Aへの通電によって発生する磁界により駆動力を得て、前記摺動レール20に沿って定盤18上を、その長手方向(y方向)に移動する構成である。
前述したように、原理はステッピングモータと同様であるため、本実施の形態に係る露光ステージ16は、定速性、位置決め精度、並びに始動、停止時のトルク変動等、電気的な制御により精度の高い駆動制御が可能となっている。
露光ステージ16には、前述の如く、感光材料22が敷設されるようになっている。露光ステージ16には、前記感光材料22の載置面に複数の溝(図示省略)が設けられており、感光材料22が所定位置に位置決めされた状態で、バキュームポンプ等によって溝内を負圧とすることで、感光材料22を密着させることができる。
露光ステージ16における定盤18上での移動軌跡のほぼ中間位置には、露光ヘッドユニット28(図5参照)が配設されている。
露光ヘッドユニット28は、前記定盤18の幅方向両端部の外側にそれぞれ立設された一対の支柱30に掛け渡されるように破折されている。すなわち、露光ヘッドユニット28と定盤18との間を前記露光ステージ16が通過するゲートが形成される構成である。
露光ヘッドユニット28は、複数のヘッドアッセンブリ28Aが前記定盤18の幅方向に沿って配列されて構成されており、前記露光ステージ16を定速度で移動させながら、所定のタイミングでそれぞれのヘッドアッセンブリ28Aから照射される複数の光ビーム(詳細後述)を前記露光ステージ16上の感光材料22へ照射することで、感光材料16を露光することができるようになっている。
図6(B)に示される如く、露光ヘッドユニット28を構成するヘッドアッセンブリ28Aは、m行n列(例えば、2行5列)の略マトリックス状に配列されており、これら複数のヘッドアッセンブリ28Aが前記露光ステージ16の移動方向(以下走査方向という)と直交する方向に配列される。本実施の形態では、感光材料22の幅との関係で、2行で合計10個のヘッドアッセンブリ28Aとした。
ここで、1つのヘッドアッセンブリ28Aによる露光エリア28Bは、走査方向を短辺とする矩形状で、且つ、走査方向に対して所定の傾斜角で傾斜しており、露光ステージ16Aの移動に伴い、感光材料22にはヘッドアッセンブリ28A毎に帯状の露光済み領域が形成される(図6(A)参照)。
図1に示される如く、前記筐体部12A内には、前記定盤18上の露光ステージ16の移動を妨げない別の場所に光源ユニット30が配設されている。この光源ユニット30には複数のレーザー(半導体レーザー)を収容しており、このレーザーから出射する光を光ファイバー(図示省略)を介して、それぞれのヘッドアッセンブリ28Aへ案内している。
それぞれのヘッドアッセンブリ28Aは、前記光ファイバーによって案内され、入射された光ビームを空間光変調素子である図示しないデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)によって、ドット単位で制御し、感光材料22に対してドットパターンを露光する。本実施の形態では、前記複数のドットパターンを用いて1画素の濃度を表現するようになっている。
図7に示される如く、前述した帯状の露光済み領域28B(1つのヘッドアッセンブリ28A)は、二次元配列(例えば4×5)された20個のドットによって形成される。
また、前記二次元配列のドットパターンは、走査方向に対して傾斜されていることで、走査方向に並ぶ各ドットが、走査方向と交差する方向に並ぶドット間を通過するようになっており、実質的なドット間ピッチを狭めることができ、高解像度化を図ることができる。なお、上記のようにヘッドアッセンブリ28Aの傾斜は、装置の標準解像度の設定によっては、同一走査線上に複数のドットパターンが重複する場合がある。このような場合には、何れか一方のドットパターン(図7では、斜線としたドットパターン)に対応するDMDを常にオフ状態し、不使用のドットパターンを設ければよい。
ここで、ステージ部12Bにおいて、前記露光ステージ16上に位置決めされた感光材料22への露光処理は、前記露光ステージ16に感光材料22を載置し、定盤18上の摺動レール20に沿って奥側へ移動するとき(往路)ではなく、一旦、定盤18の奥側端部へ到達して、前記ステージ部12Bへ戻るとき(復路)に実行される。
