JP4359312B2 - 信号の符号化装置、復号化装置、方法、プログラム、記録媒体、及び信号のコーデック方法 - Google Patents
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Description
この符号化処理の概念を図2に示す。フレームは、複数のサンプル値から構成されていて、各サンプル値は有限の有効桁を含むビット列から構成されている。図2は仮数部を予め決めた量子化ビット数、例えばここでは符号ビットを除く23ビットで表現した浮動小数点表現の場合を示している。水平方向に連続したビットの各列が1サンプルを表す。図2では、浮動小数点形式の予め決められた最上位桁と、浮動小数点形式の仮数部で表現される桁と、に対応する浮動小数点形式の有効桁である網掛けされた各ビットには0または1が入るが、有効桁以外に対応する他のビットはすべて0である。フレーム単位で符号化する際には、フレーム内のサンプル値を整数部と誤差部(入力信号から整数部を引いた残りの全部または一部)に分離する。図2の点線で囲んだ部分が整数部である。整数部は、フレーム内で最大の振幅の値が整数部で表現可能な最大値となるようにフレーム内のすべてのサンプルを同じビット数だけ同じ方向にシフトすることで決められる。分離された整数部と誤差部は、それぞれ別々に符号化された後、統合されて符号化データとなる。
Dai Yang, and Takehiro Moriya, "Lossless Compression for Audio Data in the IEEE Floating-Point Format," AES Convention Paper 5987, AES 115th Convention, New York, NY, USA, 2003 0CTOBER 10-13. Tilman Liebchen and Yuriy A. Reznik, "MPEG-4 ALS: an Emerging Standard for Lossless Audio Coding," Proceedings of the Data Compression Conference (DCC'04), pp1068-0314/04, 2004.
[第1実施例]
本発明の符号化装置の機能構成を図11に示す。符号化装置200は、フレームバッファ810、シフト量算出部820、整数信号・誤差信号分離部830、整数信号符号化部240、誤差信号符号化部850、統合部(Multiplexer)860から構成される。図1に示した符号化装置との違いは、整数信号符号化部240にある。整数信号符号化部240は、シフト量を考慮した線形予測符号化を行うため、シフト量を入力の1つとしている。
図17に第2実施例の符号化装置の機能構成を示す。前述の第1実施例ではビットシフトによりサンプルの振幅調整を行なったが、この実施例では、フレーム内のサンプル値Xiをそれらの最大公約数により割り算することによりサンプルの振幅ビット数を削減し、前述のビットシフトのような振幅調整を実現している。符号化装置300は、フレームバッファ810、共通乗数決定部320、除算処理部331と乗算部332と誤差算出部333とを有する剰余分離処理部330、整数信号符号化部340、誤差信号符号化部850、統合部(Multiplexer)860から構成される。図1の符号化装置800との違いは共通乗数決定部320、誤差算出部333とを有する剰余分離処理部330、整数信号符号化部340である。
このように、直前のフレームの共通乗数と符号化対象のフレームの共通乗数とを考慮して線形予測符号化のフレーム間予測を行うので、効率的に符号化でき、符号量を少なくすることができる。
図25に示す符号化装置の実施例は、ディジタル入力信号が整数部のみで表現された表現形式の信号を符号化する場合である。特にこの実施例では、例えば図26の破線1-1の範囲で示すようにフレーム内の全サンプルの最下位側が全て"0"となるような桁が1桁以上連続する場合に、破線2-1の範囲で示すようにそれらの"0"の桁が下位側に押し出されるように全サンプルを右シフトすることにより、シフトしない場合に比べて整数信号符号化部における線形予測残差信号の振幅を減少させることができ、結果として残差信号の圧縮効率がよくなり残差符号の量が減少する。これにより、シフト桁情報を符号として余分に保持したとしても、全体として符号量が小さくなるようにしている。
また同様に図25に示した符号化装置を図17の符号化装置300における整数符号化部340として用いたり、図29に示した復号化装置を図21の符号化装置における整数信号復号化部625として用いたりしてもよい。