すなわち、往路走行は、露光ステージ16上の感光材料22の位置情報を得るための移動であり、この位置情報を得るためのユニットとして、定盤18上には、アライメントユニット32(図8参照)が配設されている。
アライメントユニット32は、前記露光ヘッドユニット28よりも往路方向奥側に配設されており、筐体部12Aの一部を構成する一対の梁部34(図8参照)に固定されている。
アライメントユニット32は、前記一対の梁部34に固定されるベース部36と、このベース部36に対して定盤18の幅方向へ移動可能な複数(本実施の形態では、4台)のカメラ部38と、で構成されている。
カメラ部38は、それぞれ独立して前記ベース部36に沿って配設された互いに平行な一対のレール部40にカメラベース42を介してx方向に摺動可能に取付けられている。
カメラ部38は、カメラ本体38Aの下面にレンズ部38Bが設けられ、当該レンズ部38Bの突出先端部には、リング状のストロボ光源38Cが取付けられている。
このストロボ光源38Cからの光が、前記露光ステージ16上の感光材料22へ照射され、その反射光を前記レンズ部38Bを介してカメラ本体38Aに入力させることで、感光材料22上のマークM(図9参照)を撮影することができる。
前記カメラベース42は、それぞれ、ボールねじ機構部44の駆動によって、定盤18の幅方向(x方向)へ移動可能となっており、前記露光ステージ16の移動と、このボールねじ機構部44の駆動力による定盤18の幅方向への移動とによって、感光材料22の所望の位置にレンズ部38Aの光軸を配置することが可能となっている。すなわち、露光ステージ16と、感光材料22とは、作業者が感光材料22を載置することで、その相対位置関係が決まるため、若干のずれが生じることがある。
そこで、感光材料22に設けられたマークM(図9参照)をカメラ本体38Aによって撮影する。この撮影によって前記ずれが認識され、露光ステージ16と既知の相対関係となっている前記露光ヘッドユニット28による露光タイミングに補正をかけ、感光材料22と画像との相対位置を所望の位置としている。
(露光ヘッドユニット28とカメラユニット32との相対位置関係)
ところで、本実施の形態では、このカメラユニット32と露光ヘッドユニット28との相対位置は、当該カメラユニット32の外観構造と、露光ヘッドユニット28の外観構造に基づいて、露光ステージ16が最も短距離の往復移動ですむような配置としている。
図10(A)は、本実施の形態の露光ヘッドユニット28とカメラユニット32との配置関係を示す概略図である。
ステージ部12Bに位置する露光ステージ16が定盤18に沿って往路移動(図10(A)の右方向)するとき、まず、露光ヘッドユニット28の下を通過して、カメラユニット32へと至り、カメラユニット32へ到達する。このカメラユニット32を露光ステージ16の全面が通過までの距離が寸法L1となる。
一方、図10(B)は、往路でカメラユニット32による撮影、復路で露光ヘッドユニット16による露光が行われる系において、最も実施される配置関係を示す概略図である。
図10(A)と同様に、ステージ部12Bに位置する露光ステージ16が定盤18に沿って往路移動(図10(B)の右方向)するとき、まず、カメラユニット32の下を通過する。これにより、カメラユニット32による撮影が可能となる。
しかし、復路で露光ヘッドユニット28による露光を実施するためには、露光ステージ16の全面が露光ヘッドユニット28を通過するまで往路を継続しなければならず、結果として露光ステージ16の移動距離は、寸法L2となる。
ここで、寸法L1と寸法L2との関係は、明らかにL1<L2であり、本実施の形態にように、往路で実施するカメラユニット32を往路移動方向奥側とすることで、露光ステージ16の移動量を軽減することが可能となっている。
(塵埃排除構造)
図1に示される如く、定盤18における前記露光ヘッドユニット28を含む奥側は、筐体部12A内の空間に対してさらに隔離するように、チャンバ46が設けられている。
すなわち、チャンバ46内には、露光ヘッドユニット28とカメラユニット32が配設され、定盤18がこのチャンバ46内から前記ステージ部12Bへ連続されており、露光ステージ28のみが、チャンバ46内外を行き来(往路移動及び復路移動)する構造となっている。
チャンバ46の天井部には、送風ダクト48の一端が取付けられている。この送風ダクト48の他端部は、送風機50のエア排出口に取付けられており、送風機50が作動すると、エアが送風ダクト48を介して前記チャンバ46内へ送り込まれる構成である。
ここで、チャンバ46にエアが送り込まれると、チャンバ46内は正圧となり、唯一の逃げ場、すなわち、露光ステージ16の移動空間を通って、ステージ部12Bへと流動する。この流動により、最も塵埃を回避するべき、露光ヘッドユニット28周辺の塵埃を排出することができ、かつ開閉蓋14の開放時であっても、圧力差によって新たな塵埃の侵入を防止することが可能となっている。
また、本実施の形態では、前記露光ヘッドユニット28における露光ステージ16の往路移動方向手前側、すなわちステージ部12Bに近い側には、定盤18の幅方向に亘り、除電装置(イオナイザ)52が配設されている。
除電装置52は、中空パイプ状の吹出部52Aと、この吹出部52Aへイオン化されたエアを供給するイオン発生部52Bと、で構成されており、定盤18に向けて、イオン化されたエアを吹き出す構造となっている。
より具体的には、イオン発生部52Bでは、アース電極と放電電極との間でコロナ放電が発生することでイオンが生成され、このイオンを送風源によって吹出部52Aへ案内し、静電気によって耐電している塵埃と異極のイオンによる中和し除電を行う。
これにより、感光材料22が載置された露光ステージ16が定盤18上を移動するとき、感光材料22の表面を除電し、静電気によって付着している塵埃を除去すると共に、エアブローで露光ステージ16の上方空間に浮遊する塵埃を除去することが可能となる。
(マーク検出制御)
上記構成の画像記録装置10におけるアライメントの際に実行される、感光材料22と、露光ヘッドユニット28の相対位置関係を把握するための、感光材料22に付与されたマーク検出制御について説明する。
図11には、カメラユニット32におけるマーク検出のための制御系の機能ブロック図が示されている。
コントローラ部54のカメラ動作制御部56では、露光ステージ動作制御信号が入力されると、カメラ部38に対して起動信号を送出する。この起動信号によりカメラ部38では、撮影が開始される。すなわち、露光ステージ16の動作タイミングと、カメラ部38による撮影タイミングとは同期がとられている。
また、上記露光ステージ動作制御信号と共に、サイズデータが幅方向位置設定部58に入力され、この幅方向位置設定部58により、ボールねじ機構部44の動作が制御され、カメラ部38の定盤18に対する幅方向位置が調整される。
前記カメラ部38の撮影動作中において、露光ステージ16は、定盤18上の往路を定速度移動する。このため、露光ステージ16上に載置されている感光材料22に付与されたマークM(図9参照)がカメラ部38によって撮影される。
撮影されたデータは、撮影データ解析部60へ送出され、撮影データの解析が行わる。基本的には、撮影された画像データはアナログデータ(光電変換直後は、光量が電圧に変換される)であるため、このアナログデータをデジタル画像データに変換し、当該デジタル画像データが位置データと共に数値(濃度値)管理される。
撮影データ解析部60で解析されたデジタル画像データは、マーク抽出部62へ送出され、マークを抽出し、マーク照合部64へ送出する。一方、前記デジタル画像データに対応付けられた位置データは、露光位置補正係数演算部66へ送出される。
前記マーク照合部64では、抽出したマークの画像データと、予めマークデータメモリ68に記憶されたマークデータとを照合し、一致/不一致を示す信号を前記露光位置補正係数演算部66へ送出する。