本実施例では、シフト量算出部で、フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を整数部で表現できる最大の振幅となるようにシフト量候補を算出し、前記シフト量候補に従って定めた整数部の下位の予め定めた範囲のビット群の0または1の頻度を用いて、予め定めた基準に従って、フレームのシフト量をシフト量候補から補正して決定する方法と、第1実施例で示した方法とを組み合わせる。
図33にシフト量算出部210の下位桁チェック部230の処理(ステップS230)の詳細な処理フローを示す。下位桁チェック部230は、桁数パラメータkの初期値を1とし、フレームを構成するサンプル数NFのサンプル値を取り込む(S2301)。シフト量候補ΔEによって整数部と誤差部とに分離した場合の整数部の最下位から最下位桁を含むk番目の桁の全ビット中の1の数mを取得する(S2302)。1の数mが、予め定めた閾値以下(または予め決めた割合以下)かを確認する(S2303)。ステップS2303が真の場合には、シフト量候補ΔEに1を加え、kに1を加算し(S2304)、ステップS2302に戻る。ステップS2303が真でない場合は、ステップS230を終了する。
なお、本実施例では、"1"の数の割合(または数)が閾値以下であることを確認したが、0の割合(または数)が閾値以上であることを確認してもよい。
このようにフレーム内の符号化効率を向上させる方法(予め決めた基準に対する整数部の下位側の0または1の頻度に基づいて、シフト量を補正する方法)と、フレーム間予測を用いて符号化の効率を高める方法(第1実施例)とを組み合わせることができる。従って、フレーム内の符号化の効率を高める方法と、フレーム間予測による符号化の効率を高める方法とを両立させることができる。
図34は図31の第4実施例における下位桁チェック部230の処理の第1変形例を示す。上述の第4実施例では、シフト量算出部210の下位桁チェック部230で、最下位から順に各桁中の"1"の数(または比率)を閾値と比較した。本変形実施例では、シフト量候補に従って定めた整数部の最下位桁から第k桁の範囲(kは1以上の整数)の全ビット中の"1"の数が予め定めた割合(または数)以下の場合には、前記シフト量候補にkを加えた数をシフト量Sjとする。本変形例では、図33に示したステップS230の代わりに、図34に示す処理フロー(ステップS230')を実行する。
なお、本変形例では、"1"の数の比率が閾値以下であることを確認したが、"0"の比率が閾値以上であることを確認してもよい。
図35は、図31における下位桁チェック部230の処理の第2変形例を示す。本変形例では、シフト量算出部210の下位桁チェック部230で、シフト量候補に従って定めたシフト量から1つずつシフト量を増やしながら、当該シフト量に従った符号化を行った場合の符号量を計算し、前のシフト量での符号量よりも符号量が増えた場合には、1つ前のシフト量を当該フレームのシフト量Sjとする。本変形例では、図33に示したステップS230の代わりに、図35に示す処理フロー(ステップS230")を実行する。
図36は、図31の符号化装置における下位桁チェック部230の処理の第3変形例を示す。本変形例では、シフト量算出部210の下位桁チェック部230で、シフト量候補に従って定めた整数部の最下位桁を含む最下位からk桁の範囲(kは1以上の整数)の全ビット中の"1"の数の比率を、kを1から1つずつ増やしながら計算し、前記1の比率が前のシフト量での比率よりも増えた場合のkを求め、前記シフト量候補にk-1を加えた数をシフト量Sjとする。本変形例では、図33に示したステップS230の代わりに、図36に示す処理フロー(ステップS230"')を実行する。
図37は、図31の符号化装置における下位桁チェック部230の処理の第4変形例を示す。上述の変形例3では、"1"の数の比率を用いてシフト量を求めたが、"0"の数の比率を用いてシフト量を求めてもよい。本変形例では、図33に示したステップS230の代わりに、図37に示す処理フロー(ステップS230"")を実行する。
上述の図31の符号化装置200'に対応する復号化装置としては図14に示した復号化装置600を使用することができる。
図38に示す符号化装置400'は、第4実施例及びその変形例1〜4の変形であって、ディジタル入力信号が整数部のみで表現される表現形式の場合である。誤差部がないため、符号化装置400'の機能構成は図38に示すように図31の符号化装置200'から誤差信号符号化部850を取り除き、かつ整数信号・誤差信号分離部830を整数信号シフト処理部430で置き換えた構成となっている。また、本変形例は、図31における場合と同様に、シフト量算出部210で、フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を整数部で表現できる最大の振幅となるようにシフト量候補を算出し、更に、前記シフト量候補に従って定めた整数部の最下位から前述のように"0"または"1"の頻度の予め定めた基準に従って決まる、連続した桁数の範囲(ビットプレーン)を補正シフト量としてシフト量候補を補正する。誤差信号符号化部が設けられてないため、例えば"1"の頻度が所定値以下で含まれるビットプレーンがシフトにより切り取られた場合は、そのビットプレーンの"1"の情報は失われてしまうので、この実施例による符号化装置は非可逆符号化も許容した符号化を行なうことになる。
図38に示した符号化装置に対応する復号化装置としては、図29に示した復号化装置700を使用することができる。
本実施例は、直前のフレームとのシフト量の違いが、予め定めた範囲内の場合には、現シフト量を直前のシフト量と同じとする方法と、図11で示した第1実施例との組み合わせである。
このようにフレームのシフト量Sjを決定することで、頻繁なシフト量の変化がなくなり、フレーム間予測を用いて圧縮符号化する場合の圧縮率を向上することができる。
図39の符号化装置100に対応する復号化装置としては、図14に示した復号化装置600を使用することができる。
第5実施例では、シフト量決定部110のシフト量選定部130は、図41に示したように、閾値αを予め決めておき、直前のフレームのシフト量と現フレームのシフト量候補との差が閾値以内であれば現フレームのシフト量を直前のフレームと同じにした。本変形例では、シフト量決定部110のシフト量選定部130は、直前のフレームのシフト量の値から現フレームのシフト量候補の値までの各値のシフト量での符号化後のデータ量を計算して、最もデータ量が少ないシフト量を現フレームのシフト量とする。
このように処理すると、処理の時間はかかるが、確実に符号量の少ないシフト量を選定することができる。
本変形例では、シフト量決定部110のシフト量選定部130は、過去のN個(Nは2以上の整数)のフレームのシフト量を記録しておく。シフト量候補が、過去のN個のフレームのシフト量の中で、n番目(nは、1以上N未満の整数)に小さいシフト量よりも大きく、かつ直前のフレームのシフト量よりも小さい場合には、直前のフレームのシフト量を現フレームのシフト量とする。シフト量候補が、過去のN個のフレームのシフト量の中で、h番目(hは、1以上N未満の整数)に小さいシフト量以下、または直前のフレームのシフト量以上の場合には、シフト量候補を現フレームのシフト量とする。
本実施例では、閾値を予め決めておくのではなく、過去のシフト値から求めている。従って、入力信号の特徴を考慮して閾値を変更することができる。
本変形例では、シフト量決定部110のシフト量選定部130は、シフト量候補が、直前のフレームのシフト量より小さい場合には、直前のフレームのシフト量を現フレームのシフト量とする。シフト量候補が、直前のフレームのシフト量以上の場合には、シフト量候補を現フレームのシフト量とする。
図44にステップS130の代わりとなるシフト量選定部130の処理フロー(ステップS130"')を示す。図41のフローとの違いは、ステップS1303が削除された点である。従って、本実施例の場合、シフト量は増加することはあるが、減少することはない。ただし、処理の内容は最も簡単である。
図45に示す符号化装置の変形例は、第5実施例及びその変形例1〜3の変形であって、ディジタル入力信号が整数部のみで表現される表現形式の場合である。この場合には、符号化装置の機能構成は図45のように誤差信号符号化部は設けられてない。また、本変形例は、直前のフレームとのシフト量の違いが、予め定めた範囲内の場合には、現シフト量を直前のシフト量と同じとする方法と、第3実施例の方法との組み合わせでもある。
図46に示す符号化装置の実施例は、シフト量算出部で、フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を整数部で表現できる最大の振幅となるようにシフト量候補を算出し、前記シフト量候補に従って定めた整数部の下位の予め定めた範囲のビット群の0または1の頻度を用いて、予め定めた基準に従って、フレームのシフト量をシフト量候補から補正して決定する方法と、第5実施例(直前のフレームとのシフト量の違いが、予め定めた範囲内の場合には、現シフト量を直前のシフト量と同じとする方法と、第1実施例との組み合わせ)で示した方法との組み合わせである。
本変形例は、第6実施例の変形であって、ディジタル入力信号が整数部のみで表現される表現形式の場合である。この場合には、誤差部がないため、符号化装置の機能構成は図47のようになる。また、本変形例は、シフト量候補に従って定めた整数部の下位の予め定めた範囲のビット群の"0"または"1"の頻度を用いて、予め定めた基準に従って、フレームのシフト量をシフト量候補から補正して決定する方法と、直前のフレームとのシフト量の違いが、予め定めた範囲内の場合には、現シフト量を直前のシフト量と同じとする方法と、第3実施例の方法との組み合わせでもある。