露光位置補正係数演算部66では、照合の結果、一致していると判別されたマークデータに対応する位置データと、本来の(設計上の)マークの位置データとの誤差を認識し、露光位置(露光ステージ16の移動方向における露光開始位置並びに、露光ステージ16の幅方向におけるドットのシフト位置)の補正係数を演算し、露光制御系へ送出する。
ここで、本実施の形態におけるマーク検出の特徴は、露光ステージ16を定速度で移動しながらマークを検出することにある。図9に示される如く、本来、感光材料22に付与されたマークMが円形とした場合(図9(A)参照)。これを露光ステージ16を移動しながら撮影すると、撮影画像は撮影時のシャッタースピード等にもよるが、長円形マークML(図9(B)参照)となる。このため従来は、マークMを撮影(検出)する場合、露光ステージ16を一旦停止させていた。
しかし、この露光ステージ16の一旦停止は、作業効率の低下を招き、高速処理に支障をきたす原因となる。
そこで、本実施の形態では、マークデータメモリ68(図11参照)に記憶するマークデータを、カメラ部38の撮影環境(シャッタースピード、露光ステージ16の移動速度等)を加味した画像ML’(図9(C)に示す長円形)とした。すなわち、本来のマーク形状ではなく、前記撮影環境下での実際に撮影した画像に対応したマークデータを記憶することで、照合の適正化を図っている。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(画像記録の流れ)
感光材料22を表面に吸着した露光ステージ16は、リニアモータ部26の駆動力により、定盤18の摺動レール20に沿ってステージ部12Bから筐体部12Aの奥側へ一定速度で移動される(往路移動)。ここで露光ステージ16がカメラユニット32を通過する際に、カメラ部38により感光材料22に予め付与されたマークMを検出する。このマークMは、予め記憶されたマークと照合され、その位置関係に基づいて露光ヘッドユニット28による露光開始時期等が補正される。
図12には、上記露光開始時期補正ルーチンを示すフローチャートが示されている。
ステップ100では、露光開始指示があったか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ102へ移行してカメラ部38を起動させるように指示する。なお、ステップ100で否定判定の場合は、このルーチンは終了する。
ステップ102でカメラ部38の起動を指示すると、次いでステップ104へ移行して感光材料22のサイズデータが入力されたか否かが判断される。このステップ104で肯定判定されると、ステップ106へ移行して入力したサイズデータに基づいてカメラ部38の定盤18に対する幅方向位置を調整する(ボールねじ機構部44の駆動制御)。
ステップ108では、調整が完了したか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ110へ移行して露光ステージ16の往路移動を開始する。この露光ステージ16の移動は定速度搬送である。
露光ステージ16が往路移動中、ステップ112では、この露光ステージ16の位置を確認し(リニアモータ部26の駆動パルスで判別可能)、ステップ114において撮影タイミングか否かが判断される。すなわち、露光ステージ16の移動方向先端がカメラユニット38の真下を通過する直前の位置か否かを判断し、肯定判定されると、ステップ116へ移行して撮影を開始する。
次のステップ118では、露光ステージ16の位置を確認し、ステップ120において撮影終了タイミングか否かが判断される。すなわち、露光ステージ16の移動方向後端がカメラユニット38の真下を通過し終えたか否かを判断し、肯定判定されると、ステップ122へ移行して撮影を終了する。
次のステップ124では、撮影したデータを解析し、次いでステップ126へ移行してマークMに相当する画像データを抽出する。
次いで、ステップ128では、マークデータメモリ68(図11参照)から基準データを読出し、ステップ130において、撮影し、かつ抽出したマーク画像データと基準データとを照合する。
次のステップ132では、照合結果に基づいて露光位置補正係数を演算し、ステップ134へ移行して露光制御系へ演算した補正係数データを送出し、このルーチンは終了する。
ところで、このカメラユニット32による感光材料22のマークMの撮影並びに露光開始時期補正は、前記往路移動中に露光ステージ16が停止することなく実行される。
一般に、移動方向の位置決めのみであれば(すなわち一次元)、移動中の検出であっても検出誤差を生じることはほとんどないが、感光材料の平面的な位置決め(すなわち二次元)の場合、少なくとも移動方向とこの移動方向と直交する方向の十字マーク(所謂トンボマーク)が必要である。さらに、精度向上のためには、所定の面積をもつ画像をマークMとして用いることが好ましく、最適な形状が円形である。本実施の形態では、この円形画像をマークM(図9(A)参照)として適用している。
この場合、露光ステージ16の移動中に撮影を行うと、カメラ部32のシャッタースピードや露光ステージ16の移動速度等の環境条件により、撮影された画像が円形とならず長円マークML(図9(B)参照)となる場合がある。
そこで、本実施の形態では、マークデータメモリ68内に記憶する基準となるマーク画像を前記環境条件に基づいて設定された長円形画像ML’として記憶しておく(図9(C)参照)。これにより、実際に撮影し長円形状となったマークMLとの照合が可能となり、感光材料22の位置決めを精度よく行うことができる。
露光ステージ16が往路端まで至ると、折り返してステージ部12B方向へ定速度で戻ってくる(復路移動)。この復路移動中に露光ヘッドユニット28を通過することになる。
露光ヘッドユニット28では、前記補正された露光開始時期に基づいて、DMDにレーザ光が照射され、DMDのマイクロミラーがオン状態のときに反射されたレーザ光が光学系を介して感光材料22へと案内され、この感光材料22上に結像される。
上記のように、本実施の形態の画像記録装置10は、露光ステージ16の往復移動によって、感光材料22と露光ヘッドユニット16との相対位置に基づいて、露光開始時期を設定し(往路移動)、露光ヘッドユニット16による露光処理が実行される(復路移動)構成となっているが、このとき、往路移動に必要なユニットに先に到達する配置とするのが一般的である(図10(B)参照)。
しかし、本実施の形態では、露光ステージ16の往路移動方向の手前側に露光ヘッドユニット28を配し、その往路移動方向奥側にカメラユニット32を配している(図10(A)参照)。
これは、カメラユニット32が、定盤18の幅方向に移動させるための機構を具備しており、定盤18の長手方向を占有する寸法が大きく、仮に図10(B)のように露光ステージ16の往路移動方向手前側に配置すると、このカメラユニット32の定盤18の長手方向の占有寸法分、露光ヘッドユニット28が後退された位置となる。
この結果、露光ステージ16の往路移動方向後端が、奥側の露光ヘッドユニット28の真下を通過し終えるまでに必要は距離が寸法L2となる。
一方、本実施の形態の配置である図10(A)の場合、露光ヘッドユニット28とカメラユニット32とを比較的接近させた状態で配置することが可能となる。このため、露光ステージ16の往路移動方向後端分が、奥側のカメラユニット32の真下を通過し終えるまでに必要な距離は寸法L1となる。
すなわち、往路でカメラユニット32を用い、復路で露光ヘッドユニット28を用いるということから、露光ステージ16が必要なユニットに最先に到達するように配置するという一般的な概念ではなく、上記のように、カメラユニット32が定盤18の幅方向へ移行させるための機構が定盤18の長手方向を占有する場合、この移動機構と反対側を露光ヘッドユニット28に対面させ、露光ヘッドユニット28とカメラユニット32とが最も接近する配置することにより、露光ステージ16の移動距離を短くすることができ、ひいては処理効率の向上を図ることができる。
次に、前記露光ヘッドユニット28及びカメラユニット32が配設された領域は、チャンバ46によって他の筐体12A内の空間とは完全に隔離している。また、このチャンバ46の天井部には、送風ダクト48の一端が取付けられている。送風機50の作動によって、当該送風機50のエア排出口からのエアがチャンバ46内へ送り込まれる。