なお、上記の実施例はコンピュータに、上記方法の各ステップを実行させるプログラムを読み込ませ、実施することもできる。また、コンピュータに読み込ませる方法としては、プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録しておき、記録媒体からコンピュータに読み込ませる方法、サーバ等に記録されたプログラムを電気通信回線等を通じてコンピュータに読み込ませる方法などがある。
図48に示すように、この発明の符号化装置によれば、振幅調整量決定部11でフレームごとに入力ディジタル信号に対する望ましい振幅調整量を決め、振幅調整部12により入力ディジタル信号に対し、振幅の調整を行なう。整数信号符号化部13の線形予測符号化部13Bは、振幅調整されたディジタル信号に対し線形予測符号化を行なう。線形予測符号化においては、過去の所定数のサンプルの情報に基づいて線形予測分析を行なうため、必要に応じて前フレームのサンプル情報も使用する。この発明では、整数信号符号化部13の振幅補正部13Aは前フレームの振幅調整量と現フレームの振幅調整量から、前フレームの振幅調整されたサンプルに対し、現フレームの振幅調整量と一致するように振幅の補正を行なう。線形予測符号化により得られた整数信号符号及び振幅調整量を表す情報は統合部14で統合され、符号データとして出力される。整数信号符号化部13は図11、12,25,31,38,39,45,46,47における整数信号符号化部240及び図17における整数信号符号化部340に対応する。整数信号符号は、例えば図12及び13で説明した線形予測係数符号と残差符号を含んでいる。
Claims (38)
- ディジタル信号のサンプルの振幅を調整する振幅調整量を複数のサンプル値からなるフレームごとに決める振幅調整量決定部と、
前記振幅調整量決定部で定めた振幅調整量に従って、前記ディジタル信号の振幅を調整し、整数信号を出力する振幅調整部と、
上記整数信号を線形予測符号化して整数信号符号を生成する整数信号符号化部と、
少なくとも上記整数信号符号と上記振幅調整量を表す情報とを含む符号化データを出力する統合部、
とを含み、上記整数信号符号化部は、
直前のフレームの振幅調整量を保持する調整量バッファと、
線形予測分析に用いる次数Pと少なくとも同数の直前のフレームの最後のサンプル値を保持するサンプルバッファと、
前記振幅調整量決定部が定めた現フレームの振幅調整量と前フレームの振幅調整量に基づいて、前記サンプルバッファに保持した直前のフレームの最後の少なくともP個のサンプル値の振幅を補正するフレーム間補正処理部、
とを含む符号化装置。 - 請求項1記載の符号化装置であって、前記振幅調整部は前記振幅調整量に従って、前記ディジタル信号を前記整数信号と誤差信号に分割して出力し、前記符号化装置は更に、前記誤差信号を符号化して誤差信号符号を出力する誤差信号符号化部を含み、前記統合部は前記整数信号符号と前記誤差信号符号と前記振幅調整量を表す符号とを含む符号化データを出力することを特徴とする符号化装置。
- 請求項1記載の符号化装置であって、更に、
フレームごとに共通乗数を求める共通乗数決定部と、
入力された浮動小数点形式の信号を前記共通乗数で除算し、さらに整数化して得られる暫定整数信号と、前記入力された浮動小数点形式の信号と前記暫定整数信号に前記共通乗数を乗算して得られる信号との差である誤差信号と、を出力する剰余分離処理部と、
前記誤差信号を符号化して誤差信号符号を出力する誤差信号符号化部、
とを有し、
前記振幅調整量決定部、前記振幅調整部、前記整数信号符号化部は、前記暫定整数信号を前記ディジタル信号として動作し、
前記統合部は、前記整数信号符号と前記振幅調整量を表す情報と前記共通乗数を表す情報と前記誤差信号符号を含む符号化データを出力することを特徴とする符号化装置。 - 請求項1、2または3のいずれかに記載の符号化装置であって、前記振幅調整量はシフト量であり、前記振幅調整部は、前記シフト量により前記ディジタル信号をシフトして前記整数信号を生成し、前記フレーム間補正処理部は前記少なくともP個のサンプル値に対し、現フレームと前フレームのシフト量の差だけ補正を与えることを特徴とする符号化装置。
- 請求項1または2記載の符号化装置であって、前記振幅調整量は共通乗数であり、前記振幅調整部は、前記共通乗数により前記ディジタル信号を割り算して前記整数信号を生成し、前記フレーム間補正処理部は前記少なくともP個のサンプル値に対し、現フレームと前フレームの共通乗数の比により補正を行なうことを特徴とする符号化装置。
- 請求項4記載の符号化装置であって、前記振幅調整量決定部は、各フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を、シフト量の変更のみによって整数部の最大値、最小値として表現可能な範囲内に収まる振幅となるようにシフト量を決定することを特徴とする符号化装置。
- 請求項4記載の符号化装置であって、前記振幅調整量決定部は、各フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を、シフト量の変更のみによって整数部の最大値、最小値の範囲内で表現可能な最大の振幅となるようにシフト量候補を算出し、
前記シフト量候補に従って定めた整数部の最下位の桁から0または1の頻度が予め定めた基準を満たしている連続桁数で前記シフト量候補を補正して前記シフト量を決定する下位桁チェック部を含んでいることを特徴とする符号化装置。 - 請求項7記載の符号化装置であって、前記振幅調整量決定部は、前記シフト量候補に従って定めた整数部の最下位桁を含む最下位からk桁の範囲、kは1以上の整数、のすべてのビットが0の場合には、前記シフト量候補にkを加えた数を前記シフト量とすることを特徴とする符号化装置。
- 請求項4記載の符号化装置であって、前記振幅調整量決定部は、
現フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を、シフト量の変更のみによって整数部の最大値、最小値の範囲内で表現可能な最大の振幅となるようにシフト量候補を算出するシフト量候補算出部と、
少なくとも1つの過去のフレームのシフト量を記録するフレームシフト量保持バッファ、
とを含み、前記シフト量候補と前記フレームシフト量保持バッファに記録されたシフト量を用いて、予め定めた基準に従って、現フレームのシフト量を決定することを特徴とする符号化装置。 - 請求項4記載の符号化装置であって、前記振幅調整量決定部は、
現フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を、シフト量の変更のみによって整数部の最大値、最小値の範囲内で表現可能な最大の振幅となるようにシフト量候補を算出するシフト量候補算出部と、
少なくとも1つの過去のフレームのシフト量を記録するフレームシフト量保持バッファ、
とを含み、前記シフト量候補、前記フレームシフト量保持バッファに記録されたシフト量、及び前記シフト量候補に従って定めた整数部の最下位の桁から0または1の頻度が予め定めた基準を満たしている連続桁数に従って、現フレームの前記シフト量を決定することを特徴とする符号化装置。 - 請求項4記載の符号化装置であって、前記振幅調整量決定部は、
フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を、シフト量の変更のみによって整数部の最大値、最小値の範囲内で表現可能な最大の振幅となるようにシフト量候補を算出し、
前記シフト量候補に従って定めた整数部の最下位の桁から0または1の頻度が予め定めた基準を満している連続桁数で前記シフト量候補を補正して前記シフト量を決定するシフト量候補算出部と、
少なくとも1つの過去のフレームのシフト量を記録するフレームシフト量保持バッファ、
とを含み、前記シフト量候補と前記フレームシフト量保持バッファに記録されたシフト量を用いて、予め定めた基準に従って、現フレームのシフト量を決定することを特徴とする符号化装置。 - 請求項11記載の符号化装置であって、前記シフト量候補算出部は、前記シフト量候補に従って定めた整数部の最下位桁を含む最下位からk桁の範囲、kは1以上の整数、のすべてのビットが0の場合には、前記シフト量候補にkを加えた数をシフト量候補に変更することを特徴とする符号化装置。
- 請求項4記載の符号化装置であって、前記振幅調整量決定部は、各フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を、シフト量の変更のみによって整数部の最大値、最小値の範囲内で表現可能な最大の振幅となるようにシフト量を決定し、前記整数信号符号化部は、前記整数信号の最下位桁を含む最下位からk桁の範囲、kは1以上の整数、のすべてのビットが0であるかを判定し、そうであればkビットシフト補正量を出力するシフト量算出部と、前記kビットシフト補正量が与えられ、前記整数信号を下位側にkビット補正シフトする整数信号シフト処理部を含み、前記kビット補正シフトされた整数信号を線形予測符号化して前記整数信号符号と、kビットの補正シフトを表す情報を前記統合部に与えることを特徴とする符号化装置。
- フレームごとの符号化データに含まれる整数信号符号を線形予測復号化して整数信号を出力する整数信号復号化部と、
前記整数信号に対し、前記符号化データに含まれる振幅調整量により振幅調整を行い振幅逆調整された信号を出力する振幅逆調整部、
とを含み、前記整数信号復号化部は、
直前のフレームの振幅調整量を保持する調整量バッファと、