エアの送り込みより、チャンバ46内は正圧となり、エアは、唯一の逃げ場であるステージ部12Bへと流動する。
この流動により、最も塵埃を回避するべき、露光ヘッドユニット28及びカメラユニット32周辺の塵埃をステージ部12Bから排出することができる。
また、感光材料22の露光ステージ16上への着脱の際、ステージ部12Bの開閉蓋14を開放する。このとき、この開放状態のステージ部12Bから塵埃が侵入することがあったが、本実施の形態では、チャンバ46内部を正圧としているため、圧力差によって新たな塵埃が侵入することはなく、露光ヘッドユニット28及びカメラユニット32の周囲の環境悪化を防止することできる。
一方、感光材料22はそのベースの材質により静電気を帯び、電荷が帯電することで、塵埃を引き寄せることがある。静電気によってひきよせられて付着している塵埃は、前記エアの流動のみでは払拭しきれない場合がある。そこで、露光ヘッドユニット28における露光ステージ16の往路移動方向手前側に、定盤18の幅方向に亘って、除電装置(イオナイザ)52を配設した。
これにより、定盤18上を摺動する露光ステージ16に位置決めされた感光材料22は、必ずこの除電装置52に対向し、吹出部52Aからイオン化されたエアが吹き付けられる。
すなわち、イオン発生部52Bでアース電極と放電電極との間でコロナ放電を発生させて、静電気によって帯電している塵埃と異極のイオンを生成し、このイオンを送風源によって吹出部52Aから吹き出しているため、中和によって除電がなされる。
これにより、感光材料22が載置された露光ステージ16が定盤18上を移動するとき、感光材料22の表面を除電し、静電気によって付着している塵埃を除去すると共に、エアブローで露光ステージ16の上方空間に浮遊する塵埃を除去することができる。
なお、本実施の形態では、空間変調素子としてDMDを用い、点灯時間を一定にしてオン/オフすることでドットパターンを生成するようにしたが、オン時間比(デューティ)制御によるパルス幅変調を行ってもよい。また、1回の点灯時間を極めて短時間として、点灯回数によってドットパターンを生成してもよい。
さらに、本実施の形態では、空間光変調素子としてDMDを備えた記録素子ユニット166について説明したがこのような反射型空間光変調素子の他に、透過型空間光変調素子(LCD)を使用することもできる。例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)タイプの空間光変調素子(SLM;Special Light Modulator)や、電気光学効果により透過光を変調する光学素子(PLZT素子)や液晶光シャッタ(FLC)等の液晶シャッターアレイなど、MEMSタイプ以外の空間光変調素子を用いることも可能である。なお、MEMSとは、IC製造プロセスを基盤としたマイクロマシニング技術によるマイクロサイズのセンサ、アクチュエータ、そして制御回路を集積化した微細システムの総称であり、MEMSタイプの空間光変調素子とは、静電気力を利用した電気機械動作により駆動される空間光変調素子を意味している。さらに、Grating Light Valve(GLV)を複数ならべて二次元状に構成したものを用いることもできる。これらの反射型空間光変調素子(GLV)や透過型空間光変調素子(LCD)を使用する構成では、上記したレーザの他にランプ等も光源として使用可能である。
また、上記の実施の形態における光源としては、合波レーザ光源を複数備えたファイバアレイ光源、1個の発光点を有する単一の半導体レーザから入射されたレーザ光を出射する1本の光ファイバを備えたファイバ光源をアレイ化したファイバアレイ光源、複数の発光点が二次元状に配列された光源(たとえば、LDアレイ、有機ELアレイ等)、等が適用可能である。
また、上記の画像記録装置10には、露光により直接情報が記録されるフォトンモード感光材料、露光により発生した熱で情報が記録されるヒートモード感光材料の何れも使用することができる。フォトンモード感光材料を使用する場合、レーザ装置にはGaN系半導体レーザ、波長変換固体レーザ等が使用され、ヒートモード感光材料を使用する場合、レーザ装置にはAlGaAs系半導体レーザ(赤外レーザ)、固体レーザが使用される。