線形予測分析に用いる次数Pと少なくとも同数の直前のフレームの最後のサンプル値を保持するサンプルバッファと、
現フレームの振幅調整量と前フレームの振幅調整量に基づいて、前記サンプルバッファに保持した直前のフレームの最後の少なくともP個のサンプル値の振幅を補正するフレーム間補正処理部、
とを含む復号化装置。 - 請求項14記載の復号化装置であって、更に、前記符号化データに含まれる誤差符号を復号化して誤差信号を生成する誤差信号復号化部と、前記振幅逆調整された信号と前記誤差信号を加算してディジタルデータを出力する誤差成分加算処理部を有することを特徴とする復号化装置。
- 請求項14記載の復号化装置であって、更に、
前記符号化データに含まれる誤差符号を復号化して誤差信号を生成する誤差信号復号化部と、
前記符号化データに含まれる共通乗数を表す情報に基づく共通乗数を前記整数信号に乗算したものと、前記誤差信号とを加算した浮動小数点形式の信号を生成する結合処理部とを有することを特徴とする復号化装置。 - 請求項14,15または16のいずれかに記載の復号化装置であって、前記振幅調整量はシフト量であり、前記振幅逆調整部は、前記シフト量により前記整数信号復号化部の出力をシフトして得られる整数信号を前記振幅逆調整された信号として生成し、前記フレーム間補正処理部は前記少なくともP個のサンプル値に対し、現フレームと前フレームのシフト量の差だけ補正を与えることを特徴とする復号化装置。
- 請求項14または15記載の復号化装置であって、前記振幅調整量は共通乗数であり、前記振幅逆調整部は、前記共通乗数により前記整数信号復号化部の出力に上記共通乗数を乗算して前記振幅逆調整された信号を生成し、前記フレーム間補正処理部は、前記少なくともP個のサンプル値に対し、現フレームと前フレームの共通乗数の比により補正を行なうことを特徴とする復号化装置。
- (a) ディジタル信号のサンプルの振幅を調整する振幅調整量を複数のサンプル値からなるフレームごとに決めるステップと、
(b) 前記振幅調整量に従って、前記ディジタル信号の振幅を調整し、整数信号を出力するステップと、
(c) 上記整数信号を線形予測符号化して整数信号符号を生成するステップと、
(d) 少なくとも上記整数信号符号と上記振幅調整量を表す情報とを含む符号データを出力するステップ、
とを含み、上記ステップ(c)は、
(c-1) 直前のフレームの振幅調整量を保持するステップと、
(c-2) 線形予測分析に用いる次数Pと少なくとも同数の直前のフレームの最後のサンプル値を保持するステップと、
(c-3) 前記ステップ(a) で決められた現フレームの振幅調整量と前フレームの振幅調整量に基づいて、前記保持した直前のフレームの最後の少なくともP個のサンプル値の振幅を補正するステップ、
とを含む符号化方法。 - 請求項19記載の符号化方法であって、前記ステップ(b) は前記振幅調整量に従って、前記ディジタル信号を前記整数信号と誤差信号に分割して出力するステップを含み、前記符号化方法は更に、(e) 前記誤差信号を符号化して誤差信号符号を出力するステップを含み、前記ステップ(d) は前記整数信号符号と前記誤差信号符号と前記振幅調整量を表す符号とを含む符号化データを出力することを特徴とする符号化方法。
- 請求項19記載の符号化方法であって、更に、
(f) フレームごとに共通乗数を求めるステップと、
(g) 入力された浮動小数点形式の信号を前記共通乗数で除算し、さらに整数化して得られる暫定整数信号と、前記入力された浮動小数点形式の信号と前記暫定整数信号に前記共通乗数を乗算して得られる信号との差である誤差信号と、を出力するステップと、
(h) 前記誤差信号を符号化して誤差信号符号を出力するステップ、
とを含み、
前記振幅調整量決定ステップ(a)、(b)及び(c)は、前記暫定整数信号を前記ディジタル信号として動作し、
前記ステップ(d) は、前記整数信号符号と前記振幅調整量を表す情報と前記共通乗数を表す情報と前記誤差信号符号を含む符号化データを出力することを特徴とする符号化方法。 - 請求項19,20または21のいずれかに記載の符号化方法であって、前記振幅調整量はシフト量であり、前記ステップ(b) は、前記シフト量により前記ディジタル信号をシフトして前記整数信号を生成するステップであり、前記ステップ(c-3) は前記少なくともP個のサンプル値に対し、現フレームと前フレームのシフト量の差だけ補正を与えるステップであることを特徴とする符号化方法。
- 請求項19または20記載の符号化方法であって、前記振幅調整量は共通乗数であり、前記ステップ(b) は、前記共通乗数により前記ディジタル信号を割り算して前記整数信号を生成するステップであり、前記ステップ(c-3) は前記少なくともP個のサンプル値に対し、現フレームと前フレームの共通乗数の比により補正を行なうステップであることを特徴とする符号化方法。
- 請求項22記載の符号化方法であって、前記ステップ(a) は、各フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を、シフト量の変更のみによって整数部の最大値、最小値として表現可能な範囲内に収まる振幅となるようにシフト量を決定するステップであることを特徴とする符号化方法。
- 請求項22記載の符号化方法であって、前記ステップ(a) は、
(a-1) 各フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を、シフト量の変更のみによって整数部の最大値、最小値の範囲内で表現可能な最大の振幅となるようにシフト量候補を算出するステップと、
(a-2) 前記シフト量候補に従って定めた整数部の最下位の桁から0または1の頻度が予め定めた基準を満たしている連続桁数で前記シフト量候補を補正して前記シフト量を決定するステップ、
とを含んでいることを特徴とする符号化方法。 - 請求項22記載の符号化方法であって、前記ステップ(a) は、前記シフト量候補に従って定めた整数部の最下位桁を含む最下位からk桁の範囲、kは1以上の整数、のすべてのビットが0の場合には、前記シフト量候補にkを加えた数を前記シフト量とするステップであることを特徴とする符号化方法。
- 請求項22記載の符号化方法であって、前記ステップ(a) は、
(a-1) 現フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を、シフト量の変更のみによって整数部の最大値、最小値の範囲内で表現可能な最大の振幅となるようにシフト量候補を算出するステップと、
(a-2) 少なくとも1つの過去のフレームのシフト量を保持するステップと、
(a-3) 前記シフト量候補と前記保持されたシフト量を用いて、予め定めた基準に従って、現フレームのシフト量を決定するステップ、
とを含むことを特徴とする符号化方法。 - 請求項22記載の符号化方法であって、前記ステップ(a) は、
(a-1) 現フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を、シフト量の変更のみによって整数部の最大値、最小値の範囲内で表現可能な最大の振幅となるようにシフト量候補を算出するステップと、
(a-2) 少なくとも1つの過去のフレームのシフト量を保持するステップと、
(a-3) 前記シフト量候補、前記保持されたシフト量、及び前記シフト量候補に従って定めた整数部の最下位の桁から0または1の頻度が予め定めた基準を満たしている連続桁数に従って、現フレームの前記シフト量を決定するステップ、
とを含むことを特徴とする符号化方法。 - 請求項22記載の符号化方法であって、前記ステップ(a) は、
(a-1) フレーム内の振幅値が最大のサンプル値を、シフト量の変更のみによって整数部の最大値、最小値の範囲内で表現可能な最大の振幅となるようにシフト量候補を算出するステップと、
(a-2) 前記シフト量候補に従って定めた整数部の最下位の桁から0または1の頻度が予め定めた基準を満している連続桁数で前記シフト量候補を補正して前記シフト量を決定するステップと、
(a-3) 少なくとも1つの過去のフレームのシフト量を保持するステップと、
(a-4) 前記シフト量候補と前記保持されたシフト量を用いて、予め定めた基準に従って、現フレームのシフト量を決定するステップ、
とを含むことを特徴とする符号化方法。 - (a)フレームごとの符号化データに含まれる整数信号符号を線形予測復号化して整数
信号を出力するステップと、
(b) 前記整数信号に対し、前記符号化データに含まれる振幅調整量により振幅調整を行い振幅逆調整された信号を出力するステップ、
とを含み、前記ステップ(a) は、
(a-1) 現フレームの振幅調整量に基づいて、現フレームの線形予測に用いる直前のフレームのサンプル値の振幅を補正するステップ、
を含む復号化方法。 - 請求項30記載の復号化方法であって、更に、
(c) 前記符号化データに含まれる誤差符号を復号化して誤差信号を生成するステップと、
(d) 前記振幅逆調整された信号と前記誤差信号を加算してディジタルデータを出力するステップ、
とを含むことを特徴とする復号化方法。 - 請求項30記載の復号化方法であって、更に、
(c) 前記符号化データに含まれる誤差符号を復号化して誤差信号を生成するステップと、