本実施の形態の画像記録装置の概略を示す斜視図である。 本実施の形態の画像記録装置の概略略を示す側面図である。 本実施の形態の画像記録装置の概略を示す平面図である。 露光ステージの斜視図である。 露光ヘッドユニットの斜視図である。 (A)露光ヘッドユニットによる露光領域を示す平面図、(B)はヘッドアッセンブリの配列パターンを示す平面図である。拡大倍率時のドットパターンの平面図である。 単一のヘッドアッセンブリにおけるドットパターンの配列状態を示す平面図である。 カメラユニットの斜視図である。 感光材料の上のマークと、基準となるメモリ上のマークとの照合の手順を示す説明図である。 露光ヘッドユニットとカメラユニットとの位置関係を示し、(A)が本実施の形態の位置関係の側面図、(B)が一般形態(従来)の位置関係の側面図である。 カメラユニットにおけるマーク検出のための制御系の機能ブロック図である。 露光開始時期補正ルーチンを示す制御フローチャートである。
符号の説明
10 画像記録装置
12 枠体
12A 筐体部
12B ステージ部
14 開閉蓋
16 露光ステージ(記録ステージ)
16A 脚部
18 定盤
20 摺動レール
22 感光材料
24 架台
26 リニアモータ部(記録ステージ移動手段)
26A コイル部
26B ステータ部
28 露光ヘッドユニット(記録ヘッド)
30 支柱
28A ヘッドアッセンブリ
28B 露光エリア
30 光源ユニット
32 アライメントユニット(マーク読取手段)
34 梁部
36 ベース部
38 カメラ部
40 レール部
42 カメラベース
38A カメラ本体
38B レンズ部
38C ストロボ光源
42 カメラベース
44 ボールねじ機構部
46 チャンバ
48 送風ダクト
50 送風機
52 除電装置(イオナイザ)
52A 吹出部
52B イオン発生部
54 コントローラ部
56 カメラ動作制御部
58 幅方向位置設定部
60 撮影データ解析部
62 マーク抽出部
64 マーク照合部
66 露光位置補正係数演算部
68 マークデータメモリ
M マーク

Claims (3)

  1. 光ビームを形成し当該光ビームを画像記録媒体の記録面へ結像させるための光学系を備えた複数の記録素子アッセンブリがx方向に沿って配列されてユニット化された記録ヘッドと、前記画像記録媒体と、を前記x方向とは直交するy方向に相対移動させることで、ドットパターンによって当該画像記録面に画像を記録する画像記録装置であって、
    前記画像記録媒体を平面状に位置決めするための記録ステージと、
    前記記録ステージを支持すると共に、当該記録ステージを前記y方向へ往復移動させる記録ステージ移動手段と、
    前記記録ステージに対してy方向の空間を占有するように前記x方向へ移動可能とする移動機構部が設けられ、かつこの移動機構部が前記記録ヘッドに隣接配置され、当該前記画像記録媒体上に設けられ記録ステージと画像記録媒体との相対位置を認識するためのマークを読み取るマーク読取手段とを有し、
    前記記録ステージ移動手段による記録ステージの往路移動中に前記マーク読取手段による前記マークの読み取りを実行し、復路移動中に前記記録ヘッドによる画像記録を実行することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記記録ステージ移動手段が、前記記録ステージを支持する互いに平行な一対の摺動レールを備えた定盤と、この定盤と記録ステージとの間に設けられ磁界によって記録ステージを非接触で推進力を付与するリニアモータ部と、で構成されていることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記前記マーク読取手段が、前記記録ヘッドに対して、前記記録ステージの往路移動方向に奥側に隣接配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像記録装置。
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