(d) 前記符号化データに含まれる共通乗数を表す情報に基づく共通乗数を前記ステップ(b) で出力された整数信号に乗算したものと、前記ステップ(c) で生成された誤差信号とを加算した浮動小数点形式の信号を生成するステップとを含むことを特徴とする復号化方法。 - 請求項30,31または32のいずれかに記載の復号化方法であって、前記振幅調整量はシフト量であり、前記ステップ(b) は、前記シフト量により前記整数信号をシフトして得られる整数信号を前記振幅逆調整された信号として生成するステップであり、前記ステップ(a-1) は、前記現フレームの線形予測に用いる直前フレームのサンプル値を、現フレームのシフト量に基づいてシフトするステップであることを特徴とする復号化方法。
- 請求項30または31記載の復号化方法であって、前記振幅調整量は共通乗数であり、前記ステップ(b) は、前記共通乗数により前記整数信号復号化部の出力に上記共通乗数を乗算して前記振幅逆調整された整数信号を生成するステップであり、前記ステップ(a-1) は、前記現フレームの線形予測に用いる直前フレームのサンプル値に対し、現フレームと前フレームの共通乗数の比により補正を行なうステップであることを特徴とする復号化方法。
- 信号符号化処理において、
ディジタル信号を複数のサンプル値からなるフレームごとに分割するフレームバッファステップと、
フレームごとに前記ディジタル信号の整数部として符号化する信号の振幅の範囲を決めるシフト量を決定するシフト量決定ステップと、
前記シフト量に従って、前記ディジタル信号を整数信号と誤差信号に分割する分割ステップと、
前記シフト量決定ステップが定めた現フレームのシフト量Sjと前フレームのシフト量Sj-1から、前記整数信号の直前のフレームの最後の少なくともP個のサンプル値をSj-Sj-1ビットだけ補正するフレーム間補正処理ステップと、
直前のフレームの前記少なくともP個の補正されたサンプル値と現フレームのサンプル
値に基いて前記整数信号を線形予測符号化して整数信号符号を生成する整数信号符号化ステップと、
誤差信号を符号化して誤差信号符号を生成する誤差信号符号化ステップと、
前記整数信号符号と前記誤差信号符号と前記シフト量を表す情報を含む符号化データを出力する統合ステップとを含み、
信号復号化処理において、
前記符号化データに含まれる整数信号符号を線形予測復号化して整数信号を出力する線形予測復号化ステップと、
前記符号化データに含まれる誤差信号符号を復号化して誤差信号を生成する誤差信号復号化ステップと、
現フレームのシフト量Sjと前フレームのシフト量Sj-1から、再生された整数信号の直前のフレームの最後の少なくともP個のサンプル値をSj-Sj-1ビットだけ逆補正するフレー
ム間逆補正処理ステップと、
前フレームの逆補正された前記少なくともP個のサンプル値と現フレームのサンプル値と前記線形予測情報とに基づいて線形予測合成を行い整数信号を再生する線形予測合成ステップと、
前記整数信号を前記シフト量により逆シフトする逆シフト処理ステップと、
逆シフトされた前記整数信号と前記誤差信号とを結合してディジタル信号出力する結合ステップ、
とを含んでいる信号コーデック方法。 - 信号符号化処理において、
整数部のみからなるディジタル信号をフレームごとに分割するフレームバッファステップと、
フレームごとに符号化する信号の振幅の範囲を決めるシフト量を決定するシフト量決定ステップと、
前記シフト量に従って、前記ディジタル信号をシフトするシフトステップと、
前記シフト量決定ステップが定めた現フレームのシフト量Sjと前フレームのシフト量Sj-1から、直前のフレームの最後の少なくともP個のサンプル値をSj-Sj-1ビットだけ補正するフレーム間補正処理ステップと、
直前のフレームの前記少なくともP個の補正されたサンプル値と現フレームのサンプル値に基づいて前記整数信号を線形予測符号化して整数信号符号を生成する整数信号符号化ステップと、
前記整数信号符号と前記シフト量を表す情報を含む符号化データを出力する統合ステップとを含み、
信号復号化処理において、
前記符号化データに含まれる整数信号符号を予測線形復号化して整数信号を出力する線形予測復号化ステップと、
前記符号化データに含まれる現フレームのシフト量Sjと前フレームのシフト量Sj-1から、再生された整数信号の直前のフレームの最後の少なくともP個のサンプル値をSj-Sj-1ビットだけ逆補正するフレーム間逆補正処理ステップと、
前フレームの逆補正された前記少なくともP個のサンプル値と現フレームのサンプル値と前記線形予測情報に基づいて線形予測合成を行い整数信号を再生する線形予測合成ステップと、
前記整数信号を前記シフト量により逆シフトし、ディジタル信号として出力する逆シフト処理ステップ、
とを含む信号コーデック方法。 - 請求項1から18のいずれかに記載の装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項37記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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